JP4629076B2 - スロットルボデー - Google Patents

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Description

本発明は、2つの絞り弁を備えるスロットルボデーに関する。
従来、第1の絞り弁と第2の絞り弁との2つの絞り弁を備えるスロットルボデーにおいて、第1の絞り弁に第2の絞り弁を連動させようとする場合、アクセル操作に連動する第1の絞り弁の弁軸に一体的に設けられた第1の作動レバーと第2の絞り弁の弁軸に一体的に設けられた第2の作動レバーとを連結リンクで連結することにより、リンク機構を構成することが考えられる。なお、特許文献1には、アクセル操作に連動する操作軸に一体的に設けられた第1の作動レバーと、絞り弁の弁軸に一体的に設けられた第2の作動レバーとを連結リンクで連結することにより、操作軸に絞り弁を連動させる構成が記載されている。
特開2006−257981号公報
前記リンク機構を構成することにより、アクセル操作に連動する第1の絞り弁に第2の絞り弁を同期的に連動させることができるが、第1の絞り弁と第2の絞り弁とを位相差をもって作動させることができないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、アクセル操作に連動する第1の絞り弁とその第1の絞り弁に連動される第2の絞り弁とを位相差をもって作動させることのできるスロットルボデーを提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするスロットルボデーにより解決することができる。
すなわち、請求項1に記載されたスロットルボデーによると、第1の絞り弁が全閉位置から所定開度まで開かれるときは、連動機構が第1の弁軸に第2の弁軸を連動させないため、第2の絞り弁が開かれない。また、第1の絞り弁が所定開度を超えて開かれるときは、連動機構が第1の弁軸に第2の弁軸を連動させるため、第2の絞り弁が開かれる。したがって、第1の絞り弁が全閉位置から所定開度まで開かれるまでは第2の絞り弁が開かれず、第1の絞り弁が所定開度を超えて開かれる際に該第1の絞り弁に連動して第2の絞り弁が開かれる。このため、アクセル操作に連動する第1の絞り弁とその第1の絞り弁に連動される第2の絞り弁とを位相差をもって作動させることができる。
また、第1の絞り弁が全閉位置から所定開度まで開かれるときは、作動レバー係合用弾性部材の付勢力により付勢される第2の作動レバーの閉方向の回動が第2の作動レバー用ストッパにより停止された状態で、第1の作動レバーに連結リンクを介して連動する第3の作動レバーが空転するため、第2の絞り弁が開かれない。また、第1の絞り弁が所定開度を超えて開かれるときは、第3の作動レバーと第2の作動レバーが係合手段を介して係合されることにより、第3の作動レバーに第2の作動レバーが連動されるため、第2の絞り弁が開かれる。したがって、アクセル操作に連動する第1の絞り弁とその第1の絞り弁に連動される第2の絞り弁とを位相差をもって作動させる連動機構を得ることができる。
さらに、第1の絞り弁が所定開度以下で開かれるときに、作動レバー係合用弾性部材の付勢力が第3の作動レバー及び連結リンクを介して第1の作動レバーを開方向へ付勢する助勢力となるため、アクセル操作にかかる作動トルクを軽減することができる。また、第3の作動レバーと第2の作動レバーとが係合手段を介して係合した状態で回動するときに、作動レバー係合用弾性部材の付勢力が作動トルクとして作用しないため、アクセル操作にかかる作動トルクを軽減することができる。したがって、アクセル操作に連動する第1の絞り弁とその第1の絞り弁に連動される第2の絞り弁との位相差による作動トルクの段付感を軽減し、アクセルフィーリングを向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例を参照して説明する。なお、実施例1、3、4、6〜8は本発明の関連技術に相当する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。図1はスロットルボデーの構成を模式的に示す斜視図である。
図1に示すように、スロットルボデー10はボデー本体12を備えている。ボデー本体12には、中空円筒状をなす吸気通路13が形成されている。ボデー本体12の上流側には図示しないエアクリーナ側の管路が管接続され、また、下流側にはエンジン側の管路(例えば、吸気管)が管接続されるようになっている。
前記ボデー本体12には、前記吸気通路13を径方向に横断する第1の弁軸15が回動可能に支持されている。第1の弁軸15には、吸気通路13を開閉するバタフライ式の第1の絞り弁16が一体的に設けられている。第1の弁軸15の一端部には、スロットルレバー17が一体的に設けられている。スロットルレバー17は、アクセル操作に連動して回動されるもので、アクセル操作(例えば、アクセルペダルの操作)によりプッシュプル操作されるアクセルワイヤを介して回動される。また、スロットルレバー17は、右回り方向(図1中、矢印「O」(オー)参照)の回動により第1の弁軸15と共に第1の絞り弁16を開き、また、左回り方向(図1中、矢印「S」(エス)参照)の回動により第1の弁軸15と共に第1の絞り弁16を閉じるようになっている。なお、本明細書では、説明の都合上、絞り弁に付属する部材(作動レバー、スプリング等)について、当該絞り弁の開方向及び閉方向に応じて部材の開方向及び閉方向という。
前記第1の弁軸15の他端部には、第1の作動レバー18が一体的に設けられている。第1の作動レバー18と前記ボデー本体12との間には、第1の作動レバー18を閉方向へ付勢するための第1のリターンスプリング19が介装されている。第1のリターンスプリング19は、テンションスプリング、詳しくはテンションコイルスプリングからなる。なお、第1のリターンスプリング19の一端部に形成されたフック部(図示しない)は、ボデー本体12に形成されたフック掛止部20に掛止され、また、そのリターンスプリング19の他端部に形成されたフック部19bは、第1の作動レバー18に形成されたフック掛止部22に掛止されている。なお、第1のリターンスプリング19は、本明細書でいう「第1の作動レバー用弾性部材」に相当する。
前記ボデー本体12には、前記第1のリターンスプリング19により閉方向に回動される前記第1の作動レバー18が当接可能な第1の全閉ストッパ24が設けられている。第1の全閉ストッパ24に対する第1の作動レバー18の当接により、該作動レバー18の閉方向の回動が第1の絞り弁16の所定開度(例えば、全閉位置)で停止される。なお、第1の全閉ストッパ24は、本明細書でいう「第1の作動レバー用ストッパ」に相当する。
前記ボデー本体12には、前記吸気通路13を径方向に横断する第2の弁軸26が回動可能に支持されている。第2の弁軸26は、前記第1の弁軸15に対して下流側で平行をなすように配置されている。第2の弁軸26には、吸気通路13を開閉するバタフライ式の第2の絞り弁27が一体的に設けられている。前記第1の絞り弁16と同方向に第2の絞り弁27を開閉されるために、第1の弁軸15と第2の弁軸26との間に次に述べる連動機構30が設けられている。
次に、前記連動機構30を説明する。なお、本実施例の連動機構30には、前記第1の作動レバー18が含まれるものとする。
前記第1の作動レバー18に対応する側の前記第2の弁軸26の端部には、第2の作動レバー32が一体的に設けられている。第2の作動レバー32と前記ボデー本体12との間には、第2の作動レバー32を閉方向へ付勢するための第2のリターンスプリング33が介装されている。第2のリターンスプリング33は、テンションスプリング、詳しくはテンションコイルスプリングからなる。また、第2のリターンスプリング33は、前記第1のリターンスプリング19の付勢力よりも小さい付勢力に設定されている。なお、第2のリターンスプリング33の一端部に形成されたフック部(図示しない)は、ボデー本体12に形成されたフック掛止部34に掛止され、また、そのリターンスプリング33の他端部に形成されたフック部33bは、第2の作動レバー32に形成されたフック掛止部36に掛止されている。なお、第2のリターンスプリング33は、本明細書でいう「第2の作動レバー用弾性部材」に相当する。
前記ボデー本体12には、前記第2のリターンスプリング33により閉方向に回動される第2の作動レバー32が当接可能な第2の全閉ストッパ38が設けられている。第2の全閉ストッパ38に対する第2の作動レバー32の当接により、該作動レバー32の閉方向の回動が第2の絞り弁27の所定開度(例えば、全閉位置)で停止される。なお、第2の全閉ストッパ38は、本明細書でいう「第2の作動レバー用ストッパ」に相当する。
前記第2の弁軸26における第2の作動レバー32側の端部には、第3の作動レバー40が回動可能に設けられている。第3の作動レバー40は、前記ボデー本体12と第2の作動レバー32との間に配置されている。第3の作動レバー40と前記第1の作動レバー18とは、連結リンク42により連動可能に連結されている。すなわち、連結リンク42の一端部が第1の作動レバー18の自由端にピン43を介して回動可能に連結され、また、該連結リンク42の他端部が第3の作動レバー40の自由端にピン44を介して回動可能に連結されている。第3の作動レバー40は、第2の作動レバー32の閉方向側に位置し、かつ、第1の作動レバー18と平行状をなしている。なお、第1の作動レバー18、第2の作動レバー32及び連結リンク42により、いわゆる「リンク機構」が構成されている。
前記第3の作動レバー40における第2の作動レバー32側の面には、該第3の作動レバー40の開方向の回動時に前記第2の作動レバー32(詳しくは、閉方向側の側縁部)に係合可能な突起状の係合部46が設けられている。係合部46は、前記第1の絞り弁16の所定開度以上に対応する第3の作動レバー40の開方向の回動時に第2の作動レバー32に係合(いわゆる当接)することにより、第2の作動レバー32を開方向へ回動させる。なお、第3の作動レバー40の係合部46と、その係合部46が係合する第2の作動レバー32(詳しくは、閉方向側の側縁部)とは、本明細書でいう「係合手段」を構成している。
前記したスロットルボデー10において、第1の絞り弁16が全閉位置にあるとき、第2の絞り弁27も全閉位置にある(この状態を「両閉じ状態」という。)。なお、図2は両閉じ状態を示す断面図である。
両閉じ状態のとき、図1に示すように、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング19の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接し、また、第2の作動レバー32は第2のリターンスプリング33の付勢力をもって第2の全閉ストッパ38に当接している。また、第3の作動レバー40は、第2の作動レバー32よりも閉方向側に所定角度(この角度を、「位相角θ1」という。)回動した位置にあり、第3の作動レバー40の係合部46が第2の作動レバー32から閉方向側に離れている。
両閉じ状態において、アクセル操作に連動してスロットルレバー17が開方向(図1中、矢印O参照)へ回動されるにともない、第1の弁軸15と共に第1の絞り弁16が開かれていく。このとき、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング19の付勢力に抗して開方向へ回動される。これとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が開方向へ回動されていく。また、第1の全閉ストッパ24に対して第1の作動レバー18が離れていく。そして、第3の作動レバー40の係合部46が第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部に当接すなわち係合するまでは、第2の絞り弁27が全閉位置にある(この状態を「片開き状態」という。)。なお、図3は片開き状態を示す断面図である。図3において、二点鎖線16は第1の絞り弁16の全閉位置を示している。
さらに、第1の絞り弁16が開かれると、第3の作動レバー40の係合部46により、第2の作動レバー32が第2のリターンスプリング33の付勢力に抗して開方向へ回動される。これにより、第2の弁軸26と共に第2の絞り弁27が開かれていく(この状態を「両開き状態」という。)。また、第2の全閉ストッパ38に対して第2の作動レバー32が離れていく。なお、図4は両開き状態を示す断面図である。図4において、二点鎖線16は第1の絞り弁16の全閉位置を示し、また、二点鎖線27は第2の絞り弁27の全閉位置を示している。また、前記両開き状態(図4参照)からアクセル操作に連動して第1の絞り弁16が閉方向(図1中、矢印S参照)へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図5はスロットル開度と開口面積との関係を示す特性線図である。図5において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が吸気通路の開口面積である。特性線L1は第1の絞り弁16の特性を示し、特性線L2は第2の絞り弁27の特性を示している。
図5からわかるように、第1の絞り弁16のスロットル開度が増加するにともない、第1の絞り弁16による吸気通路13の開口面積が増加していく。そして、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)まで開かれるときは第2の絞り弁27が開かれず、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際に、第1の絞り弁16に連動して第2の絞り弁27が開かれる。
また、図6はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図6において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図6からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング19の付勢力による作動トルクがかかる(特性線T11参照)。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング19の付勢力による作動トルクに、第2のリターンスプリング33の付勢力による作動トルクが加わる(特性線T12参照)。
上記したスロットルボデー10(図1参照)によると、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるときは、連動機構30が第1の弁軸15に第2の弁軸26を連動させないため、第2の絞り弁27が開かれない。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれるときは、連動機構30が第1の弁軸15に第2の弁軸26を連動させるため、第2の絞り弁27が開かれる。したがって、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度まで開かれるまでは第2の絞り弁27が開かれず、第1の絞り弁16が所定開度を超えて開かれる際に該第1の絞り弁16に連動して第2の絞り弁27が開かれる。このため、アクセル操作に連動する第1の絞り弁16とその第1の絞り弁16に連動される第2の絞り弁27とを位相差をもって作動させることができる。
また、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるときは、第2のリターンスプリング33の付勢力により付勢される第2の作動レバー32の閉方向の回動が第2の全閉ストッパ38により停止された状態で、第1の作動レバー18に連結リンク42を介して連動する第3の作動レバー40が空転するため、第2の絞り弁27が開かれない。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれるときは、第3の作動レバー40と第2の作動レバー32が係合手段(係合部46と第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部)を介して係合されることにより、第3の作動レバー40に第2の作動レバー32が連動されるため、第2の絞り弁27が開かれる。したがって、アクセル操作に連動する第1の絞り弁16とその第1の絞り弁16に連動される第2の絞り弁27とを位相差をもって作動させる連動機構30を得ることができる。
また、ボデー本体12と第2の作動レバー32との間に設けられた第2のリターンスプリング33により第2の作動レバー32を閉方向へ付勢することができる。このため、第1の絞り弁16が位相角θ1以上において閉じる際、第1の作動レバー18に連結リンク42を介して連動する第3の作動レバー40が閉方向へ回動するにともない、第2の作動レバー32が第3の作動レバー40の係合部46に当接したままで閉方向へ回動することになる。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は前記実施例1のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図7はスロットルボデーの構成を模式的に示す斜視図である。
本実施例では、図7に示すように、前記実施例1のスロットルボデー10(図1参照)における第2のリターンスプリング33が省略されている。それにともない、フック掛止部34、36も省略されている。
そして、第2の作動レバー32と第3の作動レバー40との間には、両作動レバー32,40を相互に引寄せる方向(詳しくは、第2の作動レバー32を閉方向、第3の作動レバー40を開方向)へ付勢するためのサブトラクトスプリング50が介装されている。サブトラクトスプリング50は、テンションスプリング、詳しくはテンションコイルスプリングからなる。また、サブトラクトスプリング50は、前記第1のリターンスプリング19の付勢力よりも小さい付勢力に設定されている。なお、サブトラクトスプリング50の一端部に形成されたフック部50aは、第2の作動レバー32に形成されたフック掛止部51に掛止され、また、そのサブトラクトスプリング50の他端部に形成されたフック部50bは、第3の作動レバー40に形成されたフック掛止部53に掛止されている。なお、サブトラクトスプリング50は、本明細書でいう「作動レバー係合用弾性部材」に相当する。
前記したスロットルボデー10(図7参照)において、両閉じ状態(図2参照)にあるときは、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング19の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接している。また、第2の作動レバー32は第2の全閉ストッパ38に当接し、第3の作動レバー40はサブトラクトスプリング50の付勢力に抗して第2作動レバー32よりも閉方向側に回動した位置にある。このため、第2の作動レバー32は第2の全閉ストッパ38にサブトラクトスプリング50の付勢力をもって当接される。
両閉じ状態から第1の絞り弁16が開かれると、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング19の付勢力に抗して開方向へ回動されるとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が開方向へ回動されていく。このとき、第3の作動レバー40の係合部46が第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部に当接すなわち係合するまでは、サブトラクトスプリング50の付勢力が第3の作動レバー40を開方向へ回動する助勢力となる。
さらに、片開き状態(図3参照)から第1の絞り弁16が開かれるときには、サブトラクトスプリング50の付勢力により、第3の作動レバー40の係合部46と第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部とが係合した状態で、第3の作動レバー40と共に第2の作動レバー32が開方向へ回動されていく。また、両開き状態から第1の絞り弁16が閉方向へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図8はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図8において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図8からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング19の付勢力による作動トルク(特性線T11参照)がかかるものの、サブトラクトスプリング50の付勢力が助勢力となるため、作動トルクが特性線T21で示すように軽減される。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング19の付勢力による作動トルク(特性線T11参照)となる。
上記したスロットルボデー10(図7参照)によっても、前記実施例1と同様の作用・効果を得ることができる。また、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるときは、サブトラクトスプリング50の付勢力により付勢される第2の作動レバー32の閉方向の回動が第2の全閉ストッパ38により停止された状態で、第1の作動レバー18に連結リンク42を介して連動する第3の作動レバー40が空転するため、第2の絞り弁27が開かれない。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれるときは、第3の作動レバー40と第2の作動レバー32が係合手段(係合部46と第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部)を介して係合されることにより、第3の作動レバー40に第2の作動レバー32が連動されるため、第2の絞り弁27が開かれる。したがって、アクセル操作に連動する第1の絞り弁16とその第1の絞り弁16に連動される第2の絞り弁27とを位相差をもって作動させる連動機構30を得ることができる。
さらに、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)以下で開かれるときに、サブトラクトスプリング50の付勢力が第3の作動レバー40及び連結リンク42を介して第1の作動レバー18を開方向へ付勢する助勢力となるため、アクセル操作にかかる作動トルクを軽減することができる。また、第3の作動レバー40と第2の作動レバー32とが係合手段(係合部46と第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部)を介して係合した状態で回動するときに、サブトラクトスプリング50の付勢力が作動トルクとして作用しないため、アクセル操作にかかる作動トルクを軽減することができる。したがって、アクセル操作に連動する第1の絞り弁16とその第1の絞り弁16に連動される第2の絞り弁27との位相差による作動トルクの段付感を軽減し、アクセルフィーリングを向上することができる。
[実施例3]
本発明の実施例3を説明する。本実施例は前記実施例1のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図9はスロットルボデーの構成を模式的に示す斜視図である。
本実施例は、図9に示すように、前記実施例1のスロットルボデー10(図1参照)における第1の作動レバー18と第の作動レバー32との間に、両作動レバー18,32を相互に引寄せる方向(詳しくは、第1の作動レバー18を開方向、第2の作動レバー32を閉方向)へ付勢するためのアシストスプリング55が介装されている。アシストスプリング55は、テンションスプリング、詳しくはテンションコイルスプリングからなる。また、アシストスプリング55は、前記第1のリターンスプリング19の付勢力よりも小さく、前記第2のリターンスプリング33の付勢力と同程度の付勢力に設定されている。なお、アシストスプリング55の一端部に形成されたフック部55aは、第1の作動レバー18に形成されたフック掛止部56に掛止され、また、そのリターンスプリング55の他端部に形成されたフック部55bは、第2の作動レバー32に形成されたフック掛止部59に掛止されている。なお、アシストスプリング55は、本明細書でいう「第2の作動レバー用弾性部材」に相当する。
前記したスロットルボデー10(図9参照)において、両閉じ状態(図2参照)にあるときは、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング19の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接し、また、第2の作動レバー32は第2のリターンスプリング33及びアシストスプリング55の付勢力をもって第2の全閉ストッパ38に当接している。また、第3の作動レバー40は、第2の作動レバー32よりも閉方向側に回動した位置にある。
両閉じ状態から第1の絞り弁16が開かれると、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング19の付勢力に抗して開方向へ回動されるとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が開方向へ回動されていく。このとき、第3の作動レバー40の係合部46が第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部に当接すなわち係合するまでは、アシストスプリング55の付勢力が第の作動レバー18に付加される。
さらに、片開き状態(図3参照)から第1の絞り弁16が開かれるときには、第3の作動レバー40の係合部46により、第2の作動レバー32が第のリターンスプリング19及び第2のリターンスプリング33の付勢力に抗して開方向へ回動されていく。また、両開き状態から第1の絞り弁16が閉方向へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図10はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図10において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図10からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング19の付勢力(特性線T11参照)がかかるものの、アシストスプリング55の付勢力による作動トルクの付勢力が助勢力となるため、作動トルクが軽減される(特性線T31参照)また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング19の付勢力による作動トルクに、第2のリターンスプリング33付勢力による作動トルクが加わる(特性線T32参照)。
上記したスロットルボデー10(図9参照)によっても、前記実施例1と同様の作用・効果を得ることができる。また、第2のリターンスプリング33及びアシストスプリング55のいずれか一方のリターンスプリングが破損しても、残りのリターンスプリングで第2の作動レバー32を閉方向へ付勢することができ、フェイルセーフ機能を発揮することができる。なお、本実施例における第2のリターンスプリング33は省略することも可能である。
[実施例4]
本発明の実施例4を説明する。本実施例は前記実施例1のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図11はスロットルボデーを示す断面図、図12は両閉じ状態における連動機構を模式的に示す側面図、図13は片開き状態における連動機構を模式的に示す側面図、図14は両開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。
本実施例は、図11及び図12に示すように、前記実施例1のスロットルボデー10(図1参照)における第1のリターンスプリング19を、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなる第1のリターンスプリング119に変更している。なお、図12に示すように、第1のリターンスプリング119のコイル部119cは第1の弁軸15に嵌装されている。また、第1のリターンスプリング119の一端部に形成されたフック部119aはボデー本体12に形成されたフック掛止部120に掛止され、また、そのリターンスプリング119の他端部に形成されたフック部119bは第1の作動レバー18に形成されたフック掛止部122に掛止されている。なお、図11に示すように、第1の作動レバー18と第1のリターンスプリング119との対向面間には、スプリングガイド61が介装されている。スプリングガイド61は、第1の弁軸15に回転及び軸移動可能に嵌合されている。
また、図11及び図12に示すように、前記実施例1のスロットルボデー10(図1参照)における第2のリターンスプリング33を、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなる第2のリターンスプリング133に変更している。この第2のリターンスプリング133は、図11に示すように、前記第2の弁軸26の自由端部(図11において上端部)に一体的に設けられた補助レバー63と前記ボデー本体12との間に介装されている。なお、第2のリターンスプリング133のコイル部133cは第2の弁軸26に嵌装されている。また、第2のリターンスプリング133の一端部に形成されたフック部133aはボデー本体12に形成されたフック掛止部65に掛止され、また、そのリターンスプリング133の他端部に形成されたフック部133bは補助レバー63(図11参照)に形成されたフック掛止部67(図12参照)に掛止されている。これにともない、前記実施例1のスロットルボデー10(図1参照)におけるフック掛止部34,36が省略されている。また、図11に示すように、補助レバー63と第2のリターンスプリング133との対向面間には、スプリングガイド69が介装されている。スプリングガイド69は、第2の弁軸26に回転及び軸移動可能に嵌合されている。
さらに、図11及び図12に示すように、前記実施例1のスロットルボデー10(図1参照)における第3の作動レバー40とボデー本体12との間に、第3の作動レバー40を閉方向へ付勢する第3のリターンスプリング70が介装されている。第3のリターンスプリング70は、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなる。また、第3のリターンスプリング70は、前記第1のリターンスプリング119及び第2のリターンスプリング133の付勢力よりも小さい付勢力に設定されている。この第3のリターンスプリング70は、前記第3の作動レバー40と、その作動レバー40に対面する前記ボデー本体12との間に介装されている。なお、図12に示すように、第3のリターンスプリング70のコイル部70cは第2の弁軸26に嵌装されている。また、第3のリターンスプリング70の一端部に形成されたフック部70aは、ボデー本体12に形成されたフック掛止部71に掛止され、また、そのリターンスプリング70の他端部に形成されたフック部70bは、第3の作動レバー40に形成されたフック掛止部73に掛止されている。なお、第3のリターンスプリング70は、本明細書でいう「第3の作動レバー用弾性部材」に相当する。
図11に示すように、前記第3の作動レバー40には、第2の弁軸26に回転可能に嵌装されるガイド筒75が一体的に設けられている。また、第3の作動レバー40と第3のリターンスプリング70との対向面間には、スプリングガイド76が介装されている。スプリングガイド76は、ガイド筒75に回転及び軸移動可能に嵌合されている。
前記したスロットルボデー10(図11参照)において、両閉じ状態(図2参照)にあるときは、図12に示すように、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング119の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接し、また、第2の作動レバー32は第2のリターンスプリング133の付勢力をもって第2の全閉ストッパ38に当接している。また、第3の作動レバー40は、第3のリターンスプリング70の付勢力をもって閉方向へ付勢されており、第2の作動レバー32よりも閉方向側に回動した位置にある。
両閉じ状態から第1の絞り弁16が開かれると、図13に示すように、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング119の付勢力に抗して開方向へ回動されるとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が第3のリターンスプリング70の付勢力に抗して開方向へ回動されていく。
さらに、片開き状態(図3参照)から第1の絞り弁16が開かれるときには、図14に示すように、第3の作動レバー40の係合部46により、第2の作動レバー32が第2のリターンスプリング133及び第3のリターンスプリング70の付勢力に抗して開方向へ回動されていく。また、両開き状態から第1の絞り弁16が閉方向へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図15はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図15において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図15からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング119及び第3のリターンスプリング70の付勢力による作動トルク(特性線T41参照)がかかる。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング119及び第3のリターンスプリング70の付勢力による作動トルクに、第2のリターンスプリング133の付勢力による作動トルクが加わる(特性線T42参照)。
上記したスロットルボデー10(図11及び図12参照)によっても、前記実施例1と同様の作用・効果を得ることができる。また、第3の作動レバー40とボデー本体12との間に設けられた第3のリターンスプリング70により第3の作動レバー40を閉方向へ付勢することにより、第3の作動レバー40のがたつきを防止あるいは低減することができる。また、第1のリターンスプリング119及び第3のリターンスプリング70のいずれか一方のリターンスプリングが破損しても、残りのリターンスプリングで第1の作動レバー18及び第3の作動レバー40を閉方向へ付勢することができ、フェイルセーフ機能を発揮することができる。なお、本実施例における第1のリターンスプリング119は省略することも可能である。
[実施例5]
本発明の実施例5を説明する。本実施例は前記実施例2のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。
なお、図16はスロットルボデーを示す断面図、図17は両閉じ状態における連動機構を模式的に示す側面図、図18は片開き状態における連動機構を模式的に示す側面図、図19は両開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。
本実施例は、図16及び図17に示すように、前記実施例2のスロットルボデー10(図7参照)における第1のリターンスプリング19を、前記実施例4(図11及び図12参照)と同様に、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなる第1のリターンスプリング119に変更している。第1のリターンスプリング119は、実施例4と同様に、ボデー本体12と第1の作動レバー18との間に介装されている。
また、前記実施例2のスロットルボデー10(図7参照)におけるサブトラクトスプリング50を、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなるサブトラクトスプリング150に変更している。なお、サブトラクトスプリング150のコイル部150cは第2の弁軸26に嵌装されている。また、図17に示すように、サブトラクトスプリング150の一端部に形成されたフック部150aは第2の作動レバー32に形成されたフック掛止部151に掛止され、また、そのサブトラクトスプリング150の他端部に形成されたフック部150bは、第3の作動レバー40に形成されたフック掛止部153に掛止されている。また、図16に示すように、第3の作動レバー40には、第2の弁軸26に回転可能に嵌装されるガイド筒78が一体的に設けられている。また、第2の作動レバー32とサブトラクトスプリング150との対向面間には、スプリングガイド80が介装されている。スプリングガイド80は、ガイド筒78に回転及び軸移動可能に嵌合されている。また、第3の作動レバー40とサブトラクトスプリング150との対向面間には、スプリングガイド81が介装されている。スプリングガイド81は、ガイド筒78に回転及び軸移動可能に嵌合されている。
前記したスロットルボデー10(図16参照)において、両閉じ状態(図2参照)にあるときは、図17に示すように、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング119の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接している。また、第2の作動レバー32は第2の全閉ストッパ38に当接し、第3の作動レバー40はサブトラクトスプリング150の付勢力に抗して第2の作動レバー32よりも閉方向側に回動した位置にある。このため、第2の作動レバー32は第2の全閉ストッパ38にサブトラクトスプリング150の付勢力をもって当接される。
両閉じ状態から第1の絞り弁16が開かれると、図18に示すように、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング119の付勢力に抗して開方向へ回動されるとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が開方向へ回動されていく。このとき、第3の作動レバー40の係合部46が第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部に当接すなわち係合するまでは、サブトラクトスプリング150の付勢力が第3の作動レバー40を開方向へ回動する助勢力となる。
さらに、片開き状態(図3参照)から第1の絞り弁16が開かれるときには、図19に示すように、サブトラクトスプリング150の付勢力により、第3の作動レバー40の係合部46と第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部とが係合した状態で、第3の作動レバー40と共に第2の作動レバー32が開方向へ回動されていく。また、両開き状態から第1の絞り弁16が閉方向へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図20はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図20において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図20からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング119の付勢力による作動トルク(特性線T11参照)がかかるものの、サブトラクトスプリング150の付勢力が助勢力となるため、作動トルクが特性線T21で示すように軽減される。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング119の付勢力による作動トルク(特性線T11参照)となる。
したがって、上記したスロットルボデー10(図16及び図17参照)によっても、前記実施例2と同様の作用・効果を得ることができる。
[実施例6]
本発明の実施例6を説明する。本実施例は前記実施例4のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図21はスロットルボデーを示す断面図、図22は連動機構を模式的に示す側面図である。
本実施例は、図21及び図22に示すように、前記実施例4のスロットルボデー10(図11及び図12参照)における第3のリターンスプリング70を、テンションスプリング、詳しくはテンションコイルスプリングからなる第3のリターンスプリング170に変更している。この第3のリターンスプリング170は、前記ボデー本体12と前記第3の作動レバー40との間に介装されている。これにともない、前記実施例4のスロットルボデー10(図11参照)におけるスプリングガイド76、フック掛止部71,73が省略されている。なお、図22に示すように、第3のリターンスプリング170の一端部に形成されたフック部170aは、ボデー本体12に形成されたフック掛止部171に掛止され、また、そのリターンスプリング170の他端部に形成されたフック部170bは、第3の作動レバー40に形成されたフック掛止部173に掛止されている。しかして、第3のリターンスプリング170は、図22に二点鎖線170で示す状態を最長状態としており、第2の絞り弁27の高開度側(全開位置付近)に比べ、低開度側(全閉位置付近)で大きく伸長されるように、ボデー本体12と第3の作動レバー40との間に配置されている。
前記したスロットルボデー10(図21及び図22参照)において、両閉じ状態(図2参照)にあるときは、図22に示すように、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング119の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接し、また、第2の作動レバー32は第2のリターンスプリング133の付勢力をもって第2の全閉ストッパ38に当接している。また、第3の作動レバー40は、第3のリターンスプリング170の付勢力をもって閉方向へ付勢されており、第2の作動レバー32よりも閉方向側に回動した位置にある。
両閉じ状態から第1の絞り弁16が開かれると、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング119の付勢力に抗して開方向へ回動されるとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が第3のリターンスプリング170の付勢力に抗して開方向へ回動されていく。さらに、片開き状態(図3参照)から第1の絞り弁16が開かれるときには、第3の作動レバー40の係合部46により、第2の作動レバー32が第2のリターンスプリング133及び第3のリターンスプリング170の付勢力に抗して開方向へ回動されていく。また、両開き状態から第1の絞り弁16が閉方向へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図23はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図23において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図23からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング119及び第3のリターンスプリング170の付勢力による作動トルク(特性線T61参照)がかかる。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング119の付勢力による作動トルクに、第2のリターンスプリング133の付勢力による作動トルクが加わる(特性線T62参照)。しかし、第3のリターンスプリング170の付勢力が助勢力となるため、作動トルクが軽減されることになる(特性線T63)。したがって、アクセル操作に連動する第1の絞り弁16とその第1の絞り弁16に連動される第2の絞り弁27との位相差による作動トルクの段付感を軽減し、アクセルフィーリングを向上することができる。
上記したスロットルボデー10(図21及び図23参照)によっても、前記実施例4と同様の作用・効果を得ることができる。また、第3のリターンスプリング170を、ボデー本体12と第3の作動レバー40との間に、第2の絞り弁27の高開度側(全開位置付近)に比べ、低開度側(全閉位置付近)で大きく伸長されるように配置したことにより、アクセル操作に連動する第1の絞り弁16とその第1の絞り弁16に連動される第2の絞り弁27との位相差による作動トルクの段付感を軽減し、アクセルフィーリングを向上することができる。
[実施例7]
本発明の実施例7を説明する。本実施例は前記実施例3のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図24はスロットルボデー10の両閉じ状態における連動機構を模式的に示す側面図、図25は片開き状態における連動機構を模式的に示す側面図、図26は両開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。
本実施例は、図24に示すように、前記実施例3のスロットルボデー10(図9参照)における第1のリターンスプリング19を、前記実施例4と同様に、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなる第1のリターンスプリング119に変更している。また、前記実施例3のスロットルボデー10(図9参照)における第2のリターンスプリング33を、前記実施例4と同様に、トーションスプリング、詳しくはトーションコイルスプリングからなる第2のリターンスプリング133に変更している。この第2のリターンスプリング133は、ボデー本体12と第2の作動レバー32との間に介装されている。
前記したスロットルボデー10(図24参照)において、両閉じ状態(図2参照)にあるときは、第1の作動レバー18は第1のリターンスプリング119の付勢力をもって第1の全閉ストッパ24に当接し、また、第2の作動レバー32は第2のリターンスプリング133及びアシストスプリング55の付勢力をもって第2の全閉ストッパ38に当接している。また、第3の作動レバー40は、第2の作動レバー32よりも閉方向側に回動した位置にある。
両閉じ状態から第1の絞り弁16が開かれると、図25に示すように、第1の作動レバー18が第1のリターンスプリング119の付勢力に抗して開方向へ回動されるとともに、連結リンク42を介して第3の作動レバー40が開方向へ回動されていく。このとき、第3の作動レバー40の係合部46が第2の作動レバー32の閉方向側の側縁部に当接すなわち係合するまでは、アシストスプリング55の付勢力が第3の作動レバー40に付加される。
さらに、片開き状態(図3参照)から第1の絞り弁16が開かれるときには、図26に示すように、第3の作動レバー40の係合部46により、第2の作動レバー32が第2のリターンスプリング133及びアシストスプリング55の付勢力に抗して開方向へ回動されていく。また、両開き状態から第1の絞り弁16が閉方向へ回動されるときは、上記と逆の動作になる。
また、図27はスロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。図27において、横軸がスロットル開度であり、縦軸が作動トルクである。
図27からわかるように、第1の絞り弁16が全閉位置から所定開度(位相角θ1)まで開かれるまでは、第1のリターンスプリング119の付勢力(特性線T11参照)及びアシストスプリング55の付勢力による作動トルク(特性線T31参照)がかかる。また、第1の絞り弁16が所定開度(位相角θ1)を超えて開かれる際には、第1のリターンスプリング119の付勢力による作動トルクに、第2のリターンスプリング133及びアシストスプリング55の付勢力による作動トルクが加わる(特性線T32参照)。
上記したスロットルボデー10によっても、前記実施例3と同様の作用・効果を得ることができる。また、第1の弁軸15の軸心と第1の作動レバー18のフック掛止部56との間の長さLa、及び、第2の弁軸26の軸心と第2の作動レバー32のフック掛止部59との間の長さLbを変更することにより、作動トルクの特性を変化させることができる。
[実施例8]
本発明の実施例8を説明する。本実施例は前記実施例1のスロットルボデー10に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図28はスロットルボデーを示す断面図である。
本実施例は、第1の絞り弁16及び第2の絞り弁27を、ボデー本体12に並列的に形成された2つの吸気通路113に個別に配置したものである。したがって、本スロットルボデー10は、第1の絞り弁16と第2の絞り弁27を、1つの吸気通路13に直列的に配置するだけでなく、並列的に形成された2つの吸気通路113に並列的に配置することもできる。
以上、本発明の実施例について説明したが、ここに記載された発明の実施例には請求の範囲に記載した技術的事項以外に次のような技術的事項を有するものであることを付記しておく。
(1)請求項に記載のスロットルボデーであって、前記第2の作動レバー用弾性部材がテンションスプリングであることを特徴とするスロットルボデー。この構成によると、第2の作動レバー用弾性部材の組付性を向上することができる。
(2)請求項に記載のスロットルボデーであって、前記第2の作動レバー用弾性部材がトーションスプリングであることを特徴とするスロットルボデー。この構成によると、スロットルボデーをコンパクト化することができる。
(3)請求項に記載のスロットルボデーであって、前記係合用弾性部材がテンションスプリングであることを特徴とするスロットルボデー。この構成によると、係合用弾性部材の組付性を向上することができる。
)請求項に記載のスロットルボデーであって、前記係合用弾性部材がトーションスプリングであることを特徴とするスロットルボデー。この構成によると、スロットルボデーをコンパクト化することができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、第1の絞り弁の外径、第2の絞り弁の外径、各絞り弁にそれぞれ対応する吸気通路の通路内径は、適宜設定することができるものであり、第1の絞り弁の外径と第2の絞り弁の外径とは同じでもよいし、異なっていてもよい。また、各絞り弁にそれぞれ対応する吸気通路の通路内径も同じでもよいし、異なっていてもよい。また、各吸気通路の内径を同じにして各絞り弁の外径が異なっていてもよいし、各絞り弁の外径を同じにして各吸気通路の内径が異なっていてもよい。また、第1のリターンスプリングは、実質的に第1の作動レバー18を閉方向へ付勢するものであればよく、例えばボデー本体12とスロットルレバー17との間に介装することもできる。また、第1の全閉ストッパ24は、実質的に第1の作動レバー18の閉方向の回動を所定位置で停止するものであればよく、例えばスロットルレバー17と当接するものであってもよい。また、第2のリターンスプリングは、実質的に第2の作動レバー32を閉方向へ付勢するものであればよい。また、第2の全閉ストッパは、実質的に第2の作動レバー32の閉方向の回動を所定位置で停止するものであればよい。
実施例1にかかるスロットルボデーの構成を模式的に示す斜視図である。 閉弁状態を示す断面図である。 片開き状態を示す断面図である。 両開き状態を示す断面図である。 スロットル開度と開口面積との関係を示す特性線図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例2にかかるスロットルボデーの構成を模式的に示す斜視図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例3にかかるスロットルボデーの構成を模式的に示す斜視図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例4にかかるスロットルボデーを示す断面図である。 両閉じ状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 片開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 両開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例5にかかるスロットルボデーを示す断面図である。 両閉じ状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 片開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 両開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例6にかかるスロットルボデーを示す断面図である。 連動機構を模式的に示す側面図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例7にかかるスロットルボデーの両閉じ状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 片開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 両開き状態における連動機構を模式的に示す側面図である。 スロットル開度と作動トルクとの関係を示す特性線図である。 実施例8にかかるスロットルボデーを示す断面図である。
符号の説明
10 スロットルボデー
12 ボデー本体
13 吸気通路
15 第1の弁軸
16 第1の絞り弁
18 第1の作動レバー
26 第2の弁軸
27 第2の絞り弁
30 連動機構
32 第2の作動レバー
33 第2のリターンスプリング(第2の作動レバー用弾性部材)
38 第2の全閉ストッパ(第2の作動レバー用ストッパ)
40 第3の作動レバー
42 連結リンク
46 係合部(係合手段の一部)
50 サブトラクトスプリング(作動レバー係合用弾性部材)
55 アシストスプリング(第2の作動レバー用弾性部材)
70 第3のリターンスプリング(第3の作動レバー用弾性部材)
133 第2のリターンスプリング(第2の作動レバー用弾性部材)
150 サブトラクトスプリング(作動レバー係合用弾性部材)
170 第3のリターンスプリング(第3の作動レバー用弾性部材)

Claims (1)

  1. 吸気通路を形成するボデー本体と、
    前記ボデー本体に回動可能に設けられかつアクセル操作に連動する第1の弁軸と、
    前記第1の弁軸に一体的に設けられかつ前記吸気通路を開閉する第1の絞り弁と、
    前記ボデー本体に回動可能に設けられる第2の弁軸と、
    前記第2の弁軸に一体的に設けられかつ前記吸気通路を開閉する第2の絞り弁と、
    前記第1の絞り弁が所定開度を超えて開かれるときには前記第1の弁軸に前記第2の弁軸を連動させ、また、前記第1の絞り弁が前記所定開度以下で開かれるときには前記第1の弁軸に前記第2の絞り弁を連動させない連動機構と
    を備えるスロットルボデーであって、
    前記連動機構が、
    前記第1の弁軸に一体的に設けられた第1の作動レバーと、
    前記第2の弁軸に一体的に設けられた第2の作動レバーと、
    前記第2の弁軸に回動可能に設けられた第3の作動レバーと、
    前記第1の作動レバーと前記第3の作動レバーとを連結する連結リンクと、
    前記第2の作動レバーの閉方向の回動を前記第1の絞り弁の所定開度に対応する位置で停止させる第2の作動レバー用ストッパと、
    前記第2の作動レバーと前記第3の作動レバーとの間に設けられかつ前記第1の絞り弁が所定開度を超えて開かれるときに第3の作動レバーと第2の作動レバーとを係合する係合手段と、
    前記第2の作動レバーと前記第3の作動レバーとの間に設けられかつ両作動レバーを前記係合手段の係合方向へ付勢する作動レバー係合用弾性部材と
    を備えていることを特徴とするスロットルボデー。
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