JP4615760B2 - アーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、所望のワークを昇降させ、あるいは水平移動させるといった用途に用いるのに好適なアーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、産業用ロボットの一例としては、特開2000−24966号公報に所載のものがある。この従来のものは、本願の図6に示すように、ベース部材90に基端部が支持された第1のアーム91と、この第1のアーム91の先端部に連結部93を介して基端部が連結された第2のアーム92と、一対の平行リンク94a,94bのそれぞれの一端に連結されたリンクベース95とを具備している。第2のアーム92の先端部には、所望のワークを保持するためのハンド部材を備えた機構部96が取り付けられている。第1のアーム91は、モータM1の駆動力により、基端部の固定支点97周りに回転可能である。これに対し、第2のアーム92の基端部には、歯車80aが取り付けられており、この歯車80aは、モータM1によって回転される歯車80bとシャフト81を介して駆動連結されている。シャフト81の両端には、歯車80a,80bのそれぞれに噛み合う傘歯車82a,82bが取り付けられている。
【0003】
このような構成によれば、モータM1の駆動により、第1のアーム91を固定支点97周りの矢印Na方向に回転させるときには、第2のアーム92を連結部93周りの矢印Nb方向に回転させることができる。したがって、第2のアーム92の先端部およびこれに支持された機構部96を矢印Nc方向に昇降させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、次のような不具合があった。
【0005】
すなわち、上記従来のものでは、第1のアーム91に連動させて第2のアーム92を回転させるための手段として、モータM1により回転される歯車80bの回転力をシャフト81を利用して歯車80aに伝達させている。一方、このシャフト81は、第1のアーム91と略同等な長さにする必要がある。また、図面には示されていないが、このシャフト81を第1のアーム91に取り付けるためには、このシャフト81を支持するためのベアリングなどを備えた支持機構を第1のアーム91に設ける必要もある。したがって、従来のものでは、このようなシャフト81や支持機構を第1のアーム91内に組み込む結果、第1のアーム91の厚みや幅を大きくする必要を生じ、ロボット全体の大型化を招く場合があった。また、シャフト81や支持機構は、その重量が比較的大きくなるため、第1のアーム91が回転するときの慣性を大きくする。したがって、モータM1を小型にしつつ第1のアーム91に俊敏な動作を行なわせることが困難となる場合もあった。
【0006】
本願発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、アームの大型化や重量の増大を抑制しつつ、簡易な構造によりアームに所定動作を適切に行なわせることができるアーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボットを提供することをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本願発明の第1の側面によって提供されるアーム動作機構は、基端部を支持する支持部に対して第1の中心軸周りに回転可能な第1のアームと、この第1のアームの先端部に対して上記第1の中心軸と平行な第2の中心軸周りに回転可能に基端部が連結された第2のアームと、上記第1のアームおよび上記第2のアームに対して上記第2の中心軸周りに相対回転可能なリンクベースと、このリンクベースを一定姿勢に維持させたまま上記第1のアームの回転に伴わせて移動可能とする平行リンクと、を有している、アーム動作機構であって、上記第2の中心軸と同心に配され、かつ上記リンクベースに固定して取り付けられた第1の歯車と、上記第1の歯車と噛み合うようにして上記第1のアームに回転可能に支持され、上記第1のアームが回転するときにこの第1のアームと上記リンクベースとの相対回転に基づいて回転する第2の歯車と、上記第2の歯車の回転によって上記第2のアームを上記第2の中心軸周りに回転させる機構部と、を具備していることを特徴としている。
【0009】
本願発明は、上記第1のアームが回転してその姿勢が変化する場合であっても、上記リンクベースは一定の姿勢を維持したままであることにより、これらリンクベースと第1のアームとの間には相対回転が生じることに着目し、この相対回転を利用して第2のアームを回転させようとするものである。したがって、本願発明においては、従来とは異なり、第1のアームを回転させる力の一部をわざわざ所定のシャフトを利用して第2のアームに伝達させる必要はない。その一方、上記機構部は、後述するように、たとえば比較的少数の歯車を用いて構成することが可能であり、従来のシャフトのように第1のアームと略同等な寸法を有するものとして形成する必要はなく、小型かつ軽量なものにすることができる。その結果、本願発明においては、上記第1のアームの厚みや幅を従来のものよりも小さくすることができる。また、上記機構部を軽量にすることができるために、上記第1のアームが回転するときの慣性を小さくし、小型のモータを利用してその回転動作を俊敏にするのにも有利となる。
【0012】
本願発明の他の好ましい実施の形態においては、上記機構部は、上記第2の歯車と一体的に回転する第3の歯車と、上記第2の中心軸と同心に配され、かつ上記第3の歯車と噛み合うようにして上記第2のアームに固定して取り付けられた第4の歯車と、を具備している。
【0013】
このような構成によれば、上記第2の歯車が回転すると、この回転力が上記第3および第4の歯車に順次伝達される結果、上記第2のアームを上記第2の中心軸周りに適切に回転させることができる。上記構成によれば、少数の歯車を用いた簡単な機構により、本願発明が意図する作用が得られることとなり、上記第2のアームを回転させるための機構を簡素にして、その小型化および軽量化を図るのに一層好ましいものとなる。
【0014】
本願発明の他の好ましい実施の形態においては、上記第2のアームは、上記連結部の中心軸周りに上記第1のアームの回転方向とは反対方向に上記第1のアームの回転角度の2倍の角度だけ回転するように構成されている。
【0015】
このような構成によれば、上記第2のアームの先端部を所定の直線に沿って往復動させることが可能となり、所望のワークなどを鉛直方向に昇降させたり、あるいは水平方向に直線的に往復動させたいような場合に好適となる。
【0016】
本願発明の第2の側面によって提供される産業用ロボットは、本願発明の第1の側面により提供されるアーム動作機構を具備していることを特徴としている。
【0017】
このような構成によれば、本願発明の第1の側面によって得られるのと同様な効果が期待できる。
【0018】
本願発明の好ましい実施の形態においては、上記アーム動作機構は、上記第2のアームの先端部が鉛直方向に移動可能に設けられており、かつ上記第2のアームの先端部には、ワーク保持用のハンド部材を鉛直軸周りに回転自在にするとともに水平方向に往復移動自在とするワーク支持機構部が支持されている。
【0019】
このような構成によれば、上記ハンド部材の昇降動作と水平方向への往復移動動作とが自在に行なえるとともに、上記ハンド部材が水平方向に移動するときの向きを変更することも可能となる。したがって、ワークを三次元空間において種々の位置に移動させる用途に用いるのに好適となる。
【0020】
本願発明のその他の特徴および利点については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0022】
図1〜図3は、本願発明に係る産業用ロボットの一実施形態を示している。本実施形態の産業用ロボットAは、所定のワークを保持して所望箇所に移動させるためのトランスファロボットとして構成されており、図1および図2によく表われているように、ワーク保持用のハンド部材30を備えたワーク支持機構部3を、アーム動作機構Bによって昇降自在に支持させたものである。アーム動作機構Bは、フロアなどの適当な場所に固定されるベース部材60と、第1および第2のアーム1,2と、リンクベース40と、第1および第2の平行リンク4A,4Bと、第1ないし第4の歯車5A〜5Dとを具備して構成されている。
【0023】
第1のアーム1は、図2によく表われているように、内部に空間部が形成された中空状であり、その基端部1aは、減速機61の回転自在な出力回転板61aにボルト62を介して取り付けられている。減速機61は、ベース部材60に固定されたモータMの出力軸の回転を減速するものである。したがって、第1のアーム1は、モータMの駆動により、出力回転板61aの水平方向に延びる中心軸(第1の中心軸)C1周りに回転可能である。減速機61の出力回転板61aは、第1のアーム1を直接支持しており、本願発明でいう支持部の一例に相当する。むろん、本願発明においては、このような構成に代えて、たとえば第1のアーム1を回転可能に支持するための専用の軸をベース部材60に設けるとともに、減速機61の回転力を第1のアーム1に伝達するための機構を上記軸とは別個に設けた構成とすることもできる。
【0024】
第2のアーム2も、第1のアーム1と同様に、内部に空間部が形成された中空状である。この第2のアーム2の基端部2aは、この基端部2aと第1のアーム1の先端部1bとの間にリンクベース40を挟むようにして、第1のアーム1およびリンクベース40のそれぞれに連結部7を介して連結されている。これにより、この第2のアーム2は、連結部7の水平方向に延びる中心軸(第2の中心軸)C2周りに回転可能である。連結部7は、第1および第2のアーム1,2とリンクベース40とを回転可能に連結しているが、このような機能をもつ連結部7の構造は従来より種々知られており、本実施形態においてはそのいずれをも採用することができるために、その詳細な説明は省略する。
【0025】
第1ないし第4の歯車5A〜5Dは、いずれも平歯車であり、かつ第1のアーム1内に配されている。ただし、第1の歯車5Aは、その中心が連結部7の中心軸C2と一致するようにしてリンクベース40に固定して取り付けられている。第2の歯車5Bは、第1の歯車5Aと噛み合っており、第1のアーム1に固定された軸50に回転可能に装着されている。この第2の歯車5Bが、本願発明でいう回転体の一例に相当する。
【0026】
第3の歯車5Cは、第2の歯車5Bと一緒に回転するように第2の歯車5Bに連結されており、その中心軸C3は第2の歯車5Bの中心軸と一致している。本願発明においては、これら第2および第3の歯車5B,5Cを一体化して、2条の歯を有する1つの歯車として構成することもできる。第4の歯車5Dは、第2のアーム2に対してスリーブ70を介して固定して取り付けられている。スリーブ70は、第2のアーム2の基端部2aの一側面部に固定して取り付けられており、かつリンクベース40や第1のアーム1に設けられた開口部を介して第1のアーム1内に進入している。第4の歯車5Dの中心軸は、連結部7の中心軸C2と一致している。したがって、後述するように、第2および第3の歯車5B,5Cが回転して、この回転力が第4の歯車5Dに伝達されると、この力により第2のアーム2は連結部7の中心軸C2周りに回転することとなる。第3および第4の歯車5C,5Dを含んで構成される機構部は、本願発明でいう機構部の一例に相当する。第1および第2の歯車5A,5Bの歯数比は、たとえば1:1である。これに対し、第3および第4の歯車5C,5Dの歯数比は、2:1である。
【0027】
第1の平行リンク4Aは、ロッド状であり、その下端部は、ベース部材60のブラケット63に軸41aを介して回転可能に連結されているとともに、その上端部はリンクベース40に軸41bを介して回転可能に連結されている。第1の平行リンク4A、リンクベース40、第1のアーム1およびベース部材60は、それらの連結点を結ぶと平行四辺形となるリンク機構を構成しており、リンクベース40は、第1のアーム1の回転角度には関係なく常に一定の姿勢に維持されるようになっている。
【0028】
ワーク支持機構部3は、支持ベース31と、この支持ベース31上に支持された回転板32と、この回転板32上に設けられ、かつワーク保持用のハンド部材30を水平方向に移動させるためのリンク機構を構成する水平アーム33a,33bとを具備している。ハンド部材30は、図3に示すように、たとえば板状のワークWをその上面に載置支持可能なコ字状のプレート状に形成されたものであり、水平アーム33bの先端部に支持されている。水平アーム33aは、その基端部の軸39a周りに回転自在であるとともに、水平アーム33bは、水平アーム33aとの連結点となる軸39b周りに回転自在であり、これらの回転により、ハンド部材30は矢印N1に示す水平方向に往復動自在となっている。図1において、回転板32は、鉛直方向に延びる軸C4周りに回転自在であり、この回転板32の回転により、ハンド部材30が水平移動する向きを変更できるようになっている。
【0029】
支持ベース31は、第2のアーム2の先端部2bに軸29を介して連結されており、この支持ベース31と第2のアーム2とは相対回転可能となっている。第2の平行リンク4Bの両端部は、リンクベース40および支持ベース31に対して軸42a,42bを介して回転可能に連結されている(図2においては、第2の平行リンク4Bを省略している)。第2の平行リンク4B、リンクベース40、第2のアーム2および支持ベース31は、それらの連結点を結ぶと平行四辺形となるリンク機構を構成しており、リンクベース40の姿勢が一定に維持される作用と相まって、支持ベース31は、第2のアーム2の回転角度には関係なく常に一定の姿勢を維持するようになっている。
【0030】
次に、産業用ロボットAの作用について説明する。
【0031】
まず、第1のアーム1が、図4に示すように、鉛直線VL に対して角度θだけ傾斜した姿勢にある状態において、モータMを駆動させることにより、この第1のアーム1を中心軸C1周りの矢印N2方向に角度θだけ回転させる場合について考察する。第1のアーム1が上記回転を行なうと、この第1のアーム1は、同図の仮想線に示すように鉛直方向に起立した姿勢となる。その際、リンクベース40は、第1のアーム1に伴って中心軸C1周りに移動するものの、第1の平行リンク4Aの役割により、その姿勢は変化しない。このことにより、第1のアーム1とリンクベース40との間には、相対回転が生じる。このため、リンクベース40に固定されている第1の歯車5Aは、第2および第3の歯車5B,5Cを矢印N3方向に角度θだけ回転させることとなる。
【0032】
第2および第3の歯車5B,5Cが上記回転を行なうと、第4の歯車5Dは、第2および第3の歯車B,5Cとは反対方向に回転する。すると、第2のアーム2は、中心軸C2を中心として矢印N4方向に回転することとなる。第3および第4の歯車5C,5Dの歯数比は、2:1であるから、第2のアーム2の上記方向への回転角度は、2θとなる。一方、第2のアーム2は、第1のアーム1が角度θだけ矢印N2方向に回転したときには、図4の符号n1で示す姿勢となり、第2のアーム2自体を独自に回転させなくても、当初の姿勢からみると、角度θだけ矢印N2方向に回転したのと同様となる。したがって、第3および第4の歯車5C,5Dの噛み合いにより、第2のアーム2が矢印N5方向に2θだけ回転すると、図5に示すように、第2のアーム2を初期の姿勢に対して中心軸C2周りの矢印N5方向にθだけ回転させた姿勢にすることができる。
【0033】
このように、アーム動作機構Bにおいては、中心軸C1を中心として第1のアーム1を一定方向に適当な角度だけ回転させると、第2のアーム2は、中心軸C2を中心として元の姿勢から第1のアーム1と同一回転角度だけ第1のアーム1とは反対方向に回転することとなる。その結果、第2のアーム2の先端部2bの軸29については、たとえば鉛直線VL 上に常に位置するように鉛直方向に移動させることができる。このため、この産業用ロボットAにおいては、ワーク支持機構部3を鉛直方向に昇降させることができ、ハンド部材30を利用してワークWの移動作業を行なうのに好都合となる。
【0034】
既述したように、第2のアーム2の回転は、第1ないし第4の歯車5A〜5Dから構成される機構がリンクベース40と第1のアーム1との相対回転に基づいて所定動作を行なうことによりなされる。したがって、本実施形態のアーム動作機構Bにおいては、たとえばモータMの駆動回転力を第2のアーム2まで伝達するためのシャフトを第1のアーム1の内部に設けたり、あるいは第2のアーム2を回転させるための専用のモータを別途追加して設けるといった必要はない。図面においては、第1ないし第4の歯車5A〜5Dを比較的大きなサイズで示しているが、これらの歯車5A〜5Dとしては、比較的小サイズのものを利用することが可能である。したがって、第1および第2のアーム1,2については、それらの内部に大型の部品を収容するように構成する必要がなくなり、それらの全体の幅や厚みを小さくすることができる。また、第1および第2のアーム1,2や、これらに付属する可動部分全体の軽量化を図ることもできるために、各アーム1,2を回転させるときの慣性を小さくし、動作性能をよくすることも可能となる。
【0035】
本願発明の内容は、上記実施形態に限定されるものではない。本願発明に係るアーム動作機構および産業用ロボットの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【0036】
上記実施形態においては、リンクベースに固定させた第1の歯車と第1のアームに回転自在に支持された第2の歯車とを噛み合わせておくことにより、第1のアームとリンクベースとの相対回転に基づいて第2の歯車が回転するようにしているが、本願発明はこれに限定されない。本願発明においては、たとえば第1のアームに第1の歯車を固定させて取り付けておくとともに、リンクベースに第2の歯車を回転自在に支持させることにより、第1のアームとリンクベースとの相対回転に基づいて上記第2の歯車が回転するように構成することもできる。
【0037】
本願発明においては、本願発明でいう回転体および機構部を歯車以外の要素を用いて構成することもできる。たとえば上記実施形態の第2の歯車5Bの回転力を利用して第2のアーム2を回転させるための機構部としては、歯車5C,5Dに代えて、タイタミングプーリとタイミングベルトとを組み合わせた機構、あるいはスプロケットとチェーンとを組み合わせた機構を用いて構成することも可能である。
【0038】
本願発明に係るアーム動作機構は、第2のアーム2の先端部に昇降動作を行なわせるように用いることに適するが、やはりこれに限定されず、第2のアーム2の先端部に水平直進動作を行なわせるように用いることもできる。より具体的には、本願発明に係るアーム動作機構は、たとえば図3に示したワーク保持用のハンド部材30を水平移動させるための機構として利用することもできる。もちろん、これ以外の用途にも利用することが可能であり、具体的な使用態様は限定されない。
【0039】
本願発明に係る産業用ロボットは、必ずしもコ字状のハンド部材を備えたトランスファロボットに限定されず、溶接ロボットなどの他の種類のロボットとして構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るアーム動作機構を備えた産業用ロボットの一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1に示す産業用ロボットの断面図である。
【図3】ワーク支持機構部の一例を示す概略斜視図である。
【図4】図1に示す産業用ロボットの動作説明図である。
【図5】図1に示す産業用ロボットの動作説明図である。
【図6】従来技術の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
A 産業用ロボット
B アーム動作機構
C1 支持部の中心軸
C2 連結部の中心軸
1 第1のアーム
1a 基端部(第1のアームの)
1b 先端部(第1のアームの)
2 第2のアーム
2a 基端部(第2のアームの)
2b 先端部(第2のアームの)
3 ワーク支持機構部
4A 第1の平行リンク(平行リンク)
5A〜5D 第1ないし第4の歯車
7 連結部
40 リンクベース
61a 出力回転板(支持部)
Claims (5)
- 基端部を支持する支持部に対して第1の中心軸周りに回転可能な第1のアームと、この第1のアームの先端部に対して上記第1の中心軸と平行な第2の中心軸周りに回転可能に基端部が連結された第2のアームと、上記第1のアームおよび上記第2のアームに対して上記第2の中心軸周りに相対回転可能なリンクベースと、このリンクベースを一定姿勢に維持させたまま上記第1のアームの回転に伴わせて移動可能とする平行リンクと、を有している、アーム動作機構であって、
上記第2の中心軸と同心に配され、かつ上記リンクベースに固定して取り付けられた第1の歯車と、
上記第1の歯車と噛み合うようにして上記第1のアームに回転可能に支持され、上記第1のアームが回転するときにこの第1のアームと上記リンクベースとの相対回転に基づいて回転する第2の歯車と、
上記第2の歯車の回転によって上記第2のアームを上記第2の中心軸周りに回転させる機構部と、
を具備していることを特徴とする、アーム動作機構。 - 上記機構部は、上記第2の歯車と一体的に回転する第3の歯車と、上記第2の中心軸と同心に配され、かつ上記第3の歯車と噛み合うようにして上記第2のアームに固定して取り付けられた第4の歯車と、を具備している、請求項1に記載のアーム動作機構。
- 上記第2のアームは、上記第2の中心軸周りに上記第1のアームの回転方向とは反対方向に上記第1のアームの回転角度の2倍の角度だけ回転するように構成されている、請求項2に記載のアーム動作機構。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のアーム動作機構を具備していることを特徴とする、産業用ロボット。
- 上記アーム動作機構は、上記第2のアームの先端部が鉛直方向に移動可能に設けられており、かつ上記第2のアームの先端部には、ワーク保持用のハンド部材を鉛直軸周りに回転自在にするとともに水平方向に往復移動自在とするワーク支持機構部が支持されている、請求項4に記載の産業用ロボット。
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