JP4660382B2 - 開閉装置の操作機構 - Google Patents

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Description

本発明は遮断器や開閉器等の開閉装置の操作機構に関し、特にモータで蓄勢される投入ばねによって遮断器を投入する開閉装置の操作機構に関する。
一般に、開閉装置の操作機構の投入装置においては、モータの回転によって送り爪を転動して爪車を回動させ、この爪車で投入軸を回動させてクランクレバーを介して投入ばねの蓄勢をなし、蓄勢した投入ばねの放勢によって開閉装置の投入操作を行うように構成されている。
このような開閉装置の操作機構の従来例としては、図6に示す特許文献1に記載のものがある。図6において投入ばね1はクランクレバー22にばね保持ロッド24を介して回転自由に取付けられている。クランクレバー22は、フレーム4に回転自由に支持されている投入軸3の一端に固定されている。投入ばね1の他端はフレーム4の一部に支持されている。モータ7のシャフトには偏心した位置にピン8を持つクランク9が固定されている。このクランク9はリンク10を介してレバー11にピン12により連結されている。このレバー11は投入軸3に挿入されている外周が円筒形のブッシュ14に回転自在に嵌め込まれており、またこのレバー11の側面には第1爪15がピン16によって取り付けられている。また、ブッシュ14にはレバー17が回転自在に嵌め込まれており、このレバー17の側面に第2爪18aと第3爪18bがそれぞれピン19a、19bによって取り付けられている。
投入軸3には爪車20が固定されており、この爪車20の外周には前記第1爪15、第2爪18a、第3爪18bと歯合する歯20aが形成されている。なお、投入ばね1の完全蓄勢状態においてモータ7が回転しても、第1爪15が爪車20を動かさないように爪車20の外周の一部に歯の無い欠歯部20bが形成されている。
投入軸3には投入カム21が固定されており、図示しない遮断部と遮断ばね部に投入ばね1の操作力を伝達する。クランクレバー22にはピン23が植設されており、ばね保持ロッド24を回転自由に支持している。モータ7を入り切りするためにリミットスイッチ25が配置されており、ピン23に近接して投入ばね1を完全蓄勢位置に保持するためのフック26が配置されている。
なお、前記第1爪15、第2爪18aおよび第3爪18bにはそれぞれ復帰ばね28、29a、29bが装着されており、常に爪先端が爪車20に当接している。また、レバー11とレバー17にはそれぞれ復帰ばね30と31が装着されている。レバー17の回転経路にはこのレバー17の回転を防止するストッパ32が設けられている。
次に上記従来の開閉装置の操作機構の動作について説明する。図6は投入ばね1が完全蓄勢状態になっている状態を示しており、この状態でピン23に係合しているフック26をピン23から外すと、投入ばね1の力によりクランクレバー22、爪車20、カム21が一体となって投入軸3を中心として図中矢印A方向に回転する。するとカム21の操作力は図示しない遮断部と遮断ばね部に伝達され、遮断部を投入すると同時に遮断ばねを蓄勢する。
クランクレバー22が図7に示すような位置(死点)に達すると、開閉器の投入は完了し投入ばね1に対する負荷が開放される。しかしクランクレバー22は投入ばね1やクランクレバー22、爪車20、カム21等の慣性力によって更に回転し、投入ばね1を蓄勢しながら減速されてほぼ図8に示す位置まで動き、速度が零になった時点で今度は投入ばね1の蓄勢力で図6の矢印A方向とは逆方向に回転する。この逆転は第1爪15を介してモータ7で受け止められるか、第2爪18aまたは第3爪18bを介してストッパ32で受け止められて停止する。
一方、クランクレバー22が回転しリミットスイッチ25から離れると、このスイッチの復帰によりモータ7が回転し始め、クランク9を回転させる。この回転運動はリンク10へと伝えられ往復運動となりレバー11に伝えられる。レバー11は投入軸3を回転中心とする往復回転運動を始め、レバー11に取り付けられている第1爪15が爪車20を矢印Aの方向に押し進める。押し進められた爪車20は第2爪18aまたは第3爪18bによって逆転が阻止される。この動作が繰り返されることにより投入ばね1は蓄勢される。
上記で説明した従来の開閉装置の操作機構の他に別の従来例として図9に示す特許文献2に記載のものもある。図6と同一部分には同一符号を付した図9に示す開閉装置の操作機構は、モータ7の回転軸7aに回転自由にかつ回転軸7aと回転中心が偏心した回転板15bが装着され、その周囲に送り爪15aが回転自由に配置される。送り爪15aには投入軸3に固着された爪車20に対して常に当接する向きにばね力が生じる復帰ばね30の自由端が装着される。復帰ばね30の固定端はフレーム4等の支持部材に固定される。前記投入軸3には投入カム21とクランクレバー22が固定されている。クランクレバー22にはばね保持ロッド24の一端が回転自由に取り付けられており、ばね保持ロッド24の多端はフレーム4等の支持部材に回転自由に支持される。ばね保持ロッド24には投入ばね1が装着されており、ばね保持ロッド24を常に伸ばす方向に操作力を伝えている。クランクレバー22にはフック26が係合しており、投入ばね1の力を保持している。前記投入軸3の端部にはカムクラッチ33が配置されており、図9に示す矢印Bの方向には回転を許すが、逆方向の回転は停止させる機能を持っている。カムクラッチ33の外周はフレーム4等の支持部材に支持されている。
次に上記第2の従来例の動作について説明する。図9は投入ばね1が完全蓄勢状態になっている場合を示しており、この状態でクランクレバー22の一部に係合しているフック26を外すと、投入ばね1の力によりクランクレバー22、爪車20、投入カム21が一体となって図中矢印B方向に回転する。すると投入カム21の操作力は図示しない遮断部と遮断ばね部に伝達され、遮断部を投入すると同時に遮断ばねを蓄勢する。
クランクレバー22が図7に示すような位置に達すると、開閉器の投入は完了し投入ばね1に対する負荷が開放される。しかしクランクレバー22は投入ばね1やクランクレバー22、爪車20、投入カム21等の慣性力によって更に回転し、投入ばね1を蓄勢しながら減速されてほぼ図8に示す位置まで動き、速度が零になった時点で今度は投入ばね1の蓄勢力で図9の矢印B方向とは逆方向に回転する。この逆転はカムクラッチ33で受け止められて停止する。この状態からモータ7の回転によって送り爪15aを転動して爪車20を回動させ、この爪車20で投入軸3を回動させてクランクレバー22を介して投入ばね1の蓄勢を行う。この際、爪車20の逆転防止のためカムクラッチ33が常に作用している。
特開昭58−5924号公報(124頁、第5図) 実開平3−80940号公報(89頁、第1図)
上述した特許文献1に記載の開閉装置の操作機構においては、投入動作完了後に爪車20が投入ばね1の蓄勢力によりほぼ図8の位置で矢印Aとは逆の方向に回転して、第1爪15または第2爪18a、第3爪18bに衝突することにより停止する。しかし、図10に示すように第1爪15または第2爪18a、第3爪18bの先端と爪車20の歯20aの先端部同士が衝突する場合が確率的に存在し、その場合曲率が小さい部分同士の接触となり面圧が非常に大きくなり爪または爪車の歯の先端が破損して故障してしまうという課題があった。
また、特許文献2に記載の開閉装置の操作機構においては、投入動作完了後に爪車20が投入ばね1の蓄勢力によりほぼ図8の位置で矢印Bとは逆の方向に逆転して、爪15aと衝突する場合があるが同時にカムクラッチ33の逆転防止作用により爪15aと歯20aの衝突力は緩和される。この場合カムクラッチ33が逆転力の一部を負担するため爪15aまたは歯20aの先端が破損することは少なくなる。しかし、モータ7による投入ばね1の蓄勢の際、カムクラッチ33に作用するトルクは図11に示すような曲線を描く。図7に示す位置ではトルクは零であり、投入軸3の回転とともにトルクが増大していく。ここで、図8の位置でのトルクよりピークトルクは大きくなり、このピークトルクに適合するようにカムクラッチ33を選定しなければならない。一般にカムクラッチ33はトルク容量が増大するにつれ高価となり、寸法も大きくなる。また、カムクラッチ33は内部にコマ状の摺動部材を持つため、構造上空転する方向には摩擦力が生じる。その摩擦のため投入ばね1の蓄勢力の一部が消費されてしまうという課題があった。前記摩擦力はカムクラッチのトルク容量が大きくなるほど増大する傾向にある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、爪と爪車の歯の破損防止を確実に行い、故障の少ない信頼性のある投入動作の行える開閉装置の操作機構を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の開閉装置の操作機構の発明は、開閉装置の投入軸に固定された爪車と、前記投入軸に揺動自在に支持されたレバーと、前記レバーに前記投入軸を中心とした揺動運動を与える駆動装置と、前記レバーに支持され前記レバーの揺動運動によって前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸を回転させる爪と、前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸の逆転を防止する逆転防止用の爪と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により投入ばねを伸縮させるクランクレバーと、前記投入ばねを蓄勢状態に保持するキャッチ機構と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により開閉装置を閉じるカムとから構成された開閉装置の操作機構において、
前記クランクレバーに固定されたピンと、前記ピンと係合し先端に二股形状の係合部を持つクラッチレバーと、前記クラッチレバーに固定されたカムクラッチと、前記カムクラッチに一端が回転自在に支持され他端が支持部材に固定されたクラッチ軸とを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の開閉装置の操作機構の発明は、開閉装置の投入軸に固定された爪車と、前記投入軸に揺動自在に支持されたレバーと、前記レバーに前記投入軸を中心とした揺動運動を与える駆動装置と、前記レバーに支持され前記レバーの揺動運動によって前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸を回転させる爪と、前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸の逆転を防止する逆転防止用の爪と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により投入ばねを伸縮させるクランクレバーと、前記投入ばねを蓄勢状態に保持するキャッチ機構と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により開閉装置を閉じるカムとから構成された開閉装置の操作機構において、
前記クランクレバーに固定されたピンと、前記ピンと係合し先端に二股形状の係合部を持つクラッチレバーと、支持部材に固定されたカムクラッチと、前記カムクラッチに一端が回転自在に支持され他端が前記クラッチレバーに固定されたクラッチ軸とを有することを特徴とする。
本発明の開閉装置の操作機構によれば爪と爪車の歯との破損を確実に防止することができ、故障の少ない投入動作の信頼性の高い開閉装置の操作機構を得ることができる。
以下、本発明に係る開閉装置の操作機構の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施の形態を示す図である。なお、以下の説明において従来の技術で説明した構成部分と同一または対応する部分には同一符号を示す。
本実施の形態は、モータ7に結合された減速機構7cから出力された回転軸7aに蓄勢カム34が固着されている。蓄勢カム34はレバー11に回転自由に固着されたカムローラ35と係合する。レバー11は、フレーム4に回転自在に支持された投入軸3に回転自在に設けられ、復帰ばね30により常に矢印Aとは逆方向に回転するようにばね力が加えられている。ただし、カムローラ35が蓄勢カム34に係合するためレバー11の回転は制限される。回転軸7aは投入軸3に回転自由に設けられたレバー17に回転自在に支持される。レバー11にはピン16を介して第1爪15が回転自在に配置され、爪車20の歯20aと歯合する。第1爪15は復帰ばね28により常に歯20aに歯合する方向に力が加えられる。レバー17にはピン19a、19bを介してそれぞれ第2爪18aと第3爪18bが回転自在に配置され、歯20aと歯合する。第2爪18aと第3爪18bにはそれぞれ復帰ばね29a、29bが配置され常に歯20aに歯合する方向に力が加えられる。レバー17は復帰ばね30のばね力によりカムローラ35と蓄勢カム34を介して、矢印Aとは逆方向に回転しようとするが、フレーム4等の支持部材に固着されたストッパ32により制止される。前記爪車20は投入軸3に固着されており、同じく固着されている投入カム21とともに投入軸3回りに矢印A方向に回転する。投入軸3の一端部にはレバー36が固着されており、レバー36には半月状断面を持つキャッチ37が係合する。キャッチ37にはキャッチレバー37aが固着され、ソレノイド38のプランジャー38aの先端と係合する。キャッチ37はフレーム4等の支持部材に回転自在に配置され、ソレノイド38はフレーム4等の支持部材に固着される。投入軸3の他端部にはクランクレバー22が固着されており、クランクレバー22に固着されたピン23にはばね保持ロッド24の一端が回転自在に配置され、他端はフレーム4等の支持部材に回転自在に配置される。ばね保持ロッド24には投入ばね1が伸縮自在に配置される。
ピン23には先端が二股状に分かれたクラッチレバー40の股内側部分の側面が係合する。クラッチレバー40はカムクラッチ33を介してクラッチ軸42に回転自在に配置され、クラッチ軸42はほぼ投入軸3と同心位置に配置され、フレーム4等の支持部材に固着される。クラッチレバー40の股内側側面部分には低反発特性を持つ緩衝部材40aが配置される。カムクラッチ33は矢印A方向にはクラッチレバー40の回転を許すが、反対方向の回転は制止するように設置される。
このように構成された本実施の形態において、まず投入動作について説明する。外部の投入指令によりソレノイド38が励磁され、プランジャー38aがキャッチレバー37aを押圧すると、キャッチ37が左回転しキャッチ37とレバー36の係合が解け、投入軸3が投入ばね1のばね力により矢印A方向に回転する。このとき、投入ばね1の操作力は投入カム21を介して、図示しない遮断部と遮断ばね部に伝達され、遮断部を投入すると同時に遮断ばねを蓄勢する。クランクレバー22が図7に示すような位置に達すると、開閉器の投入は完了し投入ばね1に対する負荷が開放される。しかしクランクレバー22は投入ばね1やクランクレバー22、爪車20、投入カム21等の慣性力によって更に回転し、投入ばね1を蓄勢しながら減速されてほぼ図8に示す位置まで動き、速度が零になった時点で今度は投入ばね1の蓄勢力で図1の矢印A方向とは逆方向に回転しようとする。このとき、図2に示すようにクラッチレバー40はピン23と二股部分の緩衝部材40a側と反対側で係合し同一方向に回転をしているが、クランクレバー22は減速しクラッチレバーは慣性力で回転運動を続けるため、緩衝部材40a側とピン23が係合するようになる。この状態を図3に示す。そして、速度が零になった後、クランクレバー22は、矢印Aとは逆方向に逆転しようとするが、カムクラッチ33で停止されるとともに、第2爪18aまたは第3爪18bを介してストッパ32で受け止められ停止する。
次にモータ7による投入ばね1の蓄勢動作について説明する。投入完了状態からモータ7の回転によって減速機構7cを介して蓄勢カム34を転動し、カムローラ35を介してレバー11を揺動させ、第1爪15にて爪車20を回動させ、この爪車20で投入軸3を回動させてクランクレバー22を介して投入ばね1の蓄勢を行う。この際、蓄勢カム34がカムローラ35を揺動させ矢印Aの方向に押し、蓄勢カム34がほぼ一回転すると蓄勢カム34のカム径が減少するため、カムローラ35と投入軸3とそれに固着された部材は矢印Aと反対方向に逆転する。この逆転は第1爪15、第2爪18aまたは第3爪18bが歯20aと係合することにより制止される。しかし、クラッチレバー40は矢印Aの方向にクランクレバー22と共に回転するが、二股の幅とピン23との隙間を蓄勢時の爪車20の逆転距離より大きくとっているため、クランクレバー22が逆転してもピン23とクラッチレバー40は係合することはない。すなわち、モータ7による投入ばね1の蓄勢時にはカムクラッチ33によって投入軸3の逆転防止は行われない。
以上のように本実施の形態によれば、投入動作完了直後の投入軸3の逆転は、第1爪15、第2爪18aまたは第3爪18bで制止すると共にカムクラッチ33でも制止・負担するため、各爪と歯20aの先端部に発生する衝突力を分散・緩和することができる。更に、カムクラッチ33はモータ7による蓄勢時に逆転防止用に使用しないため、図11に示すピークトルク値に適合するように大きなトルク容量のものを選定する必要が無く、小型のカムクラッチが使用できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る開閉装置の操作機構の第2の実施の形態について説明する。なお第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図4は図1に示す実施の形態の一部を改良したものであり、改良した部分のみを示している。カムクラッチ33はフレーム4等の支持部材に固定され、クラッチ軸42を回転自由に支持する。クラッチ軸42にはクラッチレバー40が固着される。そしてピン23の周囲に緩衝部材40aを巻きつけられて固着する。
以上のように構成した場合でも前記第1の実施の形態と同様の作用効果が得られると共にカムクラッチ33をフレーム4側に固定するようにしたので構成組立が簡単になる。
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施の形態について図5を参照して説明する。
本実施形態は、図1におけるストッパ32に代わり、ストッパ32とレバー17との当接面に有限なストロークを有する弾性体32aを介在させるようにしたものである。
本実施形態では、投入ばね1の蓄勢時、弾性体32aは蓄勢カム34からの反力により密着状態となる。このため、弾性体32aが介在しても上記実施の形態1乃至2と同一の作用効果が得られる。
一方、投入動作時、及び投入動作完了時には蓄勢カム34からの反力は無く、復帰ばね30のバネ力のみが弾性体32aに作用する。
本実施形態においても、クランクレバー22が矢印Aとは反対方向に逆転しようとするがカムクラッチ33で停止されるとともに、第1爪15、第2爪18aまたは第3爪18bを介してストッパ32で受け止められ停止する。
このとき、本実施の形態では弾性体32aが介在しているため、ストッパ32に受け止められる力が低減され、結果として上記、第1爪15、第2爪18aまたは第3爪18bに作用する力が低減し、爪の破損防止に有効である。
上記、爪に作用する力が低減した代わりに、カムクラッチ33に作用する力が増大するが、爪に比べ安定した強度を確保できる。
本発明の第1の実施の形態による開閉装置の操作機構の構造を示す斜視図。 図1で示したクラッチレバー部の投入動作途中を示す正面図。 図1で示したクラッチレバー部の投入動作終了状態を示す正面図。 本発明の第2の実施の形態による開閉装置の操作機構の構造を示す斜視図。 本発明の第3の実施の形態による開閉装置の操作機構の構造を示す正面図。 従来の開閉装置の操作機構の構造を示す斜視図。 図6で示した投入ばねが釈放した場合のクランクレバーの位置を示す正面図。 図6で示した操作機構の投入動作停止時のクランクレバー位置を示した正面図。 従来の開閉装置の操作機構の第2の例を示す斜視図。 爪と爪車の先端部の衝突を示す正面図。 投入ばね蓄勢時に投入軸に作用するトルクの変化を示す特性曲線。
符号の説明
1…投入ばね、3…投入軸、4…フレーム、7…モータ、7a…回転軸、7b…回転板、8…ピン、9…クランク、10…リンク、11…レバー、12…ピン、14…ブッシュ、15…第1爪、15a…送り爪、16…ピン、17…レバー、18a…第2爪、18b…第3爪、19a…ピン、19b…ピン、20…爪車、20a…歯、20b…欠歯部、21…投入カム、22…クランクレバー、23…ピン、24…ばね保持ロッド、25…リミットスイッチ、26…フック、28,29a,29b…復帰ばね、30,31…復帰ばね、32…ストッパ、32a…弾性体、33…カムクラッチ、34…蓄勢カム、35…カムローラ、36…レバー、37…キャッチ、37a…キャッチレバー、38…ソレノイド、38a…プランジャー、40…クラッチレバー、40a…緩衝部材、42…クラッチ軸。

Claims (6)

  1. 開閉装置の投入軸に固定された爪車と、前記投入軸に揺動自在に支持されたレバーと、前記レバーに前記投入軸を中心とした揺動運動を与える駆動装置と、前記レバーに支持され前記レバーの揺動運動によって前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸を回転させる爪と、前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸の逆転を防止する逆転防止用の爪と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により投入ばねを伸縮させるクランクレバーと、前記投入ばねを蓄勢状態に保持するキャッチ機構と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により開閉装置を閉じるカムとから構成された開閉装置の操作機構において、
    前記クランクレバーに固定されたピンと、前記ピンと係合し先端に二股形状の係合部を持つクラッチレバーと、前記クラッチレバーに固定されたカムクラッチと、前記カムクラッチに一端が回転自在に支持され他端が支持部材に固定されたクラッチ軸とを有することを特徴とする開閉装置の操作機構。
  2. 開閉装置の投入軸に固定された爪車と、前記投入軸に揺動自在に支持されたレバーと、前記レバーに前記投入軸を中心とした揺動運動を与える駆動装置と、前記レバーに支持され前記レバーの揺動運動によって前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸を回転させる爪と、前記爪車に歯合して前記爪車および前記投入軸の逆転を防止する逆転防止用の爪と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により投入ばねを伸縮させるクランクレバーと、前記投入ばねを蓄勢状態に保持するキャッチ機構と、前記投入軸に固定され前記投入軸の回転により開閉装置を閉じるカムとから構成された開閉装置の操作機構において、
    前記クランクレバーに固定されたピンと、前記ピンと係合し先端に二股形状の係合部を持つクラッチレバーと、支持部材に固定されたカムクラッチと、前記カムクラッチに一端が回転自在に支持され他端が前記クラッチレバーに固定されたクラッチ軸とを有することを特徴とする開閉装置の操作機構。
  3. 前記クラッチレバーの二股形状の係合部に緩衝部材を取り付けたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の開閉装置の操作機構。
  4. 前記緩衝部材を前記ピンの周囲に固定したことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の開閉装置の操作機構。
  5. 前記緩衝部材は複数の金属製薄板で構成されることを特徴とする請求項1又は4のいずれかに記載の開閉装置の操作機構。
  6. 記投入軸に揺動自在に支持された前記レバーと、前記支持部材に固着されたストッパとの間に弾性体を介在させたことを特徴とする前記請求項1又は2のいずれかに記載の開閉装置の操作機構。
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