JP2003163695A - 異社間文字メッセージサービスシステム並びにプログラムおよび利用者端末 - Google Patents

異社間文字メッセージサービスシステム並びにプログラムおよび利用者端末

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JP2003163695A
JP2003163695A JP2001361471A JP2001361471A JP2003163695A JP 2003163695 A JP2003163695 A JP 2003163695A JP 2001361471 A JP2001361471 A JP 2001361471A JP 2001361471 A JP2001361471 A JP 2001361471A JP 2003163695 A JP2003163695 A JP 2003163695A
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JP2001361471A
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Kiyouko Suganuma
今日子 菅沼
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字メッセージの送信先の利用者端末が登録
されている通信サービス提供会社を意識することなく、
簡単な操作により文字メッセージを送信できるようにし
た、異社間文字メッセージサービスおよび利用者端末を
提供する。 【解決手段】 異社間文字メッセージサービスセンター
500が、利用者100の利用者端末110からネット
ワーク600を介して送信されてくる文字メッセージ情
報120を受信して、当該受信文字メッセージ情報に関
する発信元および送信先の通信サービス提供会社A,B
を判断して、各通信サービス提供会社の文字メッセージ
の仕様の差に対応して文字メッセージ情報を変換し、ネ
ットワークを介して送信先の利用者端末210に対して
送信するように、異社間文字メッセージサービスシステ
ム10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる通信サービ
ス提供会社同士の利用者端末間で文字メッセージを送信
するための異社間文字メッセージサービスのための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の通信サービス提供会社とし
ての携帯電話会社により、複数の携帯電話サービスが提
供されている。そして、各携帯電話会社は、他の携帯電
話会社が提供する携帯電話サービスとの差別化を図るた
めに、独自のサービスを提供するようになってきてい
る。この独自のサービスの一つとして、文字メッセージ
サービスがあり、その利便性からよく利用されるように
なってきている。
【0003】これに対して、利用者端末としての携帯電
話端末は、各携帯電話会社毎に、それぞれ独自の文字メ
ッセージサービスを受けるために必要な機能を備えるよ
うに仕様が決定され、製造されている。そして、このよ
うな携帯電話端末は、それぞれ各携帯電話会社が自社が
提供する携帯電話サービスのための専用の携帯電話端末
として販売するようになっている。
【0004】ここで、このような文字メッセージサービ
スを同じ携帯電話会社同士の携帯電話端末間で利用する
場合、この利用者は、自分の携帯電話端末から、当該携
帯電話会社のメッセージサービスセンターあるいは直接
に送信先の携帯電話端末に対して、簡単に文字メッセー
ジを送信することができる。
【0005】これに対して、このような文字メッセージ
サービスを異なる携帯電話会社同士の携帯電話端末間で
利用する場合、例えば携帯電話会社Aに登録した携帯電
話端末を有する利用者は、自分の携帯電話端末から、文
字メッセージを送付すべき送信先の利用者の携帯電話端
末が登録されている携帯電話会社Bのメッセージサービ
スセンターを呼び出して、送信先の電話番号および文字
メッセージの内容を入力するようにしている。
【0006】この場合、送信先の電話番号および文字メ
ッセージの内容の入力は、携帯電話端末に設けられた操
作キーを使用し、送信先の携帯電話会社Bが使用してい
る文字コードにて、携帯電話会社Bが提供する文字メッ
セージの仕様に合わせて行なうようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た文字メッセージサービスにおいては、各携帯電話会社
毎に、文字メッセージに関する文字コード,文字数制限
や、画像ファイル,音声ファイルの添付の可否等の仕様
が異なっている。このため、同じ携帯電話会社同士の携
帯電話端末間で文字メッセージサービスを利用する場合
には、簡単な操作によって送信先の携帯電話端末に文字
メッセージを送信することが可能であるが、異なる携帯
電話会社同士の携帯電話端末間で文字メッセージサービ
スを利用する場合には、送信先の携帯電話端末が登録さ
れている携帯電話会社の文字メッセージの仕様に合わせ
て、複雑な操作が必要になってしまう。したがって、利
用者は、文字メッセージサービスを利用する場合、送信
先の携帯電話端末が登録されている携帯電話会社を常に
意識している必要があると共に、送信先の携帯電話端末
が自分の携帯電話端末とは異なる携帯電話会社に登録さ
れている場合には、複雑な操作が必要になってしまう。
【0008】また、送信先の利用者の携帯電話端末に対
して、他社の携帯電話端末またはPHS、あるいは一般
電話,公衆電話等から文字メッセージを送信する場合、
利用者は、送信先の利用者の携帯電話端末が登録されて
いる携帯電話会社の文字メッセージサービスセンターの
電話番号を知らなければならない。したがって、文字メ
ッセージを送信しようとする送信先の利用者が種々の携
帯電話会社に登録された携帯電話端末を持っている場合
には、送信先の利用者の携帯電話端末がどの携帯電話会
社に登録されているか、そしてすべての携帯電話会社の
文字メッセージサービスセンターの電話番号を知らない
と、文字メッセージを送信することができなかった。
【0009】さらに、送信先の利用者の携帯電話端末に
対して、他社の携帯電話端末またはPHS、あるいは一
般電話,公衆電話等から文字メッセージを送信する場
合、利用者は、送信先の利用者の携帯電話端末が登録さ
れている携帯電話会社の文字メッセージサービスの仕
様、例えば文字コード,文字制限数や、画像ファイル,
音声ファイルの添付の可否等を知らなければならない。
このため、利用者が、送信先の利用者端末が登録されて
いる携帯電話会社の文字メッセージサービスセンターの
電話番号を知っていたとしても、当該携帯電話会社の文
字メッセージサービスの仕様を知らないと、文字メッセ
ージを送信することができなかった。
【0010】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、文字メッセージを送信しようとする送信
先の利用者端末が登録されている通信サービス提供会社
を意識することなく、簡単な操作により文字メッセージ
を送信できるようにした、異社間文字メッセージサービ
スおよび利用者端末の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、各通信サービス提供会社が提供するネ
ットワークを介して、各通信サービス提供会社に登録さ
れた利用者端末から送信されてきた文字メッセージ情報
を、異社間文字メッセージサービスセンターにて受信
し、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送信す
る異社間文字メッセージサービスシステムであって、上
記異社間文字メッセージサービスセンターが、各利用者
の利用者端末からネットワークを介して送信されてくる
文字メッセージ情報を受信すると共に、ネットワークを
介して送信先の利用者端末に対して送信文字メッセージ
情報を送信する入出力部と、入出力部で受信した受信文
字メッセージ情報を登録する記憶部と、記憶部から受信
文字メッセージ情報を読み出して、当該受信文字メッセ
ージ情報に関する発信元および送信先の通信サービス提
供会社を判断して、各通信サービス提供会社の文字メッ
セージの仕様の差に対応して受信文字メッセージ情報を
送信文字メッセージ情報に変換し、送信文字メッセージ
情報を記憶部に登録する処理部と、記憶部から送信文字
メッセージ情報を読み出して、入出力部からネットワー
クを介して送信先の利用者端末に送信する送信部と、を
設けた構成としてある。
【0012】異社間文字メッセージサービスシステムを
このような構成とすると、利用者は、自分の利用者端末
をネットワークを介して異社間文字メッセージサービス
センターに接続して、自分の利用者端末の電話番号また
は登録している通信サービス提供会社の識別符号と送信
先の電話番号を含む文字メッセージ情報を送信する。
【0013】これにより、異社間文字メッセージサービ
スセンターは、この文字メッセージ情報を受信して、受
信した受信文字メッセージ情報から、発信元および送信
先の通信サービス提供会社を判断して、これらの通信サ
ービス提供会社の文字メッセージの仕様の差に対応し
て、受信文字メッセージ情報の文字コード等の必要な変
換を行なって、変換した送信文字メッセージ情報を記憶
部に登録する。そして、異社間文字メッセージサービス
センターは、記憶部から送信文字メッセージ情報を読み
出して、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送
信する。
【0014】このようにして、異社間文字メッセージサ
ービスセンターにより、互いに文字メッセージの仕様の
異なる複数の通信サービス提供会社に登録された利用者
端末間で、文字メッセージの送信を行なうことができ
る。その際、利用者は、自分の利用者端末をネットワー
クを介して異社間文字メッセージサービスセンターに接
続することにより、自分の利用者端末および送信先の利
用者端末が登録されている通信サービス提供会社をまっ
たく意識することなく、また送信先の利用者端末が登録
されている通信サービス提供会社の文字メッセージの仕
様に合わせて複雑な操作を行なうことなく、文字メッセ
ージの送信を行なうことができる。
【0015】したがって、利用者は、送信先の利用者端
末が登録されている通信サービス提供会社、そしてこの
通信サービス提供会社の文字メッセージサービスセンタ
ーの電話番号、そして文字メッセージの仕様を知らなく
ても、簡単に送信先の利用者端末に対して文字メッセー
ジを送信することができる。
【0016】請求項2記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記送信部が、送信した送信文字メッ
セージ情報が送信先の利用者端末で受信されない場合、
受信されるまで一定時間毎に繰返し当該送信文字メッセ
ージ情報を送信先の利用者端末に再送信する構成として
ある。異社間文字メッセージサービスシステムをこのよ
うな構成とすると、送信先の利用者端末が電源オフまた
は圏外等の利用によりネットワークに接続されていない
ときには、異社間文字メッセージサービスセンターが、
当該送信先の利用者端末に対して、一定時間毎に当該送
信文字メッセージ情報を繰返し再送信することにより、
送信先の利用者端末に対して確実に送信文字メッセージ
情報を送信することができる。
【0017】請求項3記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記送信部が、所定時間が経過しても
送信した送信文字メッセージ情報が送信先の利用者端末
で受信されない場合、当該送信文字メッセージ情報の再
送信を中止する構成としてある。異社間文字メッセージ
サービスシステムをこのような構成とすると、繰返しの
再送信により送信先の利用者端末に対して送信文字メッ
セージ情報を送信できないときには、異社間文字メッセ
ージサービスセンターは、所定時間経過後に送信文字メ
ッセージ情報の再送信を中止することにより、無用なデ
ータ送信を回避して、ネットワークの混雑を防止するこ
とができる。
【0018】請求項4記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記送信部が、当該送信文字メッセー
ジ情報の再送信を中止したとき、当該送信文字メッセー
ジ情報の送信元の利用者端末に対して、不達通知を送信
する構成としてある。異社間文字メッセージサービスシ
ステムをこのような構成とすると、再送信を中止した場
合に、異社間メッセージサービスセンターが、送信元の
利用者端末に対して、送信先の利用者端末への送信文字
メッセージ情報の不達の旨の通知を行なうことにより、
利用者は、自分が送信した文字メッセージ情報が不達と
なったことを知ることができる。
【0019】請求項5記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記送信部が、送信先の利用者端末が
文字メッセージサービスを契約していない旨のメッセー
ジを受け取ったとき、当該送信先の利用者端末が登録さ
れている通信サービス提供会社の文字メッセージサービ
スセンターに、当該送信文字メッセージ情報を送信する
構成としてある。
【0020】異社間文字メッセージサービスシステムを
このような構成とすると、送信先の利用者端末が異社間
文字メッセージサービスを契約していないときには、異
社間文字メッセージサービスセンターは、当該送信先の
利用者端末が登録されている通信サービス提供会社の文
字メッセージサービスセンターに対して、当該送信文字
メッセージ情報を送信する。これにより、当該通信サー
ビス提供会社の文字メッセージサービスセンターは、電
子メールやボイスメール等の文字メッセージとは異なる
手段により、当該送信先の利用者端末に対して送信文字
メッセージ情報のメッセージ本文を送信する。したがっ
て、送信先の利用者は、その利用者端末が文字メッセー
ジの契約をしていないときであっても、確実に文字メッ
セージ情報のメッセージ本文を受信することができる。
【0021】請求項6記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記処理部が、受信文字メッセージ情
報を送信文字メッセージ情報に変換する際に、文字メッ
セージの文字コードを、送信先の通信サービス提供会社
の文字メッセージの仕様に合わせて変換する構成として
ある。異社間文字メッセージサービスシステムをこのよ
うな構成とすると、発信元の通信サービス提供会社と送
信先の通信サービス提供会社の文字メッセージの仕様の
違いから、文字メッセージの文字コードが異なるときで
も、処理部による文字コードの変換によって、送信先の
利用者端末で確実に読むことができる文字メッセージ情
報を送信することが可能である。
【0022】請求項7記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記処理部が、受信文字メッセージ情
報を送信文字メッセージ情報に変換する際に、メッセー
ジ本文が、送信先の通信サービス提供会社の文字メッセ
ージ仕様に対して文字制限数を越えた受信文字メッセー
ジ情報のメッセージ本文を、複数の当該文字制限数内の
メッセージ本文に分割して、それぞれ分割されたメッセ
ージ本文を含む複数の送信文字メッセージ情報に変換す
る構成としてある。異社間文字メッセージサービスシス
テムをこのような構成とすると、発信元の通信サービス
提供会社と送信先の通信サービス提供会社の文字メッセ
ージの仕様の違いから、文字メッセージのメッセージ本
文の文字制限数が異なり、送信先の通信サービス提供会
社の文字メッセージの文字制限数が少ないときでも、処
理部によるメッセージ本文の分割の変換によって、発信
元の利用者端末から送信された文字メッセージ情報のメ
ッセージ本文の全文が、確実に送信先の利用者端末に対
して送信することが可能である。
【0023】請求項8記載の異社間文字メッセージサー
ビスシステムは、上記入出力部が、利用者の利用者端末
が異社間文字メッセージサービスに対応していない場合
に、音声応答により、当該利用者端末からの文字メッセ
ージ情報を受信する構成としてある。異社間文字メッセ
ージサービスシステムをこのような構成とすると、利用
者が異社間文字メッセージサービスに対応していない利
用者端末を使用しているときでも、当該利用者は、自分
の利用者端末を使用して、ネットワークを介して異社間
文字メッセージサービスセンターに接続して、異社間文
字メッセージサービスセンターの音声応答に対応して、
自分の利用者端末を操作することにより、文字メッセー
ジ情報を入力し、ネットワークを介して異社間文字メッ
セージサービスセンターに送信することができる。
【0024】また、この目的を達成するため、本発明の
請求項9記載の異社間文字メッセージサービスプログラ
ムは、各通信サービス提供会社が提供するネットワーク
を介して、各通信サービス提供会社に登録されている利
用者端末から送信されてきた文字メッセージ情報を、異
社間文字メッセージサービスセンターにて受信させ、ネ
ットワークを介して送信先の利用者端末に送信させる処
理をコンピュータに実行させる異社間文字メッセージサ
ービスプログラムであって、各利用者の利用者端末から
ネットワークを介して送信されてくる文字メッセージ情
報を受信して記憶部に登録させると共に、ネットワーク
を介して送信先の利用者端末に対して送信文字メッセー
ジ情報を送信させ、記憶部から受信文字メッセージ情報
を読み出して、当該受信文字メッセージ情報に関する発
信元および送信先の通信サービス提供会社を判断して、
各通信サービス提供会社の文字メッセージの仕様の差に
対応して受信文字メッセージ情報を送信文字メッセージ
情報に変換して、送信文字メッセージ情報を記憶部に登
録させ、さらに記憶部から送信文字メッセージ情報を読
み出して、入出力部からネットワークを介して送信先の
利用者端末に送信させる構成としてある。
【0025】異社間文字メッセージサービスプログラム
をこのような構成とすると、利用者の利用者端末からネ
ットワークを介して送信されてくる利用者の利用者端末
の電話番号または登録している通信サービス提供会社の
識別符号と送信先の電話番号を含む文字メッセージ情報
を異社間文字メッセージサービスセンターで受信する。
そして、受信した受信文字メッセージ情報から、発信元
および送信先の通信サービス提供会社を判断して、これ
らの通信サービス提供会社の文字メッセージの仕様の差
に対応して、受信文字メッセージ情報の文字コード等の
必要な変換を行なって、変換した送信文字メッセージ情
報を、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送信
する。
【0026】このようにして、異社間文字メッセージサ
ービスセンターにて、互いに文字メッセージの仕様の異
なる複数の通信サービス提供会社に登録された利用者端
末間で、文字メッセージの送信を行なうことができる。
その際、利用者は、自分の利用者端末をネットワークを
介して異社間文字メッセージサービスセンターに接続す
ることにより、自分の利用者端末および送信先の利用者
端末が登録されている通信サービス提供会社をまったく
意識することなく、また送信先の利用者端末が登録され
ている通信サービス提供会社の文字メッセージの仕様に
合わせて複雑な操作を行なうことなく、文字メッセージ
の送信を行なうことができる。
【0027】したがって、利用者は、送信先の利用者端
末が登録されている通信サービス提供会社、そしてこの
通信サービス提供会社の文字メッセージサービスセンタ
ーの電話番号、そして文字メッセージの仕様を知らなく
ても、簡単に送信先の利用者端末に対して文字メッセー
ジを送信することができる。
【0028】さらに、この目的を達成するため、本発明
の請求項10記載の異社間文字メッセージサービスのた
めの利用者端末は、各通信サービス提供会社が提供する
ネットワークを介して、各通信サービス提供会社に登録
された利用者端末から送信されてきた文字メッセージ情
報を、異社間文字メッセージサービスセンターにて受信
し、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送信す
る異社間文字メッセージサービスのための利用者端末で
あって、他の通信サービス提供会社に登録されている利
用者端末への文字メッセージ情報の送信の際に、入力さ
れたメッセージ本文に対して、当該利用者端末の電話番
号または当該利用者端末が登録している通信サービス提
供会社の識別符号を付加して文字メッセージ情報を生成
し、異社間文字メッセージサービスセンターに送信する
構成としてある。
【0029】異社間文字メッセージサービスのための利
用者端末をこのような構成とすると、利用者は、自分の
利用者端末をネットワークを介して異社間文字メッセー
ジサービスセンターに接続して、メッセージ本文を入力
することにより、利用者端末が、当該利用者端末の電話
番号または登録している通信サービス提供会社の識別符
号と送信先の電話番号を付加して、文字メッセージ情報
を送信する。その際、利用者は、利用者端末が異社間文
字メッセージサービスに対応していることから、複雑な
入力作業が不要となり、簡単な作業により文字メッセー
ジ情報を送信することができる。
【0030】そして、異社間文字メッセージサービスセ
ンターは、この文字メッセージ情報を受信して、受信し
た受信文字メッセージ情報から、発信元および送信先の
通信サービス提供会社を判断して、これらの通信サービ
ス提供会社の文字メッセージの仕様の差に対応して、受
信文字メッセージ情報の文字コード等の必要な変換を行
なって、変換した送信文字メッセージ情報を、ネットワ
ークを介して送信先の利用者端末に送信する。
【0031】このようにして、異社間文字メッセージサ
ービスセンターにより、互いに文字メッセージの仕様の
異なる複数の通信サービス提供会社に登録された利用者
端末間で、文字メッセージの送信を行なうことができ
る。その際、利用者は、自分の利用者端末が異社間文字
メッセージサービスに対応しているので、入力作業が容
易になると共に、自分の利用者端末および送信先の利用
者端末が登録されている通信サービス提供会社をまった
く意識することなく、また送信先の利用者端末が登録さ
れている通信サービス提供会社の文字メッセージの仕様
に合わせて複雑な操作を行なうことなく、文字メッセー
ジの送信を行なうことができる。
【0032】したがって、利用者は、送信先の利用者端
末が登録されている通信サービス提供会社、そしてこの
通信サービス提供会社の文字メッセージサービスセンタ
ーの電話番号、そして文字メッセージの仕様を知らなく
ても、簡単に送信先の利用者端末に対して文字メッセー
ジを送信することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0034】まず、本発明の異社間文字メッセージサー
ビスシステムの第一の実施形態について、図1を参照し
て説明する。図1は、本実施形態による異社間文字メッ
セージサービスシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【0035】図1に示すように、異社間文字メッセージ
サービスシステム10は、利用者100,200と、文
字メッセージサービスセンター300,400と、異社
間文字メッセージサービスセンター500と、ネットワ
ーク600と、を設けてある。なお、図1においては、
利用者100,200および文字メッセージサービスセ
ンター300,400は、それぞれ二つだけ図示されて
いるが、二つに限定されるものではない。
【0036】また、ネットワーク600は、一般公衆回
線網あるいは携帯電話回線網等のネットワークであっ
て、音声通信およびデータ通信のサービスを提供するも
のである。
【0037】利用者100は、通信サービス提供会社A
に登録することにより通信サービスを受けようとするも
のであって、ネットワーク600を介して、通信サービ
ス提供会社Aや他の通信サービス提供会社に登録された
利用者端末としての携帯電話端末,PHSあるいは一般
公衆回線網に接続された一般電話等に接続して、音声通
信およびデータ通信を行なうことができる。
【0038】利用者200は、通信サービス提供会社B
に登録することにより通信サービスを受けようとするも
のであって、ネットワーク600を介して、通信サービ
ス提供会社Bや他の通信サービス提供会社に登録された
利用者端末としての携帯電話端末,PHSあるいは一般
公衆回線網に接続された一般電話等に接続して、音声通
信およびデータ通信を行なうことができる。
【0039】ここで、利用者100,200は、ネット
ワーク600にアクセスするための利用者端末110,
210として、携帯電話端末を使用することができ、こ
の利用者端末110,210は、通信サービス提供会社
A,Bが提供する文字メッセージサービス、そして異社
間文字メッセージサービスを受けることができるよう
に、画面表示されるメニューに、異社間文字メッセージ
サービス機能を有している。
【0040】さらに、利用者端末110,210は、電
波状態が悪い等の理由により異社間文字メッセージサー
ビスセンター600に対して文字メッセージ情報を送信
できなかったときには、一定時間毎に文字メッセージ情
報を再送信するようになっている。
【0041】文字メッセージサービスセンター300
は、通信サービス提供会社Aが提供する文字メッセージ
サービスを行なうものである。すなわち、文字メッセー
ジサービスセンター300は、通信サービス提供会社A
に登録された利用者の利用者端末110からネットワー
ク600を介して文字メッセージを受信し、同様に送信
先である通信サービス提供会社Aに登録された他の利用
者の利用者端末110に対して文字メッセージを送信す
るようになっている。
【0042】文字メッセージサービスセンター400
は、通信サービス提供会社Bが提供する文字メッセージ
サービスを行なうものである。すなわち、文字メッセー
ジサービスセンター400は、通信サービス提供会社B
に登録された利用者の利用者端末210からネットワー
ク600を介して文字メッセージを受信し、同様に送信
先である通信サービス提供会社Bに登録された他の利用
者の利用者端末210に対して文字メッセージを送信す
るようになっている。
【0043】異社間文字メッセージサービスセンター5
00は、異社間文字メッセージサービスセンター運営社
により運営され、任意の箇所に配置されていて、ワーク
ステーション,サーバ等の情報管理装置から構成されて
いる。異社間文字メッセージサービスセンター500
は、図1に示すように、入出力部510と、記憶部52
0と、処理部530と、送信部540と、を有してい
る。
【0044】上記入出力部510は、ネットワーク60
0を介して、利用者100または200の利用者端末1
10,210と、通信サービス提供会社A,Bの文字メ
ッセージサービスセンター300,400と、相互に接
続されている。なお、文字メッセージサービスセンター
300,400は、構内ネットワークにより互いに接続
されていてもよい。
【0045】そして、上記入出力部510は、ネットワ
ークを介してアクセスしてきた利用者100または20
0の利用者端末110,210から送られてくる文字メ
ッセージ情報120,220を受信して、記憶部520
に登録する。この文字メッセージ情報120,220
は、送信先の電話番号およびメッセージ本文と、発信元
の利用者端末110,210の電話番号、あるいは電話
番号が非通知に設定されている場合には登録されている
通信サービス提供会社AまたはBの識別符号(キャリア
番号)から構成されている。
【0046】ここで、利用者100,200の利用者端
末110,210にて、送信先の電話番号および文字メ
ッセージが入力されると、利用者端末110,210
は、これらの送信先の電話番号および文字メッセージに
対して、当該利用者端末110,210の電話番号また
は通信サービス提供会社A,Bの識別符号を付加して、
文字メッセージ情報120,220を作成し、ネットワ
ーク600を介して異社間文字メッセージサービスセン
ター500に送信する。
【0047】これに対して、異社間文字メッセージサー
ビスセンター500の入出力部510は、利用者10
0,200の端末装置110,210からネットワーク
600を介して送られてくる文字メッセージ情報12
0,220を、受信文字メッセージ情報511として記
憶部520に登録すると共に、受信文字メッセージ情報
511の登録の旨を処理部530に通知する。
【0048】上記処理部530は、入出力部510から
受信文字メッセージ情報511の登録の旨の通知を受け
取ると、記憶部520から受信文字メッセージ情報51
1を読み出して、当該受信文字メッセージ情報511に
基づいて、発信元および送信先の通信サービス提供会社
A,Bを判断する。
【0049】そして、上記処理部530は、この判断結
果に基づいて、各通信サービス提供会社A,Bの文字メ
ッセージの仕様の差に対応して必要な変換を行なう。例
えば、上記処理部530は、文字コードおよび文字制限
数に関する変換を行なう。即ち、上記処理部530は、
各通信サービス提供会社A,Bが文字メッセージサービ
スで使用している文字コードに関して、メッセージ本文
の一文字毎に文字コード変換を行なって、送信先の文字
コードに変換する。
【0050】また、上記処理部530は、各通信サービ
ス提供会社A,Bが文字メッセージサービスで使用して
いる文字制限数に関して、送信先の文字制限数が少なく
なる場合には、受信文字メッセージ情報511のメッセ
ージ本文を送信先の文字制限数以内となるように複数に
分割して、複数のメッセージ本文に変換する。
【0051】そして、上記処理部530は、必要な変換
を行なうことにより、送信文字メッセージ情報531を
生成し、記憶部520に登録すると共に、送信文字メッ
セージ情報531を登録した旨を送信部540に通知す
る。
【0052】上記送信部540は、処理部530から送
信文字メッセージ情報531の登録の旨の通知を受け取
ると、記憶部520から送信文字メッセージ情報531
を読み出して、当該送信文字メッセージ情報531を、
入出力部510からネットワーク600を介して、送信
先の利用者端末110,210に対して送信する。ここ
で、上記送信部540は、送信先の利用者端末110,
210に対して送信文字メッセージ情報531を送信で
きなかったときには、一定時間毎に繰返し当該送信文字
メッセージ情報531を、送信先の利用者端末110,
210に対して再送信する。
【0053】そして、上記送信部540は、送信先の利
用者端末110,210に対して送信文字メッセージ情
報531を送信できないまま、所定時間が経過したとき
には、送信先の利用者端末110,210が登録されて
いる通信サービス提供会社A,Bの文字メッセージサー
ビスセンター300,400に対して、送信文字メッセ
ージ情報531を送信する。
【0054】さらに、上記送信部540は、通信サービ
ス提供会社A,Bの文字メッセージサービスセンター3
00,400に対して送信文字メッセージ情報531を
正常に送信できなかったときには、ネットワーク600
を介して発信元の利用者端末110,210に対して送
信エラーの旨を送信する。ここで、上記送信部540
は、発信元の利用者端末110,210に対して送信エ
ラーの旨を正常に送信できなかったときには、発信元の
利用者端末110,210が登録されている通信サービ
ス提供会社A,Bの文字メッセージサービスセンター3
00,400に対して、送信エラーの旨を送信する。
【0055】これに対して、各文字メッセージサービス
センター300,400は、異社間文字メッセージサー
ビスセンター500から、送信先への送信文字メッセー
ジ情報531または発信元への送信エラーの通知を受け
取ったとき、それぞれ送信先または発信元に対して、上
記送信文字メッセージ情報531または送信エラーの通
知を転送する。
【0056】次に、本実施形態の異社間文字メッセージ
サービスシステム10の動作について、図2を参照して
説明する。図2において、通信サービス提供会社Aに登
録した利用者端末110を有する利用者100が、通信
サービス提供会社Bに登録した利用者端末210を有す
る利用者200に対して文字メッセージを送信する場合
について説明する。
【0057】まず、利用者100は、ステップA1に
て、自分の利用者端末110により送信したい送信先の
電話番号およびメッセージ本文から成る文字メッセージ
情報120を作成し、メニューから異社間文字メッセー
ジサービスを選択して、異社間文字メッセージサービス
センター500に接続し、アクセスする。なお、電波状
態が悪い等の理由により、異社間文字メッセージサービ
スセンター500に接続できなかった場合には、利用者
端末110は、一定時間毎に繰返し異社間文字メッセー
ジサービスセンター500に接続を試みる。そして、利
用者端末110は、異社間文字メッセージサービスセン
ター500に接続できないまま所定時間が経過したら、
ステップA2にて、アクセス不成功の旨を画面表示す
る。
【0058】上記ステップA1にて、異社間文字メッセ
ージサービスセンター500へのアクセスが成功した
ら、利用者端末110は、文字メッセージ情報120を
異社間文字メッセージサービスセンター500に送信す
る。これを受けて、異社間文字メッセージサービスセン
ター500の入出力部510は、利用者100の利用者
端末110から送信されてくる文字メッセージ情報11
0を受信して、受信文字メッセージ情報511として記
憶部520に登録すると共に、処理部530に対して受
信文字メッセージ情報511の登録の旨を処理部530
に通知する。
【0059】これにより、処理部530は、記憶部52
0から受信文字メッセージ情報511を読み出して、ス
テップA3にて、受信文字メッセージ情報511に基づ
いて発信元および送信先の通信サービス提供会社Aおよ
びBを判断する。そして、処理部530は、ステップA
4にて、判断結果に基づいて、受信文字メッセージ情報
511のメッセージ本文の文字コードを変換すると共
に、文字制限数が少なくなる場合には、送信先の通信サ
ービス提供会社Bの文字メッセージの仕様による文字制
限数に合わせて、メッセージ本文を分割して、送信文字
メッセージ情報531を作成する。その後、処理部53
0は、この送信文字メッセージ情報531を記憶部52
0に登録すると共に、送信文字メッセージ情報531の
登録の旨を送信部540に通知する。
【0060】これにより、送信部540は、記憶部52
0から送信文字メッセージ情報531を読み出して、ス
テップA5に示すように、当該送信文字メッセージ情報
531をネットワーク600を介して、送信先の利用者
200の利用者端末210に対して送信する。ここで、
送信部540は、送信先の利用者端末210に対して送
信文字メッセージ情報531を送信できなかったときに
は、一定時間毎に繰返し当該送信文字メッセージ情報5
31を、送信先の利用者端末210に対して再送信す
る。
【0061】そして、送信部540は、送信先の利用者
端末210に対して送信文字メッセージ情報531を送
信できないまま、所定時間が経過したときには、ステッ
プA6にて、送信先の利用者端末210が登録されてい
る通信サービス提供会社Bの文字メッセージサービスセ
ンター400に対して、当該送信文字メッセージ情報5
31を送信する。
【0062】さらに、上記送信部540は、ステップA
6にて、文字メッセージサービスセンター400に対し
て送信文字メッセージ情報531を正常に送信できなか
ったときには、ステップA7にて、ネットワーク600
を介して発信元の利用者端末110,210に対して送
信エラーの旨を返信する。そして、上記送信部540
は、ステップA7にて、発信元の利用者端末110,2
10に対して送信エラーの旨を正常に返信できなかった
ときには、ステップA8にて、利用者100の利用者端
末110が登録されている通信サービス提供会社Aの文
字メッセージセンター300に対して送信エラーの旨を
返信する。
【0063】これにより、利用者100の利用者端末1
10は、ステップA9にて、ステップA7またはA8に
よる送信エラーの旨の返信を受信し、画面表示する。し
たがって、利用者100は、自分の利用者端末110の
画面表示を見ることによって、自分が送信した文字メッ
セージ情報120が送信先の利用者端末210に送信で
きなかったことが分かる。
【0064】なお、上記ステップA5,A6にて、送信
先の利用者端末210に正常に送信された送信文字メッ
セージ情報531について、送信先の利用者端末210
は、ステップA10にて受信し、そのメッセージ本文を
画面表示する。これにより、利用者200は、自分の携
帯端末210の画面表示を見ることによって、発信元の
利用者100からの文字メッセージを読むことができ
る。以上で、利用者100の利用者端末110から利用
者200の利用者端末210への文字メッセージ情報1
20の送信が完了する。
【0065】次に、本発明の異社間文字メッセージサー
ビスシステムの第二の実施形態について図3を参照して
説明する。図3は、本発明による異社間文字メッセージ
サービスシステムの構成を示すブロック図である。図3
に示すように、異社間文字メッセージサービスシステム
20は、図1に示した異社間文字メッセージサービスシ
ステム10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素
には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0066】異社間文字メッセージサービスシステム2
0においては、利用者100の利用者端末110の代わ
りに、異社間文字メッセージサービスに対応していない
利用者端末(携帯電話端末)130が使用されている。
これに対応して、異社間文字メッセージサービスセンタ
ー500の入出力部510は、利用者端末130に対し
て、音声応答によって文字メッセージ情報120を受信
するようになっている。
【0067】すなわち、利用者端末130は、利用者端
末110とは異なり、メニューに異社間文字メッセージ
サービスの項目がない。これに対して、異社間文字メッ
セージサービスセンター500の入出力部510は、こ
のような異社間文字メッセージサービスに対応していな
い利用者端末130からのアクセスがあった場合、音声
応答を行ない、音声ガイダンスによって、利用者100
に対して利用者端末130の操作を促す機能と、利用者
端末130からの文字メッセージ情報に基づいて、制御
コード,定型文等の認識を自動で行なう機能と、利用者
端末130からの文字メッセージ入力作業中または入力
後に、利用者100による利用者端末130の操作に基
づいて、入力されたメッセージ本文の読み上げ確認や訂
正を行なう機能と、を備えている。
【0068】次に、本実施形態の異社間文字メッセージ
サービスシステム20の動作について、図4を参照して
説明する。図4において、通信サービス提供会社Aに登
録した利用者端末130を有する利用者100が、通信
サービス提供会社Bに登録した利用者端末210を有す
る利用者200に対して文字メッセージを送信する場合
について説明する。
【0069】まず、利用者100は、ステップB1に
て、自分の利用者端末130により、異社間文字メッセ
ージサービスセンター500に接続し、アクセスする。
これを受けて、異社間文字メッセージサービスセンター
500の入出力部510は、利用者端末130に対して
音声応答を行ない、ステップB2にて、利用者端末13
0からの接続にて発信者番号非通知の場合には、電話番
号(またはキャリア番号)の入力を音声ガイダンスによ
り利用者100に指示する。これにより、利用者100
は、ステップB3にて、利用者端末130から電話番号
(またはキャリア番号)を入力し、異社間文字メッセー
ジサービスセンター500の入出力部510に対して送
信する。
【0070】続いて、異社間文字メッセージサービスセ
ンター500の入出力部510は、利用者端末130に
対して音声応答を行ない、ステップB4にて、送信先電
話番号の入力を音声ガイダンスにより利用者100に指
示する。これにより、利用者100は、ステップB5に
て、利用者端末130から送信先電話番号を入力し、異
社間文字メッセージサービスセンター500の入出力部
510に対して送信する。
【0071】次に、異社間文字メッセージサービスセン
ター500の入出力部510は、利用者端末130に対
して音声応答を行ない、ステップB6にて、メッセージ
本文の入力を音声ガイダンスにより利用者100に指示
する。これにより、利用者100は、ステップB7に
て、利用者端末130からメッセージ本文を入力し、異
社間文字メッセージサービスセンター500の入出力部
510に対して送信する。
【0072】その際、利用者100は、利用者端末13
0で利用可能な文字コードや定型文番号を利用して、送
信したいメッセージ本文の入力を行なうと共に、入力途
中または入力後に、入力したメッセージ本文の確認また
は訂正を行ないたい場合には、確認または訂正用のコー
ドを異社間文字メッセージサービスセンター500の入
出力部510に対して送信する。
【0073】これを受けて、異社間文字メッセージサー
ビスセンター500の入出力部510は、ステップB8
にて、入力されたメッセージ本文を読み上げたり、初期
化を行なう。そして、利用者100が利用者端末130
にてメッセージ終了のコードを送信してきたら、異社間
文字メッセージサービスセンター500の入出力部51
0は、ステップB9にて、メッセージ受付の旨を利用者
端末130に対して送信する。
【0074】その後は、図2におけるステップA3以降
の処理が同様に行なわれる。以上で、利用者100の利
用者端末(異社間文字メッセージサービス非対応の携帯
電話端間)130から利用者200の利用者端末210
への文字メッセージ情報120の送信が完了する。
【0075】次に、本発明の異社間文字メッセージサー
ビスシステムの第三の実施形態について図5を参照して
説明する。図5は、本発明による異社間文字メッセージ
サービスシステムの構成を示すブロック図である。図5
に示すように、異社間文字メッセージサービスシステム
30は、図1に示した異社間文字メッセージサービスシ
ステム10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素
には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0076】異社間文字メッセージサービスシステム3
0においては、利用者100の利用者端末110(携帯
電話端末)の代わりに、一般加入者電話(または公衆電
話)である利用者端末140が使用されている。これに
対応して、異社間文字メッセージサービスセンター50
0の入出力部510は、利用者端末140に対して、音
声応答によって文字メッセージ情報120を受信するよ
うになっている。
【0077】すなわち、利用者端末140は、利用者端
末110とは異なり、メニューに異社間文字メッセージ
サービスの項目がない。なお、利用者端末140は、ト
ーンシグナル回線と接続され、またはトーンシグナルを
送出できるように構成されていると共に、文字メッセー
ジのメッセージ本文として音声メッセージを送出するよ
うになっている。
【0078】これに対して、異社間文字メッセージサー
ビスセンター500の入出力部510は、このような異
社間文字メッセージサービスに対応していない利用者端
末130からのアクセスがあった場合、音声応答を行な
い、音声ガイダンスによって、利用者100に対して利
用者端末130の操作を促す機能と、利用者端末130
からの文字メッセージ情報に基づいて、音声メッセージ
によるメッセージ本文を送信先の文字コードに変換する
機能と、利用者端末140からの音声メッセージ入力作
業中または入力後に、利用者100による利用者端末1
40の操作に基づいて、入力されたメッセージ本文の読
み上げ確認や訂正を行なう機能と、を備えている。
【0079】次に、本実施形態の異社間文字メッセージ
サービスシステム30の動作について、図6を参照して
説明する。図6において、通信サービス提供会社Aに登
録した利用者端末140(一般加入者電話)を有する利
用者100が、通信サービス提供会社Bに登録した利用
者端末210を有する利用者200に対して文字メッセ
ージを送信する場合について説明する。
【0080】まず、利用者100は、ステップC1に
て、自分の利用者端末140により、異社間文字メッセ
ージサービスセンター500に接続し、アクセスする。
これを受けて、異社間文字メッセージサービスセンター
500の入出力部510は、利用者端末140に対して
音声応答を行ない、ステップC2にて、利用者端末14
0からの接続にて発信者番号非通知の場合には、電話番
号(またはキャリア番号)の入力を音声ガイダンスによ
り利用者100に指示する。
【0081】これにより、利用者100は、ステップC
3にて、利用者端末140から電話番号(またはキャリ
ア番号)を入力し、異社間文字メッセージサービスセン
ター500の入出力部510に対して送信する。なお、
利用者100は、音声メッセージを送信する場合には、
上記ステップC3の電話番号の入力をスキップしてもよ
い。
【0082】続いて、異社間文字メッセージサービスセ
ンター500の入出力部510は、利用者端末140に
対して音声応答を行ない、ステップC4にて、送信先電
話番号の入力を音声ガイダンスにより利用者100に指
示する。これにより、利用者100は、ステップC5に
て、利用者端末140から送信先電話番号を入力し、異
社間文字メッセージサービスセンター500の入出力部
510に対して送信する。
【0083】次に、異社間文字メッセージサービスセン
ター500の入出力部510は、利用者端末140に対
して音声応答を行ない、ステップC6にて、メッセージ
本文の入力を音声ガイダンスにより利用者100に指示
する。これにより、利用者100は、ステップC7に
て、利用者端末140から音声によりメッセージ本文を
入力し、異社間文字メッセージサービスセンター500
の入出力部510に対して送信する。
【0084】その際、利用者100は、音声によるメッ
セージ本文の入力途中または入力後に、入力したメッセ
ージ本文の確認または訂正を行ないたい場合には、確認
または訂正用のコードを異社間文字メッセージサービス
センター500の入出力部510に対して送信する。こ
れを受けて、異社間文字メッセージサービスセンター5
00の入出力部510は、ステップC8にて、入力され
たメッセージ本文を読み上げたり、初期化を行なう。そ
して、利用者100が利用者端末140にてメッセージ
終了のコードを送信してきたら、異社間文字メッセージ
サービスセンター500の入出力部510は、ステップ
C9にて、メッセージ受付の旨を利用者端末140に対
して送信する。
【0085】その後は、図2におけるステップA3以降
の処理が同様に行なわれる。以上で、利用者100の利
用者端末(一般加入者電話)140から利用者200の
利用者端末210への文字メッセージ情報120の送信
が完了する。
【0086】次に、本発明の異社間文字メッセージサー
ビスシステムの第四の実施形態について図7を参照して
説明する。図7は、本発明による異社間文字メッセージ
サービスシステムの構成を示すブロック図である。図7
に示すように、異社間文字メッセージサービスシステム
40は、図1に示した異社間文字メッセージサービスシ
ステム10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素
には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0087】異社間文字メッセージサービスシステム4
0においては、利用者100の利用者端末(携帯電話端
末)110の代わりに、利用者端末(PHS端末)15
0が使用されていると共に、送信先の利用者端末210
の代わりに、文字メッセージに対応したPHSやページ
ャ等の利用者端末220が使用されている。これに対応
して、異社間文字メッセージサービスセンター500の
入出力部510は、利用者端末150に対して、音声応
答によって文字メッセージ情報120を受信するように
なっている。
【0088】すなわち、利用者端末150は、利用者端
末110と同様に異社間文字メッセージサービスに対応
し、あるいは対応していない利用者端末である。これに
対して、異社間文字メッセージサービスセンター500
の入出力部510は、利用者端末150からのアクセス
があった場合、利用者端末110の場合と同様に文字メ
ッセージ情報120を受信し、あるいは音声応答を行な
い、音声ガイダンスによって、利用者100に対して利
用者端末130の操作を促す機能と、利用者端末130
からの文字メッセージ情報に基づいて、制御コード,定
型文等の認識を自動で行なう機能と、利用者端末130
からの文字メッセージ入力作業中または入力後に、利用
者100による利用者端末130の操作に基づいて、入
力されたメッセージ本文の読み上げ確認や訂正を行なう
機能と、を備えている。
【0089】次に、本実施形態の異社間文字メッセージ
サービスシステム40の動作について説明する。通信サ
ービス提供会社Aに登録した利用者端末150を有する
利用者100が、通信サービス提供会社Bに登録した利
用者端末としてのPHS端末220やページャ230を
有する利用者200に対して文字メッセージを送信する
場合について説明する。
【0090】まず、利用者端末150が異社間文字メッ
セージサービスに対応している場合には、利用者端末1
50,利用者端末220(または230)および異社間
文字メッセージサービスセンター500は、図1の異社
間文字メッセージサービスシステム10の場合と同様
に、図2のフローチャートに示すように動作する。その
際、異社間文字メッセージサービスセンター500の制
御部530は、発信元の通信サービス提供会社AのPH
Sに対応した文字コードを、送信先の通信サービス提供
会社BのPHSに対応した文字コードを変換する。
【0091】また、利用者端末150が異社間文字メッ
セージサービスに対応していない場合には、利用者端末
150,利用者端末220(または230)および異社
間文字メッセージサービスセンター500は、図3の異
社間文字メッセージサービスシステム30または図5の
異社間文字メッセージサービスシステム40の場合と同
様に、図4または図6のフローチャートに示すように動
作する。その際、異社間文字メッセージサービスセンタ
ー500の制御部530は、発信元の通信サービス提供
会社AのPHSに対応した文字コードを、送信先の通信
サービス提供会社BのPHSに対応した文字コードを変
換する。
【0092】これにより、異社間文字メッセージサービ
スシステム40によれば、PHS端末150から、送信
先の利用者端末であるPHS端末220やページャ23
0に対して、文字メッセージ情報531を送信すること
ができる。
【0093】このようにして、本発明実施形態による異
社間文字メッセージサービスシステム10,20,3
0,40によれば、一つの通信サービス提供会社Aに登
録された発信元の利用者端末110,130,140,
150から、異なる通信サービス提供会社Bに登録され
た送信先の利用者端末210,220,230に対し
て、文字メッセージを送信することができる。そして、
利用者100は、送信先の利用者端末210,220,
230が登録されている通信サービス提供会社Bをまっ
たく意識することなく、通信サービス提供会社Bの文字
メッセージサービスセンター400にアクセスせずに、
異社間文字メッセージサービスセンター500にアクセ
スすればよい。
【0094】これにより、利用者100は、通信サービ
ス提供会社Aの文字メッセージサービスセンター300
にアクセスして同じ通信サービス提供会社Aに登録され
た利用者端末に対して文字メッセージを送信する場合と
同様にして、送信先の利用者端末210,220,23
0に対して文字メッセージを送信することができる。
【0095】その際、利用者100は、送信先の利用者
端末210,220,230が登録されている通信サー
ビス提供会社Bの文字メッセージサービスにおける文字
コードや文字制限数等の仕様に注意を払わなくても、異
社間文字メッセージサービスセンター500が文字コー
ド変換や文字制限数内へのメッセージ本文の分割等の必
要な変換を行なうことにより、確実に文字メッセージを
送信することが可能である。
【0096】上述した実施形態においては、文字列のみ
から成るメッセージ本文を備えた文字メッセージ情報1
20を送信する場合について説明したが、これに限ら
ず、メッセージ本文に画像ファイルや音声ファイルを埋
め込んだ例えばワープロ文書等を含む文字メッセージ情
報を送信することも可能である。この場合、異社間文字
メッセージサービスセンター500は、処理部530に
より受信文字メッセージ情報511のメッセージ本文の
必要な変換を行なう場合に、画像ファイルや音声ファイ
ルの形式を、送信先の通信サービス提供会社の文字メッ
セージの仕様に合わせて、変換すればよい。
【0097】また、上述した実施形態においては、通信
サービス提供会社Aに登録された利用者端末110,1
30,140,150から通信サービス提供会社Bに登
録された利用者端末210,220,230に文字メッ
セージ情報120を送信する場合について説明したが、
これに限らず、逆の文字メッセージ情報120の送信も
可能であると共に、ネットワーク600に接続された他
の通信サービス提供会社に登録された利用者端末への文
字メッセージ情報120の送信も可能であることは明ら
かである。なお、上記した実施形態における異社間文字
メッセージサービスセンターの情報管理装置での処理
は、プログラムに制御されたコンピュータにより実行さ
れる。記録媒体としては、例えば磁気ディスク,半導体
メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能な
ものを使用することができる。また、記録媒体に記録さ
れたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着
して当該コンピュータに読み込ませてもよく、またネッ
トワークを介してコンピュータに読み込ませてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、利用者
は、自分の利用者端末をネットワークを介して異社間文
字メッセージサービスセンターに接続して、自分の利用
者端末の電話番号または登録している通信サービス提供
会社の識別符号と送信先の電話番号を含む文字メッセー
ジ情報を送信する。これにより、異社間文字メッセージ
サービスセンターは、この文字メッセージ情報を受信し
て、受信した受信文字メッセージ情報から、発信元およ
び送信先の通信サービス提供会社を判断して、これらの
通信サービス提供会社の文字メッセージの仕様の差に対
応して、受信文字メッセージ情報の文字コード等の必要
な変換を行なって、変換した送信文字メッセージ情報を
記憶部に登録する。そして、異社間文字メッセージサー
ビスセンターは、記憶部から送信文字メッセージ情報を
読み出して、ネットワークを介して送信先の利用者端末
に送信する。
【0099】このようにして、異社間文字メッセージサ
ービスセンターにより、互いに文字メッセージの仕様の
異なる複数の通信サービス提供会社に登録された利用者
端末間で、文字メッセージの送信を行なうことができ
る。その際、利用者は、自分の利用者端末をネットワー
クを介して異社間文字メッセージサービスセンターに接
続することにより、自分の利用者端末および送信先の利
用者端末が登録されている通信サービス提供会社をまっ
たく意識することなく、また送信先の利用者端末が登録
されている通信サービス提供会社の文字メッセージの仕
様に合わせて複雑な操作を行なうことなく、文字メッセ
ージの送信を行なうことができる。
【0100】したがって、利用者は、送信先の利用者端
末が登録されている通信サービス提供会社、そしてこの
通信サービス提供会社の文字メッセージサービスセンタ
ーの電話番号、そして文字メッセージの仕様を知らなく
ても、簡単に送信先の利用者端末に対して文字メッセー
ジを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による異社間文字メッセージサービスシ
ステムの第一の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の異社間文字メッセージサービスシステム
における文字メッセージの送信動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明による異社間文字メッセージサービスシ
ステムの第二の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の異社間文字メッセージサービスシステム
における文字メッセージの送信動作の一部を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明による異社間文字メッセージサービスシ
ステムの第三の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図1の異社間文字メッセージサービスシステム
における文字メッセージの送信動作の一部を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明による異社間文字メッセージサービスシ
ステムの第四の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10,20,30,40 異社間文字メッセージサービ
スシステム 100 利用者 110,130,140,150 利用者端末 120 文字メッセージ情報 200 利用者 210,220,230 利用者端末 300,400 文字メッセージサービスセンター 500 異社間文字メッセージサービスセンター 510 入出力部 520 記憶部 530 処理部 540 送信部 600 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HA07 HB28 HC01 JA05 LD11 LE14 5K051 AA08 BB02 CC01 CC07 DD15 HH27 JJ01 JJ16 5K101 KK02 KK15 LL12 LL13 MM07 NN18 NN21 SS07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各通信サービス提供会社が提供するネッ
    トワークを介して、各通信サービス提供会社に登録され
    た利用者端末から送信されてきた文字メッセージ情報
    を、異社間文字メッセージサービスセンターにて受信
    し、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送信す
    る異社間文字メッセージサービスシステムであって、 上記異社間文字メッセージサービスセンターが、 各利用者の利用者端末からネットワークを介して送信さ
    れてくる文字メッセージ情報を受信すると共に、ネット
    ワークを介して送信先の利用者端末に対して送信文字メ
    ッセージ情報を送信する入出力部と、 入出力部で受信した受信文字メッセージ情報を登録する
    記憶部と、 記憶部から受信文字メッセージ情報を読み出して、当該
    受信文字メッセージ情報に関する発信元および送信先の
    通信サービス提供会社を判断して、各通信サービス提供
    会社の文字メッセージの仕様の差に対応して受信文字メ
    ッセージ情報を送信文字メッセージ情報に変換し、送信
    文字メッセージ情報を記憶部に登録する処理部と、 記憶部から送信文字メッセージ情報を読み出して、入出
    力部からネットワークを介して送信先の利用者端末に送
    信する送信部と、を設けたことを特徴とする異社間文字
    メッセージサービスシステム。
  2. 【請求項2】 上記送信部が、送信した送信文字メッセ
    ージ情報が送信先の利用者端末で受信されない場合、受
    信されるまで一定時間毎に繰返し当該送信文字メッセー
    ジ情報を送信先の利用者端末に再送信することを特徴と
    する請求項1に記載の異社間文字メッセージサービスシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記送信部が、所定時間が経過しても送
    信した送信文字メッセージ情報が送信先の利用者端末で
    受信されない場合、当該送信文字メッセージ情報の再送
    信を中止することを特徴とする請求項2に記載の異社間
    文字メッセージサービスシステム。
  4. 【請求項4】 上記送信部が、当該送信文字メッセージ
    情報の再送信を中止したとき、当該送信文字メッセージ
    情報の送信元の利用者端末に対して、不達通知を送信す
    ることを特徴とする請求項3に記載の異社間文字メッセ
    ージサービスシステム。
  5. 【請求項5】 上記送信部が、送信先の利用者端末が文
    字メッセージサービスを契約していない旨のメッセージ
    を受け取ったとき、当該送信先の利用者端末が登録され
    ている通信サービス提供会社の文字メッセージサービス
    センターに、当該送信文字メッセージ情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の異社間文字メッセージ
    サービスシステム。
  6. 【請求項6】 上記処理部が、受信文字メッセージ情報
    を送信文字メッセージ情報に変換する際に、文字メッセ
    ージの文字コードを、送信先の通信サービス提供会社の
    文字メッセージの仕様に合わせて変換することを特徴と
    する請求項1から5のいずれかに記載の異社間文字メッ
    セージサービスシステム。
  7. 【請求項7】 上記処理部が、受信文字メッセージ情報
    を送信文字メッセージ情報に変換する際に、メッセージ
    本文が、送信先の通信サービス提供会社の文字メッセー
    ジ仕様に対して文字制限数を越えた受信文字メッセージ
    情報のメッセージ本文を、複数の当該文字制限数内のメ
    ッセージ本文に分割して、それぞれ分割されたメッセー
    ジ本文を含む複数の送信文字メッセージ情報に変換する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の異
    社間文字メッセージサービスシステム。
  8. 【請求項8】 上記入出力部が、利用者の利用者端末が
    異社間文字メッセージサービスに対応していない場合
    に、音声応答により、当該利用者端末からの文字メッセ
    ージ情報を受信することを特徴とする請求項1から7の
    いずれかに記載の異社間文字メッセージサービスシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 各通信サービス提供会社が提供するネッ
    トワークを介して、各通信サービス提供会社に登録され
    ている利用者端末から送信されてきた文字メッセージ情
    報を、異社間文字メッセージサービスセンターにて受信
    させ、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送信
    させる処理をコンピュータに実行させる異社間文字メッ
    セージサービスプログラムであって、 各利用者の利用者端末からネットワークを介して送信さ
    れてくる文字メッセージ情報を受信して記憶部に登録さ
    せると共に、ネットワークを介して送信先の利用者端末
    に対して送信文字メッセージ情報を送信させ、 記憶部から受信文字メッセージ情報を読み出して、当該
    受信文字メッセージ情報に関する発信元および送信先の
    通信サービス提供会社を判断して、各通信サービス提供
    会社の文字メッセージの仕様の差に対応して受信文字メ
    ッセージ情報を送信文字メッセージ情報に変換して、送
    信文字メッセージ情報を記憶部に登録させ、 さらに記憶部から送信文字メッセージ情報を読み出し
    て、入出力部からネットワークを介して送信先の利用者
    端末に送信させることを特徴とする異社間文字メッセー
    ジサービスプログラム。
  10. 【請求項10】 各通信サービス提供会社が提供するネ
    ットワークを介して、各通信サービス提供会社に登録さ
    れた利用者端末から送信されてきた文字メッセージ情報
    を、異社間文字メッセージサービスセンターにて受信
    し、ネットワークを介して送信先の利用者端末に送信す
    る異社間文字メッセージサービスのための利用者端末で
    あって、 他の通信サービス提供会社に登録されている利用者端末
    への文字メッセージ情報の送信の際に、入力されたメッ
    セージ本文に対して、当該利用者端末の電話番号または
    当該利用者端末が登録している通信サービス提供会社の
    識別符号を付加して文字メッセージ情報を生成し、異社
    間文字メッセージサービスセンターに送信することを特
    徴とする異社間文字メッセージサービス用の利用者端
    末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013268A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Hitachi Communication Technologies Ltd メッセージ配信システムおよびメッセージ配信装置

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