JP4671022B2 - 車両用のステアリングギヤボックス - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のステアリングギヤボックスに関する。
車両用のステアリングギヤボックスは、ステアリングホイールの回転に伴って回転される入力軸と、この入力軸の回転に伴って車輪を転舵させる出力部材を備えるとともに、車室外に設けられて前記入力軸と前記出力部材を保持するハウジングを備えていて、前記ハウジングにて車体に支持されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−77737号公報
上記した特許文献1に記載されている車両用のステアリングギヤボックスでは、ハウジングが車体に対して車両後方に向けて移動可能に組付けられている。このため、車両の衝突時にハウジングが外力(車両後方への力)を受けると、当該ステアリングギヤボックスは車両後方に向けて移動する。この際には、上記した外力がステアリング系(ステアリングギヤボックスとステアリングホイールを連結しているインターミディエイトシャフトやステアリングシャフト等の動力伝達系)を介して車室内に伝達されるおそれがある。
本発明は、車両の衝突時において、ステアリングギヤボックスのハウジングが受ける外力が入力軸の入力側端部に伝達されるのを遮断され得るように構成して、同外力がステアリング系を介して車室内に伝達されないようにすることを目的としている。かかる目的を達成するために、本発明では、ステアリングホイールの回転に伴って回転される入力軸と、この入力軸の回転に伴って操舵車輪を転舵させる出力部材を備えるとともに、車室外に設けられて前記入力軸と前記出力部材を保持するハウジングを備えていて、前記ハウジングにて車体に支持されている車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記入力軸の入力側端部と前記ハウジング間に、車両の衝突時に前記ハウジングが受ける外力の前記入力軸の入力側端部への伝達を遮断可能で前記外力が車室内に伝達されないようにする外力伝達遮断手段を設けたことに特徴がある。
このステアリングギヤボックスにおいては、入力軸の入力側端部とハウジング間に設けた外力伝達遮断手段が、車両の衝突時に、ハウジングが受ける外力の入力軸の入力側端部への伝達を遮断する。このため、車両衝突時の上記した外力がステアリング系を介して車室内に伝達されないようにすることが可能であって、車室内での衝突対策手段と合わせることにより、大きな外力にも対応させること、或いは、車室内での衝突対策手段の簡素化を図って小型・軽量化を図ることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記入力軸はトルク伝達可能に連結された入力側回転部材と出力側回転部材を備えていて、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材は、前記外力によって入力軸方向にて摺動可能に嵌合連結されて、前記外力伝達遮断手段を構成していることも可能である。この場合には、外力伝達遮断手段を入力軸の入力側回転部材と出力側回転部材によってシンプルに構成することが可能である。
この場合において、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との間に、これらの嵌合連結強度を規定する(入力軸方向での摺動開始荷重、摺動抵抗等を規定する)連結部材を設けることも可能である。この場合には、連結部材の素材や形状を適宜に設定することにより、入力側回転部材に対する出力側回転部材の入力軸方向での摺動(作動)を適宜に制御することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記入力軸は軸受を介して前記ハウジングに支持されていて、前記軸受は前記外力に応じて前記ハウジングから離脱可能であり前記外力伝達遮断手段を構成していることも可能である。このステアリングギヤボックスにおいては、車両の衝突時に、ハウジングが受ける外力に応じて入力軸を支持する軸受がハウジングから離脱することで、上記した外力の入力側端部への伝達を遮断する。このため、車両衝突時の上記した外力がステアリング系を介して車室内に伝達されないようにすることが可能である。
この場合において、前記軸受と前記ハウジング間に、前記軸受が前記ハウジングから離脱するときに荷重を吸収する荷重吸収部材が介装されていることも可能である。この場合には、軸受がハウジングから離脱する際の離脱荷重を荷重吸収部材によって吸収することが可能である。
また、前記軸受と前記ハウジング間には、前記外力に応じて前記軸受を前記ハウジングから離脱可能とするアクチュエータが介装されていることも可能である。この場合には、軸受がハウジングから離脱する際の離脱タイミングをアクチュエータの作動タイミングによって制御することが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明によるステアリングギヤボックスの第1実施形態を示していて、この第1実施形態のステアリングギヤボックスA1は、ステアリングホイール20の回転に伴って回転される入力軸11と、この入力軸11の回転に伴って車輪30(一方は図示省略)を転舵させる出力部材(ラックバー)12を備えるとともに、入力軸11と出力部材12を保持するハウジング13を備えていて、ハウジング13にて車体(図示省略)に固定支持されている。
入力軸11は、ハウジング13に一対の軸受14,15を介して回転自在に組付けたピニオンギヤシャフト11Aと、このピニオンギヤシャフト11Aの入力側端部に所定の締め代で圧入嵌合した筒状のスライダ11Bによって構成されている。ピニオンギヤシャフト11Aは、出力部材12のラック歯12aに噛合するピニオンギヤ11a1と、このピニオンギヤ11a1に同軸で一体のシャフト11a2によって構成されていて、シャフト11a2の入力側端部外周には所定長さの外スプライン11a3が形成されている。
スライダ11Bは、インターミディエイトシャフトとステアリングメインシャフト(共に図示省略)を介してステアリングホイール20に連結されるものであり、外周にはジョイント(図示省略)を介してインターミディエイトシャフトにトルク伝達可能に連結される外スプライン11b1が部分的に形成されている。また、スライダ11Bの内周には、ピニオンギヤシャフト11Aの外スプライン11a3に圧入嵌合する内スプライン11b2が全長に亘って形成されている。
ところで、この第1実施形態においては、入力軸11において、ピニオンギヤシャフト11Aの外スプライン11a3とスライダ11Bの内スプライン11b2は、トルク伝達可能に連結されるとともに、車両の衝突時にハウジング13が受ける設定値以上の外力F(図1に示した車両前方から車両後方に向けて作用する力)によって入力軸11の軸方向にて摺動可能に嵌合連結されていて、上記した外力Fのピニオンギヤシャフト11Aからスライダ11Bへの伝達を遮断可能な外力伝達遮断手段を構成している。
上記のように構成した第1実施形態のステアリングギヤボックスA1においては、車両の衝突時に、ハウジング13が設定値以上の外力Fを受けると、ピニオンギヤシャフト11Aの外スプライン11a3がスライダ11Bの内スプライン11b2に対して入力軸11の軸方向にて摺動して、入力軸11が図3に示したように収縮し、上記した外力Fのピニオンギヤシャフト11Aからスライダ11Bへの伝達を遮断する。
このため、車両衝突時の上記した外力Fがインターミディエイトシャフトとステアリングメインシャフトを含むステアリング系を介して車室内に伝達されないようにすることが可能であって、車室内での衝突対策手段と合わせることにより、大きな外力にも対応させること、或いは、車室内での衝突対策手段の簡素化を図って小型・軽量化を図ることが可能である。
図4および図5は本発明によるステアリングギヤボックスの第2実施形態を示していて、この第2実施形態のステアリングギヤボックスA2では、入力軸111が、筒状のピニオンギヤ111Aと、このピニオンギヤ111Aを貫通するようして所定の締め代で圧入嵌合したシャフト111Bによって構成されている。なお、ステアリングギヤボックスA2の入力軸111以外の構成は、上記第1実施形態のステアリングギヤボックスA1の入力軸11以外の構成と実質的に同じであるため、同一符号を付して説明は省略する。
ピニオンギヤ111Aは、外周に形成した歯部111a1にて出力部材12のラック歯12aに噛合していて、内周には内スプライン111a2が全長に亘って形成されている。シャフト111Bは、インターミディエイトシャフトとステアリングメインシャフト(共に図示省略)を介してステアリングホイール20に連結されるものであり、上端部外周にはジョイント(図示省略)を介してインターミディエイトシャフトにトルク伝達可能に連結される外スプライン111b1が部分的に形成されている。また、シャフト111Bの中間部から下端部に至る外周には、ピニオンギヤ111Aの内スプライン111a2に圧入嵌合する外スプライン111b2が形成されている。
ところで、この第2実施形態においては、入力軸111において、ピニオンギヤ111Aの内スプライン111a2とシャフト111Bの外スプライン111b2は、トルク伝達可能に連結されるとともに、車両の衝突時にハウジング13が受ける設定値以上の外力Fによって入力軸111の軸方向にて摺動可能に嵌合連結されていて、上記した外力Fのピニオンギヤ111Aからシャフト111Bへの伝達を遮断可能な外力伝達遮断手段を構成している。なお、ピニオンギヤ111Aの内スプライン111a2とシャフト111Bの外スプライン111b2が入力軸111の軸方向にて摺動するときには、シャフト111Bの下端部がハウジング13に形成した貫通孔13aを通してハウジング13外に突出可能である。
上記のように構成した第2実施形態のステアリングギヤボックスA2においては、車両の衝突時に、ハウジング13が設定値以上の外力Fを受けると、ピニオンギヤ111Aの内スプライン111a2がシャフト111Bの外スプライン111b2に対して入力軸111の軸方向にて摺動して、入力軸111が図5に示したように変位し、上記した外力Fのピニオンギヤ111Aからシャフト111Bへの伝達を遮断する。
このため、車両衝突時の上記した外力Fがインターミディエイトシャフトとステアリングメインシャフトを含むステアリング系を介して車室内に伝達されないようにすることが可能であって、車室内での衝突対策手段と合わせることにより、大きな外力にも対応させること、或いは、車室内での衝突対策手段の簡素化を図って小型・軽量化を図ることが可能である。
上記した各実施形態(第1実施形態および第2実施形態)においては、ピニオンギヤシャフト11A(出力側回転部材)とスライダ11B(入力側回転部材)、ピニオンギヤ111A(出力側回転部材)とシャフト111B(入力側回転部材)がスプラインで嵌合するように構成して実施したが、図6に例示したように、凹凸で嵌合するように構成、または、図7に例示したように、樹脂製の連結部材11D、111Dを介して凹凸で嵌合するように構成、或いは、第1実施形態を例として図8に示したように、ピニオンギヤシャフト11A(出力側回転部材)とスライダ11B(入力側回転部材)を外周にて連結部材11Eを介して連結して実施することも可能である。
図7に示した連結部材11D、111Dと図8に示した連結部材11Eは、入力側回転部材に対する出力側回転部材の嵌合連結強度を規定する(入力軸の軸方向での摺動開始荷重、摺動抵抗等を規定する)ものである。このため、連結部材(11D、111D、11E)の素材や形状を適宜に設定することにより、入力側回転部材に対する出力側回転部材の入力軸方向での摺動を適宜に制御することが可能である。
図9および図10は本発明によるステアリングギヤボックスの第3実施形態を示していて、この第3実施形態のステアリングギヤボックスA3では、入力軸211が、平歯車のピニオンギヤ211aを中間部に一体的に有するとともに、外スプライン211bを上端部に一体的に有するように構成されている。また、下方の軸受15が環状のクリップ216を用いてハウジング13に組付けられていて、入力軸211が軸受14,15を介してハウジング13に支持されている。
ところで、この第3実施形態においては、クリップ216が、車両の衝突時にハウジング13が受ける設定値以上の外力Fによって、破断するように設定されていて、下方の軸受15が上記した外力Fに応じてハウジング13から離脱可能であり、上記した外力Fのハウジング13から入力軸211への伝達を遮断可能な外力伝達遮断手段を構成している。なお、上記以外の構成は、上記第2実施形態のステアリングギヤボックスA2の構成と実質的に同じであるため、同一符号を付して説明は省略する。
上記のように構成した第3実施形態のステアリングギヤボックスA3においては、車両の衝突時に、ハウジング13が設定値以上の外力Fを受けると、図10に示したように、ハウジング13が入力軸211に対して入力軸211の軸方向に移動することに伴って、クリップ216が破断して軸受15がハウジング13から離脱することで、上記した外力Fの入力軸211への伝達を遮断する。
このため、車両衝突時の上記した外力Fがインターミディエイトシャフトとステアリングメインシャフトを含むステアリング系を介して車室内に伝達されないようにすることが可能であって、車室内での衝突対策手段と合わせることにより、大きな外力にも対応させること、或いは、車室内での衝突対策手段の簡素化を図って小型・軽量化を図ることが可能である。
この第3実施形態の実施に際して、図11に示したように、軸受15とハウジング13間に、軸受15がハウジング13から離脱するときに荷重を吸収する環状の荷重吸収部材217が介装されていることも可能である。この場合には、軸受15がハウジング13から離脱する際の離脱荷重を荷重吸収部材217によって制御(吸収)することが可能である。
また、上記した第3実施形態においては、下方の軸受15がクリップ216を用いてハウジング13に組付けられるように構成して実施したが、図12および図13に示した第4実施形態のステアリングギヤボックスA4のように、下方の軸受15が、例えば、ソレノイド等の電動アクチュエータ218A(概略的に図示した)の進退可能な支持ピン218aを用いてハウジング13に組付けられるように構成して実施することも可能である。
この場合には、上記した外力Fをセンサによって電気的に検出するとともに、このセンサからの信号によって電気制御装置により電動アクチュエータ218Aの作動タイミング(支持ピン218aの退避タイミング)を制御することで、軸受15がハウジング13から離脱する際の離脱タイミングを電動アクチュエータ218Aの作動タイミングによって制御することが可能である。
また、上記した第4実施形態においては、下方の軸受15が電動アクチュエータ218Aの進退可能な支持ピン218aを用いてハウジング13に組付けられるように構成して実施したが、図14および図15にて概略的に示した第5実施形態のステアリングギヤボックスA5または図16および図17にて概略的に示した第6実施形態のステアリングギヤボックスA6のように、軸受14,15を介して入力軸211を支持するハウジング13の入力軸支持剛性を電動アクチュエータ218Bまたは218Dの作動によって低減可能に構成して実施することも可能である。
図14および図15に示した第5実施形態のステアリングギヤボックスA5においては、ハウジング13がメインハウジング13Aとサブハウジング13Bによって構成されている。サブハウジング13Bは、メインハウジング13Aとによって入力軸211を軸受14,15を介して支持するものであり、メインハウジング13Aに対して脱着可能とされており、メインハウジング13Aからの離脱を電動アクチュエータ218Bの進退可能な支持プレート218bによって制御されている。
この第5実施形態においては、上記した外力Fをセンサによって電気的に検出するとともに、このセンサからの信号によって電気制御装置により電動アクチュエータ218Bの作動タイミング(支持プレート218bの退避タイミング)を制御することで、サブハウジング13Bがメインハウジング13Aから離脱する際の離脱タイミングを電動アクチュエータ218Bの作動タイミングによって制御することが可能である。これにより、入力軸211がメインハウジング13Aから離脱する際の離脱タイミングと離脱荷重を電動アクチュエータ218Bの作動によって制御することが可能である。
一方、図16および図17に示した第6実施形態のステアリングギヤボックスA6においては、ハウジング13が入力軸211の軸方向に延びるスリット13bを有するとともに重ね合わせ部13cを有する構成とされている。重ね合わせ部13cは、電動アクチュエータ218D(ラックを備えた固定ピンとこれを駆動する駆動歯車を備えている)によって固定・解除可能であって、固定状態(図16の状態)ではハウジング13の入力軸支持剛性を大きなものとし、解除状態(図17の状態)ではハウジング13の入力軸支持剛性を小さなものとする。このため、入力軸211は、ハウジング13に対して傾動して離脱することが可能である。
この第6実施形態においては、上記した外力Fをセンサによって電気的に検出するとともに、このセンサからの信号によって電気制御装置により電動アクチュエータ218Dの作動タイミングを制御することで、ハウジング13の入力軸支持剛性を低減するタイミングを電動アクチュエータ218Dの作動タイミングによって制御することが可能である。これにより、入力軸211がハウジング13から離脱する際の離脱タイミングと離脱荷重を電動アクチュエータ218Dの作動によって制御することが可能である。
上記した第4実施形態〜第6実施形態のステアリングギヤボックスA4〜A6では、電動アクチュエータ218A、218B、218Dを採用して実施したが、第4実施形態〜第6実施形態では、電動アクチュエータに代えて油圧アクチュエータ(外力Fを油圧に変換した後に変位に変換するアクチュエータ)や機械式アクチュエータ(外力Fを変位に変換するアクチュエータ)を採用して実施することも可能である。これらの場合には、電気制御装置が不要でありシンプルかつ安価に構成することが可能である。
本発明によるステアリングギヤボックスの第1実施形態を示した全体構成図である。 図1の2−2線に沿った拡大断面図である。 図2に示した部分の作動説明図である。 本発明によるステアリングギヤボックスの第2実施形態を示した要部拡大断面図である。 図4に示した部分の作動説明図である。 第1実施形態または第2実施形態の入力軸における入力側回転部材と出力側回転部材の連結部において採用可能な第1の連結構造を示した要部拡大断面図である。 第1実施形態または第2実施形態の入力軸における入力側回転部材と出力側回転部材の連結部において採用可能な第2の連結構造を示した要部拡大断面図である。 第1実施形態または第2実施形態の入力軸における入力側回転部材と出力側回転部材の連結部において採用可能な第3の連結構造を示した要部拡大断面図である。 本発明によるステアリングギヤボックスの第3実施形態を示した要部拡大断面図である。 図9に示した部分の作動説明図である。 第3実施形態の変形実施形態を示した要部拡大断面図である。 本発明によるステアリングギヤボックスの第4実施形態を示した要部拡大断面図である。 図12に示した部分の作動説明図である。 本発明によるステアリングギヤボックスの第5実施形態を示した要部拡大断面図である。 図14に示した部分の作動説明図である。 本発明によるステアリングギヤボックスの第6実施形態を示した要部拡大断面図である。 図16に示した部分の作動説明図である。
符号の説明
11…入力軸、11A…ピニオンギヤシャフト(出力側回転部材)、11a3…外スプライン、11B…スライダ(入力側回転部材)、11b2…内スプライン、12…出力部材、12a…ラック歯、13…ハウジング、14,15…軸受、A1…ステアリングギヤボックス、20…ステアリングホイール、30…操舵車輪

Claims (6)

  1. ステアリングホイールの回転に伴って回転される入力軸と、この入力軸の回転に伴って車輪を転舵させる出力部材を備えるとともに、車室外に設けられて前記入力軸と前記出力部材を保持するハウジングを備えていて、前記ハウジングにて車体に支持されている車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記入力軸の入力側端部と前記ハウジング間には、車両の衝突時に前記ハウジングが受ける外力の前記入力軸の入力側端部への伝達を遮断可能で前記外力が車室内に伝達されないようにする外力伝達遮断手段が設けられていることを特徴とする車両用のステアリングギヤボックス。
  2. 請求項1に記載の車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記入力軸はトルク伝達可能に連結された入力側回転部材と出力側回転部材を備えていて、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材は、前記外力によって入力軸方向にて摺動可能に嵌合連結されて、前記外力伝達遮断手段を構成していることを特徴とする車両用のステアリングギヤボックス。
  3. 請求項2に記載の車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との間には、これらの嵌合連結強度を規定する連結部材が設けられていることを特徴とする車両用のステアリングギヤボックス。
  4. 請求項1に記載の車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記入力軸は軸受を介して前記ハウジングに支持されていて、前記軸受は前記外力に応じて前記ハウジングから離脱可能であり前記外力伝達遮断手段を構成していることを特徴とする車両用のステアリングギヤボックス。
  5. 請求項4に記載の車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記軸受と前記ハウジング間には、前記軸受が前記ハウジングから離脱するときに荷重を吸収する荷重吸収部材が介装されていることを特徴とする車両用のステアリングギヤボックス。
  6. 請求項4に記載の車両用のステアリングギヤボックスにおいて、前記軸受と前記ハウジング間には、前記外力に応じて前記軸受を前記ハウジングから離脱可能とするアクチュエータが介装されていることを特徴とする車両用のステアリングギヤボックス。
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