JP4845207B2 - 駆動機構及び駆動装置 - Google Patents
駆動機構及び駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4845207B2 JP4845207B2 JP2006354742A JP2006354742A JP4845207B2 JP 4845207 B2 JP4845207 B2 JP 4845207B2 JP 2006354742 A JP2006354742 A JP 2006354742A JP 2006354742 A JP2006354742 A JP 2006354742A JP 4845207 B2 JP4845207 B2 JP 4845207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- cam
- main body
- actuating member
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
(ア)前記本体及び前記可動体の一方に設けられて、前記可動体が引込位置に切り換えられた際に前記本体及び前記可動体の他方に設けられた第2作動部材を介して該可動体を係止し、かつ前記可動体の引込方向への押操作により係止解除可能となるラッチ手段を有している構成である(請求項2)。
(イ)前記本体及び前記可動体の一方に設けられて、前記可動体が引出位置から引き込み操作される過程で前記本体及び前記可動体の他方に設けられた第3作動部材に当たって該可動体の移動速度を制動可能となる制動手段を有している構成である(請求項3)。
(エ)前記第1カム面から第3カム面が共に傾斜面として形成され、かつ前記第1カム面及び第3カム面が前記第2カム面の傾斜方向と逆向きになっている構成である(請求項5)。
請求項6の発明は、図3に示されているように、可動体を本体の引出位置から引込位置に切り換える操作などを助ける駆動装置において、請求項1から5の何れかに記載の駆動機構を採用しているとともに、請求項1の駆動手段、又は、請求項1の駆動手段及び請求項2のラッチ手段、或いは、請求項1の駆動手段及び請求項2のラッチ手段並びに請求項3の制動手段がベースに組み付けられていることを特徴としている。
これに対し、請求項7の発明は、図1と図3に示されているように、可動体を本体の引出位置から引込位置に切り換える操作などを助ける駆動装置において、請求項1から5の何れかに記載の駆動機構を採用しているとともに、請求項1の第1作動部材、又は、請求項1の第1作動部材及び請求項2の第2作動部材、或いは、請求項1の第1作動部材及び請求項2の第2作動部材並びに請求項3の第3作動部材が取付板に突設されていることを特徴としている。
(2)図10(a)の実線及び図7(b)は、可動体7が更に引込方向へ押し操作されて、第1作動部材10がレバー33の傾斜面33aに当接した後、該傾斜面33a及び傾斜面38a(第1カム面)に当接しながら、カム体3を上方へ最大まで摺動した状態である。この過程において、ばね部材16はカム体3の上摺動に伴って付勢力を次第に蓄積する。可動体7は、そのばね部材16の付勢力に抗して押し操作される。
(4)また、この過程において、第2作動部材11(可動体7)は、図7(b)から更に前進されると、カムレバー50の傾斜カム52aに当接する(このときカムレバー50は図7のごとく水平になっているため、第2作動部材11は傾斜路57に入れない)。更に前進移動されると、図8(a)のごとくカムレバー50が傾斜カム52aに加わる応力によりスプリング53の付勢力に抗して上側へ回動する。そして、第2作動部材11が傾斜カム25の後退端を通り過ぎてスリット54の開放端に達すると、カムレバー50はスプリング53の付勢力で元の方向に少し回動する。これにより、第2作動部材11がスリット54に入る。その後、図8(a)のごとく第1作動部材10が傾斜面38bから外れると、カム体3がばね部材16の付勢力で少し下降され、第1作動部材10が傾斜面37aに当接して距離Mだけ開方向へ戻される。同時に、第2作動部材11がカムレバー50の凹部56に係止つまりロックされる。なお、距離Mは極僅かである。また、この過程において、第3作動部材12は、図7(b)の段階からケース60の対応端に当たって可動体7を制動手段6の作用により緩やかに移動する。
第1に、以上の駆動機構や装置は、駆動手段1と第1作動部材10、或いは、駆動手段1及びラッチ手段5と第1作動部材10及び第2作動部材11で構成することも可能である。前者は上記した駆動手段1に相当する作用だけを利用し、後者は上記した駆動手段1及びラッチ手段5に相当する作用を利用する場合である。
2…ベース(20はカム用配置部、21はラッチ用配置部)
3…カム体(32は枢軸部、35は横リブ、36は縦リブ)
4…カバー(40はメイン部、41はサブ部、45と46は逃げ溝)
5…ラッチ手段(50はカムレバー、53はスプリング)
6…制動手段(60はケース、61はピストン式ロッド)
7…可動体(7aは側壁、7bは前面)
8…本体(8aは側壁、9はガイドレール)
10…第1作動部材
11…第2作動部材
12…第3作動部材
15…取付板
33a…傾斜面(第1カム面)
37a…傾斜面(第3カム面)
38a…傾斜面(第1カム面)
38b…傾斜面(第2カム面)
Claims (7)
- 可動体を本体の引出位置から引込位置に切り換える操作等を助ける駆動機構において、
前記本体と前記可動体の一方に設けられて、前記可動体の移動方向と略交差する方向へ摺動可能なカム体、及び前記カム体の摺動により付勢力を蓄積可能となるばね部材を有した駆動手段と、
前記本体及び前記可動体の他方に設けられて、前記可動体が引出位置から引き込み操作される途中で前記カム体と当接して前記ばね部材が付勢力を蓄積する方向へ該カム体を摺動させた後、前記ばね部材に蓄積された付勢力により該カム体を介して前記可動体を引込位置まで摺動可能にする第1作動部材と
からなることを特徴とする駆動機構。 - 前記本体及び前記可動体の一方に設けられて、前記可動体が引込位置に切り換えられた際に前記本体及び前記可動体の他方に設けられた第2作動部材を介して該可動体を係止し、かつ前記可動体の引込方向への押操作により係止解除可能となるラッチ手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。
- 前記本体及び前記可動体の一方に設けられて、前記可動体が引出位置から引き込み操作される過程で前記本体及び前記可動体の他方に設けられた第3作動部材に当たって該可動体の移動速度を制動可能となる制動手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動機構。
- 前記カム体は、前記第1作動部材が当接するカム面として、前記可動体の引き込み過程で上方へ摺動されて前記ばね部材に付勢力を蓄積可能にする第1カム面と、前記ばね部材の付勢力により下方へ摺動されて前記可動体を引込位置まで移動可能にする第2カム面と、前記ラッチ手段が係止解除されたときに前記ばね部材の付勢力により下方へ摺動されて前記可動体を所定距離だけ引出方向へ移動可能にする第3カム面とを少なくとも有していることを特徴とする請求項2に記載の駆動機構。
- 前記第1カム面から第3カム面が共に傾斜面として形成され、かつ前記第1カム面及び第3カム面が前記第2カム面の傾斜方向と逆向きになっていることを特徴とする請求項4に記載の駆動機構。
- 可動体を本体の引出位置から引込位置に切り換える操作等を助ける駆動装置において、請求項1から5の何れかに記載の駆動機構を採用しているとともに、請求項1の駆動手段、又は、請求項1の駆動手段及び請求項2のラッチ手段、或いは、請求項1の駆動手段及び請求項2のラッチ手段並びに請求項3の制動手段がベースに組み付けられていることを特徴とする駆動装置。
- 可動体を本体の引出位置から引込位置に切り換える操作等を助ける駆動装置において、請求項1から5の何れかに記載の駆動機構を採用しているとともに、請求項1の第1作動部材、又は、請求項1の第1作動部材及び請求項2の第2作動部材、或いは、請求項1の第1作動部材及び請求項2の第2作動部材並びに請求項3の第3作動部材が軸又はピン状であり取付板に突設されていることを特徴とする駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354742A JP4845207B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 駆動機構及び駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354742A JP4845207B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 駆動機構及び駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008161474A JP2008161474A (ja) | 2008-07-17 |
JP4845207B2 true JP4845207B2 (ja) | 2011-12-28 |
Family
ID=39691714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006354742A Expired - Fee Related JP4845207B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 駆動機構及び駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4845207B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545990B2 (ja) * | 1971-11-29 | 1980-11-20 | ||
AT393948B (de) * | 1989-04-03 | 1992-01-10 | Blum Gmbh Julius | Schliessvorrichtung fuer schubladen |
JP2005087265A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | 引き出し装置 |
JP2005131338A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Takashi Hamaguchi | 前面を軽く押す事により解除出来るロック機構付き引き出し |
JP4675145B2 (ja) * | 2005-05-02 | 2011-04-20 | 株式会社ニフコ | 緩衝装置および引出装置 |
-
2006
- 2006-12-28 JP JP2006354742A patent/JP4845207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008161474A (ja) | 2008-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5093881B2 (ja) | 摺動補助機構及び引込ユニット | |
KR102012573B1 (ko) | 가구 구동 장치 | |
US9388619B2 (en) | Automatic closing apparatus | |
KR101453700B1 (ko) | 인입 장치 | |
WO2011115198A1 (ja) | 摺動補助装置 | |
WO2009148151A1 (ja) | 摺動補助機構 | |
JP4468776B2 (ja) | カツプホルダ装置 | |
JP4845207B2 (ja) | 駆動機構及び駆動装置 | |
EP2532272A1 (en) | Opening mechanism of slide assembly | |
JP5192831B2 (ja) | 引込機構 | |
JP5296606B2 (ja) | 引出しの引込み装置 | |
JP5421620B2 (ja) | 移動体の駆動装置 | |
JP2006102294A (ja) | 飛び出し・引き込み装置 | |
JP4950635B2 (ja) | 引込機構 | |
JP5105629B2 (ja) | 摺動補助機構及び引込ユニット | |
JP4966883B2 (ja) | 開閉補助機構 | |
JP6220311B2 (ja) | 収納装置及びリッドの組立方法 | |
JP2008100012A (ja) | スライドレール | |
JP4934204B2 (ja) | 摺動補助装置 | |
JP4059866B2 (ja) | カップホルダ装置 | |
JP5605933B2 (ja) | 什器 | |
JP4470064B2 (ja) | 緩衝機能付き引出し | |
JP2014004330A (ja) | 引出しキャビネット | |
JP2009167719A (ja) | 引込機構 | |
JP5388951B2 (ja) | 引出し連動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111005 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111007 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |