JP3081797U - 時計収納一体型バンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はシリコンゴムの伸縮性を利して、
誰でも容易に、時計をベルトに装着できる。 【解決手段】 本考案はベルトの中央部分を２層式に
成型し、時計本体より多少、小さめの空間を作り、時計
本体を側面から押し入れた時に、シリコンゴムの伸縮性
により固定し、且つ、ベルト底部に時計の裏蓋が収まる
窪みを成型し、時計本体のガラス部位をベルト前面に開
けた穴より突出させる事により、容易に、且つ完全に装
着する事が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、シリコンゴムの伸縮性を利用した一体型の時計バンドに関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

時計本体とバンドとは、バネ棒を用いて接続させるか、金属プレート等を設け て、ベルトと接続させている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一般消費者において、ベルトはずれなどが発生した場合、または、新しいベル トと交換しようとした場合、購入した販売店への修理依頼を行わねばならず、時 間的、労働的負担は大きい。この考案においては、微細な接続部品を使用せず、 万が一はずれた場合でも、購入者自身が容易に装着が可能となる。また、同要領 の替えベルト等も、容易に交換が可能となる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、適度に伸び縮みするシリコンゴムを、背面部位または、全体に使用 し、ベルトの中央部分を２層式に形成し、側面から時計本体を押し込み、予め開 けられたベルト上段の穴にガラス部位、または、ガラスとベゼル部分をはめ込み 、ベルトの伸縮性を利用して固定させる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

２層式に形成したベルト中央部は、時計本体の形状と相似した、若干小さめの 空間を設け、左右どちらからでも本体を押し入れる事ができる。下段に時計本体 の裏蓋と同形の窪みを設け、上段には、時計本体の突出したガラス及びベゼル部 位と同寸法の穴を開け、シリコンゴムの伸縮性を利して時計本体を完全に固定し ている。

【０００６】

【実施例】

以下、添付書面に従って一実施例を説明する。は時計本体の突出したガラス 、は時計本体、は裏蓋で、約１ｍｍ時計本体より突出している。

【０００７】 はベルトの尾錠、がベルト本体で、中央部に時計の入るスペースがあり、 腕の形に沿って少し湾曲させてある。

【０００８】 切断図で示す通り、ベルト上段に開けた穴に時計本体の突出したガラス部をは め込み、また、ベルト下段に形成した窪みに、時計本体の裏蓋部分がはめ込まれ ている。

【０００９】

【考案の効果】

上述の様に、本考案の時計収納一体型バンドは、バネ棒等部品を使用しない為 、誰でも容易に取り外し可能で、同形状の物であれば、色違いや、素材違いのベ ルトとも交換が容易となる。

【００１０】

【図面の簡単な説明】

【図面１】時計本体の正面図と側面図である。

【図２】本考案の一体型バンドの側面図と正面図であ
る。

【図３】本考案の一体型バンドに時計本体を装着した側
面図である。

【符号の説明】 ガラス 時計ケース 裏蓋 尾錠 時計バンド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベルト背面部位、又は全体をシリコ
   ンゴムで形成し、ベルト前面に開けた穴より、穴と同寸
   法の凸状に形成した時計本体のガラス部、もしくは、ベ
   ゼルとガラス部を突出させ、背面部位のシリコンゴムの
   伸縮性を利用して、時計本体を固定させるところを特徴
   とする一体成型の時計バンド