JP4622759B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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本発明は、車幅方向に配列された左右一対のメインシートとサブシートとを有し、これらの各シートにシートクッションおよびシートバックがそれぞれ設けられた車両用シート装置の改良に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、メインシートの側方に設けられたサブシート(補助シート)のシートバックを、車幅方向に回動させて背面が車幅方向を向く第1回動状態と、この第1回動状態から車両の前方側に回動されて側面が上方を向く第2回動状態とを選択可能に取り得る回動機構を備え、上記サブシートのシートバックを車幅方向に折畳むだけの操作で左右のメインシート間における通路スペースを確保するとともに、必要に応じて上記サブシートのシートバックをアームレストとして使用するように構成された車両のシート装置が知られている。
また、下記特許文献2に示されるように、メインシートの側方にサブシートが配設されたてなる車両のシート装置において、サブシートのシートクッションをシートバック上に折畳んだ状態で、これらをメインシートのシートクッションの下方に設けられた格納室内に格納することにより、左右のメインシート間に通路スペースを確保することが行われている。
特開2004−249782号公報 特開平9−2113号公報
上記特許文献1に開示されているように、サブシートの不使用時に、そのシートクッションを車幅方向に回動させて背面が車幅方向を向く第1回動状態とするように構成した場合には、上記サブシートの不使用時に所定の通路スペースを確保できるが、メインシートのシートバックの側方に上記サブシートのシートバックが存在しているために、充分な通路スペースを確保することが困難であるという問題がある。
一方、上記特許文献2に開示された車両のシート装置では、サブシートのシートクッションをシートバック上に折畳んだ状態でメインシートのシートクッションの下方に設けられた格納室内に格納するように構成されているため、上記サブシートの不使用時に広い通路スペースを確保することが可能である。しかし、上記メインシートのシートクッションの下方に形成された格納スペースの上下寸法を大きな値に設定することにより、サブシートのシートクッションおよびシートバックの両方を格納し得るように構成する必要があり、上記メインシートの着座位置が高くなることが避けられないという問題がある。
なお、上記格納スペースを大きくすることなく、サブシートのシートクッションおよびシートバックの両方を格納室内に格納し得るようにするために、これらの厚みを薄くすることも考えられるが、このように構成した場合には、サブシートの剛性が不充分になって着座時の安定性が低下したり、クッション性が低下して座り心地が悪くなったりする等の問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でサブシートの不使用時にサブシートのシートバックをコンパクトに格納して通路スペースを充分に確保できる車両用シート構造を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、車幅方向に配列された左右一対のメインシートと、サブシートとを有し、これらの各シートにシートクッションおよびシートバックがそれぞれ設けられた車両用シート装置であって、上記サブシートのシートバックを支持するリンク機構を備え、このリンク機構により支持されたサブシートのシートバックを、メインシートのシートバックと連続した背もたれ面を形成する使用状態と、メインシートのシートクッションよりも下方において前倒姿勢で格納された格納状態とに変位可能に構成し、上記サブシートのシートバックを支持するリンク機構に、先端部がサブシートのシートバックの下方部分に枢支されるとともに、基端部がサブシートのシートクッションの後方上部においてメインシートに枢支された短尺の第1リンクと、先端部が上記第1リンクの先端枢支部よりも上方部分においてサブシートのシートバックに枢支されるとともに、基端部が上記第1リンクの基端枢支部の近傍においてメインシートに枢支された長尺の第2リンクとを設けたものである。
請求項2に係る発明は、上記請求項1記載の車両用シート装置において、サブシートのシートバックの左右両側辺部に、短尺の第1リンクと、長尺の第2リンクとをそれぞれ設けたものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項1に記載の車両用シート装置において、サブシートを構成するシートバックの左右両側辺部のいずれか一方に、短尺の第1リンクと、長尺の第2リンクとを設けたものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート装置において、サブシートのシートバックを前倒させた状態で車幅方向にスライド変位させることにより、メインシートのシートクッションの下方に設けられた格納部内にサブシートのシートバックを格納するように構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用シート装置において、サブシートのシートバックの上下寸法を、メインシートのシートバックよりも小さな値に設定したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用シート装置において、サブシートのシートバックを着脱可能に係止して使用状態に保持するロック機構をメインシートのシートバックに設けたものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用シート装置において、サブシートのシートクッションを支持するリンク機構を設け、このリンク機構により支持されたサブシートのシートクッションを、メインシートのシートクッションと連続した着座面を形成する使用状態と、一方のメインシート側に設けられた格納部内に格納した格納状態とに変位可能に構成するとともに、サブシートのシートバックを他方のメインシート側に設けられた格納部内に格納するように構成したものである。
請求項1に係る発明によれば、リンク機構によりサブシートのシートバックを安定して支持しつつ、上記使用状態と格納状態とに選択的に変位させることができるため、このサブシートの使用時には、そのシートバックを上方の使用位置に設置することにより、3人掛け用のシートを構成できるとともに、サブシートの不使用時には、上記リンク機構によりシートバックを支持しつつ揺動変位させて下方の格納位置に格納することにより、簡単な構成で広い通路スペースを確保できるという利点がある。また、上記第1,第2リンクによりサブシートのシートバックを支持しつつ、所定の軌跡に沿って下方の格納位置から上方の使用位置に揺動変位させる際に、その前後移動量が大きくなるのを防止してメインシートの間に設けられた狭い空間部内で上記シートバックを適正かつ容易に変位させることができる。
請求項2に係る発明では、上記リンク機構の第1,第2リンクによりサブシートのシートバックの左右両側辺部を支持するように構成したため、このシートバックを上記使用状態と格納状態とにスムーズに揺動変位させることができるとともに、上記シートバックを安定した使用状態に保持できるという利点がある。
請求項3に係る発明では、簡易な構成を有するリンク機構によりサブシートのシートバックを支持しつつ、上記使用状態と格納状態とに揺動変位させることができる。
請求項に係る発明によれば、サブシートの不使用時に、メインシートのシートクッションの下方に設けられた格納部内にサブシートのシートバックをスライド変位させて格納することにより、このシートバックを隠蔽することができるとともに、サブシートの使用時には、そのシートバックをメインシートの間に引き出した後、リンク機構により上記シートバックを支持しつつ揺動変位させることにより上記使用状態に容易かつ適正に移行させることができるという利点がある。
請求項に係る発明によれば、サブシートのシートバックの上下寸法を、メインシートのシートバックよりも小さな値に設定したため、上記メインシートのシートクッションの下方に設けられた収容部の前後寸法が限られている場合においても、この収容部内に上記サブシートのシートバックを容易かつ適正に格納できるという利点がある。
請求項に係る発明では、メインシートのシートバックにサブシートのシートバックを着脱可能に係止して使用状態に保持するロック機構を設けたため、このロック機構と上記リンク機構との両方により、サブシートのシートバックを上記使用状態に安定して保持できるという利点がある。
請求項に係る発明では、リンク機構により支持されたサブシートのシートクッションを、一方のメインシート側に設けられた格納部内に格納した状態で、リンク機構により支持されたサブシートのシートバックを、他方のメインシート側に設けられた格納部内に格納することにより、サブシートのシートクッションおよびシートバックの両方を、上記使用状態と格納状態とにそれぞれ容易かつ適正に変位させることができる。
図1は、本発明に係る車両用シート装置を備えた車両10の概略構成を示し、この車両10の車室内には、運転席4と助手席5とからなる前列シート1が配設されるとともに、その後方側に中列シート2が配設され、かつその後方側における左右一対のリヤホイールハウス12の間には、ベンチシートタイプの後列シート3が配設されている。
上記中列シート2は、図2および図3に示すように、車幅方向に互いに離間して配列された左右一対のメインシート6,7と、両メインシート6,7の間に配列されたサブシート8とを有している。このサブシート8は、その幅寸法がメインシート6,7に比べて小さな値に設定された簡易型シートであり、後述するようにシートクッション81とシートバック82とに分割された状態で、メインシート6,7の下方に設けられた格納部内にそれぞれ格納されるように構成されている。
上記メインシート6,7は、台座部63,73上に設置されたシートクッション61,71と、上端部にヘッドレスト62a,72aが設けられたシートバック62,72とを有している。上記メインシート6,7の台座部63,73は、図4に示すように、フロアパネル上において車体の前後方向に延びるように設置された左右一対の縦ガイドレール20に沿ってスライド可能に支持された下部台座24と、この下部台座24の前後両端部において車幅方向に延びるように設置された横ガイドレール26と、この横ガイドレール26に沿ってスライド可能に支持された上部台座22とからなっている。この上部台座22と下部台座24との間には、上記サブシート8のシートクッション81またはシートバック82の格納部となる空間部27が形成されている。そして、上記縦ガイドレール20に沿って下部台座24が車体の前後方向にスライド変位することにより、メインシート6,7の前後位置が調節されるとともに、上記横ガイドレール26に沿って上部台座22が車幅方向にスライド変位することにより、メインシート6,7の左右位置が調節されるようになっている。
上記サブシート8は、図2に示すように、上端部にヘッドレスト82aが設けられたシートバック82と、このシートバック82とは別体に形成されたシートクッション81とを有している。このサブシート8のシートクッション81は、その使用時に、メインシート6,7のシートクッション61,71の間に設置されて連続した着座面を形成するシートクッション本体81aと、その後端部に連結部材81cを介して起伏可能に連結された起立部81bとを有している(図7参照)。
上記シートバック82は、サブシート8の使用時に、起立部81bの上方に設置されることにより、上記メインシート6,7のシートバック62,72と連続した背もたれ面を形成するように構成されている。また、上記シートバック82の上端部に設けられたヘッドレスト82aは、上方の使用位置と下方の格納位置とに昇降可能に支持されている。そして、上記サブシート8の不使用時には、シートバック82の上下寸法がメインシート6,7のシートバック62,72よりも小さな値に設定されるようになっている。
上記メインシート6のシートバック62には、図5に示すように、サブシート8のシートバック82を支持するリンク機構31が設けられ、このリンク機構31により支持されたサブシート8のシートバック82が、上記使用状態とシートクッション61よりも下方において前倒姿勢で格納された格納状態とに変位するように構成されている。このリンク機構31は、上記シートバック62の下端部内に配設された角パイプ材等からなる外筒体32と、この外筒体32の一側端部(車室の内方側端部)に取り付けられた固定端板33と、上記外筒体32内に挿入されてスライド可能に支持された内筒体34と、この内筒体34の先端部に取り付けられた可動端板35と、上記サブシート8のシートバック82を揺動可能に支持する左右一対の第1リンク36,37および第2リンク38,39とを有している。
上記第1リンク36,37は、先端部36a,37aがサブシート8のシートバック82の側面下方部に枢支されるとともに、基端部36b,37bが、サブシート8のシートクッション81の後方上部において上記固定端板33に枢支され、また可動端板35に枢支されることにより内筒体34および外筒体32を介してメインシート6のシートバック62に支持された短尺のプレート材により構成されている。
一方、上記第2リンク38,39は、先端部38a,39aが上記第1リンク36,37の先端枢支部よりも上方側部位に位置するサブシート8のシートバック82の側面中央部に枢支されるとともに、基端部38b,39bが、上記第1リンク36,37の基端枢支部の近傍において固定端板33に枢支され、また可動端板35に枢支されることにより内筒体34および外筒体32を介してメインシート6のシートバック62に支持された長尺のプレート材からなっている。また、上記第2リンク38,39は、側面から見て略くの字形に形成されることにより、上記シートバック82の起立状態において下部近傍部分が車体の前方側に突出した状態となるように設置されている。さらに、上記固定端板33側に配設された第2リンク38には、上記内筒体34に干渉するのを防止するための湾曲部38cが基端部近傍に形成されている。
そして、上記第1リンク36,37および第2リンク38,39のうち、固定端板33側に配設されたリンク、つまりメインシート6の側面に近接した位置に配設された上記第1リンク36および第2リンク38は、その先端部36a,38aがサブシート8のシートバック82の背面に設けられた上下一対のガイドレール40,41に沿ってスライド可能に支持されている。これにより、後述するようにシートクッション81を車幅方向にスライド変位させてメインシート6の下方空間部27内に格納する際に、上記第1,第2リンク36,38が固定端板33に枢支された状態に保持されるようになっている。
図6は、上記サブシート8のシートバック82を、メインシート7のシートバック72に着脱可能に係止することにより使用状態に保持するロック機構44の構造を示している。このロック機構44は、上記シートバック72の側面部に形成された凹部45内に配設されて揺動可能に支持されたラッチ部材46と、上記シートバック82の側面部に形成された凹部47内に配設されて固定された係止ピン48とを有し、上記ラッチ部材46の先端部には、係止ピン48に係合される係合爪部49が設けられるとともに、上記ラッチ部材46の基端部には、ラッチ部材46の揺動支点となる支持軸50が設けられている。この支持軸50は、上記凹部45の壁面に形成された水平方向に延びる長孔51に沿ってスライド自在に支持されるとともに、上記シートバック72の背面部等に配設された図外の操作部に連結されている。
図外の操作部を介してラッチ部材46を揺動操作することにより、図6の(b)に示すように、上記係合爪部49の先端部をシートバック72側の凹部47内に挿入した後、支持軸50を長孔51に沿ってシートバック72から離間させる方向にスライド変位させることにより、図6の(c)に示すように、上記係合爪部49が係止ピン48に係止されることになる。このようにして上記ロック機構44によりシートバック82が起立した使用状態に保持されるとともに、サブシート8のシートバック82とメインシート7のシートバック72とが上記ロック機構44を介して連結されるようなっている。
上記メインシート7には、図7および図8に示すように、サブシート8のシートクッション81を上記使用状態と、メインシート7のシートクッション71よりも下方において表裏逆転姿勢で格納された格納状態とに変位可能に支持するリンク機構52が設けられている。このリンク機構52は、上記メインシート7の台座部73内に配設された角パイプ材等からなる外筒体53と、この外筒体53内に挿入されてスライド可能に支持された内筒体54と、この内筒体54の先端部に取り付けられた可動端板55と、上記サブシート8のシートクッション81を揺動可能に支持する左右一対の第1リンク56,57および第2リンク58,59とを有している。
上記第1リンク56,57は、先端部56a,57aがサブシート8のシートクッション81の裏面後方部に枢支されるとともに、基端部56b,57bが、メインシート7のシートクッション71の側面部に枢支され、あるいは上記可動端板55に枢支されることにより、内筒体54および外筒体53を介してメインシート7の台座部73に支持されたプレート材により構成されている。
そして、上記第1リンク56,57のうち、基端部56bがメインシート7のシートクッション71の側面部に枢支されたリンク、つまりメインシート7の側面に近接した位置に配設された第1リンク56は、その先端部56aがサブシート8のシートクッション81の裏面後方部に設けられたガイドレール60に沿ってスライド可能に支持されている。これにより、後述するようにサブシート8のシートクッション81を車幅方向にスライド変位させてメインシート7の下方空間部27内に格納する際に、上記第1リンク56がシートクッション81の裏面後方部に枢支された状態に保持されるようになっている。
一方、上記第2リンク58,59は、先端部58a,59aが上記第1リンク56,57の先端枢支部よりも前方側に位置するサブシート8のシートクッション81の裏面前方部に枢支されるとともに、基端部58b,59bが、上記第1リンク56,57の基端枢支部より下方側において内筒体54に枢支され、また上記可動端板55に枢支されることにより、内筒体54および外筒体53を介してメインシート7の台座部73に支持されたプレート材からなっている。
そして、上記外筒体53には、サブシート8のシートクッション81を車幅方向にスライド変位させてメインシート7の下方空間部27内に格納する際に、第2リンク58,59のうち内筒体54に取り付けられた第2リンク58の基端部58bを枢支するヒンジ部が、上記シートクッション81および内筒体54とともに上記下方空間部27内にスライド変位するのを許容するためのスリット53aが形成されている。また、上記第2リンク58には、上記外筒体53および内筒体54に干渉するのを防止するための湾曲部58cが基端部近傍に形成されている。
上記サブシート8を図3および図9(a)に示す格納状態から図2および図9(d)に示す使用状態に移行させるには、メインシート6の下方部に前倒姿勢で格納されたサブシート8のシートバック82を車幅方向の内方側(メインシート7側)に引っ張り、リンク機構31の外筒体32に沿って内筒体34をスライド変位させることにより、上記シートバック82をメインシート6,7の間に引き出した後(図5の実線参照)、上記リンク機構31の第1,第2リンク36〜39により上記シートバック82の側面中央部および側面下方部を支持しつつ、シートバック82を上方に揺動変位させてメインシート6,7のシートバック62,72間に設置する。
すなわち、上記シートクッション81の後部上方においてメインシート6に枢支された第1リンク36,37の基端部36b,37b、つまり水平方向に延びる枢支軸を支点にして、図9(b)〜(d)に示すように、上記シートバック82の側面下方部を軌跡Aに沿って後部上方側に揺動変位させるとともに、上記第1リンク36,37の基端枢支部の近傍においてメインシート6に枢支された第2リンク38,39の基端部38b,39b、つまり水平方向に延びる枢支軸を支点にして、上記シートバック82の側面中央部を軌跡Bに沿って後部上方側に揺動変位させることにより、シートバック82を起立状態としてメインシート6,7のシートバック62,72間に設置する。このようにして上記メインシート6,7のシートバック62,72と、サブシート8のシートバック82とにより連続した背もたれ面が形成されることになる。
そして、図6に示すロック機構44より上記サブシート8のシートバック82をメインシート7のシートバック72に連結して起立状態に係止するとともに、図9の(d)に示すように、シートバック82のヘッドレスト82aを上方にスライド変位させることにより使用位置に設置する。
次いで、図3および図10(a)に示すように、メインシート7の下方部に表裏逆転姿勢で格納されたサブシート8のシートクッション81を、車幅方向の内方側(メインシート6側)に引っ張り、リンク機構52の外筒体53に沿って内筒体54をスライド変位させることにより、上記メインシート6,7の間にシートクッション81を引き出した後(図7参照)、このシートクッション81の裏面後方部および裏面前方部を上記リンク機構52の第1,第2リンク56〜99により支持しつつ、上記シートクッション81を揺動変位させてメインシート6,7のシートクッション61,71間に設置する。
すなわち、上記メインシート6のシートクッション61の側面部に枢支された第1リンク56,57の基端部56b,57b、つまり水平方向に延びる枢支軸を支点にして、上記シートクッション81の裏面後方部を軌跡Cに沿って上方側に揺動変位させるとともに、上記第1リンク56,57の基端枢支部の下方側においてメインシート7の台座部73に枢支された第2リンク58,59の基端部58b,59b、つまり水平方向に延びる枢支軸を支点にして、上記シートクッション81の裏面前方部を軌跡Dに沿って前部上方側に揺動変位させることにより、図10(b),(c)に示すようにシートクッション81を、後端部が上方に位置した起立状態とする。次いで、上記第2リンク58,59によってシートクッション81の裏面前方部を支持しつつ、第1リンク56,57の基端部56b,57bを支点にして、シートクッション81の裏面後方部を軌跡Cに沿って下部後方側に揺動変位させることにより、図10(d)に示すように、シートクッション81を、その表面が上向きとなるように反転させてメインシート6,7のシートクッション61,71間に設置する。
そして、上記シートクッション81の起立部81bを、倒伏状態から図2に示す起立状態に移行させるとともに、この起立部81bに設けられた図外の係合部材を、メインシート6のシートバック62に設けられた上記リンク機構31の内筒体34に係合する等により、上記起立部81bをメインシート6のシートクッション61に連結してシートクッション81を使用状態に係止する。このようにして上記メインシート6,7のシートクッション61,71と、サブシート8のシートクッション81とにより連続した着座面が形成されることになる。
一方、上記サブシート8の不使用時には、そのシートクッション81を、リンク機構52により支持しつつ、上記の操作と逆の手順で揺動変位させて、図10(a)に示すように、表裏逆転状態とした後、車幅方向の外方側(メインシート7側)に上記シートクッション81を押動し、リンク機構52の外筒体53に沿って内筒体54をスライド変位させることにより、メインシート7の下方空間部27に上記シートクッション81を格納する。次いで、上記サブシート8のシートバック72を、リンク機構31により支持しつつ、上記の操作と逆の手順で揺動変位させて、図9(a)に示すように、前倒状態とした後、車幅方向の外方側(メインシート6側)に上記シートバック82を押動し、リンク機構31の外筒体32に沿って内筒体34をスライド変位させることにより、メインシート6の下方空間部27内に上記シートバック82を格納する。
上記のように車幅方向に配列された左右一対のメインシート6,7と、サブシート8とを有し、これらの各シート6〜8にシートクッション61〜81およびシートバック62〜82がそれぞれ設けられた車両用シート装置において、上記サブシート8のシートバック82を、メインシート6,7のシートバック62,72と連続した背もたれ面を形成する使用状態と、メインシート6,7のシートクッション61,72よりも下方において前倒姿勢で格納された格納状態とに変位可能に支持するリンク機構31を設けたため、このリンク機構31を介して上記サブシート8のシートバック82を安定して支持しつつ、上記使用状態と格納状態とに選択的に変位させることができる。
したがって、上記サブシート8の使用時には、そのシートバック82を上方の使用位置に設置することにより、上記中列シート2を3人掛け用のシートとして利用できるとともに、サブシート8の不使用時には、上記リンク機構31によりシートバック82を支持しつつ下方に揺動変位させて格納状態に移行させることにより、簡単な構成で広い通路スペースを確保できるという利点がある。しかも、上記サブシート8のシートクッション81およびシートバック82の両方を、メインシート6,7のシートクッション61,71の下方部に格納するように構成した場合のように、大きな格納スペースを設ける必要はないので、この大きな格納スペースを確保するために上記メインシートのメインシート6,7の着座位置が高くなる等の弊害を生じることなく、上記メインシート6の下方部等に形成された格納部内にシートバック82を容易かつ適正に格納することができる。
なお、上記サブシート8のシートバック82を支持するリンク機構31を、フロアパネル等の車体側部材に設けた構造とすることもできるが、上記実施形態に示すように、サブシート8のシートバック82を支持するリンク機構31をメインシート6に設けた構造とした場合には、上記サブシート8のシートバック82を、メインシート6,7のシートバック62,72と連続した背もたれ面を形成する使用状態から、メインシート6,7のシートクッション61,72よりも下方において前倒姿勢で格納された格納状態に、容易かつ適正に変位させることができるという利点がある。
例えば、上記実施形態に示すように、メインシート6,7を縦ガイドレール20および横ガイドレール26に沿ってスライド変位させることにより、上記メインシート6,7の前後位置および左右位置を調節可能に構成された車両のシート装置において、サブシート8のシートバック82を支持するリンク機構31をメインシート6に設けた構造とした場合には、このメインシート6の位置変化に追従させて上記サブシート8のシートバック82を自動的に移動させることができる。したがって、上記メインシート6の設置位置を変化させた場合に、これに対応させて上記サブシート8のシートバック82を位置調節するという煩雑な操作を要することなく、リンク機構31によりシートバック82を支持しつつ揺動変位させるだけで、上記使用状態と格納状態とにシートバック82を容易かつ適正に変位させることができる。
特に、上記実施形態に示すように、メインシート6のシートクッション61の下方に設けられた外筒体32に沿って内筒体34を車幅方向にスライド変位させる等により、メインシート6のシートクッション61の下方に設けられた空間部27からなる格納部内に上記サブシート8のシートバック82を格納するように構成した場合には、サブシート8の不使用時に、そのシートバック82を上記空間部27内に格納して隠蔽することができる。しかも、サブシート8の使用時には、上記シートバック82をメインシート6,7の間に引き出した後、その上端部を後部上方側に移動させるように揺動変位させるだけで、上記使用状態にシートバック82を容易かつ適正に設置できるという利点がある。
また、上記実施形態では、サブシート8のシートクッション81に、シートクッション本体81aと、その後端部に連結部材81cを介して起伏可能に連結された起立部81bとを設けるとともに、上記ヘッドレスト82aを、上方に突出した使用位置と下降位置とに昇降可能に支持する等により、サブシート8のシートバック82の上下寸法を、メインシート6,7のシートバック62,72よりも小さな値に設定し得るように構成したため、上記メインシート6のシートクッション61の下方に設けられた空間部27の前後寸法が限られている場合においても、この空間部27内に上記サブシート8のシートバック82を容易かつ適正に格納できるという利点がある。
さらに、上記実施形態では、メインシート7のシートバック72にサブシート8のシートバック82を着脱可能に係止して使用状態に保持するロック機構44を設けたため、このロック機構44と上記リンク機構31との両方により、サブシート8のシートバック82を上記使用状態に安定して保持できるという利点がある。特に、上記実施形態に示すように、サブシート8のシートバック82を支持するリンク機構31を、運転席4の後方側に位置するメインシート6側に設けるとともに、上記ロック機構44を、助手席5の後方側に位置するメインシート7側に設けた構造とした場合には、上記リンク機構31、サブシート8のシートバック82およびロック機構44を介して左右のメインシート6,7が互いに連結されることになるため、上記サブシート8に使用時に、中列シート2の一体感を効果的に向上させて着座時の安定感を効果的に向上させることができる。
なお、サブシート8のシートバック82を支持するリンク機構31を助手席5の後方側に位置するメインシート7側に設けることにより、上記サブシート8の不使用時に、そのシートバック82を上記メインシート7のシートクッション71の下方に格納するとともに、サブシート8のシートクッション81を支持するリンク機構52を運転席4の後方側に位置するメインシート6側に設けることにより、サブシート8のシートクッション81を、上記メインシート6のシートクッション61の下方に形成された空間部27内に格納するように構成してもよい。この場合には、上記ロック機構44を、助手席5の後方側に位置するメインシート7側に設けた構造とすることが望ましい。
また、上記のように先端部36a,37aがサブシート8のシートバック82の下方部分に枢支されるとともに、基端部36b,37bがサブシート8のシートクッション81の後方上部においてメインシート6に枢支された短尺の第1リンク36,37と、先端部38a,39aが上記第1リンク36,37の先端枢支部よりも上方部分においてサブシート8のシートバック82に枢支されるとともに、基端部38b,38bが上記第1リンク36,37の基端枢支部の近傍においてメインシート6に枢支された長尺の第2リンク38,39とを上記リンク機構31に設け、上記第1リンク36,37によりシートバック82の下方部分およびその上方部分を支持しつつ、軌跡A,Bに沿って上方に揺動変位させるように構成したため、上記シートバック82を揺動変位させて使用状態と格納状態とに変位させる際に、その前後移動量が大きくなるのを防止して上記メインシート6,7間に設けられた狭い空間部内で適正かつ容易に変位させることができるという利点がある。
さらに、上記実施形態に示すように、先端部38a,39aがサブシート8のシートバック82の側面中央部に枢支された上記第2リンク38,39を、側面から見て略くの字形に形成するとともに、シートバック82の起立時に下部近傍部分が車体の前方側に突出した状態となるように設置した場合には、図5および図9(a)に示すように、サブシート8の不使用時にそのシートバック82を前倒姿勢で格納する際に、上記第2リンク38,39の下部近傍部分をメインシート6,7のシートクッション61,71の表面よりも下方に位置させることかできるため、メインシート6,7に乗員が着座する際に上記第2リンク38,39が邪魔になるのを防止できるという利点がある。
特に、上記実施形態に示すように、サブシート8のシートバック82の左右両側辺部に、上記短尺の第1リンク36,37と、長尺の第2リンク38,39とをそれぞれ設け、これらの第1,第2リンク36〜39により、上記シートバック82の左右両側辺部を支持するように構成した場合には、このシートバック82を上記使用状態と格納状態とにスムーズに揺動変位させることができるとともに、上記シートバック82を安定した使用状態に保持できるという利点がある。
なお、上記第1,第2リンク36〜39により、サブシート8のシートバック82の左右両側辺部を支持するように構成した上記実施形態に代え、例えば上記固定端板33側の第1,第2リンク36,38を省略し、図11に示すように、上記リンク機構31の可動端板35側に設けられた短尺の第1リンク37と、長尺の第2リンク39とにより上記シートバック82の一側辺部を片持ち状態で支持するように構成してもよい。このようにシートバック82の左右両側辺部の一方だけをリンク機構31により支持する構成した場合には、リンク機構31の構成を簡略化しつつ、このリンク機構31によってサブシート8のシートバック82を支持した状態で、上記使用位置と格納位置とに揺動変位させることができるとともに、上記第1,第2リンク36,38の先端部をスライド自在に支持するためのガイドレール40,41等を省略できるという利点がある。
なお、上記サブシート8の使用時に、そのシートバック82の他側辺部をメインシート6のシートバック62に係止するためのロック機構を設けた構造としてもよく、このように構成した場合には、上記シートバック82の左右両側辺部を支持した状態で使用位置に安定して保持することが可能である。また、上記可動端板35側に設けられた第1,第2リンク37,39を省略し、上記リンク機構31の固定端板33側に設けられた第1,第2リンク36,38により上記シートバック82の一側辺部を片持ち状態で支持するように構成してもよい。
また、上記のようにサブシート8のシートクッション81を支持するリンク機構52を設け、このリンク機構52により支持されたサブシート8のシートクッション81を、メインシート6,7のシートクッション61,71と連続した着座面を形成する使用状態と、一方のメインシート7側に設けられた下方空間部27からなる格納部内に格納した格納状態とに変位可能に構成した上記実施形態に代え、サブシート8のシートクッション81をメインシート6,7のシートクッション61,71の間に着脱可能に設置し、このシートクッション81を取り外した状態で上記リンク機構31により支持されたサブシート81のシートバック82を、メインシート6のシートクッション61の下方に形成された空間部27内等に格納するように構成してもよい。
しかし、上記実施形態に示すように、サブシート8の不使用時に、リンク機構52により支持されたサブシート8のシートクッション81を、一方のメインシート7側に設けられた下方空間部27からなる格納部内に格納するとともに、リンク機構31により支持されたサブシート8のシートバック82を、他方のメインシート6側に設けられた下方空間部27からなる格納部内に格納するように構成した場合には、上記サブシート8のシートクッション81およびシートバック82を、上記使用状態から格納状態にそれぞれ容易かつ適正に移行させることができるという利点がある。
また、上記実施形態に示すように、メインシート6,7をサブシート8のシートクッション81を一方のメインシート7側に設けられた格納部内に格納するとともに、サブシート8のシートバック82を他方のメインシート6側に設けられた格納部内に格納した状態で、上記横ガイドレール26に沿ってメインシート6,7の上部台座22をスライド変位させる等により、メインシート6,7の左右位置を調節可能に構成した場合には、図12に示すように、中列シート2を構成する上記左右のメインシート6,7を互いに接近させた状態とすることができる。したがって、上記メインシート6,7のシートクッション61,71およびシートバック62,72とで連続した着座面および背もたれ面を形成して2人掛け用のベンチシートタイプの中列シート2を形成できるとともに、図13(a)に示すように、後列シート3に着座する乗員のために、上記中列シート2の側方に大きな通路スペースを確保できるという利点がある(図13(a)の矢印α参照)。
さらに、上記記実施形態に示すように、サブシート8のシートクッション81およびシートバック82を格納した状態でメインシート6,7の左右位置を調節可能に構成するとともに、縦ガイドレール20に沿ってメインシート6,7の下部台座24をスライド変位させる等により、メインシート6,7の前後位置を調節可能に構成した場合には、図13(b)に示すように、中列シート2を構成する左右のメインシート6,7を互いに接近させた状態で、後列シート3に近接した位置まで後退させる際に、リヤホイールハウス12にメインシート6,7が干渉するのを防止して、前列シート1と上記中列シート2との間に広いスペースを確保したシートアレンジを形成できるという利点がある。
なお、上記第1,第2リンク56〜59により、サブシート8のシートクッション81の左右両側辺部を支持するように構成した上記実施形態に代え、例えばメインシート7側の第1,第2リンク56,58を省略し、図14に示すように、上記リンク機構52の可動端板55側に設けられた第1,第2リンク57,59により上記シートクッション81の一側辺部を片持ち状態で支持するように構成してもよい。このようにシートクッション81の左右両側辺部の一方だけをリンク機構52により支持する構成した場合には、リンク機構52の構成を簡略化しつつ、このリンク機構52によってサブシート8のシートクッション81を支持した状態で、上記使用位置と格納位置とに揺動変位させることができる。
本発明に係る車両用シート装置を備えた車両の概略構成を示す説明図である。 本発明に係る車両用シート装置の実施形態を示す斜視図である。 サブシートのシートクッションおよびシートバックを格納した状態示す斜視図である。 メインシートの具体的構成を示す斜視図である。 本発明に係る車両用シート装置の要部構成を示す斜視図である。 ロック機構の具体的構成を示す説明図である。 サブシートのシートクッションを支持するリンク機構の具体的構成を示す斜視図である。 サブシートのシートクッションを支持するリンク機構の具体的構成を示す側面断面図である。 サブシートのシートバックの揺動変位操作を示す説明図である。 サブシートのシートクッションの変動変位操作を示す説明である。 図本発明に係る車両用シート装置の別の実施形態を示す斜視図である。 左右のメインシートを互いに接近させた状態を示す斜視図である。 シートアレンジを変化させた状態を示す説明図である。 本発明に係る車両用シート装置のさらに別の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
6,7 メインシート
8 サブシート
27 下方空間部(格納部)
31 リンク機構
36,37 第1リンク
38,39 第2リンク
61,71 メインシートのシートクッション
62,72 メインシートのシートバック
81 サブシートのシートクッション
82 サブシートのシートバック

Claims (7)

  1. 車幅方向に配列された左右一対のメインシートと、サブシートとを有し、これらの各シートにシートクッションおよびシートバックがそれぞれ設けられた車両用シート装置であって、上記サブシートのシートバックを支持するリンク機構を備え、このリンク機構により支持されたサブシートのシートバックを、メインシートのシートバックと連続した背もたれ面を形成する使用状態と、メインシートのシートクッションよりも下方において前倒姿勢で格納された格納状態とに変位可能に構成し、上記サブシートのシートバックを支持するリンク機構に、先端部がサブシートのシートバックの下方部分に枢支されるとともに、基端部がサブシートのシートクッションの後方上部においてメインシートに枢支された短尺の第1リンクと、先端部が上記第1リンクの先端枢支部よりも上方部分においてサブシートのシートバックに枢支されるとともに、基端部が上記第1リンクの基端枢支部の近傍においてメインシートに枢支された長尺の第2リンクとを設けたことを特徴とする車両用シート装置。
  2. サブシートのシートバックの左右両側辺部に、短尺の第1リンクと、長尺の第2リンクとをそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用シート装置。
  3. サブシートを構成するシートバックの左右両側辺部のいずれか一方に、短尺の第1リンクと、長尺の第2リンクとを設けたことを特徴とする請求項に記載の車両用シート装置。
  4. サブシートのシートバックを前倒させた状態で車幅方向にスライド変位させることにより、メインシートのシートクッションの下方に設けられた格納部内にサブシートのシートバックを格納するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
  5. サブシートのシートバックの上下寸法を、メインシートのシートバックよりも小さな値に設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
  6. サブシートのシートバックを着脱可能に係止して使用状態に保持するロック機構をメインシートのシートバックに設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
  7. サブシートのシートクッションを支持するリンク機構を設け、このリンク機構により支持されたサブシートのシートクッションを、メインシートのシートクッションと連続した着座面を形成する使用状態と、一方のメインシート側に設けられた格納部内に格納した格納状態とに変位可能に構成するとともに、サブシートのシートバックを他方のメインシート側に設けられた格納部内に格納するように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
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