JP4672200B2 - カード台紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行カード、クレジットカード、会員カード等の各種のカードの発行者、及び利用者が扱い易いように改良されたカードを収納するカード台紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、個人を特定するカードとして、銀行カード、クレジットカード、会員カード、身分証明カード等の多種のカードが発行されて利用されており、発行者が付与した個人特定コード等が磁気記録部、バーコード、或いは会員番号が刻印されたエンボス部等に書き込まれている。従来、これらカードは、例えば宛名書きされた台紙に設けたポケットに差し込んで、印刷された住所等の宛名記入部が封筒の外側から分かるように、窓付き封筒に同封して、申込者、入会者、或いは契約者に郵送されている。
【0003】
従来、カードを郵送する場合、契約者の宛名書きしたカード台紙にカードを仮着けした後、透明フィルムでカードを覆ったものが使用されている。或いは、入会申込書や契約案内書等では、これらの内容が台紙に印刷され、この台紙にカードが仮着けされ、カードを覆うように透明フィルム(ポリエチレン,ポリプロピレン等のフィルム)が接着され、台紙を折り畳んでカードを収納するようにしたものがある。カード台紙には、用途に応じて種々のカード台紙の形態がある。以下、従来のカード台紙について、図面を参照して説明する。
【0004】
図5(a)は、カードを郵送する際に使用する従来のカード台紙の一例を示す平面図である。同図において、台紙1には、その両端に連続的に住所等を印刷したり、カードAを貼付する際に利用されるスプロケット用の穿孔2が設けられている。台紙1の片側には、宛名記入部1aが印刷される部分がある。台紙1の宛名記入部1aと反対側には、カード収納部が形成されている。カード送付先の住所等が台紙1の宛名記入部1aに印刷された後、台紙1の宛名記入部1aとは反対側に糊付け用ローラ等で、カードAを台紙1に仮着けする仮接着部1bと、透明フィルム(ポリエチレン,ポリプロピレン等のフィルム)5を接着する接着部4とが塗布され、カードAが台紙1の仮接着部1bに仮着けされ、カードAを覆うように透明フィルム5を接着部4に接着される。その後、台紙1の穿孔2が設けられた両端縁が切取線3から除去される。
【0005】
図5(b)は、従来の他のカード台紙を示す平面図である。同図において、台紙6は、例えば3つ折りに折り畳まれて、その二つの紙面62 ,63 に入会に必要な申込書、契約書、誓約書等の必要事項が印刷される印刷領域6aが設けられ、他の一面にはカードAを収納する紙面61 が設けられ、台紙6が折り畳まれてカードAが折り込まれる。カードAは、紙面61 に仮接着部6bに仮接着されて、さらにカードAの周囲に接着部4が塗布され、透明フィルム(ポリエチレン,ポリプロピレン等のフィルム)5を接着部4に接着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示した従来のカード台紙は、カードAが台紙1,6の仮接着部Aaに仮付けされた後、透明フィルム5がローラで押圧されて接着部4に接着されており、台紙1,6と透明フィルム5との間に空気が閉じ込められる場合があり、透明フィルム5に不均一なローラ圧がかかって、透明フィルム5に皺が発生して見苦しくなる問題があった。また、透明フィルム5の接着の際、空気圧が透明フィルム5に不均一にかかって、透明フィルム5がずれた位置に接着されるおそれもあった。
【0007】
さらに、カード台紙の用途は、人目に付き易い場所や人が頻繁に出入りする場所、例えばカウンタ等に設置されて、入会又は契約希望者らが自由に手に取ってカード台紙に印刷された内容を確認するような使用形態がある。また、カードを収納したカード台紙を大量に郵送する際の郵送業務においては、封筒内でカードが簡単に移動しないようにする必要があり、カードを透明フィルムで覆って、台紙に保持する必要があり、透明フィルムをカード台紙に強固に接着してカードを収納する必要があった。従って、契約者や入会者は、カードを取り出す際、透明フィルムを破いて取り出さねばならないが、透明フィルムがカード台紙に強固に接着されており、透明フィルムを容易に破ることができないので、透明フィルムの未接着部を摘んで剥がそうとすると、契約内容や入会内容が記載されている台紙までが破れて見苦しくなる欠点があった。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものであり、カードを覆う透明フィルムが台紙に綺麗に接着され、かつカードの取り出しが容易なカード台紙を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、カード収納部を設けたカード台紙において、
台紙にはカードを接着する台紙部が設けられ、該カードは弱粘着性の接着部で該台紙部に接着され、該カードを覆うフィルムが強粘着性の接着部で該台紙部に接着されて前記カード収納部が前記台紙に形成され、
前記カード収納部の前記台紙部と前記フィルムとの何れか一方、若しくは前記台紙部と前記フィルムとの両方に開口部が設けられたことを特徴とするカード台紙である。
【0010】
請求項1の発明では、台紙にフィルムを接着して、台紙とフィルムとの間にカードを収納したカード台紙であり、カードが収納される部分の台紙部とフィルムとの何れか一方、若しくは台紙部とフィルムとの両方に開口部を設けることによって、ローラ等でカードを覆うようにフィルムを台紙に接着する際に、台紙とフィルムとの間の空気が開口部を通して外部に逃げるために、フィルムに不必要な空気圧が加わらないので、フィルムに皺やフィルムの捩れによる接着位置ずれ等が発生し難い作用を有する。さらに、フィルムは強粘着性の接着部で台紙部に接着され、カードは弱粘着性の接着部で台紙部に接着されており、カードを剥がす際、カードが剥がし易い利点がある。なお、台紙部とは、フィルムを接着する接着剤で囲まれた部分の台紙を意味している。また、フィルムは透明フィルムが好ましいが、一部に印刷したものであってもよい。
【0011】
請求項2の発明は、前記台紙部に設けた前記開口部が孔状であることを特徴とする請求項1に記載のカード台紙である。
【0012】
請求項2の発明では、台紙部に設けた開口部が孔状であり、フィルムの接着時に、この孔状の開口部から空気が外部に逃げるとともに、この孔状の開口部に指を挿入してカードを押しことができ、さらにはこの孔状の開口部から台紙部を破って、カード台紙からカードを容易に取り出すこともできる。なお、台紙部に開口部の他に切り込み(ミシン目等)を設ければより、カードをより簡単に取り出せる。
【0013】
請求項3の発明は、前記フィルムに設けた前記開口部が線状であることを特徴とする請求項1に記載のカード台紙である。
【0014】
請求項3の発明では、フィルムに設けた開口部が線状であり、フィルムの接着時に、この線状の開口部から空気が外部に逃げるとともに、この線状開口部からフィルムを切り裂くことができ、台紙を破ることなく、カード台紙からカードを容易に取り出すこともできる利点を有する。なお、線状の開口部とは、直線状や曲線状の切欠、或いは点線(ミシン目)、一点鎖線、二点鎖線を含む点線の切欠である。
【0015】
請求項4の発明は、前記台紙部に設けた前記開口部が孔状であり、かつ前記フィルムに設けた前記開口部が線状であることを特徴とする請求項1に記載のカード台紙である。
【0016】
請求項4の発明では、台紙部に孔状の開口部が設けられ、かつフィルムに線状の開口部が設けられ、台紙部とフィルムの両方に開口部が設けられることで、フィルムを台紙に接着する際の空気を逃がす開口部して、かつ台紙部に設けた開口部には指を挿入することができ、指でカードを押し、かつフィルムに形成された線状の開口部からフィルムを押し破って、カードを取り出すことができ、台紙を破ることなくカードが取り出せる利点がある。
【0017】
請求項5の発明は、前記台紙に、入会案内や契約内容及び/又は入会申込書等の記載部分、又は宛名記入部、若しくは該記載部分と該宛名記入部の両方が設けられ、かつ該台紙を2つ以上の折り畳み形状として該台紙に設けた前記カード収納部を覆うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカード台紙である。
【0018】
請求項5の発明では、台紙が種々の用途に使用され、台紙にはカード収納部のみならず、入会案内や契約内容及び/又は入会申込書等の記載部分、又は宛名記入部、若しくは該記載部分と該宛名記入部の両方が設けられており、かつ該台紙を2つ以上の折り畳み形状として該台紙に設けた前記カード収納部を覆うようにしている。従って、折り畳み部でカードを台紙の内側に折り畳むことで、フィルム面が外部に露呈しないし、カードをフィルムと台紙とで保護することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカード台紙の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、カード台紙には、カード収納部のみならず、入会案内や契約内容及び/又は入会申込書等の記載部分が設けられている。さらには、宛名記入部が設けられている台紙、若しくは前記のような記載部分と宛名記入部との両方が設けられている台紙とがある。また、カード台紙の形状は、短冊状のもの、2つ折り以上の折り畳み状のもの、その他の形状でもよい。短冊状のカード台紙は、カードを窓付封筒で郵送する際に使用される場合が多く、折り畳み状のカード台紙は、入会案内や契約内容等が記載されているものが多い。本発明では、短冊状のカード台紙と、折り畳み状のカード台紙とに大別して説明する。
【0020】
先ず、本発明に係る実施形態の短冊状のカード台紙について、図1を参照して説明する。図1(a)は本実施形態の平面図であり、図1(b)は図1(a)の矢視XY方向の断面図である。同図において、台紙1には、従来例と同様に、台紙1の両端縁にスプロケット用の穿孔2が設けられ、連続的に住所等を印刷したり、カードAを仮接着する際に利用され、かつ台紙1の片面には住所等が印刷される宛名記入部1aが設けられている。本実施形態では、台紙1に孔状の開口部1cが設けられている。さらに、台紙1には、開口部1cに隣接して糊付け用ローラ等で、カードAを台紙1に仮着けする仮接着部1bが形成され、それらの周囲に接着部4が塗布され、接着部4に透明フィルム(ポリエチレン・フィルム等)5が接着される。仮接着部1bは、弱粘着性であればよく、接着部4は強粘着性とする。なお、カードAが収納され、接着部4で囲まれた部分を台紙部Bと称することとする。
【0021】
カード送付先住所の台紙1の宛名記入部1aへの印刷に前後して、カードAが台紙部Bの仮接着部1bに仮付される。透明フィルム(ポリエチレン・フィルム等)5がカードAを覆うように接着部4に接着される。カードAは、台紙1の台紙部Bと透明フィルム5と間に収納される。その後、台紙1の両端縁の穿孔2部分が切取線3から切り離される。カードAを収納したカード台紙は、宛名記入部1aが封筒の窓から確認できるように窓開き封筒に封入される。
【0022】
本実施形態では、カードAを台紙部Bに仮接着した後、ローラ等で透明フィルム5を押圧して接着部4に接着する。台紙部Bと透明フィルム5との間の空気は、台紙部Bと透明フィルム5との隙間と開口部1cとから外部に押し出されるので、台紙部Bと透明フィルム5との間の空気が封入されることがない。従って、透明フィルム5が封入された空気圧で透明フィルム5に皺が発生したり、透明フィルム5がずれた位置に接着されることがない。また、カードAを仮接着部1bに接着すると、カードAが開口部1cを覆うが、カードAには会員番号等が形成されたエンボス部が設けられ、また、仮接着部1bが塗布されているので、透明フィルム5を接着部1bに接着したとしても、エンボス部や仮接着部1bの周囲から開口部1cを通して空気が流れるので、空気の流通を阻害することはない。また、この開口部1cは、指が挿入できる程度の大きさの孔であり、開口部1cに指を挿入して、カードAを押して取り出すことができる。また、開口部1cに指を挿入して、台紙部Bを破って取り出すこともできる。
【0023】
なお、図1の実施形態では、台紙部Bに形成した開口部1cが円形状切欠であるが、この実施形態に限定するものではなく、四角形状、三角形状、長孔状、楕円状、前方後円形状等の切欠であってもよい。さらに、カードAを台紙部B側から取り出し得るように、開口部1cに連続した切り込み或いは切り目(ミシン目)を設けてもよい。また、図1の実施形態は短冊状であるが、台紙1の長手方向の辺に折り返し部が形成されてもよい(図示なし)。
【0024】
次に、本発明の他の実施形態について、図2及び図3を参照して説明する。図2(a),(b)は、本発明に係る短冊状のカード台紙の他の実施形態を示す平面図であり、図3は、開口部の変形例を示す平面図である。なお、図2において、図1と同一部分又は同一機能を有する部分には同一符号を付与した。
【0025】
図2(a)の実施形態では、台紙1の台紙部Bに塗布された仮接着部1bにカードAを仮着けし、カードAの周囲に塗布された接着部4に透明フィルム5が接着されて、カードAが透明フィルム5と台紙部Bとの間に収納される。透明フィルム5には直線状の開口部7が形成されている。直線状の切欠である開口部7は、カードAの隣接する二辺を横切る位置に対応するように、透明フィルム5に形成されている。なお、本実施形態では、直線状の開口部7が一カ所形成されているが、二カ所以上、例えばカードAの四隅に対応するように、透明フィルム5に直線状の開口部7を四カ所形成することができる。線状の開口部を設ける場合は、カードAの二辺を横切る位置に設けると、カード台紙を湾曲させた際に、カードAの一部が開口部から飛び出して取り出し易くなる。また、図2(b)の実施形態では、図2(a)の実施形態に加えて、台紙部Bに開口部1bが形成されている。
【0026】
図2(a)の実施形態では、カード台紙からカードAを取り出す場合、台紙1を湾曲させて、カードAの角部が開口部7から飛び出させて引き抜くことにより、カードAを取り出すことができる。また、図2(b)の実施形態では、さらに開口部1cが形成されているので、開口部1cに指を差し入れて、カードAを押しながらカードAの角部が直線状の開口部7からカードAの角部が飛び出すようにして、取り出すことができる。また、開口部7から台紙部Bを破いて取り出しても良い。
【0027】
一方、透明フィルム5に形成される開口部7は、図2の実施形態のように、直線状である必要はなく、図3(a)〜(e)に示すように種々の形態が実施できる。なお、図3(a)〜(e)には、参考として台紙に塗布される接着部4を図示した。図3(a)は、透明フィルム5に形成される点線状(ミシン目)の切欠(切れ目)である開口部7aがカードAの長手方向に対応するように形成されている。なお、図3(a)では、点線状の開口部7aが透明フィルム5の中心から上下にずれた位置に形成されているが、中央に設けてもよい。また、点線状の開口部7aは接着部4を越えて形成されているが、接着部4に囲まれた範囲の透明フィルム5のみに形成してもよい。
【0028】
図3(b)では、点線状(ミシン目状)の切れ目である開口部7bが、カードAの長手方向の端部に対応する位置であり、カードAの短辺方向となるように、透明フィルム5に形成されている。また、図3(c)では、点線状(ミシン目)の切れ目である開口部7cが、カードAの周縁部に対応する透明フィルム5の位置に形成されている。また、図3(d)では、点線状(ミシン目)の切れ目である開口部7dが、カードAの長手方向に横向きY字を左右対称に並べた形状に、透明フィルム5に形成されている。また、図3(e)では、点線状(ミシン目)の切れ目である開口部7eが、カードAの長手方向の端部周縁に対応する透明フィルム5の位置に湾曲状に形成されている。なお、図3(a)〜(e)は、図2(b)のカード台紙に適用するとができる。また、図示していないが、台紙に形成される開口部から指を挿入して、直接透明フィルムを破って、カードを取り出すようにしてもよい。
【0029】
続いて、図4を参照して、本発明に係る他の実施形態について説明する。本実施形態は折り畳み状のカード台紙である。図4において、図5(b)と同一部分及び同一機能を有する部分には、同一符号が付与されている。同図において、台紙6は、例えば3つ折りに折り畳まれて、その二つの紙面62 ,63 に入会に必要な申込書、契約書、誓約書等の必要事項が印刷される印刷領域6aが設けられ、紙面61 はカードAを収納する紙面であり、紙面61 〜63 を折り畳まれて、カードAが台紙6の各紙面に挟まれて収納される。カード収納部は、上記実施形態と同様である。カードAは、紙面61 の仮接着部6bに仮り接着されて、さらに、カードAの周囲に塗布された接着部4に透明フィルム(ポリエチレン・フィルム)5を接着する。カードAを仮着けして収納する部分である台紙61 の台紙部Bには、接着時の空気抜きのための開口部6cが設けられている。
【0030】
一方、図4の本実施形態の開口部6cは、図1の開口部1cで説明した形態の全てが適用できる。無論、図2,図3の実施形態で説明した透明フィルム5に形成した点線状(ミシン目状)の切れ目である開口部の全ての形態が図4の折り畳み状のカード台紙の実施形態に適用できる。
【0031】
なお、図4に示した折り畳み状のカード台紙では、短冊状の台紙より、折り畳まれて小さくなる。台紙にはカード収納部のみならず、入会案内や契約内容及び/又は入会申込書等の記載部分、又は契約者の住所が記載された宛名記入部、若しくは前記記載部分と宛名記入部の両方を印刷することができる。従って、このような折り畳み状のカード台紙は、台紙を折り畳むことで、カードを台紙の内側に収納することができ、カードを収納したフィルム面が外部に露呈しないし、透明フィルムと台紙とでカードを十分に保護することができる。
【0032】
なお、上記実施形態において、台紙に設けられる開口部から台紙部にミシン目を設けて、そのミシン目を切り離すことによって、透明フィルムを破ることなく、カードを取り出すこともできる。
【0033】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、台紙のカード収納部の台紙部か、或いは透明フィルムに、若しくは両方に開口部を設けることによって、透明フィルムを台紙に接着する際に、台紙と透明フィルムとの間に空気が封入されることがなく、その空気圧によって、透明フィルムに皺が生じたり、透明フィルムの接着位置が捩れたりすることがなく、カード台紙に透明フィルムを綺麗に接着することができる利点がある。
【0034】
また、本発明によれば、台紙に設けた開口部から指を差し込んで、台紙部を破ってカードを取り出すことができ、しかも透明フィルムを接着する接着部より外側までを破ることなく、綺麗にカードを取り出すことができる利点がある。また、透明フィルムに線状の開口部が形成されている場合は、透明フィルムを破ってカードを取り出すことができ、台紙に記載されている入会案内等を破るおそれがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係るカード台紙の一実施形態を示す平面図、(b)はXY矢視からの断面図である。
【図2】(a),(b)は、本発明に係るカード台紙の他の実施形態を示す平面図である。
【図3】(a)〜(d)は、透明フィルムに設けた開口部の他の形態を示す平面図である。
【図4】本発明に係るカード台紙の他の実施形態を示す平面図である。
【図5】従来のカード台紙の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
A カード
B 台紙部
1,6 台紙
1a 宛名記入部
1b 仮接着部
1c,6c,7 開口部
4 接着部
5 透明フィルム
Claims (5)
- カード収納部を設けたカード台紙において、
台紙にはカードを接着する台紙部が設けられ、該カードは弱粘着性の接着部で該台紙部に接着され、該カードを覆うフィルムが強粘着性の接着部で該台紙部に接着されて前記カード収納部が前記台紙に形成され、
前記カード収納部の前記台紙部と前記フィルムとの何れか一方、若しくは前記台紙部と前記フィルムとの両方に開口部が設けられたことを特徴とするカード台紙。 - 前記台紙部に設けた前記開口部が孔状であることを特徴とする請求項1に記載のカード台紙。
- 前記フィルムに設けた前記開口部が線状であることを特徴とする請求項1に記載のカード台紙。
- 前記台紙部に設けた前記開口部が孔状であり、かつ前記フィルムに設けた前記開口部が線状であることを特徴とする請求項1に記載のカード台紙。
- 前記台紙に、入会案内や契約内容及び/又は入会申込書等の記載部分、又は宛名記入部、若しくは該記載部分と該宛名記入部の両方が設けられ、かつ該台紙を2つ以上の折り畳み形状として該台紙に設けた前記カード収納部を覆うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカード台紙。
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