JP3122771U - 側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造を提供する。
【解決手段】主に自動開閉装置のスライド台は油圧シリンダーを設置し、該油圧シリンダーの軸芯はスライドブロック組を連接する。該スライドブロック組がバネの弾性回復力により後方へと復位スライド移動する時、該油圧シリンダーの軸芯は収縮し油圧シリンダー本体が生じる油圧抵抗力により該スライドブロック組が後方へと復位する速度を低下させ、これに対応し該スライドブロック組と該内スライドレールが連結する引き出しは後方へと復位スライド移動する速度もまた緩やかになり、緩衝作用を具え、引き出しが後方へと向かい復位スライド移動する時に生じる激烈な震動を防止し、騒音を低下させ、部品の損壊を減少させ、使用寿命を延長することができる。
【選択図】図3

Description

本考案は一種の側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造に関する。特に一種の自動開閉装置を具えたスライド台に油圧シリンダーを設置し、該油圧シリンダーの軸芯はスライドブロック組と連接し、該スライドブロック組はバネの弾力性回復力により、引き出しを連動し自動的に後方へとスライド移動させる時の緩衝作用を具え、これにより震動を抑え、騒音を低下させ、部品の損壊を減少させる側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造に係る。
図1に示すように、公知の引き出し用スライドは自動開閉装置を具える。該自動開閉装置はスライド台、バネ、スライドブロック、内スライドレールに設置する連動ブロックにより構成する。
その欠点は引き出しがバネの力により自動的に後方へと復位移動する時、しばしば速度が速すぎるために騒音を発生し、しかも震動が生じ易く、長期間の使用により部品の損壊を招き使用寿命に悪影響を与える点である。
また該引き出しスライドレールに別に気圧棒を設置し、減速し緩衝作用を持たせることもできるが、気圧棒の伸縮不安定により震動が発生し、また場所を取るため設置が容易でないという欠点もある。
さらに複雑な干渉ユニットの設置はコストが高くつくだけでなく、場所を取り、しかも組立てが面倒である。
本考案の主な目的は、側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造を提供し、自動開閉装置のスライド台は油圧シリンダーを設置し、該油圧シリンダーの軸芯はスライドブロック組と連接し、該スライドブロック組がバネの弾性回復力により引き出しを連動し自動的に後方へとスライド移動させる時、緩衝作用を具え、震動を防止し、騒音を低下させる。
本考案のさらに一つの目的は、側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造を提供し、自動開閉装置は緩衝作用を具えるため、部品の損壊を減少させ、使用寿命を高め、しかも組立てが容易で、複雑な緩衝ユニットを設置する必要がないという長所を具える。
請求項1の考案は、主に自動開閉装置はスライド台、引き出しスライドレール、連動棒、スライドブロック組を含み、
該スライド台は該引き出しスライドレールの外スライドレールと連結固定し該外スライドレールは別に別に固定部品により箱体の内側壁の側辺と固定し連結し、該スライド台は該スライドブロック組をスライド移動させるスライド槽を具え、かつ該スライド槽の片側には係合槽を具え、別に該スライド台は該バネの反対側と連接し、該バネの片側は該スライドブロック組と連接し、
該スライドブロック組は導柱を具え、該スライド台のスライド槽内に可動設置し、これにより該スライドブロック組を往復スライド移動させ、
該連動棒は引き出しスライドレールの引き出しの外側壁と固定連結する内スライドレールの片側に設置し、
上記構成部品の組合せにより、引き出しは該内スライドレールに連動され後方へと復位する時、該内スライドレールの連動棒により該スライドブロック組を押上げ、これにより該スライドブロック組の導柱は該スライド台のスライド槽の係合槽を離脱し、さらに該スライドブロック組はバネの弾性回復力により該スライド層の後ろ側に向かいスライド移動し、
該スライド台には油圧シリンダーを設置し、該油圧シリンダーの軸芯は該スライドブロック組と連接し、該スライドブロック組は該バネの弾性回復力により後方へと復位スライド移動する時、該油圧シリンダー軸芯は収縮し油圧シリンダー本体が生じる油圧抵抗力により該スライドブロック組が後方へと復位する速度を低下させ、これに対応し該スライドブロック組と該内スライドレールが連結する引き出しは後方へと復位スライド移動する速度もまた緩やかになり、緩衝作用を具え、引き出しが後方へと向かい復位スライド移動する時に生じる激烈な震動を防止して騒音を低下させることを特徴とする側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造において、前記スライドブロック組はスライドロックとスライドブロックを含み、該スライドロックは該スライドブロックと可動接続し、該スライドブロックは該油圧シリンダーの軸芯と連結することを特徴とする側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造としている。
請求項3の考案は、請求項2記載の側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造において、前記スライドブロック組のスライドロックは該スライド台のスライド槽においてスライド移動する導柱を具えることを特徴とする側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造としている。
本考案は自動開閉装置のスライド台は油圧シリンダーを設置し、油圧シリンダーの軸芯が該スライドブロック組と連接することにより、スライドブロック組はバネの弾性回復力により引き出しを連動し自動的に後方へとスライド移動させ、この時緩衝作用が生じ、震動を防止し、騒音を低下させることができる。さらに本考案の自動開閉装置は緩衝作用を具えるため、部品の損壊を減少させ、使用寿命を高め、しかも組立てが容易で、複雑な緩衝ユニットを設置する必要がないという長所を具える。
図2〜11に示すように、本考案の自動開閉装置はスライド台1、引き出しスライドレール2、スライドブロック組を含む。
該スライド台1は底部に係合槽111、112を具え、該引き出しスライドレール2の外スライドレール21底面と一体にプレス成型する突起係合(図示なし)は嵌設連結、或いは固定、或いは他の方式により、該外スライドレール21底面と連結固定する。該外スライドレール21は別に固定部品(図示なし)により箱体(図示なし)の内側壁の側辺と固定し連結する。該スライド台1はスライド溝10を具え、該スライド溝10内の両側相互に隣接して、対称する壁面には同一方向のスライド槽101を具え、かつ該スライド槽101の中間部位の上方にはガード面102を形成し、前側は下方へと湾折し、係合固定槽1012を延伸形成する。また該スライド台1の後ろ側には係合槽103を具え、バネ30の反対側302と係合設置定位する。
該スライドブロック組3はスライドロック31とスライドブロック32を含む。
該スライドロック31は左右両側の前後にそれぞれ対象の前導柱311と後導柱312を具え、該スライド台1のスライド溝10内の両側の相互に隣り合った壁面に設置するスライド槽101内に可動設置することができる。これにより該スライドロック31は該スライド台1のスライド溝10において往復スライド移動を行い、しかもその前側には前下方へと傾斜する導斜面313を具え、中央に近い部位には定位凹槽314を具える。またその上方にはガードブロック315を具え、かつ該スライドロック31の後ろ側は該スライドブロック32と可動接続し、該スライドブロック32の両側には定位フック321を具え、該バネ30片側301と連接し、さらに該バネ30の反対側302と該スライド台1と連接する。
次に図4に示すように、連動棒221は該引き出しスライドレール2の引き出し(図示なし)の外側壁と固定、連結する内スライドレール22の端面の片側に設置し、該連動棒22の内側は槽孔222と連接する。
上記構造により、開閉状態時に該スライドブロック組3のスライドロック31のガードブロック315は該スライド台のスライド溝10のガード面102においてガードする(図6、7、8参照)。該内スライドレール22の連動棒221は該スライドロック31の定位凹槽314内に位置する(図5、7参照)。引き出しが該内スライドレール22に連動され、外へと引き出される時、該連動棒221は該スライドロック31を連動する。該スライドロック31は該前導柱311と該後導柱312により該スライド台1のスライド槽101に従い後方へとスライド移動する。該前導柱311が該スライド槽101の前側面にまでスライド移動した時、下方へ向かい該係合固定槽1012に入る。こうして該スライドロック31後側は上方へと跳ね上がり、前側の前導柱311は該係合固定槽1012において定位される(図9、10参照)。さらに、該内スライドレール22の連動棒221は該スライドロック31の定位凹槽314を離脱し(図10参照)、前方へとスライド移動を継続する。
反対に引き出しが該内スライドレール22を連動し、後方へと復位させる時、該連動棒221の前側は該スライドロック31前側に接触し、該導斜面313に従い該定位凹槽314に入り、後方へと向かいが定位凹槽314の隣接するガードブロック315の後壁面3151を押上げる。こうして該スライドロック31の前側は上方へと跳ね上がり、同時にその前側の前導柱311は該係合固定槽1012に従い上方へとスライド移動し、該係合固定槽1012の定位から離脱する。これに従い該スライドブロック組3のスライドブロック32が設置するバネ30の弾性回復力により該スライド槽101の後ろ側はスライド移動し、該スライドロック31のガードブロック315は該スライド台1のガード面102においてガードされ(図6、7、8参照)、自動開閉の機能を達成する。
該スライド台1は定位槽12を具え(図8参照)、嵌設或いは固定或いは他の方式により油圧シリンダー4を設置する。該油圧シリンダー4の軸芯41は嵌合槽411を具え、該スライドブロック組3のスライドブロック32が設置する嵌合322と嵌合連接する(図8参照)。これにより該スライドブロック組3のスライドロック31と該スライドブロック32が該バネ30の弾性回復力により後方へとスライド復位する時、該油圧シリンダー4の軸芯41により該油圧シリンダー本体40が生じる油圧抵抗力により該スライドブロック組3は後方復位スライド移動の速度を低下させることができる。これに対応し、該スライドブロック組3と該内スライドレール22が連結する引き出しが後方へと復位スライド移動する速度もまた緩やかになり緩衝作用を具えるようになる。こうして引き出しの後方復位スライド移動時に発生する激しい震動を防止、さらには騒音を低下させ、部品の損壊を減少させ、使用寿命を延命することができる。
さらに該スライドブロック組3のスライドロック31は後ろ側に可動接続槽310を具え(図11参照)、該スライドブロック32の可動軸320と可動接続し、該スライドロック31は該内スライドレール22の連動棒221により連動スライド移動の順調性を維持する。
また該スライド台1の定位槽12は該スライド溝10と通じ、該油圧シリンダー4の油圧本体40周辺は係合ブロック401を具え、該スライド台1の定位槽12内に嵌設する。
次に図4に示すように、該引き出しスライドレール2は内スライドレール22、中スライドレール20、外スライドレール21により組成する三段階式引き出しスライドレールで、同様の特徴は内スライドレールと外スライドレールにより組成する二段式引き出しスライドレールにも存在するため、ここでは詳述しない。
また本考案は側面固定式引き出しスライドレールの異なる構造の自動開閉装置にも適用可能である。スライドル台、バネ、及び内スライドレールの連動棒を具える引き出しスライドブロック組はみなスライド台において油圧シリンダー4を設置し、油圧シリンダー4の軸芯はスライドブロック組を連接し、緩衝機能を達成することができる。
公知の自動開閉機能を具えた側面固定式引き出しスライドレールの部分立体図である。 本考案実施例の立体分解図である。 本考案実施例の立体図である。 本考案実施例の外スライドレールに設置されるが内スライドレールとスライド嵌設されない様子の立体分解図である。 本考案実施例を引き出しスライドレール上方に設置する様子の立体組合せ図である。 本考案実施例のスライドロックがスライド台のガード面において固定される様子の平面表示図である。 本考案実施例のスライドロックがスライド台のガード面において固定される様子の側面表示図である。 本考案実施例のスライドロックがスライド台のガード面において固定される様子の底面表示図である。 本考案実施例のスライドロックの前導柱が係合槽において定位される様子の平面表示図である。 本考案実施例のスライドロックの前導柱が係合槽において定位される様子の側面表示図である。 本考案実施例のスライドロックの側面平面表示図である。
符号の説明
1 スライド台
111 係合槽
112 係合槽
10 スライド溝
101 スライド槽
102 ガード面
1012 係合固定槽
103 係合槽
2 引き出しスライドレール
21 外スライドレール
22 内スライドレール
221 連動棒
222 槽孔
3 スライドブロック組
31 スライドロック
310 可動接続槽
311 前導柱
312 後導柱
313 導斜面
314 定位凹槽
315 ガードブロック
3151 後方壁面
32 スライドブロック
320 可動接続軸
321 定位フック
322 嵌合
30 バネ
301 片側
302 反対側
4 油圧シリンダー
41 軸芯
411 嵌合槽
40 油圧シリンダー本体
401 係合ブロック

Claims (3)

  1. 主に自動開閉装置はスライド台、引き出しスライドレール、連動棒、スライドブロック組を含み、
    該スライド台は該引き出しスライドレールの外スライドレールと連結固定し該外スライドレールは別に別に固定部品により箱体の内側壁の側辺と固定し連結し、該スライド台は該スライドブロック組をスライド移動させるスライド槽を具え、かつ該スライド槽の片側には係合槽を具え、別に該スライド台は該バネの反対側と連接し、該バネの片側は該スライドブロック組と連接し、
    該スライドブロック組は導柱を具え、該スライド台のスライド槽内に可動設置し、これにより該スライドブロック組を往復スライド移動させ、
    該連動棒は引き出しスライドレールの引き出しの外側壁と固定連結する内スライドレールの片側に設置し、
    上記構成部品の組合せにより、引き出しは該内スライドレールに連動され後方へと復位する時、該内スライドレールの連動棒により該スライドブロック組を押上げ、これにより該スライドブロック組の導柱は該スライド台のスライド槽の係合槽を離脱し、さらに該スライドブロック組はバネの弾性回復力により該スライド層の後ろ側に向かいスライド移動し、
    該スライド台には油圧シリンダーを設置し、該油圧シリンダーの軸芯は該スライドブロック組と連接し、該スライドブロック組は該バネの弾性回復力により後方へと復位スライド移動する時、該油圧シリンダー軸芯は収縮し油圧シリンダー本体が生じる油圧抵抗力により該スライドブロック組が後方へと復位する速度を低下させ、これに対応し該スライドブロック組と該内スライドレールが連結する引き出しは後方へと復位スライド移動する速度もまた緩やかになり、緩衝作用を具え、引き出しが後方へと向かい復位スライド移動する時に生じる激烈な震動を防止して騒音を低下させることを特徴とする側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造。
  2. 請求項1記載の側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造において、前記スライドブロック組はスライドロックとスライドブロックを含み、該スライドロックは該スライドブロックと可動接続し、該スライドブロックは該油圧シリンダーの軸芯と連結することを特徴とする側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造。
  3. 請求項2記載の側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造において、前記スライドブロック組のスライドロックは該スライド台のスライド槽においてスライド移動する導柱を具えることを特徴とする側面固定式引き出しスライドレール自動開閉装置の緩衝構造。
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