JP4673310B2 - 歯科用重合性組成物 - Google Patents
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Description
(1)(a)水酸基、アミド基、アミノ基、アルキルアミノ基、ポリオキシアルキレン基、モルホリル基、シアノ基、カルボン酸基またはその塩、スルホン酸基またはその塩、ホスホン酸基またはその塩、リン酸基またはその塩、四級アンモニウム塩基、アルキルベタイン基、カルボキシベタイン基、スルホベタイン基、ホスホベタイン基、環状エーテル基、アセチル基、及びアセトカルボニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の親水性基を有する単量体単位を含む主鎖を有し、該主鎖の両末端にそれぞれフルオロアルキル基を含む末端基を有する鎖状重合体からなるフッ素化合物〔以下、フッ素化合物(a)という〕、
(b)重合性単量体〔以下、重合性単量体(b)という〕、および
(c)重合開始剤〔以下、重合開始剤(c)という〕
を含有する歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物、
(2)さらに、(d)溶剤を含有する前記歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物、
(3)前記歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物が1つの包装にまとまった一液型の歯科用コーティング剤、および
(4)前記歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物を歯科用修復材料の表面に塗布し、該重合性組成物に含まれている溶剤を蒸発させた後、硬化させることにより、歯科用修復材料の表面にフッ素化合物の層を形成させることを特徴とする歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物の硬化方法
に関する。
Rf−(CH2−CXR1)x−(CH2−CZR2)y−Rf (I)
〔式中、各Rfは、それぞれ独立して、フルオロアルキル基またはフルオロアルキル基を末端に有する有機基、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子またはハロゲン原子を有していてもよい炭素数1〜6の炭化水素基、Xは親水性基または親水性基を有する1価の有機基、Zは水素原子またはX以外の1価の有機基を示す。xおよびyは、それぞれ独立して、数平均分子量に基づいて定められる重合度を示し、y/(x+y)は0〜0.5である。x個の−(CH2−CXR1)−基およびy個の−(CH2−CZR2)−基は、それぞれランダム状に配列していてもよく、ブロック状に配列していてもよい〕
で表される数平均分子量1000〜100000のフッ素化合物が挙げられる。式(I)で表されるフッ素化合物は、その合成の容易さおよび優れた防汚性の付与の観点から好ましい。
これらの中では、カルボン酸基、スルホン酸基、ホスホン酸基、リン酸基などの酸性基またはそれらの塩;トリメチルアンモニウムクロライド基、ピリジニウムクロライド基、ピリジニウムブロマイド基などの四級アンモニウム塩基;アルキルベタイン基、カルボキシベタイン基、スルホベタイン基、ホスホベタイン基などの両性イオン基が好ましい。
Rf−COO−OCO−Rf
(式中、Rfは前記と同じ)
で表される過酸化物(e)を重合開始剤として用いて、式:
CH2=CR1X
(式中、R1およびXは、前記と同じ)
で表される親水性基を有する重合性単量体(f)および、必要に応じて、式:
CH2=CR2Z
(式中、R2およびZは、前記と同じ)
で表される親水性基を有しない重合性単量体を重合させることによって容易に合成することできる。
(1)一官能性(メタ)アクリレート
メチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、2,3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレート、3−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、10−ヒドロキシデシル(メタ)アクリレート、プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、エリスリトールモノ(メタ)アクリレート、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロイルオキシドデシルピリジニウムブロマイド、(メタ)アクリロイルオキシドデシルピリジニウムクロライド、(メタ)アクリロイルオキシドデシルピリジニウムブロマイド、(メタ)アクリロイルオキシヘキサデシルピリジニウムクロライドなどが挙げられる。
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジル(メタ)アクリレート(通称BisGMA)、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシポリエトキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス[4−〔3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ〕フェニル]プロパン、1,2−ビス〔3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ〕エタン、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、1,2−ビス(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)エタン、[N,N´−(2,2,4−トリメチルヘキサメチレン)ビス(2−カルバモイルオキシエチル)]ジメタクリレートなどが挙げられる。
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、[N,N’−(2,2,4−トリメチルヘキサメチレン)ビス〔2−(アミノカルボニルオキシ)プロパン−1,3−ジオール〕]テトラメタクリレート、1,7−ジアクリロイルオキシ−2,2,6,6−テトラアクリロイルオキシメチル−4−オキサヘプタンなどが挙げられる。
有機フィラーの例としては、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、メタクリル酸メチル−メタクリル酸エチル共重合体、架橋型ポリメタクリル酸メチル、架橋型ポリメタクリル酸エチル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体などの重合体;ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリトリフルオロ塩化エチレン(PCTFE)などのフッ素樹脂などが挙げられ、これらは、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
基材として牛歯エナメルを用い、ターメリック色素による着色試験を行った。口腔内での歯科材料の着色性を模擬的に簡便に評価する手段として、ターメリックを用いた耐汚染性評価は、鷹股などにより日本補綴歯科学会雑誌第35巻(1991年)542−555ページに記載された評価方法を参考にしたものである。
硬化したコーティング剤そのものの変色性を評価するため、以下の試験を行った。コーティング剤を塗布する基材として、20mm×15mmで厚さ1mmのガラス板を選び、該ガラス板の片面にアルミナサンドブラスト処理を行い、さらに、0.2%のシランカップリング剤(3−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン)のエタノール溶液をプライマーとして塗布した。
上述の牛歯エナメル上でコーティング剤を塗布硬化させたものを試験片として用いて、歯ブラシ摩耗試験を行った。
アクリル酸(49mmol、3.6g)およびCF3CF2CHCl2とCHFClCF2CF2Clの混合溶剤〔(株)旭硝子製、品番:AK−225〕(CF3CF2CHCl2とCHFClCF2CF2Clの容量比が1:1の混合溶媒〕からなる溶液(50g)中に、過酸化ペルフルオロ−2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル(5mmol、4.9g)を添加した溶液70gを加え、窒素気流下で45℃で5時間反応させた。
[Rf−CF(CF3)OCF2CF(CF3)OC3F7]
数平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定、溶出液:テトラヒドロフラン):4250
赤外吸収スペクトルν(cm−1):3200(OH),20(C=O),335(CF3),240(CF2)
1H−NMR(CD3OD)δ:1.35〜2.19(CH2),2.21〜2.72(CH)
以下の組成を有する光硬化性のコーティング組成物を調製した。即ち、重合性モノマーとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート〔共栄化学(株)製、商品名:DPE−6A、以下DPA6という〕35重量部、メチルメタクリレート(以下、MMAという)15重量部、および光重合開始剤として2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド(以下、TMDPOという)1重量部を均一に溶解した。
実施例1において、ACAの代わりに、表1に記載のフッ素化合物やポリマーを用いて実施例1と同様に光重合性コーティング剤を調製し、その物性を評価した。その結 果を表1〜2に示す。
実施例1のコーティング剤において、ACAの添加量を表3に示すように変えた以外は、実施例1と同様にして重合性組成物を調製し、着色度(耐汚染性)を測定した。その結果を表3に示す。
実施例1の重合性組成物を用いて、実施例1と同様の方法でコーティングした耐汚染性試験用試験片を作製した。該耐汚染性試験用試験片を70%エタノールに浸漬して30分間攪拌し、コーティングした表面を洗浄した。
実施例1の重合性組成物を用いて、実施例1と同様の方法でコーティングし、耐汚染性試験用試験片を作製した。該汚染性試験用試験片を37℃水中に10日間浸漬した後、同様にターメリックにより着色試験(耐汚染性試験)を実施したところ、ΔE*の値は10.6であり、長期間の水中浸漬により表面の防汚性が実質的に損なわれることはなかった。
実施例1の重合性組成物を用いて、実施例1と同様の方法でコーティングすることによって作製した耐汚染性試験用試験片を、飽和水酸化カルシウム水溶液に25℃で5分間浸漬した。同様にターメリックにより着色試験(耐汚染性試験)を実施したところ、ΔE*の値は8.5であり、優れた防汚性を示した。
人工口腔装置内に、コーティングされた試験片を置き、表面に付着したバイオフィルム(プラーク)の量を定量することにより、プラークの付着性を評価した。
参考例4において、コーティング剤として、フッ素オリゴマーを含まない比較例1のコーティング剤を用いた以外は、参考例4と同じ方法でプラークの付着性試験を行い、表面に残存したプラークを定量した。その結果を表4に示す。
牛歯の代わりに参考例4と同様の基材〔歯冠用硬質レジン(エステニアC&B)硬化物〕を用いたことおよびエッチング処理をしないことを除き、前記の耐汚染性試験と同様にして実施例1のコーティング剤を用いて、以下の耐汚染性評価を行った。
実施例1のコーティング剤から、重合性単量体及び重合触媒を取り除いた組成物(エタノール50重量部と、実施例1で用いたフッ素化合物(ACA)0.5重量部を混合し、均一に溶解したもの)を調製した。これをコーティング剤として、前記基材(歯冠用硬質レジン)の硬化面に筆で塗布し、室温で2時間放置して溶剤を除去し、基材の表面をフッ素化合物でコーティングした。この試験片を参考例5と同様にターメリック懸濁液に浸漬し、耐汚染性を評価したところ、ΔE*は30.8であった。
Claims (10)
- (a)水酸基、アミド基、アミノ基、アルキルアミノ基、ポリオキシアルキレン基、モルホリル基、シアノ基、カルボン酸基またはその塩、スルホン酸基またはその塩、ホスホン酸基またはその塩、リン酸基またはその塩、四級アンモニウム塩基、アルキルベタイン基、カルボキシベタイン基、スルホベタイン基、ホスホベタイン基、環状エーテル基、アセチル基、及びアセトカルボニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の親水性基を有する単量体単位を含む主鎖を有し、該主鎖の両末端にそれぞれフルオロアルキル基を含む末端基を有する鎖状重合体からなるフッ素化合物、
(b)重合性単量体、および
(c)重合開始剤
を含有する歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。 - 重合性単量体100重量部に対するフッ素化合物の量が0.001〜30重量部である請求項1記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- フッ素化合物の親水性基が、カルボン酸基またはその塩、スルホン酸基またはその塩、ホスホン酸基またはその塩、リン酸基またはその塩、四級アンモニウム塩基、アルキルベタイン基、カルボキシベタイン基、スルホベタイン基、及びホスホベタイン基からなる群から選ばれた少なくとも1種の親水性基である請求項1または2記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- フッ素化合物の親水性基が、カルボン酸基またはその塩、リン酸基またはその塩、ホスホン酸基またはその塩、スルホン酸基またはその塩、トリメチルアンモニウムクロライド基、ピリジニウムクロライド基、ピリジニウムブロマイド基、アルキルベタイン基、カルボキシベタイン基、スルホベタイン基およびホスホベタイン基からなる群より選ばれた少なくとも1種の親水性基である請求項1または2記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- フッ素化合物が、親水性基を有する単量体単位を含む主鎖を有し、該主鎖の両末端にそれぞれフルオロアルキル基を含む末端基を有する数平均分子量1000〜100000の鎖状重合体であり、かつ該主鎖が、親水性基を有する単量体単位以外の単位を全単量体単位の50モル%以下の割合で含有していてもよい請求項1〜4いずれか記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- 重合開始剤が、波長350〜700nmの光で励起される光重合開始剤である請求項1〜5いずれか記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- さらに、(d)溶剤を含有する請求項1〜6いずれか記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- 重合性単量体100重量部に対する、フッ素化合物の量が0.001〜30重量部、重合開始剤の量が0.05〜10重量部、溶剤の量が30〜1000重量部である請求項7記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物。
- 請求項1〜8いずれか記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物が1つの包装にまとまった一液型の歯科用コーティング剤。
- 請求項7または8記載の歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物を歯科用修復材料の表面に塗布し、該重合性組成物に含まれている溶剤を蒸発させた後、硬化させることにより、歯科用修復材料の表面にフッ素化合物の層を形成させることを特徴とする歯面又は歯科用補綴物へのコーティング用重合性組成物の硬化方法。
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