JP4643070B2 - キャビンの構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタのキャビンの構成に関し、特に、キャビンに配置するエアコンや換気扇等の空気調和機から吐出する空気を導くダクト、及び、空気調和機に空気を導入するダクトの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクタの運転部をキャビンで覆い、該キャビンにエアコンや換気扇等の空気調和機を設ける技術は公知となっている。この技術は、キャビンの天井を覆うルーフを室内側に配置されるインナールーフと、このインナールーフの上方に位置されるアウタールーフとから構成し、インナールーフとアウタールーフとの間に空気調和機とダクト部品とを配置するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなキャビンにおいて、インナールーフとアウタールーフとの間には断熱材等を介装し、空気調和機の吐出側にはダクトを連通して、キャビン内の所定位置に送風できるようにしていたが、ダクトを配置するために構造が複雑となっコストアップとなっていた。そこで本発明は、インナールーフとアウタールーフとの間にウレタン等のスペーサを介装し、該スペーサにダクトを形成することによって、ダクト専用部品をなくして、部品点数を減少させ、組立性を改善するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、走行機体の運転部を覆うキャビン(12)において、該キャビン(12)の天井はインナールーフ(32)とアウタールーフ(30)とにより構成し、該インナールーフ(32)とアウタールーフ(30)の間の前後一側に空気調和機(31)を配置し、前後他側に空気導入口を配置し、該空気導入口と空気調和機(31)の間におけるインナールーフ(32)とアウタールーフ(30)との間に帯状のスペーサ(28・28)を介装して空気導入用ダクト(36)を形成し、前記空気調和機(31)の上面に、ダクトの一部を形成するリブ(37)を一体的に成形し、該リブ(37)上にスペーサ(28)を配置することにより、空気導入用ダクト(36)のシール性を高めたものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載のキャビンの構造において、前記インナールーフ(32)における空気調和機(31)の収納部に、該空気調和機(31)を配置するための収納凹部(32a)を形成し、前記収納凹部(32a)内に配置した空気調和機(31)の上面と、該収納凹部(32a)に至る前の高い位置の、該インナールーフ(32)の前後側部の上面(32b)との間を、支持プレート(41)にて連設したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1記載のキャビンの構造において、前記スペーサ(28・28)を配置する位置の、該アウタールーフ(30)に正面断面視凹状の溝(40a・40a)を、機体の前後方向に形成し、該溝(40a・40a)が空気導入用ダクト(36)の一部を形成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のキャビンを装備したトラクタの側面図、図2はキャビンの上部の平面断面図、図3はキャビンの上部の側面断面図である。
【0009】
図4はキャビンの上後部の側面断面図、図5はキャビン上部の正面断面図、図6は別実施例のキャビン上部の正面断面図、図7は別実施例のキャビン上前部の側面断面図、図8は別実施例のキャビン上部の正面断面図である。
【0010】
図9は内外気切換手段の側面断面図、図10は内外気切換手段の正面図、図11は別実施例の空気調和機の平面断面図、図12は後面ガラス取付部の側面図、図13はキャビン下部の側面断面図である。
【0011】
まず、図1を用いて本発明のキャビン12を装備したトラクタの全体構成について説明する。エンジンフレーム1にフロントアクスルケースを介して前輪2・2が支承され、該エンジンフレーム1の後部にクラッチハウジングを介してミッションケース6が配置され、該ミッションケース6の両側にリアアクスルケースを介して後輪3・3が支承されている。該ミッションケース6の後部にトップリンク、ロワーリンク等からなる作業機装着装置を介して作業機を装着できるようにしている。また、該ミッションケース6の前下部に前輪駆動出力軸が前方に突出されて、ユニバーサルジョイント、伝動軸等を介して前輪2・2を駆動できるようにしている。
【0012】
また、前記エンジンフレーム1にはエンジン5が載置され、該エンジン5はボンネット4によって覆われている。該ボンネット4の後部にはダッシュボード11が配置され、該ダッシュボード11上に操作パネル18や操向ハンドル19が配置され、その後方に座席15が配置され、これらダッシュボード11や座席15等の運転部はキャビン12によって覆われる構成としている。該キャビン12はキャビンフレームとして前支柱13をエンジンフレーム1より、後支柱14をミッションケース6よりそれぞれ立設して、上部には梁を横設して、天井はルーフ16により覆い、前面はフロントガラス、側面はドア17・17、後面は後面ガラス21よって覆っている。また、後支柱14の下部には方向指示器9が設けられている。
【0013】
次に、キャビン12の天井部に空気調和機31を配設する構成を図2乃至図11より説明する。キャビン12の天井部おいて、前後一側(本実施例では前部)に空気調和機31が配置され、前後他側(後部)に空気の導入部が配置されている。該キャビン12の天井はインナールーフ32とアウタールーフ30とにより構成されており、該インナールーフ32とアウタールーフ30の間に空気調和機31が配置され、該インナールーフ32の前部には空気調和機31を収納するための凹部32aが形成されている。なお、インナールーフ32とアウタールーフ30は合成樹脂により構成することができるが、アウタールーフ30をブロー成形又は回転成形等の樹脂ではなく、板金で構成することによって、ルーフ16全体を薄く形成することができる。
【0014】
次に、本発明の空気導入用ダクトの構造を図2及び図5より説明する。天井部の左右中央後部には外気導入口61と内気導入口62が設けられ、ダクトを介して空気調和機31の吸入側と連通されている。空気調和機31はファン45と熱交換器46からなり、コンプレッサーが図示しないエンジン5近傍に配置されている。そして、空気導入ダクトが左右中央に前後方向に配置され、その両側に吹き出しダクトが形成されている。そして、空気導入ダクトを形成するために、空気調和機31の両側から内気導入口62へ向けてウレタンや発泡材等よりなる帯状のスペーサ26・26が機体の前後方向に略平行に配置され、該スペーサ26・26をインナールーフ32とアウタールーフ30との間に取り付けて、空気調和機31の空気導入用ダクト27を形成している。これによって、インナールーフ32とアウタールーフ30との間の狭い空間でも、空気導入用ダクト27を形成することができる。また、空気導入用の専用のダクト部品が不要となるとともに、スペーサ26・26の面積を大きくすることにより、アウタールーフ30の断熱材として利用することができるため、部品点数を減少させ、組立性の改善することができる。
【0015】
また、空気調和機31上面とアウタールーフ40との間においてはスペーサ28・28を取り付けて空気導入用ダクト36を形成することもできる。図6に示す如く、アウタールーフ40の剛性を高めるために、アウタールーフ40には凹状の溝部40a・40aが機体の前後方向に設けられている。そして、該溝部40aと空気調和機31上面との間にスペーサ28・28を取り付けることにより、スペーサ28・28の圧縮性を高めて漏れを防止し、空気導入用ダクト36を形成している。
【0016】
上記の構成において、図2に示す如く、前記空気調和機31上面にリブ37を一体的に成形し、該リブ37上にスペーサ28・28を配置することによって、空気導入用ダクト36のシール性を高めることができる。
【0017】
そして、前記収納凹部32aにおいて空気が漏れないように支持用プレート41が空気調和機31上面と収納凹部32aの後部上面32bに貼設している。図7及び図8に示す如く、前記前支柱13・13と後支柱14・14の上部間に梁43・43が架設され、該梁43・43の左右中途部上で支持プレート41が該梁43・43間に横設され、該支持プレート41前部に空気調和機31の後部が固定され、該支持プレート41後部がインナールーフ32の後部上面32bを固定している。そして、該支持プレート41上面とアウタールーフ30との間に正面視L字状に形成したプレートからなるダクト形成部材44・44を取り付けることにより空気導入用ダクト42を形成している。このように構成することによって、空気調和機31を固定するために必要な支持プレート41を利用して空気導入用ダクト42を形成できるとともに、インナールーフ32を固定できるため、部品点数を減少させることができる。
【0018】
また、図2乃至図4に示す如く、前記キャビン12の天井を構成するアウタールーフ30の左右中央後部は後支柱14よりも後方へ延出しており、該アウタールーフ30の突出部30aの下方を外気導入口61としている。該突出部30aの下面が下部プレート34によって覆われている。なお、アウタールーフ30の後端は後輪3・3の後端よりも前方に位置させて、全長が長くならないようにしている。前記下部プレート34はアウタールーフ30の突出部30aに溶接、又は組み付けられており、該下部プレート34の中央部には外気を導入するための開口35が設けられている。該開口35には外気導入フィルター33が取り付けられている。
【0019】
そして、図9及び図10に示すように、アウタールーフ30後部には内外気切換手段が設けられており、該切換手段により内気循環と外気導入を切換可能としている。該切換手段は、固定プレート50と、レバー51と、回動プレート52と、内外気切換板53とから構成され、座席15上方に配置されて、操作し易い位置に配置されている。該固定プレート50が前記下部プレート34の下面に固設されて、前下方へ延出されて、該固定プレート50の下部側面より支点軸54が突設されおり、該支点軸54にレバー51の中途部が回転自在に支持されている。また、固定プレート50の中央部には前記支点軸54を中心とした円弧状の長孔50aが開口され、前記レバー51の先端に固着されて側方へ突出されたピン55が該長孔50aに沿って摺動可能に挿通されている。
【0020】
さらに、固定プレート50の上部には回転軸56が貫通挿入され、図示しない他側の固定プレートとの間に横架され、該固定プレート50左側面で回動プレート52が回動軸56に回動自在に軸支されている。該回動プレート52下部には、前記ピン55が挿入係合されており、レバー51の回動によりピン55が長孔50aを摺動して、回動プレート52が回転軸56を支点に回動するようにしている。また、該回動プレート52には取付穴が設けられており、該取付穴にバネ57の一端が係止されている。また、前記固定プレート50にも取付穴が設けられ、該取付穴にバネ57の他端が係止されている。こうして、レバー51を回動したときにバネ57のバネ力が死点を超えることにより、固定プレート50に対して回動プレート52を上方または下方へ回動するように付勢するようになり、回動位置で保持できるようにしている。
【0021】
前記内外気切換板53は、外気遮断板58と内気遮断板59とから構成され、該外気遮断板58と内気遮断板59がヒンジ60により接続されている。該外気遮断板58の一側が正面視L字上に形成された回動プレート52後面に固設され、内気遮断板59の一側が回動プレート52に戴置されている。こうして、図10に示す如く、レバー51を下方に回動させた状態では、外気導入口61は外気遮断板58が上方へ回動して閉ざし、空気導入用ダクト34にインナールーフ32に設けられた内気導入口62より、内気導入フィルター63を介して内気のみを導入できるようにしている。
【0022】
また、レバー51を上方に回動させると、レバー51に挿入固着されたピン55が長孔50aに沿って下方へ摺動するとともに、回転プレート52が回転軸56を支点として下方へ回動する。従って、回転プレート52に固設された外気遮断板58が下方へ回動し、該外気遮断板58に固定されたヒンジ60が開いて内気遮断板59が最下位置に回動することにより、内気導入口62を閉ざし、空気導入用ダクト34に外気のみを導入することが可能となり、アウタールーフ30とインナールーフ32との間の狭い空間でも内外気の切換を行うことができるようにしている。
【0023】
さらに、図2及び図3に示す如く、キャビン天井の前後中央部両側には吹出し口65が設けられている。該吹出し口65は座席15の斜め前上方に配置され、ファンからの風によって、オペレーターに向かって風を前方斜め方向から吹出させるようにしている。これによって、空気調和機31と吹出し口65の間の距離を短くして吹出しダクトの全長を短くすることができるとともに、オペレーターが座席15に着座した状態では頭部側方にスペースを確保することができるため、キャビン12内の圧迫感を改善することができる。吹き出しダクトは前記スペーサ26とアウタールーフ30とインナールーフ32の間に構成することができる。
【0024】
また、空気調和機71の吐き出し口71aは、図11に示す如く、ダクト72を一体的に成形することもでき、風を吹出すためのダクト部品が不必要となり、部品点数を減少できるとともに、空気調和機71とダクトのシール性を改善することができる。
【0025】
次に、キャビン12後面を覆っている後面ガラス21について説明する。図12に示す如く、前記後支柱14の上部間には梁22が架設されており、該梁22の後部に第一ヒンジ23が配設されている。該第一ヒンジ23に第二ヒンジ24の基部側プレート24aが回動軸23aによって回動可能に支持され、先端側プレート24bが後面ガラス21上端に固定されている。該第二ヒンジ24はそれぞれL字状に構成した基部側プレート24aと先端側プレート24bが回動軸25によって枢支され、後面ガラス21を閉じた状態で該回動軸25側が後方に突出するように構成している。該回動軸25と前記回動軸23aを回動支点として後面ガラス21が回動するようにしている。29はワイパーである。
【0026】
こうして、後面ガラス21を後上方へ回動させると、図12の如くに後面ガラス21´は、支持部材24がヒンジ23の回動軸23aを回動支点として上方へ回動するとともに、該支持部材24の後面ガラス21に固定された他端部24bが回動軸25を回動支点として上方へ回動する。このとき、回動軸25が回動軸23aよりも下方に位置するために、回動軸25を中心とした回動によって後面ガラス21は上方へ持ち上げられることがなく、前記アウタールーフ30の後方への突出部に、外気導入フィルター33等が設けられていても、後面ガラス21を水平の角度まで回動することができる。このように、後面ガラス21が水平の状態となれば高い位置とすることができて、トラクタ後部に装着したロータリー等の作業機を上昇させた際に、後面ガラス21と作業機の干渉を防止することができ、又作業機の深さ調節等の操作を容易に行うことができる。
【0027】
また、図13に示す如く、キャビン12は、防振ゴム74等の弾性部材を介して機体に固定されており、機体の振動が該キャビン12に伝達されにくく、また、キャビン12内の騒音を低減するように構成されている。該防振ゴム74が取り付けられたキャビンフロア75には、該防振ゴム74側方にスペース76が形成されている。そして、前記後支柱14及び柱79の内部とインナパネルとの間には空気調和機の冷媒を送るためのホース77・78が挿通されており、さらに該ホース77・78が前記スペース76にまで挿通されている。このように構成することによって、ホース77・78を保護しながら、キャビン12の前方までホース77・78を配置することができるとともに、機体の組立性を改善することができる。なお、前記スペース76に配置するものは空気調和機31のホース77・78に限られるものではなく、ワイヤーハーネス等を配置することもできる。
【0028】
なお、前記吸入口と外気導入口の間に内外気切換手段を設け、該切換手段を外気導入口を閉ざす外気遮断板と内気導入口を閉ざす内気遮断板と、両遮断板を連結するヒンジから構成したので、簡単な構成で、アウタールーフとインナールーフとの間の狭い空間でも内外気の切換を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0030】
請求項1に示す如く、走行機体の運転部を覆うキャビン(12)において、該キャビン(12)の天井はインナールーフ(32)とアウタールーフ(30)とにより構成し、該インナールーフ(32)とアウタールーフ(30)の間の前後一側に空気調和機(31)を配置し、前後他側に空気導入口を配置し、該空気導入口と空気調和機(31)の間におけるインナールーフ(32)とアウタールーフ(30)との間に帯状のスペーサ(28・28)を介装して空気導入用ダクト(36)を形成し、前記空気調和機(31)の上面に、ダクトの一部を形成するリブ(37)を一体的に成形し、該リブ(37)上にスペーサ(28)を配置することにより、空気導入用ダクト(36)のシール性を高めたので、インナールーフとアウタールーフとの間の狭い空間でも、吹込みダクトを形成することができる。また、吹込み用のダクト部品が不要となるとともに、スペーサの面積を大きくすることにより、アウタールーフの断熱材として利用することができるため、部品点数を減少させ、組立性の改善することができる。
【0031】
また、前記空気調和機の上面に、ダクトの一部を形成するリブを一体的に成形したので、空気導入用ダクトのシール性を高めることができ、空気調和機の上ケースの剛性を高めることもできる。
【0032】
請求項2に示す如く、請求項1記載のキャビンの構造において、前記インナールーフ(32)における空気調和機(31)の収納部に、該空気調和機(31)を配置するための収納凹部(32a)を形成し、前記収納凹部(32a)内に配置した空気調和機(31)の上面と、該収納凹部(32a)に至る前の高い位置の、該インナールーフ(32)の前後側部の上面(32b)との間を、支持プレート(41)にて連設したので、空気調和機を固定するために必要な支持プレートを利用して空気導入用ダクトを形成できるとともに、インナールーフを固定できるため、部品点数を減少させることができる。
【0030】
請求項3に示す如く、請求項1記載のキャビンの構造において、前記スペーサ(28・28)を配置する位置の、該アウタールーフ(30)に正面断面視凹状の溝(40a・40a)を、機体の前後方向に形成し、該溝(40a・40a)が空気導入用ダクト(36)の一部を形成するので、アウタールーフの剛性を高めることができ、スペーサの圧縮性を高めて、空気導入用ダクトを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキャビンを装備したトラクタの側面図。
【図2】 キャビンの上部の平面断面図。
【図3】 キャビンの上部の側面断面図。
【図4】 キャビンの上後部の側面断面図。
【図5】 キャビン上部の正面断面図。
【図6】 別実施例のキャビン上部の正面断面図。
【図7】 別実施例のキャビン上前部の側面断面図。
【図8】 別実施例のキャビン上部の正面断面図。
【図9】 内外気切換手段の側面断面図。
【図10】 内外気切換手段の正面図。
【図11】 別実施例の空気調和機の平面断面図。
【図12】 後面ガラス取付部の側面図。
【図13】 キャビン下部の側面断面図。
【符号の説明】
12 キャビン
26 スペーサ
30 アウタールーフ
31 空気調和機
32 インナールーフ
Claims (3)
- 走行機体の運転部を覆うキャビン(12)において、該キャビン(12)の天井はインナールーフ(32)とアウタールーフ(30)とにより構成し、該インナールーフ(32)とアウタールーフ(30)の間の前後一側に空気調和機(31)を配置し、前後他側に空気導入口を配置し、該空気導入口と空気調和機(31)の間におけるインナールーフ(32)とアウタールーフ(30)との間に帯状のスペーサ(28・28)を介装して空気導入用ダクト(36)を形成し、前記空気調和機(31)の上面に、ダクトの一部を形成するリブ(37)を一体的に成形し、該リブ(37)上にスペーサ(28)を配置することにより、空気導入用ダクト(36)のシール性を高めたことを特徴とするキャビンの構造。
- 請求項1記載のキャビンの構造において、前記インナールーフ(32)における空気調和機(31)の収納部に、該空気調和機(31)を配置するための収納凹部(32a)を形成し、前記収納凹部(32a)内に配置した空気調和機(31)の上面と、該収納凹部(32a)に至る前の高い位置の、該インナールーフ(32)の前後側部の上面(32b)との間を、支持プレート(41)にて連設したことを特徴とするキャビンの構造。
- 請求項1記載のキャビンの構造において、前記スペーサ(28・28)を配置する位置の、該アウタールーフ(30)に正面断面視凹状の溝(40a・40a)を、機体の前後方向に形成し、該溝(40a・40a)が空気導入用ダクト(36)の一部を形成することを特徴とするキャビンの構造。
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