JPH02296509A - 空気タイヤ - Google Patents

空気タイヤ

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Publication number
JPH02296509A
JPH02296509A JP1116573A JP11657389A JPH02296509A JP H02296509 A JPH02296509 A JP H02296509A JP 1116573 A JP1116573 A JP 1116573A JP 11657389 A JP11657389 A JP 11657389A JP H02296509 A JPH02296509 A JP H02296509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
tire
bead core
carcass
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1116573A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takahira
耕二 高比良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP1116573A priority Critical patent/JPH02296509A/ja
Publication of JPH02296509A publication Critical patent/JPH02296509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ビードコアとビートフィラー間の界面破壊
が生じ難い空気タイヤに関するものである。
(従来の技術) タイヤ重量を低減し、ビード部の耐衝撃性を向上するこ
とができる空気タイヤとして、炭素含有率が0.75〜
0.90%、引張強さが220〜240kg10n、剪
断衝撃エネルギが130kg/ci以上の硬鋼線材をビ
ードワイヤに用いたものが知られている(特開昭56−
128385号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の高強力ビードワイヤを用いて断面
正六角形、正方形等のビードコアを形成した場合は、こ
のビードコアの太さが従来よりも細くなるため、このビ
ードコアを包むようにカーカスの側縁部を折返し、この
カーカスとその折返し端部との間にビードコアの上面か
らタイヤサイド部へ向かって延びるビードフィラーを介
設する場合に、このビードフィラーの厚さをビードコア
の太さに合わせて薄くしなければならず、そのため空気
タイヤのビード部の剛性が不足し、耐久性が低下すると
いう問題があった。なお、引張強さ200kg/mm”
以下の通常の鋼線をビードワイヤに用いた場合は、ワイ
ヤ本数が多くなってタイヤ重量が増大すると共に、ビー
ドコアとビードフィラー間の結合性が悪く、タイヤ走行
中にビードコアとビードフィラーの界面に剥離が生じる
という問題があった。
この発明は、高強力ビードワイヤの配列を改良してビー
ドコアを形成することにより、比較的厚いビードフィラ
ーの使用を可能にしてビード部の剛性を増大し、ビート
コアとビードフィラーの界面剥離を防止し、しかもタイ
ヤの軽量化を可能にしたものである。
(課題を解決するための手段) 多数本のビードワイヤを集束してなるビードコアをカー
カスで包むようにカーカスの側縁部を折返し、このカー
カスとその折返し端部との間にビードコアの上面からタ
イヤサイド部へ向かって延びるビードフィラーを介設し
た空気タイヤにおいて、上記ビードワイヤが220kg
/IIW112以上の引張強度を有し、このビードワイ
ヤの配列によって上記ビードコアの断面形状が、タイヤ
外周部を向く上面がタイヤ中心部を向く底面よりも広い
幅の偏平な多角形状に形成されていることを特徴とする
この発明で使用するビードワイヤは、引張強さが220
kg/no”以上、好ましくは240kg/+nm”以
下のものであり、炭素含有率0.75〜0.90%のm
線で形成され、その好ましい剪断衝撃エネルギは、13
0kg/d以上である。そして、この発明では、上記の
ビードワイヤの多数本が集束されて新面多角形のビード
コアであって、その−辺に並ぶビードワイヤの本数が他
の辺に並ぶビードワイヤよりも多くなるような偏平形状
に形成され、ビードワイヤの配列本数が多い側の面がタ
イヤの外周側を向くように上記ビードコアがタイヤのビ
ード部に配置される。
(作用) 同一本数のビードワイヤからなる断面正多角形のビード
コアに比べて偏平化され、ビードコアの上面の幅が広く
なり、ビードフィラーの厚みを増すことができ、タイヤ
のビード部の剛性が増大し、ビードコアとビードフィラ
ーの界面の接合力が強くなる。ただし、ビードワイヤと
して引張強さが220kg/mm”未満の鋼線を使用す
ると、多数本のビードワイヤが必要になり、タイヤの軽
量化が不可能になると共に、このビードワイヤを用いて
ビードコアの上面を底面よりも広い幅に形成すると、幅
が広くなり過ぎ、タイヤをリムにはめられない程度にビ
ード部が硬くなり、いわゆるリム組みが困難になる。
(実施例) 第1図は、自動車用空気タイヤのビード部の断面図を示
す。この第1図において、ビードコア1は、多数本のビ
ードワイヤla(第1図参照)の集束により形成され、
その断面が偏平な六角形を呈し、該六角形の上辺2に並
ぶビードワイヤ1aの本数が底辺3に並ぶビードワイヤ
1aよりも多くなっている。4はカーカスであり、その
側縁部4aが上記ビードコア1の下半部を包むように内
側から外側へ折返され、更にその外側にチェーハ5.6
が重ねられる一方、上記カーカス4と側縁部4aとの間
にビードフィラー7が挟まれ、その下端(タイヤの中心
側端部)がビードコア1の上辺2に接合される。
上記構造の偏平ラジアルタイヤ(サイズ285/75R
24,5)を、種々のビードワイヤ1aを用い、その配
列を変えて下記の表のように4種類試作し。
その性能を試験し、比較した。ただし、ビードコア重量
は、比較例2のビードコア重量に対する百分率で示し、
ドラム走行距離は、200%のオーバー荷重下でドラム
走行テストを行ない、比較例2の走行距離に対する百分
率で示した。また、リム組み所要時間は、上記4種類の
タイヤを4本ずつ同一のリムに取付け、その1本当りの
平均所要時間を算出した結果である。
(以下空白) 上記の表で明らかなように、この発明の実施例1.2は
双方ともリム組みが容易で、その所要時間が短かく、ま
た軽く、オーバーロードに耐えて寿命が長く、特に実施
例1の走行距離は、比較例1.2の約1.7〜2倍の極
めて長い寿命を示した。
これに対し、比較例1は、ビードワイヤの強さおよび使
用本数が実施例1と同じであるにもかかわらず、このビ
ードワイヤからなるビードコアの断面形状が正六角形(
第4図参照)であり、その上辺に配列されるビードワイ
ヤの本数が少ないため、リム組みが容易である反面、ビ
ード部の横剛性が低くてオーバーロードに耐えられず、
寿命が短い。
また、比較例2は、ビードコアの上辺に配列されるビー
ドワイヤの本数が実施例1.2と同じであり、ビードコ
ア全体としての強力が実施例1.2よりも大きいにもか
かわらず、使用するビードワイヤの強力が低く、その使
用本数が多く、ビードコアの上辺および底辺に並ぶワイ
ヤ本数を等しくしているため、ビードコアの全幅が過大
になり、重量が増し、ビード部が剛直になってリム組み
が著しく困難になり、しかもオーバーロードで走行する
と、ビードフィラーとビードコアの界面から破壊し、寿
命が短かい。
(発明の効果) この発明の空気タイヤは、そのビードコアが引張強さ2
20kg/a+”以上のビードワイヤがらなり、その断
面形状が偏平な多角形状で、上辺には底辺よりも多数本
のビードワイヤが配列されているので、同じビードワイ
ヤを同本数、上下対称に配列した場合に比べて、ビード
フィラーとの接合面の幅が広くなり、ビードコアとビー
ドフィラーとの界面から生じる破壊が大幅に減少し、寿
命が大幅に延び、かつ引張強さ220kg/lff11
2未満のビードワイヤを用いたタイヤに比べて軽量化さ
れ、リム組みが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のタイヤのビード部の断面図、第2図
は実施例1のビードコアの断面図、第3図は実施例2の
ビードコアの断面図、第4図は比較例1のビードコアの
断面図、第5図は比較例2のビードコアの断面図である
。 1:ビードコア、1a:ビードワイヤ、2:上辺、3:
底辺、4:カーカス、4a:カーカスの側縁部、5.6
:チエーハー、7:ビードフィラ特許出願人  東洋ゴ
ム工業株式会社 代理人 弁理士  吉 1)了 司 第1図 第4図 第2図 @3ヅ 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕多数本のビードワイヤを集束してなるビードコア
    をカーカスで包むようにカーカスの側縁部を折返し、こ
    のカーカスとその折返し端部との間にビードコアの上面
    からタイヤサイド部へ向かって延びるビードフィラーを
    介設した空気タイヤにおいて、上記ビードワイヤが22
    0kg/mm^2以上の引張強度を有し、このビードワ
    イヤの配列によって上記ビードコアの断面形状が、タイ
    ヤ外周部を向く上面がタイヤ中心部を向く底面よりも広
    い幅の偏平な多角形状に形成されていることを特徴とす
    る空気タイヤ。
JP1116573A 1989-05-10 1989-05-10 空気タイヤ Pending JPH02296509A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5711830A (en) * 1994-03-25 1998-01-27 Continental Aktiengesellschaft Pneumatic vehicle tire with specified bead core cross-section
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