JP2021146444A - ロボットハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】平行リンク機構を使用しないで、汎用性の高いギヤを利用して容易に実施出来るロボットハンドを提供すること。【解決手段】閉動運動によりワークを把持する複数のワーク把持具を備えたロボットハンドであって、各ワーク把持具が、第一アーム11をハンド基部1に揺動自在に軸支する第一支軸14の周りに回転自在な第一受動ギヤ16、第一支軸14と同心状にハンド基部1に固定された第一固定ギヤ17、第一アーム11に第二アーム12を揺動自在に軸支する第二支軸15と同心状に第二アーム12に固定された第二固定ギヤ18、第一固定ギヤ17に咬合するように第一アーム11に軸支され且つ第一受動ギヤ16と連動する第一アーム駆動用ギヤ21、第一受動ギヤ16と咬合するようにハンド基部1に軸支された駆動ギヤ、及び第一アーム11に軸支されて第一受動ギヤ16と連動し且つ第二固定ギヤ18と咬合する第二アーム駆動用ギヤ20を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、開閉運動する複数のワーク把持具によってワークを把持するロボットハンドに関するものである。
この種のロボットハンドとして、各ワーク把持具が、ハンド基部に内端が第一支軸の周りに揺動自在に軸支された第一アームと、この第一アームの外端に前記第一支軸と平行な第二支軸の周りに揺動自在に軸支された第二アームと、この第二アームの内側に設けられたワーク把持部から構成され、ハンド基部に対する第一アームの開閉運動に伴って第二アームが、ハンド基部に対する第一アームの運動方向とは逆方向に揺動して、各ワーク把持具の第二アームが所定姿勢を保って開閉運動するように構成されたロボットハンドが知られている。この種のロボットハンドは、特許文献1にも記載されるように、基本的には前記第一アームを平行リンク機構によって構成するのが常套手段となっている。
特開2019-025643号公報
上記のように第一アームを平行リンク機構によって構成する従来周知の構成は、外見上は部品点数も少なく、構造がシンプルで安価に実施出来るように思えるものであるが、現実には、リンク有効長や支点位置の精度を高めなければならないので、意外に製造コストが高くつく。しかもロボットハンドを比較的狭い空間に挿入する必要があるような用途では、平行リンク機構によって構成される前記第一アーム全体の占有空間を小さくするために細いリンクを使用しなければならないので、ワークに対する把持強度を高める点でも問題があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるロボットハンドを提案するものであって、第一の本発明に係るロボットハンドは、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、複数のワーク把持具(9,10)によってワークを把持するロボットハンドであって、各ワーク把持具(9,10)は、ハンド基部(1)に内端が第一支軸(14)の周りに揺動自在に軸支された第一アーム(11)と、この第一アーム(11)の外端に前記第一支軸(14)と平行な第二支軸(15)の周りに揺動自在に軸支された第二アーム(12)と、この第二アーム(12)の内側に設けられたワーク把持部(13)から構成され、ハンド基部(1)に対する第一アーム(11)の開閉揺動に伴って第二アーム(12)が、ハンド基部(1)に対する第一アーム(11)の揺動方向とは逆方向に揺動して、各ワーク把持具(9,10)の第二アーム(12)が所定姿勢を保って開閉運動するように構成されたロボットハンドにおいて、
前記第一支軸(14)を中心に第一アーム(11)に対し回転自在な第一受動ギヤ(16)、前記第一支軸(14)と同心状にハンド基部(1)に固定された第一固定ギヤ(17)、前記第二支軸(15)と同心状に第二アーム(12)に固定された第二固定ギヤ(18)、第一固定ギヤ(17)に咬合するように第一アーム(11)に軸支され且つ第一受動ギヤ(16)と連動して第一アーム(11)を第一支軸(14)の周りに回転させる第一アーム駆動用ギヤ(21)、第一受動ギヤ(16)と咬合するようにハンド基部(1)に軸支された駆動ギヤ(25,26)、及び第一アーム(11)に軸支されて前記第一受動ギヤ(16)と連動し且つ第二固定ギヤ(18)と咬合する第二アーム駆動用ギヤ(20)を備え、前記駆動ギヤ(25)により第一受動ギヤ(16)を回転駆動したとき、連動する第一アーム駆動用ギヤ(21)によって駆動される第一アーム(11)の回転方向と、連動する第二アーム駆動用ギヤ(20)によって駆動される第二アーム(12)の回転方向とが互いに逆方向となるような構成になっている。
又、第二の本発明に係るロボットハンドは、上記前提要件は同じであって、前記ハンド基部(1)には第一アーム駆動用ギヤ(35)と第二アーム駆動用ギヤ(37)が軸支され、第一アーム駆動用ギヤ(35)は、第一支軸(14)と同心状に第一アーム(11)に固定された第一固定ギヤ(34)に咬合し、第二アーム駆動用ギヤ(37)は、第一支軸(14)を中心に第一アーム(11)に対し回転自在な第一受動ギヤ(16)と咬合し、第一アーム(11)には、第二支軸(15)と同心状に第二アーム(12)に固定された第二固定ギヤ(18)と咬合する中間ギヤ(33)が軸支され、この中間ギヤ(33)と第一受動ギヤ(16)とが連動連結された構成になっている。
上記第一及び第二の本発明の構成によれば、ハンド基部に対して第一アームを回動させるための伝動系と、第一アームに対して第二アームを逆方向に回動させるための伝動系の何れもを、全てギヤによって構成することが出来る。即ち、各種サイズの既製品を容易に市場から入手することが出来るギヤを、主として第一アームに組み込むだけで構成することが出来るので、結果的に容易且つ安価に実施することが出来る。
特に第一の本発明の構成によれば、ハンド基部側に必要な駆動ギヤは、1つのワーク把持具に対して1つあれば良く、第一アーム駆動用の駆動ギヤと第二アーム駆動用の駆動ギヤを必要とする構成と比較して、ハンド基部側の駆動系が容易且つ安価に実施することが出来る。又、第二の本発明の構成によれば、ハンド基部側に第一アーム駆動用の駆動ギヤと第二アーム駆動用の駆動ギヤを設けなければならないが、第一の本発明のように、第一アーム自体にこの第一アームの駆動系を構成するギヤ列を必要としないので、第一アーム側をシンプルに構成することが出来る。
上記第一の本発明を実施する場合、具体的には、前記第一アーム駆動用ギヤ(21)は、前記第一受動ギヤ(16)に咬合するように第一アーム(11)に軸支された中間ギヤ(20)と同心一体に回転するように構成することが出来る。この場合、前記中間ギヤ(20)を第二固定ギヤ(18)に咬合させて、前記第二アーム駆動用ギヤを構成させることが出来る。更に、前記第一アーム(11)には、第一支軸(14)と第二支軸(15)、及び第一第二両支軸(14,15)の中間位置に位置する中間支軸(22)の3本を支持させ、第一支軸(14)には、第一受動ギヤ(16)と第一固定ギヤ(17)を支承し、第二支軸(15)には、2つの第二固定ギヤ(18,19)を支承し、中間支軸(22)には、2つの第二固定ギヤ(18,19)の内の一方と第一固定ギヤ(17)とに咬合する第一アーム駆動用ギヤ(21)と、2つの第二固定ギヤ(18,19)の内の他方と第一受動ギヤ(16)とに咬合する第二アーム駆動用ギヤ(20)を支承させることが出来る。
上記のような構成によれば、6つの同一径のギヤを3本の支軸それぞれに2つずつ取り付けて、第一アームの長さ方向に沿ったそれぞれ3つのギヤから成るギヤ列を左右対称に2列形成させ、偏荷重の掛かる支軸の無い、バランスの良いロボットハンドを構成することが出来る。勿論、第一固定ギヤ、第一アーム駆動用ギヤ、及び一方の第二固定ギヤのギヤ列と、第一受動ギヤ、第二アーム駆動用ギヤ、及び他方の第二固定ギヤのギヤ列とを、第一アームの両側に振分け配置して構成すれば、1枚の帯板のみから第一アームを構成することが出来るので、全体を軽量安価に構成することが容易になる。
又、第二の本発明を実施する場合、第一アーム駆動用ギヤ(35)と第二アーム駆動用ギヤ(37)とは互いに同心一体に回転するように軸支し、第一受動ギヤ(16)と第二固定ギヤ(18)との間には、これら第一受動ギヤ(16)と第二固定ギヤ(18)とが互いに逆回転するように中間ギヤ(32,33)を介装することが出来る。この構成によれば、第一受動ギヤと第二固定ギヤとの間に必要な中間ギヤが2つ必要になるが、第一アーム駆動用ギヤと第二アーム駆動用ギヤの両方を1本の駆動軸に取り付けて構成することが出来るので、第一アーム駆動用ギヤと第二アーム駆動用ギヤを含む駆動手段全体をシンプル且つ安価に実施することが出来る。勿論、第一アーム駆動用ギヤ(35)と第二アーム駆動用ギヤ(37)とを互いに逆回転する2本の駆動軸に振分けて取り付けることにより、第一受動ギヤと第二固定ギヤとの間に必要な中間ギヤを1つにして、使用ギヤ数を減らすことが出来る。
図1は、第一発明の実施例を示すロボットハンドの正面図である。 図2は、同上ロボットハンドが中サイズワークを把持した状態の正面図である。 図3は、同上ロボットハンドが限界まで閉じた状態の正面図である。 図4は、同上ロボットハンドの駆動系の前側半分を示す縦断正面図である。 図5は、同上ロボットハンドの駆動系の横断平面図である。 図6は、同上ロボットハンドの駆動系の後ろ側半分を示す縦断正面図である。 図7は、同上ロボットハンドの駆動系を示す縦断側面図である。 図8は、同上ロボットハンドの駆動系の上端部を示す縦断側面図である。 図9は、第二発明の実施例を示すロボットハンドの第一アーム駆動系を示す縦断正面図である。 図10は、同上ロボットハンドの第二アーム駆動系を示す縦断正面図である。 図11は、同上ロボットハンドの駆動系全体を示す一部横断平面図である。
以下、第一発明の実施例を図1〜図8に基づいて説明すると、1はハンド基部であって、例えば二次元水平面上の互いに直交するX方向とY方向とに移動制御される移動体に垂直Z方向に昇降制御される昇降体2が設けられたロボットハンド駆動機構における前記昇降体2の下端に取り付けられる。この場合、昇降体2の垂直軸心の周りにハンド基部1を回転制御可能に支持する構成や、昇降体2の下端にハンド基部1を水平支軸の周りに一定角度範囲内で上下方向に回転制御可能に支持する構成なども必要に応じて組み込まれる。更に、多関節ロボットの三次元方向に任意に移動制御させることが出来る先端アームにハンド基部1を支持させて使用することも可能である。
ハンド基部1は、昇降体2の下端に取り付けられる天板部3と前後両側板部4a,4bとで門形に構成されたものであって、前側板部4aの外側に取付け座板5が着脱自在に取り付けられ、この取付け座板5に、ギヤボックス6とモーター7とから成る駆動手段8のギヤボックス6が取り付けられている。このハンド基部1に左右対称構造のワーク把持具9,10が取り付けられている。両ワーク把持具9,10は、上側の第一アーム11と下側の第二アーム12とから成り、第二アーム12の内側にワーク把持部13が取り付けられている。尚、第一アーム11や第二アーム12に作用する外力でこれらアームが不測に回転することが無いように、例えばギヤボックス6内の伝動ギヤにウオームギヤを組み合わせておくことが出来る。
第一アーム11は1枚の帯板材から成るもので、その内端部が、ハンド基部1における前後両側板部4a,4b間に前後水平向きの第一支軸14を中心に上下揺動自在に軸支されている。第二アーム12は、前後両側板部12a,12bと、これら両側板部12a,12bの外側辺どうしを互いに連結一体化する連結板部12cによって構成された横断面コ字形構造のものであり、この第二アーム12の内部空間内に下端から入り込む状態でワーク把持部13の上端部がこの第二アーム12に取り付けられている。第二アーム12の上端部は、第一アーム11の外端に被さる状態で、当該第一アーム11の外端に前後水平向きの第二支軸15によって、当該第二支軸15を中心に第一第二両アーム11,12が相対揺動自在に軸支連結されている。
第一支軸14は、その両端がハンド基部1の前後両側板部4a,4bに締結ボルト14aによって固着され、第一アーム11と側板部4aとの間の第一支軸14には、第一受動ギヤ16が第一支軸14の周りに回転自在に支承され、第一アーム11と側板部4bとの間の第一支軸14には、第一固定ギヤ17が嵌合されてロックボルト17aにより固定されている。従って、第一固定ギヤ17は、第一支軸14を介してハンド基部1に固定されていることになる。第二支軸15は、その両端が第二アーム12の前後両側板部12a,12bに締結ボルト15aによって固着され、第一アーム11とその両側の第二アーム12の前後両側板部12a,12bとの間には、左右一対の第二固定ギヤ18,19が嵌合されてそれぞれロックボルト18a,19aにより固定されている。従って、第二固定ギヤ18,19は、第二支軸15を介して第二アーム12に固定されていることになる。
第一アーム11の第一支軸14と第二支軸15との間の長さ方向の中央位置には、中間支軸22が回転自在に貫通支持され、この中間支軸22には、第一アーム11の左右両側で左右一対の中間ギヤ20,21が嵌合されてそれぞれロックボルト20a,21aにより固定されている。従って、これら両中間ギヤ20,21は、中間支軸22を介して互いに連結一体化され、この中間支軸22と一体に回転自在となっている。第一アーム11の左右両側に軸支された合計6つのギヤ16〜21は同一直径(同一歯数)のもので、中間ギヤ20は、第一受動ギヤ16と第二固定ギヤ18とに咬合し、中間ギヤ21は、第一固定ギヤ17と第二固定ギヤ19とに咬合している。
図4及び図5に示すように、駆動手段8のギヤボックス6から取付け座板5を貫通してハンド基部1側に突出する駆動用出力軸23には、駆動ギヤ25が嵌合されてロックボルト25aにより固定され、取付け座板5の内側に固着されて片持ち状にハンド基部1側に突出する固定支軸24には、駆動ギヤ25と咬合連動する同一直径(同一歯数)の中継駆動ギヤ26が取り付けられ、駆動手段8が外側に取り付けられている取付け座板5をハンド基部1の前側板部4aの外側所定位置にボルト止めしたとき、駆動ギヤ25と中継駆動ギヤ26が、前側板部4aに設けられている横長開口部27を経由してハンド基部1内に入り込むと共に、駆動ギヤ25と中継駆動ギヤ26がワーク把持具9,10の第一受動ギヤ16にそれぞれ咬合するように構成されている。
以上の構成において、駆動手段8のモーター7を稼働させ、駆動ギヤ25と中継駆動ギヤ26とを互いに逆方向に回動させると、ワーク把持具9,10の第一受動ギヤ16が互いに逆方向に回転駆動される。この第一受動ギヤ16の回転は中間ギヤ20,21に伝わり、第一固定ギヤ17に咬合している中間ギヤ21の回転によって、第一固定ギヤ17の周りを当該中間ギヤ21が自転しながら公転することになり、この第一固定ギヤ17の周りの中間ギヤ21の公転が、第一アーム11を第一支軸14の周りに回転させることになる。この状況では、中間ギヤ21が第一アーム11を回動させるための第一アーム駆動用ギヤとなっている。一方、中間ギヤ20,21は、第二アーム12に固定されている第二固定ギヤ18,19に咬合しているので、当該中間ギヤ20,21の同一方向への回転によって、第二固定ギヤ18,19を介して第二アーム12を第二支軸15の周りに回動させることになる。即ち、中間ギヤ20,21は、第一アーム11に対して第二アーム12を回動させるための第二アーム駆動用ギヤとなっている。
上記作用において、第一固定ギヤ17に対して第一アーム駆動用ギヤである中間ギヤ21が公転することによる第一アーム11の回転方向と、第二固定ギヤ18,19に対して第二アーム駆動用ギヤである中間ギヤ20,21が自転することによる第二アーム12の回転方向は、互いに逆向きになるが、先に説明したギヤ16〜21の仕様から回転角度は同一になる。勿論、両ワーク把持具9,10の第一受動ギヤ16に咬合する駆動ギヤ25と中継駆動ギヤ26は、互いに逆回転しているので、両ワーク把持具9,10の第一アーム11及び第二アーム12は、互いに逆方向に同一角度だけ回動することになる。
図1に示すように、ワーク把持具9,10は、それぞれの第一アーム11がハンド基部1に対して外向きに90度回動して水平姿勢になったとき、第二アーム12は第一アーム11に対して内向きに90度回動して、第一アーム11から直角下向きに垂下して、待機姿勢となる。係る状態から、第一アーム駆動用ギヤである中間ギヤ21が第一固定ギヤ17の周りを下向きに公転する方向に駆動ギヤ25を駆動手段8によって駆動すると、ワーク把持具9,10の第一アーム11が第一支軸14の周りを下向きに閉動すると同時に、ワーク把持具9,10の第二アーム12が第一アーム11に対して第二支軸15の周りを上向きに回動し、第一アーム11の回転角度と第二アーム12の回転角度は互いに等しいので、結果的に第二アーム12、即ち、ワーク把持部13が互いに左右対称形の姿勢を保った状態で互いに接近移動することになる。この過程でワーク把持具9,10の両ワーク把持部13が1つのワークを挟み付けて把持した状態を、図2に示している。このとき、両ワーク把持部13間に把持する対象のワークが存在しないときは、図3に示すように、第一アーム11がハンド基部1に対して真下に垂下する姿勢より更に内側へ回動し、両ワーク把持部13が互いに圧接し合う閉動限状態となる。従って、ワークの被把持部が非常に厚さの薄いものであっても、両ワーク把持部13によって把持することが可能である。
上記のようにワーク把持具9,10の第二アーム12を互いに左右対称形を保って接近移動させた状態から、図1に示す待機姿勢に復帰させるときは、駆動手段8のモーター7により駆動ギヤ25を逆回転させ、図4及び図6に矢印で示すように、中間ギヤ20,21を逆回転させる。この結果、第一固定ギヤ17に対して第一アーム駆動用ギヤである中間ギヤ21が上向きに公転して、第一アーム11が第一支軸14の周りに上方へ開動すると同時に、第二アーム駆動用ギヤである中間ギヤ20,21の逆回転により、第二固定ギヤ18,19を介して第二アーム12が、第一アーム11の上方への開動角度と等しい角度だけ第一アーム11に対して第二支軸15の周りを下方へ閉動し、互いに左右対称形の姿勢を維持しながら離間開動することになる。
尚、上記実施例における中間支軸22に支承されて互いに一体に回転する2つの並列する中間ギヤ20,21の内、中間ギヤ21は、第一固定ギヤ17に咬合する第一アーム駆動用ギヤとして、又、中間ギヤ20は、第一受動ギヤ16の回転を第一アーム駆動用ギヤとなる中間ギヤ21に伝える伝動ギヤとして、両方とも必須のものであるが、2つの並列する第二固定ギヤ18,19の内の一方は、省くことも可能である。又、第一アーム11の長さが長くなるときは、中間ギヤ20,21と第二固定ギヤ18,19との間に、第一アーム11の長さ方向に直列する少なくとも2つのギヤを追加して、その追加ギヤの内、第二固定ギヤ18,19に咬合する追加ギヤを、第二アーム駆動用ギヤとすることが出来る。勿論この場合も、第二固定ギヤ18,19を1つにすると共に、第二アーム駆動用ギヤとなる追加ギヤも1つにすることが出来る。
次に第二発明の実施例を図9〜図11に基づいて説明する。この第二発明の実施例では、第一アーム11が、前後両側板部30a,30bと、この前後両側板部30a,30bを内側辺どうし及び外側辺どうし互いに連結一体化する一対の連結板部31a,31bから角筒状に構成され、第一受動ギヤ16と1つの第二固定ギヤ18、及びこれら両ギヤ16,18を互いに逆回転するように連動させる、例えば2つの中間ギヤ32,33を、第一アーム11の左右両側板部30a,30b間に軸支し、第一受動ギヤ16を回転自在に支承している第一支軸14は、先の実施例と同様にハンド基部1に両端が固定され、先の実施例における第一固定ギヤ17に対応する第一固定ギヤ34は、ハンド基部1と第一アーム11との間の第一支軸14に遊嵌させた状態で、この第一固定ギヤ34が隣接する第一アーム11の片側の側板部30aに、締結ボルト34aによって固着している。1つの第二固定ギヤ18は、先の実施例と同様に、第二支軸15を介して第二アーム12に固定されている。
この第二発明では、ハンド基部1側に、両ワーク把持具9,10それぞれの第一固定ギヤ34に咬合して第一アーム11を回動させる一対の第一アーム駆動用ギヤ35,36と、両ワーク把持具9,10それぞれの第一受動ギヤ16に咬合して第二アーム12を第一アーム11に対して回動させる第二アーム駆動用ギヤ37,38が設けられている。これら一対の第一アーム駆動用ギヤ35,36どうし及び、第二アーム駆動用ギヤ37,38どうしは互いに咬合して逆回転するものであり、片側の第一アーム駆動用ギヤ35と第二アーム駆動用ギヤ37とは、先の実施例と同様に、駆動手段8のギヤボックス6から取付け座板5を貫通してハンド基部1側に突出する駆動用出力軸23にロックボルト35a,37aによって固定され、他方の第一アーム駆動用ギヤ36と第二アーム駆動用ギヤ38とは、先の実施例と同様に、取付け座板5の内側に固着されてハンド基部1側に突出する固定支軸24に回転可能に支承されている。尚、一対の第一アーム駆動用ギヤ35,36と一対の第二アーム駆動用ギヤ37,38の合計4つのギヤは、全て同一直径(同一歯数)である。
而して、駆動手段8が外側に取り付けられている取付け座板5をハンド基部1の前側板部4aの外側所定位置にボルト止めしたとき、一対の第一アーム駆動用ギヤ35,36と一対の第二アーム駆動用ギヤ37,38が、前側板部4aに設けられている横長開口部27を経由してハンド基部1内に入り込み、第一アーム駆動用ギヤ35,36が両ワーク把持具9,10それぞれの第一固定ギヤ34咬合すると共に、第二アーム駆動用ギヤ37,38が両ワーク把持具9,10それぞれの第一受動ギヤ16に咬合するように構成されている。尚、駆動用出力軸23と固定支軸24は、それぞれに2つのギヤ35,37及び36,38が並列支持される関係で、先の実施例のものと比較して長さが長くなる。従って、これら駆動用出力軸23と固定支軸24の遊端側もハンド基部1の後側板部4bに取り付けられた軸受け39,40に支承させている。
以上の第二発明の実施例によれば、駆動手段8によって駆動用出力軸23を回転させると、駆動用出力軸23によって第一アーム駆動用ギヤ35と第二アーム駆動用ギヤ37が回転駆動されると同時に、これらに咬合している第一アーム駆動用ギヤ36と第二アーム駆動用ギヤ38も、逆方向に回転駆動される。互いに咬合して逆方向に回転駆動される両第一アーム駆動用ギヤ35,36は、ワーク把持具9,10それぞれの第一アーム11に固定されている第一固定ギヤ34を介して、これら両第一アーム11を第一支軸14の周りに互いに逆方向に開閉駆動する。又、互いに咬合して逆方向に回転駆動される両第二アーム駆動用ギヤ37,38は、ワーク把持具9,10それぞれの第一アーム11に軸支されている第一受動ギヤ16と中間ギヤ32,33及び、第二アーム12に固定されている第二固定ギヤ18を介して、これら両第二アーム12を第二支軸15の周りに、第一アーム11とは逆方向に回転駆動することになる。
即ち、図9、図10に示すように、ワーク把持具9,10それぞれの第一アーム11が水平姿勢にあって、第二アーム12が第一アーム11から直角下向きに垂下する待機姿勢にある状態から、駆動用出力軸23を駆動手段8によって駆動して第一アーム駆動用ギヤ35と第二アーム駆動用ギヤ37を反時計方向に回動させると、ワーク把持具9の第一固定ギヤ34と第一受動ギヤ16が時計方向に回動し、時計方向に回動する第一固定ギヤ34と一体の第一アーム11が下方内側に閉動すると同時に、第一受動ギヤ16の時計方向の回転が中間ギヤ32,33に伝わり、時計方向に回転する中間ギヤ33が、第二アーム12に固定されている第二固定ギヤ18を介して第二アーム12を第二支軸15の周りに反時計方向に回動させる。一方、第一アーム駆動用ギヤ35と第二アーム駆動用ギヤ37とに咬合して時計方向に回動する第一アーム駆動用ギヤ36と第二アーム駆動用ギヤ38は、ワーク把持具10の第一固定ギヤ34と第一受動ギヤ16を反時計方向に回動させるので、第一固定ギヤ34と一体の第一アーム11が下方内側に閉動すると同時に、第一受動ギヤ16の反時計方向の回転が中間ギヤ32,33に伝わり、反時計方向に回転する中間ギヤ33が、第二アーム12に固定されている第二固定ギヤ18を介して第二アーム12を第二支軸15の周りに時計方向に回動させる。
上記作用により、1本の駆動用出力軸23を、図9及び図10において反時計方向に回動させることにより、一対のワーク把持具9,10の第一アーム11が閉動するのに伴って第二アーム12が互いに対称形を保って互いに接近移動するので、両ワーク把持具9,10の第二アーム12に取り付けられているワーク把持部13間でワークを把持させることが出来る。一対のワーク把持具9,10を元の待機姿勢に戻すときは、1本の駆動用出力軸23を、図9及び図10において時計方向に回動させれば良い。
上記第一発明の実施例と第二発明の実施例の何れにおいても、両ワーク把持具9,10の第二アーム12が一定姿勢を保って開閉運動するように説明したが、取り扱うワークの形状などに対応させて、両ワーク把持具9,10の第一アーム11が水平姿勢にある開動限姿勢(図1及び図9参照)から閉動するのに伴って、第二アーム12が、例えばその下端間の間隔が狭まる下窄まりに傾斜するように構成することも出来る。具体的には、第一アーム11が第一支軸14の周りに回転する角度に対して、第一アーム11に対して第二アーム12が第二支軸15の周りに逆方向に回転する角度が小さくなるように、第一受動ギヤ16から、第二アーム12に固定された第二固定ギヤ18(19)に咬合する第二アーム駆動用ギヤ(中間ギヤ20,21又は33)までの伝動比が1以下になるように、ギヤ列を構成すれば良い。このように構成すれば、第一アーム11に平行リンク機構を使用する従来周知の構成において、平行リンク機構における2本のリンクの有効長を同一にしない構成と同様の作用を実現出来る。
尚、本発明は、上記実施例のように一対のワーク把持具でワークを把持するロボットハンドや、3本又はそれ以上のワーク把持具でワークを把持するロボットハンドなどにおける1本のワーク把持具の駆動機構に関するものであるから、複数のワーク把持具を1つの駆動源に連動連結させて同時に同期駆動させるように構成したロボットハンドの他、複数のワーク把持具を個別に駆動源に連動連結させて、複数のワーク把持具を任意のタイミングで駆動させるように構成したロボットハンド等にも適用することが可能である。
本発明のロボットハンドは、開閉運動する複数のワーク把持具によってワークを把持するロボットハンドであって、従来周知のような平行リンク機構を使用しないで、汎用性の高いギヤを利用して容易に実施出来るロボットハンドとして活用出来る。
1 ハンド基部
2 昇降体
3 天板部
4a 前側板部
4b 後側板部
5 取付け座板
6 ギヤボックス
7 モーター
8 駆動手段
9,10 ワーク把持具
11 第一アーム
12 第二アーム
12a,12b 前後両側板部
12c 連結板部
13 ワーク把持部
14 第一支軸
14a 締結ボルト
15 第二支軸
15a 締結ボルト
16 第一受動ギヤ
17 第一固定ギヤ
17a ロックボルト
18,19 第二固定ギヤ
18a,19a ロックボルト
20,21 中間ギヤ
20a,21a ロックボルト
22 中間支軸
23 駆動用出力軸
24 固定支軸
25 駆動ギヤ
25a ロックボルト
26 中継駆動ギヤ
27 横長開口部
30a,30b 左右両側板部
31a,31b 一対の連結板部
32,33 中間ギヤ
34 第一固定ギヤ
34a 締結ボルト
35,36 第一アーム駆動用ギヤ
36a,38a ロックボルト
37,38 第二アーム駆動用ギヤ
39,40 軸受け

Claims (7)

  1. 複数のワーク把持具によってワークを把持するロボットハンドであって、各ワーク把持具は、ハンド基部に内端が第一支軸の周りに揺動自在に軸支された第一アームと、この第一アームの外端に前記第一支軸と平行な第二支軸の周りに揺動自在に軸支された第二アームと、この第二アームの内側に設けられたワーク把持部から構成され、ハンド基部に対する第一アームの開閉揺動に伴って第二アームが、ハンド基部に対する第一アームの揺動方向とは逆方向に揺動して、各ワーク把持具の第二アームが所定姿勢を保って開閉運動するように構成されたロボットハンドにおいて、
    前記第一支軸を中心に第一アームに対し回転自在な第一受動ギヤ、前記第一支軸と同心状にハンド基部に固定された第一固定ギヤ、前記第二支軸と同心状に第二アームに固定された第二固定ギヤ、第一固定ギヤに咬合するように第一アームに軸支され且つ第一受動ギヤと連動して第一アームを第一支軸の周りに回転させる第一アーム駆動用ギヤ、第一受動ギヤと咬合するようにハンド基部に軸支された駆動ギヤ、及び第一アームに軸支されて前記第一受動ギヤと連動し且つ第二固定ギヤと咬合する第二アーム駆動用ギヤを備え、前記駆動ギヤにより第一受動ギヤを回転駆動したとき、連動する第一アーム駆動用ギヤによって駆動される第一アームの回転方向と、連動する第二アーム駆動用ギヤによって駆動される第二アームの回転方向とが互いに逆方向となるように構成されている、ロボットハンド。
  2. 前記第一アーム駆動用ギヤは、前記第一受動ギヤに咬合するように第一アームに軸支された中間遊転ギヤと同心一体に回転するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記中間遊転ギヤが第二固定ギヤに咬合して、前記第二アーム駆動用ギヤを構成している、請求項2に記載のロボットハンド。
  4. 前記第一アームには、第一支軸と第二支軸、及び第一第二両支軸の中間位置に位置する中間支軸の3本が支持され、第一支軸には、第一受動ギヤと第一固定ギヤが支承され、第二支軸には、2つの第二固定ギヤが支承され、中間支軸には、2つの第二固定ギヤの内の一方と第一固定ギヤとに咬合する第一アーム駆動用ギヤと、2つの第二固定ギヤの内の他方と第一受動ギヤとに咬合する第二アーム駆動用ギヤが支承されている、請求項3に記載のロボットハンド。
  5. 第一固定ギヤ、第一アーム駆動用ギヤ、及び一方の第二固定ギヤのギヤ列と、第一受動ギヤ、第二アーム駆動用ギヤ、及び他方の第二固定ギヤのギヤ列とが、第一アームの両側に振分け配置されている、請求項3に記載のロボットハンド。
  6. 複数のワーク把持具によってワークを把持するロボットハンドであって、各ワーク把持具は、ハンド基部に内端が第一支軸の周りに揺動自在に軸支された第一アームと、この第一アームの外端に前記第一支軸と平行な第二支軸の周りに揺動自在に軸支された第二アームと、この第二アームの内側に設けられたワーク把持部から構成され、ハンド基部に対する第一アームの開閉揺動に伴って第二アームが、ハンド基部に対する第一アームの揺動方向とは逆方向に揺動して、各ワーク把持具の第二アームが所定姿勢を保って開閉運動するように構成されたロボットハンドにおいて、
    前記ハンド基部には第一アーム駆動用ギヤと第二アーム駆動用ギヤが軸支され、第一アーム駆動用ギヤは、第一支軸と同心状に第一アームに固定された第一固定ギヤに咬合し、第二アーム駆動用ギヤは、第一支軸を中心に第一アームに対し回転自在な第一受動ギヤと咬合し、第一アームには、第二支軸と同心状に第二アームに固定された第二固定ギヤと咬合する中間ギヤが軸支され、この中間ギヤと第一受動ギヤとが連動連結されている、ロボットハンド。
  7. 第一アーム駆動用ギヤと第二アーム駆動用ギヤとは互いに同心一体に回転するように軸支され、第一受動ギヤと第二固定ギヤとの間には、これら第一受動ギヤと第二固定ギヤとが互いに逆回転するように中間ギヤが介装されている、請求項6に記載のロボットハンド。
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