JP4676104B2 - バックル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシートベルト装置に用いられるタングプレート固定用のバックル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の座席に着座した乗員の身体を拘束するためのシートベルト装置を構成するウエビングベルトは、その長手方向一方の端部が例えば座席側方に設けられた巻取装置の巻取軸に係止されており、他端がこの巻取装置の近傍に設けられたアンカプレートに固定されている。また、ウエビングベルトの長手方向中間部は巻取装置の上方、例えば、車両のセンタピラーの上端側にてスルーアンカに形成された挿通孔を貫通して下方側へ折り返されている。
【0003】
このスルーアンカでの折り返し部分と他端との間でウエビングベルトはタングプレートの挿通孔を貫通しており、タングプレートを引っ張ることで巻取装置の巻取軸に巻き取られたウエビングベルトが引き出され、座席を介して巻取装置とは反対側に設けられたバックル装置へタングプレートを連結させることで、ウエビングベルトの装着状態となる構成である。
【0004】
一方で、一定年齢に満たない幼児や子供を車両に乗せる場合には、車両に所謂チャイルドシートを取り付け、このチャイルドシートに幼児や子供を乗せることが義務付けられている。
【0005】
この種のチャイルドシートの車両への取付構造としては、チャイルドシートを座席に搭載すると共に、上述したウエビングベルトをチャイルドシートに係合させて連結し、上記のようにバックル装置へタングプレートを連結させることで、チャイルドシートを固定する構造がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の車両には、上述したシートベルト装置に加え、車両急減速時に袋体を車両乗員の前方側へ膨張展開させて、車両急減速時における慣性で車両前方側へ移動しようとする乗員を袋体で受け止める所謂エアバッグ装置が搭載されている。この種のエアバッグ装置が搭載されている車両においては、上記のように車両座席にチャイルドシートを取り付けた場合には、当該座席に対応したエアバッグ装置を作動させないことが好ましい。
【0007】
チャイルドシートが取り付けられた際にエアバッグ装置を作動させない機構としては、車両座席に荷重センサを取り付けて座席に作用する荷重に基づいて一般の乗員が座席に着座したか、チャイルドシートが取り付けられたかを判定し、この判定結果に基づいてエアバッグ装置を制御する方法がある。
【0008】
しかしながら、座席に着座する乗員の体重には大きなばらつきがあることを考えると、上述したような座席に作用する荷重に基づいてチャイルドシートが取り付けられたか否かを判定する方法では、その判定基準となる閾値を設定することが困難である。
【0009】
本発明は、上記事実を考慮して、チャイルドシートが取り付けられたか否かを容易に且つ確実に判定できる機構を有したバックル装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のバックル装置は、乗員の身体に装着されることで前記乗員の身体を保持するウエビングベルトに取り付けられたタングプレートを挿入可能な装置本体と、前記装置本体の内部に挿入された前記タングプレートに対して接離移動可能で且つ前記装置本体への前記タングプレートの挿入方向及びその反対の抜取方向へ所定範囲変位可能に前記装置本体に支持され、前記タングプレートに対する接近移動により前記タングプレートへ係合して前記抜取方向への前記タングプレートの移動を制限するラッチと、前記ラッチに設けられ、前記タングプレートに前記ラッチが係合した状態での前記挿入方向へ前記ラッチに対して移動可能とされ、更に、前記タングプレートに前記ラッチが係合した状態では前記抜取方向側の部分が前記装置本体に当接可能なスライダと、前記ラッチに設けられて、前記ラッチと共に一体的又は前記ラッチに連動して変位する永久磁石と、所定の大きさの付勢力で前記ラッチに対して前記スライダを前記抜取方向に付勢する付勢手段と、前記装置本体に設けられ、前記永久磁石が形成する磁界の変動を検出して、前記永久磁石の変位量を直接或いは間接的に検出する移動体検出手段と、前記移動体検出手段が検出した前記永久磁石の変位量に基づき、前記ウエビングベルトに作用するテンションを算出して、算出した前記テンションに基づき前記ウエビングベルトによって前記チャイルドシートが取り付けられたか否かを判定する判定手段と、を備えている。
【0011】
上記構成のバックル装置によれば、車両乗員が例えば自らの身体の前方側へウエビングベルトを掛け回した状態でタングプレートを装置本体内に挿入し、更に、この状態で装置本体内のラッチがタングプレートに係合すると装置本体から抜け出る抜取方向へのタングプレートの移動がラッチによって規制され、これにより、ウエビングベルトの装着状態となり、乗員の身体がウエビングベルトにより拘束(保持)される。
【0012】
一方、チャイルドシートを座席上に載置し、チャイルドシートの所定位置に設けられた係合部にウエビングベルトを係合させた状態でタングプレートを装置本体に挿入し、ラッチによって抜取方向へのタングプレートの移動を制限させることにより、チャイルドシートがウエビングベルトにより座席に固定される(すなわち、ウエビングベルトによってチャイルドシートが保持される)。
【0013】
ところで、ウエビングベルトは、通常、その基端側がウエビング巻取装置の巻取軸に巻き取られている。また、ウエビング巻取装置を構成する巻取軸は、ばね等の付勢手段によってウエビングベルトを巻き取る方向へ付勢されている。
【0014】
したがって、ウエビングベルトには常時テンションが作用し、このテンションによって装置本体内に挿入されたタングプレートは、装置本体内から抜き取られる際の抜取方向への外力を受け、更に、この外力(テンション)を受けたタングプレートは、タングプレートに係合しているラッチを伴おうとする。
【0015】
なお、ラッチは抜取方向へ所定量移動可能であるため、この所定量の範囲ならばラッチはタングプレートに伴われて移動できる。
【0016】
但し、ラッチにはスライダが設けられており、ラッチがタングプレートに係合すると、スライダにおける抜取方向側の部分が装置本体に当接する。スライダは付勢手段によってラッチに対して抜取方向側へ付勢されているので、タングプレートに伴われてラッチが抜取方向に移動しようとすると、ラッチが付勢手段を介してスライダを抜取方向側へ移動させようとする。しかしながら、スライダの抜取方向側の部分は装置本体に当接しているため、ラッチは付勢手段から挿入方向への付勢力を受ける。このため、上記のテンション及びテンションと同じ方向に作用するテンション以外の外力の総和と、付勢手段の付勢力とがバランスする位置までしかラッチは移動できない。
【0017】
ここで、一般的にウエビングベルトにより座席に直接着座した乗員を拘束する場合と、ウエビングベルトによりチャイルドシートを座席に取り付けた場合とでは、上述したテンションの大きさには明確な差異が生じる。したがって、テンションが大きければタングプレートに伴われてのラッチの移動量は大きくなり、テンションが小さければタングプレートに伴われてのラッチの移動量は小さくなる。
【0018】
このようにしてテンションの作用でラッチが移動すると、ラッチと一体若しくは連動して永久磁石が変位する。永久磁石は、その周囲に磁界を形成するが、ラッチの移動に一体若しくは連動して永久磁石が変位することで磁界に変動が生じる。この磁界の変動は、移動体検出手段磁気センサにより検出され、この磁界の変動の検出に基づいて永久磁石の変位が検出される。
【0019】
この移動体検出手段が検出した永久磁石の変位量に基づき、判定手段ではウエビングベルトに作用するテンション、すなわち、タングプレートに作用するテンションが算出され、算出したテンションに基いてウエビングベルトによりチャイルドシートが取り付けられたか否かが判定される。
【0020】
このように、本発明では、チャイルドシートが取り付けられた場合と、直接座席に着座した乗員を拘束する場合とで明確に差異が生じるウエビングベルトに作用するテンションに基づいてチャイルドシートが座席に取り付けられたか否かが判定されるため、確実にチャイルドシートが座席に取り付けられたか否かを判定できる。
しかも、本発明は、永久磁石が変位する際の磁界の変動を検出する構成であるが、このように、磁界の変動を検出する構成とすることで、移動体検出手段と永久磁石とを直接接触させなくてもよくなる。これにより、永久磁石や移動体検出手段の磨耗等による検出精度の低下等のおそれがなく、長期に亘り安定してチャイルドシートが取り付けられたか否かを正確に検出できる。
【0021】
請求項2記載のバックル装置は、請求項1記載の本発明において、前記ラッチに前記永久磁石を一体的に設けた、ことを特徴としている。
【0022】
上記構成のバックル装置では、ラッチに永久磁石を一体的に設けられているため、ラッチと共に永久磁石が一体的に変位する。この永久磁石は、その周囲に磁界を形成するが、ラッチの移動に一体若しくは連動して永久磁石が変位することで磁界に変動が生じる。この磁界の変動は、移動体検出手段としての磁気センサにより検出され、この磁界の変動の検出に基づいて永久磁石の変位が検出される。
【0024】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態の構成>
図1には本発明の第1の実施の形態に係るバックル装置212の構造が分解斜視図により示されており、図4には本バックル装置212の構造が断面図により示されている。
【0025】
(バックル装置212の全体構成)
図4に示されるように、バックル装置212はケース214を備えている。ケース214は長手方向両端が開口した箱形の筒状部材とされており、その長手方向一端側の開口はアンカ挿入口216とされ、長手方向他端側の開口はタング挿入口218とされている。また、このケース214の内側には装置本体を構成するベース220が収容されている。
【0026】
ベース220は底壁222を備えている。底壁222はケース214の長手方向に沿って長手とされた平板状に形成されている。底壁222の長手方向一端側には略板状のアンカプレート224が重ね合わされており、底壁222に形成された透孔226とアンカプレート224に形成された透孔228とを貫通するリベット230により底壁222とアンカプレート224とが機械的に連結されている。アンカプレート224はその他端側が車両の座席の側方で車体(何れも図示省略)に固定されており、これにより本バックル装置212が車両に取り付けられている。
【0027】
一方、底壁222の幅方向両端部からは底壁222の厚さ方向に側壁232が立設されており、これらの側壁232の間にはイジェクタ234が配置されている。イジェクタ234の一部は底壁222に形成されたガイド孔236に係合しており、ガイド孔236に沿って底壁222の長手方向に所定範囲スライド可能とされている。
【0028】
また、図2に示されるように、底壁222の一方の側でのガイド孔236の端部からは係合突起238が突出形成されており、圧縮コイルスプリング240の一端が係止されている。圧縮コイルスプリング240の他端はイジェクタ234の一端へ圧接されており、圧縮コイルスプリング240の付勢力によりイジェクタ234は底壁222の長手方向他端側へ付勢されている。
【0029】
一方、図1及び図4に示されるように、バックル装置212はラッチ250を備えている。ラッチ250は基部252を備えている。ラッチ250の姿勢にもよるが、概ね基部252は両側壁232の対向方向に沿って長手方向とされ、底壁222の長手方向に沿って厚さ方向とされた平板状に形成されており、その長手方向両端部は両側壁232に形成された孔部254に入り込んでいる。孔部254は底壁222とは反対側へ向けて漸次内幅が広くなるテーパ状に形成されており、基部252(すなわち、ラッチ250)は孔部254の内周部に干渉されるまで基部252の長手方向に移動可能で且つ基部252の長手方向を軸方向として所定角度回動可能に支持されている。
【0030】
また、基部252の長手方向中間部側の幅方向一端からは、基部252の幅方向一方へ向けて平板状の連結部256が延出されており、更に、連結部256の基部252とは反対側からは、底壁222側へ向けて係合片258が延出されている。係合片258の先端部(より詳細に言えば、連結部256との連結部分側とは反対側の端部)は、底壁222に形成された貫通孔260に対応しており、ラッチ250が変位することにより係合片258が貫通孔260に入り込むことができる。
【0031】
また、ラッチ250の係合片258の先端部に対応して上述したイジェクタ234厚さ方向一方(底壁222とは反対側)の面には載置片262が一体的に設けられている。上述したように、イジェクタ234は圧縮コイルスプリング240の付勢力が作用している。但し、基本的に圧縮コイルスプリング240の付勢力以外の外力が作用していない状態での到達位置にイジェクタ234が位置している状態(図4参照)で、概ね、底壁222の厚さ方向に沿って係合片258の先端部と対向するように載置片262が設けられており、係合片258の先端部との対向状態で載置片262は係合片258の先端部に干渉して底壁222へ接近する方向への係合片258の移動(すなわち、ラッチ250の移動)を規制する。
【0032】
さらに、基部252の長手方向両端側からはストッパ264が延出されている。ストッパ264は、先端側が圧縮コイルスプリング240の付勢力に抗したイジェクタ234のスライド軌跡上に位置するように形成されており、圧縮コイルスプリング240の付勢力に抗してイジェクタ234が所定距離スライドすると、イジェクタ234がストッパ264に当接する。
【0033】
一方、連結部256を介して底壁222とは反対側にはロック部材270が配置されている。ロック部材270は基部272を備えている。基部272は両側壁232の対向方向に沿って長手方向とされた略角棒状とされている。
【0034】
基部272の両端部は両側壁232に形成された係合孔274に入り込んでいる。係合孔274は貫通孔260よりも側壁232の長手方向他端側に形成されており、基部272は自らの長手方向を軸周りに回動可能に側壁232に支持されている。基部252の長手方向両端側には一対の略扇状のロック片276が形成されている。ロック片276はラッチ250の連結部256の幅方向両端部から延出された当接片278に対応しており、ロック片276は当接片278に当接している。
【0035】
また、基部272の長手方向中間部には当接部280が形成されている。当接部280はラッチ250の係合片258が底壁222から離間した状態(図4参照)で係合片258に当接する。
【0036】
一方、図1及び図4に示されるように、バックル装置212は解除ボタン290を備えている。解除ボタン290は操作用の押圧部292を備えている。押圧部292は押圧面が底壁222の長手方向他端側へ向いた板状で、両側壁232の対向方向に沿って長手方向とされている。
【0037】
押圧部292の長手方向両端近傍からは底壁222の長手方向一端側へ向けて側壁294が延出されている。これらの側壁294は上述した側壁232の対向方向に沿って互いに対向していると共に、側壁294は底壁222とは反対側の端部が上壁296により連結されており、全体的には底壁222へ向けて開口した凹形状とされている。
【0038】
両側壁294の押圧部292とは反対側の端部からはそれぞれアーム298が側壁294の対向方向に沿って互いに対向するように延出されている。両アーム298の先端部には他方のアーム298へ向けて係合突起300が形成されている。
【0039】
これらの係合突起300は側壁232に形成されたガイド孔302に入り込んでいる。ガイド孔302は底壁222の長手方向に沿って長手の長孔とされている。この係合突起300はガイド孔302の内周部によって底壁222の長手方向に沿って所定範囲変位可能とされており、これにより、このガイド孔302により解除ボタン290の移動方向が底壁222の長手方向に規制されている。
【0040】
また、押圧部292とロック部材270との間には、ストッパ310が配置されている。このストッパ310は、側壁294の対向方向に沿って長手方向とされた板状の基部312を備えている。
【0041】
基部312の長手方向両端側には、基部312の長手方向に沿ってみた場合に底壁222へ向けて開口した凹形状の一対の係合片314が形成されており、これらの係合片314が上述したロック部材270の基部272に係合することでストッパ310がロック部材270に支持されている。
【0042】
さらに、ストッパ310の両係合片314の近傍には上述した解除ボタン290の係合突起300へ干渉可能に干渉部316が形成されている。
【0043】
また、ストッパ310と解除ボタン290の押圧部292との間には、圧縮コイルスプリング318が配置されている。圧縮コイルスプリング318の一端は押圧部292の押圧面とは反対側へ当接している。これに対して圧縮コイルスプリング318の他端はストッパ310の基部312に当接している。ストッパ310を押圧部292から離間させる方向へ付勢している。
【0044】
(タングプレート330の構成)
一方、上述した側壁232の間には底壁222の長手方向他端側からタングプレート330が挿入される。図1に示されるように、タングプレート330は金属板材により形成された基部332を備えている。基部332にはタングプレート330が側壁232の間に挿入された状態で側壁232の対向方向に沿って長手となるスリット孔334が形成されており、図示しない長尺帯状のウエビングベルトの長手方向中間部が挿通される。
【0045】
また、基部332には挿入板部336が形成されている。挿入板部336は幅寸法が側壁232の間隔よりも小さく、実際にはタングプレート330のうち、この挿入板部336が側壁232の間に挿入される。
【0046】
挿入板部336には厚さ方向に貫通した貫通孔338が形成されており、挿入板部336が側壁232の間で底壁222の長手方向一端側の所定位置に達した状態では、上述した係合片258が貫通可能となり、貫通孔338に係合片258が貫通することで、バックル装置212からのタングプレート330の抜き取りが規制されるようになっている。
【0047】
ところで、図1に示されるように、上述したラッチ250の連結部256及び係合片258には底壁222の長手方向他端側へ向けて開口したガイド孔340が形成されており、このガイド孔340の内側には、連結部256及び係合片258に対応した側面視略L字形状のチャイルドシート検出装置210を構成するスライダ350が配置されている。
【0048】
図3に示されるように、スライダ350の幅方向両端部からはスライダ350の本体部分よりも薄肉の突出部352が突出形成されており、ガイド孔340の内側に形成されたガイド溝354に入り込んでいる。これにより、スライダ350は連結部256の長手方向に沿って所定量スライド可能とされている。
【0049】
また、図1及び図5に示されるように、ガイド孔340の底壁356とスライダ350との間には圧縮コイルスプリング370が配置されており、連結部256の長手方向に沿ってスライダ350をガイド孔340の底壁356から離間させる方向へ付勢している。このため、通常はこの圧縮コイルスプリング370の付勢力によってスライダ350が係合片258よりも底壁222の長手方向他端側へ突出している。
【0050】
さらに、図4に示されるように、連結部256の裏面(底壁222と対向する側の面)には移動体としての永久磁石358が一体的に固着されており、その周囲に所定の磁界を形成している。
【0051】
一方、図1及び図4に示されるように底壁222の裏面側には、磁気センサ若しくは移動体検出手段としてのMRE素子(磁気抵抗素子)360が固定されている。図7に示されるように、このMRE素子360は車両の適宜位置に取り付けられた判定手段としてのコンピュータ362へ電気的に接続されており、MRE素子360から出力された信号をコンピュータ362へ入力できるようになっている。
【0052】
また、コンピュータ362はエアバッグ装置364へ電気的に接続されており、コンピュータ362からの制御によりエアバッグ装置364は作動可能若しくは作動不能の何れか状態とされる。
【0053】
<第1の実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0054】
(バックル装置212の基本動作)
本バックル装置212では図4に示される非装着状態でタングプレート330の挿入板部336をケース214のタング挿入口218から挿入すると、挿入板部336の先端部がイジェクタ234の端部に当接して押圧し、圧縮コイルスプリング240の付勢力に抗してイジェクタ234を底壁222の長手方向一端側へスライドさせる。
【0055】
イジェクタ234が底壁222の長手方向一端側へ所定量スライドすると、イジェクタ234の載置片262とラッチ250の係合片258との対向状態が解除されると共に、イジェクタ234がラッチ250のストッパ264を押圧して、ラッチ250を回動させる。これにより、係合片258の先端部が底壁222へ接近移動する。
【0056】
また、この状態では、挿入板部336の貫通孔338と、底壁222に形成された貫通孔260とが重なり合う。したがって、この状態では図5に示されるように回動した係合片258が挿入板部336の貫通孔338と底壁222の貫通孔260を貫通する。
【0057】
さらに、ラッチ250が回動することで、ラッチ250のガイド孔340に設けられたスライダ350も回動し、スライダ350の先端部が挿入板部336の貫通孔338と底壁222の貫通孔260を貫通する。
【0058】
また、ラッチ250が回動することで、ラッチ250の係合片258とロック部材270の当接部280との当接状態が解除される。ここで、ロック片276はストッパ310を介して圧縮コイルスプリング318の付勢力を受けるため、ラッチ250の回動に連動するように圧縮コイルスプリング318の付勢力でロック部材270が回動し、ロック片276がラッチ250の当接片278に当接し、これにより、係合片258が底壁222から離間する方向へのラッチ250の回動が規制され、バックル装置212に対するタングプレート330の装着状態となる。
【0059】
このタングプレート330の装着状態では、イジェクタ234を介して圧縮コイルスプリング240の付勢力がタングプレート330に作用するため、この圧縮コイルスプリング240の付勢力はタングプレート330を本バックル装置212から抜き取る抜取方向に作用するため、貫通孔338の内周部のうち、イジェクタ234側の端部が係合片258に当接する。
【0060】
また、イジェクタ234は、底壁222の長手方向に沿っても所定量変位可能であるため、イジェクタ234及びタングプレート330を介して圧縮コイルスプリング240の付勢力を受けることにより、底壁222の長手方向他端側へ変位する。これにより、圧縮コイルスプリング370の付勢力で係合片258よりも底壁222の長手方向他端側へ突出しているスライダ350が貫通孔260の内周部のうち、底壁222の長手方向他端側の部分へ当接する。
【0061】
ここで、スライダ350が貫通孔260の内周部へ当接した状態では、係合片258と貫通孔260の内周部のうち、底壁222の長手方向他端側の部分との間に隙間が形成され、この隙間分だけラッチ250は底壁222の長手方向他端側へ移動可能である。
【0062】
しかしながら、スライダ350が貫通孔260の内周部に当接した状態では、スライダ350を付勢する圧縮コイルスプリング370の付勢力が圧縮コイルスプリング240の付勢力とは反対方向にラッチ250の連結部256に作用するため、基本的には、ラッチ250は一定の位置から底壁222の長手方向他端側へは移動せず、圧縮コイルスプリング370の付勢力と圧縮コイルスプリング240の付勢力とがバランスする位置で停止する。
【0063】
このタングプレート330の装着状態が、座席に着座した乗員の前方にウエビングベルトが位置するようにウエビングベルトを引っ張ってからのタングプレート330の装着状態であれば、これはウエビングベルトによる「身体拘束状態」となり、ウエビングベルトが乗員を拘束する。
【0064】
これに対して、ウエビングベルトを引っ張り図示しないチャイルドシートの所定の係合部位にウエビングベルトを係合させてからのタングプレート330の装着状態であれば、これは「チャイルドシート取付状態」となり、ウエビングベルトによってチャイルドシートが座席に固定される。
【0065】
(本実施の形態の特徴的な作用、効果)
以上のように、ラッチ250が回動して係合片258が貫通孔260、338を貫通することでタングプレート330の装着状態になるが、係合片258が底壁222へ接近する方向へラッチ250が回動することで、ラッチ250の連結部256に取り付けられた永久磁石358も一体的に回動する。これにより、ケース214内における永久磁石358が形成する磁界が変動する。磁界が変動することで磁界を構成する磁力線のうち、MRE素子360を横切る磁力線の向きも変わる。
【0066】
MRE素子360は自らを横切る磁力線の向きが変わると、これに伴い電気抵抗値が変化する。上記のように、MRE素子360はコンピュータ362に接続されているため、MRE素子360の電気抵抗値が変化したことはコンピュータ362により検出される。このときのMRE素子360の電気抵抗値が変化したことを検出することでコンピュータ362はタングプレート330の装着状態であると判定する。
【0067】
ところで、一般的に、上記の身体拘束状態とチャイルドシート取付状態とでは、ウエビングベルトを巻き取るウエビングベルト巻取装置からのウエビングベルトの引出量が異なり、身体拘束状態に比べてチャイルドシート取付状態の方が引出量は多い。上記のウエビングベルト巻取装置は一般的にばねの付勢力でウエビングベルトを巻き取るため、引出量が多い方がウエビングベルトに作用するテンション、すなわち、タングプレート330をバックル装置212から抜き取ろうとする力が大きい。
【0068】
このように、大小の差異はあるものの、ウエビングベルトには上記のテンションが作用し、これにより、タングプレート330はバックル装置212から抜き出ようとして係合片258を底壁222の長手方向他端側へ引っ張る。
【0069】
ここで、上述したように、タングプレート330の貫通孔338の内周部がスライダ350に当接しているが、係合片258は貫通孔260の内周部へ当接していないため、係合片258が貫通孔260の内周部へ当接するまでタングプレート330は移動可能である。但し、上記のように、圧縮コイルスプリング370の付勢力が作用していることで、圧縮コイルスプリング240の付勢力とテンションとの合力と、圧縮コイルスプリング370の付勢力とがバランスする位置までしかタングプレート330及びラッチ250は移動できない。
【0070】
しかしながら、上述したように、ウエビングベルト装着状態に比べてチャイルドシート取付状態の方が作用するテンションが大きいため、このテンションの差だけ、タングプレート330はラッチ250を底壁222の長手方向他端側へ移動させる(図6参照)。このようにラッチ250が底壁222の長手方向他端側へ移動することで、ラッチ250の連結部256に固定された永久磁石358が移動する。永久磁石358の移動による磁界の変動は、自らを横切る磁力線の向きの変化としてMRE素子360に検出される。
【0071】
このときの磁力線の向きの変化に伴うMRE素子360の内部抵抗値はコンピュータ362により検出され、このときのMRE素子360の内部抵抗値の変化を検出したコンピュータ362はチャイルドシートの取付状態と判定してエアバッグ装置364を作動不能状態とする。これにより、チャイルドシートを座席に取り付けた状態でのエアバッグ装置364の作動を停止させることができる。
【0072】
ここで、本実施の形態では、チャイルドシート取り付け状態でウエビングベルトに作用するテンションと、通常のウエビングベルト装着状態でウエビングベルトに作用するテンションの差異を利用しているため、比較的その差異が顕著に表れるこのため、従来の荷重センサを用いた場合よりも信頼性が高い。
【0073】
<第2の実施の形態の構成>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本第2の実施の形態を説明するにあたり、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその説明を省略する。
【0074】
図8には本発明の第2の実施の形態に係るチャイルドシート検出装置410を有するバックル装置412のラッチ414の構造が裏面図により示されている。
【0075】
この図に示されるように、本バックル装置412におけるラッチ414の裏面側には、永久磁石358は固定されておらず、代わりに移動体としての永久磁石416が配置されている。
【0076】
永久磁石416は基本的に連結部256の幅方向(すなわち、側壁294の対向方向)に沿って長手とされた板状若しくはブロック状とされており、その長手方向一端側はリベット418によって連結部256に対して回動自在に連結されている。
【0077】
また、永久磁石416の他端側には永久磁石416の長手方向に沿って長手とされた長孔420が形成されており、リベット422が貫通して永久磁石416をスライダ350へ連結している。
【0078】
<第2の実施の形態の作用、効果>
すなわち、前記第1の実施の形態の場合と同様に、チャイルドシート装着時における大きなテンションと圧縮コイルスプリング240の付勢力との合力が圧縮コイルスプリング370の付勢力に勝り、これにより、スライダ350が移動すると、永久磁石416がリベット418周りに回動する。
【0079】
この永久磁石416の回動により永久磁石416が形成する磁界に変動が生じ、磁界を構成する磁力線の向きが変わる。この磁力線の向きの変化をMRE素子360が検出し、その結果、コンピュータ362によりチャイルドシートの取付状態と判定される。
【0080】
ここで、本実施の形態では、スライダ350の移動で永久磁石416がリベット418周りに回転するため、スライダ350の移動量が小さくとも、永久磁石416の磁界を構成する磁力線の向きは大きく変わる。これにより、検出精度が高まり、チャイルドシートの装着状態であるか否かをより一層確実に判定できる。
【0081】
なお、本実施の形態では、永久磁石358、416をラッチ250、414に取り付けた構成であったが、永久磁石358、416の取付部位はラッチ250、414に限定されるものではない。すなわち、永久磁石358、416の取付部位はチャイルドシート装着時における底壁222の長手方向他端側へのラッチ250、414の移動に連動する部位であればよく、ロック部材270やストッパ310等に永久磁石358、416を取り付けてもよい。
【0082】
また、上記の各実施の形態では、チャイルドシート装着時における底壁222の長手方向他端側へのラッチ250、414の移動を、これに伴う永久磁石358、416の変位(回動を含む)による磁界の変動をMRE素子360で検出する構成とした。しかしながら、本発明は上記のような構成に限定されるものではなく、例えば、ラッチ250、414に可動接点を設けると共に底壁222に固定接点を設け、ラッチ250、414が移動したすることで可動接点が固定接点に接触し、或いは、可動接点が固定接点から離間する構成として、この固定接点に対する可動接点の接離を電気的な導通で検出する構成としてもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、タングプレートを介してウエビングベルトに作用したテンションの差異に基づきチャイルドシートが取りつけられたか否かを判定するため、容易で且つ確実にチャイルドシートが取りつけられたか否かを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバックル装置の分解斜視図である。
【図2】バックル装置のベースの平面図である。
【図3】バックル装置のラッチの正面図である。
【図4】バックル装置の側断面図である。
【図5】ラッチがタングプレートに係合した状態を示す図4に対応した側断面図である。
【図6】タングプレートに伴われてラッチが移動した状態を示す図4に対応した側断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るバックル装置ととエアバッグ装置との関係を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るバックル装置のラッチの底面図である。
【符号の説明】
212 バックル装置
220 ベース(装置本体)
250 ラッチ
330 タングプレート
358 永久磁石(移動体)
360 MRE素子(磁気センサ、移動体検出手段)
362 コンピュータ(判定手段)
410 チャイルドシート検出装置
412 バックル装置
414 ラッチ
416 永久磁石(移動体)

Claims (2)

  1. 乗員の身体に装着されることで前記乗員の身体を保持するウエビングベルトに取り付けられたタングプレートを挿入可能な装置本体と、
    前記装置本体の内部に挿入された前記タングプレートに対して接離移動可能で且つ前記装置本体への前記タングプレートの挿入方向及びその反対の抜取方向へ所定範囲変位可能に前記装置本体に支持され、前記タングプレートに対する接近移動により前記タングプレートへ係合して前記抜取方向への前記タングプレートの移動を制限するラッチと、
    前記ラッチに設けられ、前記タングプレートに前記ラッチが係合した状態での前記挿入方向へ前記ラッチに対して移動可能とされ、更に、前記タングプレートに前記ラッチが係合した状態では前記抜取方向側の部分が前記装置本体に当接可能なスライダと、
    前記ラッチに設けられて、前記ラッチと共に一体的又は前記ラッチに連動して変位する永久磁石と、
    所定の大きさの付勢力で前記ラッチに対して前記スライダを前記抜取方向に付勢する付勢手段と、
    前記装置本体に設けられ、前記永久磁石が形成する磁界の変動を検出して、前記永久磁石の変位量を直接或いは間接的に検出する移動体検出手段と、
    前記移動体検出手段が検出した前記永久磁石の変位量に基づき、前記ウエビングベルトに作用するテンションを算出して、算出した前記テンションに基づき前記ウエビングベルトによって前記チャイルドシートが取り付けられたか否かを判定する判定手段と、
    を備えるバックル装置。
  2. 前記ラッチに前記永久磁石を一体的に設けた、
    ことを特徴とする請求項1記載のバックル装置。
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