JP4675205B2 - 引戸錠 - Google Patents
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Description
(2)請求項1に記載の発明は、5mm,3mm,2mmなどチリ寸法が異なる場合であっても、一つの引戸錠で対応することができる。
(3)請求項3に記載の発明は、仮施錠時、本施錠片が操作部材の操作力によりスライドすると、前記錠止腕がトリガーに係合すると同時に、阻止部分がラッチの回転を阻止するので、ラッチユニット部材9と本施錠片の組合せが合理的であり、錠箱の限られた空間を有効的に活用することができる。
まず、本願発明に関連する発明の実施の環境について説明する。図1は実施形態の一例を示す引戸錠の外観構成を示す斜視図、図2は鎌片が錠箱内に位置し、トリガーの先端部がストライクの外壁面に当たる所を示した説明図、図3は閉戸時の一例を示した説明図である。なお、説明の便宜上、図10で用いた用語及び符号を用いる。
図4は主要部を示す概略説明図(トリガーが突出した状態)である。主に、図2及び図4を参照にして、本発明の基本的な構成部材を説明する。1は引戸、2は戸枠、3はトロヨケ、4はストライク、4aはストライクの開口縁部分、5は錠箱、6は錠箱のフロント、7はトリガー、8はトリガー7の一辺に形成された複数個の仮止め用係合部分、9はラッチユニット部材、10はトリガー7に連動するように錠箱5内の固定軸19に軸支された鎌片である。また、11はラッチユニット部材9を付勢する支持片用のバネ、12は枠状の支持片、13は水平方向の可動軸、14はラッチ、15はラッチの係止爪部、16は仮止め用バネ、17はトリガーを付勢するトリガーバネ、18は鎌片の水平長孔、19は鎌片を軸支する固定支軸、20は錠箱内に設けたラッチ用ストッパー、21はラッチ用ストッパーと圧接可能なラッチの当たり部分である。なお、前記水平方向の可動軸13は、垂直方向へ移動する。
図4及び図5を参照にして、ラッチユニット部材9を説明する。前述したように、ラッチユニット部材9は、錠箱5内に設けられた支持片用バネ11のバネ力に抗して垂直方向に移動可能な枠状の支持片12と、この支持片12に可動軸13を介して軸支され、かつ、トリガー7の仮止め用係合部分8に選択的に係合可能な係止爪部15を有するラッチ14と、前記支持片12に前記可動軸13を介して組み込まれ、かつ、前記ラッチ14を係合可能な位置へ付勢する仮止め用バネ16とで構成されている。なお、枠状の支持片12の下端部側に形成された可動軸13用の軸孔は真円であり、該真円孔に可動軸13が遊嵌合している。また、前記可動軸13を案内する錠箱5の案内部23は、図1で示すように垂直案内長孔である(図4では仮想線)。
主に図6、図7を参照にしてトリガー7を説明する。図6はトリガー7の正面図、図7はその左側面図である。トリガー7は錠箱5内に摺動自在に装着されている。このトリガー7は、やや長杆状先端部32と、この突出先端部32に幅広に連設する幅広状後端部33とから成り、図4で示すように引戸が開いている時は、前記先端部32は錠箱5のフロント11から突出する。
図2,図3を参照にして鎌片10を説明する。鎌片10は全体として人差し指を折り曲げた形態をしており、その幅広基部10bの縁部には可動軸27が突設されている。可動軸27は錠箱5の横長案内部としての横長案内長孔に係合している。また鎌片10の基部10bには鎌片長孔18が形成されている。鎌片10は、該鎌片長孔18を貫通する固定軸19に軸支されている。したがって、鎌片10がトリガー7に連動するための動力変換機構は、トリガー7の第2係合部分36と鎌片10の可動軸27で構成されているから、極めてシンプルな構成となっている。
図9を参照にして本施錠片61を説明する。本施錠片61は、肉厚板状に形成された上下方向のスライド部材であり、ラッチユニット部材9のラッチ14の右隣に配設されている。こにより、錠箱5内の空間を有効的に活用している。本施錠片61は、少なくとも錠箱5の側壁開口部29を介して該錠箱5内に図示しない操作部材の係合腕69と係合可能な係合窓63を有する。本実施例の係合窓63は矩形状に形成されている。この係合窓63を基準にすると、ラッチユニット部材9側には、錠止腕62が垂直状態に延びていると共に、該錠止腕62に連設する上方には、ラッチ14の側壁部分の上部に当接可能な阻止部分66が設けられている。
図11を参照にして説明したように、申請中の引戸錠は、引戸1を開こうとすると、鎌片10の先端部10aが、ストライク4の内壁面に当たるとこから、引戸1側から見れば、鎌片10がストライク4に引っ張り出される格好となる。この時、鎌片10は水平長孔18を介してある程度引っ張られると回転し、ストライク4の開口縁部分4aから外れるが、ラッチ14は枠状の支持片12に対して単独行動をして傾倒回転する。
Claims (3)
- 閉戸時、戸枠側の受け金具或いは戸枠に当たると、トリガーバネのバネ力に抗して錠箱内に後退する反面、開戸時、錠箱内に上下方向に案内されるラッチユニット部材のラッチにより所定の突出位置にて係止されるトリガーと、このトリガーに連動するように錠箱内の固定軸に軸支された鎌片とを備えた引戸錠に於いて、前記ラッチユニット部材は、垂直方向に移動可能な枠状の支持片と、この支持片に可動軸を介して軸支され、かつ、トリガーの仮止め用係合部分に係合可能な係止爪部を有するラッチと、前記支持片に前記可動軸を介して組み込まれ、かつ、前記ラッチを係合可能に位置へ付勢する仮止め用バネを備え、さらに、錠箱内にストッパーを設け、一方、前記ラッチには、前記ストッパーに圧接する当たり部分を設け、ストライクの開口縁部分から鎌片の先端部が外れる係合解消の初期段階に、トリガーの仮止め用係合部分に押圧されて傾倒するラッチと共に支持片も一緒に同期的に上昇して、トリガーの仮止め用係合部分を乗り越えるようにしたことを特徴とする引戸錠。
- 請求項1に於いて、ラッチの係止爪部は、トリガーの一辺に連続的に形成された複数個の仮止め用係合部分と選択的に係合可能であることを特徴とする引戸錠。
- 請求項1又は請求項2に於いて、閉戸時の仮施錠の際に、操作部材の操作力によりスライドしてトリガーに係合する錠止腕及びラッチに係合して該ラッチの回転を阻止する阻止部分を有する本施錠片をラッチの隣に配設したことを特徴とする引戸錠。
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Publications (2)
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- 2005-10-19 JP JP2005303865A patent/JP4675205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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