JP4619503B2 - ファクシミリ状況通知装置、及び、ファクシミリ状況通知方法 - Google Patents

ファクシミリ状況通知装置、及び、ファクシミリ状況通知方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ(以下FAXとする)を送信すると、FAXの送信状況を、予め登録したFAXの送信元、及び送信先の通信端末へ、コンピュータネットワークを介した電子メールや公衆回線網を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する、ファクシミリ状況通知装置、状況通知ファクシミリ端末、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、LAN(Local Area Network)に接続されたファクシミリ端末によりFAXを送信した場合、FAXの送信者にFAXの送信状況を通知するファクシミリシステムの一例が、特開2000−083122号公報に記載されている。このシステムでは、LANに接続されたファクシミリ端末が、FAXを送信した際に、FAXの送信状況を、FAXの送信者が操作する、同じくLANに接続されたワークステーション上に可視出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のファクシミリシステムでは、ファクシミリ端末の設置場所にはLAN設備が必要であり、LAN設備の無い場所にはファクシミリ端末を設置できないという問題があった。また、上述のファクシミリシステムでは、送信状況の通知はFAXの送信者のみであり、従来、FAXの受け手側は定期的にファクシミリ端末へ受信したFAXが貯まっていないか確認する手間が必要で問題があった。このような問題を避けるために、従来、FAXの送信者がFAXの宛先へ電話で連絡してFAXの送達確認を行っていたが、電話連絡による更なる通信料が発生し、問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、FAXを送信すると、FAXの送信状況を、予め登録した送信元、及び送信先の通信端末へ、コンピュータネットワークを介した電子メールや公衆回線網を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する、ファクシミリ状況通知装置を提供することを目的とする。より具体的には、ファクシミリ端末より送信状況を通知させるか、自らがFAXを転送処理することでFAXの送信状況を認識し、認識された送信状況を、送信状況に応じた文書情報に変換し、予め登録したFAXの送信元、及び送信先の通信端末へ、コンピュータネットワークを介した電子メールや公衆回線網を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する、ファクシミリ状況通知装置、状況通知ファクシミリ端末、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明は、公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAXの送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知装置であって、通信網を介して、情報を送受信する通信手段と、送信状況を通知する通信端末に関する通知先情報及び送信者情報を含むユーザ情報を、通信手段を介して、予め送信元の利用者に登録させるユーザ情報登録手段と、ユーザ情報登録手段を介して入力されたユーザ情報を記録するユーザ情報記録手段と、通信手段により、公衆回線網を介して送信元のファクシミリ端末からFAXの送信状況、及び送信者情報を含むFAX状況通知メッセージを受信する送信状況受信手段と、送信状況受信手段により受信されたFAX状況通知メッセージから、送信状況及び送信者情報を抽出し、通信手段により、該送信者情報からユーザ情報を参照して特定される通信端末へ該送信状況を通知する送信状況通知手段とを設けたことを特徴とする。
以上の構成により、電話回線(公衆回線網)のみに接続されたファクシミリ端末から、FAXの送信元、及び送信先にFAXの送信状況を通知することを可能とする。特に、公衆回線網にISDN(Integrated Services Digital Network )のユーザ間情報通知サービスを用いた場合、ファクシミリ端末とファクシミリ状況通知装置との間の通信コストを抑えることを可能とする。
また、ここで、送信者情報には、送信元のファクシミリ端末の利用者を一意に特定できるユーザ番号や、送信元のファクシミリ端末自身に付与されたFAX番号(電話番号)が利用できる。
【0006】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、予め登録された通信端末は、FAXの送信元、及び送信先の両方に用意されることを特徴とする。
【0007】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、送信状況通知手段は、ユーザ情報とFAX状況通知メッセージの双方に更に含まれる送信先情報により、通信網上に複数存在する送信先に用意された通信端末を特定することを特徴とする。
【0008】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、送信状況通知手段は、FAX状況通知メッセージから抽出された送信状況を、コンピュータネットワークを介した電子メールにより、予め登録された通信端末へ通知することを特徴とする。
以上の構成により、低通信コストで、かつ送信元、及び送信先の利用者の在、不在を気にせず、FAXの送信状況を通知することを可能とする。
【0009】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、送信状況通知手段は、FAX状況通知メッセージから抽出された送信状況を、公衆回線網を介した音声信号、あるいは文字情報により、予め登録された通信端末へ通知することを特徴とする。
以上の構成により、従来からある電話機やポケットベル等を用いて、FAXの送信状況を受信することを可能とする。
【0010】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置に対し、公衆回線網を介してFAXの送信状況を通知可能な、FAXの送信元で使用される状況通知ファクシミリ端末であって、FAXの送信状況を認識する送信状況認識手段と、FAXの送信状況を通知するファクシミリ状況通知装置の電話番号を含む通知先情報を予め記録する通知先情報記録手段と、送信状況認識手段の認識したFAXの送信状況、及び送信者情報と送信先情報を、公衆回線網を介して、通知先情報記録手段に記録された通知先に従い、FAX状況通知メッセージとして、ファクシミリ状況通知装置へ通知する送信状況送出手段とを設けたことを特徴とする。
以上の構成により、ファクシミリ端末を電話回線(公衆回線網)に接続するだけで、FAXの送信状況を通知することを可能とする。
【0011】
本発明は、上記状況通知ファクシミリ端末において、FAX送信情報入力手段は、磁気やICチップを用いたカード型記録媒体の記録内容を読み取るカードリーダとの接続インタフェースを更に含み、カード型記録媒体より、カードリーダを用いてFAXの送信者情報を入力させることを特徴とする。
以上の構成により、企業内で使用される社員カード(社員証)等を利用して簡単にFAX送信情報を入力し、FAXの送信状況を通知できるファクシミリシステムを構築することを可能とする。
【0012】
本発明は、公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知装置であって、通信網を介して、情報を送受信する通信手段と、送信状況を通知する通信端末に関する通知先情報及び送信者情報を含むユーザ情報を、通信手段を介して、予め送信元の利用者に登録させるユーザ情報登録手段と、ユーザ情報登録手段により受信されたユーザ情報を記録するユーザ情報記録手段と、通信手段により、公衆回線網を介して送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び送信者情報と転送先情報を取得し、転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送手段と、FAX転送手段のFAXの送信状況を認識する送信状況認識手段と、送信状況認識手段により認識されたFAXの送信状況を、通信手段により、送信者情報と転送先情報からユーザ情報を参照して特定される通信端末へ通知する送信状況通知手段とを設けたことを特徴とする。
以上の構成により、電話回線(公衆回線網)のみに接続された、従来から使用していたファクシミリ端末を用いて、送信元、及び送信先にFAXの送信状況を通知することができるファクシミリシステムを構築することを可能とする。
【0013】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、FAX転送手段は、通信手段により、公衆回線網を介して、送信元のファクシミリ端末からFAX画像を受信し蓄積する画像情報蓄積手段と、画像情報蓄積手段の受信したFAX画像を記録する画像情報記録手段と、画像情報記録手段に記録されたFAX画像から文字情報を抽出して、文字認識により、送信者情報と転送先情報を取得する文字情報認識手段と、文字情報認識手段の認識した転送先情報に基づき、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送する画像情報送出手段とを含むことを特徴とする。
以上の構成により、特別なFAX送信情報の入力を必要とせず、入力されたFAX画像から、送信元、及び送信先を特定して、ファクシミリの送信状況を通知することができるファクシミリシステムを構築することを可能とする。
【0014】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、FAX転送手段は、音声ガイダンスを用いて、送信元のファクシミリ端末から送信者情報と転送先情報を入力させる音声ガイダンス入力手段と、通信手段により、公衆回線網を介して、送信元のファクシミリ端末からFAX画像を受信し、音声ガイダンス入力手段を介して入力された転送先情報に基づき、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送する画像情報送出手段とを含むことを特徴とする。
以上の構成により、簡単な音声ガイダンスを用いて入力されたFAX送信情報から、確実に送信元、及び送信先を特定して、ファクシミリの送信状況を通知することができるファクシミリシステムを構築することを可能とする。
【0015】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、予め登録された通信端末は、FAXの送信元、及び送信先の両方に用意されることを特徴とする。
【0016】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、送信状況通知手段は、FAXの送信状況を、コンピュータネットワークを介した電子メールにより、予め登録された通信端末へ通知することを特徴とする。
【0017】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置において、送信状況通知手段は、FAXの送信状況を、公衆回線網を介した音声信号、あるいは文字情報により、予め登録された通信端末へ通知することを特徴とする。
【0018】
本発明は、公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAXの送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知方法であって、通信網を介して、情報を送受信する通信処理と、送信状況を通知する通信端末に関する通知先情報及び送信者情報を含むユーザ情報を、通信処理を介して、予め送信元の利用者に登録させ、ユーザ情報記録手段に記録するユーザ情報登録処理と、通信処理により、公衆回線網を介して送信元のファクシミリ端末からFAXの送信状況及び送信者情報を含むFAX状況通知メッセージを受信する送信状況受信処理と、送信状況受信処理により受信されたFAX状況通知メッセージから、送信状況及び送信者情報を抽出し、通信処理により、該送信者情報からユーザ情報を参照して特定される通信端末へ該送信状況を通知する送信状況通知処理とを含むことを特徴とする。
【0019】
本発明は、請求項14に記載のファクシミリ状況通知方法と共に実行されるFAXの送信元のファクシミリ送信方法であって、FAXの送信状況を認識する送信状況認識処理と、送信状況認識処理の認識したFAXの送信状況と送信者情報を、公衆回線網を介して、通知先情報を予め記録する通知先情報記録手段に記録された通知先に従い、FAX状況通知メッセージとして、ファクシミリ状況通知装置へ通知する送信状況送出処理とを含むことを特徴とする。
【0020】
本発明は、公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知方法であって、通信網を介して、情報を送受信する通信処理と、送信状況を通知する通信端末に関する通知先情報及び送信者情報を含むユーザ情報を、通信処理を介して、予め送信元の利用者に登録させ、ユーザ情報記録手段に記録するユーザ情報登録処理と、通信処理により、公衆回線網を介して送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び転送先情報と送信者情報を取得し、転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送処理と、FAX転送処理のFAXの送信状況を認識する送信状況認識処理と、送信状況認識処理により認識されたFAXの送信状況を、通信処理により、送信者情報と転送先情報からユーザ情報を参照して特定される通信端末へ通知する送信状況通知処理とを含むことを特徴とする。
【0021】
本発明は、FAXの送信状況を、予め登録した通信端末へ通知するファクシミリ状況通知方法に用いられるプログラムを記録した記録媒体であって、請求項14、または請求項16に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0022】
本発明は、請求項14に記載のファクシミリ状況通知方法と共に実行されるFAXの送信元のファクシミリ送信方法に用いられるプログラムを記録した記録媒体であって、請求項15に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は本実施の形態によるFAXの送信状況をFAXの送信元、及び送信先に通知するファクシミリ状況通知装置である。符号2は、ファクシミリ状況通知装置1を利用してFAXの送信状況を送信するファクシミリ端末と、送信状況受信用の通信端末を含む送信元である。符号3は、送信元2に含まれるファクシミリ端末から送信されたFAX画像を受信するファクシミリ端末と、送信状況受信用の通信端末を含む送信先である。符号4は、ファクシミリ状況通知装置1、送信元2、及び送信先3を接続する、公衆回線網とコンピュータネットワークを含んだ通信網であって、ISDNに代表される公衆回線網41と、地域IP網やインターネットに代表されるコンピュータネットワーク42を含む。
なお、図1において、送信先3は、通信網4上に1個、または複数個存在するものとする。
また、公衆回線網41は、携帯電話やPHS( Personal Handy Phone System)の為の無線基地局を有する移動通信網も含むものとする。
【0024】
また、ファクシミリ状況通知装置1は、通信処理部11と、ユーザ情報登録処理部12と、ユーザ情報ファイル13と、送信状況受信処理部14と、送信状況通知処理部15とから構成されている。
通信処理部11は、公衆回線網41やコンピュータネットワーク42を含む通信網4を介して、送信元2、及び送信先3と情報を送受信する通信手段である。
ユーザ情報登録処理部12は、送信元2、及び送信先3に用意された通信端末の通知先情報及び送信者情報を含むユーザ情報を、通信処理部11を介して、予め送信元2の利用者に登録させる。ここで、一例として、ユーザ情報登録処理部12は、Web上でユーザ情報を設定させることが考えられ、設定するユーザ情報には、次のような項目が挙げられる。
(1)ユーザ番号(FAXを送信する利用者を識別するための、利用者毎に固有の番号)
(2)ユーザ名(FAXを送信する利用者の氏名)
(3)ユーザメールアドレス(FAXを送信する利用者の電子メールアドレス)
(4)送信元FAX番号
(5)送信元電話番号(送信元各通信端末の電話番号)
(6)送信元優先順位情報(どの端末に対し、どの手段によりFAXの送信状況を通知するか)
(7)宛名(FAX送信相手の氏名)
(8)送信先メールアドレス(FAX送信相手の電子メールアドレス)
(9)送信先FAX番号
(10)送信先電話番号(送信先各通信端末の電話番号)
(11)送信先優先順位情報(どの端末に対し、どの手段によりFAXの送信状況を通知するか)
(12)コメント定型文指定番号
(13)任意のコメント文
【0025】
上記のユーザ情報の項目について更に補足すると、(3)のユーザメールアドレスは、送信元2に用意された各端末毎に異なっても良い。特に、有線の電話機、携帯電話機やPHS端末、コンピュータ端末のそれぞれが、異なった経路でコンピュータネットワーク42に接続される場合、ユーザメールアドレスもそれぞれの通信端末に一つ与えられることが多い。また、(5)の送信元電話番号も、送信元に用意された各端末毎に異なっても良い。(3)と同様に、異なった経路で公衆回線網41へ接続される場合、電話番号もそれぞれの通信端末に一つ与えられることが多い。このような場合、(6)の送信元優先順位情報は、どの端末(電話番号)に対して、どのような方法(音声信号、文字情報、電子メール)でFAXの送信状況を通知するかを細かく設定する。
また、(8)の送信先メールアドレス、(10)の送信先電話番号、(11)送信先優先順位情報は、送信元と送信先の違いがあるだけであって、内容は上述した(3)ユーザメールアドレス、(5)送信元電話番号、(6)送信元優先順位情報と同じである。更に、(7)宛名、(8)送信先メールアドレス、(9)送信先FAX番号、(10)送信先電話番号、(11)送信先優先順位情報は、一つのユーザ番号に対して、通信網4上に複数個存在する送信先3に合わせて複数登録することが可能である。
【0026】
ユーザ情報ファイル13は、ユーザ情報登録処理部12を介して入力されたユーザ情報を記録する記録手段である。
送信状況受信処理部14は、通信処理部11により、公衆回線網41を介して送信元のファクシミリ端末からFAXの送信状況、及び送信者情報と送信先情報を含むFAX状況通知メッセージを受信する。
送信状況通知処理部15は、送信状況受信処理部14により受信されたFAX状況通知メッセージから、送信状況を抽出して文書情報に変換する。そして、FAX状況通知メッセージに含まれる送信者情報から、ユーザ情報ファイルに記録されたFAXの送信元2、及び送信先3の通信端末を特定し、通信処理部11を介して、この文書情報をコンピュータネットワーク42を介した電子メールや公衆回線網41を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する。ここで、送信先3が通信網4上に複数存在する時は、FAX状況通知メッセージに含まれる送信先情報から送信先3を特定する。
【0027】
また、送信元2は、状況通知ファクシミリ端末21と、電話機22と、携帯電話機/PHS端末23と、コンピュータ端末24と、ポケットベル25と、カードリーダ201とを含んでいる。
状況通知ファクシミリ端末21は、公衆回線網41に接続され、FAXを送信すると同時に、本実施の形態によるファクシミリ状況通知装置1へFAXの送信状況をFAX状況通知メッセージとして通知するファクシミリ端末である。
電話機22は、FAXの送信元2に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、公衆回線網41を介してFAXの送信状況を音声信号で受信することと、コンピュータネットワーク42を介してFAXの送信状況を電子メールで受信することができる、コンピュータネットワーク接続可能な有線通信を行う電話機である。
携帯電話機/PHS端末23は、FAXの送信元2に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、公衆回線網41に含まれる移動通信網を介してFAXの送信状況を音声信号で受信することと、コンピュータネットワーク42を介してFAXの送信状況を電子メールで受信することができる、コンピュータネットワーク接続可能な無線通信を行う携帯電話機、またはPHS端末である。
コンピュータ端末24は、FAXの送信元2に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、モデム等の通信機能を具備し、公衆回線網41に含まれる移動通信網を介してFAXの送信状況を音声信号か文字情報で受信することと、コンピュータネットワーク42を介してFAXの送信状況を電子メールで受信することが可能なコンピュータ端末である。
ポケットベル25は、FAXの送信元2に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、公衆回線網41に含まれる移動通信網を介してFAXの送信状況を文字情報で受信する無線呼び出しシステムの端末である。
ここで、電話機22と、携帯電話機/PHS端末23と、コンピュータ端末24は、ファクシミリ状況通知装置1に接続して、ユーザ情報登録処理部12によりFAXの送信元2、及び送信先3に用意された通信端末の通知先情報を含むユーザ情報を、予め送信元2の利用者に登録させる時の通信端末としても使用する。
カードリーダ201は、状況通知ファクシミリ端末21に接続する磁気やICチップを用いたカード型記録媒体の記録内容を読み取るカードリーダである。
【0028】
また、送信先3は、ファクシミリ端末31と、電話機32と、携帯電話機/PHS端末33と、コンピュータ端末34と、ポケットベル35とを含んでいる。
ファクシミリ端末31は、送信元2から送られたFAXを受信する。
電話機32は、FAXの送信先3に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、送信元2の電話機22と同等の機能を持つ。
携帯電話機/PHS端末33は、FAXの送信先3に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、送信元2の携帯電話機/PHS端末23と同等の機能を持つ。
コンピュータ端末34は、FAXの送信先3に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、送信元2のコンピュータ端末24と同等の機能を持つ。
ポケットベル35は、FAXの送信先3に用意された送信状況受信用の通信端末の一つであって、送信元2のポケットベル25と同等の機能を持つ。
【0029】
更に、送信元2の状況通知ファクシミリ端末21を、図2を用いて詳細に説明する。図2は、状況通知ファクシミリ端末21の詳細な構成を説明するブロック図である。この図において、状況通知ファクシミリ端末21は、FAX送信情報入力部211と、FAX送信処理部212と、送信状況認識処理部213と、通知先情報ファイル214と、送信状況送出処理部215とから構成される。
FAX送信情報入力部211は、ユーザ番号等のFAXの送信者情報や、着FAX番号等の送信先情報を、利用者に入力させる。
FAX送信処理部212は、送信する画像の取り込みと、取り込んだ画像のFAX送信を行う。
送信状況認識処理部213は、FAX送信処理部212のFAXの通信処理内容を判定し、その送信状況を認識する。
通知先情報ファイル214は、FAXの送信状況を通知するファクシミリ状況通知装置1の電話番号を含む通知先情報を予め記録する記録手段である。
送信状況送出処理部215は、送信状況認識処理部213の認識したFAXの送信状況と、FAX送信情報入力部211を介して入力されたFAXの送信者情報と送信先情報を、公衆回線網41を介して、通知先情報ファイル214に記録された通知先に従い、ファクシミリ状況通知装置1へ、FAX状況通知メッセージとして通知する。
【0030】
ここで、送信状況認識処理部213の認識する送信状況の一例を説明すると、(1)正常に送信終了。
(2)送信先の電話が話中である。
(3)送信先の相手端末がFAX端末でない。
(4)送信先の相手端末(回線)が故障中。
の4項目が挙げられる。また、特に(2)の「話中」の処理に関しては、FAXの再送を行う場合とFAXの送信を中止する場合があるが、詳細は後述する。
【0031】
更に、状況通知ファクシミリ端末21の送信状況送出処理部215から、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況受信処理部14へ送出されるFAX状況通知メッセージについて、図3の(a)にFAX状況通知メッセージの一例を、図3の(b)に、FAX状況通知メッセージの中の送信状況の凡例を挙げて説明する。FAX状況通知メッセージには、
(1)FAX送信日時
(2)送信元FAX番号
(3)ユーザ番号
(4)送信先FAX番号
(5)再送回数
(6)送信状況
の6項目が記述され、何時、誰が、誰宛にFAXを送ったか、再送回数を含めて通知することが可能であり、特に(6)の送信状況は、図2の(b)に示すような凡例により5種類の状況が通知できる。
【0032】
また、上述のFAX状況通知メッセージを、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況受信処理部14が受信することで、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況通知処理部15が送信状況を変換して送信元2へ送出する文書情報の一例を説明すると、
(1)正常時:
「午前10時53分に田中様が043−211−217Xの鈴木様へ送信したFAXは、正常に送信されました。」
(2)話中時(再送中):
「午前10時53分に田中様が043−211−217Xの鈴木様へ送信したFAXは、話中のため2回目の再送をしています。」
(3)話中時(中止):
「午前10時53分に田中様が043−211−217Xの鈴木様へ送信したFAXは、話中のため送信を中止しました。」
(4)相手先端末がFAX端末でない:
「午前10時53分に田中様が043−211−217Xの鈴木様へ送信したFAXは、相手先端末がFAX端末ではないため、送信を中止しました。」
(5)相手先が故障:
「午前10時53分に田中様が043−211−217Xの鈴木様へ送信したFAXは、相手先が故障のため送信を中止しました。」
となり、これを、予め登録したFAXの送信元2の通信端末へ、コンピュータネットワーク42を介した電子メールや、公衆回線網41を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する。
【0033】
同様に、上述のFAX状況通知メッセージを、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況受信処理部14が受信した時、特にFAXが正常に送信終了した場合、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況通知処理部15が文書情報に変換し送信先3へ送出するFAX送信完了の通知の一例を説明すると、
「こちらはXXXサービスです。
午前10時53分に田中様が043−211−217Xの鈴木様へFAXを送
信したのでご確認くだざい。
また、田中様から鈴木様へ以下のメツセージがあります。
”FAXを送信しましたので、ご確認の上ご不明な点がございましたらご連絡
ください。よろしくお願いします。”
以上 」
となり、これを、予め登録したFAXの送信先3の通信端末へ、コンピュータネットワーク42を介した電子メールや、公衆回線網41を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する。
【0034】
なお、FAXの送信元2、及び送信先3に用意されたFAXの送信状況受信用の通信端末は、上述の電話機、携帯電話機、PHS端末、コンピュータ端末、ポケットベルに限らず、通信網4を介してFAXの送信状況をファクシミリ状況通知装置1から受信できるものであれば、どのような通信端末であっても良い。
【0035】
また、ファクシミリ状況通知装置1のユーザ情報ファイル13と、状況通知ファクシミリ端末21の通知先情報ファイル214は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0036】
更に、ファクシミリ状況通知装置1の通信処理部11と、ユーザ情報登録処理部12と、送信状況受信処理部14と、送信状況通知処理部15と、状況通知ファクシミリ端末21のFAX送信情報入力部211と、FAX送信処理部212と、送信状況認識処理部213と、送信状況送出処理部215は、それぞれ、ファクシミリ状況通知装置1、状況通知ファクシミリ端末21において、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演算システム)により構成され、上記の各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することにより、その機能を実現させるものであってもよい。
【0037】
次に、本発明の第1の実施の形態の動作を図4を用いて説明する。
図4は、図1に示す本実施の形態の構成の動作を説明するフローチャートである。
まず、ファクシミリ状況通知装置1のユーザ情報登録処理部12を介して、ファクシミリ状況通知装置1のユーザ情報ファイル13へ、送信元2、及び送信先3に用意された通信端末の通知先情報、及び送信者情報と送信先情報を含むユーザ情報を、予め送信元2の利用者に登録させる(ステップS1)。
次に、送信元2の利用者がFAXを送信する際、状況通知ファクシミリ端末21のFAX送信情報入力部211は、FAXの送信者情報を入力するためのカードリーダ201の有無を判定する(ステップS2)。
もし、ステップS2において、カードリーダ201が状況通知ファクシミリ端末21に接続されていると判断した場合(ステップS2のYES)、状況通知ファクシミリ端末21は、利用者に、ユーザ番号をカードリーダ201を用いて入力させる(ステップS3)。
そして、FAXを送信する相手先のファクシミリ端末31に与えられた着FAX番号をダイヤル入力させる(ステップS4)。
ただし、カードリーダ201が接続されている場合でも、ユーザ番号をダイヤル入力しても良い。
また、もし、ステップS2において、カードリーダが状況通知ファクシミリ端末21に接続されていないと判断した場合(ステップS2のNO)、状況通知ファクシミリ端末21は、利用者に、ユーザ番号とFAXを送信する相手先のファクシミリ端末31に与えられた着FAX番号をダイヤル入力させる(ステップS5)。
【0038】
ユーザ番号と着FAX番号が入力されたら、状況通知ファクシミリ端末21は、入力された着FAX番号を有する送信先3のファクシミリ端末31へ、電話をかけてFAXを送信する(ステップS6)。
次に、送信したFAXについて、状況通知ファクシミリ端末21の送信状況認識処理部213が、FAX送信処理部212のFAXの通信処理内容を判定し、その送信状況を認識する(ステップS7)。
この時、認識した送信状況が「話中」に関しては、特に次のように動作する。
すなわち、相手先が話中状態かどうかを判定し(ステップS8)、相手先が話中状態であった場合(ステップS8のYES)、予め設定した設定回数FAXの再送を行ったかどうかを判定する(ステップS9)。
もし、ステップS9において、予め設定した設定回数のFAXの再送が行われていないと判断した場合(ステップS9のNO)、ファクシミリ状況通知装置1へ、送信状況を図3に説明する状況通知メッセージに従い送出する(ステップS10)。ここでは、「話中」であって、予め設定した設定回数のFAXの再送が行われていないことから、状況通知メッセージの送信状況には「02」の「話中(再送中)」を設定してFAX状況通知装置1へ通知する。
FAXの送信状況の通知を受けたFAX状況通知装置1は、状況通知メッセージの送信者情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信元2の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信元2の通信端末へ送信状況を前述の文書情報で通知する(ステップS11)。
状況を送信元2へ通知したら、ステップS6へ戻りFAXを再送し、FAXの再送回数が予め設定した回数になるか、正常にFAXの送信が終了するまで、同じことを繰り返す。
また、もし、ステップS9において、予め設定した設定回数のFAXの再送が行われたと判断した場合(ステップS9のYES)、状況通知ファクシミリ端末21は、FAXの送信を解除して再送を中止する(ステップS12)。
FAXの再送を中止したら、状況通知メッセージの送信状況には「03」の「話中(再送中止)」を設定してFAX状況通知装置1へ、送信状況を通知する(ステップS13)。
【0039】
また、相手先が話中状態かどうかを判定し(ステップS8)、相手先が話中状態ではなかった場合(ステップS8のNO)、ステップS8からステップS13へ進み、状況通知メッセージの送信状況には、ステップS7で状況通知ファクシミリ端末21の送信状況認識処理部213が認識した送信状況を設定してFAX状況通知装置1へ、状況通知メッセージにより送信状況を通知する(ステップS13)。
ステップS13で、状況通知ファクシミリ端末21から送信状況を通知されたファクシミリ状況通知装置1は、状況通知メッセージの送信者情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信元2の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信元2の通信端末へ送信状況を前述の文書情報で通知する(ステップS14)。
次に、上述のFAXの送信が正常であったかどうかを再度判定し(ステップS15)、もし正常であれば(ステップS16のYES)、ファクシミリ状況通知装置1は、状況通知メッセージの送信者情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信先3の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信先3の通信端末へFAX送信完了の通知を前述の文書情報で通知する(ステップS16)。ここで、送信先3が通信網4上に複数存在する場合は、状況通知メッセージの送信先情報により送信先3を特定する。
また、上述のFAXの送信が正常であったかどうかを再度判定し(ステップS15)、もし正常でなければ、ファクシミリ状況通知装置1は、FAXの送信先3には何も通知せず動作を終了する(ステップS16のNO)。
【0040】
(第2の実施の形態)
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、ファクシミリ状況通知装置がFAXの転送を行うことで、自らがFAXの送信状況を認識して、送信元、及び送信先に用意された通信端末へ、送信状況を送出することで、送信元のファクシミリ端末も従来から使用されているファクシミリ端末を用いることが可能なシステムについて説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。この図において、第1の実施の形態で説明した図1と同じ符号を付与した構成要素は、第1の実施の形態で説明した構成要素と同じ動作をする構成要素であるので、ここでは説明を省略する。
符号5は本実施の形態によるFAXの送信状況をFAXの送信元、及び送信先3に通知するファクシミリ状況通知装置である。符号6は、従来から使用されているファクシミリ端末と、送信状況受信用の通信端末を含む送信元である。
なお、図5においても、送信先3は、通信網4上に1個、または複数個存在するものとする。
また、公衆回線網41は、携帯電話やPHS( Personal Handy Phone System)の為の無線基地局を有する移動通信網も含むものとする。
【0041】
また、ファクシミリ状況通知装置5は、通信処理部11と、ユーザ情報登録処理部12と、ユーザ情報ファイル13と、FAX転送処理部16と、送信状況認識処理部17と、送信状況通知処理部18とから構成されている。
ここで、第1の実施の形態で説明した図1のファクシミリ状況通知装置1と同じ符号を付与した構成要素は、第1の実施の形態で説明したファクシミリ状況通知装置1の構成要素と同じ動作をする構成要素であるので、ここでは説明を省略する。
FAX転送処理部16は、通信処理部11により、公衆回線網41を介して送信元6のファクシミリ端末からFAX画像を受信し、送信先3のファクシミリ端末へ転送する。
送信状況認識処理部17は、FAX転送処理部16のFAXの通信処理内容を判定し、その送信状況を認識する。
送信状況通知処理部18は、送信状況認識処理部17により認識された送信状況を文書情報に変換し、通信処理部11により、予め登録したFAXの送信元、及び送信先3の通信端末へ、コンピュータネットワーク42を介した電子メールや、公衆回線網41を介した音声信号、または文字情報により自動で通知する。
【0042】
また、送信元6は、第1の実施の形態で説明した図1の送信元2の状況通知ファクシミリ端末21の代わりに、従来から使用されているファクシミリ端末61を有している。また、第1の実施の形態で説明した図1の送信元2と同じ符号を付与したその他の構成要素は、第1の実施の形態で説明した送信元2の構成要素と同じ動作をする構成要素であるので、ここでは説明を省略する。
また、ここでも、第1の実施の形態と同様に、電話機22と、携帯電話機/PHS端末23と、コンピュータ端末24は、ファクシミリ状況通知装置5に接続して、ユーザ情報登録処理部12によりFAXの送信元6、及び送信先3に用意された通信端末の通知先情報を含むユーザ情報を、予め送信元6の利用者に登録させる時の通信端末としても使用する。
【0043】
更に、ファクシミリ状況通知装置5のFAX転送処理部16を、図6を用いて詳細に説明する。図6は、FAX転送処理部16の詳細な構成を説明するブロック図である。この図において、FAX転送処理部16は、画像情報蓄積処理部161と、画像情報ファイル162と、文字情報認識処理部163と、画像情報送出処理部164とから構成される。
画像情報蓄積処理部161は、通信処理部11により、公衆回線網41を介して、送信元6のファクシミリ端末61からFAX画像を受信し蓄積する。
画像情報ファイル162は、画像情報蓄積処理部161の受信したFAX画像を記録する。
文字情報認識処理部163は、画像情報ファイル162に記録されたFAX画像から文字情報を抽出して、文字認識によりFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を認識する。
画像情報送出処理部164は、文字情報認識処理部163の認識した、FAX送信情報に含まれるFAXの転送先へ、該当するFAX画像を転送する。
【0044】
ここで、送信状況認識処理部17の認識する送信状況の一例は、第1の実施の形態で説明した図1の状況通知ファクシミリ端末21の送信状況認識処理部213の認識する送信状況と同一であるとする。
【0045】
また、ファクシミリ状況通知装置5の送信状況通知処理部15が、送信状況認識処理部17の認識する送信状況を変換して送信元6へ送出する文書情報の一例は、第1の実施の形態で説明した図1の状況通知ファクシミリ端末21の送信状況送出処理部215から、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況受信処理部14へ送出されるFAX状況通知メッセージに含まれる送信状況を、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況通知処理部15が変換して送信元6へ送出する文書情報の一例と同一であるとする。
【0046】
同様に、FAXが正常に送信終了した場合、ファクシミリ状況通知装置5の送信状況通知処理部15が文書情報に変換し送信先3へ送出するFAX送信完了の通知の一例は、第1の実施の形態で説明した図1の状況通知ファクシミリ端末21の送信状況送出処理部215から、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況受信処理部14へ送出されるFAX状況通知メッセージに含まれる送信状況を、ファクシミリ状況通知装置1の送信状況通知処理部15が文書情報に変換し送信先3へ送出するFAX送信完了の通知の一例と同一であるとする。
【0047】
なお、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、FAXの送信元6、及び送信先3に用意されたFAXの送信状況受信用の通信端末は、上述の電話機、携帯電話機、PHS端末、コンピュータ端末、ポケットベルに限らず、通信網4を介してFAXの送信状況をファクシミリ状況通知装置5から受信できるものであれば、どのような通信端末であっても良い。
【0048】
また、ファクシミリ状況通知装置5のユーザ情報ファイル13と、FAX転送処理部16に含まれる画像情報ファイル162は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【0049】
更に、ファクシミリ状況通知装置5の通信処理部11と、ユーザ情報登録処理部12と、ユーザ情報ファイル13と、送信状況認識処理部17と、送信状況通知処理部18と、FAX転送処理部16に含まれる画像情報蓄積処理部161と、文字情報認識処理部163と、画像情報送出処理部164は、それぞれ、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演算システム)により構成され、上記の各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することにより、その機能を実現させるものであってもよい。
【0050】
次に、本発明の第2の実施の形態の動作を図7を用いて説明する。
図7は、図5に示す本実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
まず、ファクシミリ状況通知装置5のユーザ情報登録処理部12を介して、ファクシミリ状況通知装置5のユーザ情報ファイル13へ、送信元6、及び送信先3に用意された通信端末の通知先情報、及び送信者情報と送信先情報を含むユーザ情報を、予め送信元6の利用者に登録させる(ステップS51)。
次に、送信元6の利用者がFAXを送信する際、利用者にファクシミリ端末61からファクシミリ状況通知装置5へ電話をかけさせる(ステップS52)。
電話が通じたら、ファクシミリ端末61は、ファクシミリ状況通知装置5へFAXを送信する(ステップS53)。
送信処理部11を介してFAXを受信したファクシミリ状況通知装置5は、FAX転送処理部16の画像情報蓄積処理部161により、画像情報ファイル162へ画像情報を蓄積する(ステップS54)。
画像情報が蓄積されたら、文字情報認識処理部163は、画像情報ファイル162に記録されたFAX画像から文字情報を抽出して、文字認識によりFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を認識する(ステップS55)。
【0051】
文字認識によりFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を認識したら、該当する着FAXである送信先3のファクシミリ端末31へ、画像情報ファイル162に記録されたFAX画像を転送する(ステップS56)。
次に、送信したFAXについて、ファクシミリ状況通知装置5の送信状況認識処理部17が、FAX転送処理部16のFAXの通信処理内容を判定し、その送信状況を認識する(ステップS57)。
この時、認識した送信状況が「話中」に関しては、特に次のように動作する。
すなわち、相手先が話中状態かどうかを判定し(ステップS58)、相手先が話中状態であった場合(ステップS58のYES)、予め設定した設定回数のFAXの再送を行ったかどうかを判定する(ステップS59)。
もし、ステップS59において、予め設定した設定回数のFAXの再送が行われていないと判断した場合(ステップS59のNO)、ファクシミリ状況通知装置5は、送信者情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信元6の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信元6の通信端末へ送信状況を前述の文書情報で通知する(ステップS60)。
状況を送信元6へ通知したら、ステップS56へ戻りFAXを再送し、FAXの再送回数が予め設定した回数になるか、正常にFAXの送信が終了するまで、同じことを繰り返す。
また、もし、ステップS59において、予め設定した設定回数のFAXの再送が行われたと判断した場合(ステップS59のYES)、ファクシミリ状況通知装置5は、FAXの転送を解除して再送を中止する(ステップS61)。
FAXの再送を中止したファクシミリ状況通知装置5は、送信者情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信元6の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信元6の通信端末へ送信状況を前述の文書情報で通知する(ステップS62)。
【0052】
また、相手先が話中状態かどうかを判定し(ステップS58)、相手先が話中状態ではなかった場合(ステップS58のNO)、ステップS58からステップS62へ進み、ファクシミリ状況通知装置5は、送信者情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信元6の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信元6の通信端末へ送信状況を前述の文書情報で通知する(ステップS62)。
次に、上述のFAXの送信が正常であったかどうかを再度判定し(ステップS63)、もし正常であれば(ステップS63のYES)、ファクシミリ状況通知装置5は、転送先情報から特定される、ユーザ情報ファイル13に記録された送信先3の通信端末の電話番号と優先順位に従い、送信先3の通信端末へFAX送信完了の通知を前述の文書情報で通知する(ステップS64)。
また、上述のFAXの送信が正常であったかどうかを再度判定し(ステップS63)、もし正常でなければ、ファクシミリ状況通知装置5は、FAXの送信先3には何も通知せず動作を終了する(ステップS63のNO)。
【0053】
(第3の実施の形態)
次に、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、第2の実施の形態のファクシミリ状況通知装置5において、FAX転送処理部が画像情報の文字認識ではなく、音声ガイダンスに従った利用者の情報入力によりFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を取得する場合を説明する。
第3の実施の形態の説明では、第2の実施の形態で説明した図5に相当する全体の構成図は、図5のファクシミリ状況装置5のFAX転送処理部16が、図8に示すFAX転送処理部19へ変更されただけなので、ここでは省略する。
図8は、本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図であって、図5で説明したファクシミリ状況通知装置5のFAX転送処理部の別の実施の形態の詳細を説明する。この図において、FAX転送処理部19は、画像情報蓄積処理部161と、画像情報ファイル162と、画像情報送出処理部164と、音声ガイダンス入力部191とから構成される。ここで、第2の実施の形態で説明した図5のFAX転送処理部16と同じ符号を付与した構成要素は、第2の実施の形態で説明した構成要素と同じ動作をする構成要素であるので、ここでは説明を省略する。
音声ガイダンス入力部191は、ファクシミリ状況通知装置5の通信処理部11を介して、送信元6のファクシミリ端末61より、音声ガイダンスに従って利用者にFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を入力させる。
【0054】
また、本実施の形態における、送信状況認識処理部17の認識する送信状況の一例、及び、ファクシミリ状況通知装置5の送信状況通知処理部15が、送信状況認識処理部17の認識する送信状況を変換して送信元6へ送出する文書情報の一例、更に、FAXが正常に送信終了した場合、ファクシミリ状況通知装置5の送信状況通知処理部15が文書情報に変換し送信先3へ送出するFAX送信完了の通知の一例は、全て第2の実施の形態と同一とする。
【0055】
なお、第3の実施の形態においても、第1、第2の実施の形態と同様に、FAXの送信元6、及び送信先3に用意されたFAXの送信状況受信用の通信端末は、上述の電話機、携帯電話機、PHS端末、コンピュータ端末、ポケットベルに限らず、通信網4を介してFAXの送信状況をファクシミリ状況通知装置5から受信できるものであれば、どのような通信端末であっても良い。
【0056】
また、FAX転送処理部16に含まれる音声ガイダンス入力部191は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演算システム)により構成され、上記の各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することにより、その機能を実現させるものであってもよい。
【0057】
次に、本発明の第3の実施の形態の動作を図9を用いて説明する。図9は、本実施の形態の動作を説明するフローチャートである。本実施の形態の動作は、図9に示すように、図7の第2の実施の形態の動作のステップS55で画像情報の文字認識によってFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を取得していたのに対して、ステップS71において、音声ガイダンス入力部191が、ファクシミリ状況通知装置5の通信処理部11を介して、送信元6のファクシミリ端末61より、音声ガイダンスに従って利用者にFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を入力させる。
まず、ファクシミリ状況通知装置5のユーザ情報登録処理部12を介して、ファクシミリ状況通知装置5のユーザ情報ファイル13へ、送信元6、及び送信先3に用意された通信端末の通知先情報、及び送信者情報と送信先情報を含むユーザ情報を、予め送信元6の利用者に登録させる(ステップS51)。
次に、送信元6の利用者がFAXを送信する際、利用者にファクシミリ端末61からファクシミリ状況通知装置5へ電話をかけさせる(ステップS52)。
電話が通じたら、ファクシミリ状況通知装置5の音声ガイダンス入力部191は、ファクシミリ状況通知装置5の通信処理部11を介して、送信元6のファクシミリ端末61より、音声ガイダンスに従って利用者にFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報を入力させる(ステップS71)。
次に、ファクシミリ端末61は、ファクシミリ状況通知装置5へFAXを送信する(ステップS53)。
送信処理部11を介してFAXを受信したファクシミリ状況通知装置5は、FAX転送処理部16の画像情報蓄積処理部161により、画像情報ファイル162へ画像情報を蓄積する(ステップS54)。
そして、音声ガイダンスに従って入力されたFAXの送信者情報や転送先情報を含むFAX送信情報により、該当する着FAXである送信先3のファクシミリ端末31へ、画像情報ファイル162に記録されたFAX画像を転送する(ステップS56)。
但し、第3の実施の形態の場合、ステップS54にてFAXの画像情報を画像情報ファイル162に記録せずに、ステップS56において、直接送信先のファクシミリ端末31へ転送しても良い。
また、これ以降の動作は、図7に示す第2の実施の形態で説明したファクシミリ状況通知装置5の動作と同一であるので、ここでは説明を省略する。
【0058】
なお、上述の実施の形態では、ユーザ情報において、ユーザ番号毎(利用者毎)に送信元の通信端末、及び送信先や送信先の通信端末を管理する場合を説明したが、送信元のFAX番号毎(送信元のファクシミリ端末毎)に送信元の通信端末、及び送信先や送信先の通信端末を管理しても良い。
【0059】
また、上述の実施の形態で説明したファクシミリ状況通知装置1、ファクシミリ状況通知装置5、及び状況通知ファクシミリ端末21は、それぞれ、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読みとり可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述の各装置における機能を実現しても良い。
【0060】
ここで、上記「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにWWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶システムのことをいう。更に、「コンピュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送出する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0061】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAXの送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知装置において、通信網を介して、情報を送受信する通信手段と、通信手段により、公衆回線網を介して送信元のファクシミリ端末からFAXの送信状況、及び送信者情報を含むFAX状況通知メッセージを受信する送信状況受信手段と、送信状況受信手段により受信されたFAX状況通知メッセージから、通信手段により、送信状況及び送信者情報を抽出し、該送信者情報からユーザ情報を参照して特定される通信端末へ、該送信状況を電子メールや音声信号、文字情報で通知する送信状況通知手段とを設け、FAXの送信状況をファクシミリ端末が認識して、ファクシミリ状況通知装置を介して送信元、及び送信先へ通知する構成とした。
これにより、電話回線(公衆回線網)のみに接続されたファクシミリ端末から、FAXの送信元、及び送信先にFAXの送信状況を通知することが可能となる。また、低通信コストで、かつ送信元、及び送信先の利用者の在、不在を気にせず、FAXの送信状況を通知することが可能となる。更に、従来からある電話機やポケットベル等を用いて、FAXの送信状況を受信することが可能となる。
【0063】
本発明は、上記ファクシミリ状況通知装置に対し、公衆回線網を介してFAXの送信状況を通知可能な、FAXの送信元で使用される状況通知ファクシミリ端末において、FAXの送信状況を認識する送信状況認識手段と、送信状況認識手段の認識したFAXの送信状況、及び送信者情報と送信先情報を、公衆回線網を介して、通知先情報記録手段に記録された通知先に従い、FAX状況通知メッセージとして、ファクシミリ状況通知装置へ通知する送信状況送出手段とを設けた。
これにより、ファクシミリ端末を電話回線(公衆回線網)に接続するだけで、FAXの送信状況を通知することが可能となる。
【0064】
本発明は、公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知装置において、通信網を介して、情報を送受信する通信手段と、通信手段により、公衆回線網を介して送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び送信者情報と転送先情報を取得し、転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送手段と、FAX転送手段のFAXの送信状況を認識する送信状況認識手段と、送信状況認識手段により認識されたFAXの送信状況を、通信手段により、送信者情報と転送先情報からユーザ情報を参照して特定される通信端末へ電子メールや音声信号、文字情報で通知する送信状況通知手段とを設け、ファクシミリ状況通知装置がFAXの送信状況を認識して送信元、及び送信先へ通知する構成とした。
これにより、電話回線(公衆回線網)のみに接続された、従来から使用していたファクシミリ端末を用いて、送信元、及び送信先にFAXの送信状況を通知することができるファクシミリシステムを構築することが可能となる。
【0065】
従って、FAXを送信すると、FAXの送信状況を自動で送信元と送信先へ通知してくれるファクシミリシステムを構築できるという効果が得られる。特に本ファクシミリシステムの構築においてファクシミリ端末の設置場所にLAN設備等の電話設備以外の設備を設ける必要がないという効果が得られる。
また、FAXの送信者がFAXの宛先へ電話連絡を行い、FAXの送達状況を確認するという従来の行為が必要なくなるので、電話連絡による更なる通信料が発生しないという効果が得られる。更に、FAXの受け手側も定期的にファクシミリ端末へ受信したFAXが貯まっていないか確認する手間が必要なくなるという効果が得られる。
また、FAXの送信者やFAXの受け手がどこにいても、FAXの送信状況を自動で通知できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の構成を説明するブロック図である。
【図2】 図1に示す状況通知ファクシミリ端末の詳細な構成を説明するブロック図である。
【図3】 同実施の形態の状況通知ファクシミリ端末からファクシミリ状況通知装置へ送出される状況通知メッセージの一例を説明する模式図である。
【図4】 同実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の構成を説明するブロック図である。
【図6】 図5に示すFAX転送処理部の詳細な構成を説明するブロック図である。
【図7】 同実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明の第3の実施の形態のFAX転送処理部の詳細な構成を説明するブロック図である。
【図9】 同実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ状況通知装置
2 送信元
3 送信先
4 通信網
11 通信処理部
12 ユーザ情報登録処理部
13 ユーザ情報ファイル
14 送信状況受信処理部
15 送信状況通知処理部
16 FAX転送処理部
17 送信状況認識処理部
18 送信状況通知処理部
19 FAX転送処理部
21 状況通知ファクシミリ端末
22 電話機
23 携帯電話機/PHS端末
24 コンピュータ端末
25 ポケットベル
31 ファクシミリ端末
32 電話機
33 携帯電話機/PHS端末
34 コンピュータ端末
35 ポケットベル
41 公衆回線網
42 コンピュータネットワーク
61 ファクシミリ端末
161 画像情報蓄積処理部
162 画像情報ファイル
163 文字情報認識処理部
164 画像情報送出処理部
191 音声ガイダンス入力部
201 カードリーダ
211 FAX送信情報入力部
212 FAX送信処理部
213 送信状況認識処理部
214 通知先情報ファイル
215 送信状況送出処理部

Claims (4)

  1. 公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知装置であって、
    通信網を介して、情報を送受信する通信手段と、
    前記送信状況を通知する複数の送信先の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信先の通信端末を示す通知先情報及び、前記送信状況を通知する複数の送信元の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信元の通信端末を示す送信者情報を含むユーザ情報を、前記通信手段を介して、予め送信元の利用者に登録させるユーザ情報登録手段と、
    前記ユーザ情報登録手段により受信されたユーザ情報を記録するユーザ情報記録手段と、
    前記通信手段により、公衆回線網を介して前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び送信者情報と転送先情報を取得し、前記転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送手段と、
    前記FAX転送手段のFAXの送信状況を認識する送信状況認識手段と、
    前記送信状況認識手段により認識されたFAXの送信状況を、前記通信手段により、前記複数の送信先の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記通知先情報の優先順位に基づいて選択される第1の通信端末と、前記複数の送信元の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記送信者情報の優先順位に基づいて特定される第2の通信端末とへ、それぞれ通知する送信状況通知手段と、
    を設けており、
    前記FAX転送手段は、
    前記通信手段により、公衆回線網を介して、前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像を受信し蓄積する画像情報蓄積手段と、
    前記画像情報蓄積手段の受信したFAX画像を記録する画像情報記録手段と、
    前記画像情報記録手段に記録されたFAX画像から文字情報を抽出して、文字認識により、前記送信者情報と転送先情報を取得する文字情報認識手段と、
    前記文字情報認識手段の認識した転送先情報に基づき、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送する画像情報送出手段と、
    を含むことを特徴とするファクシミリ状況通知装置。
  2. 公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知装置であって、
    通信網を介して、情報を送受信する通信手段と、
    前記送信状況を通知する複数の送信先の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信先の通信端末を示す通知先情報及び、前記送信状況を通知する複数の送信元の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信元の通信端末を示す送信者情報を含むユーザ情報を、前記通信手段を介して、予め送信元の利用者に登録させるユーザ情報登録手段と、
    前記ユーザ情報登録手段により受信されたユーザ情報を記録するユーザ情報記録手段と、
    前記通信手段により、公衆回線網を介して前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び送信者情報と転送先情報を取得し、前記転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送手段と、
    前記FAX転送手段のFAXの送信状況を認識する送信状況認識手段と、
    前記送信状況認識手段により認識されたFAXの送信状況を、前記通信手段により、前記複数の送信先の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記通知先情報の優先順位に基づいて選択される第1の通信端末と、前記複数の送信元の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記送信者情報の優先順位に基づいて特定される第2の通信端末とへ、それぞれ通知する送信状況通知手段と、
    を設けており、
    前記FAX転送手段は、
    音声ガイダンスを用いて、送信元のファクシミリ端末から前記送信者情報と転送先情報を入力させる音声ガイダンス入力手段と、
    前記通信手段により、公衆回線網を介して、前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像を受信し、前記音声ガイダンス入力手段を介して入力された転送先情報に基づき、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送する画像情報送出手段と、
    を含むことを特徴とするファクシミリ状況通知装置。
  3. 公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知方法であって、
    通信網を介して、情報を送受信する通信処理と、
    前記送信状況を通知する複数の送信先の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信先の通信端末を示す通知先情報及び、前記送信状況を通知する複数の送信元の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信元の通信端末を示す送信者情報を含むユーザ情報を、前記通信処理を介して、予め送信元の利用者に登録させるユーザ情報登録処理と、
    前記通信処理により、公衆回線網を介して前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び転送先情報と送信者情報を取得し、前記転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送処理と、
    前記FAX転送処理のFAXの送信状況を認識する送信状況認識処理と、
    前記送信状況認識処理により認識されたFAXの送信状況を、前記通信処理により、前記複数の送信先の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記通知先情報の優先順位に基づいて選択される第1の通信端末と、前記複数の送信元の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記送信者情報の優先順位に基づいて特定される第2の通信端末とへ、それぞれ通知する送信状況通知処理と、
    を含み、
    前記FAX転送処理は、
    前記通信処理により、公衆回線網を介して、前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像を受信し、画像情報記録手段に蓄積する画像情報蓄積処理と、
    前記画像情報記録手段に記録されたFAX画像から文字情報を抽出して、文字認識により、前記送信者情報と転送先情報を取得する文字情報認識処理と、
    前記文字情報認識処理で認識した転送先情報に基づき、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送する画像情報送出処理と、
    を含むことを特徴とするファクシミリ状況通知方法。
  4. 公衆回線網に接続された送信元のファクシミリ端末から受信したFAX画像を送信先のファクシミリ端末へ転送し、その送信状況を、予め登録された通信端末へ通知するファクシミリ状況通知方法であって、
    通信網を介して、情報を送受信する通信処理と、
    前記送信状況を通知する複数の送信先の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信先の通信端末を示す通知先情報及び、前記送信状況を通知する複数の送信元の通信端末であって、優先順位がつけられている前記複数の送信元の通信端末を示す送信者情報を含むユーザ情報を、前記通信処理を介して、予め送信元の利用者に登録させるユーザ情報登録処理と、
    前記通信処理により、公衆回線網を介して前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像、及び転送先情報と送信者情報を取得し、前記転送先情報に基づいて、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送するFAX転送処理と、
    前記FAX転送処理のFAXの送信状況を認識する送信状況認識処理と、
    前記送信状況認識処理により認識されたFAXの送信状況を、前記通信処理により、前記複数の送信先の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記通知先情報の優先順位に基づいて選択される第1の通信端末と、前記複数の送信元の通信端末のうち、前記ユーザ情報に含められている前記送信者情報の優先順位に基づいて特定される第2の通信端末とへ、それぞれ通知する送信状況通知処理と、
    を含み、
    前記FAX転送処理は、
    音声ガイダンスを用いて、送信元のファクシミリ端末から前記送信者情報と転送先情報を入力させる音声ガイダンス入力処理と、
    前記通信処理により、公衆回線網を介して、前記送信元のファクシミリ端末からFAX画像を受信し、前記音声ガイダンス入力処理を介して入力された転送先情報に基づき、送信先のファクシミリ端末へ該FAX画像を転送する画像情報送出処理と、
    を含むことを特徴とするファクシミリ状況通知方法。
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