JP5280821B2 - 引戸錠 - Google Patents
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Description
(b)一つの復帰バネに複数の機能を持たせることができる。
(c)請求項3に記載の発明は、操作手段を操作したとき、上下方向に移動する係合解除用スライド片が左右に揺れない。
(d)請求項4に記載の発明は、錠箱のコンパクト化を図ることができる。
まず、図2を参照に発明の実施の環境について説明する。Xは引戸1の中に収められる彫り込み型の引戸錠である。一方、Yは戸枠2に固定的に取付けられた受け金具である。受け金具Yは、ボックス部を有するトロヨケ3と、このトロヨケ3の開口に重ね合わせられたストライク(受座)4とから成る。ストライク4は縦長板状に形成され、複数個の固着手段5を介してトロヨケ3の耳状の取り付け部に固定される。
次に、図2及び図3を参照に錠ケースを説明する。10は引戸1の縦框に内装される錠ケースである。この錠ケース10は、ケース身10aと、このケース身の大きい開口部を閉鎖する幅広板状のケース蓋10bとから成る。
ここで、図1を参照にして、錠ケース10の軸孔等構成を簡単に説明する。符号20はケース蓋10bの中央部のフロント11寄りに水平方向に形成された横長案内長孔で、該横長案内長孔20は、弧状案内部20aと、これに連続する直線案内部20bとから成る。符号21は前記横長案内長孔20に係合する鎌片用の第1可動軸、22は横長案内長孔20の付近に形成された鎌片用の円形軸孔、23は該円形軸孔22に支持された鎌片用の第1固定軸、24は鎌片用の円形軸孔22よりも斜め下方に設けられたラッチ板用第2固定軸25を支持する円形軸孔である。そして、符号26は錠箱10の隅角部61(本実施例では錠箱の後端部の下方角部及び該下方角部付近)に形成された真円の円形軸孔である。この円形軸孔26は、後述の一つの固定枢軸27Aを支持する。
次に図2、図5を参照にトリガーについて説明する。31は錠ケース10内に摺動自在に装着されたトリガーである。このトリガー31は、図2で示すように引戸が開いている時は、錠ケース10のフロント11から突出する短杆状先端部32と、この突出先端部32にやや幅広に連設する横長状杆部33とから成る。
トリガーバネ35は、引戸1の閉戸時に、トリガー31の先端部32がストライク4の押し込み兼掛合片6に突き当たると、トリガー31の後退にしたがって収縮し始める。一方、引戸1を開くにつれて先端部32が押し込み兼掛合片6から離れると、トリガー31の進出にしたがって伸長する。
鎌片40は全体として人差し指を折り曲げた形態をしており、その基部40aには第1可動軸21が突設されている。第1可動軸21は錠ケース10の横長案内長孔20並びにトリガー31の下向き凹所36にそれぞれ係合している。また鎌片40は幅広の基部40a側に形成された鎌片長孔41を介して第1固定軸23に軸支されている。鎌片40側の動力変換機構は、本実施例では少なくとも前記第1可動軸21を構成要件としている。その結果、鎌片40は動力変換機構(鎌片用第1可動軸21、下向き凹所36、第1固定軸23)を介してトリガー31に連動する。
ラッチ板45は第2固定軸25に軸支されている。またラッチ板45は一端部に形成されたラッチ長孔46を介してトリガーの第2可動軸37に連結されている。したがって、ラッチ板45も鎌片40同様にトリガー31の進退動に連動して回転する。47はラッチ板45の幅広他端部の外周に形成されたラチェット歯である。
引戸錠Xの錠ケース10内の下部には、鎌片40を仮施錠状態にする又は仮施錠状態を解消するための係合解除用スライド片50Aと、該係合解除用スライド片に連動(追動)するように固定支軸27Aを介して該係合解除用スライド片50Aに装着された仮施錠用係止爪片51から成るラッチング機構Z1が組み込まれている。
復帰バネ56Aは、固定枢軸27Aに取付けられている。そして、本実施例では、図5で示すように、仮施錠用係爪片51をラッチ板45の係合歯47に係合する方向へ常に付勢すると同時に、係合解除用スライド片50Aを錠箱10に形成した受け18a或いは錠箱10に設けた受け部材18aに直接又は間接的に係止される初期位置へと付勢する。付言すると、復帰バネ56Aの中央部は固定枢軸27Aに巻装され、その一端部aは仮施錠用係止爪片51の係合端部57の内壁面に圧接し、一方、他端部bは底壁18の後端部18aのストッパー17に圧接している(図3)。このように、固定支軸27Aに巻装された復帰バネ56Aは、仮施錠用係爪片51を係合方向に常時付勢する第1付勢機能と、仮施錠用係爪片51を介して係合解除用スライド片50Aを初期位置へと戻す共用的付勢機能(第2付勢機能)とを有する。
図2は引戸1を開いた一例を示すが、この場合、(イ)トリガー31の短杆状先端部32は、トリガーバネ34のバネ力によりフロント11から僅かに突出し、(ロ)鎌片40は錠ケース10側に回転後退している。(ハ)またラッチ板45はトリガー31の進出に連動して鎌片40と同方向に回転し、仮施錠用係止爪片51の係合端部(係止部)57から離れている。(ニ)さらに、係合解除用スライド片50Aは復帰バネ56Aのバネ力により底壁18の受け(例えば後端部)18aに当る初期位置へと上昇している(非仮施錠状態)。
Claims (5)
- 錠箱に、トリガーと、該錠箱に横設された固定軸に軸支されていると共に外周に係合歯を有し、かつ該トリガーの進退動に連動して回転するラッチ板と、前記係合歯と係脱する仮施錠用係爪片を備えかつ操作手段の操作力により上下方向にスライドする係合解除用スライド片と、前記仮施錠用係爪片が前記ラッチ板の係合歯に係合し得るように該係合解除用スライド片を常に付勢する復帰バネとをそれぞれ設け、前記係合解除用スライド片が前記操作手段の操作力により前記復帰バネのバネ力に抗してスライドすると、前記仮施錠用係爪片は該係合解除用スライド片に追動して前記係合歯から離れる引戸錠に於いて、前記係合解除用スライド片50Aを錠箱10の隅角部61に配設し、この係合解除用スライド片の内端部に前記仮施錠用係爪片の基端部を軸支する固定枢軸27Aが貫通し、この固定枢軸に1つの前記復帰バネ56Aの中央部を巻装し、該復帰バネは、その一端部は仮施錠用係爪片51の係合端部の内壁面に圧接し、一方、他端部は錠箱の隅角部のストッパー17或いは錠箱内に設けたストッパー部材のいずれかに圧接した状態で、前記仮施錠用係爪片を前記ラッチ板の係合歯に係合する方向へ常に付勢すると同時に、前記係合解除用スライド片を初期位置へと付勢することを特徴とする引戸錠。
- 請求項1に於いて、一つの復帰バネ56Aは、その中央部が一つの固定枢軸27Aに巻装され、していることを特徴とする引戸錠。
- 請求項1に於いて、隅角部の幅広側壁には、一組の垂直案内長孔19が形成され、これらの垂直案内長孔には、係合解除用スライド片50Aの揺れを防止することができるように該係合解除用スライド片の内端部に形成した一対の係合突片部分62がそれぞれ係合していることを特徴とする引戸錠。
- 請求項1に於いて、係合解除用スライド片50Aは、その垂直後壁50aの全てがケース身10aの後壁から食み出るように錠箱10の隅角部61に固定枢軸27Aを介して装着されていることを特徴とする引戸錠。
- 錠箱に、トリガー31Aと、該錠箱に横設された固定軸23Aに軸支されていると共に後端部の外周に係合歯47Aを有し、かつ該トリガーの進退動に連動して回転する鎌片40Aと、前記係合歯と係脱する仮施錠用係爪片を備えかつ操作手段の操作力により上下方向にスライドする係合解除用スライド片と、前記仮施錠用係爪片が前記鎌片40Aの係合歯に係合し得るように該係合解除用スライド片を常に付勢する復帰バネとをそれぞれ設け、前記係合解除用スライド片が前記操作手段の操作力により前記復帰バネのバネ力に抗してスライドすると、前記仮施錠用係爪片は該係合解除用スライド片に追動して前記係合歯から離れる引戸錠に於いて、前記係合解除用スライド片50Aを錠箱10の隅角部61に配設し、この係合解除用スライド片の内端部に前記仮施錠用係爪片の基端部を軸支する固定枢軸27Aが貫通し、この固定枢軸に前記復帰バネ56Aを取付け、該復帰バネは、前記仮施錠用係爪片を前記鎌片40Aの係合歯に係合する方向へ常に付勢すると同時に、前記係合解除用スライド片を初期位置へと付勢することを特徴とする引戸錠。
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