JP2569987B2 - 磁気テープカセット - Google Patents

磁気テープカセット

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JP2569987B2
JP2569987B2 JP3058276A JP5827691A JP2569987B2 JP 2569987 B2 JP2569987 B2 JP 2569987B2 JP 3058276 A JP3058276 A JP 3058276A JP 5827691 A JP5827691 A JP 5827691A JP 2569987 B2 JP2569987 B2 JP 2569987B2
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Japan
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reel hub
reel
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magnetic tape
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毅 栄野
弘幸 梅田
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープカセットの
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年より、磁気テープカセット(以下単
に「テープカセット」又は「カセット」とも記述する)
小型化が要望され、これに伴って、カセットのリールブ
レーキ機構も薄型対応が必要となってきた。例えばR-DA
T(登録商標)方式のカセットでは、前面蓋の回動動作に
より前後方向にスライドするロックプレートを設け、こ
のロックプレートのスライド動作により、その爪部をリ
ールハブの上部に突出形成されたロック部材に係合/非
係合するリールブレーキ機構を備えている(特開昭59−
101074号参照)。また、特開昭60-63779号等に見られる
ように、カセットの裏面(底部)側にスライダを設け、
非装着時にはこのスライダによりテープ引出し用のカセ
ットマウス(開口部)やリール穴等を塞いで、カセット
内部に塵埃等が侵入しないよう構成された R-DATタイプ
のテープカセットも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテープカセ
ットに設けられたロック(リールブレーキ)機構は、特
開昭59−101074号公報等に示されているように、リール
ハブ上部に突出形成されたロック部にロックプレートの
爪を係合させる構成となっているため、リールハブ上部
にかなり厚目の空間を必要とし、そのために磁気テープ
カセット本体1の薄型化を図る上で、大きな障害となっ
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気テープカセ
ットは、両リールハブに、記録再生装置側のリール台と
係合する下面を開口した係合穴と、この係合穴の天井部
に形成された貫通穴と、上面部に環状のギア部を有する
凹部とを設けると共に、このリールハブの凹部内に収納
されて、上記環状のギア部に係合するギア部と、中央部
に位置して上記貫通穴を貫通してリールハブの上記係合
穴に進入する凸部と、中央部から外れた位置に形成され
た回転制止用穴とを備え、上記上ハーフとリールハブと
の間で上下動可能に設けられたロック部材と、このロッ
ク部材をリールハブ側に押圧附勢する附勢手段と、上記
上ハーフの内面のうち、ロック部材の上記回転制止用穴
に対向する個所に形成されて、回転制止用穴に係合する
ボスとを設けて回転制止機構を形成し、非装着時には上
記附勢手段による押圧力によって、上記ロック部材とリ
ールハブとが上記夫々のギア部にて噛合することによ
り、リールハブの回転が制止され、装着時にはリールハ
ブの上記係合穴に装置側のリール台が嵌合するのに伴っ
て、リール台がロック部材の上記凸部を上記附勢手段に
よる押圧力に打勝って押し上げることにより、ロック部
材によるリールハブのロックが解除されるよう構成する
ことにより、上記課題を解決した。
【0005】
【実施例】本発明の磁気テープカセットの一実施例につ
いて、図1等を参照し乍ら説明する。図1は本発明の磁
気テープカセット10の上面図である。この図におい
て、1はカセット本体、1dは前面蓋、3はカセットマ
ウス(開口部)、4a,4bはテープ捲回用の夫々供給
リールハブと巻取リールハブ、15c,15dは位置決め用
の穴、Tは磁気テープ、Tcはテープ捲回体である。
【0006】かかる構成のテープカセット10を記録再
生装置のカセット挿入口に入れると、自動的にカセット
移送機構が働いて装着位置に運ぶと共に、回動機構によ
り前面蓋1dを上方に回動し、更に位置決め用穴15c,
15d等により正しく装着する。回動される前の前面蓋1
dの内側には磁気テープTが張架されており、上記カセ
ット装着時に開口部3に相対的に進入する2本のテープ
引出しアームにより磁気テープTがカセット10外に引
出され、回転ドラムに所定角度範囲に亙って斜めに装填
され、回転ドラム側面の所定位置に設けられた回転ヘッ
ドにより、信号の記録や再生が行なわれるわけである。
【0007】図2は本発明の磁気テープカセットの要部
であるリールハブ4(4a,4b)を拡大して示す平面
図、図3(A),(B) はリールハブ4を図2の矢印A−A方
向から見た断面図で、カセット本体1(上ハーフ1a及
び下ハーフ1b)と共に示している。これらの図におい
て、2は上ハーフ1aとリールハブ4との間で上下動可
能に設けられたロック部材、8はロック部材2をリール
ハブ4側に押圧附勢する発条(附勢手段)、7は記録再
生装置側に設けられているリール台(リールディスク)
である。
【0008】図3から明らかなように、リールハブ4に
は、記録再生装置のリール台7に係合する下面を開口し
た係合穴4cと、この係合穴4cの天井部に形成された
貫通穴4bと、上面側に環状のギア部4d(図2参照)
を有する凹部4aとが形成されている。一方、ロック部
材2には、リールハブ4の凹部4a内に収納されて、上
記環状のギア部4dに係合するギア部6と、ロック部材
2の中央部に位置して上記貫通穴4bを貫通してリール
ハブ4の上記係合穴4cにまで進入する凸部(円ボス)
5と、中央部から外れた位置に扇型に形成された回転制
止用穴2cとが形成されている。また、上記上ハーフ1
aの内面のうち、ロック部材2の回転制止用穴2cに対
向する個所には、この穴2cに係合するボス1cが扇型
に一体形成されている。
【0009】上記リールハブ4のギア部4dとロック部
材2のギア部6及び発条8とによりリールロック機構が
形成され、ロック部材2の穴2cと上ハーフ1aのボス
1cとにより、ロック部材2の回転制止機構が形成され
る。
【0010】次に、かかるリールロック機構と回転制止
機構の機能,動作について説明する。まず、カセット1
0の非装着時には、図2(A) に示す如く、附勢手段であ
る発条8の押圧力によって、ロック部材2はリールハブ
4側に弾性的に附勢されている。このロック部材2とリ
ールハブ4には、対向,当接する面側に夫々ギア部6及
び4dが形成されており、発条8の押圧力によって両者
が噛合している。且つ、ロック部材2はその回転制止用
穴2cが、上ハーフ1aに一体的に形成されたボス1c
により回転方向の動きを制止されているので、リールハ
ブ4の回転は阻止され、磁気テープの弛みが確実に防止
されるわけである。
【0011】また、記録再生装置に装着された際には、
図2(B) に示す如く、リールハブ4の係合穴4cに装置
本体側のリール台7が嵌合するのに伴って、リール台7
がロック部材2の凸部5を発条8の押圧力に打勝って押
し上げることにより、ロック部材2のギア部6とリール
ハブ4のギア部4dとの噛合が解除されて、ロック部材
2によるリールハブ4のロックが解除されるわけであ
る。
【0012】ところで、テープカセット10を記録再生
装置に装着して、記録,再生やテープの早送り,巻戻し
を行なう際には、リール台7の上面はロック部材2の凸
部5の底面に、所定の押圧力が附勢された状態で、常に
接触(摺接)しているわけである。従って、両者の摺動
部を、図3に示すように平面と球面によるピボット構造
にすると、両者の接触面積を小さくすることができ、リ
ール台7の回転駆動機構(図示せず)に対する負荷が少
なくてすみ、最も好適である。
【0013】なお、図3にはリール台7側にピボット部
7aを形成した構成例を示しているが、必要に応じて凸
部5側にピボット部を形成しても構わない。また、図2
においては、ロック部材2の中央部から外れた位置に扇
形の回転制止用穴2cを3個所形成し、且つこの穴2c
に係合する扇形のボス1cを上ハーフ1aの内面に形成
したが、中央部から外れた位置でさえあれば、それらの
形状及び位置については適宜変更することができる。
【0014】以上の説明においては、磁気テープカセッ
ト10としてリールフランジの無いものを例示したが、
フランジ付きのリールにおいても適用可能であり、ま
た、ロック部材2のギア部6がリールハブ4のギア部4
dに対して面対向である必要は無く、例えば周対向でも
同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明の磁気テープカセットは以上のよ
うに構成したので、リールハブ上部と上ハーフとの間の
空間は殆ど必要なくなり、これによりテープカセット本
体の薄型化を、カセット非装着時のリールハブのロック
(ブレーキ)の確実さを落さずに図ることができる。ま
た、リール台の上面とロック部材の凸部とが互いに接し
合う摺動部を、平面と球面によるピボット構造にするこ
とができ、これによってリール台の回転駆動機構に対す
る負荷が軽減できるので、一層優れたテープカセットを
提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープカセットの一実施例を示す
裏面図である。
【図2】本発明カセットの主要部であるリールハブを拡
大して示す平面図である。
【図3】リールハブをカセット本体と共に示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 カセット本体 1c ボス 2 ロック部材 2c 回転制止用穴 4(4a,4b) リールハブ 4d,6 ギヤ部 5 凸部 7 リールディスク 7a ピボット部 8 発条 10 磁気テープカセット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ捲回用の供給リールハブと巻取リー
    ルハブを内蔵し、上ハーフと下ハーフとから成る磁気テ
    ープカセットであって、上記両リールハブに、記録再生
    装置側のリール台と係合する下面を開口した係合穴と、
    該係合穴の天井部に形成された貫通穴と、上面部に環状
    のギア部を有する凹部とを設けると共に、該リールハブ
    の凹部内に収納されて、上記環状のギア部に係合するギ
    ア部と、中央部に位置して上記貫通穴を貫通してリール
    ハブの上記係合穴に進入する凸部と、中央部から外れた
    位置に形成された回転制止用穴とを備え、上記上ハーフ
    とリールハブとの間で上下動可能に設けられたロック部
    材と、該ロック部材をリールハブ側に押圧附勢する附勢
    手段と、上記上ハーフの内面のうち、該ロック部材の上
    記回転制止用穴に対向する個所に形成されて、該回転制
    止用穴に係合するボスとを設けて回転制止機構を形成
    し、 非装着時には上記附勢手段による押圧力によっ
    て、上記ロック部材とリールハブとが上記夫々のギア部
    にて噛合することにより、リールハブの回転が制止さ
    れ、 装着時にはリールハブの上記係合穴に装置側のリ
    ール台が嵌合するのに伴って、該リール台がロック部材
    の上記凸部を上記附勢手段による押圧力に打勝って押し
    上げることにより、該ロック部材によるリールハブのロ
    ックが解除されるよう構成したことを特徴とする、磁気
    テープカセット。
JP3058276A 1991-02-28 1991-02-28 磁気テープカセット Expired - Lifetime JP2569987B2 (ja)

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KR1019920002537A KR920017087A (ko) 1991-02-28 1992-02-20 자기 테이프 카세트
EP92301618A EP0510793A1 (en) 1991-02-28 1992-02-26 Reel brake system for magnetic tape cassette

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JPH04274068A JPH04274068A (ja) 1992-09-30
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411466B1 (en) * 1999-05-25 2002-06-25 Tdk Corporation Tape cartridge

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EP0510793A1 (en) 1992-10-28
JPH04274068A (ja) 1992-09-30
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