JP4675145B2 - 緩衝装置および引出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、机などの引出を引出位置側から格納位置へ移動させる際、格納位置へ達する引出の衝撃を緩和する緩衝装置、および、格納位置へ達する引出の衝撃を緩和する緩衝装置を備えた引出装置に関するものである。
上記した緩衝装置として、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットにダンパー本体を取り付ける取付クリップと、ブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとで構成されているものが公知である。
上記した従来の緩衝装置は、部品点数が多いので、高価になるという不都合があった。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、部品点数を少なくして安価に製作することのできる緩衝装置を、また、デッドスペースを有効に活用して緩衝装置を配置することにより、コンパクトにすることのできる引出装置を提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設けた、ことを特徴とする緩衝装置。
(2)レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、前記緩衝装置を前記レールを構成する固定レール、または、前記レールを構成する可動レールの下または上に設けた、ことを特徴とする引出装置。
(3)レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、前記緩衝装置の引き込みユニットを、前記レールを構成する固定レール、または、前記レールを構成する可動レールの下または上の、前後方向の中央部に設けた、ことを特徴とする引出装置。
(4)レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、前記緩衝装置を、前記レールを構成する可動レール内に設けた、ことを特徴とする引出装置。
(5)レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、前記緩衝装置の引き込みユニットを、前記レールを構成する固定レール、または、前記レールを構成する可動レールの前端部に設けた、ことを特徴とする引出装置。
(6)レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、前記レールを、前記引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動するピストン式の緩衝装置にした、ことを特徴とする引出装置。
(7)レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、前記引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動する緩衝装置を、前記引出装置の筐体に、前記引出の後側面に対向させて設けた、ことを特徴とする引出装置。
この発明によれば、緩衝装置を、または、緩衝装置を、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとで構成し、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設けたので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
また、この発明によれば、上記緩衝装置を、レールを構成する固定レール、または、レールを構成する可動レールの下または上に設けたので、デッドスペースを有効に活用して緩衝装置を配置することにより、引出装置をコンパクトにすることができる。
また、この発明によれば、上記緩衝装置の引き込みユニットを、レールを構成する固定レール、または、レールを構成する可動レールの下または上の、前後方向の中央部に設けたので、取付スペースが少なくて済み、取付部位の自由度が増大する。
また、この発明によれば、上記緩衝装置を、レールを構成する可動レール内に設けたので、デッドスペースを有効に活用して緩衝装置を配置することにより、引出装置をコンパクトにすることができる。
また、この発明によれば、緩衝装置の引き込みユニットを、レールを構成する固定レール、または、レールを構成する可動レールの前端部に設けたので、故障時における緩衝装置の交換などをより容易に行うことができる。
また、この発明によれば、引出装置のレールを、引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動するピストン式の緩衝装置にしたので、全長に亘って安定した一定量、一定速度の制動力を得ることができる。
また、この発明によれば、引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動する緩衝装置を、引出装置の筐体に、引出の後側面に対向させて設けたので、緩衝装置を目立ち難くさせ、内容物による目詰まりを起こし難くすることができる。
先ず、参考例を図に基づいて説明する。
図1は第1参考例である引出装置の斜視図、図2は図1に示した引出装置に使用する第2参考例である緩衝装置の分解斜視図、図3は図2に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図、図4は緩衝装置の動作説明図である。
図1において、Dは引出装置を示し、筐体1と、この筐体1を構成する左、右側板1l,1rの内側に取り付けられ、前側が水平部分2hとされ、この水平部分2hに連なる後側が後側へ下降傾斜する下降傾斜部分2sとされたガイドレール2と、筐体1に対して引出位置と格納位置との間を移動する引出3と、この引出3を構成する左、右側板3l,3rの外側に取り付けられ、ガイドレール2で案内される被ガイドローラー4と、引出3を構成する右側板3rの外側に取り付けられたストライカー5と、筐体1を構成する右側板1rの内側の所定位置に取り付けられ、ストライカー5が係合することにより、引出3が格納位置へ達する衝撃を緩和する緩衝装置B(図2、図3参照)とで構成されている。
上記した緩衝装置Bは、図2に示すように、ピストンロッド14が一方向(後側、右側)へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、移動体としてのストライカー5(図1参照)にスライドキャッチャー45が係合することにより、ピストンロッド14を一方向へ移動させる伝達ユニット41と、ダンパー本体11と伝達ユニット41とを結合する結合手段とで構成されている。
上記したダンパー本体11は、一端(左端)が開放した円筒状のシリンダー12と、このシリンダー12内に収容されたピストン(図示省略)と、このピストンに他端側(右端側)が取り付けられ、一端側(左端側)がシリンダー12の開放端(左端)から突出するピストンロッド14と、シリンダー12を閉塞するキャップ15と、シリンダー12から突出したピストンロッド14の先端に取り付けられたボールジョイント16とで構成されている。そして、ピストンロッド14が突出するシリンダー12の外側に、一端側(左側)から他端側(右側)へ順次高くなる係合爪12aが、例えば、円周方向に90度分割で4つ設けられている。なお、シリンダー12内には粘性流体、例えば、シリコーンオイルが充填されている。また、図示を省略したピストンには、一方向(右側)へ移動することによって制動力を発生するように、オリフィス、弁などが設けられている。
上記した伝達ユニット41は、先端(一端、左端)が下側へ曲がったL字状のガイド溝43aが設けられたベース43と、このベース43の右端に連設され、シリンダー12の一端部(左端部)が挿入される接続筒部44と、スライドキャッチャー45とで構成されている。そして、接続筒部44には、シリンダー12の係合爪12aが係合する係止孔44aが、係合爪12aに対応させて設けられている。また、スライドキャッチャー45には、ストライカー5(図1参照)が係合する係合凹部45aと、ガイド溝43aに沿って移動する、両側に突出した被ガイドリブ45b,45cと、シリンダー12のボールジョイント16の先端部分(ボール部分)が圧入される圧入部45dとが設けられている。なお、ベース43の接続筒部44の部分には、ボールジョイント16およびピストンロッド14を挿入できるように、開口(図示省略)が設けられている。また、被ガイドリブ45bはスライドキャッチャー45の左側に位置し、被ガイドリブ45cはスライドキャッチャー45の右側に位置する。
上記したシリンダー12の係合爪12aと、接続筒部44の係止孔44aとにより、ダンパー本体11と伝達ユニット41とを結合する結合手段が構成されている。
次に、緩衝装置Bの組立の一例について説明する。
まず、ベース43へ上側からスライドキャッチャー45を圧入させ、被ガイドリブ45b,45cをガイド溝43aに挿入し、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿って移動できるようにベース43に取り付ける。そして、ボールジョイント16およびピストンロッド14を接続筒部44内へ挿入するとともに、シリンダー12の一端(左端)を接続筒部44内へ挿入して係合爪12aを係止孔44aに突入させ、係合爪12aを係止孔44の縁に係合させることにより、ダンパー本体11を伝達ユニット41に取り付け、結合させることができる。さらに、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿ってシリンダー本体11側(後側、右側)へ押し、圧入部45d内へボールジョイント16の先端部分(ボール部分)を圧入させることにより、緩衝装置Bの組立が完了する。
このようにして組み立てられた緩衝装置Bは、図1に示す引出装置Dの筐体1を構成する右側板1rの内側の所定位置に取り付けられる。
次に、動作について説明する。
なお、引出3は、図1に示すように、引出位置に引き出され、緩衝装置Bは、図3に示すように、スライドキャッチャー45がガイド溝43aの前側(左端)まで移動し、前側へ下降するように傾斜しているものとする。
まず、引出位置にある引出3を格納位置へ格納させるために押し込むと、被ガイドローラー4がガイドレール2の水平部分2hで案内されることにより、引出3を筐体1内へ押し込むことができる。そして、被ガイドローラー4がガイドレール2の水平部分2hから下降傾斜部分2sへ移行すると、被ガイドローラー4が下降傾斜部分2sを下降することにより、引出3を筐体1内へ押し込まなくとも、引出3は筐体1内へ引き込まれ、格納位置へと移動する。
上記のように、被ガイドローラー4が下降傾斜部分2sへ移行すると、ストライカー5が係合凹部45aに係合してスライドキャッチャー45を、図4に示すように、水平状態にし、スライドキャッチャー45を後側(格納位置側)へガイド溝43aに沿って移動させ、ピストンロッド14も制動力を発生する方向(押し込まれる方向)へ移動する。
したがって、被ガイドローラー4が下降傾斜部分2sへ移行し、引出3が格納位置へ達して筐体1に衝突する衝撃を、ダンパー本体11によって緩和することができ、引出3が格納位置へ達すると、緩衝装置Bは図4に示す状態になる。
次に、格納位置にある引出3を引出位置へ引き出すために引き出すと、ストライカー5が係合凹部45aに係合しているので、スライドキャッチャー45を前側(引出位置側)へガイド溝43aに沿って移動させることができる。
このようにしてスライドキャッチャー45が前側へ移動し、被ガイドローラー4がガイドレール2の下降傾斜部分2sから水平部分2hへ移行する状態になると、スライドキャッチャー45がガイド溝43aの前端部分まで移動し、図3に示すように、前側へ下降した状態になる。
さらに、引出3を引き出すと、ストライカー5とスライドキャッチャー45との係合が解除され、引出3のみを引出位置へ移動させることができる。
上述したように、この第2参考例によれば、緩衝装B置を、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、ストライカー5にスライドキャッチャー45が係合することにより、ピストンロッド14を一方向へ移動させる伝達ユニット41とで構成し、ダンパー本体11と伝達ユニット41とを結合する結合手段(係合爪12a、係止孔44a)を設けたので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
図5は第3参考例である緩衝装置の分解斜視図、図6は図5に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図であり、図1〜図4と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図5または図6において、緩衝装置Bは、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、このダンパー本体11が取り付けられるブラケット21と、このブラケット21にダンパー本体11を取り付ける取付クリップ31とで構成されている。
そして、ブラケット21には、スライドキャッチャー45を介してストライカー(移動体)を引き込み、ダンパー本体11のピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42が一体的に設けられている。
上記したブラケット21は、ダンパー本体11を構成するシリンダー12の前端(左端)を支持する前側支持筒部22と、シリンダー12の後端(右端)を支持する後側支持部23と、前側支持筒部22と後側支持部23とを連結し、上側がシリンダー12を載置できるように凹んでいる連結部24とで構成されている。
そして、連結部24の下側部分には、取付クリップ31の弾性係合片33aが係合する切欠部24aが両側に設けられている。
さらに、連結部24には、図示を省略されているが、スライドキャッチャー45を構成する引っ張りコイルばね46の端部を係止させる係止部が設けられている。
上記した取付クリップ31は、ダンパー本体11のシリンダー12を押さえる押圧部32と、この押圧部32から延びた脚部33とで構成されている。
そして、押圧部32には、シリンダー12を、ブラケット21の連結部24へ押す弾性押圧片32aが設けられている。
また、脚部33には、ブラケット21の連結部24に設けられている切欠部24aに係合する弾性係合片33aが設けられている。
上記した引き込みユニット42は、ベース43と、スライドキャッチャー45と、このスライドキャッチャー45を、ダンパー本体11を構成するピストンロッド14を一方向へ移動させるように付勢する引っ張りコイルばね46とで構成されている。
そして、スライドキャッチャー45には、下側に、引っ張りコイルばね46の端部を係止させる係止部45eが設けられている。
次に、緩衝装置Bの組立の一例について説明する。
まず、ベース43へ上側からスライドキャッチャー45を圧入させ、被ガイドリブ45b,45cをガイド溝43aに挿入し、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿って移動できるようにベース43に取り付ける。
そして、ボールジョイント16およびピストンロッド14を前側支持筒部22内へ挿入するとともに、シリンダー12の一端(前端、左端)を前側支持筒部22に突き当てた後、シリンダー12の他端(後端、右端)を押し下げて後側支持部22bに当接させ、シリンダー12を連結部24の上に載せる。
次に、脚部33の間にシリンダー12を位置させた状態で押圧部32を押し下げ、弾性係合片33aを切欠部24aに係合させることにより、取付クリップ31でダンパー本体11をブラケット21に取り付け、固定することができる。
そして、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿ってシリンダー本体11側(後側、右側)へ押し、圧入部45d内へボールジョイント16の先端部分(ボール部分)を圧入させる。
さらに、引っ張りコイルばね46の一端を係止部45eに係止させ、引っ張りコイルばね46の他端をブラケット21の係止部(図示省略)に係合させることにより、緩衝装置Bの組立が完了する。
次に、動作について説明する。
なお、緩衝装置Bは、引出装置に取り付けられているものとする。
そして、引出装置のガイドレールは、水平部分のみで構成されているものとする。
さらに、引出は、図1に示すように、引出位置に引き出され、緩衝装置Bは、図3に示すように、スライドキャッチャー45がガイド溝43aの前側(左側)まで移動し、前側へ下降するように傾斜し、引っ張りコイルばね46は引き込み力を蓄積しているものとする。
まず、引出位置にある引出を格納位置へ格納させるために押し込むと、被ガイドローラーがガイドレールで案内されることにより、引出を筐体内へ押し込むことができる。
そして、引出が格納位置近くまで押し込まれると、ストライカーが係合凹部45aに係合してスライドキャッチャー45が、図6に示すように、水平状態になることにより、引っ張りコイルばね46の引き込み力によってスライドキャッチャー45を後側(格納位置側)へガイド溝43aに沿って移動させ、ピストンロッド14も制動力を発生する方向(押し込まれる方向)へ移動する。
したがって、引出が格納位置へ達して筐体に衝突する衝撃を、ダンパー本体11によって緩和することができ、引出が格納位置へ達すると、緩衝装置Bは図6に示す状態になる。
次に、格納位置にある引出を引出位置へ引き出すために引き出すと、ストライカーが係合凹部45aに係合しているので、スライドキャッチャー45を前側(引出位置側)へガイド溝43aに沿って移動させることができる。
このようにしてスライドキャッチャー45が前側へ移動し、所定位置に達すると、スライドキャッチャー45がガイド溝43aの前端部分まで移動し、図3に示すように、前側へ下降して傾斜した状態になり、引っ張りコイルばね46に付勢力が蓄積される。
さらに、引出を引き出すと、ストライカーとスライドキャッチャー45との係合が解除され、引出のみを引出位置へ移動させることができる。
上述したように、第3参考例によれば、緩衝装置Bを、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、このダンパー本体11が取り付けられるブラケット21と、このブラケット21にダンパー本体11を取り付ける取付クリップ31とで構成し、スライドキャッチャー45を介してストライカーを引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42を、ブラケット21に一体的に設けたので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図7はこの発明の第1実施例である緩衝装置の分解斜視図、図8は図7に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図であり、図1〜図6と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図7または図8において、緩衝装置Bは、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、このダンパー本体11が取り付けられるブラケット21と、このブラケット21に取り付けられ、スライドキャッチャー45を介してストライカー(移動体)を引き込み、ダンパー本体11のピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42とで構成されている。
そして、ブラケット21の連結部24には、ダンパー本体11を取り付ける係止手段としての弾性係止爪25が設けられている。
上記したブラケット21を構成する前側支持筒部21には、結合手段を構成する係止孔22aが設けられている。
また、上記した引き込みユニット42を構成する、ブラケット21の前側支持筒部21へ挿入される接続筒部44には、他端側(右側)から一端側(左側)へ順次高くなる結合手段を構成る係合爪44bが、係止孔22aに対応させて設けられている。
次に、緩衝装置Bの組立の一例について説明する。
まず、ベース43へ上側からスライドキャッチャー45を圧入させ、被ガイドリブ45b,45cをガイド溝43aに挿入し、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿って移動できるようにベース43に取り付ける。
そして、接続筒部44aを前側支持筒部22内へ挿入し、ベース43を前側支持筒部22の一端(左端)に突き当てると、係合爪44bが係止孔22aに突入し、係止孔22aの縁に係合することにより、ベース43をブラケット21に取り付け、固定することができる。
次に、ボールジョイント16およびピストンロッド14を前側支持筒部22内へ挿入するとともに、シリンダー12の一端(前端、左端)を前側支持筒部22に突き当てた後、シリンダー12の他端側(後端側、右端側)を弾性係止爪25の間へ押し込んで弾性係止爪25に保持させるとともに、シリンダー12の他端(後端、右端)を後側支持部22bに当接させることにより、弾性係止爪25でダンパー本体11をブラケット21に取り付け、固定することができる。
そして、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿ってシリンダー本体11側(後側、右側)へ押し、圧入部45d内へボールジョイント16の先端部分(ボール部分)を圧入させる。
さらに、引っ張りコイルばね46の一端を係止部45eに係止させ、引っ張りコイルばね46の他端をブラケット21の係止部(図示省略)に係合させることにより、緩衝装置Bの組立が完了する。
この第1実施例の緩衝装置Bの動作は、第3参考例の緩衝装置Bと同様になるので、説明を省略する。
上述したように、この発明の第1実施例によれば、緩衝装置Bを、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、このダンパー本体11が取り付けられるブラケット21と、このブラケット21に取り付けられ、スライドキャッチャー45を介してストライカーを引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42とで構成し、ダンパー本体11を、ブラケット21に設けた係止手段(弾性係止爪25)でブラケット21に取り付けたので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
図9は第4参考例である緩衝装置の分解斜視図、図10は図9に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図であり、図1〜図8と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図9または図10において、緩衝装置Bは、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、このダンパー本体11が取り付けられるブラケット21と、このブラケット21に取り付けられ、スライドキャッチャー45を介してストライカー(移動体)を引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42とで構成されている。
そして、ダンパー本体11を、ダンパー本体11に設けた取付手段としての弾性係合爪12b、突き当て突起12cでブラケット21に取り付けられている。
上記したダンパー本体11を構成するシリンダー12には、一端部(左端部)に、一端側(左側)から他端側(右側)へ順次高くなる弾性係合爪12bが設けられ、この弾性係合爪12bよりも他端側(右側)の外周に、ブラケット21を構成する前側支持筒部22の他端(左端)に衝合する突き当て突起12cが設けられている。
また、上記したブラケット21を構成する前側支持筒部22には、ダンパー本体11の弾性係合爪12bを係止させる取付手段としての係止孔22bが、弾性係合爪12bに対応させて設けられている。
次に、緩衝装置Bの組立の一例について説明する。
まず、ベース43へ上側からスライドキャッチャー45を圧入させ、被ガイドリブ45b,45cをガイド溝43aに挿入し、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿って移動できるようにベース43に取り付ける。
そして、接続筒部44を前側支持筒部22内へ挿入し、ベース部43を前側支持筒部22の一端(左端)に突き当ると、係合爪44bが係止孔22aに突入し、係止孔22aの縁に係合することにより、ベース43をブラケット21に取り付け、固定することができる。
次に、ボールジョイント16およびピストンロッド14を前側支持筒部22内へ挿入するとともに、シリンダー12の一端側(前端側、左端側)を前側支持筒部22内へ挿入して突き当て突起12cを前側支持筒部22の他端(右端)に突き当ると、弾性係合爪12bが係止孔22bに突入し、係止孔22bの縁に係合することにより、弾性係合爪12bと突き当て突起12cとでダンパー本体11をブラケット21に取り付け、固定することができる。
そして、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿ってシリンダー本体11側(後側、右側)へ押し、圧入部45d内へボールジョイント16の先端部分(ボール部分)を圧入させる。
さらに、引っ張りコイルばね46の一端を係止部45eに係止させ、引っ張りコイルばね46の他端をブラケット21の係止部(図示省略)に係合させることにより、緩衝装置Bの組立が完了する。
この第4参考例の緩衝装置Bの動作は、第3参考例の緩衝装置Bと同様になるので、説明を省略する。
上述したように、第4参考例によれば、緩衝装置Bを、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、このダンパー本体11が取り付けられるブラケット21と、このブラケット21に取り付けられ、スライドキャッチャー45を介してストライカーを引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42とで構成し、ダンパー本体11を、ダンパー本体11に設けた取付手段(弾性係合爪12b、突き当て突起12c)でブラケット21に取り付けたので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
図11は第5参考例である緩衝装置の分解斜視図、図12は図11に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図であり、図1〜図10と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図11または図12において、緩衝装置Bは、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、スライドキャッチャー45を介してストライカー(移動体)を引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42と、この引き込みユニット42とダンパー本体11とを結合する結合クリップ36とで構成されている。
上記したダンパー本体11を構成するシリンダー12には、引っ張りコイルばね46の他端を係止させる係止部12dが設けられている。
また、上記した結合クリップ36は、例えば、金属製で、拡開可能な筒状とされている。
そして、結合クリップ36には、一端部(左端部)に、引き込みユニット42の係合爪44bを係止させる第1係止孔36aが係合爪44bに対応させて設けられ、他端部(右端部)に、ダンパー本体11の係合爪12aを係止させる第2係止孔36bが係合爪12aに対応させて設けられている。
次に、緩衝装置Bの組立の一例について説明する。
まず、ベース43へ上側からスライドキャッチャー45を圧入させ、被ガイドリブ45b,45cをガイド溝43aに挿入し、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿って移動できるようにベース43に取り付ける。
そして、接続筒部44をガイド結合クリップ36内へ挿入し、ベース部43を結合クリップ36の一端(左端)に突き当ると、係合爪44bが第1係止孔36aに突入し、第1係止孔36aの縁に係合することにより、ベース43を結合クリップ36に取り付け、固定することができる。
次に、ボールジョイント16およびピストンロッド14を結合クリップ36および接続筒部44内へ挿入するともに、シリンダー12の一端側(前端側、左端側)を結合クリップ36内へ挿入して接続筒部44の他端(右端)に突き当ると、係合爪12aが第2係止孔36bに突入し、第2係止孔36bの縁に係合することにより、ダンパー本体11を結合クリップ36に取り付け、固定することができる。
そして、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿ってシリンダー本体11側(後側、右側)へ押し、圧入部45d内へボールジョイント16の先端部分(ボール部分)を圧入させる。
さらに、引っ張りコイルばね46の一端を係止部45eに係止させ、引っ張りコイルばね46の他端をシリンダー12の係止部12dに係合させることにより、緩衝装置Bの組立が完了する。
第5参考例の緩衝装置Bの動作は、第3参考例の緩衝装置Bと同様になるので、説明を省略する。
上述したように、第5参考例によれば、緩衝装置Bは、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、スライドキャッチャー45を介してストライカーを引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42と、この引き込みユニット42とダンパー本体11とを結合する結合クリップ36とで構成したので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
図13はこの発明の第6参考例である緩衝装置の分解斜視図、図14は図13に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図であり、図1〜図12と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図13または図14において、緩衝装置Bは、ピストンロッド14が一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、スライドキャッチャー45を介してストライカー(移動体)を引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42とで構成されている。
そして、ダンパー本体11と引き込みユニット42は、結合手段によって結合されている。
上記した結合手段は、ダンパー本体11を構成するシリンダー12の一端部(左端部)の内側に軸方向に設けられたガイド溝12eに設けられた係止凹部12fと、ガイド溝12eで案内され、係止凹部12fに係合する係合爪44bとで構成されている。
次に、緩衝装置Bの組立の一例について説明する。
まず、ベース43へ上側からスライドキャッチャー45を圧入させ、被ガイドリブ45b,45cをガイド溝43aに挿入し、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿って移動できるようにベース43に取り付ける。
そして、ボールジョイント16およびピストンロッド14を接続筒部44内へ挿入するともに、接続筒部44の係合爪44bをシリンダー12のガイド溝12e内へ挿入し、ベース部43をシリンダー12の一端(左端)に突き当ると、係合爪44bが係止凹部12fに突入し、係止凹部12fの縁に係合することにより、引き込みユニット42をダンパー本体11に取り付け、固定することができる。
次に、スライドキャッチャー45をガイド溝43aに沿ってシリンダー本体11側(後側、右側)へ押し、圧入部45d内へボールジョイント16の先端部分(ボール部分)を圧入させる。
そして、引っ張りコイルばね46の一端を係止部45eに係止させ、引っ張りコイルばね46の他端をシリンダー12の12dに係合させることにより、緩衝装置Bの組立が完了する。
第6参考例の緩衝装置Bの動作は、第3参考例の緩衝装置Bと同様になるので、説明を省略する。
上述したように、第6参考例によれば、緩衝装置Bは、ピストンロッド14一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体11と、スライドキャッチャー45を介してストライカーを引き込み、ピストンロッド14を一方向へ移動させる引き込みユニット42とで構成し、ダンパー本体14と引き込みユニット42とに両者を結合する結合手段(係止凹部12e、係合爪44b)を設けたので、部品点数が少なくなって安価に製作することができる。
また、係合爪44bが係合する係止部を係止凹部12eとしたので、係合爪44bの係止凹部12eへの係合状態が外側から見えず、外観がすっきりしてよくなる。
図15はこの発明の第実施例である引出装置の要部を示す説明図であり、図1〜図14と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図15において、ガイドレール2は、引出装置の筐体に固定される固定レール2fと、この固定レース2fに沿って移動する可動レール2mとで構成されている。
そして、可動レール2mの前後方向の中央部の上に、緩衝装置Bの引き込みユニット42が取り付けられている。
なお、引き込みユニット42のスライドキャッチャー45が係合するストライカー5は、固定レール2fの、前後方向の中央部の側面に設けられている。
この第2実施例の動作は、第3参考例と同様になるので、説明を省略する。
上述したように、この発明の第2実施例によれば、緩衝装置Bを可動レール2mの上に設けるとともに、緩衝装置Bの引き込みユニット42を、可動レール2mの上の、前後方向の中央部に設けたので、デッドスペースを有効に活用して緩衝装置Bを配置することにより、引出装置をコンパクトにすることができ、また、取付スペースが少なくて済み、取付部位の自由度が増大する。
上記した第2実施例では、可動レール2mの上に緩衝装置Bを設けたが、固定レール2fの下の、固定レール2fの前後方向の中央部に緩衝装置を設け、ストライカーを可動レールに設けたり、または、固定レールの下に可動レールを設け、固定レールの上の、固定レールの前後方向の中央部に緩衝装置を設け、ストライカーを可動レールに設けたり、または、固定レールの下に可動レールを設け、可動レールの下の、可動レールの前後方向の中央部に緩衝装置を設け、ストライカーを固定レールに設けても、同様な効果を得ることができる。
図16は第3実施例である引出装置の要部を示す説明図であり、図1〜図15と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図16において、緩衝装置Bは、可動レール2m内に設けられている。
そして、引き込みユニット42のスライドキャッチャー45が係合するストライカー5は、例えば、引出装置を構成する背面板の内側に設けられている。
この第3実施例の動作は、第3参考例と同様になるので、説明を省略する。
上述したように、この発明の第3実施例によれば、緩衝装置Bを可動レール2m内に設けたので、デッドスペースを有効に活用して緩衝装置Bを配置することにより、引出装置をコンパクトにすることができる。
図17はこの発明の第4実施例である引出装置の要部を示す説明図であり、図1〜図16と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図17において、固定レール2fの前端部の側面に、緩衝装置Bの引き込みユニット42が取り付けられている。
そして、引き込みユニット42のスライドキャッチャー45が係合するストライカー5は、可動レール2mの前端部の側面に設けられている。
この第4実施例の動作は、第3参考例と同様になるので、説明を省略する。
上述したように、この発明の第4実施例によれば、緩衝装置Bの引き込みユニット42を固定レール2fの前端部の側面に設けたので、故障時における緩衝装置Bの交換などをより容易に行うことができる。
上記第4実施例では、緩衝装置Bの引き込みユニット42を固定レール2fの前端部の側面に設けたが、緩衝装置の引き込みユニットを可動レールの前端部に設け、ストライカーを固定レールに設けても、同様な効果を得ることができる。
図18はこの発明の第5実施例である引出装置の要部を示す説明図であり、図1〜図17と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図18において、ガイドレール2は、ピストン式の緩衝装置Bで構成されている。
そして、緩衝装置Bのシリンダー12が固定レールとして引出装置の筐体に固定されいる。
なお、緩衝装置Bのピストンロッド14が、可動レールとして機能する。
この発明の第5実施例の動作は、第3参考例と同様になるので、説明を省略する。
上述したように、この発明の第5実施例によれば、ガイドレール2を、引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動するピストン式の緩衝装置Bにしたので、全長に亘って安定した一定量、一定速度の制動力を得ることができる。
図19はこの発明の第6実施例である引出装置の要部を示す説明図であり、図1〜図18と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図19において、引出3が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動する緩衝装置Bは、ピストン式で、引出3の後側面に対向させて背面板1bの内側に、シリンダー12の後端が取り付けられている。
そして、緩衝装置Bは、ピストンロッド14に押し込み力が作用しないと、ピストンロッド14が、例えば、コイルばねの付勢力によってシリンダー12から前方(引出3側)へ突出する構成とされている。
次に、動作について説明する。
まず、引出位置にある引出3を格納位置へ格納させるために押し込むと、引出3を筐体1内へ押し込むことができる。
そして、引出3が格納位置近くまで押し込まれると、引出3の後端がピストンロッド14を押し込むので、緩衝装置Bが制動力を発生する。
したがって、引出3が格納位置へ達して筐体1に衝突する衝撃を、緩衝装置Bによって緩和することができる。
上述したように、この発明の第6実施例によれば、引出3が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動する緩衝装置Bを、引出装置Dの筐体1に、引出3の後側面に対向させて設けたので、緩衝装置Bを目立ち難くさせ、内容物による目詰まりを起こし難くすることができる。
第1参考例である引出装置の斜視図である。 図1に示した引出装置に使用する第2参考例である緩衝装置の分解斜視図である。 図2に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図である。 緩衝装置の動作説明図である。 第3参考例である緩衝装置の分解斜視図である。 図5に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図である。 この発明の第1実施例である緩衝装置の分解斜視図である。 図7に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図である。 この発明の第4参考例である緩衝装置の分解斜視図である。 図9に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図である。 この発明の第5参考例である緩衝装置の分解斜視図である。 図11に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図である。 この発明の第6参考例である緩衝装置の分解斜視図である。 図13に示した部品を組み立てて緩衝装置とした状態の斜視図である。 この発明の第2実施例である引出装置の要部を示す説明図である。 この発明の第3実施例である引出装置の要部を示す説明図である。 この発明の第4実施例である引出装置の要部を示す説明図である。 この発明の第5実施例である引出装置の要部を示す説明図である。 この発明の第6実施例である引出装置の要部を示す説明図である。
D 引出装置
1 筐体
1l 左側板
1r 右側板
1b 背面板
2 ガイドレール
2h 水平部分
2s 下降傾斜部分
2f 固定レール
2m 可動レール
3 引出
3l 左側板
3r 右側板
4 被ガイドローラー
5 ストライカー
B 緩衝装置
11 ダンパー本体
12 シリンダー
12a 係合爪(結合手段)
12b 弾性係合爪(取付手段)
12c 突き当て突起(取付手段)
12d 係止部
12e ガイド溝
12f 係止凹部(結合手段)
14 ピストンロッド
15 キャップ
16 ボールジョイント
21 ブラケット
22 前側支持筒部
22a 係止孔(結合手段)
22b 係止孔(取付手段)
23 後側支持部
24 連結部
24a 切欠部
25 弾性係止爪(係止手段)
31 取付クリップ
32 押圧部
32a 弾性押圧片
33 脚部
33a 弾性係合片
36 結合クリップ
36a 第1係止孔
36b 第2係止孔
41 伝達ユニット
42 引き込みユニット
43 ベース
43a ガイド溝
44 接続筒部
44a 係止孔(結合手段)
44b 係合爪(結合手段)
45 スライドキャッチャー
45a 係合凹部
45b 被ガイドリブ
45c 被ガイドリブ
45d 圧入部
45e 係止部
46 引っ張りコイルばね

Claims (7)

  1. ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、
    このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、
    このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、
    前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設けた、
    ことを特徴とする緩衝装置。
  2. レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、
    前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、
    前記緩衝装置を前記レールを構成する固定レール、または、前記レールを構成する可動レールの下または上に設けた、
    ことを特徴とする引出装置。
  3. レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、
    前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、
    前記緩衝装置の引き込みユニットを、前記レールを構成する固定レール、または、前記レールを構成する可動レールの下または上の、前後方向の中央部に設けた、
    ことを特徴とする引出装置。
  4. レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、
    前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、
    前記緩衝装置を、前記レールを構成する可動レール内に設けた、
    ことを特徴とする引出装置。
  5. レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、
    前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、
    前記緩衝装置の引き込みユニットを、前記レールを構成する固定レール、または、前記レールを構成する可動レールの前端部に設けた、
    ことを特徴とする引出装置。
  6. レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、
    前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、
    前記レールを、前記引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動するピストン式の緩衝装置にした、
    ことを特徴とする引出装置。
  7. レールに沿って引出が引出位置側から格納位置へ移動するとき、ストライカーに引き込みユニットのスライドキャッチャーが係合し、この引き込みユニットを介してダンパー本体のピストンロッドが一方向へ移動して前記ダンパー本体が制動力を発生することにより、前記引出の格納位置への移動を制動する緩衝装置を備えた引出装置において、
    前記緩衝装置は、ピストンロッドが一方向へ移動することによって制動力を発生するダンパー本体と、このダンパー本体が取り付けられるブラケットと、このブラケットに取り付けられ、スライドキャッチャーを介して移動体を引き込み、前記ピストンロッドを一方向へ移動させる引き込みユニットとからなり、前記ブラケットに前記ダンパー本体を取り付ける係止手段としての弾性係止爪を設け、
    前記引出が引出位置側から格納位置へ移動するのを制動する緩衝装置を、前記引出装置の筐体に、前記引出の後側面に対向させて設けた、
    ことを特徴とする引出装置。
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