JP4652140B2 - プラズマエッチング方法、制御プログラム、コンピュータ記憶媒体 - Google Patents

プラズマエッチング方法、制御プログラム、コンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、多層レジストプロセスにより、シリコン酸化膜等の被エッチング層にホールを形成するプラズマエッチング方法、制御プログラム、コンピュータ記憶媒体に関する。
従来から、半導体装置の製造工程においては、プラズマエッチングによりシリコン酸化膜にコンタクトホール等のホールを形成することが行われている。このような、コンタクトホールの形成工程では、KrFレジスト等を用いて露光、現像することにより所定パターンのレジストマスクを得、このレジストマスクを用いてプラズマエッチングを行う方法が知られている。
又、近年における半導体装置の回路パターンの微細化に対応するため、プラズマエッチングにおいて、より微細なパターンの転写が可能なArFレジスト等を上層レジスト層とし、無機材料からなる中間層及び下層レジスト層等を積層させた積層構造を有するマスク層を用いた多層レジストプロセスを行うことも知られている。
上記のような多層レジストプロセスにおいて、従来は、上層レジストパターン形状が忠実に下層レジストパターンに転写されるように、寸法変換差(ΔCD)の小さなプラズマエッチングを行うことが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−270419号公報
しかしながら、半導体装置の微細化に伴い、その回路を形成する配線の線幅やコンタクトホールの径等は小さくなる傾向にある。このため、被エッチング層を更に微細なパターンにエッチングすることのできるプラズマエッチング方法の開発が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、従来に比べて被エッチング層を更に微細なパターンにエッチングすることのできるプラズマエッチング方法、制御プログラム、コンピュータ記憶媒体を提供することを目的とする。
請求項1のプラズマエッチング方法は、被エッチング層上に、少なくとも下層有機膜層とシリコン酸化膜からなる中間層と上層レジスト層との積層構造からなるマスク層を有する被処理体のプラズマエッチング方法であって、前記上層レジスト層を所定パターンに露光、現像し、得られたパターンをマスクにして前記中間層をプラズマエッチングする工程と、前記中間層をマスクにして前記下層有機膜層をプラズマエッチングする工程と、前記下層有機膜層をマスクとして前記被エッチング層をプラズマエッチングする工程とを具備し、前記中間層をプラズマエッチングする際に、エッチングガスにCF4 とCHF3 とArからなる混合ガスを用い、前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さくなるようにし、前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さい寸法の穴又は溝を前記被エッチング層に形成し、かつ、前記被処理体を支持する支持電極と、この支持電極に対向配置された対向電極との双方に高周波電力を印加するプラズマエッチング装置を用い、前記中間層をプラズマエッチングする際に、前記対向電極に印加する高周波電力を増やすにつれて前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を小さく制御することを特徴とする。
請求項2のプラズマエッチング方法は、被エッチング層上に、少なくとも下層有機膜層とシリコン酸化膜からなる中間層と上層レジスト層との積層構造からなるマスク層を有する被処理体のプラズマエッチング方法であって、前記上層レジスト層を所定パターンに露光、現像し、得られたパターンをマスクにして前記中間層をプラズマエッチングする工程と、前記中間層をマスクにして前記下層有機膜層をプラズマエッチングする工程と、前記下層有機膜層をマスクとして前記被エッチング層をプラズマエッチングする工程とを具備し、前記中間層をプラズマエッチングする際に、エッチングガスにCF 4 とCHF 3 とArからなる混合ガスを用い、前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さくなるようにし、前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さい寸法の穴又は溝を前記被エッチング層に形成し、かつ、前記中間層をプラズマエッチングする際に、前記エッチングガス中のCF 4 とCHF 3 との流量比を、CF 4 との流量を減少させ、CHF 3 との流量を増加させるにつれて前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を小さく制御することを特徴とする。
請求項の制御プログラムは、コンピュータ上で動作し、実行時に、請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法が行われるようにプラズマエッチング装置を制御することを特徴とする。
請求項のコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法が行われるようにプラズマエッチング装置を制御することを特徴とする。
本発明のプラズマエッチング方法、制御プログラム、コンピュータ記憶媒体によれば、従来に比べて被エッチング層を更に微細なパターンにエッチングすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るプラズマエッチング装置の構成を示すものであり、図2は、本実施形態に係る半導体ウエハWの断面構成を拡大して示すものである。まず、図1を参照してプラズマエッチング装置の構成について説明する。
プラズマエッチング装置1は、電極板が上下平行に対向し、一方にプラズマ形成用電源が接続された容量結合型平行平板エッチング装置として構成されている。
プラズマエッチング装置1は、例えば表面にイットリアを溶射したアルミニウム等からなり円筒形状に成形されたチャンバー(処理容器)2を有しており、このチャンバー2は接地されている。チャンバー2内の底部にはセラミックなどの絶縁板3を介して、被処理物、例えば半導体ウエハWを載置するための略円柱状のサセプタ支持台4が設けられている。さらに、このサセプタ支持台4の上には、下部電極を構成するサセプタ5が設けられている。このサセプタ5には、ハイパスフィルター(HPF)6が接続されている。
サセプタ支持台4の内部には、冷媒室7が設けられており、この冷媒室7には、冷媒が冷媒導入管8を介して導入されて循環し、その冷熱がサセプタ5を介して半導体ウエハWに対して伝熱され、これにより半導体ウエハWが所望の温度に制御される。
サセプタ5は、その上側中央部が凸状の円板状に成形され、その上に半導体ウエハWと略同形の静電チャック11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材の間に電極12を配置して構成されている。そして、電極12に接続された直流電源13から例えば1.5kVの直流電圧が印加されることにより、例えばクーロン力によって半導体ウエハWを静電吸着する。
絶縁板3、サセプタ支持台4、サセプタ5、静電チャック11には、半導体ウエハWの裏面に、伝熱媒体(例えばHeガス等)を供給するためのガス通路14が形成されており、この伝熱媒体を介してサセプタ5の冷熱が半導体ウエハWに伝達され半導体ウエハWが所定の温度に維持されるようになっている。
サセプタ5の上端周縁部には、静電チャック11上に載置された半導体ウエハWを囲むように、環状のフォーカスリング15が配置されている。このフォーカスリング15は、例えば、シリコンなどの導電性材料から構成されており、エッチングの均一性を向上させる作用を有する。
サセプタ5の上方には、このサセプタ5と平行に対向して上部電極21が設けられている。この上部電極21は、絶縁材22を介して、チャンバー2の上部に支持されており、サセプタ5との対向面を構成し、多数の吐出孔23を有する、例えば、表面に陽極酸化処理(アルマイト処理)されたアルミニウムに石英カバーを設けて構成された電極板24と、この電極24を支持する導電性材料からなる電極支持体25とによって構成されている。サセプタ5と上部電極21とは、その間隔を変更可能とされている。
上部電極21における電極支持体25の中央にはガス導入口26が設けられ、このガス導入口26には、ガス供給管27が接続されている。さらにこのガス供給管27には、バルブ28、並びにマスフローコントローラ29を介して、処理ガス供給源30が接続されている。処理ガス供給源30から、プラズマエッチングのためのエッチングガスが供給される。処理ガス供給源30から供給されるエッチングガスは、例えば、CF4 /CHF3 /Ar 、N2 /O2 等である。
チャンバー2の底部には排気管31が接続されており、この排気管31には排気装置35が接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの真空ポンプを備えており、チャンバー2内を所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで真空引き可能なように構成されている。また、チャンバー2の側壁にはゲートバルブ32が設けられており、このゲートバルブ32を開にした状態で半導体ウエハWが隣接するロードロック室 (図示せず)との間で搬送されるようになっている。
上部電極21には、第1の高周波電源40が接続されており、その給電線には整合器41が介挿されている。また、上部電極21にはローパスフィルター(LPF)42が接続されている。この第1の高周波電源40は、13〜150MHzの範囲の周波数を有している。このように高い周波数を印加することによりチャンバー2内に好ましい解離状態でかつ高密度のプラズマを形成することができる。この第1の高周波電源40の周波数は、13〜80MHzが好ましく、後述する実施例では、図示した60MHzが使用される。
下部電極としてのサセプタ5には、第2の高周波電源50が接続されており、その給電線には整合器51が介挿されている。この第2の高周波電源50は、第1の高周波電源40より低い周波数の範囲の周波数を有しており、このような範囲の周波数を印加することにより、被処理体である半導体ウエハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン作用を与えることができる。第2の高周波電源50の周波数は1〜20MHzの範囲が好ましく、後述する実施例では、図示した2MHzが使用される。
上記構成のプラズマエッチング装置1は、制御部60によって、その動作が統括的に制御される。この制御部60には、CPUを備えプラズマエッチング装置1の各部を制御するプロセスコントローラ61と、ユーザインタフェース62と、記憶部63とが設けられている。
ユーザインタフェース62は、工程管理者がプラズマエッチング装置1を管理するためにコマンドの入力操作を行うキーボードや、プラズマエッチング装置1の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成されている。
記憶部63には、プラズマエッチング装置1で実行される各種処理をプロセスコントローラ61の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記憶されたレシピが格納されている。そして、必要に応じて、ユーザインタフェース62からの指示等にて任意のレシピを記憶部63から呼び出してプロセスコントローラ61に実行させることで、プロセスコントローラ61の制御下で、プラズマエッチング装置1での所望の処理が行われる。また、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータで読取り可能なコンピュータ記憶媒体(例えば、ハードディスク、CD、フレキシブルディスク、半導体メモリ等)などに格納された状態のものを利用したり、或いは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
上記構成のプラズマエッチング装置1によって、半導体ウエハWに形成された各種の膜をエッチングする場合、まず、半導体ウエハWは、ゲートバルブ32が開放された後、図示しないロードロック室からチャンバー2内へと搬入され、静電チャック11上に載置される。そして、高圧直流電源13から直流電圧が印加されることによって、半導体ウエハWが静電チャック11上に静電吸着される。次いで、ゲートバルブ32が閉じられ、排気装置35によって、チャンバー2内が所定の真空度まで真空引きされる。
その後、バルブ28が開放されて、処理ガス供給源30から所定のエッチングガスが、マスフローコントローラ29によってその流量が調整されつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26を通って上部電極21の中空部へと導入され、さらに電極板24の吐出孔23を通って、図1の矢印に示すように、半導体ウエハWに対して均一に吐出される。
そして、チャンバー2内の圧力が、所定の圧力に維持される。その後、第1の高周波電源40から所定の周波数の高周波電力が上部電極21に印加される。これにより、上部電極21と下部電極としてのサセプタ5との間に高周波電界が生じ、エッチングガスが解離してプラズマ化する。
他方、第2の高周波電源50から、上記の第1の高周波電源40より低い周波数の高周波電力が下部電極であるサセプタ5に印加される。これにより、プラズマ中のイオンがサセプタ5側へ引き込まれ、イオンアシストによりエッチングの異方性が高められる。
そして、所定のエッチング処理が終了すると、高周波電力の供給及びエッチングガスの供給が停止され、上記した手順とは逆の手順で、半導体ウエハWがチャンバー2内から搬出される。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るプラズマエッチング方法について説明する。図2(A)に示すように、被処理物としての半導体ウエハWの表面には、被エッチング層(本実施形態ではTEOS膜)101が形成されている。この被エッチング層101の上には、下側から順に、下層有機膜層(本実施形態ではKrFレジスト層)102、中間層(本実施形態ではシリコン酸化膜層(SOG))103、上層レジスト層(本実施形態ではArFレジスト層)104が形成され、これらが積層された構造のマスク層とされている。そして、最上部の上層レジスト層104は、所定のパターンにパターニングされ、複数の開口部105が形成されている。これらの開口部105は、上層レジスト層104に、露光、現像を行うことにより、形成されたものである。
本実施形態に係るプラズマエッチング方法では、図2(A)に示す状態から、まず、上層レジスト層104をマスクとして、中間層103のプラズマエッチングを行い、図2(B)の状態とする。このプラズマエッチングは、中間層103の開口部の側壁面をテーパー状にプラズマエッチングするものであり、使用するエッチングガスは、例えば、CF4 /CHF3 /Arである。このプラズマエッチングでは、開口部の側壁に反応生成物を付着させながら深さ方向にエッチングを進行させることによって、側壁面をテーパー状とする。これによって、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)が、上層レジスト層104の開口部の寸法(ボトムCD)より小さくなる。
次に、図2(B)に示す状態から、中間層103を実質的なマスクとして、下層有機膜層(KrFレジスト層)102のプラズマエッチングを行い、図2(C)の状態とする。このプラズマエッチングに使用するエッチングガスは、例えば、N2 /O2 等である。この時、上記したとおり、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)が、上層レジスト層104の開口部の寸法(ボトムCD)より小さくなっているので、下層有機膜層102の開口部の寸法(ボトムCD)が、上層レジスト層104の開口部の寸法(ボトムCD)より小さくなる。
そして、上記下層有機膜層102を実質的なマスクとして、被エッチング層(TEOS膜)101をプラズマエッチングする。これにより、被エッチング層101に、形成される開口部の寸法(トップCD及びボトムCD)を、上層レジスト層104の開口部の寸法(ボトムCD)より小さくすることができる。
実施例1として、図1に示したプラズマエッチング装置1を使用し、図2に示した構造の半導体ウエハWにおいて、図2(A)に示す状態から図2(B)に示す状態となるように、中間層103のプラズマエッチングを以下の条件で行った。なお、以下に示される処理レシピは、記憶部63又は記憶媒体に記録され、プラズマエッチング装置1の制御部60においてこの記憶部63又は記憶媒体から読み出されて、処理レシピ通りのエッチング工程が実行される。
エッチングガス:CF4 /CHF3 /Ar =50/50/200sccm
圧力:13.3Pa(100mTorr)
電力(上部/下部):500/200W
電極間距離:35mm
温度(下部/上部/側壁部)=30/30/50℃
冷却用ヘリウム圧力(中央部/周辺部)=1330/4655Pa(10/35Torr)時間:70秒
この結果、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法(ボトムCD)135nmに対して、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)が、ウエハ中央部で118nm、ウエハ周縁部で122nmとなった。また、電子顕微鏡で開口部の断面形状を観察したところ、中間層103の開口部側壁形状は、テーパー状となっていた。
そして、さらに、上記の図2(B)に示す状態から、図2(C)に示す状態となるよう、以下の条件で中間層103を実質的なマスクとして下層有機膜層102のプラズマエッチングを行った。
エッチングガス:N2 /O2=100/20sccm
圧力:1.33Pa(10mTorr)
電力(上部/下部):1400/300W
電極間距離:60mm
温度(下部/上部/側壁部)=30/30/50℃
冷却用ヘリウム圧力(中央部/周辺部)=1330/6650Pa(10/35Torr)
時間:53秒
この結果、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法(ボトムCD)135nmに対して、下層有機膜層102の開口部の寸法(ボトムCD)が、ウエハ中央部で128nm、ウエハ周縁部で125nmとなった。従って、この下層有機膜層102を実質的にマスクとして、被エッチング層101をプラズマエッチングすることにより、被エッチング層101の開口部の寸法を、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法より小さくすることが可能となる。すなわち、上層レジスト層104のパターンの開口径より小径の孔や、上層レジスト層104のパターンの開口部の幅より細い幅の溝等を形成することが可能となる。
また、実施例2として、上記の実施例1における中間層103のエッチングにおいて、上部電力を1000Wに増加させ、それ以外は同一のエッチング条件で同様なプラズマエッチングを行った。この結果、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法(ボトムCD)135nmに対して、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)が、ウエハ中央部で112nm、ウエハ周縁部で112nmとなった。また、電子顕微鏡で開口部の断面形状を観察したところ、中間層103の開口部側壁形状は、テーパー状となっていた。さらに、下層有機膜層102のプラズマエッチングを行った後では、下層有機膜層102の開口部の寸法(ボトムCD)が、ウエハ中央部で122nm、ウエハ周縁部で120nmとなった。
さらに、実施例3として、上記の実施例1における中間層103のエッチングにおいて、上部電力を1500Wに増加させ、それ以外は同一のエッチング条件で同様なプラズマエッチングを行った。この結果、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法(ボトムCD)135nmに対して、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)が、ウエハ中央部で100nm、ウエハ周縁部で98nmとなった。また、電子顕微鏡で開口部の断面形状を観察したところ、中間層103の開口部側壁形状は、テーパー状となっていた。さらに、下層有機膜層102のプラズマエッチングを行った後では、下層有機膜層102の開口部の寸法(ボトムCD)が、ウエハ中央部で121nm、ウエハ周縁部で120nmとなった。
以上の通り、実施例1〜3では、開口部側壁形状がテーパー状となるように中間層103のプラズマエッチングを行うことができ、これによって、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法(ボトムCD)に対して、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)を小さくすることができた。なお、このプラズマエッチングでは、開口部の側壁に反応生成物を付着させながら深さ方向にエッチングを進行させることによって、側壁面がテーパー状となる。また、縦軸をボトムCD、横軸を上部電力としてこれらの関係を示す図3のグラフに示されるように、上部電極に印加する上部電力を変えることによって、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)を制御することができ、上部電力を増やすことによって、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)をより小さくすることができた。なお、図3(後述する図4〜6も同じ。)のグラフにおいて、HMは、中間層103を示しており、PR−2は、下層有機膜層102のことを示している。
そして、このように開口部の寸法(ボトムCD)を小さくした中間層103を実質的なマスクとして下層有機膜層102のプラズマエッチングを行うことにより、下層有機膜層102の開口部の寸法(ボトムCD)を、上層レジスト層104のパターンの開口部の寸法(ボトムCD)より小さくすることができた。したがって、この下層有機膜層102を実質的なマスクとして、被エッチング層101をプラズマエッチングすれば、上層レジスト層104の開口部の寸法(ボトムCD)より小さな寸法の孔や溝を形成することが可能となる。
また、中間層103をプラズマエッチングする際のエッチングガスCF4 /CHF3 /Arのうち、CF4 とCHF3の流量比を、実施例1の50/50から、35/65に変更した実施例4と、20/80に変更した実施例5(他の条件は実施例1と同一)のプラズマエッチングを行い、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)を測定した。この結果、実施例4では、ウエハ中央部で120nm、ウエハ周縁部で118nmとなり、実施例5では、ウエハ中央部で112nm、ウエハ周縁部で112nmとなった。これらの実施例から、エッチングガスについては、CF4 とCHF3のうち、CF4 の流量を減少させ、CHF3の流量を増加させることによって、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)をより小さくすることができた。このように、CF4 とCHF3 の流量比を変えることによっても、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)を制御することができる。なお、図4のグラフに、縦軸をボトムCD、横軸をCF4 /CHF3の流量比としてこれらの関係を示す。
また、中間層103をプラズマエッチングする際の圧力を、実施例1の13.3Paから、6.65Paに変更した実施例6と、4.4Paに変更した実施例7(他の条件は実施例1と同一)のプラズマエッチングを行い、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)を測定した。この結果、実施例6では、ウエハ中央部で115nm、ウエハ周縁部で117nmとなり、実施例7では、ウエハ中央部で118nm、ウエハ周縁部で120nmとなった。これらの実施例から、圧力範囲としては、少なくとも4.4〜13.3Paの範囲で同様な効果が得られ、この範囲内における圧力の違いは、開口部の寸法(ボトムCD)に対してほとんど影響しない。なお、図5のグラフに、縦軸をボトムCD、横軸を圧力としてこれらの関係を示す。
また、実施例8として、エッチング時間を70秒から50秒に短縮し、他の条件は実施例1と同一として、中間層103のプラズマエッチングを行った。この結果、中間層103の開口部の寸法(ボトムCD)は、ウエハ中央部で132nm、ウエハ周縁部で132nmとなった。また、この中間層103を実質的なマスクとして、下層有機膜層102のプラズマエッチングを行った結果、下層有機膜層102の開口部の寸法(ボトムCD)は、ウエハ中央部で132nm、ウエハ周縁部で132nmとなった。この結果から分るように、エッチング時間を短縮すると開口部の寸法(ボトムCD)は、増える傾向を示す。したがって、エッチング時間を変えることによって、開口部の寸法(ボトムCD)を制御することができる。なお、図6のグラフに、縦軸をボトムCD、横軸をエッチング時間としてこれらの関係を示す。
本発明の実施形態に係るエッチング装置の概略構成を示す図。 本発明の実施形態のエッチング方法に係る半導体ウエハの断面構成を示す図。 本発明の実施例における上部電力とボトムCDとの関係を示すグラフ。 本発明の実施例におけるエッチングガス流量比とボトムCDとの関係を示すグラフ。 本発明の実施例における圧力とボトムCDとの関係を示すグラフ。 本発明の実施例におけるエッチング時間とボトムCDとの関係を示すグラフ。
符号の説明
101……被エッチング層、102……下層有機膜層、103……中間層、104……上層レジスト層、105……開口部。

Claims (4)

  1. 被エッチング層上に、少なくとも下層有機膜層とシリコン酸化膜からなる中間層と上層レジスト層との積層構造からなるマスク層を有する被処理体のプラズマエッチング方法であって、
    前記上層レジスト層を所定パターンに露光、現像し、得られたパターンをマスクにして前記中間層をプラズマエッチングする工程と、
    前記中間層をマスクにして前記下層有機膜層をプラズマエッチングする工程と、
    前記下層有機膜層をマスクとして前記被エッチング層をプラズマエッチングする工程とを具備し、
    前記中間層をプラズマエッチングする際に、エッチングガスにCF4 とCHF3 とArからなる混合ガスを用い、
    前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さくなるようにし、
    前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さい寸法の穴又は溝を前記被エッチング層に形成し、かつ、
    前記被処理体を支持する支持電極と、この支持電極に対向配置された対向電極との双方に高周波電力を印加するプラズマエッチング装置を用い、
    前記中間層をプラズマエッチングする際に、前記対向電極に印加する高周波電力を増やすにつれて前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を小さく制御する
    ことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  2. 被エッチング層上に、少なくとも下層有機膜層とシリコン酸化膜からなる中間層と上層レジスト層との積層構造からなるマスク層を有する被処理体のプラズマエッチング方法であって、
    前記上層レジスト層を所定パターンに露光、現像し、得られたパターンをマスクにして前記中間層をプラズマエッチングする工程と、
    前記中間層をマスクにして前記下層有機膜層をプラズマエッチングする工程と、
    前記下層有機膜層をマスクとして前記被エッチング層をプラズマエッチングする工程とを具備し、
    前記中間層をプラズマエッチングする際に、エッチングガスにCF 4 とCHF 3 とArからなる混合ガスを用い、
    前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さくなるようにし、
    前記上層レジスト層に形成されたパターンの開口部の寸法より小さい寸法の穴又は溝を前記被エッチング層に形成し、かつ、
    前記中間層をプラズマエッチングする際に、前記エッチングガス中のCF 4 とCHF 3 との流量比を、CF 4 との流量を減少させ、CHF 3 との流量を増加させるにつれて前記中間層をプラズマエッチングして形成される開口部の底部の寸法を小さく制御する
    ことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  3. コンピュータ上で動作し、実行時に、請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法が行われるようにプラズマエッチング装置を制御することを特徴とする制御プログラム。
  4. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法が行われるようにプラズマエッチング装置を制御することを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
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