JP4674013B2 - リバーシブル・ケースを有する腕時計 - Google Patents

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    • G04B37/04Mounting the clockwork in the case; Shock absorbing mountings
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  • Electric Clocks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リストバンドに取り付けられた支持体と、時計ムーブメントおよび表示手段を含むケースとを備える腕時計に関する。ケースは、スライドでき、2つの動作位置でその面の一方または他方をそれぞれ示すために反転されるように支持体に搭載され、支持体は2つの側方フランジを備える。腕時計は、前記ケースを支持体内でスライドさせ、かつ回転させるために、一方では側方フランジの内側表面に、他方ではケースの側壁に配置されたガイド手段を含み、さらに、ケースをその2つの動作位置に保持するための手段を含む。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの腕時計は、かなり前から知られている。1931年8月3日に許可された、フランス国特許第712868号に対する追加の許可証第41060号は、ケースが、リストバンドの長手方向に対して垂直方向、すなわちアナログ腕時計文字盤の3時から9時の方向に常にスライドする様々な変形例を示している。第1の変形例において、腕時計ケースは、支持体上の任意の場所で、自身上で反転させるために、自由に回転する。他の変形例において、この回転自由性が制限される。実際、ケースが支持体の端部でだけ回転でき反転されるように機構部が構成され、この目的のために凹部が設けられている。開示された腕時計のタイプは、単純な平行六面体形状のケースを含み、その外観は特に優雅ではない。さらに、ケースの4つの側面が比較的大きな高さを有するようなこの特定の形状は、突出する部品の存在にために、例えば衝撃または摩擦などの外的な応力に腕時計をさらす欠点を有する。これが、損傷を受けることを避けるために、このタイプの腕時計が金属である理由である。しかしながら、ケースが突出しているため、ケースへの衝撃が、その動作位置からケースを支持体に対して容易に動かし、腕時計を身に付ける人は所定に場所にケースを戻さなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、人間工学的および審美的な観点の両方から、このタイプの腕時計を改善し、特にプラスチック材料からなり、作り出されるリバーシブル腕時計の新しい多様性を可能にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明は、上に示されたタイプの腕時計であって、ケースのスライドする方向が、リストバンドの長手方向にほぼ平行であり、長手方向断面において、ケースの各端部が鋭くされた輪郭を有し、動作位置で、ケースと支持体とが前記端部の位置でおいて互いにほぼ同一平面である。
【0005】
特定の実施態様において、ケースは、その面の少なくとも1つ上に凸状の輪郭を有する。好ましくは、ケースの2つの面は、ほぼ同一の凸状の輪郭を有する。支持体の側方フランジの上部縁部は、ケースの凸状の輪郭と同様の凸状の輪郭を有するようにし、ケースおよび支持体が、ケースの全長にわたって互いにほぼ同一平面となる。ホーンなどのリストバンドを固定するための手段は、支持体とほぼ同一平面の上部を有することもでき、腕時計全体は、その長手方向にほぼ連続的な湾曲した輪郭を有する。支持体の底部は、ケースの輪郭に適合する凹状輪郭を有する。
【0006】
好ましい実施態様において、ガイド手段は、支持体の側方フランジに配置された長手方向溝、およびケースの側方縁部上に配置されたスナッグ(snug)を含み、各スナッグは、支持体の対応する溝内でスライドでき、および回転できる。このケースにおいて、実用的および審美的な理由の両方のために、その端部から所定の距離に配置された少なくとも1つのストップを含むように作っても良い。そのストップの作用は、溝の一方の端部からスナッグの第1のスライド移動後に、ケースのスライドを停止し、スナッグの溝の他方の縁部への第2のスライド移動が生じる前に、ケースの回転ゾーンを規制することである。
【0007】
ケースの回転は、支持体の中央ゾーンにおいてもっぱら生じ、動きの対称性を与え、及び動作位置からケースを持ち上げる腕時計のよくある突然の動きによって引き起こされる不適切な回転のいかなる危険性も排除する。
【0008】
本発明は、添付の図面を参照する実施形態例の以下の記載から、より良く理解されるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1から6は、好ましい実施形態による腕時計1の全般的な外観、および、ケースがスライドし支持体3に対して反転するときの、ケース2により生じる動きを示す。
【0010】
支持体3は底部4を含み、底部4の表面は凹状であり、底部4からホーン5が突出し、底部4にリストバンド6が固定される。側方フランジ7がリストバンド6の方向に平行して支持体3に設けられている。これらの各側方フランジ7は、その中央部が最大高さとされた、丸くされた形状の上部縁部8を有し、内側表面9に長手方向溝10が形成されている。
【0011】
支持体3の底部4は、図8にも見ることができる、支持体の両端縁部から中央領域へ延びる長手方向ガイド表面11を含み、その中央領域には、フランジ7によって両側で境界を定められた丸められた横断方向リセス12がある。フランジ7はさらに、支持体の長手方向縁部からのほぼ中間位置を通り、対応する溝10内に開口する孔13および14を含む。
【0012】
この実施形態において、ケースは、リストバンドの方向に対応するその長手方向に全般的にスピンドル形状(紡錘形)を有し、その側方壁15は、ほぼ平坦であり平行であり、したがって、支持体の底部4の形状とほぼ相補的な形状の2つの凸状の面16および17の境界を定める。特に、ケースの長手方向端部21および22は鋭い輪郭とされており、動作位置において、ケースと支持体がこの領域内で互いにほぼ同じ平面である。好ましい変形例において、ケースの面16、17と支持体の底部4とはそれぞれ円弧の輪郭を有する。
【0013】
各側方壁15は、ケースの中央部分19に配置され、好ましくはほぼ球形の一部の形状の小さい突出する要素18を含む。突出する要素18は、示されていない弾性のある手段によって、ケース内に後退可能に作られることができる。孔20は、スピンドルの一方の端部21の近くに中央部分19を通過する陽に形成されている。スピンドルの他方の端部22の、時間設定クラウン24を収容する部分にリセス23を含む。クラウンは、ケースの上面および下面から突出することを避けるような平坦な形状を有する。
【0014】
図7により明らかに見られるように、ケースは、その上面16上に湾曲したガラスぶた25を載せ、ケースの下面17に2つの細い横断方向の溝26を含んでいる。これらの溝には、スライドすることによって、ガラスぶたと同じ湾曲の装飾プレート28の曲がった端部27が収容される。このプレート28は、密封されたバッテリ・ハッチ29とカバーとを隠し、本明細書に示される例において、下側の面17のほとんどはケースの裏面に特に審美的な外観を与える目的のためのものである。もちろん、プレート28は、例えば、任意の対象物または予備のバッテリを受容することができる区画を覆うなどの単なる装飾であるだけでなく他の機能を有することができる。ケースは、さらに従来の方法で、時計ムーブメント30、文字盤31、および針32を含む。
【0015】
フランジ7の一方の孔13が、他方のフランジの孔14の断面より大きな断面を有していることが図8から分かるであろう。実際、腕時計1の組立ておよび分解の間に使用されるこれらの2つの孔13、14は異なる機能を有する。組立ての間、ケース2は、支持体3のフランジ7間に置かれなければならず、その際、ケースの孔20は支持体3の孔13、14と整列されなければならない。より大きな断面を備える孔13は、図11に示されるバー33の先端部を受け入れる。そのとき、そのバー33は、バーが孔14に近接する反対側の内側表面9に当るまでケース内に挿入される。孔14の機能は、分解の間、支持体3からケース2を取り外すためにバー33を取り除くように、バー33を反対方向に戻すための小さいツールを収容するためのものである。
【0016】
図9は、この実施形態における溝10の特定の幾何形状を示す。これらの溝は、ほぼガイド表面11に平行であるが、ガイド表面から異なる距離に位置する2つの連続的なセクション34および35をそれぞれ形成する。したがって、上部ストップ37および下部ストップ38を形成する垂直方向ブレーキ36によって互いに接続された、上部セクション34および底部セクション35を形成する。溝10は、互いに関して反転されており、一方の上部セクション34は、図10に見られるように、他方の下部セクション35の反対に位置し、また逆もまた同じである。これらの溝10は、バー33の端部によって形成されるスナッグ39を受け入れる。これらのスナッグは、図11に見られるように、高さにおいて互いに関してオフセットされている。一旦バー33がケース2内に収容されると、ケースに取り付けられるスナッグの使用と同等のシステムが得られ、バーは、例えばOリング・ジョイント40の結果としての摩擦によって、孔20内に保持されることに留意されたい。
【0017】
支持体3におけるケース2の反転は、図4から6に簡略に示される。ケース2が支持体3に取り付けられ、図1に示されるように、例えばその上面16を示すその動作位置の1つにあるとき、その小さい突出する要素18は、ケースを前記位置に固定するように、支持体3の溝10にスナップ止めされる。ユーザは、ケースを解放し、図4の位置にケースを持っていくために、矢印C1によって示されるようにケースをスライドさせるために、リストバンド6にほぼ平行な方向にケース2に圧力を加えなければならない。ケース2が動作位置に近づくとき、スナッグが同じ軸上になく、また、溝10が高さにおいてオフセットしているためだけでなく、なかでも、支持体3の底部とスナッグ39との距離が、スナッグとケースの端部21との距離より短いために、ケースはスナッグ39の周りを回転できないことが注目される。その結果、ケース2は、そのような位置において、スナッグ39が設けられた端部の近くのケースの支持箇所41が、支持体のガイド表面11と接触するまでの非常に小さい隙間だけしか有さない。したがって、スライドさせる間、ユーザは、図4において矢印C1で示されるリストバンド6の方向に、ケース2の端部21の近くで圧力を加える。支持箇所41は、上側のスナッグ39が上部ストップ37に当り、下側のスナッグ39が下部ストップ38に当るまで、ガイド表面11上をスライドする。ケースは、ガラスぶた25の両縁の面16にガイド表面11に対向する長手方向縁部(図示されていない)を含むように作られることが好ましい。ガラスぶた25は、これらフランジおよび支持箇所41に対してわずかにセットバックし、その結果、ガラスぶたは、動きの間支持体3のあらゆる要素と接触しないことに留意されたい。その後、ケース2は同じ方向にスライドを続けることができない。ケースの端部21は、リセス12の上に位置しているので、回転が可能になる。実際、ユーザは、ケースの端部23を、図5および6における矢印Pによって図示されるように立ち上げそれから完全に回転させ、その結果、上側のスナッグ39は下方へ動き、対応する溝の下部セクション35のレベルに配置され、一方、下側のスナッグ39は上方へ動き、対応する溝の上部セクション34のレベルに配置される。ケースが図6の位置にあるとき、ケースは、図6の矢印C2で示されるように、ユーザによるその端部22に近づける圧力の作用を介して、同じ方向に第2のスライド移動を作用させることができる。ケースの下部の装飾面17が見える第2の動作位置は、スナッグ39が、溝10の端部42に対してストップに到達し、小さな突出する要素18が、溝10の他方の端部内にはめ込まれ、したがってケース2を固定することが達成される。
【0018】
上面16が見える第1の動作位置に戻すために、スナッグ39は腕時計の支持体3に対して変えられた側面を有するので、同じ一連の動作だけが、反対方向に作用されるだけである。
【0019】
そのような構造の1つの利点は、ストップ37、38で回転することなく、ケース2が、溝10の一方の端部42から他方の端部へスライドできることを防ぐことである。さらに、リセス12に近接する支持体のフランジ7の高さが最も高いので、ケース2が側方支持のない位置に達する可能性はない。
【0020】
図12から14は、本発明によるリバーシブル腕時計の第2の実施形態を示している。ケースおよび支持体それぞれの全般的な形状は、図1から11に示された実施形態と同じであり、一方、ケース・ガイド手段の配置が逆である。この変形例において、ケースの側方壁15はそれぞれ、ほぼ中間の高さにその端部44で閉じられる長手方向溝43を含む。各支持体3の内側表面9は、ケースを収容する部分の中央に、対応する溝43内でスライドし回転できる円筒状形状のスナッグ45を含む。これらのスナッグは、例えば、図14に示されるように、ねじを支持体3の側方フランジ7を通して挿入することによって達成される。図1から11に示される実施形態で記載されるように、ガイド表面11がこの実施形態においても存在することが、図13において注目される。
【0021】
このシステムの動作は、前に記載した動作とほぼ同じである。第1の動作位置から始めて、リストバンドの長手方向において一方向へまたは他方向へ、支持箇所41の1つにユーザによって圧力を加えることによって、ケース2は解放される。それから、ケース2は、各スナッグ45が対応する溝43の端部44に当るまで、第1のスライド移動を行うことができる。それからユーザは、ケースを反転するために、スナッグの周りでケースを回転させなければならない。しかしながら、図2、8、および9に示されるような支持体の底部内のリセス12は、この変形例においては設けられていないことに留意されたい。実際、スナッグ45と支持体の底部4との間の距離は、溝の端部44とケースの対応する端部21または22との間の距離より本質的により大きく、したがって、ケースを、スナッグ45が溝の一方の端部にくるとすぐに自由に回転可能にする。このことは、底部4が減少された厚みを有する支持体3を構成する可能性を追加することができるので有利である。一旦ケースが反転すると、ケースは、示されていないスナッピング手段によって固定されるその第2の動作位置への第2のスライド移動を作用させることができる。第1の動作位置に戻すために、ユーザは、リストバンドの長手方向に、ケースの支持箇所41の1つに圧力を加えることによって開始する、上のステップを繰り返さなければならない。使用されるケース−支持体アセンブリおよびガイド手段の対称性のため、ユーザは、図1から11に示される腕時計に対して不可能である、第1の反転に関して反対の方向、または同じ方向に圧力を加えることができる。
【0022】
この実施形態から、多くの変形例を予想することができ、この変形例は、例えば、支持体のより底部にスナッグ45を配置し、湾曲した溝43を作り、溝43をより短い長さに作り、溝をケースの中央で停止し、またはケースの反転する動きに対して所望される運動学に応じて、溝43の高さを変更することからなる。
【0023】
ケース2および支持体3の各形状は、形状の連続性による審美的な利点、ケース2の完全な動きの対称性および滑らか性を腕時計1に与える。その動作位置の1つにあるときに、本発明による腕時計のリバーシブルの特徴であるそのようなライン手段が、直接見えないことに留意されたい。好ましくはケースの反転する動きが、リストバンド6の方向、すなわちアナログ腕時計文字盤の6時〜12時の方向に発生するという事実が魅力的で独自の構造を可能にするが、側方に発生するようにすることもできる。支持体3のガイド表面11は、ガラスぶた25が支持体3と接触し、したがって損傷することを防ぐ追加の機能を有することに留意されたい。ケースおよび支持体の特定のおよび相補的な形状は、図1から3に見えるように、腕時計はあらゆる突出する部品を有していないため、腕時計に、衝撃および摩擦による磨耗に対する良好な耐性を有する他の利点を与える。このことは、金属と同様に安価な成形されたプラスチックの実施形態が使用できることを意味する。
【0024】
腕時計が成形されたプラスチック材料で作られるか、金属で作られるかに係わらず、多くの適用が本発明によるリバーシブル・ケースを備える腕時計の関して想定される。実際、ケースの1つの面を覆う装飾プレートの使用は、内部を隠すことができることとが記載されたが、プレートの代わりに、例えば、その日の時間、第2の時間ゾーン、場合によっては第2のムーブメントを用いて測定された時間、または他のタイプの情報を表示するために使用される第2のアナログまたはデジタル表示部を含むようにケースを作ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケースの2つの動作位置の1つにおける、本発明による腕時計の好ましい実施形態の斜視図である。
【図2】図1の腕時計の支持体の斜視図である。
【図3】図1の腕時計のケースの斜視図である。
【図4】ケースの中間スライド位置における腕時計の概略側面図である。
【図5】ケースの回転段階中の腕時計の概略側面図である。
【図6】ケースの第2のスライド・ストップ前の、回転が完了した腕時計の概略側面図である。
【図7】その垂直中間対称平面に沿った、図1の腕時計ケースの断面図である。
【図8】図1の腕時計の支持体の上面図である。
【図9】図8の線IX−IXに沿った支持体の長手方向断面である。
【図10】図9の線X−Xに沿った支持体の横断方向垂直断面である。
【図11】ケースと図8から10に示された支持体との間の接続を確立するバーの概略側面図である。
【図12】溝が支持体上のケースおよびスナッグに配置された、第2の実施形態におけるケースの概略側面図である。
【図13】図12と同じ実施形態に対する、図9の断面と類似の断面である。
【図14】図13の線XIV−XIVに沿った支持体の横断方向垂直断面である。
【符号の説明】
1 腕時計
2 ケース
3 支持体
4 底部
5 ホーン
6 リストバンド
7 側方フランジ
8 上部縁部
9 内側表面
10 長手方向溝
11 長手方向ガイド表面
13、14、20 孔
15 側方壁
16、17 凸状の面
18 突出する要素
19 中央部分
21、22、27 端部
23 リセス
25 ガラスぶた
26 横断方向溝
28 プレート

Claims (14)

  1. リストバンド(6)に取り付けられた支持体(3)と、時計ムーブメント(30)および表示手段(31、32)を含むケース(2)とを含む腕時計(1)であって、前記ケース(2)は、2つの動作位置においてその面(16、17)の一方または他方をそれぞれ示すために、スライドし、かつ反転できるように前記支持体(3)に搭載され、前記支持体(3)が2つの側方フランジ(7)を備え、前記腕時計が、前記ケースを前記支持体(3)内でスライドさせ回転させることを可能にするために、一方では前記フランジ(7)の内側表面(9)に配置され、他方では前記ケース(2)の側方壁(15)に配置されるガイド手段(10、39、43、45)を含み、前記腕時計がさらに、その2つの動作位置において前記ケース(2)を保持するための手段(18)を含み、前記ケースがスライドする方向は、前記リストバンド(6)の長手方向にほぼ平行であり、前記ケースの各端部が、鋭い輪郭の各長手方向断面を有し、前記動作位置において、前記ケースおよび前記支持体が、前記端部において互いにほぼ同一平面であることを特徴とする、腕時計。
  2. 前記ケース(2)が、前記長手方向において、少なくとも1つのその面(16、17)に凸状の輪郭を含むことを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
  3. 前記ケース(2)が、その2つの面(16、17)に前記凸状の輪郭を有することを特徴とする請求項2に記載の腕時計。
  4. 前記長手方向において、前記側方フランジ(7)の上部端部(8)が、前記ケース(2)の凸状の輪郭と同様の凸状の輪郭を有し、前記ケースおよび前記支持体が、前記ケースの全長にわたって互いにほぼ同一平面であることを特徴とする請求項3に記載の腕時計。
  5. 前記リストバンド(6)を固定するための手段(5)が、前記支持体の前記端部とほぼ同一平面である上部を有し、腕時計全体が、前記長手方向においてほぼ連続的な湾曲した輪郭を有することを特徴とする請求項4に記載の腕時計。
  6. 前記支持体(3)の底部(4)の上部表面が、前記ケース(2)の輪郭とほぼ適合するように、前記長手方向において凹状の輪郭を有することを特徴とする請求項5に記載の腕時計。
  7. 前記ガイド手段が、ガイド手段の端部(42)で閉鎖され、それぞれ前記支持体(3)の1つの内部表面(9)に配置される2つの長手方向溝(10)と、前記内部表面(9)に向く前記ケース(2)の側方壁(15)にわたって突出するスナッグ(39)とを含み、各前記スナッグが、前記支持体(3)の対応する溝(10)内でスライドし、かつ回転でき、各前記溝(10)が、その端部(42)から所定の距離で配置された少なくとも1つのストップ(37、38)を含み、前記ストップが、前記スナッグ(39)が前記溝(10)の他方の端部への第2のスライド移動を作用する前に、前記ケース(2)に対して回転するために、前記溝(10)の一方の端部から対応するスナッグ(39)の第1のスライド移動の後に、前記ケース(2)を停止する作用を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の腕時計。
  8. 前記ガイド手段が、ガイド手段の端部(44)で閉鎖され、それぞれ前記ケースの1つの側方壁(15)に配置された2つの長手方向溝(43)と、前記溝(43)に向く前記支持体(3)の内部表面(9)にわたって突出するスナッグ(45)とを含み、各前記スナッグが、前記ケース(2)の対応する溝(43)内でスライドでき、回転でき、前記溝(43)の各端部(44)が、対応するスナッグ(45)のスライド移動時のストップを構成し、前記ケース(2)に対する回転ゾーンを規制することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の腕時計。
  9. 前記支持体(3)の底部(4)に、前記ケース(2)が回転することを防止するための手段(11)をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の腕時計。
  10. 前記支持体(3)の底部(4)に、前記ケース(2)が回転するのを防止するための手段(11)をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の腕時計。
  11. 前記ケース(2)が回転するのを防止するための前記手段が、前記支持体(3)に、スライドするとき前記ケース(2)の支持箇所(41)を載せることができるガイド表面(11)によって形成されることを特徴とする請求項9に記載の腕時計。
  12. 前記ケース(2)が回転するのを防止するための前記手段が、前記支持体(3)に、スライドするとき、前記ケース(2)の支持箇所(41)を載せることができる少なくともガイド表面(11)によって形成されることを特徴とする請求項10に記載の腕時計。
  13. 前記ケースがさらに、ガラスぶた(25)の各側に長手方向フランジを含み、ガラスぶたが前記フランジからセットバックされ、移動の間、前記ケースが、前記支持体(3)のあらゆる要素と接触しないことを特徴とする、請求項11に記載の腕時計。
  14. 前記ケースがさらに、ガラスぶた(25)の各側に長手方向フランジを含み、ガラスぶたが前記フランジからセットバックされ、移動の間、前記ケースが、前記支持体(3)のあらゆる要素と接触しないことを特徴とする、請求項12に記載の腕時計。
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