JP4643868B2 - 重荷重用チューブレスタイヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、過荷重に対するビード耐久性を高めつつビードベース面におけるクラックの発生を抑制した重荷重用チューブレスタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック・バス用等の重荷重用チューブレスタイヤでは、例えば、図4に示すように、偏平巾広なビードコアbを用いて、リムJに対する着座の安定性を高めるとともに、ビード部aに、ビード剛性を高めかつ補強するスチールコードの補強コード層dを設ける構造が広く採用されている。なお前記補強コード層dは、通常、カーカスcを介してビードコアbの周りで折り返されるU字状のものが用いられる。
【0003】
そしてこの種のタイヤでは、規定荷重(例えばJATMA等で規定する最大負荷能力)よりも、20%以上も重い過荷重状態で使用される場合があり、従って、かかる使用状態においても充分なビード耐久性を保持することが強く望まれている。そのために、近年、コア径Dcをリム径Dr付近まで減じ、ビードコアbの締め付け力をアップしてビード変形をさらに抑制することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなビードコアbの締め付け力のアップは、補強コード層d下に配されるチェーファゴムeへの負荷を増加させるだけでなく、前記補強コード層dとビードベース面a1との間の最短ゴム厚さTzの規制となり、ビードベース面a1にクラックfを発生させ易くするという問題を誘発させる。
【0005】
なお、単純にコア径Dcを大きくして、前記最短ゴム厚さTzを厚く確保すれば前記クラックを防止できるが、ビードコアbの締め付け力が低下するため、ビード変形が大きくなり、過荷重での耐久性を維持することができなくなる。
【0006】
そこで本発明者が研究した結果、従来のタイヤでは、図5に示すように、加硫成形の影響により、ビードコア位置Xが17.5〜21.0mmの範囲で大きくばら付いており、それに伴って前記最短ゴム厚さTzのばら付きも増大する。そして、このばら付きにより、前記最短ゴム厚さTzが1.8mmを下回ったとき、前記クラックfが発生し易くなることを究明し得た。なお前記ビードコア位置Xは、ビードコアbの半径方向内縁点b1のビードヒール点Phからのタイヤ軸方向距離として定義したものである。
【0007】
本発明は、ビード部の外側面を所定の輪郭形状に規定することを基本として、加硫成形時のビードコア位置のばら付き、即ち前記最短ゴム厚さTzのばら付きを低く抑えることができ、過荷重に対するビード耐久性を高めつつビードベース面でのクラックの発生を抑制しうる重荷重用チューブレスタイヤの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部に該ビードコアの周りで折り返される折返し部を設けたカーカスを具え、かつ15°テーパリムのリム面にタイヤのビードベース面が装着される重荷重用チューブレスタイヤであって、
前記ビードコアは、コア幅Wcとコア高さHcとの比Hc/Wcであるコア偏平率が0.4〜0.5、しかも前記ビードコアの内径Dcは前記15°テーパリムのリム径Dr以上かつ差Dc−Drを0〜2.0mmの範囲に抑えるとともに、
タイヤをリムに装着することなく両側のビード部のヒール点間の距離をリムのリム巾としたときのタイヤの子午断面において、
前記ビード部の外側面は、タイヤ最大巾点からのびる曲率半径R1の外膨らみの第1の円弧部と、この第1の円弧部に接点Pで内接しかつ前記ヒール点までのびしかも前記曲率半径R1よりも小さい曲率半径R2の第2の円弧部とを具え、しかも前記曲率半径の比R1/R2は1.0よりも大かつ3.0以下の範囲、かつ前記ヒール点から前記接点Pまでのタイヤ半径方向の距離Lbと、前記ヒール点から前記接点Pまでのタイヤ軸方向の距離Laとの比La/Lbは0.55〜0.75であることを特徴としている。
【0009】
又請求項2の発明では、前記ビード部は、前記カーカスを介してビードコアの周りでU字に折返される補強コード層を具えるとともに、この補強コード層と前記ビードベース面との間の最短ゴム厚さTzは、1.8mm〜3.0mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の重荷重用チューブレスタイヤ。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は、本発明の重荷重用チューブレスタイヤの子午断面を示している。
【0011】
図1において、重荷重用チューブレスタイヤ1(以下タイヤ1という)は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつカーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを具える。
【0012】
なお前記ベルト層7は、通常3、4枚のベルトプライから形成される。本例では、ベルト層7が、スチールコードのベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば60±10°程度の角度で配列した半径方向最内のベルトプライ7Aと、タイヤ周方向に対して30°以下の小角度で配列したベルトプライ7B、7C、7Dとの4層構造を有するものを例示しており、ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所を1箇所以上設けることにより、ベルト剛性を高めトレッド部2を補強している。
【0013】
又前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して70〜90°の角度で配列した1枚以上のカーカスプライからなり、本例ではカーカスコードにスチールコードを用いた1枚のカーカスプライ6Aからなる場合を例示している。このカーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間を跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折返すプライ折返し部6bを具える。
【0014】
なおプライ折返し部6bの外端のビードベースラインBLからの半径方向高さh1は、例えばタイヤ断面高さHの10〜30%に設定されるのが好ましく、10%よりも小であると、ビード部4の曲げ剛性が低下する傾向があり、逆に30%を越えると、プライ折返し部6bの外端が、屈曲の激しいタイヤ最大巾点Mに近づくためコードルースなどを起こしやすくする。なお前記ビードベースラインBLとは、ビード部4のヒール点Phを通るタイヤ軸方向線を意味する。
【0015】
又前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、ビードコア5から半径方向外方に向かって先細状にのびるビードエーペックスゴム8が配されるとともに、前記ビード部4には、カーカスプライ6Aを包むように、ビードコア5の周りをカーカス6を介してU字に折り返す補強コード層9が設けられる。
【0016】
この補強コード層9は、図2に示すように、前記プライ折返し部6bのタイヤ軸方向外側をタイヤ半径方向外方にのびる外の立ち上げ部9bと、プライ本体部6aのタイヤ軸方向内側をタイヤ半径方向外方にのびる内の立ち上げ部9aとを一体に具えた断面略U字状をなし、本例では、1枚のスチールコードのプライからなるものを例示している。
【0017】
ここで、前記内の立ち上げ部9aのビードベースラインBLからの高さh3を、外の立ち上げ部9bのビードベースラインBLからの高さh2よりも大(h3>h2)に設定し、しかもその差h3−h2を、タイヤ断面高さHの0.03倍〜0.17倍の範囲に規制するのが望ましい。この時、外の立ち上げ部9bの前記高さh2は、プライ折返し部6bの前記高さh1より小である。
【0018】
なお、前記差h3−h2が0.03×H未満では、ビード部4の曲げ剛性が不足傾向となり、ビード耐久性の向上効果が充分に見込めなくなる。逆に0.17×Hを越えると、内の立ち上げ部9aの外端が、屈曲の激しいタイヤ最大巾点Mに近づくためコードルースが起こりやすくなる。
【0019】
このように補強コード層9は、ビード部4の曲げ剛性を大幅に高め、かつ過荷重走行において、プライ折返し部6bに作用する圧縮応力及びプライ本体部6aに作用する引張応力を緩和してビード部4の耐久性を向上させる。
【0020】
次に、前記ビードコア5は、その断面形状が、コア幅Wcとコア高さHcとの比Hc/Wcであるコア偏平率を0.4〜0.5とした横長偏平の六角形状をなし、その半径方向内辺がビードベース面SAに沿って傾斜することによって、リムに対する着座の安定性を高めている。
【0021】
なおコア偏平率が0.5を越えると、ビードコア5の安定性が不足し、過荷重走行においてビード部が動きやすくなるなど、ビード耐久性が損なわれる。逆にコア偏平率が0.4より小さい、即ち巾広となると、カーカスプライ6Aのビードコア5からの半径方向への突出量gが増大するため、前記補強コード層9とビードベース面SAとの間の最短ゴム厚さTzが実質的に低下する。その結果、ビードベース面SAでクラックが発生し易くなる。又ビードベース面SA自体の巾広化を招くため、リム組みしにくくなり、かつリム組時の損傷も発生しやすくなる。
【0022】
次に本実施形態では、前記過荷重におけるビード耐久性を確保するため、前記ビードコア5の内径Dcを、15°テーパリムJのリム径Dr以上(Dc≧Dr)ではあるがその差Dc−Drを0〜2.0mmの範囲に抑え、ビードコア5による締め付け力をアップしている。なお差が2.0mmを越えると、締め付け力が不足し、ビード変形が大きくなって耐久性が損なわれる。逆に0mmより小、即ちDc<Drでは、内径Dcが小さすぎて前記最短ゴム厚さTzが不足し、クラックが発生し易くなる。
【0023】
さらに本実施形態では、加硫成形時のビードコア位置Xのばら付きを抑え、前記最短ゴム厚さTzを高精度で安定して確保するために、以下の(1)〜(3)の構造を有するに特徴がある。
【0024】
即ち、タイヤ1をリムJに装着することなくヒール点Ph、Phの間の距離WB(ビード巾WBという場合がある)をリムJのリム巾Wrとした状態Yのときのタイヤ子午断面(図1〜3に示す)において、
(1)ビード部4の外側面SBが、タイヤ最大巾点Mからのびる曲率半径R1の外膨らみの第1の円弧部SB1と、この第1の円弧部SB1に接点Pで内接しかつ前記ヒール点Phまでのびしかも前記曲率半径R1よりも小さい曲率半径R2の第2の円弧部SB2とを具える;
(2)前記曲率半径の比R1/R2が、1.0よりも大かつ3.0以下の範囲である;
(3)前記ヒール点Phから前記接点Pまでのタイヤ半径方向の距離Lbと、前記ヒール点Phから前記接点Pまでのタイヤ軸方向の距離Laとの比La/Lbが、0.55〜0.75の範囲である;
ことが必要である。なお前記状態Yでのタイヤ形状は、加硫金型内でのタイヤ形状と略一致するものである。
【0025】
ここで、従来的なタイヤでは、前記図4の如く、ヒール点Phの近傍に、リムフランジに沿う凹円弧状の凹部mを設けている。この凹部mは加硫成形時、金型の凸部が押し入ることにより形成されるものであるが、そのときの押し圧力、及びそれに伴うゴム流れによって、ビードコアbに不均一な外力が作用し、ビードコア位置Xをばら付かせていた。これに対して、本実施形態では、前記外側面SBは、凹部mのない滑らかな曲線状をなすため、外力が均一化しビードコア位置Xが安定する。
【0026】
又前記凹部mがない場合にも、第2の円弧部SB2が外側に倒れ込んだ形状(寝た形状)の場合には、加硫成型時、ビードコア5がタイヤ軸方向に移動しやすくなるなど、ビードコア位置Xが不安定となってばら付きが生じることが判明した。これは加硫時に生カバーが安定せず偏心した状態になりやすいことが原因と考えられる。
【0027】
従って、本実施形態では、前記(2)、(3)の如く、曲率半径の比R1/R2を1.0よりも大かつ3.0以下の範囲、かつ距離の比La/Lbを0.55〜0.75の範囲に規制し、これにより、加硫成型時におけるビードコア5のタイヤ軸方向への変動を抑え、前記最短ゴム厚さTzを高精度で安定して確保している。
【0028】
なお前記比R1/R2が3.0より大、及び比La/Lbが0.75より大では、第2の円弧部SB2の倒れ込みが大きすぎ、ビードコア位置Xが不安定となってばら付きが大きくなる。逆に前記比R1/R2が1.0以下、及び比La/Lbが0.55より小では、第2の円弧部SB2が立ちすぎ、ビードコア位置Xは安定化するが、ビード変形が大きくなり、過荷重時の耐久性を確保することができなくなる。
【0029】
このように、最短ゴム厚さTzをばら付きなく安定して確保できるため、最短ゴム厚さTzを、図5に示すように、1.8〜3.0mmの範囲に規制することが可能となり、クラックの発生を抑制できる。なお、発明者の調査の結果、最短ゴム厚さTzが1.8mm以上であれば、過荷重状態においても、クラックの発生が回避できることが判明している。また前記最短ゴム厚さTzを3.0mmより大に設定することは、前記ビードコア5の偏平率が0.4〜0.5である点、及びビードコア5の内径Dcがリム径Dr以下である点から判断して実質的に難しいものである。
【0030】
なお図2中の符号10は、ビード部4の外皮をなすリムずれ防止用のチェーファゴムであって、ゴム硬度(デュロメータA硬さ)が75〜85度の硬質ゴムが使用される。このチェーファゴム10は、ビードベース面SAをなす基部10Aと、外側面SBをなし半径方向外方に立上がる立片部10Bとを一体に具え、少なくともリムとの接触領域で露出することにより、摩耗強度を高めリムずれによる損傷を防止しうる。
【0031】
又前記「ビードベース面SA」とは、15°の角度で傾くリム面と着座するビード部4の底面であって、前記ヒール点Phからトウ点Ptに至る領域で定義される。本例では、このビードベース面SAは、ビードベースラインBLに対して22〜26°の角度θ(例えば約24度)で傾斜する、実質的に折曲がりのない直線状の斜面からなる。これによって、必要なエアーイン性能を確保しながら、トウ点Ptにおける内径を大きくでき、リムフランジへの乗り越し性を高めると同時にトウ欠けの発生を抑制できる。
【0032】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0033】
【実施例】
図1に示す構造のタイヤ(サイズ315/80R22.5)を、表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤのビード耐久性、及び最短ゴム厚さTzを測定し互いに比較した。表1以外の仕様は、各タイヤとも実質的に同じである。
【0034】
(1)ビード耐久性;
ドラム試験機を用い、試供タイヤを、リム(9.00×22.5)、内圧(850kPa)、速度(20km/h)、荷重(78.36kN)の条件にて、ビード部に損傷が発生するまでの走行時間を測定し、比較例1を92とした指数で評価した。値が大きいほど優れている。なお規定荷重内での使用ならば70以上あればよい。
【0035】
(2)最短ゴム厚さTz;
各2本の試供タイヤに対し、CTスキャンを用いて、左右のビード部の断面映像を、タイヤ周方向に等間隔でそれぞれ8箇所づつ撮影した。そして、画像上で、コア下での最短ゴム厚さTzを測定し、そのときのばら付きを比較した。
【0036】
【表1】
Figure 0004643868
【0037】
【発明の効果】
叙上の如く本発明は構成しているため、加硫成形時のビードコア位置のばら付き、即ち前記最短ゴム厚さのばら付きを低く抑えることができ、過荷重に対するビード耐久性を高めつつビードベース面でのクラックの発生を抑制しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重荷重用チューブレスタイヤの一実施例を示す断面図である。
【図2】そのビード部を拡大して示す断面図である。
【図3】ビード部の輪郭形状を示す線図である。
【図4】従来のビード構造を説明する断面図である。
【図5】従来構造のビード部のビードコア位置のばら付きを説明する線図である。
【符号の説明】
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6a 本体部
6b 折返し部
9 補強コード層
M タイヤ最大巾点
Ph ヒール点
SA ビードベース面
SB ビード部の外側面
SB1 第1の円弧部
SB2 第2の円弧部

Claims (2)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部に該ビードコアの周りで折り返される折返し部を設けたカーカスを具え、かつ15°テーパリムのリム面にタイヤのビードベース面が装着される重荷重用チューブレスタイヤであって、
    前記ビードコアは、コア幅Wcとコア高さHcとの比Hc/Wcであるコア偏平率が0.4〜0.5、しかも前記ビードコアの内径Dcは前記15°テーパリムのリム径Dr以上かつ差Dc−Drを0〜2.0mmの範囲に抑えるとともに、
    タイヤをリムに装着することなく両側のビード部のヒール点間の距離をリムのリム巾としたときのタイヤの子午断面において、
    前記ビード部の外側面は、タイヤ最大巾点からのびる曲率半径R1の外膨らみの第1の円弧部と、この第1の円弧部に接点Pで内接しかつ前記ヒール点までのびしかも前記曲率半径R1よりも小さい曲率半径R2の第2の円弧部とを具え、
    しかも前記曲率半径の比R1/R2は1.0よりも大かつ3.0以下の範囲、かつ前記ヒール点から前記接点Pまでのタイヤ半径方向の距離Lbと、前記ヒール点から前記接点Pまでのタイヤ軸方向の距離Laとの比La/Lbは0.55〜0.75であることを特徴とする重荷重用チューブレスタイヤ。
  2. 前記ビード部は、前記カーカスを介してビードコアの廻りでU字に折返される補強コード層を具えるとともに、この補強コード層と前記ビードベース面との間の最短ゴム厚さTzは、1.8mm〜3.0mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の重荷重用チューブレスタイヤ。
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