JP2011042910A - ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いたタイヤ - Google Patents

ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いたタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】カット耐久性を向上させたゴム物品補強用スチールコードおよびこれを用いたタイヤを提供する。
【解決手段】コアストランドとシースストランドが2層撚り構造からなる複撚りスチールコードである。コアストランドのシースフィラメント間の隙間率Xcsが、
Figure 2011042910

を満足し、コアストランドのシースフィラメント径φcsと、シースストランドのシースフィラメントの径φssと、コアストランドとシースストランドとの中心間距離rと、シースストランドの断面積Sと、
Figure 2011042910

で表されるシースストランドの撚り角αとが、
Figure 2011042910

を満足する。
【選択図】なし

Description

本発明はゴム物品補強用スチールコード(以下、単に「コード」とも称する)およびそれを用いたタイヤに関し、詳しくは、輸送車両や建造機械、建設車両等の重荷重車両用に好適に用いられるゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤに関する。
建設車両用タイヤは、大規模土木工事現場や鉱石採掘場で供用される大型ダンプカーなどに装着され、荒れた地表上で重い負荷の下に過酷な稼動条件が課される。すなわち、荒れ地走行を使命とする建設車両用タイヤは、路面からの入力が大きい上、元来重荷重が負荷されるため、そのカーカスやベルトなどの各補強層に使用されるスチールコードには、高い引張り強さ(切断荷重)が要求される。そのため、これら補強層には、複数本の素線を撚り合わせた1本のコアストランドの周りに、複数本の素線を撚り合わせたシースストランド数本を撚り合わせてなる、例えば、7×(3+9)構造や7×(3+9+15)構造などの、いわゆる複撚り構造のスチールコードが広く用いられている。
また、建設車両用タイヤは、荒れた地表面に接地して重い負荷が課せられる結果として、外傷を受ける機会が多いため、補強材としてのコードには、太い径のものを用いる、単位面積当りのコード引張り破断強力を高くする、いわゆる高抗張力鋼を適用するなどにより、コード軸方向の引張り破断強度を高くする対応がなされている。
ところが、複数本のストランドを撚り合わせた複撚りコードでは、素線の強力の総和に比べて、撚り角に起因した減少では説明できないほどのコード強力の低下が生じ、このことが問題となっていた。この問題の対策として、例えば、特許文献1には、一部素線の先行破断を回避して、コード軸方向の強力の低下を抑制する手法が開示されている。また、特許文献2には、平行に引き揃えて配置したコアストランドの周りに複数本のシースストランドを撚り合わせた複撚り構造を有するゴム物品補強用スチールコードにおいて、コアストランドとシースストランドとが所定の関係を満足するものとすることで、重量および厚みを増加することなしに耐カット性能の向上を実現する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、複撚り構造のスチールコードにおいて、コードの最大径に対する最小径の比を所定の範囲内とし、かつ、シースストランドの最外層を構成する素線の径とシースストランドの径との比を所定の範囲内とすることで、コード軸方向の強力を低下させることなく耐カット性を向上させたゴム物品補強用スチールコードが開示されている。
WO2001/034900号公報 特開2002−339277号公報(特許請求の範囲等) 特開2006−22440号公報(特許請求の範囲等)
しかしながら、これまでの重荷重用タイヤの補強材としてのスチールコードは、次のような状況下において、必ずしも満足の得られるものではなかった。すなわち、荒地走行を強いられる重荷重用タイヤのベルト層、特にインナー側に最も近いベルト層は、タイヤが比較的鈍的な突起物を踏んだ場合には大きく曲げられるので、その補強用スチールコードは、コード軸方向引張り入力により先行的にコード破断を来すことが多く見られた。一方、タイヤが比較的鋭的な突起物を踏んだ場合には、上記ベルト層は局所的に曲げられるので、突起物からのせん断力により、特にトレッド側に最も近いベルト補強層より、やはりコード破断を来すことが多く見られた。
このようなことから、建設車両用タイヤに補強材として適用されるスチールコードには、コード軸方向の引張り強さと、せん断方向の強さとの双方が求められている。また、ベルト層が厚いと、突起物を踏んだ際にベルト層が曲げられるとき、インナー側のベルトコードは曲げの外側に位置することから、切断伸度に至る引張り入力が容易に入り易くなるため、かかる観点からは、ベルト層をできるだけ薄くすることも求められている。
そこで本発明の目的は、コード軸方向の強力を低下させることなく、かつ、コード径方向の厚みを増すことなく、すなわちタイヤ重量を増加させることなく、鈍的および鋭的な突起物を踏んだ場合にベルトに切れ目や穿孔などを生ずる、いわゆるカットに対する耐久性を向上させたゴム物品補強用スチールコード、および、このゴム物品補強用スチールコードを補強材として適用したタイヤ、特には建設車両用タイヤを提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、下記構成とすることにより、上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のゴム物品補強用スチールコードは、複数本の素線を撚り合わせた1本のコアストランドの周りに、複数本の素線を撚り合わせたシースストランドが配置されてなり、前記コアストランドおよびシースストランドがそれぞれ、1本または複数本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周りに配置された複数本のシースフィラメントからなる1層のシースと、からなる2層の層撚り構造を有する複撚り構造のゴム物品補強用スチールコードにおいて、
前記コアストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφcc、該最外層シースフィラメントの径をφcs、該最外層シースフィラメントの本数をncsとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xcs(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足し、
前記シースストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφsc、該最外層シースフィラメントの径をφss、該最外層シースフィラメントの本数をnssとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xss(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足し、かつ、
前記コアストランドの最外層シースフィラメント径φcsと、前記シースストランドの最外層シースフィラメントの径φssと、該コアストランドと該シースストランドとの中心間距離rと、該シースストランドの断面積Sと、下記式、
Figure 2011042910
(式中、cdはコード径(mm)、sdはシースストランド径(mm)、spはシースストランドピッチ(mm)を示す)で表されるシースストランドの撚り角αとが、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足することを特徴とするものである。この場合、コード径は、好適には4.0mm以上とする。
また、本発明の他のゴム物品補強用スチールコードは、複数本の素線を撚り合わせた1本のコアストランドの周りに、複数本の素線を撚り合わせたシースストランドが配置されてなり、前記コアストランドおよびシースストランドがそれぞれ、1本または複数本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周りに配置された複数本のシースフィラメントからなる2層のシースと、からなる3層の層撚り構造を有する複撚り構造のゴム物品補強用スチールコードにおいて、
前記コアストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφcc、該最外層シースフィラメントの径をφcs、該最外層シースフィラメントの本数をncsとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xcs(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足し、
前記シースストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφsc、該最外層シースフィラメントの径をφss、該最外層シースフィラメントの本数をnssとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xss(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足し、かつ、
前記コアストランドの最外層シースフィラメント径φcsと、前記シースストランドの最外層シースフィラメントの径φssと、該コアストランドと該シースストランドとの中心間距離rと、該シースストランドの断面積Sと、下記式、
Figure 2011042910
(式中、cdはコード径(mm)、sdはシースストランド径(mm)、spはシースストランドピッチ(mm)を示す)で表されるシースストランドの撚り角αとが、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足することを特徴とするものである。この場合、コード径は、好適には5.0mm以上とする。
本発明においては、前記コアストランドの周りに、前記シースストランドが6〜9本にて巻き付けられていることが好ましい。
また、本発明のタイヤは、ラジアル配列コードによるプライからなるカーカスと、該カーカスのクラウン部のタイヤ半径方向外側に配置され、並置配列された補強コードが積層間で交差されてなる少なくとも4層のベルトと、を備えるタイヤにおいて、
前記ベルトのうち少なくとも2層を構成する補強コードが、上記本発明のゴム物品補強用スチールコードであることを特徴とするものである。
本発明によれば、上記構成としたことにより、コード軸方向の強力を低下させることなく、かつ、コード径方向の厚みを増すことなく、すなわちタイヤ重量を増加させることなく、カット耐久性を向上させたゴム物品補強用スチールコードを実現することが可能となった。したがって、かかるゴム物品補強用スチールコードを用いた本発明のタイヤは、カット耐久性に優れ、建設車両用等として好適である。
本発明のゴム物品補強用スチールコードの一例を示す断面図である。 図1に示すコードを構成するストランドを示す断面図である。 本発明のゴム物品補強用スチールコードの他の例を示す断面図である。 図3に示すコードを構成するストランドを示す断面図である。 シースストランドの波形型付け形状を示す説明図である。 本発明のタイヤの一例を示す片側断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に、本発明のゴム物品補強用スチールコードの一例の断面図を示す。図示するゴム物品補強用スチールコードは、1本のコアストランド1の周りに6本のシースストランド2が撚り合わせられてなり、これらコアストランド1およびシースストランド2がそれぞれ、コアフィラメント21からなるコア11と、その周りに配置されたシースフィラメント22からなる1層のシース12と、からなる2層の層撚り構造を有する複撚り構造のコードである。また、このコードには、ラッピング素線3がコード外周に沿って螺旋状に巻回されている。
図2に、図1に示すコードを構成するストランドを取り出して示す。本発明においては、コアストランド1のフィラメント21,22のうち、最外層シースフィラメント22の内側までの径をφcc、最外層シースフィラメント22の径をφcs、最外層シースフィラメント22の本数をncsとしたとき、最外層シースフィラメント22間の隙間率Xcs(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足する点が重要である。ここで、最外層シースフィラメント22間の隙間率Xcs(%)とは、図示する最外層シースフィラメント22間の隙間xの、最外層シースフィラメント22の径φcsに対する比率を意味する(xは、x=(φcc+φcs)sin(π/ncs)・sinα−φcs√{1−sin(π/ncs)・cosα}で表される)。以下において同様である。また、図示するような2層の層撚りストランドの場合、最外層シースフィラメント22の内側までの径φccとはコア11の径を意味し、最外層シースフィラメントとは実質的にシースフィラメントを意味している。
コアストランド1の最外層シースフィラメント22間の隙間率Xcs(%)を上記式の範囲内に抑えることで、先行破断の原因となる最外層シースフィラメントへの接触荷重を隣接する最外層シースフィラメントに負担させて、応力が1本のフィラメントに集中することを防止することができ、これによりフィラメントの先行破断を抑制して、結果として、これらフィラメントの抗張力の上昇をそのままコード強力の向上に反映させることができる。これにより、コード軸方向の強力の低下やコード径方向の厚みの増加なしで、タイヤ重量を増加させずにカット耐久性を向上させることが可能となる。但し、隙間がまったくないと、コアストランド1を構成する内層のコアフィラメントとの拘束力が小さくなって、タイヤ走行中の入力によりコアフィラメントが飛び出し、タイヤ故障に繋がることになる。
本発明においては、コアストランド1だけでなくシースストランド2についても、最外層シースフィラメント22の内側までの径をφsc、最外層シースフィラメント22の径をφss、最外層シースフィラメント22の本数をnssとしたとき、最外層シースフィラメント22間の隙間率Xss(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足することが必要である。
これにより、上記と同様に、シースストランド2においても、先行破断の原因となる最外層シースフィラメントへの接触荷重を隣接する最外層シースフィラメントに負担させて、フィラメントの先行破断を抑制することができ、結果として、コード軸方向の強力の低下やコード径方向の厚みの増加なしで、タイヤ重量を増加させずにカット耐久性を向上させることが可能となる。但し、隙間がまったくないと、シースストランド2を構成する内層のコアフィラメントとの拘束力が小さくなって、タイヤ走行中の入力によりコアフィラメントが飛び出し、タイヤ故障に繋がることになる。
なお、図1,2に示すように各ストランドが2層の層撚り構造を有する場合には、本発明のコードの径は、好適には4.0mm以上、特には4.2〜6.0mmとする。これは、コード径が細いと強力の絶対値が小さくなり、本発明の意義が小さくなるためである。
図3に、本発明のゴム物品補強用スチールコードの他の例の断面図を示す。図示するゴム物品補強用スチールコードは、1本のコアストランド31の周りに6本のシースストランド32が撚り合わせられてなり、これらコアストランド31およびシースストランド32がそれぞれ、コアフィラメント51からなるコア41と、その周りに配置されたシースフィラメント52からなる2層のシース42と、からなる3層の層撚り構造を有する複撚り構造のコードである。また、このコードには、ラッピング素線3がコード外周に沿って螺旋状に巻回されている。
図4に、図3に示すコードを構成するストランドを取り出して示す。本発明においては、図示するように各ストランドが3層の層撚り構造を有する場合には、コアストランド31のフィラメント51,52のうち、最外層シースフィラメント52Aの内側までの径をφcc、最外層シースフィラメント52Aの径をφcs、最外層シースフィラメント52Aの本数をncsとしたとき、最外層シースフィラメント52A間の隙間率Xcs(%)が、下記式
Figure 2011042910
で表される条件を満足することが必要である。ここで、図示するような3層の層撚りストランドの場合、最外層シースフィラメント22の内側までの径φccとは、コア41と内側の第一シース42とを含む部分までの径を意味し、最外層シースフィラメントとは実質的に外側の第2シース42を構成するシースフィラメントを意味している。
図3,4に示す3層の層撚りストランドの場合には、コアストランド31の最外層シースフィラメント52A間の隙間率Xcs(%)を上記式の範囲内に抑えることで、より効果的にフィラメントの先行破断を抑制して、タイヤ重量を増加させずにカット耐久性を向上させることが可能となる。
この場合、コアストランド31だけでなくシースストランド32についても、最外層シースフィラメント52Aの内側までの径をφsc、最外層シースフィラメント52Aの径をφss、最外層シースフィラメント52Aの本数をnssとしたとき、最外層シースフィラメント52A間の隙間率Xss(%)が、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足するものとする。これにより、前述と同様に、シースストランド32においても、より効果的にフィラメントの先行破断を抑制して、カット耐久性を向上させることが可能となる。
なお、図3,4に示すように各ストランドが3層の層撚り構造を有する場合には、本発明のコードの径は、好適には5.0mm以上、特には5.2〜6.5mmとする。これは、コード径が細いと強力の絶対値が小さくなり、本発明の意義が小さくなるためである。
図5は、1本のシースストランド2がコアストランド1に対して締め付ける力Fと、コアストランド1とシースストランド2との中心間距離rと、シースストランドの断面積Sとの関係とともに、シースストランド2の撚りピッチspを示している。このシースストランド2の締め付ける力Fは、シースストランドの断面積Sと、撚り角αに関するcosαに比例し、その一方で、中心間距離rと、コアストランド1とシースストランド2との接触面積に反比例する関係にある。ここで、上記接触面積は、コアストランド1の最外層シースフィラメント径φcsと、シースストランド2の最外層シースフィラメント径φssとの和(φcs+φss)として近似することができる。すなわち、F=[S・Cosα/{r・(φcs+φss)}]×100である。かかる観点から、本発明においては、コアストランドの最外層シースフィラメントの径φcsと、シースストランドの最外層シースフィラメントの径φssと、コアストランドとシースストランドとの中心間距離rと、シースストランドの断面積Sと、下記式、
Figure 2011042910
(式中、cdはコード径(mm)、sdはシースストランド径(mm)、spはシースストランドピッチ(mm)を示す)で表されるシースストランドの撚り角αとが、下記式、
Figure 2011042910
で表される条件を満足することも必要である。
[S・Cosα/{r・(φcs+φss)}]×100>4.8であると、スチールコードがせん断入力を受けた際に、スチールコードが破断する前に各シースストランドがコアストランドに向かって締めつけることに起因する応力が大きくなり、コード破断に至る前に一部のフィラメントが先行破断してしまい、結果として、必要な耐せん断力が得られなくなる。一方、[S・Cosα/{r・(φcs+φss)}]×100<1.8であると、シースストランドが極端にロングピッチとなるため製造上の問題をまねき易く、また、シースストランドを構成するフィラメントがコアストランドを構成するフィラメントより極端に細くなり、コード破断に至る前にシースストランドのフィラメントが先行破断してしまい、必要な耐せん断性が得られなくなる。
なお、コアストランドおよびシースストランドにおける最外層フィラメントの隙間率が本発明に係る範囲よりも大きい場合(すなわち、Xcs≧7.8かつXss≧7.8、または、Xcs≧7.1かつXss≧7.1)、スチールコードがせん断入力を受けた際にフィラメントの先行破壊が起こりやすくなるため、必要な耐せん断性を満たすスチールコードは、下記式、
Figure 2011042910
で示される範囲を満足するものに限定されてしまう。また、上記最外層フィラメントの隙間率が本発明に係る範囲よりも小さい場合(すなわち、Xcs<0かつXss<0)、シースフィラメント間に隙間がないため、原理的に製造が不可能である。
本発明のコードにおいては、コアストランドの周りに、シースストランドが6〜9本にて巻き付けられていることが好ましい。シースストランドの巻き付け本数が6本未満であると、コード断面積に対して十分な引張り強力が得難くなる。一方、シースストランドの巻き付け本数が10本以上であると、コアストランドを構成するフィラメント径が極端に太くなるため、スチールコードの曲げ剛性が高くなり、タイヤ等のゴム物品に適用した場合に、フィラメントの表面歪みが増加して、十分な耐疲労性を得難くなる。
また、本発明のコードにおいて、コアストランドおよびシースストランドを構成するシースは、1層以上、特には1〜2層とすることができる。さらに、各ストランドにおけるコアを構成するコアフィラメントは、図示する例では3本であるが、これには限られず、1本または複数本、例えば、1〜3本とすることができる。
本発明のコードにおいて、コアストランドとシースストランドは、それぞれストランド内を線接触として応力集中による破断を避けるため、同方向撚り構造とすることが好ましい。また、補強するゴム物品の強度を確保するために、使用するフィラメントとしては、炭素含有量0.8〜1.00質量%のいわゆる高抗張力鋼を用いることが好適である。
図6に、本発明のタイヤの一例の片側断面図を示す。図示するタイヤは、左右一対のビード部61と、そのタイヤ半径方向外側に延在するサイドウォール部62と、両サイドウォール部62間に跨って接地部を形成するトレッド部63とからなり、各ビード部61にそれぞれ埋設されたビードコア64間にトロイド状に延在するラジアル配列コードによるプライからなるカーカス65と、そのクラウン部のタイヤ半径方向外側に配置され、並置配列された補強コードが積層間で交差されてなる、少なくとも4層、図示する例では6層のベルト66とを備えている。
本発明のタイヤにおいては、ベルト66のうち少なくとも2層を構成する補強コードが、上記本発明のゴム物品補強用スチールコードであることが重要である。上記本発明のゴム物品補強用スチールコードを用いた本発明のタイヤは、カット耐久性に優れ、建設車両用等として好適となる。本発明において、ベルト66におけるコードの打込み数は、例えば、4〜7本/50mm程度とすることができる。本発明のタイヤにおいては、上記本発明のスチールコードをベルトの補強材として用いるものであればよく、それ以外のタイヤ構造の詳細および各部材の材質等については慣用されているものを適宜採用することができ、特に制限されるべきものではない。
以下、本発明を、実施例に基づき具体的に説明する。
下記の表中に示す2層の層撚り構造を有するスチールコードを作製した。図1は、従来例1、実施例1および比較例1の断面図に対応する。なお、各スチールコードに使用したフィラメントには、炭素含有量0.82質量%の高抗張力鋼を用いた。得られた各スチールコードについて、以下に従い評価を行った結果を、下記表中に併せて示す。
<耐せん断破壊性>
シャルピー衝撃試験機を用いて、各供試コードの耐せん断破壊性を評価した。結果は、従来例を100とする指数にて示した。数値が大なるほど、耐せん断破壊性は良好である。
<タイヤ重量>
各供試スチールコードを、同じサイズ条件下でタイヤサイズ53R63の建設車両用タイヤのベルトに補強材として適用し、重量測定を行った。結果は、従来例のタイヤを100として指数教示した。数値が小なる程、結果が良好である。
<カット受傷数>
各供試スチールコードをタイヤサイズ53R63の建設車両用タイヤの6層のベルトのうちの3,4層に、補強材として適用した。なお、各タイヤは、各供試スチールコードの重量が同等となるように設計した。各タイヤをJATMA規格の標準リムに組み、建設車両に装着して、平均車両速度40km/hで1000時間走行後に、各タイヤの周方向の1/5相当の部分において、各供試スチールコードを適用した各ベルトに達したカット個数を数えた。得られた結果を下記の表1に併記する。
Figure 2011042910
上記表中の結果から、本発明の条件を満足する各実施例においては、タイヤ重量の増加なしで、耐せん断破壊性が向上するとともに、カット箇所数が減少していることがわかる。
下記の表中に示す3層の層撚り構造を有するスチールコードを作製した。図3は、従来例2の断面図に対応する。なお、各スチールコードに使用したフィラメントには、炭素含有量0.82質量%の高抗張力鋼を用いた。得られた各スチールコードについて、上記と同様に評価を行った結果を、下記表中に併せて示す。
Figure 2011042910
上記表中の結果から、本発明の条件を満足する各実施例においては、タイヤ重量の増加なしで、耐せん断破壊性が向上するとともに、カット箇所数が減少していることがわかる。
1,31 コアストランド
2,32 シースストランド
3 ラッピング素線
11,41 コア
12,42 シース
21,51 コアフィラメント
22,52 シースフィラメント
52A 最外層シースフィラメント
61 ビード部
62 サイドウォール部
63 トレッド部
64 ビードコア
65 カーカス
66 ベルト

Claims (6)

  1. 複数本の素線を撚り合わせた1本のコアストランドの周りに、複数本の素線を撚り合わせたシースストランドが配置されてなり、前記コアストランドおよびシースストランドがそれぞれ、1本または複数本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周りに配置された複数本のシースフィラメントからなる1層のシースと、からなる2層の層撚り構造を有する複撚り構造のゴム物品補強用スチールコードにおいて、
    前記コアストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφcc、該最外層シースフィラメントの径をφcs、該最外層シースフィラメントの本数をncsとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xcs(%)が、下記式、
    Figure 2011042910
    で表される条件を満足し、
    前記シースストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφsc、該最外層シースフィラメントの径をφss、該最外層シースフィラメントの本数をnssとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xss(%)が、下記式、
    Figure 2011042910
    で表される条件を満足し、かつ、
    前記コアストランドの最外層シースフィラメント径φcsと、前記シースストランドの最外層シースフィラメントの径φssと、該コアストランドと該シースストランドとの中心間距離rと、該シースストランドの断面積Sと、下記式、
    Figure 2011042910
    (式中、cdはコード径(mm)、sdはシースストランド径(mm)、spはシースストランドピッチ(mm)を示す)で表されるシースストランドの撚り角αとが、下記式、
    Figure 2011042910
    で表される条件を満足することを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
  2. 複数本の素線を撚り合わせた1本のコアストランドの周りに、複数本の素線を撚り合わせたシースストランドが配置されてなり、前記コアストランドおよびシースストランドがそれぞれ、1本または複数本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周りに配置された複数本のシースフィラメントからなる2層のシースと、からなる3層の層撚り構造を有する複撚り構造のゴム物品補強用スチールコードにおいて、
    前記コアストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφcc、該最外層シースフィラメントの径をφcs、該最外層シースフィラメントの本数をncsとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xcs(%)が、下記式、
    Figure 2011042910
    で表される条件を満足し、
    前記シースストランドの、最外層シースフィラメントの内側までの径をφsc、該最外層シースフィラメントの径をφss、該最外層シースフィラメントの本数をnssとしたとき、該最外層シースフィラメント間の隙間率Xss(%)が、下記式、
    Figure 2011042910
    で表される条件を満足し、かつ、
    前記コアストランドの最外層シースフィラメント径φcsと、前記シースストランドの最外層シースフィラメントの径φssと、該コアストランドと該シースストランドとの中心間距離rと、該シースストランドの断面積Sと、下記式、
    Figure 2011042910
    (式中、cdはコード径(mm)、sdはシースストランド径(mm)、spはシースストランドピッチ(mm)を示す)で表されるシースストランドの撚り角αとが、下記式、
    Figure 2011042910
    で表される条件を満足することを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
  3. コード径が4.0mm以上である請求項1記載のゴム物品補強用スチールコード。
  4. コード径が5.0mm以上である請求項2記載のゴム物品補強用スチールコード。
  5. 前記コアストランドの周りに、前記シースストランドが6〜9本にて巻き付けられている請求項1〜4のうちいずれか一項記載のゴム物品補強用スチールコード。
  6. ラジアル配列コードによるプライからなるカーカスと、該カーカスのクラウン部のタイヤ半径方向外側に配置され、並置配列された補強コードが積層間で交差されてなる少なくとも4層のベルトと、を備えるタイヤにおいて、
    前記ベルトのうち少なくとも2層を構成する補強コードが、請求項1〜5のうちいずれか一項記載のゴム物品補強用スチールコードであることを特徴とするタイヤ。
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