JP4661662B2 - 測色方法およびシェーディング補正方法 - Google Patents

測色方法およびシェーディング補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、感光材料に対して形成されたテストプリントの測色を行なう際の測色方法およびシェーディング補正方法に関する。
一般的に、画像データ等に基づき感光材料に対してプリント処理を行なう写真処理装置では、プリント処理を行なってテストプリントを感光材料に形成し、このテストプリントを測色装置によって測色することで露光装置等のセットアップを行なう。
このようなテストプリントを測色する場合において、測色装置に対してテストプリントが誤った向きにセットされると、露光装置等が誤ってセットアップされるおそれがある。そのため、テストプリントを測色した結果、予定された測色値と実際の測色値が大きく異なる場合には測定エラーとして取り扱うことによって、露光装置等が誤った設定でセットアップされることを防止する測色装置もある。
例えば、特許文献1には、測色装置にテストプリントをセットする際に、テストプリントをセットする向きを気にすることなく測色装置にセットすることが可能な測色装置が開示されている。
特開2005−70215号公報(平成17年3月17日公開)
しかしながら、上記公報に開示されたテストプリントの測色方法では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、このような測色装置では、搬送しながらテストプリントの測色を行なう。しかし、テストプリントを搬送する際に、モータの送り誤差等により搬送距離に誤差が生じる。そして、この搬送距離の誤差は、テストプリントを搬送する距離が長くなるに従って蓄積されて大きくなる。このため、テストプリントの測色を正確に行なうことができないため、測色結果に基づいて各装置のセットアップに必要な補正データを精度良く作成することができないという問題があった。
本発明の課題は、より正確にテストプリントの測色を行なって、各装置のセットアップに必要な補正データ等を精度良く作成可能な測色方法、および精度の良いシェーディング補正方法を提供することにある。
第1の発明に係るテストプリントの測色方法は、写真処理装置において感光材料に対して形成されたテストプリントの測色を行なう際の測色方法であって、テストプリントの測色を行なう第1のステップと、第1のステップにおいて測色されたテストプリントの両端部における測色値を基準にして、テストプリントを測色した結果得られた測色値の測色位置を補正する第2のステップと、を備えている。
ここでは、測色されたテストプリントの両端部における測色値を基準にして、テストプリントを測色した結果得られたテストプリントの測色値の測色位置を補正する。
通常、このような写真処理装置が搭載する測色装置において、種々のテストプリントを搬送しながら測色を行なうことによって、写真処理装置に搭載されている各装置のセットアップに必要な補正データ等を作成して、各装置のセットアップを行なう。
しかし、このような測色装置では、テストプリントを搬送しながら測色する際に、モータの送り誤差等によってテストプリントの搬送距離に誤差が生じる。そして、この搬送距離の誤差は、テストプリントの搬送距離が長くなるに従って蓄積されて大きくなる。このため、例えば、長尺のテストプリントを搬送しながら測色する場合には、テストプリントの下流側の端部(テストプリントの後端)に近づくにつれて実際の測色位置が所定の測色位置から大幅にずれてしまうので、正確な測色を行なうことができない。この結果、例えば、写真処理装置に搭載されている各装置のセットアップに必要な補正データ等を精度良く作成することができないという問題があった。
そこで、本発明に係るテストプリントの測色方法では、テストプリントを測色した測色位置をテストプリントの両端部における測色値を基準にして補正する。
これにより、例えば、長尺のテストプリントの測色を行なう場合において、測色の結果得られた測色値の測色位置をより正確な位置に補正して、より正確なテストプリントの測色を行なうことができる。
この結果、写真処理装置に搭載されている各装置のセットアップに必要な補正データ等を精度良く作成することができる。
第2の発明に係るテストプリントの測色方法は、第1の発明に係るテストプリントの測色方法であって、第1のステップでは、テストプリントにおいて、一方の端部から中央部まで測色を行なった後、他方の端部から中央部まで測色を行なう。
ここでは、テストプリントを両側から中央部にかけて測色する。
これにより、例えば、テストプリントを先端から後端まで一方向に搬送しながら測色する場合と比較して、テストプリントを両方向からほぼ半分ずつ測色することで、測色する際に蓄積される搬送距離の誤差を少なくすることができる。
このため、より正確な測色位置でテストプリントの測色を行なうことができる。
第3の発明に係るテストプリントの測色方法は、第2の発明に係るテストプリントの測色方法であって、第2のステップでは、第1のステップにおいて測色されたテストプリントの中央部における測色値を合わせるように、測色した結果得られた測色値を補正する。
ここでは、テストプリントの中央部における測色値を合わせるように、測色値を補正する。
ここで、測色値には、例えば、複数の測色位置における測色値の平均値や、測色値の測色位置が含まれる。
これにより、例えば、一方の端部から中央部までテストプリントを測色してから、もう一方の端部から中央部までテストプリントを測色する場合において、テストプリントの中央部における測色値を合わせるように、いずれか一方の測色値を補正することができる。
このため、テストプリントを両端部から中央部まで約半分ずつ別々に測色した結果を基にして、例えば、テストプリント全体の測色値の傾向を把握することができる。
この結果、例えば、テストプリントの主走査方向におけるシェーディングによる露光ムラの傾向を測定することができる。
第4の発明に係るテストプリントの測色方法は、第2または第3の発明に係るテストプリントの測色方法であって、第2のステップでは、第1のステップにおいて測色されたテストプリントの中央部における測色値を合わせるように、測色した結果得られた測色値の測色位置を補正する。
ここでは、テストプリントの中央部における測色値を合わせるように、測色値の測色位置を補正する。
これにより、例えば、一方の端部から中央部までテストプリントを測色してから、もう一方の端部から中央部までテストプリントを測色する場合において、テストプリントの中央部における測色値を合わせるように、測色値の測色位置を補正することができる。
このため、テストプリントを両端部から中央部まで約半分ずつ別々に測色した結果を基にして、テストプリント全体の測色をより一層正確に行なうことができる。
第5の発明に係るテストプリントの測色方法は、第1から第4の発明のいずれか1つに係るテストプリントの測色方法であって、テストプリントは、感光材料に対して露光処理を行なう際の主走査方向における光量の差を補正するシェーディング補正用のテストプリントである。
ここでは、シェーディング補正用のテストプリントの測色方法として上記発明に係る測色方法を採用している。
ここで、シェーディングとは、周知の通り、例えば、照度ムラや照明ムラによって露光装置の主走査方向において発生する低周波のムラを意味する。そして、シェーディングによって発生するムラを、例えば、電気的、機械的手段によって補正することをシェーディング補正という。
通常、このような写真処理装置に搭載される露光装置では、感光材料に対して照射する光量にムラ(シェーディング)が発生する。
現在、このようなシェーディングの補正をシェーディング補正用のテストプリントを用いて行なうことが検討されている。そして、このようなシェーディング補正に用いるテストプリントでは、テストプリントの周辺部と中央部とにおけるプリントの濃度値の傾向を正確に把握することが重要な問題であった。そのため、シェーディング補正用のテストプリントを正確に測色する必要がある。
そこで、本発明では、上記発明に係るテストプリントの測色方法をシェーディング補正用のテストプリントに適用している。
これにより、シェーディング補正用のテストプリントの測色を行なった結果得られた測色値の測色位置をより正確な位置に補正して、より正確な測色を行なうことができる。
この結果、シェーディング補正用テストプリントを用いて、露光装置のシェーディ
ング補正に必要な補正データを精度良く作成することができる。
第6の発明に係るシェーディング補正方法は、第1から第5の発明のいずれか1つに係るテストプリントの測色方法により、テストプリントの測色を行なう第3のステップと、第3のステップにおいて、測色位置を補正された測色値に基づいて、露光処理を行なう際の主走査方向の光量の差を補正する第4のステップと、を備えている。
ここでは、上記発明に係る測色方法を露光処理の際の主走査方向のシェーディング補正に採用している。
これにより、より正確なテストプリントの測色を行なうことができるので、より精度良く、例えば、露光装置のシェーディング補正に必要な補正データを得ることができる。
この結果、露光装置のシェーディング補正をより精度良く行なうことができる。
第1の発明に係る測色方法によれば、写真処理装置に搭載されている各装置のセットアップに必要な補正データ等を精度良く作成することができる。
第2の発明に係る測色方法によれば、より正確な測色位置でテストプリントの測色を行なうことができる。
第3の発明に係る測色方法によれば、例えば、テストプリントの主走査方向におけるシェーディングによる露光ムラの傾向を測定することができる。
第4の発明に係る測色方法によれば、テストプリントを両端部から中央部まで約半分ずつ別々に測色した結果を基にして、テストプリント全体の測色をより一層正確に行なうことができる。
第5の発明に係る測色方法によれば、シェーディング補正用テストプリントを用いて、露光装置のシェーディング補正に必要な補正データを精度良く作成することができる。
第6の発明に係るシェーディング補正方法によれば、露光装置のシェーディング補正をより精度良く行なうことができる。
[実施形態1]
本発明の一実施形態に係るシェーディング補正方法を実行する写真プリントシステム(写真処理装置)1について、図1〜図12を用いて説明すれば以下の通りである。
[写真プリントシステム1全体の構成]
本実施形態に係る写真プリントシステム1は、図1に示すように、いわゆるデジタルミニラボと呼ばれる写真プリントシステムである。また、写真プリントシステム1は、操作ステーション2と、プリントステーション3とを備えている。
操作ステーション2は、現像された写真フィルムやデジタルカメラ等で撮影されたデジタル画像データが保存されたメモリカード等のメディアM(図3参照)から画像データを取り込んでプリントデータを作成し、ケーブル4を介して接続されたプリントステーション3に対して送信する。
プリントステーション3は、操作ステーション2から受信したプリントデータに基づいて、印画紙(感光材料)Pに対して露光処理および現像処理を行って写真プリント画像を形成する。
[プリントステーション3の構成]
プリントステーション3は、図1に示すように、ケーブル4を介して接続された操作ステーション2から受信したプリントデータに基づいて、印画紙Pを搬送しながら印画紙Pに対して露光処理および現像処理を行って写真プリント画像やテストプリント画像を形成する写真処理装置である。
プリントステーション3は、図2に示すように、内部に、2つの印画紙マガジン11と、シートカッター12と、バックプリント部13と、プリント露光部14と、処理槽ユニット15と、コンベア16と、ソータ17(図1参照)と、印画紙搬送機構18と、を有している。
2つの印画紙マガジン11は、プリントステーション3の内部において幅(主走査方向における長さ)が異なるロール状の印画紙Pを1個ずつ収納しており、印画紙搬送機構18によって適宜必要な量の印画紙Pが引き出される。なお、後述するシェーディング補正用のテストプリントTPを形成する際には、幅が広い方のロール状の印画紙Pを収納している印画紙マガジン11から印画紙Pが供給される。
シートカッター12は、印画紙搬送機構18の一部と隣接するように配置されており、印画紙マガジン11から引き出された印画紙Pをプリントサイズに切断する。
バックプリント部13は、シートカッター12の下流側であって印画紙搬送機構18と隣接する位置に配置されており、プリントサイズに切断された印画紙Pの裏面側に、色補正情報やコマ番号等のプリント処理情報を印刷する。
プリント露光部14は、バックプリント部13の下流側における印画紙搬送機構18に隣接するように配置されており、プリントサイズに切断された印画紙Pの表面に対して、プリントする撮影画像やシェーディング補正用テストプリント画像の露光処理を行なう。また、プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対してRGBの3色のレーザ光線を照射する図示しないライン露光ヘッドと、これらのレーザ光線を主走査方向に沿って移動させる光学系部材(ポリゴンミラー、レンズ等)と、を有している。
処理槽ユニット15は、プリント露光部14の下流側に配置されており、露光後の印画紙Pが処理槽ユニット15の各処理槽を経由しながら印画紙搬送機構18によって搬送されることで、所望の写真プリント画像やテストプリント画像等が印画紙Pの表面に形成される。
コンベア16は、プリントステーション3の上部に露出しており、写真プリント画像やテストプリント画像等が表面に形成されて乾燥処理後に排出された印画紙Pをソータ17の方向へ搬送する(図1および図2参照)。
ソータ17は、プリントステーション3の前面側に鉛直方向に複数のトレイを並べた状態で配置されており、コンベア16によって搬送されるプリント済の印画紙Pを、オーダー単位で各トレイに振り分ける(図1参照)。
印画紙搬送機構18は、プリントステーション3の内部において、印画紙マガジン11に収容されたロール状の印画紙Pを引き出すとともに、プリントサイズに切断された印画紙Pを、印画紙Pに対して行われる様々な処理に対応した搬送速度で搬送する。
[操作ステーション2の構成]
操作ステーション2は、図3に示すように、デスク90周辺に配置された、自動濃度測定装置(測色装置)20と、フィルムスキャナ80と、モニタ82と、キーボード84と、マウス86と、メディアリーダ88aと、コンピュータユニット88と、を有している。
自動濃度測定装置20は、シェーディング補正用のテストプリントとして作成された濃度が約0.9DのテストプリントTP(図7参照)の濃度を主走査方向に沿って自動的に測定(測色)する。なお、この自動濃度測定装置20の詳細な構成については後段にて詳述する。
フィルムスキャナ80は、写真フィルムに現像された撮影コマに対応する画像をデジタル画像データとして取り込む。
メディアリーダ88aは、本写真プリントシステム1のコントローラとして機能するコンピュータユニット88に搭載されており、デジタルカメラ等で撮影された画像のデジタルデータをメモリカードや各種半導体メモリ、CD−R等のメディアから取り込む。
コンピュータユニット88は、モニタ82、キーボード84、マウス86と接続されており、プリントステーション3に含まれる各部の動作や画像処理、自動濃度測定装置20における濃度測定結果に基づくシェーディング補正等の制御を行なう。そして、ユーザは、モニタ82に表示された画像を見ながら、キーボード84、マウス86等のポインティングデバイスを用いて画像処理やシェーディング補正等の各種処理の設定を行なう。
[自動濃度測定装置20の構成]
自動濃度測定装置20は、図4〜図6に示すように、主として、筐体100aと、カラーメータ6と、第1搬送機構8と、制御部25と、を備えている。
カラーメータ6は、測定部6aを備えており、所定の間隔(12mm)ごとにテストプリントTP(図7参照)(後段にて詳述)の濃度測定を行なう(後段に詳述)。第1搬送機構8は、テストプリントTPを測定部6aの直下に向かって間欠搬送(ステップ送り)する。
第1搬送機構8は、駆動源として図示しないステッピングモータを備えている。カラーメータ6の測定部6aには、下向きの開口部6bが設けられており、この開口部6bの上方に複数のLED6Lと受光素子6Pとが設けられている。LED6Lは、少なくともRGBの各色に対応する互いに波長領域の異なる3個のLEDを含んでいる。
テストプリントTPを間欠搬送するための第1搬送機構8は、図5および図6に示すように、駆動軸23に固定された左右の第1搬送ローラ21a,21bと、その駆動軸よりも奥側の駆動ローラ24に固定された左右の第2搬送ローラ22a,22bも弾性材料によって形成された周面を有している。駆動軸23と駆動ローラ24との間には、タイミングプーリとタイミングベルトからなる伝動機構が設けられている。そして、駆動軸23と駆動ローラ24とは、この伝動機構によって常に同一の回転数で同期的に回転する。
なお、筐体100aには、図4および図5に示すように、オペレータが載置するテストプリントTPを支持し、カラーメータ6の開口部6b側へ案内するための水平で上向きの案内支持面100fが設けられている。図4および図6に示すように、案内支持面100fの最も手前側の部位の上方には、カラーメータ6および圧着ローラ119を収納している上部筐体104は配置されておらず、テストプリントTPをカラーメータ6の下方に向けて挿入するためのプリント挿入部100gが形成されている。
制御部25は、駆動軸23の下部近傍に配置されており、駆動軸23の回転を制御して第1搬送機構8にテストプリントTPを間欠搬送させて、所定の間隔ごとにテストプリントTPの濃度測定をカラーメータ6に行なわせる。さらに、濃度測定の結果得られた各濃度測定値(以下、測色値)の測色位置を後段にて詳述するテストプリントTPの測色方法によって補正する。これにより、テストプリントTPの濃度測定を行なって得られた各測色値の測色位置をより正確な位置に補正して、より正確なテストプリントTPの濃度測定を行なうことができる。なお、本実施形態において、上記テストプリントTPの主走査方向の長さは、12mm間隔で約52回濃度測定を行なう長さに相当する。
(テストプリントTPの構成)
本実施形態の写真プリントシステム1において、シェーディング補正用の補正値を算出する基になる測色結果は、以下で説明するシェーディング補正用のテストプリントTPの主走査方向における濃度を測定することで取得される。
すなわち、テストプリントTPは、図7に示すように、上述した印画紙マガジン11の一方から引き出された主走査方向に長い最大幅の印画紙Pに対して、プリント露光部14において所定のパターンが露光操作により形成された後、現状の処理液によって現像処理されて形成される。そして、テストプリントTPには、約0.9Dに相当する濃度の単一の帯Fが形成される。
通常、プリントステーション3から出力されるプリントの品質(各色の濃度等)は、特に、印画紙Pの搬送方向に直交する方向、つまり印画紙Pの幅方向(テストプリントTPの主走査方向)におけるサイズが大きくなればなるほど、図8に示すように、主走査方向における両端部x1,x2(図7参照)の濃度が中央部x3(図7参照)付近よりも低下して光量の変化が大きくなり易い。この主走査方向におけるムラは、プリント露光部14に含まれるレンズ等を含む光学系の特性に依存するものである。
このため、本実施形態では、図7に示すように、複数の濃度帯の中で発色特性の活性が最も高い濃度が約0.9Dの帯Fを、プリントステーション3において搬送可能な最大幅のテストプリントTPに形成し、自動濃度測定装置20においてこのテストプリントTPの濃度を主走査方向に沿って測定している。
ここで、印画紙Pに形成された発色特性の活性が高い濃度とは、図10に示すように、横軸に印画紙Pに照射された光量の対数値を、縦軸に印画紙Pの濃度値をそれぞれ示した片対数グラフの特性曲線において、曲線の傾きが大きく略線形となる部分に相当する濃度である。
本実施形態では、このような発色特性の活性が高い濃度からなる帯FをテストプリントTPに形成し、自動濃度測定装置20において主走査方向における濃度測定を行う。これにより、プリント露光部14の主走査方向における光量の変化が、濃度ムラとなってテストプリントTPに現れ易くなるため、この主走査方向における濃度を測定することでシェーディング補正を高精度に実施することができる。
<濃度測定装置20におけるテストプリントTPの測色方法>
本実施形態の写真プリントシステム1では、シェーディング補正用の補正値を算出するために、図11に示すフローチャートに従って、自動濃度測定装置20において、上述したテストプリントTPの主走査方向における濃度を測定する。以下、濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法について説明する。
ステップS1では、制御部25は、自動濃度測定装置20に対してプリント挿入部100g側から挿入されたテストプリントTPの先端部を第1搬送ローラ21a・21bと、これに対応する圧着ローラ119との間に挟み込んで図6に示す開口部6bの直下に向かって搬送する。そして、制御部25は、測定部6aによって測定される測色値の変化によってテストプリントTPの先端部が開口部6bの直下に到達したことを検出して、テストプリントTPの搬送を停止させる。さらに、制御部25は、図示しない記憶部によってテストプリントTPの測色位置と測色値とをそれぞれ記憶させる。
ステップS2では、制御部25は、テストプリントTPを図6に示す搬送方向aの方向に所定の間隔ずつ間欠搬送、すなわち送りと停止とを繰り返しながら搬送して、所定の間隔ごとにテストプリントTPの濃度測定を行なう。ここで、所定の間隔とは12mmである。さらに、制御部25は、測定部6aによって測定されたテストプリントTPの測色値と測定した測色位置とを記憶部に記憶させる。
ステップS3では、制御部25は、測定部6aによって測定される測色値の変化によってテストプリントTPの後端部を検出する。さらに、制御部25は、図示しない記憶部によってテストプリントTPの測色位置と測色値とをそれぞれ記憶させる。
ステップS4において、制御部25は、テストプリントTPを搬送方向aの方向に連続搬送して排出する。
ステップS5では、制御部25は、ステップS1からステップS3において記憶部によって記憶された各測色値の中から、測色値が最初に所定の量だけ変化した測色位置をテストプリントTPの先端部として、一方、測色値が最後に所定の量だけ変化した測色位置を後端部として、それぞれ特定する。そして、テストプリントTPの両端部分を基準にして測色に要した両端部分の間の距離を算出する。そして、算出されたテストプリントTPの両端部分の間の距離をテストプリントTPの実際の長さに合うように記憶部によって記憶されている各測色値の測色位置を補正する。
これにより、テストプリントTPの濃度測定を行なう場合において、濃度測定の結果得られた各測色値の測色位置をより正確な位置に補正することができる。
このように、濃度測定装置20におけるテストプリントの測色方法をシェーディング補正用のテストプリントTPに適用して、プリント露光部14のシェーディング補正に必要な補正値を精度良く得ることができる。
また、制御部25は、自動濃度測定装置20におけるテストプリントTPの濃度測定を上記のように制御することで、測色値の測色位置をより正確な位置に補正してテストプリントTPの濃度測定を行なうことができる。
<濃度測定結果に基づくシェーディング補正方法>
本実施形態の写真プリントシステム1では、上述のように、自動濃度測定装置20において、図7に示すテストプリントTPについて主走査方向に沿って濃度測定を行なった結果に基づいて、図12に示すフローチャートに従ってシェーディング補正を行なう。
すなわち、コンピュータユニット88では、上述した濃度測定工程において取得された複数の測色位置(両端部x1,x2および中央部x3を含む)における測色値を、図8に示すグラフに示す状態から図9に示すグラフに示す状態へ補正するために、プリント露光部14の主走査方向における光量のムラをほぼ均一化するためのシェーディング補正用の補正値を算出する。
具体的には、コンピュータユニット88は、まず、ステップS11において、図示しない記憶デバイスに格納された複数の測色位置における測色値を読み出す。
そして、ステップS12において、測色値として得られた濃度値の平均値を、CMYの各色ごとに算出する。本実施形態においては、図8に示すグラフに示すように、例えば、「C(シアン)」の測色値に対応する平均値として約0.88、「M(マゼンタ)」の測色値に対応する平均値として約0.82、「Y(イエロ)」の測色値に対応する平均値として約0.76を算出する。
次に、ステップS13において、CMYの3原色のそれぞれについて、テストプリントTPの主走査方向における複数の測色値が、ステップS12において算出された各平均値に近づくように補正値を算出する。例えば、「C」の測定結果において、主走査方向における両端部x1,x2(図7参照)については、平均値である約0.88よりも測色値が小さい。一方、主走査方向におけるほぼ中央部x3(図7参照)については、平均値である約0.88よりも測色値が大きい。このため、コンピュータユニット88では、上記平均値に近づくように、両端部x1,x2については、測色値を大きくする方向への補正値が算出される一方、中央部x3については、測色値を小さくする方向への補正値が算出される。なお、他の色「M」および「Y」についても、同様にして、主走査方向における各測色位置ごとに適切な補正値が算出される。
次に、ステップS14では、ステップS13において算出された補正値に基づいてプリント露光部14の露光状態を補正して、シェーディング補正に関する一連の工程を終了する。
これにより、テストプリントTPの濃度測定をより正確に行なって、より精度良くプリント露光部14のシェーディング補正に必要な補正値を得ることができる。
[本テストプリントの測色方法の特徴]
(1)
本実施形態のテストプリントTPの測色方法では、図11に示すように、テストプリントTPの濃度測定を行なって、その結果得られたテストプリントTPの両端部における測色値を基準にして各測色値の測色位置をそれぞれ補正する。
通常、このような写真プリントシステムの搭載する濃度測定装置において、種々のテストプリントの濃度測定を行って各装置のセットアップを行なう。
しかし、このような濃度測定装置では、テストプリントを搬送しつつ濃度測定を行なうため、テストプリントの濃度測定を行なう際にモータの送り誤差等によって搬送距離に誤差が発生する。
このため、テストプリントの濃度測定を行なう際に、テストプリントの下流側の後端に近づくに従って、搬送距離の誤差が蓄積して測色位置が所定の測色位置からずれてしまい、正確な濃度測定を行なうことができないという問題があった。
そこで、本実施形態のテストプリントTPの測色方法では、テストプリントTPの濃度測定を行った測色位置を、テストプリントTPの両端部における測色値を基準にして補正する。
これにより、テストプリントTPの濃度測定を行なう場合において、濃度測定の結果得られた各測色値の測色位置をより正確な位置に補正することができる。この結果、写真プリントシステム1に搭載されているプリント露光部14のセットアップ(シェーディング補正)に必要な補正値を精度良く算出することができる。
(2)
本実施形態において用いているテストプリントは、図7に示すように、プリント露光部14における主走査方向の光量のムラ(シェーディング)の補正を行なうシェーディング補正用のテストプリントTPである。
通常、このような写真プリントシステムに搭載されるプリント露光部において、印画紙に対して照射する光量にムラが発生する。
現在、このようなシェーディングの補正をテストプリントによって行なうことが検討されている。
しかし、このようなシェーディングの補正をテストプリントによって行なう場合には、テストプリントに発生するシェーディングによる濃度のムラの傾向を正確に把握することが重要な問題であった。
そこで、本実施形態では、シェーディング補正用のテストプリントTPの濃度測定を、上記濃度測定装置20における測色方法によって行なっている。
これにより、シェーディング補正用のテストプリントTPの濃度測定を行なって、各測色値の測色位置をより正確な位置に補正して、より正確に濃度測定を行なうことができる。
この結果、シェーディング補正用のテストプリントTPを用いて、プリント露光部14のシェーディング補正に必要な補正値を精度良く求めることができる。
(3)
本実施形態のシェーディング補正方法では、図11に示すように、テストプリントTPの濃度測定を行なって、テストプリントTPの両端部における測色値を基準にして各測色値の測色位置をそれぞれ補正する。そして、図12に示すように、測色位置を補正された測色値に基づいてプリント露光部14が露光処理を行なう際の主走査方向の光量のムラを補正する。
これにより、テストプリントTPの濃度測定をより正確に行なって、より精度良くプリント露光部14のシェーディング補正に必要な補正値を得ることができる。
この結果、プリント露光部14のシェーディング補正をより精度良く行なうことができる。
(4)
本実施形態の自動濃度測定装置20では、図3に示すように、上記テストプリントTPの測色方法によってテストプリントTPの濃度測定を行なうように制御する制御部25を備えている。
これにより、テストプリントTPの濃度測定を行なって得られた各測色値の測色位置をより正確な位置に補正して、より正確なテストプリントTPの濃度測定を行なうことができる。
この結果、写真プリントシステム1に搭載されているプリント露光部14のセットアップに必要な補正値を精度良く求めることができる。
[実施形態2]
本発明の他の実施形態に係る写真プリントシステム1では、シェーディング補正用の補正値を算出するために、図13に示すフローチャートに従って、自動濃度測定装置20において、上述したテストプリントTPの主走査方向における濃度を測定する。以下、濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法について説明する。ここでは、前述した実施形態1と異なるテストプリントTPの構成および濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法についてのみ説明し、説明しない構成については実施形態1において説明した内容に準じる。
(テストプリントTPの構成)
本実施形態の写真プリントシステム1において、シェーディング補正用の補正値を算出する基になる濃度測定結果は、以下で説明するシェーディング補正用のテストプリントTPを主走査方向に沿って濃度測定を行なうことで取得される。
すなわち、テストプリントTPは、図14に示すように、上述した印画紙マガジン11の一方から引き出された主走査方向に長い最大幅の印画紙Pに対して、プリント露光部14において所定のパターンが露光操作により形成された後、現状の処理液によって現像処理されて形成される。そして、テストプリントTPには、約0.9Dに相当する濃度の単一の帯Fが互い違いに形成される。ここで、主走査方向のテストプリントTPの幅は約24.5インチである。なお、図14に示すテストプリントTPの二つの長方形状のプリントパターンの中央部側の端部には、プリントパターンの方向判別のためのカラーバーc1・c2がそれぞれプリントされている。
通常、プリントステーション3から出力されるプリントの品質(各色の濃度等)は、特に、印画紙Pの搬送方向に直交する方向、つまり印画紙Pの幅方向(テストプリントTPの主走査方向)におけるサイズが大きくなればなるほど、図14に示すように、主走査方向における両端部x1,x2(図14参照)の濃度が中央部x3(図14参照)付近よりも低下して光量の変化が大きくなり易い。この主走査方向におけるムラは、プリント露光部14に含まれるレンズ等を含む光学系の特性に依存するものである。
このため、本実施形態では、図14に示すように、複数の濃度帯の中で発色特性の活性が高い濃度が約0.9Dの帯Fを、プリントステーション3において搬送可能な最大幅のテストプリントTPに形成し、自動濃度測定装置20においてこのテストプリントTPの濃度を主走査方向に沿って測定している。
ここで、印画紙Pに形成された発色特性の活性が高い濃度とは、図10に示すように、横軸に印画紙Pに照射された光量の対数値を、縦軸に印画紙Pの濃度値をそれぞれ示した片対数グラフの特性曲線において、曲線の傾きが大きく略線形となる部分に相当する濃度である。
本実施形態では、このような発色特性の活性が高い濃度からなる帯FをテストプリントTPに形成し、自動濃度測定装置20において主走査方向における濃度測定を行う。これにより、プリント露光部14の主走査方向における光量の変化が、濃度ムラとなってテストプリントTPに現れ易くなるため、この主走査方向における濃度を測定することでシェーディング補正を高精度に実施することができる。
(濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法)
本実施形態の写真プリントシステム1では、シェーディング補正用の補正値を算出するために、図13に示すフローチャートに従って、自動濃度測定装置20において、上述したテストプリントTPの主走査方向における濃度を測定する。以下、濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法について説明する。
ステップS21では、制御部25は、自動濃度測定装置20に対してプリント挿入部100g側から挿入されたテストプリントTPの先端部を第1搬送ローラ21a・21bとこれに対応する圧着ローラ119との間に挟み込んで図6に示す開口部6bの直下に向かって搬送する。そして、制御部25は、測定部6aによって測定される測色値の変化によってテストプリントTPの先端部が開口部6bの直下に到達したことを検出して、テストプリントTPの搬送を停止させる。
ステップS22では、制御部25は、開口部6bの直下に位置するテストプリントTPのプリント部分の濃度測定を測定部6aに行わせる。さらに、制御部25は、測定部6aによって測定された測色値と測定した測色位置とを記憶部(図示せず)に記憶させる。
ステップS23では、制御部25は、第1搬送機構8に対してテストプリントTPを所定の間隔、すなわち12mmだけ搬送方向aの方向に搬送させる。
ステップS24において、制御部25は、テストプリントTPの濃度測定を所定の回数(30回)行なっていない場合にはステップS22に進んでテストプリントTPの濃度測定を再度行なわせる。一方、制御部25は、テストプリントTPの濃度測定を所定の回数だけ既に行なっている場合には、ステップS25の処理に進む。ここでは、所定の回数だけ濃度測定を行なったものとしてステップ25に進む。このように、12mm間隔でテストプリントTPを間欠搬送して30回濃度測定を行なうことによってテストプリントTPの先端側の端部から中央部にかけて濃度測定を行なうことができる。
ステップS25では、制御部25は、第1搬送機構8に対してテストプリントTPをステップ22において搬送した搬送方向aとは反対の方向へ搬送させて排出する。
ステップS26において、オペレータは、テストプリントTPの両端側から濃度測定を行なっていない場合には、テストプリントTPのもう一方の端部(後端)側を先にしてプリント挿入部100gへテストプリントTPを挿入する。そして、ステップS21へ進み再度テストプリントTPの濃度測定を行なう。また、既にテストプリントTPの両端部からの濃度測定を完了している場合には、ステップS27へ進む。ここでは、ステップ27へ進む。
これにより、例えば、テストプリントTPの先端から後端まで一方向に搬送しながら測定する場合と比較して、テストプリントTPの両端部から中央部にかけて濃度測定することによって、濃度測定の際に蓄積される搬送距離の誤差を少なくすることができる。
ステップS27では、制御部25は、記憶部から各測色値と対応する測色位置とをそれぞれ読み出す。そして、テストプリントTPの先端から中央部にかけて濃度測定(以下、先端側から測定)を行なった際の所定の測色位置における測色値の平均値と、テストプリントTPの後端から中央部にかけて濃度測定(以下、後端側から測定)を行なった際の所定の測色位置の測色値の平均値と、をそれぞれ算出する。
ここで、所定の測色位置とは、テストプリントTPに対して先端側から測定を行なった場合と後端側から測定を行なった場合とにおいて、テストプリントTPの中央部において重複して測色を行なう部分である。
さらに、制御部25は、上記2つの平均値の差を算出して、先端側から測定した測色値と後端側から測定した測色値のうち、平均値の低い方の各測色値に対して上記平均値の差をそれぞれ加算して、テストプリントTPの中央部における上記2つの平均値を合わせるように補正する。
これにより、先端側から測定した測色値と後端側から測定した測色値とを基にして、テストプリントTPの主走査方向における測色値の傾向を把握することができる。
また、このようにして、シェーディング補正に必要な補正値を得るためのテストプリントTPの濃度測定を行なって、プリント露光部14のシェーディング補正に必要な補正値を得ることができる。
さらに、制御部25は、自動濃度測定装置20におけるテストプリントTPの濃度測定を上記のように制御することで、測色値を補正して、テストプリントTPの主走査方向におけるシェーディングの傾向を把握することができる。
[本テストプリントの測色方法の特徴]
(1)
本実施形態のテストプリントTPの測色方法では、図13に示すように、テストプリントTPに対して両端側から中央部にかけてそれぞれ濃度測定を行なう。
これにより、テストプリントTPを先端から後端まで一方向に搬送しつつ濃度測定を行なう場合と比較してテストプリントTPを両端部から中央部にかけて濃度測定を別々に行なうことによって、蓄積される搬送距離の誤差を少なくすることができる。
このため、さらに正確な測色位置でテストプリントTPの濃度測定を行なうことができる。
(2)
本実施形態のテストプリントTPの測色方法では、図13に示すように、テストプリントTPに対して両端側から中央部にかけてそれぞれ濃度測定を行なう。そして、テストプリントTPの所定の測色位置における測色値の平均値を合わせるように、各測色値を補正する。
これにより、先端側から測定した測色値と後端側から測定した測色値とを基にして、テストプリントTPの主走査方向における測色値の傾向を把握することができる。
この結果、テストプリントTPの主走査方向におけるシェーディングによる露光ムラの傾向を測定することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態2では、ステップS27において、先端側から測定を行なった場合と後端側から測定を行なった場合とにおいて、それぞれテストプリントTPの所定の測色位置における平均値を算出して、この2つの平均値をあわせるように平均値の低い方の各測色値を補正する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ステップS27において、制御部25は、先端側から測定した際のテストプリントTPの中央部における測色値と、後端側から測定した際のテストプリントTPの中央部における測色値が一致する測色位置を同じ測色位置として特定する。そして、テストプリントTPの両端部における測色位置を基準にして、各測色値の測色位置を補正してもよい。
この場合には、先端側から測定を行なった場合と、後端側から測定を行なった場合とにおいて、テストプリントTPの中央部の測色値を合わせるように、各測色値の測色位置を補正することができる。これにより、テストプリントTPを両端部から中央部にかけて約半分ずつ濃度測定を行なう場合においても、テストプリントTP全体の濃度測定をより一層正確に行なうことができる。
(B)
上記他の実施形態(A)では、ステップS27において、制御部25は、先端側から測定した際のテストプリントTPの中央部における測色値と、後端側から測定した際のテストプリントTPの中央部における測色値とを合わせるように、各測色値の測色位置を補正する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記他の実施形態(A)において、テストプリントTPの両端部から中央部にかけて別々に濃度測定を行なった中央部の測色値が測定誤差により多少異なる場合には、テストプリントTPの中央部における測定誤差を解消するように各測色値を補正してから、テストプリントTPの中央部の測色値を合わせるように各測色値の測色位置を補正してもよい。
なお、測定誤差を解消する具体的な方法としては、例えば、テストプリントTPの両端部から中央部にかけて別々に測色した中央部の測色値のうち、一方の測色値をもう一方の測色値に一致するように補正する。または、テストプリントTPの中央部における各測色値と測色位置とを基にして適当な近似計算によって測色値が最大となる位置を算出する。そして、測色値が最大となる位置における測色値が一致するように、両端部から中央部にかけて測色した測色値を補正するといった方法が考えられる。
この場合にも、上記他の実施形態(A)に係るテストプリントTPの測色方法と同様の効果を得ることができる。
(C)
上記実施形態1では、本発明を濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法として実現した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述した図11に示すステップS1〜S5のうち少なくとも、ステップS2に含まれるテストプリントTPの濃度測定を行なう工程と、ステップS5に含まれるテストプリントTPの両端部の測色値を基にして、各測色値の測色位置を補正する工程と、を含む測色方法をコンピュータに実行させる濃度測定プログラムとして実現することもできる。
本発明を濃度測定プログラムとして実現した場合でも、コンピュータユニット88によって所望の濃度測定プログラムが実行されることで、上記と同様の効果を得ることができる。
(D)
上記実施形態2では、本発明を濃度測定装置20によるテストプリントTPの測色方法として実現した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述した図13に示すステップS21〜S27のうち少なくとも、ステップS22に含まれるテストプリントTPの濃度測定を行なう工程と、ステップS27に含まれるテストプリントTPの所定の測色位置における測色値の平均値を合わせるように、平均値が低い方の各測色値を補正する工程と、を含む測色方法をコンピュータに実行させる濃度測定プログラムとして実現することもできる。
本発明を濃度測定プログラムとして実現した場合でも、コンピュータユニット88によって所望の濃度測定プログラムが実行されることで、上記と同様の効果を得ることができる。
(E)
上記実施形態1では、ステップS5において、テストプリントTPの両端部分を基準にして測色に要した両端部分の間の距離を算出して、テストプリントTPの実際の長さに合うように各測色値の測色位置を補正する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記ステップS5において、予め自動濃度測定装置20において、搬送誤差の大きさに規則性がある場合には、各測定位置ごとの搬送誤差の大きさを調べて測定位置を微調整するように、さらに補正を行なってもよい。
また、例えば、上記ステップS5において、特定の測定位置において、搬送誤差が大きくなるような場合には、予めその測定位置における搬送誤差の大きさを調べておいてより正確な測定位置になるように、さらに補正を行なってもよい。
これらの場合には、さらに精度良く各測色値の測色位置を補正することができる。
(F)
上記実施形態1では、図11に示すステップS5において、測色値が最初に所定の量だけ変化した測色位置を先端部として、測色値が最後に所定の量だけ変化した測色位置を後端部として特定する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、閾値を0.5Dとして、測色値が最初に0.5D以上となった測色位置をテストプリントTPの先端として、最後に0.5D以上となった測色位置をテストプリントTPの後端として特定してもよい。なお、テストプリントTPの両端部を特定できる場合には、必ずしも閾値が0.5Dである必要はない。すなわち、濃度測定装置の性能や、テストプリントの特性等に応じてテストプリントTPの端部を特定することができる閾値であればよい。
この場合にも、上記実施形態にかかるテストプリントTPの測色方法と同様の効果を得ることができる。
(G)
上記実施形態1では、図11に示すステップS1〜ステップS3において、自動濃度測定装置20は、テストプリントTPを搬送方向aの方向に搬送しながら濃度測定をテストプリントTPの先端から後端まで一度に行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態2のように、テストプリントTPの両端側から中央部にかけてそれぞれ濃度測定を行なってからテストプリントTPの両端部の測色値を基準にして各測色値の測色位置を補正してもよい。
この場合には、上記実施形態2のように、テストプリントTPの両端部から中央部にかけて濃度測定を別々に行なうことによって、蓄積される搬送距離の誤差を少なくすることができる。
(H)
上記実施形態1では、各測色位置において一回ずつ濃度測定を行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態1において、濃度測定の精度をさらに向上させたい場合には、テストプリントTPの濃度測定を複数回行なって各測色位置における測色値の平均から上記シェーディング補正に必要な補正値を求めてもよい。また、上記実施形態2においても、テストプリントTPの両端部から中央部にかけて行なう濃度測定をそれぞれ複数回ずつ行なってもよい
この場合には、さらに精度良くテストプリントTPの濃度測定を行なうことができる。
(I)
上記実施形態2では、自動濃度測定装置20は、テストプリントTPの濃度測定を所定の回数だけ行なってから搬送方向aと反対方向にテストプリントTPを搬送して排出する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、自動濃度測定装置に搬送方向を切り換える機能が無い場合には、テストプリントTPの濃度測定を行なった方向のまま搬送して排出してもよい。
この場合にも、上記実施形態2にかかるテストプリントTPの測色方法と同様の効果を得ることができる。
(J)
上記実施形態2では、ステップS27において、先端側から測定を行なった場合と後端側から測定を行なった場合とにおいて、それぞれテストプリントTPの所定の測色位置における平均値を算出して、この2つの平均値の差を平均値の低い方の各測色値にそれぞれ加算して平均値を合わせるように補正を行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ステップS27において、平均値の低い方の各測色値に対して平均値の差を加算する代わりに、平均値の高い方の各測色値に対して平均値の差を減算して補正を行なってもよい。
また、例えば、テストプリントTPの所定の測色位置における平均値が適当な値となるように、先端側から測定を行なった場合の各測色値と後端側から測定を行なった場合の各測色値とを、それぞれ補正してもよい。
これらの場合にも、上記実施形態2にかかるテストプリントTPの測色方法と同様の効果を得ることができる。
(K)
上記実施形態2では、ステップS27において、所定の測色位置とは、テストプリントTPに対して先端側から測定を行なった場合と後端側から測定を行なった場合とにおいて、テストプリントTPの中央部において重複して測色を行なう部分である例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、測定誤差や測定環境の影響を受けない場合には、所定の測色位置には、重複して測色を行なう測色位置を必ずしも全て含む必要はない。
この場合にも、上記実施形態2にかかるテストプリントTPの測色方法と同様の効果を得ることができる。
(L)
上記実施形態2では、図13に示すステップS26において、テストプリントTPの両端部から濃度測定をまだ行なっていない場合には、オペレータがテストプリントTPのもう一方の端部をプリント挿入部100gへ挿入する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ステップS26においてテストプリントTPの両端部から濃度測定をまだ行なっていない場合には、テストプリントTPのもう一方の端部をプリント挿入部100gへ自動的に挿入する機構を設けてもよい。
この場合には、オペレータがテストプリントTPを自動濃度測定装置20にセットする手間が省けるので、作業性をさらに向上させることができる。
(M)
上記実施形態1、2では、テストプリントTPを12mm間隔で間欠搬送しながら濃度測定を行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、プリント露光部から照射されるレーザのうち最も光量が低下し易い両端部と、最も光量が多くなり易い中央部とを含むように測色が行われていれば、所定の間隔ごとに濃度測定を行なう必要はない。この場合には、濃度測定を行なう回数を必要最小限とすることができるため、濃度測定に要する時間を短縮して効率よく実施することができる。
但し、主走査方向における光量のムラを正確に検出してより高精度なシェーディング補正を実施するという観点では、上記実施形態のように、所定の間隔で濃度測定を行なうことがより好ましい。
(N)
上記実施形態1、2では、自動濃度測定装置20において濃度測定を行なう際のテストプリントTPの搬送を、間欠搬送(ステップ送り)で行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、スキャナ等の装置を用いて濃度測定を行なう場合には、テストプリントTPを連続送りしながら、主走査方向における複数の測色位置において濃度測定を行なうようにしてもよい。
(O)
上記実施形態1、2では、上述した主走査方向におけるテストプリントTPの測色を行った後、測色結果に基づいてプリント露光部14のシェーディング補正を1回行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、シェーディング補正を行なう回数としては、2回以上実施してもよい。
この場合には、複数回シェーディング補正の精度をさらに向上させることができる。
(P)
上記実施形態1、2では、自動濃度測定装置20においてシェーディング補正用のテストプリントTPの濃度測定を行なう例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、テストプリントTPは写真プリントシステム1に搭載されている他の装置のセットアップに用いるテストプリントであってもよい。
また、例えば、プリント露光部14の色補正に用いるテストプリントであってもよい。
これらの場合には、テストプリントの濃度測定をより正確に行なって、各装置のセットアップに必要なデータやプリント露光部14の色補正に必要なデータを得ることができる。
本発明のテストプリントの測色方法は、より正確にテストプリントの測色を行なって、各装置のセットアップに必要な補正データ等を精度良く作成できるという効果を奏することから、テストプリントの測色を行なう測色方法、およびシェーディング補正方法に対して広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る写真プリントシステムの構成を示す斜視図。 図1に含まれるプリントステーションの内部の構成を示す断面図。 図1に含まれる操作ステーションの構成を示す斜視図。 図3の操作ステーションが備えている自動濃度測定装置の構成を示す斜視図。 図3の操作ステーションが備えている自動濃度測定装置の詳細な構成を示す部分断面図。 図3の操作ステーションが備えている自動濃度測定装置の内部の構成を示す側断面図。 図1の写真プリントシステムにおいて、セットアップ用に形成される実施形態1におけるテストプリントの構成を示す平面図。 図7のテストプリントを主走査方向に沿って測色した結果を示すグラフ。 図8のグラフをシェーディング補正した後に作成されたテストプリントを主走査方向に沿って測色した結果を示すグラフ。 テストプリントが形成される感光材料の特性曲線を示すグラフ。 図1の写真プリントシステムが備える自動濃度測定装置において、テストプリントの濃度測定を実施形態1において示す測色方法によって行なう際の流れを示すフローチャート。 図11において取得された測色結果を用いてシェーディング補正を行なう際の流れを示すフローチャート。 図1の写真プリントシステムが備える自動濃度測定装置において、テストプリントの濃度測定を実施形態2において示す測色方法によって行なう際の流れを示すフローチャート。 図1の写真プリントシステムにおいて、セットアップ用に形成される実施形態2におけるテストプリントの構成を示す平面図。
符号の説明
1 写真プリントシステム(写真処理装置)
2 操作ステーション
3 プリントステーション
4 ケーブル
6 カラーメータ
6a 測定部
6b 開口部
6L LED
6P 受光素子
8 第1搬送機構
10 トレイ
11 印画紙マガジン
12 シートカッター
13 バックプリント部
14 プリント露光部
15 処理槽ユニット
16 コンベア
17 ソータ
18 印画紙搬送機構
20 自動濃度測定装置(測色装置)
21a 第1搬送ローラ
21b 第1搬送ローラ
22a 第2搬送ローラ
22b 第2搬送ローラ
23 駆動軸
24 駆動ローラ
25 制御部
70 印画紙マガジン
82 モニタ
84 キーボード
86 マウス
88 コンピュータユニット
88a メディアリーダ
90 デスク
100a 筐体
100f 案内支持面
100g プリント挿入部
104 上部筐体
119 圧着ローラ
c1、c2 カラーバー
F 帯
P 印画紙(感光材料)
S ステップ
TP テストプリント
x1、x2 両端部
x3 中央部

Claims (6)

  1. 写真処理装置において感光材料に対して形成されたテストプリントの測色を行なう際の測色方法であって、
    前記テストプリントの複数位置において測色を行い、得られた各測色値と前記測色値が得られた位置情報である測色位置とを取得する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて測色された前記テストプリントの両端部における前記測色値の変化から前記テストプリントの両端部の位置情報である実際位置を取得する第2のステップと、
    前記実際位置に合わせて各測色値に対応する前記測色位置を補正する第のステップと、
    を備えているテストプリントの測色方法。
  2. 写真処理装置において感光材料に対して形成されたテストプリントの測色を行なう際の測色方法であって、
    前記テストプリントにおいて、一方の端部から中央部まで複数位置において測色を行なった後、他方の端部から前記中央部まで複数位置において測色を行い、得られた各測色値と前記測色値が得られた位置情報である測色位置とを取得する第1のステップと、
    記第1のステップにおいて測色された前記テストプリントの前記中央部において、前記一方の端部側から測色して得られた前記測色値と、前記他方の端部側から測色して得られた前記測色値を合わせるように正する第2のステップと
    を備えている、テストプリントの測色方法。
  3. 写真処理装置において感光材料に対して形成されたテストプリントの測色を行なう際の測色方法であって、
    前記テストプリントにおいて、一方の端部から中央部まで複数位置において測色を行なった後、他方の端部から前記中央部まで複数位置において測色を行い、得られた各測色値と前記測色値が得られた位置情報である測色位置とを取得する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて測色された前記テストプリントの両端部における前記測色値の変化から前記テストプリントの両端部の位置情報である第1の実際位置を取得する第2のステップと、
    前記第1のステップにおいて測色された前記テストプリントの前記中央部において、前記一方の端部側から測色して得られた前記測色値と、前記他方の端部側から測色して得られた前記測色値とが一致する前記測色位置を第2の実際位置として特定する第3のステップと、
    前記第1及び第2の実際位置に合わせて各測色値に対応する前記測色位置を補正する第4のステップと、
    を備えているテストプリントの測色方法
  4. 前記第1のステップにおいて測色された前記テストプリントの前記中央部において、前記一方の端部側から測色して得られた前記測色値と、前記他方の端部側から測色して得られた前記測色値とを合わせるように補正する測色値補正ステップを更に備える、
    請求項3に記載のテストプリントの測色方法
  5. 前記テストプリントは、前記感光材料に対して露光処理を行なう際の主走査方向における光量の差を補正するシェーディング補正用のテストプリントである、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のテストプリントの測色方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のテストプリントの測色方法により、前記テストプリントの測色を行なう測色ステップと、
    記測色位置補正された前記測色値又は補正された前記測色値に基づいて、露光処理を行なう際の主走査方向の光量の差を補正するシェーディング補正ステップと、
    を備えているシェーディング補正方法。

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