JP4653194B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取装置に置かれている原稿を読み取り、この読み取った画像を処理して出力する画像処理装置に係り、特に、画像読取装置に置かれている複数の原稿を一括で読み取り、原稿毎に出力することができる画像処理装置に関する。
近年、通信ネットワークの発達、コンピュータの高速化及び記憶媒体の大容量化に伴い、画像情報が頻繁に取り扱われている。特に、スキャナ等で取り込んだ画像情報を、より正確・高速に読み取りたいという要求が高まっている。
従来、画像読取装置に置かれた原稿から対象物を抽出し、自動的に原稿位置、原稿サイズ等の原稿領域を決定する技術が知られている。このうちの1つの方法は、「抽出した全ての対象物から原稿領域を決定する方法」であり、予め原稿が1枚のみ置かれていることが分かっているときには、有効な方法である(たとえば、特許文献1参照)。
従来例における別の方法は、「抽出した個々の対象物から原稿領域を決定する方法」であり、原稿を1枚に限定しないので、個々の対象物について、1枚毎の原稿領域を決定することができる(たとえば、特許文献2、3参照)。
特開2000−232562号公報 特開2003−46731号公報 特開2007−20122号公報
しかし、上記従来例では、画像読取装置に置かれている原稿の枚数によって、原稿領域を決定する方法が異なるという課題がある。つまり、上記「抽出した全ての対象物から原稿領域を決定する方法」では、原稿が1枚であることを前提に処理するので、原稿台に複数枚の原稿が置かれた場合に、適切な原稿領域を決定することができないという問題がある。
また、上記「抽出した個々の対象物から原稿領域を決定する方法」では、複数枚の原稿領域をそれぞれ適切に決定することができる。しかし、雑誌等原稿内部に写真等が配置されている1枚の原稿については、内部の写真を、対象物として認識し、複数枚の原稿が置かれたと誤認識するという問題がある。
これらの問題に対処するために、原稿枚数に応じてどちらの処理を適用するかを、ユーザに選択させる方法が考えられる。
しかし、初心者ユーザ等、自分の置いた原稿に対して、どちらの処理が適切であるかを判断できない場合、上記問題を解決することができない。また、“ユーザが適切な処理を選択する”という操作が増えるという問題がある。
この問題は、ユーザが原稿を置いて、“読み取りボタン”を押すと、原稿に応じて最適な読み取り領域の画像が得られる自動化処理の機能を実現する場合の障害である。
本発明は、画像読取装置に置かれた原稿が1枚の場合でも、複数枚の場合でも、読取範囲の検出精度を低下させずに、適切な原稿領域を求めることができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、画像読取装置によって読み取られた領域を用いて画像処理する画像処理装置において、読み取られた全ての対象物を包含する矩形領域である第1の矩形領域を特定し、上記第1の矩形領域の頂点座標を検出する第1の頂点座標検出手段と、上記読取られた全ての対象物に対して、面積が所定の閾値よりも小さいか、または、縦横比が所定の閾値より大きいか、のいずれかを満足する場合に、原稿の内容物ではないと判断する判断手段と、上記判断手段が原稿の内容物ではないと判断した対象物を除去する除去手段と、上記除去された後における全ての対象物を包含する面積が最小の矩形領域である第2の矩形領域を特定し、さらに上記第2の矩形領域の頂点座標を検出する第2の頂点座標検出手段と、上記第1の頂点座標検出手段が検出した上記第1の頂点座標と、上記第2の頂点座標検出手段が検出した第2の頂点座標との一致度を示す値を算出する算出手段と、上記一致度を示す値が閾値よりも小さければ、上記原稿の内容物ではないと判断されて除去された後における全ての対象物が各々原稿領域であるとして切り出され、上記原稿は複数枚の原稿であると決定し、上記一致度を示す値が閾値よりも大きければ、上記第1の矩形領域が原稿として切り出され、上記原稿は1枚の原稿であると決定する決定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像読取装置に置かれた原稿が1枚の場合でも、複数枚の場合でも、読取範囲の検出精度を低下させずに、適切な原稿領域を求めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ユーザは、原稿枚数に応じて領域を求める処理を選択する必要がなくなるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像読取装置R1を示すブロック図である。
画像読取装置R1は、結像レンズ2と、CCD3と、増幅器4と、A/D変換器5と、画像処理回路6と、バッファメモリ7と、インタフェース回路8と、CPUコントローラ9とを有する。また、画像読取装置R1は、光源点灯回路10と、光源ランプ11と、モータ駆動回路12と、駆動モータ13と、作業用メモリ14と、ガンマLUT15と、操作パネル16とを有する。
CCD3は、固体撮像素子の例であり、ラインイメージセンサを構成している。増幅器4は、ラインイメージセンサを構成するCCD3のアナログ画像信号出力を増幅する。A/D変換器5は、増幅器4が出力したアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換する。画像処理回路6は、ディジタル信号化された画像信号について、オフセット補正、シェーディング補正、デジタルゲイン調整、カラーバランス調整、カラーマスキング変換、主・副走査方向の解像度変換等の画像処理を行う。
バッファメモリ7は、RAMによって構成され、画像データを一時的に記憶する。インタフェース回路8は、外部情報機器CT1に接続され、コマンドや画像通信を仲介し、SCSI、パラレル、USB、IEEE1394、LAN、無線LAN等のインタフェースが使用される。CPUコントローラ9は、外部情報機器CT1からの命令に従って画像読取装置R1を制御し、画像処理回路6、光源点灯回路10、モータ駆動回路12等を制御する。
光源点灯回路10は、光源ランプ11を駆動点灯する。光源ランプ11は、原稿D1を照明し、原稿D1の表面の濃度に応じた強さの反射光が、結像レンズ2を通して、CCD3によって構成されているラインイメージセンサ上に結象する。
モータ駆動回路12は、ステッパモータ等の駆動モータ13を駆動し、画像読取装置R1のシステム制御手段であるCPUコントローラ9からの制御信号によって、駆動モータ13の励磁信号を出力する。作業用メモリ14は、画像処理回路が画像処理を行う際の一時作業メモリとして用いられる。作業用メモリ14は、CCD3上に所定のオフセットを持って平行に配置されているRGB用各ラインセンサからの画像信号が持つRGBライン間オフセットの補正用等に用いられる。また、作業用メモリ14は、シェーディング補正等の各種データの一時記憶も行う。
ガンマLUT15は、濃度ガンマ変換LUTを記憶し、ガンマ補正を行うためのものである。操作パネル16に設けられているスイッチが押された状態を、CPUコントローラ9が検知し、インタフェースを介して、外部情報機器CT1へ通知される。
外部情報機器CT1は、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータであり、モニタディスプレイDP1と接続されている。
実施例1は、RGB3色を読み取る3ラインのCCD3と、光源ランプ11とによって構成されているが、単色の1ラインイメージセンサと、選択的に点灯可能なRGB3色の光源とによる構成においても、上記と同様の機能を実現することができる。
図示しないが、光源を3色のLEDの構成とし、CPUコントローラ9は、光源点灯回路10によって3色の光源LEDの1色を点灯し、点灯している照明光について、CCD3からなるイメージセンサで読み取る。点灯するLEDを順次切り替えつつ読み取ることによって、原稿D1の画像を、光源の発光色によって色分解して読み取ることができる。
CPUコントローラ9は、読み取られた全ての対象物を包含する矩形領域である第1の矩形領域を特定し、上記第1の矩形領域の頂点座標を検出する第1の頂点座標検出手段の例である。また、CPUコントローラ9は、上記読み取られた全ての対象物のうちで、原稿の内容物ではないと判断する判断手段、上記判断手段が原稿の内容物ではないと判断した対象物を除去する除去手段の例である。さらに、CPUコントローラ9は、上記除去された後における全ての対象物を包含する面積が最小の矩形領域である第2の矩形領域を特定し、さらに上記第2の矩形領域の頂点座標を検出する第2の頂点座標検出手段の例である。しかも、CPUコントローラ9は、上記第1の頂点座標検出手段が検出した上記第1の頂点座標と、上記第2の頂点座標検出手段が検出した第2の頂点座標とを比較する比較手段の例である。そして、CPUコントローラ9は、上記比較手段が比較した量に応じて原稿の切り出し方法を決定する切り出し方法決定手段の例である。
この場合、上記判断手段は、上記読み取られた全ての対象物の面積をそれぞれ演算し、この演算された面積に基づいて、原稿の内容物であるか否かを判断する手段である。また、上記判断手段は、読み取られた全ての対象物の縦横比を求め、この求めた縦横比によって、原稿の内容物か否かを判断する判断手段である。
さらに、上記比較手段は、上記第1の頂点座標と上記第2の頂点座標との一致度を示す値を算出する算出手段である。上記切り出し方法決定手段は、上記一致度を示す値が閾値よりも小さければ、上記原稿の内容物ではないと判断されて除去された後における全ての対象物が原稿領域であるとして切り出され、上記原稿は複数枚の原稿であると決定する手段である。また、上記切り出し方法決定手段は、上記一致度を示す値が閾値よりも大きければ、上記第1の矩形領域が原稿として切り出され、上記原稿は1枚の原稿であると決定する手段である。
図2は、画像読取装置R1の外観を示す図である。
画像読取装置R1は、原稿圧板21と、白色シート22と、フィルム読み取り光源部23と、読み取り光学系ユニット24と、原稿台25と、操作パネル16と、原稿基準位置を示すマーク27と、キャリブレーションエリア29とを有する。
原稿圧板21は、原稿台上の原稿を安定的に押さえる。白色シート22は、薄手のシート原稿を原稿台に密着させ、また、原稿D1の余白部分の画像データを白色にする。フィルム読み取り光源部23は、フィルムに光を当てる。
原稿台25は、原稿の読み取り面を平面に保ちつつ、原稿を保持する。操作パネル16は、読み取り開始等の簡単な指示を、画像データ送信先である外部情報機器CT1に送るために使用される。
原稿基準位置を示すマーク27は、原稿台上に載置されている原稿D1の読み取り開始位置を示す。図示しないキャリッジロックは、スキャナ本体輸送時の破損防止のために読み取り光学系ユニット24をロックする。キャリブレーションエリア29は、原稿台25裏の黒マーク及び白マークを読み取る。
キャリブレーションは、正確な色読み取りを行うために、色味の基準となる黒シェーディングデータと白シェーディングデータとを生成する処理である。
次に、画像読取装置R1による原稿画像の読み取り動作を簡単に説明する。
外部情報機器CT1から読み取り命令を受信した画像読取装置R1のCPUコントローラ9は、図1に示す各回路を初期化する。そして、駆動モータ13を回転駆動させ、不図示のギアユニット、駆動ベルトを介して、読み取り光学系ユニット24を副走査方向へ移動させる。
画像読取装置R1のCPUコントローラ9は、この移動動作と同期しつつ、光源ランプ11によって照明された光学ユニット直上の原稿面の輝度情報を、CCD3、A/D変換器5が、ディジタル電気信号へ変換する。
ディジタル電気信号へ変換された画像信号は、画像処理回路によって、解像度変換、濃度変換が行われ、インタフェース回路8を介して、外部情報機器CT1へ順次送出される。原稿台上の読み取り原稿の画像データは、外部情報機器CT1に蓄積され、以下に説明する画像処理が適用される。
次に、画像読取装置R1で読み取った画像から原稿領域を求める動作について説明する。
図3は、画像読取装置R1で読み取った画像から原稿領域を求める動作を示すフローチャートである。
まず、S1で、画像読取装置R1が画像を読み取る。このときに、読み取り解像度は、プレスキャン用の低解像度でもよく、本スキャン用の高解像度でもよい。
図4は、読み取った2種類の画像31、32を示す図である。
画像31は、写真と文章とによって構成されている雑誌原稿1枚を読み取った画像である。また、画像32は、写真原稿が複数枚、原稿台に置かれた状態を読み取った画像である。
次に、S2で、読み取った画像に基づいて、原稿領域である対象物を抽出する。抽出方法については後述する。
図5は、S2で、抽出した対象物を示す図である。
対象物40、41は、雑誌中に記載されている写真が抽出された対象物であり、対象物42、43は、文章部分が抽出された対象物であり、対象物44、45、46は、雑誌端部のエッジ部分が抽出された対象物である。また、対象物50、51は、複数枚の写真が原稿として抽出された対象物である。
S3で、全ての対象物を含む第1の矩形を算出する。
図6は、S3で全ての対象物を含む第1の矩形を算出した後の領域を示す図である。
矩形61は、1枚の雑誌原稿から抽出された全ての対象物である40〜46を包含する矩形である。これと同様に、矩形80は、複数枚の写真原稿から抽出された全ての対象物50、51を包含する矩形である。
S4では、S3で算出した矩形の頂点座標を算出する。ここで、矩形61の4つの頂点座標を、A(Xa,Ya)、B(Xb,Yb)、C(Xc,Yc)、D(Xd,Yd)とする。また、矩形80の4つの頂点座標を、A’(Xa’,Ya’)、B’(Xb’,Yb’)、C’(Xc’,Yc’)、D’(Xd’,Yd’)とする。
次に、S5で、全ての対象物について、原稿の内容物であるかどうかを判定する。この判定方法については、後述する。
S6では、S5で原稿の内容物であると判定された全ての対象物を包含し面積が最小である第2の矩形を算出する。
図6は、求めた領域を示す図である。
S6で、対象物44、45、46の縦横比は、閾値Tよりも大きいので、原稿の内容物ではないと判定される。よって、原稿の内容物であると判定された全ての対象物40、41、42、43を包含し、面積が最小である矩形は、矩形62である。一方、対象物50、51は、S6で原稿の内容物であると判定されるので、原稿の内容物であると判定された全ての対象物を包含し、面積が最小である矩形は、矩形81である。
S7では、S6で算出した第2の矩形の頂点座標を算出する。ここで、矩形62の4つの頂点座標を、E(Xe,Ye)、F(Xf,Yf)、G(Xg,Yg)、H(Xh,Yh)とする。また、矩形81の4つの頂点座標を、E’(Xe’,Ye’)、F’(Xf’,Yf’)、G’(Xg’,Yg’)、H’(Xh’,Yh’)とする。
S8で、第1の矩形の頂点座標と、第2の矩形の頂点座標とを比較し、一致度を求める。比較方法の詳細については、後述する。
S8で求めた頂点座標の一致度に基づいて、S9で、原稿領域の切り出し方法を決定する。
S1でプレビュー用の低解像度で読み取っていれば、S9で、決定された原稿領域を本スキャン用の解像度で画像を読み取り、傾き補正やトーン補正等、各種画像処理を適用する。また、S1で本スキャン用の解像度で画像を読み取っていれば、メモリ上に保存されている画像データから、S9で決定された原稿領域を切り出し、傾き補正やトーン補正等、各種画像処理を適用する。また、S9で読み取り範囲が1枚原稿領域部分であると判断されると、傾き補正処理を適用しなくてもよい。
次に、S2で行う対象物の抽出方法について説明する。
図7は、S2で行う対象物の抽出方法を示すフローチャートである。
S11で、画像から二値化のための閾値を決定する。この閾値は、後述するS16の比較方法に依存して最適な値が変わる。閾値を簡単に決定するには、固定の値を予め決めておけばよい。
S12で、ある1画素の値を取得する。画像から対象物を抽出するために全ての画素に対して処理するが、S12からS17の1画素の処理を順次行うことで全画素処理することができる。通常は、X座標、Y座標を用い、ある1画素の位置を特定する。処理開始時には、X座標、Y座標を初期値(一般的には0)で初期化し、1画素処理する毎に、X座標、Y座標を変化させ、全画素を走査する。
S13では、S12で取得した画素値の色空間を変換する。一般的に、ラインセンサを構成するCCD3の特性・カラーフィルタや、光源ランプ11によって、画像読取装置R1毎の色空間が異なる。デバイス非依存の色空間にした方が、画像読取装置R1に依存せずに対象物を抽出できる可能性がある。したがって、S13で、色空間を変換する。画像読取装置R1に依存したパラメータを調整し、S11の閾値を決定する場合、このS13を省くことができる。
S14では、S13で得られた値を、スカラー値に変換する。カラー画像入力の場合、RGB三色値を持っている。このRGB三色値(ベクトル値)と、閾値(スカラー値)とを比較するために、RGB三色値をスカラー値に変換する。この変換方法としては、どれか1色のみを取り出す方法、RGB三色値に適当な重み付け平均をとり輝度値を求める方法、RGB三色値から彩度を計算する方法等がある。
ただし、入力画像がグレースケール等、1色である場合、この処理を必要としないので、このS14を省くことができる。
S15では、S14で得られた値から、n次微分や差分を計算する。画像から対象物を抽出する処理において、原稿台に置いた原稿と、それ以外の境界とを抽出することによって、その後の原稿領域を精度よく決定しやすくなる可能性がある。この原稿台に置いた原稿の境界を抽出する目的で、n次微分や差分を計算する。この計算処理は、S14で得られた値の特性に依存するので、必要がない場合、このS15を省くことができる。
S16では、S15で得られた値と、S11で決定した閾値とを比較し、閾値未満であれば、対象物ではないとし、閾値以上であれば、対象物とする。ただし、S13〜S15で求まる値によっては、この関係が逆転し、閾値未満であれば、対象物であると判断し、閾値以上であれば、対象物ではないと判断することもある。この関係を、予め決めておく。たとえば、輝度値に着目すると閾値未満であれば対象物であると判断し、彩度に着目すると閾値以上であれば対象物であると判断する。
S17では、S16の結果を保存する。S16の結果は、対象物であるか、対象物ではないかの2種類しかないので、0を対象物、1を対象物ではない等のように、符号化して保存する。
S18では、全ての画素がS17で処理されたかどうかを調べ、全てが処理されていれば、終了する。
上記実施例では、図7に示すフローチャートの順で処理したが、S11における閾値を決定するときに、S15の結果が必要な場合や、n次微分・差分計算する(S15)場合に、隣接する画素をスカラー値へ変換する(S14)ことが必要な場合がある。このために、このフローチャートの処理順は、必要によって入れ替えることができる。
また、実施例1では、図7に示すフローチャートの処理を1回のみ使用しているが、場合によっては複数回行ってもよく、そのときに内部の処理方法を変えるようにしてもよい。たとえば、1回目の処理では、色空間の変換を行わずに、輝度を求め、二次微分によって処理する。2回目の処理では、色空間の変換を行い、彩度を求め、S15を飛ばして処理をする。その後、2つの結果の論理積か論理和を求めて合成する。論理積を使うか、論理和を使うかは、S17の符号化に依存するので、適宜決める。
次に、原稿の内容物であるかどうかを判定する処理(S5)について説明する。
図8は、原稿の内容物であるかどうかを判定する処理(S5)を示すフローチャートである。
まず、S2で抽出された個々の対象物について、S21で、1つの対象物を包含する最小の矩形領域Rを算出する。次に、S22で、矩形領域Rの中に別の対象物が全て包含されているかどうかを調べる。別の対象物が全て包含されていれば、S23で、対象物同士を1つに統合する。また、統合した対象物について、矩形領域Rを算出し直す。
次に、S24で、矩形領域Rの面積を算出する。そして、S25で、算出した面積と閾値Sとを比較する。ここで、閾値Sは、原稿の内容物として適当であると考えられる値であるとする。面積が、閾値Sよりも小さければ、対象物は、ゴミやノイズ等であると考えられるので、S26で、原稿の内容物ではないと判定する。
面積が、閾値Sよりも大きければ、S27で、矩形領域Rの縦横比(長辺/短辺)を算出する。S28で、算出した縦横比と閾値Tとを比較する。ここで、閾値Tは、原稿の内容物として適当であると考えられる比の値であるとする。縦横比が、閾値Tよりも大きければ、対象物は、極端に細長い矩形であり、ゴミやノイズ等であると考えられるので、S26で、原稿の内容物ではないと判定する。
S28で、閾値Tよりも小さいと判断されれば、S29で、対象物は原稿の内容物であると判定する。S30で、対象物の判定結果を保存する。そして、S31で、全ての対象物について、判定処理を行う。
次に、第1の矩形の頂点座標と第2の矩形の頂点座標との一致度を求める処理について説明する。
図9は、第1の矩形の頂点座標と第2の矩形の頂点座標との一致度を求める処理を示すフローチャートである。
S41で、第1の矩形の1つの頂点と第2の矩形の各頂点との距離Lを算出する。図6に示す矩形61の頂点Aと、矩形62の各頂点E、F、G、Hとの距離を、Lae、Laf、Lag、Lahとすると、距離Lae、Laf、Lag、Lahを、次の式によって求めることができる。
Figure 0004653194
S42で、上記頂点間の距離が最小となる組を算出する。距離Lの最小値は、次の式で求めることができる。
La_min=min(Lae,Laf,Lag,Lah)
距離La_minは、頂点Aと、第2の矩形の頂点との最小距離である。これと同様に、S43で、第1の矩形の頂点B、C、Dについて、第2の矩形の各頂点間の最小距離を算出する。また、図6から、頂点間の距離の最小値を以下のようにする。
La_min=min(Lae,Laf,Lag,Lah)=Lae
Lb_min=min(Lbe,Lbf,Lbg,Lbh)=Lbf
Lc_min=min(Lce,Lcf,Lcg,Lch)=Lcg
Ld_min=min(Lde,Ldf,Ldg,Ldh)=Ldh
図6に示す矩形80と矩形81とについても、上記と同様に算出する。
La’_min=min(La’e’,La’f’,La’g’,La’h’)
=La’e’
Lb’_min=min(Lb’e’,Lb’f’,Lb’g’,Lb’h’)
=Lb’f’
Lc’_min=min(Lc’e’,Lc’f’,Lc’g’,Lc’h’)
=Lc’g’
Ld’_min=min(Ld’e’,Ld’f’,Ld’g’,Ld’h’)
=Ld’h’
S44で、上記距離Lminと、閾値Kとを比較する。ここで、図6を参照すると分かるように、複数枚の原稿が置かれている場合、第1の矩形80と第2の矩形81とは、ほぼ同じ領域であるので、各頂点間の距離Lminは、ある一定値よりも小さい値になる。
また、1枚の原稿が置かれている場合、第1の矩形61と第2の矩形62との大きさが異なるので、頂点間の距離Lminは、ある一定値よりも大きくなる。したがって、距離Lminが、閾値Kよりも大きければ、S45で、原稿領域は、第1の矩形である1枚領域であると決定することができる。
また、S46で、4つの頂点間距離Lae、Lbf、Lcg、Ldh、及びLa’e’、Lb’f’、Lc’g’、Ld’h’と、閾値Kとを比較する。ここで、全ての頂点間距離Lが、閾値Kよりも小さければ、S47で、原稿領域は、第2の矩形に含まれている原稿の内容物である複数枚領域であると決定することができる。
原稿台に原稿を置く位置は、画像読取装置R1によって様々である。原稿を置く位置が予め分かり、原稿が1枚であり、決められた位置にユーザが原稿をセットするように指示されていれば、S8で、第1の矩形と第2の矩形との頂点座標のうちで、1点の座標を比較することによって、原稿領域を決定することができる。
図10は、画像読取装置R1の原稿台に置かれている写真と文章とによって構成されている雑誌原稿1枚の画像と、複数枚の写真原稿とを読み取った画像から、S2で対象物として抽出された結果を示す図である。
ここで、図4と図10との違いは、雑誌原稿が原稿台の突き当て位置99、109に沿って置かれている点である。
対象物90、91は、雑誌中にある写真が抽出されたものであり、対象物92、93は、文章部分が抽出されたものであり、エッジ部分94、95は、雑誌端部のエッジ部分が抽出されたものである。また、対象物100、101は、複数枚の写真が原稿として抽出された結果である。
図11は、実施例2において、抽出した対象物を包含する矩形領域を示す図である。
図11に示す矩形111は、S3によって算出され、全ての対象物を包含する第1の矩形である。同様に、矩形120は、対象物100、101を包含する矩形である。
また、矩形112は、S5、S6によって算出され、原稿の内容物であると判定された全ての対象物90、91、92、93を包含し、面積が最小となる第2の矩形である。同様に、矩形121は、原稿の内容物であると判定された対象物100、101を包含し、面積が最小である第2の矩形である。
ここで、原稿が1枚であれば、原稿突き当て位置99、109に沿って置くように、ユーザが指示されているので、突き当て位置の対角にある第1の矩形領域の頂点と、第2の矩形領域の頂点とを比較することによって、原稿領域を算出することができる。
図11に示す頂点P(Xp,Yp)は、第1の矩形111の付き当ての対角上にある頂点であり、頂点Q(Xq,Yq)は、第2の矩形112の付き当ての対角上にある頂点である。頂点PQ間の距離は、次の式によって求めることができる。
Figure 0004653194
これと同様に、第1の矩形120と、第2の矩形121の付き当ての対角上にある頂点P’(Xp’,Yp’)、Q’(Xq’,Yq’)との距離は、次の式から求めることができる。
Figure 0004653194
S8で、求めた頂点PQ間の距離Lpqと、P’Q’間の距離Lp’q’とを、閾値Kと比較する。距離Lpq又はLp’q’が、閾値Kよりも大きければ、第1の矩形と第2の矩形とは、互いに別の領域を示す。これによって、原稿領域は、第1の矩形である1枚領域であると決定することができる。
また、距離Lpq、Lp’q’が、閾値Kよりも小さければ、第1の矩形と第2の矩形とは、互いに同じ領域であると考えられる。これによって、原稿領域は、第2の矩形に含まれている原稿の内容物である複数枚領域であると決定することができる。
上記以外の処明は、実施例1における処理と同様である。
なお、上記第1の頂点座標検出手段、判断手段、除去手段、第2の頂点座標検出手段、比較手段、切り出し方法決定手段を工程に置き換えれば、画像処理装置の制御方法を構成する。つまり、第1の頂点座標検出工程、判断工程、除去工程、第2の頂点座標検出工程、比較工程、切り出し方法決定工程によって、画像処理装置の制御方法を構成することができる。
また、上記第1の頂点座標検出手段、判断手段、除去手段、第2の頂点座標検出手段、比較手段、切り出し方法決定手段を手順に置き換え、上記各手順を画像読取装置に実行させるプログラムを想定することができる。つまり、第1の頂点座標検出手順、判断手順、除去手順、第2の頂点座標検出手順、比較手順、切り出し方法決定手順を画像読取装置に実行させるプログラムを想定することができる。
さらに、上記プログラムを記憶媒体に記憶し、これをコンピュータ読取可能とするようにしてもよい。
本発明の実施例1である画像読取装置R1を示すブロック図である。 画像読取装置R1の外観を示す図である。 画像読取装置R1で読み取った画像から原稿領域を求める動作を示すフローチャートである。 読み取った2種類の画像31、32を示す図である。 S2で、抽出した対象物を示す図である。 S3で全ての対象物を含む第1の矩形を算出した後の領域を示す図である。 S2で行う対象物の抽出方法を示すフローチャートである。 原稿の内容物であるかどうかを判定する処理(S5)を示すフローチャートである。 第1の矩形の頂点座標と第2の矩形の頂点座標との一致度を求める処理を示すフローチャートである。 画像読取装置R1の原稿台に置かれている写真と文章とによって構成されている雑誌原稿1枚の画像と、複数枚の写真原稿とを読み取った画像から、S2で対象物として抽出された結果を示す図である。 実施例2において、抽出した対象物を包含する矩形領域を示す図である。
符号の説明
R1…画像読取装置、
6…画像処理回路、
9…CPUコントローラ、
15…ガンマLUT、
16…操作パネル。

Claims (4)

  1. 画像読取装置によって読み取られた領域を用いて画像処理する画像処理装置において、
    読み取られた全ての対象物を包含する矩形領域である第1の矩形領域を特定し、上記第1の矩形領域の頂点座標を検出する第1の頂点座標検出手段と;
    上記読取られた全ての対象物に対して、面積が所定の閾値よりも小さいか、または、縦横比が所定の閾値より大きいか、のいずれかを満足する場合に、原稿の内容物ではないと判断する判断手段と;
    上記判断手段が原稿の内容物ではないと判断した対象物を除去する除去手段と;
    上記除去された後における全ての対象物を包含する面積が最小の矩形領域である第2の矩形領域を特定し、さらに上記第2の矩形領域の頂点座標を検出する第2の頂点座標検出手段と;
    上記第1の頂点座標検出手段が検出した上記第1の頂点座標と、上記第2の頂点座標検出手段が検出した第2の頂点座標との一致度を示す値を算出する算出手段と;
    上記一致度を示す値が閾値よりも小さければ、上記原稿の内容物ではないと判断されて除去された後における全ての対象物が各々原稿領域であるとして切り出され、上記原稿は複数枚の原稿であると決定し、上記一致度を示す値が閾値よりも大きければ、上記第1の矩形領域が原稿として切り出され、上記原稿は1枚の原稿であると決定する決定手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置
  2. 画像読取装置によって読み取られた領域を用いて画像処理する画像処理装置の制御方法において、
    読み取られた全ての対象物を包含する矩形領域である第1の矩形領域を特定し、上記第1の矩形領域の頂点座標を検出する第1の頂点座標検出工程と;
    上記読取られた全ての対象物に対して、面積が所定の閾値よりも小さいか、または、縦横比が所定の閾値より大きいか、のいずれかを満足する場合に、原稿の内容物ではないと判断する判断工程と;
    上記判断工程で原稿の内容物ではないと判断された対象物を除去する除去工程と;
    上記除去された後における全ての対象物を包含する面積が最小の矩形領域である第2の矩形領域を特定し、さらに上記第2の矩形領域の頂点座標を検出する第2の頂点座標検出工程と;
    上記第1の頂点座標検出工程で検出された上記第1の頂点座標と、上記第2の頂点座標検出工程で検出された第2の頂点座標との一致度を示す値を算出する算出工程と;
    上記一致度を示す値が閾値よりも小さければ、上記原稿の内容物ではないと判断されて除去された後における全ての対象物が各々原稿領域であるとして切り出され、上記原稿は複数枚の原稿であると決定し、上記一致度を示す値が閾値よりも大きければ、上記第1の矩形領域が原稿として切り出され、上記原稿は1枚の原稿であると決定する決定工程と;
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  3. 画像読取装置によって読み取られた領域を用いて画像処理するプログラムにおいて、
    読み取られた全ての対象物を包含する矩形領域である第1の矩形領域を特定し、上記第1の矩形領域の頂点座標を検出する第1の頂点座標検出手順と;
    上記読取られた全ての対象物に対して、面積が所定の閾値よりも小さいか、または、縦横比が所定の閾値より大きいか、のいずれかを満足する場合に、原稿の内容物ではないと判断する判断手順と;
    上記判断手順で原稿の内容物ではないと判断された対象物を除去する除去手順と;
    上記除去された後における全ての対象物を包含する面積が最小の矩形領域である第2の矩形領域を特定し、さらに上記第2の矩形領域の頂点座標を検出する第2の頂点座標検出手順と;
    上記第1の頂点座標検出手順で検出された上記第1の頂点座標と、上記第2の頂点座標検出手順で検出された第2の頂点座標との一致度を示す値を算出する算出手順と;
    上記一致度を示す値が閾値よりも小さければ、上記原稿の内容物ではないと判断されて除去された後における全ての対象物が各々原稿領域であるとして切り出され、上記原稿は複数枚の原稿であると決定し、上記一致度を示す値が閾値よりも大きければ、上記第1の矩形領域が原稿として切り出され、上記原稿は1枚の原稿であると決定する決定手順と;
    を画像処理装置に実行させるプログラム。
  4. 画像読取装置によって読み取られた領域を用いて画像処理するプログラムにおいて、
    読み取られた全ての対象物を包含する矩形領域である第1の矩形領域を特定し、上記第1の矩形領域の頂点座標を検出する第1の頂点座標検出手順と;
    上記読取られた全ての対象物に対して、面積が所定の閾値よりも小さいか、または、縦横比が所定の閾値より大きいか、のいずれかを満足する場合に、原稿の内容物ではないと判断する判断手順と;
    上記判断手順で原稿の内容物ではないと判断された対象物を除去する除去手順と;
    上記除去された後における全ての対象物を包含する面積が最小の矩形領域である第2の矩形領域を特定し、さらに上記第2の矩形領域の頂点座標を検出する第2の頂点座標検出手順と;
    上記第1の頂点座標検出手順で検出された上記第1の頂点座標と、上記第2の頂点座標検出手順で検出された第2の頂点座標との一致度を示す値を算出する算出手順と;
    上記一致度を示す値が閾値よりも小さければ、上記原稿の内容物ではないと判断されて除去された後における全ての対象物が各々原稿領域であるとして切り出され、上記原稿は複数枚の原稿であると決定し、上記一致度を示す値が閾値よりも大きければ、上記第1の矩形領域が原稿として切り出され、上記原稿は1枚の原稿であると決定する決定手順と;
    を画像処理装置に実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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