JPH0458115B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0458115B2 JPH0458115B2 JP61285061A JP28506186A JPH0458115B2 JP H0458115 B2 JPH0458115 B2 JP H0458115B2 JP 61285061 A JP61285061 A JP 61285061A JP 28506186 A JP28506186 A JP 28506186A JP H0458115 B2 JPH0458115 B2 JP H0458115B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- hub
- lower half
- hubs
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 210000000003 hoof Anatomy 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、磁気テープを収納したテープカセ
ツトに関する。
ツトに関する。
R−DAT方式オーデイオテープでは、ハブの
ロツク機構を備えたテープカセツトが使用され
る。
ロツク機構を備えたテープカセツトが使用され
る。
R−DAT方式オーデイオテープとして既に規
格化された従来のテープカセツトの一般的構成を
第5図と第6図を参照して説明すると、上ハーフ
1と下ハーフ(図示せず)を上下に重ね合わせる
ことによつて、箱型のシエルが形成され、これら
上ハーフ1と下ハーフとの間に、シエルの前面を
開閉するリツド3が枢着される。なお、第5図に
おいて二点鎖線は、上ハーフ1と下ハーフとの間
に回転自在に嵌め込まれたハブ6,6、及びこれ
らに巻かれた磁気テープ8を示している。
格化された従来のテープカセツトの一般的構成を
第5図と第6図を参照して説明すると、上ハーフ
1と下ハーフ(図示せず)を上下に重ね合わせる
ことによつて、箱型のシエルが形成され、これら
上ハーフ1と下ハーフとの間に、シエルの前面を
開閉するリツド3が枢着される。なお、第5図に
おいて二点鎖線は、上ハーフ1と下ハーフとの間
に回転自在に嵌め込まれたハブ6,6、及びこれ
らに巻かれた磁気テープ8を示している。
上記上ホーフ1には、ハブロツク部材4が前後
にスライド自在に組み込まれている。このハブロ
ツク部材4は、その両側から上記ハブ6,6へ向
けて各々1本ずつ突出されたハブ制動片5,5
と、両側からリツド3へ向けて前方へ延びたアー
ム9,9を有している。さらに、同ハブロツク部
材4にばね7が係装され、後方へ向けて弾力が付
勢されている。
にスライド自在に組み込まれている。このハブロ
ツク部材4は、その両側から上記ハブ6,6へ向
けて各々1本ずつ突出されたハブ制動片5,5
と、両側からリツド3へ向けて前方へ延びたアー
ム9,9を有している。さらに、同ハブロツク部
材4にばね7が係装され、後方へ向けて弾力が付
勢されている。
上記ハブロツク部材4は、テープカセツトのア
ンローデイング時、即ち、リツド3が閉じている
とき、ばね7の弾力によつて、ハブ制動片5,5
の先端がハブ6,6の周面に突き当たり、該ハブ
6,6をロツクする。これに対し、テープカセツ
トがテープデツキ等にローデイングされ、リツド
3が開くと、アーム9,9がリツド3に掛かつて
前方へ引かれ、ハブ制動片5,5の先端がハブ
6,6の周面から離れてロツクが解除される。
ンローデイング時、即ち、リツド3が閉じている
とき、ばね7の弾力によつて、ハブ制動片5,5
の先端がハブ6,6の周面に突き当たり、該ハブ
6,6をロツクする。これに対し、テープカセツ
トがテープデツキ等にローデイングされ、リツド
3が開くと、アーム9,9がリツド3に掛かつて
前方へ引かれ、ハブ制動片5,5の先端がハブ
6,6の周面から離れてロツクが解除される。
さらに、このようなテープカセツトでは、シエ
ル内への塵埃等の浸入を防止するため、テープカ
セツトをテープデツキから取り出したときに、下
ハーフに開設したハブ孔を閉じておき、テープデ
ツキにローデイングしたときにのみ同ハブ孔を開
くためのスライダを備える。このスライダは、下
ハーフの下面に当てられると共に、その両側が下
ハーフの側面側にスライド自在に取り付けられて
いる。
ル内への塵埃等の浸入を防止するため、テープカ
セツトをテープデツキから取り出したときに、下
ハーフに開設したハブ孔を閉じておき、テープデ
ツキにローデイングしたときにのみ同ハブ孔を開
くためのスライダを備える。このスライダは、下
ハーフの下面に当てられると共に、その両側が下
ハーフの側面側にスライド自在に取り付けられて
いる。
しかし、上記ハブロツク部材4は、スライドす
る前後方向の寸法に比べて、横幅が広いため、円
滑な前後へのスライドが期待できない。しかも、
ハブ6,6のロツクに際しては、第6図で示すよ
うに、細いハブ制動片5,5の先端がハブ6,6
の周面に1個所で当たるため、ロツクしようとす
るとき、同図において矢印で示す方向にハブ6,
6がずれやすい。このため、確実にロツクされな
かつたり、ロツクされるべきときにロツクが解除
されてしまうという問題があつた。
る前後方向の寸法に比べて、横幅が広いため、円
滑な前後へのスライドが期待できない。しかも、
ハブ6,6のロツクに際しては、第6図で示すよ
うに、細いハブ制動片5,5の先端がハブ6,6
の周面に1個所で当たるため、ロツクしようとす
るとき、同図において矢印で示す方向にハブ6,
6がずれやすい。このため、確実にロツクされな
かつたり、ロツクされるべきときにロツクが解除
されてしまうという問題があつた。
また、ハブ6,6のロツクのため、シエルを構
成する部材とは別にハブロツク部材4やばね7等
を上ハーフ1の所定の位置に組み込まなければな
らない。このため、部品点数が多くなり、組立て
の手数がかるという欠点がある。
成する部材とは別にハブロツク部材4やばね7等
を上ハーフ1の所定の位置に組み込まなければな
らない。このため、部品点数が多くなり、組立て
の手数がかるという欠点がある。
さらに、前記のスライダは、その両側が下ハー
フの側面側にスライド自在に取り付けられている
が、下ハーフと同じ幅で、且つ前後方向の寸法が
小さい横幅の広い部材である。このため、両側の
みを下ハーフの側面に沿つてガイドする構造で
は、円滑なスライドが行えず、スライダと下ハー
フとが多少斜めになると、それらの両側が噛み合
つてしまい、ロツクされてスライドできなくなる
ことがある。そうすると、下シエルに開設された
ハブ孔が円滑に開閉できず、そこからカセツトデ
ツキのスピンドルヘツドが挿入できない等、誤動
作の原因となる。
フの側面側にスライド自在に取り付けられている
が、下ハーフと同じ幅で、且つ前後方向の寸法が
小さい横幅の広い部材である。このため、両側の
みを下ハーフの側面に沿つてガイドする構造で
は、円滑なスライドが行えず、スライダと下ハー
フとが多少斜めになると、それらの両側が噛み合
つてしまい、ロツクされてスライドできなくなる
ことがある。そうすると、下シエルに開設された
ハブ孔が円滑に開閉できず、そこからカセツトデ
ツキのスピンドルヘツドが挿入できない等、誤動
作の原因となる。
本発明は、前記の課題に鑑み、ハブのロツクの
不完全性と、スライダのスライド動作の非円滑性
とを同時に解消し、完全なハブのロツクとスライ
ダの円滑なスライド動作を確保することを目的と
する。
不完全性と、スライダのスライド動作の非円滑性
とを同時に解消し、完全なハブのロツクとスライ
ダの円滑なスライド動作を確保することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明では、前記の目的を達成するた
め、箱形のシエル10を構成する上ハーフ11と
下ハーフ12、下ハーフ12の下面に当てられる
と共に、両側がその側面に前後へスライド自在に
装着されたスライダ14、同両ハーフ11,12
の間に回転自在に支持された一対のハブ16,1
6、これらハブ16,16に巻かれた磁気テープ
24を備えたテープカセツトにおいて、上記下ハ
ーフ12のスライダ14と接する底面側に、ハブ
16,16が嵌め込まれたハブ孔17,17から
同下ハーフ12の後方側へ延びる案内溝18,1
8を形成し、スライダ14が前方へスライドした
ときハブ16,16の周面に接する突起状のハブ
制動片15,15を、同スライダ14の下ハーフ
12の底面と接する両側の中央部に設け、該ハブ
制動片15,15を上記案内溝18,18にスラ
イド自在に嵌め込んだことを特徴とするテープカ
セツトを提供する。
め、箱形のシエル10を構成する上ハーフ11と
下ハーフ12、下ハーフ12の下面に当てられる
と共に、両側がその側面に前後へスライド自在に
装着されたスライダ14、同両ハーフ11,12
の間に回転自在に支持された一対のハブ16,1
6、これらハブ16,16に巻かれた磁気テープ
24を備えたテープカセツトにおいて、上記下ハ
ーフ12のスライダ14と接する底面側に、ハブ
16,16が嵌め込まれたハブ孔17,17から
同下ハーフ12の後方側へ延びる案内溝18,1
8を形成し、スライダ14が前方へスライドした
ときハブ16,16の周面に接する突起状のハブ
制動片15,15を、同スライダ14の下ハーフ
12の底面と接する両側の中央部に設け、該ハブ
制動片15,15を上記案内溝18,18にスラ
イド自在に嵌め込んだことを特徴とするテープカ
セツトを提供する。
上記テープカセツトがテープデツキ等にローデ
イングされていないとき、スライダ14は第4図
で示すように、下ハーフ12の前方位に位置す
る。この位置では、スライダ14のハブ制動片1
5,15も、案内溝18,18の前方位に位置
し、第3図において実線で示すように、ハブ孔1
7,17に軸支されたハブ16,16の周面に当
たる。これによつて、ハブ16,16がロツクさ
れる。
イングされていないとき、スライダ14は第4図
で示すように、下ハーフ12の前方位に位置す
る。この位置では、スライダ14のハブ制動片1
5,15も、案内溝18,18の前方位に位置
し、第3図において実線で示すように、ハブ孔1
7,17に軸支されたハブ16,16の周面に当
たる。これによつて、ハブ16,16がロツクさ
れる。
これに対し、テープカセツトがテープデツキ等
にローデイングされたとき、スライダ14が第4
図において矢印で示すように後方へスライドし、
ハブ孔17,17が開かれる。この状態では、上
記ハブ制動片15,15も案内溝18,18に沿
つて後方へスライドされるため、第3図において
一点鎖線で示すように、ハブ16,16の周面か
ら離れる。従つて、ハブ16,16のロツクが解
除される。
にローデイングされたとき、スライダ14が第4
図において矢印で示すように後方へスライドし、
ハブ孔17,17が開かれる。この状態では、上
記ハブ制動片15,15も案内溝18,18に沿
つて後方へスライドされるため、第3図において
一点鎖線で示すように、ハブ16,16の周面か
ら離れる。従つて、ハブ16,16のロツクが解
除される。
次に、第1図〜第4図を参照しなから、この発
明の実施例について説明する。
明の実施例について説明する。
第1図で示すように、上ハーフ11と下ハーフ
12を上下に重ね合わせてシエル10が構成さ
れ、両ハーフ11,12の間にシエル10の前面
を開閉するリツド13が枢着されている。リツド
13は、ばね21によつてケースの前面を閉じる
方向に弾力が付勢されている。上ハーフ11と下
ハーフ12の中央部の対応する位置に、一対のハ
ブ受25,25とハブ孔17,17が設けられて
いる。
12を上下に重ね合わせてシエル10が構成さ
れ、両ハーフ11,12の間にシエル10の前面
を開閉するリツド13が枢着されている。リツド
13は、ばね21によつてケースの前面を閉じる
方向に弾力が付勢されている。上ハーフ11と下
ハーフ12の中央部の対応する位置に、一対のハ
ブ受25,25とハブ孔17,17が設けられて
いる。
上記下ハーフ12にスライダ14がスライド自
在に取り付けられ、該スライダ14の両側に上記
ハブ孔17,17に対応する円形の通孔31,3
1が開設されている。この下ハーフ12とスライ
ダ14との間に、下ハーフ12に対してスライダ
14を前方へスライドさせる方向に弾力を付勢し
たばね20が装着されている。シエル10の外観
は、第4図に示す通りである。
在に取り付けられ、該スライダ14の両側に上記
ハブ孔17,17に対応する円形の通孔31,3
1が開設されている。この下ハーフ12とスライ
ダ14との間に、下ハーフ12に対してスライダ
14を前方へスライドさせる方向に弾力を付勢し
たばね20が装着されている。シエル10の外観
は、第4図に示す通りである。
第1図及び第3図で示す通り、ハブ16,16
はボス22,22,23,23を有し、下側のボ
ス23,23の周面に縦に細かい凹凸条が形成さ
れている。これらハブ16,16に磁気テープ2
4が巻かれ、その上下のボス22,22,23,
23がそれぞれ上ハーフ11のハブ受25,25
と、下ハーフ12のハブ孔17,17に回転自在
に嵌め込まれる。なお、第1図において26,2
6は磁気テープ24を挟むフリクシヨンシートで
ある。
はボス22,22,23,23を有し、下側のボ
ス23,23の周面に縦に細かい凹凸条が形成さ
れている。これらハブ16,16に磁気テープ2
4が巻かれ、その上下のボス22,22,23,
23がそれぞれ上ハーフ11のハブ受25,25
と、下ハーフ12のハブ孔17,17に回転自在
に嵌め込まれる。なお、第1図において26,2
6は磁気テープ24を挟むフリクシヨンシートで
ある。
第1図及び第2図で示すように、下ハーフ12
の底面には、底板の一部を打ち抜いて形成した板
ばね状のストツパ27,27が設けられ、この先
端に突起28,28が形成されている。他方、ス
ライダ14の上記下ハーフ12の底面と接する底
面側に、上記突起28,28に適合した通孔2
9,29,30,30が前後に各々2つずつ開設
されている。
の底面には、底板の一部を打ち抜いて形成した板
ばね状のストツパ27,27が設けられ、この先
端に突起28,28が形成されている。他方、ス
ライダ14の上記下ハーフ12の底面と接する底
面側に、上記突起28,28に適合した通孔2
9,29,30,30が前後に各々2つずつ開設
されている。
テープカセツトがテープデツキ等にローデイン
グされてないときは、第4図で示すように、スラ
イダ14が下ハーフ12の前方位にあり、スライ
ダ14の通孔31,31がハブ孔17,17から
ずれる。この位置では、上記ストツパ27,27
の突起28,28がスライダ14の後側の通孔3
0,30に嵌り込み、当該位置が保持される。
グされてないときは、第4図で示すように、スラ
イダ14が下ハーフ12の前方位にあり、スライ
ダ14の通孔31,31がハブ孔17,17から
ずれる。この位置では、上記ストツパ27,27
の突起28,28がスライダ14の後側の通孔3
0,30に嵌り込み、当該位置が保持される。
一方、テープカセツトがテープデツキ等にロー
デイングされたときは、スライダ14が下ハーフ
12の後方側へ押されて第4図において矢印で示
すようにスライドし、ハブ孔17,17と通孔3
1,31とが重なり合い、該ハブ孔17,17が
開かれる。この位置では、上記ストツパ27,2
7の突起28,28がスライダ14の前側の通孔
29,29に嵌り込み、当該位置が保持される。
デイングされたときは、スライダ14が下ハーフ
12の後方側へ押されて第4図において矢印で示
すようにスライドし、ハブ孔17,17と通孔3
1,31とが重なり合い、該ハブ孔17,17が
開かれる。この位置では、上記ストツパ27,2
7の突起28,28がスライダ14の前側の通孔
29,29に嵌り込み、当該位置が保持される。
さらに、第1図〜第4図に示すように、下ハー
フ12のスライダ14と接する底面側に、上記ハ
ブ孔17,17からその後方側へ延びる案内溝1
8,18が形成されている。また、スライダ14
の下ハーフ12と接する面側には、突起状のハブ
制動片15,15が突出され、これが上記案内溝
18,18にスライド自在に嵌め込まれている。
フ12のスライダ14と接する底面側に、上記ハ
ブ孔17,17からその後方側へ延びる案内溝1
8,18が形成されている。また、スライダ14
の下ハーフ12と接する面側には、突起状のハブ
制動片15,15が突出され、これが上記案内溝
18,18にスライド自在に嵌め込まれている。
図示の実施例では、スライダ14の後端縁部に
ハブ制動片15,15が突出され、その前面側
は、ハブ16,16のボス23,23に適合した
円弧面をもつて形成され、かつ同ボス23,23
に形成されたのと同様の細かい凹凸条が形成され
ている。
ハブ制動片15,15が突出され、その前面側
は、ハブ16,16のボス23,23に適合した
円弧面をもつて形成され、かつ同ボス23,23
に形成されたのと同様の細かい凹凸条が形成され
ている。
既に述べた通り、このハブ制動片15,15
は、スライダ14が下ハーフ12の前方へスライ
ドし、上記ストツパ27,27の突起28,28
が下ハーフ12の前側の通孔29,29に嵌り込
んだとき、第3図において実線で示すように、ハ
ブ16,16のボス23,23の周面に当たり、
同ハブ16,16をロツクする。一方、スライダ
14がこの位置から第4図において矢印で示すよ
うに、下ハーフ12の後方へスライドすると、第
3図において二点鎖線で示すように、ハブ制動片
15,15がハブ16,16のボス23,23か
ら離れ、ハブ16,16のロツクが解除される。
は、スライダ14が下ハーフ12の前方へスライ
ドし、上記ストツパ27,27の突起28,28
が下ハーフ12の前側の通孔29,29に嵌り込
んだとき、第3図において実線で示すように、ハ
ブ16,16のボス23,23の周面に当たり、
同ハブ16,16をロツクする。一方、スライダ
14がこの位置から第4図において矢印で示すよ
うに、下ハーフ12の後方へスライドすると、第
3図において二点鎖線で示すように、ハブ制動片
15,15がハブ16,16のボス23,23か
ら離れ、ハブ16,16のロツクが解除される。
以上説明した通り、この発明では、ハブ制動片
15,15が下ハーフ12にスライド自在に組み
込まれたスライダ14に設けられており、加え
て、ハブ制動片15,15自体も案内溝18,1
8に案内されてスライドする構造となつているた
め、ハブ制動片15,15が常に安定した状態
で、一定の位置をスライドする。このため、常に
確実なロツクが行なわれる。
15,15が下ハーフ12にスライド自在に組み
込まれたスライダ14に設けられており、加え
て、ハブ制動片15,15自体も案内溝18,1
8に案内されてスライドする構造となつているた
め、ハブ制動片15,15が常に安定した状態
で、一定の位置をスライドする。このため、常に
確実なロツクが行なわれる。
さらに、別途ハブロツク部材を上ハーフ11に
組み込む必要がなく、下ハーフ12にスライダ1
4を組み込むだけでハブ16,16のストツパが
構成される。従つて、部品点数の削減と、組立て
の簡易化が図れる効果がある。
組み込む必要がなく、下ハーフ12にスライダ1
4を組み込むだけでハブ16,16のストツパが
構成される。従つて、部品点数の削減と、組立て
の簡易化が図れる効果がある。
加えて、スライダ14の下ハーフ12の底面と
接する面側の中央部にハブ制動片1,15を設
け、これを上記案内溝18,18にスライド自在
に嵌め込んでいるため、スライダ14が下ハーフ
12の前後方向にスライドするとき、その両側で
下ハーフ12に案内されるだけでなく、中央部で
もハブ制動片15,15が案内溝18,18で案
内される。このため、両側のみでスライダ14が
下ハーフ12の前後に案内されていた従来のテー
プカセツトに比べて、スライダ14のスライド動
作の円滑性が確保できるという効果も併せて得ら
れる。
接する面側の中央部にハブ制動片1,15を設
け、これを上記案内溝18,18にスライド自在
に嵌め込んでいるため、スライダ14が下ハーフ
12の前後方向にスライドするとき、その両側で
下ハーフ12に案内されるだけでなく、中央部で
もハブ制動片15,15が案内溝18,18で案
内される。このため、両側のみでスライダ14が
下ハーフ12の前後に案内されていた従来のテー
プカセツトに比べて、スライダ14のスライド動
作の円滑性が確保できるという効果も併せて得ら
れる。
第1図は、この発明の実施例を示す底面側から
のテープカセツトの分解斜視図、第2図は、同カ
セツトの下ハーフとスライダを示す上面側からの
分解斜視図、第3図は、同テープカセツトの要部
縦断側面図、第4図は、同カセツトの底面側から
の外観斜視図、第5図は、テープカセツトの従来
例を示す下ハーフを取り除いた底面図、第6図
は、同従来例におけるハブとハブロツク部材を示
す斜視図である。 10……シエル、11……上ハーフ、12……
下ハーフ、14……スライダ、15……ハブ制動
片、16……ハブ、17……ハブ孔、18……案
内溝、24……磁気テープ。
のテープカセツトの分解斜視図、第2図は、同カ
セツトの下ハーフとスライダを示す上面側からの
分解斜視図、第3図は、同テープカセツトの要部
縦断側面図、第4図は、同カセツトの底面側から
の外観斜視図、第5図は、テープカセツトの従来
例を示す下ハーフを取り除いた底面図、第6図
は、同従来例におけるハブとハブロツク部材を示
す斜視図である。 10……シエル、11……上ハーフ、12……
下ハーフ、14……スライダ、15……ハブ制動
片、16……ハブ、17……ハブ孔、18……案
内溝、24……磁気テープ。
Claims (1)
- 1 箱形のシエル10を構成する上ハーフ11と
下ハーフ12、下ハーフ12の下面に当てられる
と共に、両側がその側面に前後へスライド自在に
装着されたスライダ14、同両ハーフ11,12
の間に回転自在に支持された一対のハブ16,1
6、これらハブ16,16に巻かれた磁気テープ
24を備えたテープカセツトにおいて、上記下ハ
ーフ12のスライダ14と接する底面側に、ハブ
16,16が嵌め込まれたハブ孔17,17から
同下ハーフ12の後方側へ延びる案内溝18,1
8を形成し、スライダ14が前方へスライドした
ときハブ16,16の周面に接する突起状のハブ
制動片15,15を、同スライダ14の下ハーフ
12の底面と接する両側の中央部に設け、該ハブ
制動片15,15を上記案内溝18,18にスラ
イド自在に嵌め込んだことを特徴とするテープカ
セツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28506186A JPS63138584A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28506186A JPS63138584A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | テ−プカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63138584A JPS63138584A (ja) | 1988-06-10 |
JPH0458115B2 true JPH0458115B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=17686653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28506186A Granted JPS63138584A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63138584A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104774A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-16 | Sony Corp | テ−プカセツト |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP28506186A patent/JPS63138584A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104774A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-16 | Sony Corp | テ−プカセツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63138584A (ja) | 1988-06-10 |
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