JP2959242B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP2959242B2 JP3284370A JP28437091A JP2959242B2 JP 2959242 B2 JP2959242 B2 JP 2959242B2 JP 3284370 A JP3284370 A JP 3284370A JP 28437091 A JP28437091 A JP 28437091A JP 2959242 B2 JP2959242 B2 JP 2959242B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、録画再生機能を有する
ビデオテープレコーダ(以下、VTRと略称する。)に
関するものであって、特に既に録画された番組の終了の
位置から次の番組を自動的に録画する際に有効なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRにおいて、録画した番組に
終了位置を検索する第1の手段としてサーボのコントロ
ール信号あるいはリニアオーディオ信号の記録の有無を
判断し無信号部を検出して番組の終了位置とする方法が
ある。いわゆる家庭用1/2インチVTRの主流である
VHS規格のブランクサーチ機能と呼ばれるもので、早
送り/巻き戻し(以下、FF/REWと略称する。)状
態において無信号部を検出して停止状態あるいは再生状
態に移行させるものである。第2の手段として、カセッ
トごとに録画に関する情報、たとえばチャンネル番号,
放送の日付,開始または終了時刻、そして録画の開始ま
たは終了位置のテープ位置情報などをメモリに記憶して
おき、次の録画の際、既に録画された番組の録画に関す
る情報をメモリより読み出し、その情報を基に録画の終
了位置を探す方法がある。たとえば録画に関する情報の
中から放送の日付および開始時刻を検索し最も新しい録
画の番組を見つける。次にその録画の終了位置の位置情
報を基にテープをその位置まで移送して停止あるいは再
生状態に移行させるものである。また、タイマ予約録画
機能を使って毎週あるいは毎日放送される番組を録画す
る場合で、録画に関する情報のうち、録画の終了位置の
テープ位置情報がメモリに記憶されないようなビデオテ
ープレコーダにおいては、番組の録画時間がタイマ予約
録画情報として既知の値であるため、最も新しい録画の
番組を見つけた後、その録画開始の位置から録画時間分
だけテープを終端側に移送して停止あるいは再生状態に
移行させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の録画した番組の
終了位置を検索する手法における課題として、まず前述
のブランクサーチでは、未記録のテープに番組を記録す
る場合には、録画の終了位置よりテープの終端側には無
信号部が存在するので、録画の終了位置が検索できる
が、一旦テープの終端まで録画を行ない、次にテープを
巻き戻して既に記録された部分に上書きで録画する場合
には無信号部分が存在せず、ブランクサーチの方法では
録画終了の位置が見つけられない。
【0004】次に、メモリに記憶された番組の録画に関
する情報を利用して番組の終了位置を検索する方法で
は、メモリの中から最も新しい録画の番組を、その放送
日付,開始時刻から煩雑な演算手法を用いて探さなけれ
ばならないこと、ユーザがVTRの持つタイマを正しく
設定していない、あるいは未設定であった場合には、演
算手法を用いても必ずしも最も新しい録画の番組を探せ
ないなどの課題がある。さらに番組の録画ごとに録画に
関する情報として録画の開始,終了のテープ位置情報を
メモリに記憶しておくことは、大きなメモリ容量を必要
としてしまう。また、メモリ容量を節減する一方法であ
る番組の録画開始のテープ位置情報とタイマ予約録画時
間を用いて毎週あるいは毎日放送される連続番組の録画
終了位置を検索する方法であっても、ユーザがタイマ予
約録画時刻を変更し予約録画時間が短くなった場合に
は、最も新しい録画の番組の途中が検索され、また長く
なった場合には、最も新しい番組の終了位置と次に録画
の開始位置に空きができてしまうという課題点がある。
さらには、以上の理由により最も新しい録画の番組終了
位置が自動的に検索できないために、FF/REWや再
生の操作を繰り返しユーザがテレビ画面で録画内容を確
認しながら検索することが多く、操作性が著しく低かっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明のVTRは、挿入されたカセットテープを
識別するカセットテープ識別手段と、供給側リールの回
転速度を検出する供給側リール回転速度検出器と、巻取
側リールの回転速度を検出する巻取側リール回転速度検
出器と、前記供給側リール回転速度検出器と前記巻取側
リール回転速度検出器により検出される回転速度検出信
号の周期を測定することによりカセットテープのリール
巻き付け位置を検出するテープ位置検出手段と、カセッ
トテープ識別手段によって得られるカセットテープ識別
情報と、テープ位置検出手段によって得られるテープ位
置情報を記憶するメモリ手段と、メモリ手段へ、テープ
識別情報とテープ位置情報を、書き込みあるいは読み出
すメモリ操作手段と、テープを早送りあるいは巻き戻し
するテープ移送手段を備え、挿入されたカセットテープ
の記録終了の際には、メモリ手段へカセットテープ識別
手段によって得られる挿入されたカセットテープの識別
情報と、テープ位置検出手段によって得られる記録終了
時点のテープ位置情報をメモリ操作手段によって書き込
み、記録開始の際にはカセットテープ識別手段によって
得られる挿入されたカセットテープのカセットテープ識
別情報を基にメモリ手段に記憶された挿入されたカセッ
トテープの最も新しい記録の記録終了時のテープ位置情
報をメモリ操作手段によって読み出し、テープ移送手段
と、テープ位置検出手段によって挿入されたカセットテ
ープの巻き付け位置を最も新しい記録の終了位置までテ
ープを移送した後、記録を行なうよう構成している。
【0006】また、記録開始の際に、メモリ手段に記録
終了時のテープ位置情報が記憶されていない場合には、
挿入されたカセットテープをテープ移送手段によってテ
ープの始端まで巻き戻して記録を開始するよう構成して
いる。
【0007】さらに、タイマー予約録画の場合には、挿
入されたカセットテープを識別するカセットテープ識別
手段と、カセットテープの巻き付け位置を検出するテー
プ位置検出手段と、カセットテープ識別手段によって得
られるカセットテープ識別情報と、テープ位置検出手段
によって得られるテープ位置情報を記憶するメモリ手段
と、メモリ手段へテープ識別情報と、テープ位置情報を
書き込みあるいは読み出すメモリ操作手段と、テープを
早送りあるいは巻き戻しするテープ移送手段と、メモリ
手段に記憶されているテープ位置情報から挿入されたカ
セットの終端までに記録可能な時間を算出し、次の予約
録画時間と比較する時間比較演算手段とを備え、挿入さ
れたカセットテープの記録終了の際には、メモリ手段へ
カセットテープ識別手段によって得られる挿入されたカ
セットテープの識別情報と、テープ位置検出手段によっ
て得られる記録終了時点のテープ位置情報をメモリ操作
手段によって書き込み、記録開始の際にはカセットテー
プ識別手段によって得られる挿入されたカセットテープ
のカセットテープ識別情報を基にメモリ手段に記憶され
た挿入されたカセットテープの最も新しい記録の記録終
了時のテープ位置情報をメモリ操作手段によって読み出
し、時間比較演算手段によってテープ位置情報から記録
可能時間を算出して次の予約録画時間と比較し、記録可
能な時間が予約録画時間より長い場合には、テープ移送
手段と、テープ位置検出手段によって挿入されたカセッ
トテープの巻き付け位置を最も新しい記録の終了位置ま
でテープを移送した後記録を行ない、記録可能な時間が
予約録画時間より短い場合には、テープ移送手段によっ
てテープを始端まで巻き戻して録画を行なうよう構成し
ている。
【0008】
【作用】本発明では上記した構成によって、従来からV
TRの大きな課題であり、いくつか機能が提案されなが
らも使用者に満足を与えることのできなかった記録番組
の終了位置を検索する機能を改善するために、番組の録
画終了時に、終了位置のテープ位置情報をメモリに記憶
し、次の録画の際、その位置情報を基にもっとも新しい
番組の終了位置、すなわち次の録画開始のテープ位置を
自動的に検索するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明のビデオテープレコーダ
の一実施例の構成を示すブロック図であって、磁気テー
プ2を格納するカセット1と、磁気テープ2に情報を記
録再生する回転ヘッド(図示せず)を駆動する回転ドラ
ム3と、再生時やFF/REW時には磁気テープ2を送
り出す供給側リール(以下、Sリールと略称する。)4
と、再生時やFF/REW時には磁気テープ2を巻き取
る巻取側リール(以下、Tリールと略称する。)5と、
VTRのFF/REW状態や再生状態などに応じて磁気
テープ2を移送させるために、キャプスタンモータ(図
示せず)あるいはリールモータ(図示せず)などを駆動
するためのテープ駆動回路10と、カセット1に貼られ
カセットの識別情報を表すバーコード11と、バーコー
ド11を解読するバーコードセンサ12と、バーコード
センサ12によって解読された挿入されたカセットの識
別情報と録画終了時のテープ残量情報を記憶され、停電
時に電池(図示せず)によりバックアップされるスタテ
ィック型ランダムアクセスメモリ(以下、SRAMと略
称する。)9と、以上のシステムを制御するマイクロコ
ンピュータ8とによって全体が構成されている。
【0010】以上のように構成されたVTRについて以
下その動作を詳しく説明する。図2において、マイクロ
コンピュータ8はカセット1がVTR13に挿入される
と、カセット1に貼られたバーコード11をVTR13
のカセット挿入口に取り付けられたバーコードセンサ1
2によって読み取り、カセット識別情報を解読する。カ
セット識別情報としては、たとえば番号などが考えられ
る。次に、マイクロコンピュータ8はSRAM9からカ
セット番号を読み出し、挿入されたカセット1と同じ番
号が記憶されていないことを検出すると、テープ駆動回
路10に指令を送り、磁気テープ2を始端まで巻き戻
す。
【0011】図3は、たとえば120分の磁気テープ2
の始端から終端までの間に録画される番組の録画位置を
示すものである。カセット1が挿入され、始端までテー
プ駆動回路10によって始端まで巻き戻された状態で、
磁気テープ2の巻き付け位置は、同図Aの位置にある。
ここで45分の録画1を行ない、録画が終了するとマイ
クロコンピュータ8は磁気テープ2上のBの位置のテー
プ残量情報をカセット番号と共にSRAM9に記憶す
る。ところで、テープ残量情報と録画の終了位置がテー
プ上のどこにあるかを記憶しておくためのものであっ
て、たとえばSリール4の回転周期とTリール5の回転
周期を測定することにより、たとえば録画終了位置から
テープ終端までのテープ残量時間のことである。
【0012】図4は図1のカセット1の部分を拡大した
図であって、これによりマイクロコンピュータ8のテー
プ残量時間検出方法の一実施例について詳細に説明す
る。
【0013】図4において、Vtは磁気テープ2の走行
速度[m/s]、rはSリール4およびTリール5のハ
ブ径[m]、RsとRtはそれぞれSリール4およびT
リール5に巻き付けられた磁気テープ外周までの半径
[m]、SsとStはそれぞれSリール4およびTリー
ル5に巻き付けられた磁気テープ2とリールハブを含め
た面積[m2]、ωsとωtはそれぞれSリール4およ
びTリール5の回転角速度[rad/s]である。
【0014】ところで角速度ωsとωtは、Sリール回
転速度検出器6とTリール回転速度検出器7より検出さ
れる回転速度検出信号の周期を測定することにより得る
ことができる。従って、Sリール4およびTリール5に
巻き付けられた磁気テープ外周までの半径RsとRtは
次式によって求められる。
【0015】
【数1】
【0016】
【数2】
【0017】よって、このカセット1に巻かれている磁
気テープ2の長さに相当する、リールハブを含めたテー
プ全面積Sは次式となる。
【0018】
【数3】
【0019】ところで、カセット1に巻かれている磁気
テープ2の長さには数種類存在するが、たとえば上述し
たVHS規格では120分テープ,90分テープ,60
分テープ,30分テープなどがある。そこで、それぞれ
のテープについて事前にテープ全面積S120,S90,S
60,S30を求めておけば今VTRに挿入されているカセ
ット1が何分テープであるかを検出できる。その結果に
基づいて、再度Sリール側のリールハブを含めたテープ
面積Ssoを求めるが、たとえば、検出結果が120分
テープであったとするとSsoは次式で表される。
【0020】
【数4】
【0021】そしてリールハブの面積を除いた正味のテ
ープ面積をテープ厚τ[m]で割ることによりテープ残
量L[m]が、これをテープ速度で割ることにより残量
時間T[s]が算出できる。つまり、
【0022】
【数5】
【0023】
【数6】
【0024】を計算することによりテープ残量情報が求
められる。従って、図3Bの位置の残量情報は、120
分の磁気テープ2に始端から45分の録画1を終了した
位置であるので75分となる。
【0025】図5はSRAM9の中に記憶されているカ
セット番号と残量情報を記憶する際のマップ図である。
カセットごとにカセット番号に16ビット、残量情報に
16ビット、合計4バイトを使用する。たとえば、SR
AM9に全メモリ容量が16K(16384)ビットの
ものを使用する場合、最大512カセットの録画終了位
置の残量情報を記憶することが可能である。
【0026】次に、録画1を終了した後、再生あるい
は、早送りや巻き戻しなどのモードを経て、カセット1
がVTR13より一旦取り出され、再びVTR13に挿
入され次の録画を行なう場合の動作を説明する。
【0027】マイクロコンピュータ8はカセット1がV
TR13に挿入されると、カセット1に貼られたバーコ
ード11をVTR13のカセット挿入口に取り付けられ
たバーコードセンサ12によって読み取り、カセット識
別情報を解読する。次に、前記マイクロコンピュータは
SRAM9からカセット番号を読み出し、挿入されたカ
セット1と同じ番号が探し、挿入されたカセット1の最
も新しい録画の終了位置のテープ残量情報、すなわち、
図3におけるBの位置のテープ残量情報を読み出す。次
にマイクロコンピュータ8は、現在のテープ巻き付け位
置を、前述したテープ残量時間検出方法によって検出
し、Bの位置、すなわち最も新しい番組の録画の終了位
置であり、SRAM9に格納されているテープ残量時間
と現在のテープ巻き付け位置のテープ残量時間との大小
比較を行ない、その結果により最も新しい録画の終了位
置の検索方法を決定する。つまり現在位置が目標位置に
大して始端側なのか終端側なのかを判断する。検索位
置、すなわちSRAM9に格納されている残量データ
が、現在のテープ巻き付け位置の残量データより大きい
場合には検索位置は始端側、小さい場合には検索位置は
終端側にあることになる。
【0028】まず、現在のテープ巻き付け位置が最も新
しい録画の終了位置に大して始端側にある場合には、マ
イクロコンピュータ8は、テープ駆動回路10に指令を
送りVTRをFF状態とする。この間マイクロコンピュ
ータ8は、図3Bの位置、すなわち最も新しい録画の終
了位置であり、SRAM9に格納されているテープ残量
時間と現在のテープ残量時間との大小比較を行なう。そ
してテープの巻き付け位置が前記Bの位置に達するとマ
イクロコンピュータ8はテープ駆動回路10に指令を送
りVTRを停止状態にし、次の録画2を開始する。ま
た、現在のテープ巻き付け位置が最も新しい録画の終了
位置に対して終端側にある場合には、マイクロコンピュ
ータ8は、テープ駆動回路10に指令を送りVTRをR
EW状態とする。この間マイクロコンピュータ8は、図
3Bの位置すなわち最も新しい録画の終了位置であり、
SRAM9に格納されているテープ残量時間と現在のテ
ープ残量時間との大小比較を行なう。そしてテープの巻
き付け位置が図3Bの位置に達するとマイクロコンピュ
ータ8はテープ駆動回路10に指令を送りVTRを停止
状態にし、次の録画2を開始する。図3の録画2が終了
すると録画1の終了時と同様に、マイクロコンピュータ
8は図3Cの位置のテープ残量情報、すなわち録画2は
45分であるから30分をカセット番号と共にSRAM
9に記憶する。このとき、録画1の終了位置のテープ残
量情報はSRAM9から消去され、挿入されたカセット
に対しては、録画2の終了位置Cのテープ残量情報のみ
が記憶される。さらに、図3における録画3を行なう
と、録画終了時点ではテープ残量はなくなり、SRAM
9には0分のデータが記憶される。次の録画の際にマイ
クロコンピュータ8はテープ残量が0であることを検出
すると、テープ駆動回路10に指令を送り、磁気テープ
2を始端まで巻き戻して、録画を行なう。
【0029】次に、録画3をタイマ予約録画によって、
1時間の録画を行なう場合の動作を説明する。タイマ予
約録画が設定されるとマイクロコンピュータ8は、タイ
マ予約録画の開始と終了時刻よりその録画時間を算出す
る。次に、SRAM9より最も新しい録画の終了位置、
すなわち録画2の終了位置Cのテープ残量を読み出し、
録画時間と比較する。この場合、Cの位置の残量情報は
30分であり、録画時間は1時間であるので、テープの
終端までにタイマ予約録画を収めることはできない。マ
イクロコンピュータ8はこれを検出すると、テープ駆動
回路10に指令を送り、磁気テープ2を始端まで巻き戻
して、タイマ予約録画を実行する。仮に、タイマ予約録
画の録画時間が30分以下であれば、マイクロコンピュ
ータ8はCの位置よりタイマ予約録画を開始する。
【0030】なお、本実施例では、カセット識別情報と
そのカセットの最も新しい録画の終了位置の残量情報の
記憶手段としてSRAMを例にし512のカセット分を
記憶できると説明したが、データの必要とする記憶容量
は1カセット当たり僅か4バイトである。また、記憶す
るカセット数もVTRが家庭で使われている実情を考え
れば、適性化が可能である。従って、記憶するカセット
数を減らすことにより、カセット識別情報と残量情報の
記憶手段をシステムを制御するマイクロコンピュータの
RAMそのものに求めれば、本発明を簡単でさらに低い
コストで実現することが可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明のビデオテープレコーダは、以上
の説明からも明らかなように従来からVTRの最大の課
題であった録画した番組の終了位置の検索を、自動的に
検索することを可能とし、その操作性を飛躍的に向上さ
せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオテープレコーダの一実施例の構
成を示すブロック図
【図2】同実施例のビデオテープレコーダのカセット挿
入部の拡大図
【図3】同実施例の磁気テープ上の録画位置を表す図
【図4】同実施例のカセット部分の拡大図
【図5】同実施例のSRAMの中に記憶されているカセ
ット番号およびテープ残量情報のマップ図
【符号の説明】
1 カセット 2 磁気テープ 3 回転ドラム 4 供給側リール 5 巻取側リール 6 供給側リール回転速度検出器 7 巻取側リール回転速度検出器 8 マイクロコンピュータ 9 SRAMメモリ 10 テープ駆動回路 11 バーコード 12 バーコードセンサ 13 VTR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−198280(JP,A) 特開 平3−16076(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 27/10 G11B 27/17

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 録画機能を備えたビデオテープレコーダ
    であって、挿入されたカセットテープを識別するカセッ
    トテープ識別手段と、供給側リールの回転速度を検出す
    る供給側リール回転速度検出器と、巻取側リールの回転
    速度を検出する巻取側リール回転速度検出器と、前記供
    給側リール回転速度検出器と前記巻取側リール回転速度
    検出器により検出される回転速度検出信号の周期を測定
    することによりカセットテープのリール巻き付け位置を
    検出するテープ位置検出手段と、前記カセットテープ識
    別手段によって得られるカセットテープ識別情報と、前
    記テープ位置検出手段によって得られるテープ位置情報
    を記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段へ、前記テー
    プ識別情報と前記テープ位置情報を、書き込みあるいは
    読み出すメモリ操作手段と、テープを早送りあるいは巻
    き戻しするテープ移送手段とを備え、挿入されたカセッ
    トテープの記録終了の際には、前記メモリ手段へ前記カ
    セットテープ識別手段によって得られる挿入されたカセ
    ットテープの識別情報と、前記テープ位置検出手段によ
    って得られる記録終了時点のテープ位置情報を前記メモ
    リ操作手段によって書き込み、記録開始の際には前記カ
    セットテープ識別手段によって得られる挿入されたカセ
    ットテープのカセットテープ識別情報を基に前記メモリ
    手段に記憶された挿入されたカセットテープの最も新し
    い記録の記録終了時のテープ位置情報を前記メモリ操作
    手段によって読み出し、前記テープ移送手段と、テープ
    位置検出手段によって挿入されたカセットテープの巻き
    付け位置を最も新しい記録の終了位置までテープを移送
    した後、記録を行なうよう構成したことを特徴とするビ
    デオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 記録開始の際に、メモリ手段に記録終了
    時のテープ位置情報が記憶されていない場合には、挿入
    されたカセットテープを前記テープ移送手段によってテ
    ープの始端まで巻き戻して記録を開始することを特徴と
    する請求項1記載のビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 タイマー予約録画機能を備えたビデオテ
    ープレコーダであって、挿入されたカセットテープを識
    別するカセットテープ識別手段と、供給側リールの回転
    速度を検出する供給側リール回転速度検出器と、巻取側
    リールの回転速度を検出する巻取側リール回転速度検出
    器と、前記供給側リール回転速度検出器 と前記巻取側リ
    ール回転速度検出器により検出される回転速度検出信号
    の周期を測定することによりカセットテープのリール巻
    き付け位置を検出するテープ位置検出手段と、前記カセ
    ットテープ識別手段によって得られるカセットテープ識
    別情報と、前記テープ位置検出手段によって得られるテ
    ープ位置情報を記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段
    へ前記テープ識別情報と、前記テープ位置情報を書き込
    みあるいは読み出すメモリ操作手段と、テープを早送り
    あるいは巻き戻しするテープ移送手段と、前記メモリ手
    段に記憶されているテープ位置情報から挿入されたカセ
    ットの終端までに記録可能な時間を算出し、次の予約録
    画時間と比較する時間比較演算手段とを備え、挿入され
    たカセットテープの記録終了の際には、前記メモリ手段
    へ前記カセットテープ識別手段によって得られる挿入さ
    れたカセットテープの識別情報と、前記テープ位置検出
    手段によって得られる記録終了時点のテープ位置情報を
    前記メモリ操作手段によって書き込み、記録開始の際に
    は前記カセットテープ識別手段によって得られる挿入さ
    れたカセットテープのカセットテープ識別情報を基に前
    記メモリ手段に記憶された挿入されたカセットテープの
    最も新しい記録の記録終了時のテープ位置情報を前記メ
    モリ操作手段によって読み出し、前記時間比較演算手段
    によって前記テープ位置情報から記録可能時間を算出し
    て次の予約録画時間と比較し、記録可能な時間が予約録
    画時間より長い場合には、前記テープ移送手段と、テー
    プ位置検出手段によって挿入されたカセットテープの巻
    き付け位置を最も新しい記録の終了位置までテープを移
    送した後記録を行ない、記録可能な時間が予約録画時間
    より短い場合には、前記テープ移送手段によってテープ
    を始端まで巻き戻して録画を行なうことを特徴とするビ
    デオテープレコーダ。
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