JP4979430B2 - プラズマエッチング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、上部にアンテナ電極が配設されSi部材からなるガス供給板と、200MHz〜450MHzのプラズマ形成のための第1の高周波電源と、4MHz〜13.56MHzの高周波バイアスをSi部材からなるガス供給板へ印加する第2の高周波電源と、800KHz〜4MHzの被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源を有する真空処理装置を使用した、ArFレジストからなる第1の膜、無機膜中間層である第2の膜、有機膜下層レジストである第3の膜、シリコン酸化膜からなる第4の膜、無機膜である第5の膜、Si基板である第6の膜から構成された多層レジスト構造のプラズマエッチング方法であって、Si部材からなるガス供給板を使用したチャンバで被処理基板を搬出することなくプラズマエッチング処理を一貫して行い、特に無機膜のVia加工形状と有機膜のVia加工形状、または無機膜のTrench加工形状と有機膜のTrench加工形状を、処理工程毎にエッチングガスおよびSi部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスの印加を制御するプラズマエッチング方法に関する。
無機膜エッチング処理ではレジストマスク選択比向上および、エッチレート面内分布制御のためCF系ガスで加工形状処理を行う場合は、Si部材からなるガス供給板へ高周波電力を印加することでFとSiの反応を促進させチャンバ内のF濃度の低減(Fスカベンジ効果)を利用し、プロセスを構築してきた。
その技術として、酸化膜のエッチング方法では、フッ素を含むガス系で高周波バイアスをSi部材からなるガス供給板へ印加することで、Fスカベンジ効果を利用しエッチング加工形状制御を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、有機膜エッチングでは、CF系ガスでエッチングを行う場合、無機ハードマスク材との選択比が低下し、加工形状や面内分布の制御が困難な場合がある。そのため、CF系ガスを含まないガス系を用いたエッチングが検討されているがSi部材からなるガス供給板を用いた装置構成の場合、Si部材からなるガス供給板に高周波電力が印加されることでSi単体もしくは蒸気圧が低く排気されにくいSiの反応性成物が被エッチング膜の側壁へ付着し、残渣および面内差発生の悪影響が顕在化してきた。
特開2001−53061号公報
しかしながら、上記従来技術では被エッチング膜が無機膜の場合、Via作成処理のエッチング工程またはTrench作成処理のエッチング工程時に、Si部材からなるガス供給板に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを調整しない場合、被処理基板の面内差、疎密差、ボーイング率が大きくなるという問題があった。
また、被エッチング膜が有機膜の場合、エッチングガスにCF系ガスを使用せず、Si部材からなるガス供給板へ高周波バイアスを印加する第2の高周波電源を印加した際にSiがスパッタリングで飛散し、この飛散したSi粒子がエッチングのマスクとして作用し、Si粒子を核とした残渣がViaやTrenchのエッチング加工底面に発生するという問題がある。また、蒸気圧が低く排気されにくいSiの反応性生物が被エッチング膜の側壁へ付着して、被処理基板の面内差、疎密差が発生する課題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、多層レジスト構造を有する被処理基板のVia作成処理において、面内差、密差、ボーイング率、残渣を低減することを可能にするプラズマエッチング処理方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、多層レジスト構造を有する被処理基板のTrench作成処理において、被処理基板の面内差、密差、残渣を低減することを可能にするプラズマエッチング方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記多層レジスト構造を有する被処理基板のVia作成処理またはTrench作成処理において、前記第3の膜の残留有機膜下層レジストのアッシング処理を行い、被処理基板に残渣を発生させないことを可能にするプラズマエッチング方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、多層レジスト構造のViaのエッチング工程では、第3の膜である有機膜下層レジストのViaエッチングを、CF系ガスを使用せず、かつ、Si部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加せずに行い、第4の膜であるシリコン酸化膜および第5の膜である無機膜のViaエッチングを、CF系ガスを使用し、かつ、Si部材からなるガス供給板の上部に配設されたアンテナ電極に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加するパワーを200Wから300Wとして行う。さらに、最後に第3の膜である残留した有機膜下層レジストのアッシングを、Oガスを使用し、かつ、Si部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加せずに行う。
また、本発明は、多層レジスト構造のTrenchのエッチング工程では、第3の膜である有機膜下層レジストのTrenchエッチングを、CF系ガスを使用せず、かつ、Si部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加せずに行い、第4の膜であるシリコン酸化膜および第5の膜である無機膜のTrenchエッチングを、CF系ガスを使用し、かつ、Si部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加せずに行う。さらに、最後に第3の膜である残留した有機膜下層レジストのアッシングを、Oガスを使用し、かつ、Si部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加せずに行う。
本発明によれば、第1の膜にArFレジスト、第2の膜に無機膜中間層、第3の膜に有機膜下層レジスト、第4の膜にシリコン酸化膜、第5の膜に無機膜、第6の膜にSi基板を用いて構成された多層レジスト構造において、Si部材からなるガス供給板を使用したチャンバで被処理基板を搬出することなく一貫処理するプラズマエッチング方法であって、特に、無機膜のVia加工形状と有機膜のVia加工形状、または無機膜のTrench加工形状と有機膜のTrench加工形状を、工程毎にエッチングガスおよびSi部材からなるガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加するパワーを調整することおよび第3の膜のアッシング処理をOを用いかつガス供給板に第2の高周波電源より高周波バイアスを印加するパワーを印加することなく行うことによって、被処理基板の残渣を発生させず、面内差、疎密差、ボーイング率を低減することができる。
図1の平面図面を用いて、本発明に使用するに適した枚葉式マルチチャンバを有するプラズマエッチング装置の構造を説明する。図1において、本プラズマエッチング装置は、搬送ロボット21を配備した真空搬送室20と、ゲート24a、24bで介設された2個以上の処理室1a、1bと、ロードロック室22a、22bと、大気ローダ部25と、ウェハカセット26を載置するカセット載置部23から構成される。処理室1a、1bで実施する同一プロセスを並列に処理することも、処理室1aと処理室1bでの異種プロセスの被処理基板13を逐次に処理することも、可能に構成されている。
本プラズマ処理装置の処理室1aと処理室1bは、ほぼ同一の構造であるため、処理室1aにつき、図2を参照してその詳細を説明する。本プラズマ処理装置は、UHF(Ultra High Frequency)と磁界を利用してプラズマを形成するUHFプラズマエッチング装置である。
図2において、処理室1aは、真空容器となっており周囲に電子サイクロトロン共鳴(ECR)用磁場を発生させるためのコイル9が設置され、内壁は例えば30℃に、温調器(図示を省略)によって温度制御されている。被処理基板13は、静電チャック7を配設した基板電極18に載置される。静電チャック7には、吸着用直流電源(図示を省略)が接続され、被処理基板13を静電チャック7に吸着することを可能としている。基板電極18には整合器10を介して基板バイアス電源(第3の高周波電源)11が接続され、被処理基板13に高周波バイアスを印加することを可能としている。
本発明に使用されるエッチングガスである、Ar、CO、N、C、CHF、CF、Oはガスボンベ19から供給され、マスフローコントローラー12で流量を制御し、プロセスガス源に接続されたガス供給管14を介して、Si部材からなるガス供給板8から処理室1aへ導入される。
Si部材からなるガス供給板8の上部にはアンテナ電極2が配設され、第1の高周波電源3および第2の高周波電源5から、整合回路4ならびに整合回路6を介して、同軸端子16からアンテナ電極2に給電される。高周波は、アンテナ電極2の周囲の誘電体窓15から放射されるとともに、共振電界がSi部材からなるガス供給板8を介して処理室1a内に導入され、プラズマの生成によって被処理基板13にエッチング加工が施される。
処理室1aの下方に、ターボ分子ポンプ(TMP)からなる真空排気手段(図示を省略)と、オートプレッシャーコントローラー(APC)からなる調圧手段(図示を省略)が配設され、所定圧力に保持しながら、処理後のエッチング用ガスを処理室1aより排出する。
図3を用いて、被処理基板のエッチング処理における面内差、疎密差、ボーイング率について説明する。図3(a)の膜構成は、上から無機膜中間層である第2の膜302、有機膜下地レジストである第3の膜303、シリコン酸化膜からなる第4の膜304、無機膜である第5の膜305、Si基板である第6の膜306から構成されている。各説明においては、初期構造を図3(a)を用いて、無機膜中間層302と有機膜下地レジスト303をマスクとして、被エッチング膜のシリコン酸化膜304および無機膜305をエッチング処理した後の構造を図3(b)を用いて説明する。
図3を用いて、被処理基板におけるエッチング処理の配線パターンの疎密に起因する面内差を説明する。図3(a)においてエッチングのマスクとなる密部無機膜中間層302の線幅寸法をAとし、疎部無機膜中間層302の線幅寸法をBとする。これらA、Bをマスクとしてシリコン酸化膜304、無機膜305をエッチングする。この時、図3(b)においてエッチング後の蜜部無機膜305線幅寸法をAAとし、エッチング後の疎部無機膜305の線幅寸法をBBとする。密部パターンのエッチング前後の寸法差は(AA−A)で表し、面内9点での寸法差を3σで表したものを密部の面内差、また、疎部パターンのエッチング前後の寸法差を(BB−B)で表し、密部と同様に面内9点での寸法差を3σで表したものを疎部の面内差と定義する。
次に、図3を用いて疎密差を説明する。図3(a)においてエッチングのマスクとなる密部無機膜中間層302の線幅寸法をAとし、疎部無機膜中間層302の線幅寸法をBとする。これらA、Bの線幅を有する無機膜中間層302、有機膜下地レジスト303をマスクとしてシリコン酸化膜304、無機膜305をエッチングする。この時、図3(b)に示すように、エッチング後の部無機膜305の線幅寸法をAAとし、エッチング後の疎部無機膜305の線幅寸法をBBとする。密部パターンのエッチング前後の寸法差は(AA−A)で表し、疎部パターンのエッチング前後の寸法差を(BB−B)で表す。(AA−A)と(BB−B)の差を疎密差と定義する。
次に、図3を用いて、ボーイング率を説明する。図3(b)において密部に関してはシリコン酸化膜304、無機膜305エッチング後のシリコン酸化膜仕上がり寸法Cに対し無機膜305エッチング加工形状の一番線幅寸法が大きい所を寸法CCとし((CC÷C)×100))で密部のボーイング率とし、疎部に関してはシリコン酸化膜304、無機膜305エッチング後でのシリコン酸化膜仕上がり寸法Dに対し無機膜305エッチング加工形状の一番線幅寸法が大きい所を寸法DDとし((DD÷D)×100))で疎部のボーイング率と定義する。
[実施例1] 図4を用いて、多層レジスト構造のVia構成について説明する。図4に示すように、多層レジスト構造を有する被処理基板は、ArFレジストからなる第1の膜401と、無機膜中間層からなる第2の膜402と、有機膜下層レジストからなる第3の膜403と、シリコン酸化膜からなる第4の膜404と、無機膜からなる第5の膜405とが、Si基板からなる第6の膜406上に積層されて構成される。例えば、図2に示したプラズマ処理装置を用いてVia構造を作成するに当たり、これらの多層レジスト構造を有する被処理基板を処理チャンバから搬出すること無く、無機膜中間層からなる第2の膜402から無機膜からなる第5の膜405までを一貫してエッチング処理を行った。
図4(a)において、ArFレジストからなる第1の膜401をマスクとして、無機膜中間層からなる第2の膜402をエッチングする工程では、少なくともCF系ガスを使用し、かつ、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加して第2の膜402のエッチング処理を行う。
処理条件としては、例えば、処理室圧力を2Pa、高周波電源の出力として、プラズマ形成のための第1の高周波電源3から印加する電力を400W、Si部材からなるガス供給板8に印加する第2の高周波電源5からの高周波バイアス電力を100W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の電力を100Wとし、使用するガスとして、Ar、CF、CHFを使用してエッチング処理すると、仕上がりは図4(b)となる。
次に、上記第2の膜402のエッチング処理後の図4(b)において、ArFレジストからなる第1の膜401および無機膜中間層からなる第2の膜402をマスクとして、有機膜下層レジストからなる第3の膜403をエッチングする工程では、CF系ガスでエッチングすると、ArFレジスト401との選択比が低下し、加工形状と面内差制御が困難である。そのため、CF系ガスを使用せず、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5から高周波バイアスを印加してエッチング処理を行う。
処理条件としては、例えば、処理室圧力は2Pa、高周波電源の出力として、プラズマ形成のための第1の高周波電源3の印加を400W、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスの印加を200W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の印加を100Wとし、使用するガスとして、Ar、CO、Nを使用してエッチング処理すると、仕上がりは図4(c)となる。
つまり、上記条件でエッチング処理すると、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加することでSi部材からなるガス供給板8のSiがスパッタリングで飛散し、図4(c)に示すシリコン酸化膜上404にSi粒子を核とした残渣407が発生した。また、スパッタされたSi粒子は、チャンバ中心部に多く発生し、Si粒子がVia側壁に付着する量が被エッチング基板の中心に多くなることで面内差が発生し、更に、密部と疎部でのVia内に入るSi粒子量の違いから疎密差への影響も大きいと考える。
上記のように、Si粒子が発生することで、面内差、疎密差、残渣が悪化すると考えられることから、Si部材からなるガス供給板8へ高周波バイアスを印加する第2の高周波電源5の印加パワーを下げることで、Si部材からなるガス供給板8のSiのスパッタリングを抑制し、Si粒子を減らすことで被エッチング基板内の面内差、疎密差、残渣低減が図られる。つまり、上記不具合を改善したエッチング処理方法で図4(d)が得られた。
次に、上記不具合を改善したエッチング処理状態、図4(d)において、無機膜中間層からなる第2の膜402、有機膜下層レジストからなる第3の膜403をマスクとしてシリコン酸化膜からなる第4の膜404、無機膜からなる第5の膜405をエッチング処理する工程では、CF系ガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しエッチング処理を行う。
処理条件としては、例えば、処理室圧力は4Pa、高周波電源の出力として、プラズマ形成のための第1の高周波電源3の印加を800W、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスの印加を200W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の印加を1100Wとし、使用するガスとして、Ar、C、CHF、Nを使用しエッチング処理すると、仕上がりは図4(e)となる。
上記条件を中心条件とし、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワー依存性を実施し、面内差、疎密差、ボーイング率の最適化確認を行った。
多層レジスト構造のVia工程結果を以下に示す。有機膜下層レジストである第3の膜403をエッチング処理する工程において、面内差の状況を図5(a)、疎密差の状況を図5(b)に示す。図5(a)の面内差結果においては、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加することでスパッタされたSi粒子がチャンバ中心部に多く発生し、Si粒子が側壁に付着する量が被エッチング基板の中心に多くなることで面内差が発生していた。
次に、図5(b)の疎密差結果においては、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加することで、スパッタされたSi粒子がViaの側壁に付着する。Si粒子の付着は密部では少なく、疎部で多く側壁へ付着することから疎密差が大きくなった。また、残渣発生に関しては、Si部材からなるガス供給板8へ高周波バイアス電力の印加パワーを100W以下にすることで、残渣の発生を抑えられた。
上記の結果から、有機膜下層レジスト403をエッチングする工程においては、CF系ガスを使用せずに、且つSi部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しないことが望ましい。
次に、シリコン酸化膜からなる第4の膜404、無機膜からなる第5の膜405をエッチングする工程において、面内差の状況を図6(a)、疎密差の状況を図6(b)、ならびにボーイング率を図6(c)に示す。図6(a)の面内差結果においては、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーが低いと、プラズマ中においてチャンバ中心部にFラジカルが多く生成される。そのため中心と外周のFラジカル量の差から面内差が発生した。そのため、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを上げることで、中心と外周のFラジカル量が均一になり面内差を低減することができた。
また、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーが0W〜100Wの範囲ではSi部材からなるガス供給板8とFラジカルとの反応(Fスカベンジ効果)が促進されないため、チャンバ内にFが多くなることで、第1の膜であるArFレジスト401との選択比が下がり肩削れが発生した。
次に、図6(b)疎密差結果においては、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを200Wから300W印加することで、疎密差を5nm以下に抑えることができた。
次に、図6(c)ボーイング率結果においては、SiとFラジカルとの反応(Fスカベンジ効果)が促進されないため、多くのFラジカルがVia内へ入り、エッチングのため為だけでなく、FラジカルがViaの側壁にもアタックすることでボーイングが発生した。Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを上げることで、ボーイング率を抑えることができた。
上記の結果から、シリコン酸化膜からなる第4の膜404、無機膜からなる第5の膜405をエッチングする工程においては、CF系ガスを使用し、且つSi部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーは200Wから300Wが望ましい。
[実施例2] 図7を用いて、多層レジスト構造におけるTrenchの作成について説明する。図7において、多層レジスト構造は、第1の膜にArFレジスト501、第2の膜に無機膜中間層502、第3の膜に有機膜下層レジスト503、第4の膜にシリコン酸化膜504、第5の膜に無機膜505、第6の膜にSi基板506を用いて構成される。
これらの多層レジスト構造を、図4の場合と同様に、処理チャンバから被処理基板を搬出すること無く、無機中間膜からなる第2の膜503から無機膜からなる第5の膜505までを、一貫して処理を行った。
図7(a)において、ArFレジストからなる第1の膜501をマスクとして無機膜中間層からなる第2の膜502をエッチングする工程では、少なくともCF系ガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に高周波電源5より高周波バイアスを印加しエッチング処理を行う。
処理条件としては、例えば、処理室圧力は2Pa、プラズマ形成のための第1の高周波電源3の印加を400W、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスの印加を100W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の印加を100Wとし、使用するガスとしてAr、CF、CHFを使用してエッチング処理すると、仕上がりは図7(b)となる。
次に、上記でエッチングした図7(b)において、ArFレジストからなる第1の膜501、無機膜中間層からなる第2の膜502をマスクとして有機膜下層レジストからなる第3の膜503をエッチングする工程では、CF系ガスでエッチングした場合、ArFレジスト501との選択比が低下し、加工形状、面内差制御が困難である。そのため、CF系ガスを使用せず、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しエッチング処理を行う。処理条件としては例えば、処理室圧力を2Pa、プラズマ形成のための第1の高周波電源3の印加を400W、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスの印加を200W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の印加を100Wとし、使用するガスとしてAr、CO、Nを使用してエッチング処理すると、仕上がりは図7(c)となる。
つまり、上記条件でエッチングすると、第2の高周波電源5を印加することでSi部材からなるガス供給板8のSiがスパッタリングで飛散し、図7(c)に示すシリコン酸化膜上504にSi粒子を核とした残渣507が発生した。またスパッタされたSi粒子はチャンバ中心部に多く発生し、Si粒子がTrenchの側壁に付着する量が被エッチング基板の中心に多くなることで面内差が発生し、更に密部と疎部でのTrench内に入るSi粒子量の違いから疎密差への影響も大きいと考える。
上記のように、Si粒子が発生することで、被処理基板の面内差、疎密差、残渣が悪化すると考えられることから、Si部材からなるガス供給板8へ高周波バイアスを印加する第2の高周波電源5の印加パワーを下げることによってSi部材からなるガス供給板8のSiのスパッタリングを抑制し、Si粒子を減らすことで被エッチング基板内の面内差、疎密差、残渣低減が図られる。つまり、上記不具合を改善したエッチング処理方法で、図7(d)が得られた。
次に、上記不具合を改善したエッチング処理状態、図7(d)において、無機膜中間層からなる第2の膜502、有機膜下層レジストからなる第3の膜503をマスクとしてシリコン酸化膜からなる第4の膜504、無機膜からなる第5の膜505をエッチングする工程では、CF系ガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に高周波電源5より高周波バイアスを印加し処理を行う。
処理条件としては、例えば、処理室圧力を4Pa、プラズマ形成のための第1の高周波電源3の印加を400W、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスの印加を300W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の印加を200Wとし、使用するガスとしてCFを使用してエッチング処理すると、仕上がりは図7(e)となる。
上記条件を中心条件とし、第2の高周波電源5のパワー依存性を実施し、面内差、疎密差の最適化確認を行った。
多層レジスト構造のTrench工程結果を、以下に示す。第3の膜である有機膜下層レジスト503をエッチングする工程において、面内差の状況を図8(a)、疎密差の状況を図8(b)に示す。
図8(a)の面内差結果においては、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加することによってスパッタされたSi粒子がチャンバ中心部に多く発生し、Si粒子がTrench側壁に付着する量が被エッチング基板の中心に多くなることで面内差が発生していた。
次に、図8(b)の疎密差結果においては、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加することでスパッタされたSi粒子がTrench側壁に付着する。Si粒子の付着は、密部では少なく、疎部で多くTrench側壁へ付着することから疎密差が大きくなった。また、残渣発生に関しては、Si部材からなるガス供給板8へ第2の高周波電源5からの高周波バイアス電力の印加パワーを100W以下にすることで、残渣の発生を抑えられた。
上記結果から、有機膜下層レジストからなる第3の膜503をエッチングする工程においては、CF系ガスを使用せずに、且つ、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しないことが望ましい。
次に、シリコン酸化膜からなる第4の膜504、無機膜からなる第5の膜505をエッチングする工程において、面内差の状況を図9(a)、疎密差の状況を図9(b)に示す。
図9(a)の面内差結果においては、Via工程とは違いTrench工程では、被エッチング面積が大きい為に多くのFラジカル量が必要となる。そのためSi部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを上げるとFラジカル量が中心部で少なくなりチャンバ内の中心と外周のFラジカル量の差から面内差が発生した。そのため、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを下げることで、面内差を低減することができた。
次に、図9(b)の疎密差結果においては、Via工程とは違いTrench工程では被エッチング面積が大きい為に多くのFラジカル量が必要となる。そのため、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを上げると、Fラジカル量が少なくなり疎部には多くのFラジカルが入るが、密部にはFラジカル量が少なくなることで疎密差が大きくなる結果となった。
上記の結果から、シリコン酸化膜からなる第4の膜504、無機膜からなる第5の膜505をエッチングする工程においては、CF系ガスを使用し、且つ、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しないことが望ましい。
[実施例3] 実施例1または実施例2における無機膜からなる第5の膜405または505のエッチング後において、処理チャンバから被処理基板を搬出すること無く残留している有機膜下層レジストからなる第3の膜403または503をアッシングする工程では、Oガスを使用してSi部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加し処理を行う。
処理条件としては、例えば、処理室圧力は0.5Pa、プラズマ形成のための第1の高周波電源3の印加を800W、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスの印加を200W、被処理基板に高周波バイアスを印加する第3の高周波電源11の印加を150Wとし、使用するガスとしてCFを使用してアッシング処理すると、仕上がりは図4(f)または図7(f)となる。
つまり、上記条件でアッシングすると、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加することで、Si部材からなるガス供給板8のSiがスパッタリングで飛散し、図4(f)または図7(f)に示すシリコン酸化膜上からなる第4の膜404または504にSi粒子を核とした残渣408または508が発生した。
アッシング結果を以下に示す。残留している有機膜下層レジストからなる第3の膜403または503をアッシングする工程において、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを100W以下にすることで、残渣の発生を抑えられた。
上記結果から、有機膜下層レジストからなる第3の膜403および503をアッシングする工程においてはOガスを使用し、且つ、Si部材からなるガス供給板8に高周波電源5より高周波バイアスを印加しないことが望ましい。
以上の結果をまとめて、図10を用いて、多層レジスト構造でのVia工程とTrench工程において、処理チャンバから被処理基板を搬出すること無く、一貫して処理を行うことが可能な処理方法を説明する。多層レジスト構造のVia工程においては、有機膜下層レジストからなる第3の膜403のエッチング処理にはCF系ガスを使用せず、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しない。シリコン酸化膜からなる第4の膜404および無機膜からなる第5の膜405のエッチング処理にはCF系ガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加するパワーを200Wから300W印加する。残留有機膜下層レジスト403のアッシング処理にはOガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しないことで被処理基板を搬出すること無く一貫してプラズマエッチング処理を行うことが可能となる。
多層レジスト構造のTrench工程においては、有機膜下層レジストからなる第3の膜503のエッチング処理にはCF系ガスを使用せず、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しない。シリコン酸化膜からなる第4の膜504および無機膜からなる第5の膜505のエッチング処理にはCF系ガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に第2の高周波電源5より高周波バイアスを印加しない。残留有機膜下層レジスト503のアッシング処理にはOガスを使用し、Si部材からなるガス供給板8に高周波電源5より高周波バイアスを印加しないことで被処理基板を搬出すること無く一貫してプラズマエッチング処理を行うことが可能となる。
本発明におけるマルチチャンバプラズマエッチング装置の構成を説明する図。 本発明における処理室の構成を説明する断面図。 本実施例における面内差、疎密差、ボーイング率の定義を説明する図。 本実施例におけるVia工程断面図。 本実施例におけるプロセスパラメータ依存性を説明する図。 本実施例におけるプロセスパラメータ依存性を説明する図。 本実施例におけるTrench工程断面図。 本実施例におけるプロセスパラメータ依存性を説明する図。 本実施例におけるプロセスパラメータ依存性を説明する図。 本実施例におけるまとめを説明する図。
符号の説明
1a,1b…処理室
2…アンテナ電極
3…高周波電源
4…整合回路
5…高周波電源
6…整合回路
7…静電チャック
8…ガス供給板
9…コイル
10…整合回路
11…基板バイアス電源
12…マスフローコントローラー
13…被処理基板
14…ガス供給管
15…誘電体
16…同軸端子
17…フォーカスリング
18…基板電極
19・・・ガスボンベ
20…真空搬送室
21…搬送ロボット
22a,22b…ロードロック室
23…カセット載置部
24a,24b…ゲート
25…大気ローダ部
26…ウェハカセット
302・・・無機膜中間層
303・・・有機膜下層レジスト
304・・・シリコン酸化膜
305・・・無機膜
306・・・Si基板
401・・・ArFレジスト
402・・・無機膜中間層
403・・・有機膜下層レジスト
404・・・シリコン酸化膜
405・・・無機膜
406・・・Si基板
407・・・残渣
408・・・残渣
501・・・ArFレジスト
502・・・無機膜中間層
503・・・有機膜下層レジスト
504・・・シリコン酸化膜
505・・・無機膜
506・・・Si基板
507・・・残渣
508・・・残渣

Claims (3)

  1. 被処理基板にプラズマエッチングを行うプラズマ処理室と、前記プラズマ処理室内に配置され前記被処理基板を載置する基板電極と、前記基板電極と対向するアンテナ電極と、前記アンテナ電極の下部に設けられ前記プラズマ処理室内にガスを供給しSi部材からなるガス供給板と、200MHz〜450MHzのプラズマ生成用の高周波電力を前記アンテナ電極に供給する第1の高周波電源と、前記アンテナ電極を介して前記ガス供給板に4MHz〜13.56MHzの高周波電力を供給する第2の高周波電源と、800KHz〜4MHzの高周波電力を前記基板電極に供給する第3の高周波電源とを備えるプラズマエッチング装置を用いて、予めViaパターンがパターニングされたArFレジストからなる第1の膜と、前記第1の膜の下方に配置され無機膜の中間層からなる第2の膜と、前記第2の膜の下方に配置され有機膜の下層レジストからなる第3の膜と、前記第3の膜の下方に配置されシリコン酸化膜からなる第4の膜と、前記第4の膜の下方に配置され無機膜からなる第5の膜と、を有する前記被処理基板にプラズマエッチングによりViaを形成するプラズマエッチング方法において、
    前記第2の高周波電源から高周波電力を供給せずにCF系ガス以外のガスによるプラズマにより前記第3の膜にViaパターンを形成し、
    前記第2の高周波電源から200W〜300Wの高周波電力を供給しながらCF系ガスによるプラズマにより前記第4の膜と前記第5の膜にViaを形成し、
    前記第3の膜前記第4の膜と前記第5の膜を前記プラズマ処理室内前記被処理基板を搬出することなく一貫処理することを特徴とするプラズマエッチング方法。
  2. 被処理基板にプラズマエッチングを行うプラズマ処理室と、前記プラズマ処理室内に配置され前記被処理基板を載置する基板電極と、前記基板電極と対向するアンテナ電極と、前記アンテナ電極の下部に設けられ前記プラズマ処理室内にガスを供給しSi部材からなるガス供給板と、200MHz〜450MHzのプラズマ生成用の高周波電力を前記アンテナ電極に供給する第1の高周波電源と、前記アンテナ電極を介して前記ガス供給板に4MHz〜13.56MHzの高周波電力を供給する第2の高周波電源と、800KHz〜4MHzの高周波電力を前記基板電極に供給する第3の高周波電源とを備えるプラズマエッチング装置を用いて、予めTrenchパターンがパターニングされたArFレジストからなる第1の膜と、前記第1の膜の下方に配置され無機膜の中間層からなる第2の膜と、前記第2の膜の下方に配置され有機膜の下層レジストからなる第3の膜と、前記第3の膜の下方に配置されシリコン酸化膜からなる第4の膜と、前記第4の膜の下方に配置され無機膜からなる第5の膜と、を有する前記被処理基板にプラズマエッチングによりTrenchを形成するプラズマエッチング方法において、
    前記第2の高周波電源から高周波電力を供給せずにCF系ガス以外のガスによるプラズマにより前記第3の膜にTrenchパターンを形成し、
    前記第2の高周波電源から高周波電力を供給せずにCF系ガスによるプラズマにより前記第4の膜と前記第5の膜にTrenchを形成し、 前記第3の膜前記第4の膜と前記第5の膜を前記プラズマ処理室内で前記被処理基板を搬出することなく一貫処理することを特徴とするプラズマエッチング方法。
  3. 請求項1または請求項2記載のプラズマエッチング方法において、
    前記第2の高周波電源から高周波電力を供給せずにO ガスによるプラズマにより前記第5の膜へのVia形成後または前記第5の膜へのTrench形成後の前記第3の膜をアッシングすることを特徴とするプラズマエッチング方法。
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