JP4674014B2 - リバーシブル・ケースを有する腕時計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リストバンドに取り付けられた支持体と、時計ムーブメントおよび表示手段を含むケースとを備える腕時計に関する。ケースは、スライドでき、2つの動作位置でその面の一方または他方をそれぞれ示すために反転されるように支持体に搭載され、腕時計は、その2つの動作位置にケースを保持するための手段を含み、支持体は、端部で閉鎖された長手方向溝をそれぞれ含む2つの平行内側表面を備え、ケースは、前記内側表面を向く、支持体の対応する溝内でスライドできるスナッグ(snug)をそれぞれ有する2つの平行側方壁を含み、各溝は、その端部からある距離に配置された少なくとも1つのストップを含み、前記ストップの作用は、溝の一方の端部からスナッグの第1のスライド移動の後に、前記スナッグが、溝の他方の端部への第2のスライド移動を実行する前に、前記ケースを反転させるために、ケースのためのストップ・ゾーンを規制している。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの腕時計はかなり前から知られている。1931年8月3日に許可された、フランス国特許第712868号に対する追加の許可証第41060号は様々な変形例を示している。第1の変形例において、腕時計ケースは、支持体上の任意の場所で反転するために自由に回転できる。他の変形例において、この回転自由性が制限される。実際、その機構の構成は、ケースが支持体の端部でだけ回転でき反転されるようにリセスが設けられている。
【0003】
しかしながら、これらの実施形態は共通の主な欠点を有する。そのような腕時計の製造者は、機構部の取り扱いが容易になるように選択することあり、その場合、ケースをより容易に解放させるために、機構部において、製造者がその動作位置においてケースを保持させるのにばねを強くしないということである。そのようなケースでは、ユーザの手首による突然の動きにあまりにも感度が高く作られ、その動きでケースが不適切に回転することがある。この欠点を解消するために、製造者はより堅いばねを使用することを選択すると、ケースにおいて、機構部を取り扱うことが難しくなり、機構部品は早期の磨耗にさらされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記欠点を解消するように、このタイプの腕時計を改善することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明は、ケースの前記ストップ・ゾーンの外側での回転を防止するための手段を含み、前記ストップ・ゾーンが回転ゾーンである、前述のタイプの腕時計を提供する。
【0006】
特定の実施形態において、ケースの前記ストップ・ゾーンの外側での回転を防止するための前記手段は、支持体の少なくとも1つのガイド表面によって形成でき、支持体の表面に対して、ケースの表面をスライドによって当てることができる。
【0007】
対応するスナッグがストップを乗り越えることを可能にするために、各溝にストップに向いて配置されたリセスを提供することもできる。この実施形態において、細長い断面のスナッグの使用など、溝の高さより長い他の手段を使用することができ、他の手段は、ストップの位置によって画定され、十分な空間が提供される回転ゾーン内だけで回転できる。
【0008】
ケースは、このように、手首の突然の動きに関係する不適切な回転のあらゆる危険性を取り除く、端部からのある距離の回転ゾーンにおいて、もっぱら回転する。
【0009】
支持体上の前記ガイド表面を含む好ましい実施形態において、各溝は、ガイド表面にほぼ平行であり、ガイド表面から異なる距離に配置される、2つの連続セクションを形成することができ、このように、前記セクションは垂直方向のブレーキによって接続された高いセクションおよび低いセクションを画定する。特に、ケースのスナッグは、高さにおいて互いに対してオフセットでき、前記溝は、一方の高いセクションが他方の低いセクションに対向し、またはその逆であるように配置される。
【0010】
本発明は、添付の図面を参照する種々の実施形態例の以下の記載から、より良く理解されるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1から6は、好ましい実施形態による腕時計1の全般的な外観、および、ケースがスライドし支持体3に対して反転するときの、ケース2により生じる動きを示す。
【0012】
支持体3は、凹状の表面を有し、リストバンド6を固定するホーンが突出し、側方フランジ7がリストバンド6の方向に平行に配置されている底部4を含む。これらの各側方フランジ7は、中央部で最大高さとされた丸くされた形状の上部縁部8を有し、長手方向溝10を含む内側表面9を有する。
【0013】
支持体3の底部4は、図8にも見ることができる、支持体の縁部からその中央領域へ延びる長手方向ガイド表面11を含み、その表面には、フランジ7によって両側で境界を定められた丸められた横断方向のリセス12が生成されている。フランジ7はさらに、支持体の長手方向両縁部からほぼ中間の位置で貫通し、対応する溝10内に開口する孔13および14を含む。
【0014】
この実施形態において、ケース2は、リストバンドの方向に対応するその長手方向で全般的にスピンドル形状(紡錘形)を有し、その側方壁15は、ほぼ平坦であり平行であり、したがって、支持体の底部4の形状とほぼ相補的な形状の2つの凸状の面16および17の形状を決めている。好ましい変形例においては、ケースの面16および17と、支持体の底部4とは、それぞれ円弧の輪郭を有する。
【0015】
各側方壁15は、ケースの中央部分19に配置され、好ましくはほぼ球形の一部の形状の小さい突出する要素18を含む。突出する要素18は、示されていない弾性のある手段によって、ケース内にセットバック可能に作られることができる。孔20は、スピンドルの一方の端部21の近くに中央部分19を通過する陽に形成されている。スピンドルの他方の端部22の、時間設定クラウン24を収容する部分にリセス23を含む。クラウンは、ケースの上面および下面から突出することを避けるような平坦な形状を有する。
【0016】
図7により明らかに見られるように、ケースは、その上面16上に湾曲したガラスぶた25を載せ、ケースの下面17に2つの細い横断方向の溝26を含んでいる。これらの溝には、スライドすることによって、ガラスぶたと同じ湾曲の装飾プレート28の曲がった端部27が収容される。このプレート28は、密封されたバッテリ・ハッチ29とカバーとを隠し、本明細書に示される例において、下側の面17のほとんどはケースの裏面に特に審美的な外観を与える目的のためのものである。もちろん、プレート28は、例えば、任意の対象物または予備のバッテリを受容することができる区画を覆うなどの単なる装飾であるだけでなく他の機能を有することができる。ケースは、さらに従来の方法で、時計ムーブメント30、文字盤31、および針32を含む。
【0017】
フランジ7の一方の孔13が、他方のフランジの孔14の断面より大きな断面を有していることが図8から分かるであろう。実際、腕時計1の組立ておよび分解の間に使用されるこれらの2つの孔13、14は異なる機能を有する。組立ての間、ケース2は、支持体3のフランジ7間に置かれなければならず、その際、ケースの孔20は支持体3の孔13、14と整列されなければならない。より大きな断面を備える孔13は、図11に示されるバー33の先端部を受け入れる。そのとき、そのバー33は、バーが孔14に近接する反対側の内側表面9に当るまでケース内に挿入される。孔14の機能は、分解の間、支持体3からケース2を取り外すためにバー33を取り除くように、バー33を反対方向に戻すための小さいツールを収容するためのものである。
【0018】
図9は、この実施形態における溝10の特定の幾何形状を示す。これらの溝は、ほぼガイド表面11に平行であるが、ガイド表面から異なる距離に位置する2つの連続的なセクション34および35をそれぞれ形成する。したがって、上部ストップ37および下部ストップ38を形成する垂直方向ブレーキ36によって互いに接続された、上部セクション34および底部セクション35を形成する。溝10は、互いに関して反転されており、一方の上部セクション34は、図10に見られるように、他方の下部セクション35の反対に位置し、また逆もまた同じである。これらの溝10は、バー33の端部によって形成されるスナッグ39を受け入れる。これらのスナッグは、図11に見られるように、高さにおいて互いに関してオフセットされている。一旦バー33がケース2内に収容されると、ケースに取り付けられるスナッグの使用と同等のシステムが得られ、バーは、例えばOリング・ジョイント40の結果としての摩擦によって、孔20内に保持されることに留意されたい。
【0019】
支持体3におけるケース2の反転は、図4から6に簡略に示される。ケース2が支持体3に取り付けられ、図1に示されるように、例えばその上面16を示すその動作位置の1つにあるとき、その小さい突出する要素18は、ケースを前記位置に固定するように、支持体3の溝10にスナップ止めされる。ユーザは、ケースを解放し、図4の位置にケースを持っていくために、矢印C1によって示されるようにケースをスライドさせるために、リストバンド6にほぼ平行な方向にケース2に圧力を加えなければならない。ケース2が動作位置に近づくとき、スナッグが同じ軸上になく、また、溝10が高さにおいてオフセットしているためだけでなく、なかでも、支持体3の底部とスナッグ39との距離が、スナッグとケースの端部21との距離より短いために、ケースはスナッグ39の周りを回転できないことが注目される。その結果、ケース2は、そのような位置において、スナッグ39が設けられた端部の近くのケースの支持箇所41が、支持体のガイド表面11と接触するまでの非常に小さい隙間だけしか有さない。したがって、スライドさせる間、ユーザは、図4において矢印C1で示されるリストバンド6の方向に、ケース2の端部21の近くで圧力を加える。支持箇所41は、上側のスナッグ39が上部ストップ37に当り、下側のスナッグ39が下部ストップ38に当るまで、ガイド表面11上をスライドする。ケースは、ガラスぶた25の両縁の面16にガイド表面11に対向する長手方向縁部(図示されていない)を含むように作られることが好ましい。ガラスぶた25は、これらフランジおよび支持箇所41に対してわずかにセットバックし、その結果、ガラスぶたは、動きの間支持体3のあらゆる要素と接触しないことに留意されたい。その後、ケース2は同じ方向にスライドを続けることができない。ケースの端部21は、リセス12の上に位置しているので、回転が可能になる。実際、ユーザは、ケースの端部23を、図5および6における矢印Pによって図示されるように立ち上げそれから完全に回転させ、その結果、上側のスナッグ39は下方へ動き、対応する溝の下部セクション35のレベルに配置され、一方、下側のスナッグ39は上方へ動き、対応する溝の上部セクション34のレベルに配置される。ケースが図6の位置にあるとき、ケースは、図6の矢印C2で示されるように、ユーザによるその端部22に近づける圧力の作用を介して、同じ方向に第2のスライド移動を実施させることができる。ケースの下部の装飾面17が見える第2の動作位置は、スナッグ39が、溝10の端部42に対してストップに到達し、小さな突出する要素18が、溝10の他方の端部内にはめ込まれ、したがってケース2を固定することが達成される。
【0020】
上面16が見える第1の動作位置に戻すために、スナッグ39は腕時計の支持体3に対して変えられた側面を有するので、同じ一連の動作だけが、反対方向に作用されるだけである。
【0021】
そのような構造の1つの利点は、ストップ37および38で回転せずに、ケース2が、溝10の一方の端部42から他方の端部へスライドできることを防ぐことである。さらに、リセス12の近くで支持体のフランジ7が最も高いので、ケース2が側方支持なしの位置に達する可能性はない。さらに、ケース2および支持体3それぞれの形状は、形状の連続性、対称性、ケース2の完全な動きのなめらかさを備えた審美的な腕時計1を提供する。この動きは、好ましくは審美的な理由のためにおよび独自性のために、リストバンド6の方向に行われるが、それとは直角方向に移動させるようにすることもできる。動きが、リストバンドの方向に発生するときは、支持体の中央でのケースの回転は、前述の従来技術で記載されたように端部にあるリセスを省略できることを意味し、リストバンドが取り付けられる地点に近い空間を著しく節約できることを意味するものであることに留意されたい。支持体3のガイド表面11は、ガラスぶた25が支持体3と接触し、したがって損傷されることを防ぐ追加の機能を有することにも留意されたい。ケースおよび支持体の特定のおよび相補的な形状は、図1から3に見られるように、腕時計が突出する部品を全く有さないので、衝撃および摩擦による磨耗に対する良好な耐性を有する他の利点を腕時計に与える。このことは、金属と同様に安価な成形されたプラスチックの実施形態を用いることができることを意味する。
【0022】
別の実施形態が図12に示されている。各溝10が、その2つの端部42で閉鎖された1つだけのセクションを含み、各ストップ43は、好ましくは双方の端部42から等しい距離に、対応する溝10の長手方向軸上にほぼ位置する円筒状スタブによって形成される。スナッグ39は、ガイド表面11から同じ距離にあり、ここでは長手方向の端が切られた円柱によって形成されたバー33のその両端に形成される。一旦バー33が、相補的な形状のケース2の孔20(図3に見ることができる)の所定の場所におかれると、戻ることはできない。それぞれのスナッグ39は、対応するストップ43を収容することができる側方リセス44を含む。
【0023】
ケース2、ガイド表面11、および支持体3の丸められた横断方向リセス12の形状は、図1から10による実施形態と同じである。したがって、支持体3におけるケース2の全体の反転する動きシーケンスは、前の記述に対して変更されない。第1の動作位置から第1のスライド移動の後、各スナッグ39は、対応するストップ43に対して当り、ストップを覆う。この場所で、前に規定されたようにガイド表面11とリセス12の存在のために、ストップ43の周りでスナッグ39を回転させることができる。ケース2は回転できるだけである。一旦ケース2が回転すると、各スナッグ39は、対応する溝10の閉鎖された第2の端部42に対してスナッグ39が当り、ケース2がその他方の動作位置に達するまで、第2のスライド移動を実施させることができる。
【0024】
他の可能な実施形態が図13に見られる。ケースのスナッグ39は、好ましくは、円の2つの部分を接続する2つの平行な直線状の面で形成された長楕円形断面を有し、その長辺方向の長さは支持体3の溝10の幅より長い。各溝は、それらの端部42が閉鎖され、好ましくは溝の端部42から等しい距離に配置された、隆起し突出するストップ46によって分離され、ガイド表面11から同じ距離にある2つのセクション45を含む。丸められた形状でありスナッグ39の長楕円の長さより大きい寸法のリセス47が、それぞれのストップ46を向くように配置されている。セクション45とリセス47との間の接合部48、49は、スナッグ39が通過するネックを形成する。好ましくは、支持体3の長手方向ガイド表面11が示された例でもまだ存在するが、支持体3の底部4の一方の端部から他方の端部へリセス12により中断されずに連続している。
【0025】
ケース2の反転する動きは、全体的には前述と同様であるが、ストップ46を越えて通過するスナッグ39に関しては著しく異なる。各スナッグ39は、例えば図13に示されるように、第1のセクション45の端部42から始めて、ストップ46に当ってケース2がスライドを止めるまで、それぞれの形状によって、対応する溝10内で回転することなく、対応する溝10内で第1のスライド移動を実施する。
その動きを連続させるために、スナッグ39は、ストップ46の上方の輪郭に従わなければならない。すなわち、スナッグは、持ち上げられて回転し、接合部48を通過し、リセス47に入り込み、そこでは、第2セクション45に入るために、スナッグのリセス47に最初に入った部分が最後に接合部49を通って再び出てくるように十分に回転できる。実際、スナッグがリセス47内にあるとき、支持体3の底部からスナッグまでの距離は、ケース2の端部21からスナッグまでの距離より大きい。したがって、ケースの第2の面を見せるために、ケース2をこの点で反転させることができ、第2のセクション45の端部42にスナッグ39が当るまで、第2のスライド移動を実施させることができる。このように動作位置が規制される。
【0026】
スナッグ39の形状および寸法は、この実施形態において、リセス47の外でケース2が回転することを防ぐために十分なものであることに留意すべきである。しかしながら、ケース2の支持箇所41がスライドする支持体3のガイド表面11は、スナッグ39がスライドしている間、ケース2の回転を防ぐように強化され、それによって、スナッグに加えられる張力を軽減する。
【0027】
ガイド表面11を備えるまたは備えないこの変形例は、丸くされた前述した横断方向リセス12を支持体3から省略させることができる。これは、支持体の高さにおける空間を節約し、腕時計1の厚みを低減できることを意味する。
【0028】
腕時計が成形されたプラスチック材料で作られるか、金属で作られるかに係わらず、多くの適用が本発明によるリバーシブル・ケースを備える腕時計の関して想定される。実際、ケースの1つの面を覆う装飾プレートの使用は、内部を隠すことができることとが記載されたが、プレートの代わりに、例えば、その日の時間、第2の時間ゾーン、場合によっては第2のムーブメントを用いて測定された時間、または他のタイプの情報を表示するために使用される第2のアナログまたはデジタル表示部を含むようにケースを作ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの動作位置の1つにおける、本発明による腕時計の好ましい実施形態の斜視図である。
【図2】図1の腕時計の支持体の斜視図である。
【図3】図1の腕時計のケースの斜視図である。
【図4】ケースの中間スライド位置における腕時計の概略側面図である。
【図5】ケースの回転段階中の腕時計の概略側面図である。
【図6】ケースの第2のスライド・ストップ前の、回転が完了した腕時計の概略側面図である。
【図7】その垂直中間対称平面に沿った、図1の腕時計ケースの断面図である。
【図8】図1の腕時計の支持体の上面図である。
【図9】図8の線IX−IXに沿った支持体の長手方向断面である。
【図10】図9の線X−Xに沿った支持体の横断方向垂直断面である。
【図11】ケースと図8から10に示された支持体との間の接続を確立するバーの概略側面図である。
【図12】各ストップが、ほぼ溝の軸上に配置され、各スナッグがリセスを含む実施形態における、図9と同様の図である。
【図13】各溝が、対応するストップに向かうリセスを含み、スナッグが細長い形状を有する実施形態における、図9と同様の図である。
【符号の説明】
1 腕時計
2 ケース
3 支持体
4 底部
5 ホーン
6 リストバンド
7 側方フランジ
8 上部縁部
9 内側表面
10 長手方向溝
11 長手方向ガイド表面
13、14、20 孔
15 側方壁
16、17 凸状の面
18 突出する要素
19 中央部分
21、22、27 端部
23 リセス
25 ガラスぶた
Claims (9)
- リストバンド(6)に取り付けられた支持体(3)と、時計ムーブメント(30)および表示手段(31、32)を含むケース(2)とを含む腕時計(1)であって、前記ケース(2)は、2つの動作位置においてその面(16、17)の一方または他方をそれぞれ示すために、スライドでき反転できるように前記支持体(3)に搭載され、前記腕時計は、その2つの動作位置に前記ケース(2)を保持するための手段(18)を含み、前記支持体(3)は、その端部(42)で閉鎖される長手方向溝(10)をそれぞれ含む2つの平行内部表面(9)を備え、前記ケース(2)は、前記内側表面(9)に向く2つの平行な側方壁(15)を含み、それぞれの壁に前記支持体(3)の対応する溝(10)内でスライドできるスナッグ(39)を有し、各前記溝(10)は、その端部(42)から所定の距離に配置された少なくとも1つのストップ(37、38、43、46)を含み、前記ストップが、前記溝(10)の1つの端部から前記スナッグ(39)の第1のスライド移動の後、そのスナッグ(39)が前記溝(10)の他方の端部への第2のスライド移動を実行する前に、前記ケース(2)をスナッグ(39)の回りで回転させて反転させるために、対応するスナッグ(39)に対してストップ・ゾーンとなっており、さらに、前記ストップ・ゾーンを除く前記溝(10)に沿ったいずれの位置に前記スナッグ(39)が存在するときの前記ケース(2)の回転を防止するための手段(11)を含み、前記ストップ・ゾーンがこのようなケース回転ゾーンとなっていることを特徴とする腕時計。
- 前記ケース(2)の回転を防止するための前記手段が、前記支持体(3)上の少なくともガイド表面(11)によって形成され、前記ガイド表面(11)上に、スライドの間、前記ケース(2)の支持箇所(41)が載ることができることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
- 各前記溝(10)が、2つのストップ(37、38)を含み、各前記ストップ(37、38)が、前記ケース(2)の異なるスライド方向に対応することを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
- 前記ケース(2)の回転を防止するための前記手段が、前記支持体(3)上の少なくともガイド表面(11)によって形成され、前記ガイド表面(11)上に、スライドの間、前記ケース(2)の支持箇所(41)が載ることができ、各前記溝(10)が、前記ガイド表面(11)にほぼ平行であり、前記ガイド表面(11)から異なる距離に配置され、したがって前記溝(10)の高いセクション(34)および低いセクション(35)を区画する、2つの連続セクションを形成し、それらのセクションが、前記ストップを形成する垂直ブレーキ(36)によって互いに接続されることを特徴とする、請求項3に記載の腕時計。
- 前記ケース(2)の前記スナッグ(39)が、高さにおいて互いに対してオフセットされ、一方の高いセクション(34)が他方の低いセクション(35)を向くように配置され、およびその逆に配置されるように、前記溝(10)が配置されることを特徴とする請求項4に記載の腕時計。
- 各前記溝(10)が、前記溝(10)の軸上に位置する単一のストップ(43)を含み、ケース(2)のスナッグ(39)がリセス(44)を含み、前記第1のスライド移動の後、各ストップ(43)が、対応するスナッグのリセス(44)に入って前記ケース(2)に関する回転軸となり、前記スナッグ(39)が、前記ストップ(43)の周りで回転した後で、連続的なスライドだけが可能であることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
- 各ストップ(46)が前記対応する溝(10)の一方の側で突出するように設けられ、前記溝(10)の反対側にはリセス(47)が前記ストップを向いて、対応するスナッグ(39)が回転して前記ストップを通過することができるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
- 前記支持体(3)の各前記溝(10)が、前記対応するストップに向くリセス(47)を含み、前記ケース(2)の各前記スナッグ(39)が、前記溝(10)高さより長い長さの細長い断面を有し、前記スナッグ(39)が、前記リセスに入り込んで回転できることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
- 前記支持体(3)に関する前記ケース(2)のスライドが、前記リストバンドの方向にほぼ平行な方向に発生することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の腕時計。
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WO1986006511A1 (en) * | 1985-05-02 | 1986-11-06 | Anthony Daniel Mcardle | Time-piece combined with compass, calculator or telephone number directory |
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