JP4672411B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な特典遊技状態が付与されるか否かを報知する報知演出が大当り遊技中に行われる遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機では、可変表示器にて図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われている。そして、その図柄組み合わせゲームの結果として予め定めた大当り表示結果になったことを契機に大当り遊技が付与されるタイプの遊技機がある。このようなパチンコ機では、大当り遊技中、大入賞口が開放されるラウンド遊技が複数回行われる。ラウンド遊技中は、所定期間(規定開放時間)経過するか、または所定個数(規定入賞個数)の遊技球が入賞するまで大入賞口が開放され、予め定めた継続上限回数を上限としてラウンド遊技が繰り返し行われる。
そして、従来においては、大当り遊技中のラウンド遊技でサブゲームを複数回のラウンド遊技に跨って行うような遊技機が提案されている(特許文献1)。特許文献1の遊技機では、1回目から5回目のラウンド遊技に跨って時短抽選を行い、6回目から10回目のラウンド遊技に跨って開放延長抽選を行い、また11回目から16回目のラウンド遊技で確変抽選を行うようにしている。
特開平11−333089号公報(段落番号[0035]〜[0037],[0051])
ところで、特許文献1の遊技機では、大当り遊技中に行うサブゲームの構成として、遊技者の操作に応じてサブゲームの結果を左右させるように、操作スイッチのONによってスロットマシンを停止させるサブゲームを行うようになっている。すなわち、遊技者がサブゲームに参加可能な構成となっている。しかしながら、遊技者がサブゲームに参加可能な構成とはいえ、該サブゲームの参加は遊技者の意思に委ねられているため、実際に参加するか否かは分からない。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、演出用操作手段を用いて大当り遊技中に演出を行う遊技機において、遊技者の演出参加に対する意欲を高め、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遊技機前面に遊技者が操作可能な演出用操作手段を設け、当該演出用操作手段を用いて大当り遊技中に当該大当り遊技終了後に遊技者に有利な確率変動状態又は変動時間短縮状態が付与されるか否かを報知する報知演出が行われ、前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与される場合には前記報知演出として前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与されることを報知する特典確定報知演出が行われる遊技機において、大当りか否かの大当り判定の判定結果が肯定の場合に前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態を付与するか否かを決定する遊技状態決定手段と、前記大当り遊技中に前記報知演出を実行する報知演出実行手段と、前記大当り遊技中における前記演出用操作手段の操作タイミングの到来時に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段と、前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御する演出制御手段とを備え、前記演出制御手段は、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記操作判定手段の判定結果が否定のとき、前記特典確定報知演出の実行を規制するように前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御し、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記特典確定報知演出が実行されなかったときには、大当り遊技の終了を示す終了演出中又は大当り遊技終了後、最初の図柄変動ゲームが開始される迄の間に、前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与されることを前記報知演出実行手段で強制報知させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記操作タイミングは複数設定されており、前記演出制御手段は、操作タイミングの到来時に前記操作判定手段の判定結果が否定とされた場合には、該操作タイミング以降、操作タイミングを付与することを規制することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、遊技機前面に遊技者が操作可能な演出用操作手段を設け、当該演出用操作手段を用いて大当り遊技中に当該大当り遊技終了後に遊技者に有利な確率変動状態又は変動時間短縮状態が付与されるか否かを報知する報知演出が行われ、前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与される場合には前記報知演出として前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与されることを報知する特典確定報知演出が行われる遊技機において、大当りか否かの大当り判定の判定結果が肯定の場合に前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態を付与するか否かを決定する遊技状態決定手段と、前記大当り遊技中に前記報知演出を実行する報知演出実行手段と、前記大当り遊技中における前記演出用操作手段の操作タイミングの到来時に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段と、前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御する演出制御手段とを備え、前記操作タイミングは複数設定されており、前記演出制御手段は、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記操作判定手段の判定結果が肯定になったことを前記特典確定報知演出の実行契機として前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御し、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合であり、かつ、複数の操作タイミングのうち最後の操作タイミングより前の操作タイミングで前記操作判定手段の判定結果が肯定とされたが、前記特典確定報知演出が実行されなかった場合において、該最後の操作タイミングで前記操作判定手段の判定結果が肯定とされたとき、前記特典確定報知演出を前記報知演出実行手段に実行させることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の遊技機において、前記操作タイミングは複数設定されており、前記演出制御手段は、複数の操作タイミングのうち、後の操作タイミング程、高い確率で、前記特典確定報知演出を前記報知演出実行手段に実行させるように制御することを要旨とする。
本発明によれば、演出用操作手段を用いて大当り遊技中に演出を行う遊技機において、遊技者の演出参加に対する意欲を高め、興趣の向上を図ることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した第1の実施形態を図1〜図8に基づき説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するための保護ガラスが装着されるガラス枠を備えた前枠14と上球皿15がそれぞれ横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)を行う装飾ランプ16が設けられている。外枠11の下部には、各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出(音声演出)を行うスピーカ17が設けられている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、液晶ディスプレイ型の可変表示器Hを備えた表示装置21が配設されている。表示装置21では、変動画像(又は画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われるようになっている。そして、可変表示器Hでは、複数種類の図柄を複数列で変動させて表示する図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われるようになっている。本実施形態では、図柄組み合わせゲームで3列の図柄による組み合わせを導出し、その組み合わせを形成する各列の図柄の種類を1〜8の8種類の数字としている。
そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームにおいて、最終的に表示(確定表示)された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示器Hに表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([111][777]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが大当りの図柄組み合わせとなる。大当りの図柄組み合わせが表示された場合、遊技者には、大当り遊技が付与される。また、可変表示器Hに表示された全列の図柄が異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ([234][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせがはずれの図柄組み合わせとなる。
また、表示装置21の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う開閉羽根22を備えた始動入賞口23が配設されている。始動入賞口23の奥方には、入賞(入球)した遊技球を検知する始動口センサSE1(図2に示す)が設けられている。始動入賞口23は、遊技球の入賞検知を契機に、図柄組み合わせゲームの始動条件を付与し得る。また、始動入賞口23の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉24aを備えた大入賞口24が配設されている。そして、大当り遊技が付与されると、大入賞口扉24aの開動作によって大入賞口24が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。
大当り遊技は、図柄組み合わせゲームにて大当りの図柄組み合わせが確定表示されてから開始される。大当り遊技が開始すると、最初に大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。オープニング演出終了後には、大入賞口24が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定ラウンド数を上限(本実施形態では5ラウンド)として複数回行われる。1回のラウンド遊技は、大入賞口24が開放されてから閉鎖されるまでであり、1回のラウンド遊技中に大入賞口24は、規定入賞個数(本実施形態では10個)の遊技球が入賞するまでの間、又は規定時間(本実施形態では25秒)が経過するまでの間、開放される。また、ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、大当り遊技の終了を示すエンディング演出(終了演出)が行われ、大当り遊技は終了される。
また、本実施形態のパチンコ機10は、確率変動(以下、「確変」と示す)機能を備えている。確変機能は、大当り遊技終了後に大当り抽選確率が低確率である通常確率(本実施形態では315.7分の1)から高確率(本実施形態では31.6分の1)に変動する確変状態を付与する機能である。確変状態は、大当りの抽選確率(大当り判定の判定結果が肯定(大当り)となる割合)が高確率となる高確率状態であり、遊技者に付与される特典遊技状態となる。そして、本実施形態では、大当り抽選に当選(大当り判定の判定結果が肯定)した場合、確変状態を付与するか否かの抽選が行われ、その抽選結果に応じて大当り遊技終了後の遊技状態が決定される。前記抽選結果が肯定の場合、大当り遊技終了後の遊技状態として確変状態が付与される。
一方、前記抽選結果が否定の場合、大当り遊技終了後の遊技状態として確変状態は付与されず非確変状態(通常状態)が付与される。大当り遊技終了後に確変状態が付与される大当りが確変大当りとなり、確変状態が付与されない大当りが非確変大当りとなる。そして、大当り図柄の種類(本実施形態では1〜8の8種類の数字図柄)に拘わらず確変状態を付与するか否かを抽選するため、大当り図柄の種類からその大当りが確変大当りであるか否かは認識できないようになっている。また、確変状態は、所定回数(10000回)の図柄組み合わせゲームが行われる迄の間、又は次回の大当り遊技が開始される迄の間、付与される。確変状態が付与されると、大当りの抽選確率が高確率に変動して大当りが生起されやすくなるため、非確変大当りに比して確変大当りは遊技者にとってさらに有利であり、遊技者は確変大当りになることを期待しつつ遊技を行っている。
また、本実施形態のパチンコ機10の上球皿15の前面側略中央には、大当り遊技中に遊技者の操作が許容された押し釦式の演出用操作手段としての演出スイッチ25が設けられている(図1参照)。この演出スイッチ25が押下操作(操作)されると、演出スイッチ25は、統括制御基板27(統括CPU27a)に演出スイッチ25が操作されたことを示す演出信号を出力する。本実施形態では、大当り遊技中に演出スイッチ25を用いて、確変状態が付与されるか否かを報知する報知演出が可変表示器Hで行われるようになっている。そして、可変表示器Hに表示される報知演出の演出内容により、確変状態が付与されるか否かを遊技者に認識させることができる確変報知(特典確定報知演出)が行われる。本実施形態では、可変表示器Hが、報知演出実行実行手段として機能する。
報知演出では、その演出内容として報知情報INA、報知情報INB、報知情報INC及び報知情報INDのうち何れかが表示される(図3参照)。図3に示すように、報知情報INAではキャラクタA、報知情報INBではキャラクタB、報知情報INCではキャラクタC及び報知情報INDではキャラクタDをそれぞれ可変表示器Hに登場(表示)させる。そして、大当り遊技開始時には、可変表示器HにキャラクタA(報知情報INA)が表示されている。このキャラクタ(報知情報)がキャラクタA(報知情報INA)→キャラクタB(報知情報INB)→キャラクタC(報知情報INC)→キャラクタD(報知情報IND)と段階的に変化し(進み)、最終段階であるキャラクタDが表示されることで確変状態が付与されることを遊技者に認識させることができる。すなわち、キャラクタDの登場(表示)が確変報知となる。本実施形態において、段階的に進むとは、例えば、報知演出中に登場する各キャラクタがキャラクタAは登場すると歩き、キャラクタBは登場すると走り、キャラクタCは登場すると自転車に乗り、キャラクタDは登場すると自動車に乗るようにする。そして、歩くより走る、走るより自転車にのる、自転車に乗るより自動車に乗るというように段階が進むにつれて確変状態に到達し易いことを表し、確変報知に近づいて行くということをキャラクタを段階的に進ませることで表している。
報知演出では、大当りの種類(大当り図柄)に拘わらず、確変報知がされる可能性がある。また、確変報知がされるタイミングは複数回用意されており、何れのタイミングにおいても1回でも確変報知がされた場合、その時点で確変状態が付与されることを遊技者に認識させることができる。また、確変報知がされる可能性のあるタイミング(操作タイミング)において、定めた有効期間内に遊技者によって演出スイッチ25が操作されることで報知演出の演出内容(報知情報)が、段階的に変化及び維持される。一方、定めた有効期間内に演出スイッチ25が操作されない(演出信号が出力されない)場合、報知演出の演出内容は必ず現状を維持するようになっている。そのため、演出スイッチ25が操作されない限り確変大当りが内部的に決定されていた場合でも、報知演出によって確変報知は行われない。したがって、大当りが確変大当りの場合であっても、報知演出によって必ず確変報知がされる構成とはなっていない。一方、大当りが非確変大当りであれば報知演出は行われるものの確変報知は必ずされない構成となっている。
次に、パチンコ機10の制御構成を図2に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板26が装着されている。主制御基板26は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御コマンドを出力する。また、機裏側には、統括制御基板27と、表示制御基板28と、ランプ制御基板29と、音声制御基板30とが装着されている。統括制御基板27は、主制御基板26が出力する制御コマンドに基づき、表示制御基板28、ランプ制御基板29及び音声制御基板30を統括的に制御する。表示制御基板28は、主制御基板26と統括制御基板27が出力する制御コマンドに基づき、表示装置21(可変表示器H)の表示態様(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像表示)を制御する。ランプ制御基板29は、主制御基板26と統括制御基板27が出力する制御コマンドに基づき、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、音声制御基板30は、主制御基板26と統括制御基板27が出力する制御コマンドに基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。
以下、主制御基板26、統括制御基板27及び表示制御基板28について、その具体的な構成を説明する。
主制御基板26には、メインCPU26aと、ROM26bと、RAM26cとが設けられている。メインCPU26aには、始動入賞口23に入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1が接続されている。また、メインCPU26aは、大当り判定用乱数、確変振分け乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM26cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。また、ROM26bには、パチンコ機10全体を制御するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、ROM26bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄が変動を開始(図柄組み合わせゲームが開始)してから全列の図柄が確定表示(図柄組み合わせゲームが終了)される迄の間の遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを示すものである。また、RAM26cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(乱数の値など)が設定されるようになっている。
変動パターンには、該変動パターン毎に、図柄組み合わせゲームの開始から終了までの変動時間が定められているとともに、大当り演出用の変動パターンとはずれ演出用の変動パターンとに分類されている。すなわち、変動パターンは、図柄組み合わせゲームの変動時間と演出内容が特定可能とされている。大当り演出は、図柄組み合わせゲームが、最終的に大当りの図柄組み合わせを確定表示させるように展開される演出である。はずれ演出は、図柄組み合わせゲームが、最終的にはずれの図柄組み合わせを確定表示させるように展開される演出である(はずれリーチ演出を含む)。
以下、メインCPU26aがメイン制御プログラムと各種乱数を用いて行う図柄組み合わせゲームの制御について説明する。
メインCPU26aは、始動口センサSE1による遊技球の検知を契機に大当り判定用乱数の値をRAM26cから読み出し、その読み出した値をRAM26cの所定の設定領域に設定する。そして、メインCPU26aは、図柄組み合わせゲームの開始直前に、RAM26cに設定されている大当り判定用乱数とROM26bに記憶されている大当り判定値とを比較して大当り判定を行う。大当り判定時、メインCPU26aは、図柄組み合わせゲームが行われる遊技状態が非確変状態(通常状態)の場合には大当りの抽選確率を315.7分の1に設定して大当り判定を行い、確変状態の場合には大当りの抽選確率を31.6分の1に設定して大当り判定を行う。
そして、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果に基づき、図柄組み合わせゲームにて確定表示させる図柄組み合わせを構成する図柄(大当り図柄又ははずれ図柄)を決定するとともに、変動パターンを決定する。このとき、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果が肯定(大当り判定用乱数と大当り判定値とが一致)の場合、大当りを決定する。そして、メインCPU26aは、大当りを決定した場合、大当り図柄(大当りの図柄組み合わせを構成する図柄)を決定するとともに、大当り演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。また、メインCPU26aは、RAM26cに記憶されている確変振分け乱数を読み出し、該大当りが確変大当りであるか否かを判定し、確変大当りとするか否かを決定する。本実施形態のパチンコ機10では確変振分け乱数の値は、確変大当りとなる割合が2分の1(50%)となるように振分けられている。本実施形態では、メインCPU26aが大当り判定手段及び遊技状態決定手段として機能する。
一方、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果が否定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値とが不一致)の場合、はずれを決定する。そして、メインCPU26aは、はずれを決定した場合、はずれ図柄(はずれの図柄組み合わせを構成する図柄)を決定するとともに、はずれ演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。
そして、図柄及び変動パターンを決定したメインCPU26aは、所定の制御コマンドを所定のタイミングで統括制御基板27(統括CPU27a)に出力する。具体的に言えば、メインCPU26aは、最初に変動パターンを指示するとともに、図柄組み合わせゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンドを出力する。次に、メインCPU26aは、各列毎の最終停止図柄を指定するための図柄指定コマンドを出力する。その後に、メインCPU26aは、指示した変動パターンに定められている変動時間の経過時に、各列の図柄の停止(確定表示)を指示する全図柄停止コマンドを出力する。また、メインCPU26aは、確変大当りを決定した場合、確変大当りであることを示す確変コマンドを統括制御基板27(統括CPU27a)に出力する。
また、メインCPU26aは、大当り判定にて大当りを決定した場合、決定した大当り演出用の変動パターンに基づく図柄組み合わせゲームの終了後、大当り遊技を制御するために各種の制御コマンドを出力する。最初に、メインCPU26aは、オープニング演出の開始を指示するオープニング指定コマンドを出力する。続いて、メインCPU26aは、各ラウンド遊技の開始時に、ラウンド遊技の開始を指示するラウンド指定コマンドを出力する。ラウンド指定コマンドは、ラウンド遊技毎に用意されており、各ラウンド指定コマンドから何ラウンド目のラウンド遊技であるかを特定可能となっている。その後、メインCPU26aは、最終のラウンド遊技が終了すると、エンディング演出の開始を指示するエンディング指定コマンドを出力する。エンディング指定コマンドには、確変用エンディング指定コマンドと非確変用エンディング指定コマンドとがあり、メインCPU26aは、確変大当りを決定している場合、確変用エンディング指定コマンドを統括制御基板27(統括CPU27a)に出力する。また、メインCPU26aは、非確変大当りを決定している場合、非確変用エンディング指定コマンドを統括制御基板27(統括CPU27a)に出力する。
そして、メインCPU26aは、大当り遊技の終了後(エンディング演出の終了後)、統括制御基板27(統括CPU27a)に確変付与コマンドを出力する。確変付与コマンドは、メインCPU26aによって決定された大当りが確変大当りの場合、確変状態の開始を指示するための制御コマンドである。一方、メインCPU26aによって決定された大当りが非確変大当りの場合、通常状態(非確変状態)の開始を指示する非確変コマンドを統括制御基板27(統括CPU27a)に出力する。
次に、統括制御基板27について説明する。
統括制御基板27には、図2に示すように、統括CPU27a、ROM27b及びRAM27cが設けられている。統括CPU27aには、演出スイッチ25が接続されている。また、統括CPU27aは、ラウンドパターン振分け乱数、演出抽選用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM27cの設定領域に設定している。また、ROM27bには、各制御基板28〜30を統括的に制御するための統括制御プログラム(期間設定処理、操作フラグ設定処理及び報知演出処理など)が記憶されている。また、ROM27bには、大当り遊技中に可変表示器Hに表示させる報知演出の演出内容を特定可能な複数種類の報知演出パターン(図3参照)と、演出スイッチ25の操作タイミングを特定可能な演出ラウンドパターン(図4参照)と、演出抽選テーブル(図5及び図6参照)とが記憶されている。また、RAM27cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(操作フラグ、確変報知フラグ、確変フラグ、キャラクタ値、ラウンド値、時間Tなど)が設定されるようになっている。
本実施形態のパチンコ機10では、演出ラウンドパターンとして演出ラウンドパターンH1、演出ラウンドパターンH2及び演出ラウンドパターンH3の3種類が用意されている(図4参照)。そして、大当り遊技中は、これら演出ラウンドパターンに基づき、報知演出が行われる。すなわち、演出ラウンドパターンにより、大当り遊技(報知演出)中に演出スイッチ25の操作が有効となる有効期間が設定されるラウンド(演出指定ラウンド)が特定可能となっている。本実施形態において、有効期間は、ラウンド遊技開始後、所定時間(例えば5秒)が経過するまでとしている。また、演出ラウンドパターンに定める演出指定ラウンドのラウンド遊技の開始を契機として有効期間は設定される。本実施形態では、演出ラウンドパターンに定めたラウンド遊技(演出指定ラウンド)の開始が演出スイッチ25の操作タイミングとなる。
図4には、ROM27bに記憶される演出ラウンドパターンH1,H2,H3とそれらに振分けられる乱数の値を示している。なお、以下、1回目のラウンド遊技を「1ラウンド」、2回目のラウンド遊技を「2ラウンド」、3回目のラウンド遊技を「3ラウンド」、4回目のラウンド遊技を「4ラウンド」、5回目のラウンド遊技を「5ラウンド」と示す。
本実施形態では、図4に示すように3種類の演出ラウンドパターンH1〜H3が用意されており、各演出ラウンドパターンH1〜H3には演出スイッチ25の操作タイミングとして、3回のラウンド遊技が示されている。すなわち、本実施形態の演出ラウンドパターンH1〜H3に基づけば、大当り遊技中に演出スイッチ25の操作タイミングが最大3回到来することになる。そして、演出ラウンドパターンH1は、1ラウンドと2ラウンド及び4ラウンドの開始時に、演出スイッチ25の操作タイミングが付与されるパターンとされている。演出ラウンドパターンH2は、1ラウンドと3ラウンド及び4ラウンドの開始時に、演出スイッチ25の操作タイミングが付与されるパターンとされている。演出ラウンドパターンH3は、2ラウンドと3ラウンド及び4ラウンドの開始時に、演出スイッチ25の操作タイミングが付与されるパターンとされている。本実施形態では、演出ラウンドパターンH1と、演出ラウンドパターンH2及び演出ラウンドパターンH3の選択割合が3分の1となるようにラウンド振分け乱数の値が所定個数(同一数)ずつ振分けられている。演出ラウンドパターンH1,H2,H3は、ラウンドパターン振分け乱数を用いた乱数抽選にて選択される。そして、統括CPU27aは、大当り判定が肯定となった場合、演出ラウンドパターンH1,H2,H3より1つの演出ラウンドパターンを選択し、選択した演出ラウンドパターンに基づくラウンド遊技の開始時に、演出スイッチ25の操作タイミングを付与する。
また、統括CPU27aは、大当り遊技中に演出ラウンドパターンに指定されるラウンド遊技開始時に有効期間を設定し、該有効期間中に演出スイッチ25が操作されたか否かに応じて報知演出の演出内容を制御する(図5及び図6)。図5には、確変大当りが決定されている場合に、演出指定ラウンドにおいて、演出スイッチ25の操作状況(操作されたか否か)に応じて選択される報知演出の演出内容とその演出抽選テーブルが示されている。図6には、非確変大当りが決定されている場合に、演出指定ラウンドにおいて、演出スイッチ25の操作状況(操作されたか否か)に応じて選択される報知演出の演出内容とその演出抽選テーブルが示されている。
図5において、演出指定ラウンドが1ラウンドの場合に、演出スイッチ25が操作されたときには、50%でキャラクタDが出現(表示)し、30%でキャラクタが1段階変化するようになっている。キャラクタが1段階変化とは、可変表示器Hに表示されているキャラクタがキャラクタAの場合にはキャラクタBに変化し、キャラクタBの場合にはキャラクタCに変化し、キャラクタCの場合にはキャラクタDに変化することを示している。また、演出指定ラウンドが1ラウンドの場合に、演出スイッチ25が操作されたときには、20%でキャラクタが変化しないようになっている。キャラクタが変化しないとは、可変表示器Hに表示されているキャラクタを継続して表示させることである。一方、演出スイッチ25が操作されなかった場合には、100%の割合でキャラクタが変化しないようになっている。なお、本実施形態では、図5に示すように演出指定ラウンドが2ラウンド、3ラウンド及び4ラウンドの場合も、前述した1ラウンドの時と同様の割合で報知演出の演出内容が選択されるようになっている。確変大当り時の演出抽選テーブルにおいて、「キャラクタDが出現」が選択された場合には、演出内容の段階に関係なくキャラクタDが出現して確変報知が行われる。一方で、3回の操作タイミングの全てで「キャラクタが1段階変化」が選択された場合には、演出内容がキャラクタA→キャラクタB→キャラクタC→キャラクタDというように段階的に変化し、最後の演出指定ラウンドでキャラクタDが出現して確変報知が行われる。
また、図6において、演出指定ラウンドが1ラウンドの場合に演出スイッチ25が操作された場合、60%でキャラクタが1段階変化し、40%でキャラクタが変化しないようになっている。一方、演出スイッチ25が操作されなかった場合、100%の割合でキャラクタが変化しないようになっている。なお、本実施形態では、図6に示すように、演出指定ラウンドが2ラウンド、3ラウンド及び4ラウンドの場合も、前述した1ラウンドの時と同様の割合で報知演出の演出内容が選択されるようになっている。そして、非確変大当り時は、確変報知となるキャラクタDが出現されないように、演出抽選テーブルが構成されている。
統括CPU27aは、有効期間中の演出スイッチ25の操作時に限り演出抽選用乱数による乱数抽選によって報知演出の演出内容を決定(選択)する。このため、キャラクタDは確変大当りであって有効期間中に演出スイッチ25が操作された場合にのみ表示される可能性がある。すなわち、統括CPU27aは、演出スイッチ25が操作されない場合及び非確変大当りの場合には、キャラクタDを表示させる(確変報知をする)ことを規制する。そして、演出スイッチ25が操作されたか否かによって確変報知に至るまでの過程(報知演出の演出内容の表示態様)が異なっている。
以下、統括CPU27aが統括制御プログラムと各種乱数を用いて行う図柄組み合わせゲームの制御について説明する。
メインCPU26aから所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力されると、統括CPU27aは、それに応じて所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。具体的に言えば、統括CPU27aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、該変動パターン指定コマンドを各種制御基板28〜30に出力する。また、統括CPU27aは、図柄指定コマンド又は全図柄停止コマンドを入力すると、該各コマンドを表示制御基板28に出力する。また、統括CPU27aは、入力した変動パターン指定コマンドに指定される変動パターンが大当り演出用の変動パターンの場合、確変コマンドを入力したか否か判定する。確変コマンドを入力した場合、統括CPU27aは、RAM27cに設定される確変フラグに「1」を設定(セット)する。一方、確変コマンドを入力していない場合、確変フラグに「0」が設定される。そして、確変フラグは、大当り遊技終了時(エンディング演出終了時)に「0」が設定(リセット)される。そして、統括CPU27aは、確変フラグを確認することでメインCPU26aが決定した大当りが確変大当りであるか否かを判定する。
次に、統括CPU27aが大当りとなる図柄組み合わせゲームの終了後に行う大当り遊技の制御について説明する。
統括CPU27aは、メインCPU26aが出力した各種制御コマンドと統括制御プログラムに基づき、期間設定処理、操作フラグ設定処理、報知演出処理等を行い、大当り遊技中の各種制御基板28〜30の制御を実行する。統括CPU27aは、予め定めた制御周期(例えば4ms)毎に各種処理を実行する。
大当り遊技開始時に統括CPU27aは、オープニング指定コマンドを入力すると、ROM27bに記憶される演出ラウンドパターンの中から1つの演出ラウンドパターンを選択する。そして、統括CPU27aは、選択したラウンドパターンをRAM27cに記憶する。
続いて、期間設定処理において、統括CPU27aは、選択した演出ラウンドパターンに定める演出指定ラウンドのラウンド遊技の開始時、演出スイッチ25の操作が有効とされる有効期間を設定する。具体的には、統括CPU27aは、ラウンド指定コマンドを入力すると、選択した演出ラウンドパターンをRAM27cから読み出し、該演出ラウンドパターンに定める演出指定ラウンドと、入力したラウンド指定コマンドに指定されるラウンドが一致するか否かを判定する。この判定結果が否定(開始させるラウンド遊技が演出指定ラウンドと一致しない)の場合、統括CPU27aは、演出指定ラウンドではないので期間設定処理を終了する。一方、前記判定結果が肯定(開始するラウンド遊技が演出指定ラウンドと一致)の場合、統括CPU27aは、RAM27cに設定される時間Tに「5」をセットし、時間Tが「0」になるまで制御周期毎に時間Tを減算する。そして、統括CPU27aは、時間Tが「0」になったら時間Tの減算を終了する。本実施形態では、時間Tの値が「0」でないとき有効期間が設定されている。
また、統括CPU27aは、表示制御基板28に表示コマンドを出力し、演出スイッチ25の操作が有効である有効期間が設定された(操作タイミングが付与された)ことを遊技者に告知する。その結果、可変表示器Hには「PUSH」の文字表示がなされ(図8参照)、遊技者は演出スイッチ25の操作が有効であることを認識できる。そして、時間Tが「0」になるまでの間、演出スイッチ25の操作が有効とされ、時間Tが「0」になると有効期間の設定が解除される。このとき、統括CPU27aは、可変表示器Hの「PUSH」の表示を解除する表示停止コマンドを表示制御基板28に出力する。そして、統括CPU27aは、期間設定処理を終了する。
次に、操作フラグ設定処理において、統括CPU27aは、設定された有効期間中に演出スイッチ25が操作されると、RAM27cに設定される操作フラグに「1」をセットする。具体的には、統括CPU27aは、有効期間が設定(時間T≠0)されているか否か判定する。この判定結果が否定(時間T=0)の場合、演出スイッチ25の操作は有効でないので統括CPU27aは、操作フラグ設定処理を終了する。一方、前記判定結果が肯定(時間T≠0)の場合、統括CPU27aは、演出スイッチ25の入力を示す演出信号を入力したか否か判定する。この判定結果が否定(演出信号を入力していない)の場合、統括CPU27aは、演出スイッチ25が操作されていないので操作フラグ設定処理を終了する。前記判定結果が肯定(演出信号を入力)の場合、統括CPU27aは、RAM27cに設定される操作フラグに「1」をセットするとともに、時間Tを「0」にリセットする。すなわち、有効期間内に演出スイッチ25の操作が検知された場合、有効期間の設定は解除される。そして、統括CPU27aは、操作フラグ設定処理を終了する。本実施形態では、統括CPU27aが操作判定手段として機能する。
次に、統括CPU27aが行う報知演出処理を図7に基づき説明する。
図7に示す報知演出処理において、統括CPU27aは、ラウンド指定コマンドを入力済みか否かを判定する(ステップS10)。この判定結果が否定の場合、統括CPU27aは、報知演出処理を終了する。一方、ステップS10の判定結果が肯定の場合、統括CPU27aは、選択した演出ラウンドパターンをRAM27cから読み出し、該演出ラウンドパターンに定める演出指定ラウンドとRAM27cに設定されているラウンド値とが一致するか否かを判定する(ステップS11)。ラウンド値は、実行されているラウンド遊技が何ラウンド目かを示す値である。統括CPU27aは、ラウンド指定コマンドを入力すると、そのラウンド指定コマンドで指定されるラウンド遊技を示す値をRAM27cに設定する。ステップS11の判定結果が否定(実行中のラウンド遊技が演出指定ラウンドでない)の場合、統括CPU27aは、報知演出処理を終了する。
一方、ステップS11の判定結果が肯定(実行中のラウンド遊技が演出指定ラウンドである)の場合、統括CPU27aは、RAM27cから確変報知フラグを読み出し、該確変報知フラグの値が「1」でないか否かを判定する(ステップS12)。この判定結果が否定(確変報知フラグが「1」)の場合、確変報知が既にされた後なので統括CPU27aは、報知演出処理を終了する。一方、ステップS12の判定結果が肯定(確変報知フラグが「0」)の場合、ステップS13に移行する。確変報知フラグは、可変表示器Hで確変報知がされたか否か(キャラクタDが登場しているか否か)を示すフラグである。確変報知フラグに「1」が設定されている場合には、確変報知がされたことを示し、確変報知フラグに「0」が設定されていれば確変報知がされていないことを示す。
ステップS13に移行した統括CPU27aは、RAM27cから操作フラグを読み出し、該操作フラグの値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が否定(操作フラグが「0」)の場合、統括CPU27aは、報知演出処理を終了する。一方、ステップS13の判定結果が肯定(操作フラグが「1」)の場合、統括CPU27aは、RAM27cから確変フラグを読み出し、該確変フラグが「1」であるか否かを判定する(ステップS14)。
この判定結果が否定(非確変大当り)の場合、統括CPU27aは、演出抽選用乱数を取得するとともに、RAM27cに設定されるキャラクタ値を読み出す。キャラクタ値では、可変表示器Hに表示されているキャラクタが特定可能とされており、統括CPU27aは、キャラクタ値によって表示されているキャラクタを確認する。なお、キャラクタ値には大当り遊技開始時、キャラクタAを示す値が設定される。そして、統括CPU27aは、RAM27cに設定されるラウンド値を読み出し、該ラウンド値に基づき図6に示す非確変時の演出抽選テーブルを参照し、取得した演出抽選用乱数で演出抽選を行う(ステップS15)。
演出抽選では、統括CPU27aがキャラクタ値とステップS15で行った演出抽選に基づき、可変表示器Hに表示させるキャラクタ(報知演出の演出内容)を決定する。そして、演出内容を決定した統括CPU27aは、決定したキャラクタを示す値をRAM27cに設定する。例えば、3ラウンドが演出指定ラウンドであり、キャラクタ値にキャラクタAの内容が設定されていた場合、統括CPU27aは、演出スイッチ25が操作され「キャラクタが1段階変化」を決定するとキャラクタ値にキャラクタBの内容を設定し、「キャラクタが変化しない」を決定するとキャラクタ値にキャラクタAの内容を維持する。一方、演出スイッチ25が操作されないと、統括CPU27aは、キャラクタ値にキャラクタAの内容を維持する。また、ステップS15にて統括CPU27aは、演出抽選で「キャラが1段階変化」を決定したときキャラクタ値がすでにキャラクタCを示している場合、非確変大当りで確変状態が付与されないので、抽選結果を「キャラクタが変化しない」に変更し、確変報知がされないようにする。
そして、統括CPU27aは、設定した該キャラクタ値に基づき演出コマンドを表示制御基板28に出力する(ステップS16)。演出コマンドは、表示制御基板28にキャラクタ値に設定されるキャラクタを可変表示器Hに表示させるためのものである。また、演出コマンドには、キャラクタ(キャラクタA,B,C,D)毎に演出コマンドが用意されている。そして、統括CPU27aは、ステップS21に移行する。
一方、ステップS14の判定結果が肯定(確変大当り)の場合、統括CPU27aは、演出抽選用乱数を取得するとともに、RAM27cに設定されるキャラクタ値を読み出し、可変表示器Hに表示されているキャラクタを確認する。そして、統括CPU27aは、RAM27cに設定されるラウンド値を読み出し、該ラウンド値に基づき図5に示す確変時の演出抽選テーブルを参照し、取得した演出抽選乱数で演出抽選を行う(ステップS17)。そして、演出抽選を行った統括CPU27aは、演出抽選によって決定したキャラクタを示す値をRAM27cに設定するとともに、設定された該キャラクタ値がキャラクタDを示すものであるか否かを判定する(ステップS18)。この判定結果が否定(キャラクタDが設定されていない)の場合、ステップS20に移行する。一方、ステップS18の判定結果が肯定(キャラクタDが設定されている)の場合、統括CPU27aは、RAM27cに設定される確変報知フラグに「1」をセットする(ステップS19)。そして、統括CPU27aは、ステップS20に移行する。
ステップS20に移行した統括CPU27aは、RAM27cに設定されるキャラクタ値に基づき、演出コマンドを表示制御基板28に出力する。そして、統括CPU27aは、ステップS21に移行する。ステップS21に移行した統括CPU27aは、RAM27c設定される操作フラグを「0」にリセットする。そして、統括CPU27aは、報知演出処理を終了する。
また、統括CPU27aは、確変大当りの場合、確変用エンディング指定コマンドを入力し、非確変大当りの場合、非確変用エンディング指定コマンドを入力する。そして、確変用エンディング演出では、大当り遊技終了後に確変状態が付与されることを示す確変報知がされる。
本実施形態のパチンコ機10では、確変大当りが付与されていてもラウンド遊技中(1回目〜5回目のラウンド遊技)に確変報知がされない可能性がある。しかし、エンディング開始時に確変大当りであれば、確変用エンディングが開始させることで、確変報知を行うようにしている。したがって、確変大当りの場合には、大当り遊技中のエンディング演出開始時に確変報知が必ずされる。すなわち、確変大当りの場合には、大当り遊技終了後の1回目の図柄組み合わせゲームが開始されるまでに確変報知が必ず行われる。本実施形態では、統括CPU27aが、演出制御手段として機能する。
エンディング演出が終了すると統括CPU27aは、大当り遊技を終了させるとともに、RAM27cに設定されるラウンド値、キャラクタ値、確変報知フラグ及び確変フラグをリセットする。そして、メインCPU26aから確変付与コマンドを入力している場合、統括CPU27aは、確変状態時の図柄組み合わせゲームの制御を行う。一方、メインCPU26aから非確変コマンドを入力している場合、統括CPU27aは、非確変状態(通常状態)時の図柄組み合わせゲームの制御を行う。
次に、表示制御基板28について説明する。
表示制御基板28には、サブCPU28aと、ROM28bと、RAM28cとが設けられている。ROM28bには、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)を制御するための演出制御プログラムが記憶されている。また、ROM28bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。RAM28cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報が設定されるようになっている。
以下、サブCPU28aが、統括CPU27aから出力された各種制御コマンドと演出制御プログラムに基づき行う各種制御(図柄組み合わせゲーム、大当り遊技)について説明する。
統括CPU27aから変動パターン指定コマンドと図柄指定コマンド及び全図柄停止コマンドを所定のタイミングで入力すると、指定された変動パターンに対応する変動時間と演出内容の図柄組み合わせゲームを可変表示器Hで実行させ、該図柄組み合わせゲームにて図柄指定コマンドで指定された図柄を確定表示させる。
また、統括CPU27aからオープニング指定コマンドを入力すると、サブCPU28aは、オープニング演出を実行させる。そして、サブCPU28aは、オープニング指定コマンドの入力後、ラウンド指定コマンドを入力すると、該ラウンド指定コマンドに指定されるラウンド演出を実行させる。ラウンド演出では、実行されているラウンド遊技が何回目のラウンドであるかを示すラウンド情報が表示される。そして、統括CPU27aから表示コマンドを入力すると、サブCPU28aは、有効期間が設定されたことを示す「PUSH」(告知演出)を可変表示器Hに表示させる(図8参照)。また、統括CPU27aから表示停止コマンドを入力すると、サブCPU28aは、表示させている「PUSH」の表示を非表示させる。そして、サブCPU28aは、ラウンド遊技中には、統括CPU27aから演出コマンドを入力すると、該演出コマンドに指定されるキャラクタを可変表示器Hに表示させる。また、サブCPU28aは、次に演出コマンドを入力するまで、又はエンディング指定コマンドを入力するまでの間、可変表示器Hに表示されている現在のキャラクタを継続的に表示させる。続いて、統括CPU27aからエンディング指定コマンドを入力すると、サブCPU28aは、エンディング演出を実行させる。そして、入力するエンディング指定コマンドが確変用エンディング指定コマンドの場合、サブCPU28aは、確変用エンディング演出を実行させる。また、入力するエンディング指定コマンドが非確変用エンディング指定コマンドの場合、サブCPU28aは、非確変用エンディング演出を実行させる。そして、エンディング演出が終了すると、サブCPU28aは、入力する変動パターン指定コマンドに基づき、図柄組み合わせゲームを可変表示器Hで実行させる。
以下、本実施形態のパチンコ機10において大当り遊技(報知演出)が行われる態様を図8に基づき説明する。
図8には、演出ラウンドパターンH1に基づく大当り遊技(報知演出)中の可変表示器Hの画像表示を示している。また、確変大当りとなって設定される全て(本実施形態では3回)の有効期間で演出スイッチ25が操作され、報知演出でキャラクタがキャラクタA→キャラクタB→キャラクタC→キャラクタDと変化した場合が示されている。なお、また、可変表示器Hに表示されるキャラクタAを「A」、キャラクタBを「B」、キャラクタCを「C」、キャラクタDを「D」と示している。
大当り遊技が開始されると、可変表示器Hでは、オープニング演出が行われる。また、可変表示器Hでは、オープニング演出として大当り遊技の開始を示す「大当り」の画像表示がされると同時に、キャラクタAが表示される(図8(a))。そして、演出ラウンドパターンH1に基づき1ラウンド開始時に有効期間が設定され、時間T(本実施形態では5秒)が経過するまでの間、可変表示器Hでは、ラウンド情報として「1ラウンド」と「PUSH」及びキャラクタAが画像表示される(図8(b))。そして、1回目の有効期間(1ラウンド)である図8(b)の可変表示器Hでは、ラウンド情報として「1ラウンド」が画像表示され、演出スイッチ25が操作されるとキャラクタBが画像表示される(図8(c))。
続いて、演出ラウンドパターンH1に基づき2ラウンド開始時に有効期間が設定され、時間Tが経過するまでの間、可変表示器Hでは、ラウンド情報として「2ラウンド」と「PUSH」及びキャラクタBが画像表示される(図8(d))。そして、2回目の有効期間(2ラウンド)である図8(d)の可変表示器Hでは、ラウンド情報として「2ラウンド」が画像表示され、演出スイッチ25が操作されるとキャラクタCが画像表示される(図8(e))。そして、3ラウンドである図8(f)の可変表示器Hでは、ラウンド情報として「3ラウンド」とキャラクタCが2ラウンド(図8(e))に引き続き画像表示される。
続いて、演出ラウンドパターンH1に基づき4ラウンド開始時に有効期間が設定され、時間Tが経過するまでの間、可変表示器Hでは、ラウンド情報として「4ラウンド」と「PUSH」及びキャラクタCが画像表示される(図8(g))。そして、3回目の有効期間(4ラウンド)である図8(g)の可変表示器Hでは、ラウンド情報として「4ラウンド」が画像表示され、演出スイッチ25が操作されるとキャラクタD及びプレートPが画像表示される(図8(h))。プレートPには、「確変」の表示がされており、大当り遊技終了後の遊技状態として確変状態が付与されることを報知(確変報知)している。そして、5ラウンドである図8(i)の可変表示器Hでは、ラウンド情報として「5ラウンド」とキャラクタD及びプレートPが4ラウンド(図8(h))に引き続き画像表示される。5回目のラウンド遊技が終了すると、可変表示器Hでは、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が行われる。そして、可変表示器Hでは、エンディング演出の終了後に確変状態を付与することを示す「確率変動突入」が画像表示される(図8(j))。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)メインCPU26aが確変大当りを決定している場合に、演出スイッチ25が操作されたことを確変報知の実行契機とした。すなわち、内部的に確変状態を付与することが決定されている場合、遊技者が演出スイッチ25を操作することにより確変報知が行われる可能性を持たせた。換言すれば、遊技者が演出スイッチ25を操作しなければ、確変報知は行われない。したがって、遊技者の演出参加に対する意識を高め、興趣の向上を図ることができる。
(2)演出スイッチ25の操作タイミングが付与された場合、演出スイッチ25が操作されたか否かにより、報知演出の演出内容が変化する(進む)過程を異ならせた。すなわち、演出内容の段階が進むか否かは、演出スイッチ25の操作状況によって決まる。例えば、操作タイミング到来時に演出スイッチ25が操作されなかった場合、該操作タイミングでは、報知演出の演出内容が変化することを規制した。一方、操作タイミング到来時に演出スイッチ25が操作された場合には、報知演出の演出内容が段階的に進む又は確変報知がされる可能性がある。このため、演出スイッチ25が操作されることで報知演出の演出内容が進み確変報知に近づくことになるので、演出スイッチ25の操作を促し、遊技者の演出参加に対する意識を高めさせることができる。
(3)演出スイッチ25の操作タイミングが付与される場合、操作タイミングが到来したことを遊技者に告知する(本実施形態では可変表示器Hに「PUSH」を画像表示させる)ようにした。このため、遊技者に演出スイッチ25の操作タイミングを確実に把握させることができる。したがって、演出スイッチ25の操作を遊技者に促すとともに、操作タイミングを遊技者が逸してしまうという事態の発生を抑制できる。
(4)演出スイッチ25の操作タイミング到来時に演出スイッチ25が操作されなかった場合には、報知演出自体の実行(演出内容が進むこと)を規制するようにした。例えば、確変大当りが決定されている場合、操作タイミング到来時に演出スイッチ25が操作されない限り、確変大当りであっても確変報知は行われない。すなわち、操作タイミングの到来時において確変状態が付与されるのか否かが全く分からない。換言すれば、確変状態が付与されるのか否かを遊技者に秘匿した状態を維持するようにした。このため、報知演出を実行させるためには演出スイッチ25の操作が必要であることを遊技者に認識させ、演出スイッチ25の操作を遊技者に促すことができる。したがって、遊技者の演出参加に対する意識を高めさせることができる。
(5)大当り遊技中に確変報知が実行されず、大当り遊技終了後に突然確変状態が付与された場合、なぜ確変状態が付与されるのか遊技者が分からず、混乱させる虞がある。このため、大当り遊技中に演出スイッチ25が一度も操作されなかった場合や確変報知が実行されなかった場合でも、大当り遊技終了後、最初の図柄組み合わせゲームが開始される迄の間(本実施形態ではエンディング演出時)に、確変状態が付与される旨を報知することにより、遊技者が混乱してしまうことを防止することができる。
(6)演出指定ラウンドを定めた演出ラウンドパターンを複数設けた。そして、演出ラウンドパターン毎に、演出指定ラウンドに定めるラウンドを異ならせた。このため、毎回(大当り遊技が付与される毎)同じタイミングで操作タイミングが訪れることを防止できる。すなわち、最終ラウンド以外のどのラウンド遊技においても確変報知がされる可能性がある。したがって、ラウンド遊技が開始される毎に、操作タイミング及び確変報知に対する期待を遊技者に抱かせることができる。
(7)確変大当り時の演出抽選テーブルを演出指定ラウンドとなり得る全てのラウンドで「キャラクタDが出現」を選択可能に構成した。このため、内部的に確変大当りが決定されている場合、報知演出では、演出指定ラウンドに指定される全てのラウンド(1ラウンド〜4ラウンド)において、キャラクタDが出現する(確変報知がされる)可能性がある。また、可変表示器Hに表示されているキャラクタがどのキャラクタ(キャラクタA,キャラクタB,キャラクタC)からでもキャラクタDが出現する(確変報知がされる)可能性がある。例えば、確変大当りの3回目の演出指定ラウンドにおいて、可変表示器HにキャラクタBが表示されていた場合、「キャラクタDが出現」が選択されることでキャラクタDを出現させることができる。このため、どの操作タイミングにおいても、演出スイッチ25の操作が確変報知に繋がるということを遊技者に認識させることができる。したがって、遊技者の演出参加に対する意識を高めさせることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図9に基づき説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成(又は同一制御内容)は、同一の符号を付すなどして、その重複する説明を簡略又は省略する。
本実施形態のパチンコ機10では、操作タイミングの到来時に演出スイッチ25が操作されなかった場合には、その操作タイミング以降、操作タイミングを付与することを規制するようにしている。すなわち、操作タイミングの到来時に演出スイッチ25が操作されない場合、確変大当りが決定されていても報知演出によって確変報知がされなくなる。
以下、本実施形態において、統括CPU27aが行う期間設定処理と操作フラグ設定処理及び報知演出処理について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態で統括CPU27aが行う期間設定処理と操作フラグ設定処理及び報知演出処理と異なる処理を中心に説明し、同一処理に処理についてはその重複する説明を省略する。
操作フラグ設定処理において、統括CPU27aは、設定する有効期間内に演出スイッチ25が操作されなかった場合、操作履歴フラグの値に「1」を設定する。操作履歴フラグとは、大当り遊技が開始されてから設定する有効期間において、演出スイッチ25が操作されたか否かを示すものである。操作履歴フラグには、大当り遊技開始時、及び有効期間中に演出スイッチ25が操作されている場合、「0」が設定されている。
続いて、期間設定処理において、統括CPU27aは、有効期間を設定する際に操作履歴フラグの値が「0」のときに有効期間を設定する。その一方で、統括CPU27aは、操作履歴フラグの値が「1」のとき有効期間を設定しないとともに、可変表示器Hに「PUSH」を表示させないように表示コマンドを出力しない。
そして、報知演出処理において、統括CPU27aは、図8に示すステップS10の判定結果が肯定の場合、操作履歴フラグの値が「0」であるか否かを判定する。この判定結果が否定の場合、操作タイミングが付与されないので、報知演出処理を終了する。一方、前記判定結果が肯定の場合、図8に示すステップ11以降の処理を行う。
以下、本実施形態のパチンコ機10において大当り遊技(報知演出)が行われる態様を図9に基づき説明する。
図9には、演出ラウンドパターンH1に基づく大当り遊技(報知演出)中の可変表示器Hの画像表示を示している。そして、確変大当りが決定され、設定される有効期間のうち初回の有効期間において、演出スイッチ25が操作されなかった場合を示している。また、可変表示器Hに画像表示されるキャラクタAを「A」と示している。
大当り遊技が開始されると、可変表示器Hでは、オープニング演出が行われる。また、可変表示器Hでは、オープニング演出として大当り遊技の開始を示す「大当り」の画像表示がされると同時に、キャラクタAが表示される(図9(a))。そして、演出ラウンドパターンH1に基づき1ラウンド開始時に可変表示器Hでは、ラウンド情報と「PUSH」及びキャラクタAが画像表示される(図9(b))。そして、演出スイッチ25が操作されなかった場合、可変表示器Hでは、図9(c)に示すように次回のラウンド遊技(2ラウンド)以降から「PUSH」の画像表示が規制される。続いて、3ラウンド、4ラウンド及び5ラウンドでは、ラウンド情報とキャラクタAの画像表示が行われる。すなわち、2ラウンド以降には、演出スイッチ25を操作する操作タイミングが付与されないため可変表示器Hでは、キャラクタAが継続的に画像表示される。そして、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が開始される。(図9(d))。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(7)と同様の効果に加えて以下に示す効果を得ることができる。
(8)設定する有効期間で演出スイッチ25が操作されなかった時点から、以降の有効期間を設定することを規制した。すなわち、演出スイッチ25が操作されないと、その時点から以降の操作タイミングが付与されなくなる。このため、このような状況を回避すべく、演出スイッチ25を操作することに対する遊技者の意欲を高めることができる。すなわち、操作タイミングが付与されなくなるということは、大当り遊技中に確変報知が実行される機会を損なうことになる。したがって、遊技者の演出参加に対する意識を効果的に高めることができる。
(9)有効期間を設定することを規制する場合、可変表示器Hに表示させるキャラクタは、現状のキャラクタを維持するようにした。すなわち、キャラクタAの画像表示中に有効期間の設定を規制すると、以降の大当り遊技の可変表示器Hでは、キャラクタAが継続的にエンディング演出まで表示されることとなる。このため、このような状況を回避すべく、演出スイッチ25を操作することに対する遊技者の意欲を高めることができる。すなわち、演出スイッチ25を操作しない遊技者は、キャラクタが変化されなくなり、大当り遊技中の演出が演出スイッチ25を操作している遊技者に比較して面白みにかけることとなる。したがって、遊技者の演出参加に対する意識を効果的に高めることができる。
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
・各実施形態は、変動時間短縮(時短)機能を備えたパチンコ機に具体化しても良い。時短機能は、普通図柄変動ゲームの変動時間を短縮させる時短状態(特典遊技状態)を付与する機能である。詳しくは、大当り判定により大当りが決定されると、該大当りを確変大当り、時短大当り及び通常大当りの何れにするか抽選を行う。その抽選結果によって時短大当りが決定された場合、大当り遊技終了後に時短状態が付与される。時短状態中は、持ち球を大幅に減らすことなく、図柄組み合わせゲームの始動条件を得られるので遊技者にとって有利な状態である。そして、大当り遊技では報知演出として、確変報知に加え時短大当りが決定されている場合には、時短状態が付与されることを示す時短報知をするようにしても良い。また、時短機能のみを備えた、所謂、時短機に適用しても良い。この場合、大当りには、時短大当り及び非時短大当りがあり、報知演出では、時短報知をするようにする。
・各実施形態において、演出ラウンドパターンは、4種類、5種類設けても良い。その場合、演出指定ラウンドには、5回目のラウンド(規定ラウンド数の上限のラウンド)も割り当てることで、全てのラウンド遊技において演出スイッチ25の操作タイミングが付与される可能性を持たせることができる。すなわち、大当り遊技中の全てのラウンド遊技で確変報知がされる可能性がある。
・各実施形態において、演出抽選テーブルでは、ラウンド遊技毎に抽選結果の割合を変更しても良い。例えば、確変大当り時の演出抽選テーブル(図5参照)の4ラウンドでは、60%でキャラクタDが出現されるようにし、20%でキャラクタが1段階変化されるようにし、20%でキャラクタが変化されないようにする。そして、後に行われるラウンド遊技程、キャラクタDが出現され易いようにする。すなわち、演出スイッチ25が操作される毎にキャラクタDが出現され易くする。したがって、毎回操作タイミングが訪れる度に演出スイッチ25を操作している報知演出への参加意識の高い遊技者には、それに見合う価値を付与することができる。また、図5に示す確変大当り時の演出抽選テーブルを、「キャラクタDが出現」と「キャラクタが1段階変化」の項目で構成しても良いし、「キャラクタが1段階変化」の項目のみで構成しても良い。
・各実施形態において、演出指定ラウンドを指定せず全てのラウンド遊技開始時に、有効期間を設定するようにしても良い。また、ラウンド遊技が開始される毎に、有効期間を設定するか否かの期間設定抽選を行っても良い。前記抽選に当選した場合には有効期間を設定し、当選しなかった場合には有効期間を設定しないようにする。しかし、1度も有効期間を設定されない状態を回避すべく、特定のラウンド遊技(例えば最初のラウンド遊技)では必ず有効期間を設定するようにする。
・各実施形態において、有効期間は演出指定ラウンドに指定されるラウンド遊技が行われている間、設定されるようにしても良い。この場合も、演出スイッチ25が操作された場合には、その時点で有効期間を解除するようにする。
・各実施形態において、報知演出を装飾ランプ16の発光演出やスピーカ17の音声演出にて実行させても良い。この場合、装飾ランプ16及びスピーカ17が報知演出実行手段として機能する。
・各実施形態において、演出用操作手段としてタッチセンサ式の演出スイッチ25にしても良い。また、レバー操作による演出スイッチ25でも良い。
・各実施形態において、確変大当りが内部的に決定されている場合、大当り遊技中に確変報知がされなくても確変大当りであることを図柄変動ゲームが開始されるまで秘匿し続けても良い。
・各実施形態において、1回目、2回目の操作タイミングにおいて、演出スイッチ25を操作したが確変報知に至らなかった場合、3回目の操作タイミングで演出スイッチ25が操作されることで必ず確変報知を行うようにしても良い。したがって、毎回操作タイミングが訪れる度に演出スイッチ25を操作している報知演出への参加意識の高い遊技者には、それに見合う価値を付与することができる。
・各実施形態において、報知演出として、再抽選演出を行うようにしても良い。再抽選演出とは、図柄組み合わせゲームの表示結果が大当りを認識できる仮図柄による仮の大当りの図柄組み合わせが表示(一旦停止表示)され、一旦停止表示された仮の大当りの図柄組み合わせを再び変動させて最終的な大当りの図柄組み合わせ(確定表示結果)を導出する演出である。そして、確変大当りを示す確変図柄を1,3,5,7とし、非確変大当りを示す非確変図柄を2,4,6,8とする。なお、報知演出として再抽選演出を行う場合には、図柄組み合わせゲームにて非確変図柄による大当りの図柄組み合わせ(仮図柄)を表示し、大当り遊技に移行させることが好ましい。そのため、大当りの場合、仮図柄を2,4,6,8の4種類から決定する。この場合、操作タイミング到来時に演出スイッチ25を操作することで再抽選演出を行う。図5及び図6に示す演出抽選テーブルとして、「キャラクタDが出現」に対して「確変図柄が出現」とし、「キャラクタが1段階変化」に対して「他の非確変図柄に変化」とし、「キャラクタが変化しない」に対して「図柄が変化」しないと夫々対応させる。本別例では、大当り遊技中に確変図柄が表示されることが確変報知となる。
・各実施形態において、確変大当り及び非確変大当りのエンディング演出を共通な演出としても良い。この場合、可変表示器Hでは、「おわり」が画像表示される。また、確変大当りの場合には、エンディング演出中の可変表示器Hでは、必ず「おわり」とともにキャラクタDを画像表示させるようにする。このため、確変大当りの場合、報知演出で確変報知が行われなくても必ず大当り遊技終了後の1回目の図柄組み合わせゲームが開始されるまでには、キャラクタDが表示されることで確変報知がされる。
・第2の実施形態において、演出スイッチ25が有効期間中に操作されなかった場合、図10に示すように可変表示器Hの態様を変化させても良い。図10には、演出ラウンドパターンH1に基づく大当り遊技(報知演出)中の可変表示器Hの画像表示を示している。そして、確変大当りが決定され、設定される有効期間で初回の有効期間において、演出スイッチ25が操作されなかった場合を示している。また、可変表示器Hに画像表示されるキャラクタAを「A」と示している。なお、図10(a),(b)は、図9の(a),(b)と同様である。そして、第2実施形態同様に有効期間が設定される1ラウンド開始時に演出スイッチ25が操作されなかった場合、以降のラウンド遊技中の可変表示器Hでは、黒い背景画像とともに、ラウンド情報のみが画像表示される(図10(c),(d))。すなわち、ラウンド情報以外の表示演出の表示を規制し、報知演出を強制的に終了させる。そして、5ラウンド終了後、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が開始される(図10(e))。本別例では、演出スイッチ25を操作しないことで遊技者は、大当り遊技を十分に堪能することができなくなる。このため、このような状況を回避すべく、演出スイッチ25を操作することに対する遊技者の意欲を高めることができる。したがって、遊技者の演出参加に対する意識を効果的に高めることができる。
・第2の実施形態において、設定される有効期間に演出スイッチ25が操作されなかった場合、可変表示器Hでは、キャラクタの画像表示を規制するようにしても良い。この場合、演出スイッチ25が操作されないことで報知演出自体を終了(キャラクタを非表示)させる。
・第2の実施形態において、2回連続で演出スイッチ25を操作しなかった場合に、以降操作タイミングを付与しないようにしても良い。すなわち、演出参加意欲のない遊技者は、操作タイミングが何度到来しても、演出スイッチ25を全く操作しないので、このような遊技者を対象として以降の操作タイミングを付与しない又は報知演出を終了させることができる。また、1度だけ演出スイッチ25を操作しなかった場合でも、もう1度だけ演出スイッチ25を操作する機会を持たせることができる。このため、演出参加意欲の高い遊技者がたまたま演出スイッチ25の操作をし忘れてしまった等の事態が発生しても、それに対する救済措置を設けることができる。したがって、演出参加意欲の高い遊技者が興醒めしてしまうことを抑制できる。
次に、前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記演出制御手段は、前記操作タイミングの到来時に、該操作タイミングが到来したことを遊技者に告知する告知演出を前記報知演出実行手段に実行させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
(ロ)前記演出制御手段は、前記操作判定手段の判定結果が否定の場合、前記報知演出自体の実行を規制することを特徴とする。
(ハ)前記演出制御手段は、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記操作判定手段の判定結果が一度も肯定にならなかったとき、及び前記特典確定報知演出が実行されなかったときには、大当り遊技の終了を示す終了演出中又は大当り遊技終了後、最初の図柄変動ゲームが開始される迄の間に前記特典遊技状態が付与されることを前記報知演出実行手段で強制報知させることを特徴とする。
(ニ)前記操作タイミングは複数設定されており、前記演出制御手段は、複数の操作タイミングの何れかで前記操作判定手段の判定結果が肯定とされなかった場合、以降の操作タイミングを前記遊技者に付与しないことを特徴とする。
(ホ)前記操作タイミングは複数設定されているとともに、前記報知演出はその演出内容が複数段階に設定され、各段階の演出内容は段階が進むに連れて最終段階となる特典確定報知演出の演出内容に近づく演出内容とされており、前記演出制御手段は、操作タイミングの到来時に前記操作判定手段の判定結果が肯定になったことを契機に前記演出内容の段階を次段階に進ませる一方で、前記判定結果が肯定とされなかった場合、その時点で前記報知演出を終了させることを特徴とする。
(ヘ)前記演出制御手段は、連続する2回の操作タイミングで前記操作判定手段の判定結果が何れも肯定とされなかった場合、その時点で以降の操作タイミングを遊技者に付与しない又は前記報知演出を終了させることを特徴とする。
(ト)前記操作タイミングは複数設定されているとともに、前記報知演出はその演出内容が複数段階に設定され、各段階の演出内容は段階が進むに連れて最終段階となる特典確定報知演出の演出内容に近づく演出内容とされており、前記演出制御手段は、前記操作判定手段の判定結果が肯定の場合と否定の場合とで前記演出内容が進む過程を異ならせるように前記報知演出の演出内容を制御することを特徴とする。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 パチンコ遊技機の制御構成を示すブロック図。 報知演出パターンを説明する説明図。 演出ラウンドパターンを説明する説明図。 確変大当り時の演出抽選テーブルを説明する説明図。 非確変大当り時の演出抽選テーブルを説明する説明図。 報知演出処理を示すフローチャート。 (a)〜(j)は、第1実施形態において、大当り遊技が行われる態様を示した模式図。 (a)〜(d)は、第2実施形態において、大当り遊技が行われる態様を示した模式図。 (a)〜(e)は、別例において、大当り遊技が行われる態様を示した模式図。
符号の説明
10…パチンコ機、25…演出スイッチ、26…主制御基板、26a…メインCPU、27…統括制御基板、27a…統括CPU、27b…ROM、27c…RAM、H…可変表示器。

Claims (4)

  1. 遊技機前面に遊技者が操作可能な演出用操作手段を設け、当該演出用操作手段を用いて大当り遊技中に当該大当り遊技終了後に遊技者に有利な確率変動状態又は変動時間短縮状態が付与されるか否かを報知する報知演出が行われ、前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与される場合には前記報知演出として前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与されることを報知する特典確定報知演出が行われる遊技機において、
    大当りか否かの大当り判定の判定結果が肯定の場合に前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態を付与するか否かを決定する遊技状態決定手段と、
    前記大当り遊技中に前記報知演出を実行する報知演出実行手段と、
    前記大当り遊技中における前記演出用操作手段の操作タイミングの到来時に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段と、
    前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御する演出制御手段とを備え、
    前記演出制御手段は、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記操作判定手段の判定結果が否定のとき、前記特典確定報知演出の実行を規制するように前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御し、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記特典確定報知演出が実行されなかったときには、大当り遊技の終了を示す終了演出中又は大当り遊技終了後、最初の図柄変動ゲームが開始される迄の間に、前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与されることを前記報知演出実行手段で強制報知させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作タイミングは複数設定されており、
    前記演出制御手段は、操作タイミングの到来時に前記操作判定手段の判定結果が否定とされた場合には、該操作タイミング以降、操作タイミングを付与することを規制することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技機前面に遊技者が操作可能な演出用操作手段を設け、当該演出用操作手段を用いて大当り遊技中に当該大当り遊技終了後に遊技者に有利な確率変動状態又は変動時間短縮状態が付与されるか否かを報知する報知演出が行われ、前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与される場合には前記報知演出として前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態が付与されることを報知する特典確定報知演出が行われる遊技機において、
    大当りか否かの大当り判定の判定結果が肯定の場合に前記確率変動状態又は前記変動時間短縮状態を付与するか否かを決定する遊技状態決定手段と、
    前記大当り遊技中に前記報知演出を実行する報知演出実行手段と、
    前記大当り遊技中における前記演出用操作手段の操作タイミングの到来時に前記演出用操作手段が操作されたか否かを判定する操作判定手段と、
    前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御する演出制御手段とを備え、
    前記操作タイミングは複数設定されており、
    前記演出制御手段は、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合に前記操作判定手段の判定結果が肯定になったことを前記特典確定報知演出の実行契機として前記報知演出実行手段に実行させる前記報知演出の演出内容を制御し、前記遊技状態決定手段の判定結果が肯定である場合であり、かつ、複数の操作タイミングのうち最後の操作タイミングより前の操作タイミングで前記操作判定手段の判定結果が肯定とされたが、前記特典確定報知演出が実行されなかった場合において、該最後の操作タイミングで前記操作判定手段の判定結果が肯定とされたとき、前記特典確定報知演出を前記報知演出実行手段に実行させることを特徴とする遊技機。
  4. 前記操作タイミングは複数設定されており、
    前記演出制御手段は、複数の操作タイミングのうち、後の操作タイミング程、高い確率で、前記特典確定報知演出を前記報知演出実行手段に実行させるように制御する請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の遊技機。
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