JP4612413B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを用いて構成される半導体記憶装置に関する。
電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを用いて構成される半導体記憶装置(EEPROM)の一つとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリは、隣接するセルがソース/ドレイン拡散層を共有する形で複数のメモリセルが直列接続されて、NANDセルユニットを構成する。このため、NOR型フラッシュメモリ等に比べて、単位セル面積を小さくすることができ、従って大容量化が容易であるという基本的な特徴を持つ。
NAND型フラッシュメモリのセンスアンプ回路は、ビット線電圧をクランプすると共にビット線データをセンスノードに転送するためのクランプ用トランジスタ、ビット線及びセンスノードをプリチャージするためのプリチャージ用トランジスタ、センスノードに転送されたビット線データを保持するデータラッチ等を備えて構成される。
メモリセルアレイのビット線ピッチが小さくなると、各ビット線にセンスアンプを配置することは難しくなるだけでなく、隣接ビット線間ノイズの影響が大きくなる。そのため通常は、隣接する二つのビット線が一つのセンスアンプを共有する方式を採用する。読み出し時、選択ビット線に隣接する非選択ビット線は、シールド線として用いられる。この共有センスアンプ方式では、各センスアンプは、ビット線選択回路を備えて、二つのビット線のいずれかに選択的に接続されることになる(例えば、特許文献1参照)。
NAND型フラッシュメモリのデータ消去は、ブロック単位で行われる。データ消去時、選択ブロックの全ワード線を0V、全ビット線をフローティングとし、メモリセルアレイが形成されたp型ウェルに20V程度の消去電圧Veraが印加される。このとき、ビット線が接続されるn型拡散とp型ウェルとの間は順バイアスになるため、ビット線は20V程度まで上昇する。
この様なデータ消去時のビット線電圧上昇を考慮すると、センスアンプのなかでビット線に直接接続されるビット線選択トランジスタは、クランプ用トランジスタ等に比べてゲート絶縁膜が厚い高耐圧トランジスタ(高電圧トランジスタ)であることが必要である。
一方、ビット線選択トランジスタとクランプ用トランジスタとの接続ノードSABLは、センスアンプのレイアウトの都合上、ビット線と並行して走る信号線として形成される。この様なレイアウトの場合、データ消去時にビット線電圧が上昇すると、これに隣接する接続ノードSABLとなる信号線が容量カップリングにより電位上昇するため、低電圧トランジスタであるクランプ用トランジスタが破壊されるおそれが生じる。
特開2003−249083号公報
この発明は、センスアンプの信頼性向上を図った半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのビット線に接続されて動作モードに応じてビット線電圧の制御を行うビット線制御回路とを有し、
前記ビット線制御回路は、
第1のトランジスタと、この第1のトランジスタと前記メモリセルアレイのビット線との間に配置されて第1のトランジスタと直列接続された、第1のトランジスタより高耐圧の第2のトランジスタとを有し、かつ、
データ消去時に前記第1のトランジスタと第2のトランジスタの間の接続ノードが電位固定される。
この発明によれば、センスアンプの信頼性向上が図られる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、一実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのコア回路構成を示し、図2はメモリセルアレイ1の等価回路構成を示している。
メモリセルアレイ1は、図2に示すように、複数のNANDセルユニットNUを配列して構成される。各NANDセルユニットNUは、複数個(図の例では32個)の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0−M31が直列接続され、その一端が選択ゲートトランジスタS1を介してビット線BLに、他端が選択ゲートトランジスタS2を介して共通ソース線CELSRCに接続されている。
NANDセルユニット内のメモリセルM0−M31の制御ゲートはそれぞれ異なるワード線WL(WL0−WL31)に接続される。選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートは、ワード線WLと並行する選択ゲート線SGD,SGSに接続される。
ワード線を共有するNANDセルユニットの集合は、データ消去の単位となるブロックを構成し、図2に示すように、ビット線方向に複数のブロックBLK(BLK0,BLK1,…,BLKn)が配置される。1ワード線を共有するメモリセルの集合は、この実施の形態の場合2セクタを構成する。即ち、あるワード線と偶数番の全ビット線BLeにより選択されるメモリセルの集合が第1セクタを構成し、同ワード線と奇数番の全ビット線BLoにより選択されるメモリセルの集合が第2セクタを構成する。
2値記憶を行う場合には、一つのセクタが1ページとなり、ページ単位でのデータ書き込み及び読み出しが行われる。一つのメモリセルが2ビットを記憶する4値記憶の場合には、一つのセクタが上位ページ(上位ビット)データと下位ページ(下位ビット)データの2ページとなり、従って1ワード線に沿うメモリセルの集合は4ページとなる。
メモリセルアレイ1は、一つのp型ウェルP−WELL内に形成され、p型ウェルP−WELLには、動作モードに応じて所定バイアスを与えるべく、ウェル端子CPWELLが設けられている。データ読み出し及び書き込み時は、ウェル端子CPWELLは通常0Vに設定される。データ消去時には、ウェル端子CPWELLに20V程度の消去電圧Veraが与えられる。
メモリセルアレイ1のワード線を制御するワード線制御回路(ロウデコード回路)2は、図1に示すように、ブロック毎に交互に、メモリセルアレイ1のワード線方向の両側に分散配置された複数のロウデコーダRD(RD0,RD1,…,RDn)により構成される。
メモリセルアレイ1のビット線に接続されて、ビット線電圧を制御すると共にデータ読み出しを行うビット線制御回路(センスアンプ回路)3は、ページバッファを構成する、複数のセンスアンプ(SA)31を備え、各センスアンプ31と対応する隣接2ビット線との間にはビット線選択回路32が設けられている。即ちセンスアンプ31は、ビット線選択回路32により、隣接する偶/奇ビット線BLe/BLoのいずれか一方に接続される。
図3は、センスアンプ回路3の偶/奇ビット線対BLe/BLoに接続される1センスユニットの具体構成を示している。1センスユニットは図示のように、偶/奇ビット線BLe/BLoが共有するセンスアンプ31と、偶/奇ビット線BLe/BLoをセンスアンプ31に選択的に接続するためのビット線選択回路32とを有する。
ビット線選択回路32は、ビット線BLe,BLoを選択的にクランプ用トランジスタQ1の一端SABLに接続するための、ビット線選択信号BLSe,BLSoが与えられるビット線選択トランジスタQ21,Q22と、ビット線BLe,BLoに非選択時所定のバイアス電圧BLCRLを与えるためのバイアス用トランジスタQ23,Q24とを有する。これらビット線選択回路32のトランジスタは、センスアンプ31に用いられるトランジスタに比べてゲート絶縁膜が厚い、高耐圧トランジスタ(HVトランジスタ)である。
センスアンプ31は、センスノードTDCと、ノードSABL間に介在させたクランプ用トランジスタQ1と、センスノードTDCに接続されたビット線プリチャージ用トランジスタQ2を有する。クランプ用トランジスタQ1は、そのゲートBLCLAMPに動作に応じて制御信号を与えることにより、センスノードTDCと選択されたビット線との間を接続する。データ読み出し時、クランプ用トランジスタQ1は、ビット線電圧をクランプする働きと、ビット線に得られる信号電圧をノードTDCとの間の電荷分配により増幅してノードTDCに転送するためのプリセンスアンプの働きをする。センスノードTDCには電荷保持のためのキャパシタCが接続されている。
センスノードTDCは、転送用トランジスタQ6を介して、読み出しデータ及び書き込みデータを保持するためのデータラッチ21のデータノードN1に接続されている。データノードN1とセンスノードTDCの間には、データ書き込み時、前サイクルの書き込みデータを保持して、次のサイクルの書き込みデータを書き戻す働きをするデータ記憶回路(書き戻し回路)20が構成されている。トランジスタQ4のゲートDDCがデータ記憶ノードである。
転送トランジスタQ5は、データノードN1のデータを記憶ノードDDCに転送するためのものである。記憶ノードDDCのデータが“H”(“1”書き込みデータ)の場合に、ベリファイ読み出し後のセンスノードTDCにこれを書き戻して、データラッチ21に転送するために、トランジスタQ4とセンスノードTDCの間に書き戻し用トランジスタQ3が配置されている。
センスノードTDCは、更に転送用トランジスタQ7を介してデータキャッシュを構成するもう一つのデータラッチ22のデータノードN3に接続されている。データラッチ22のデータノードN3,N4は、カラム選択信号CSLにより駆動される、カラムゲート用トランジスタQ11,Q12を介してデータ線対DL,DLnに接続されている。
即ち、データ読み出し時、読み出しデータはデータラッチ22に転送され、カラム選択されてデータ線DL,DLnを介し、図示しない出力バッファを介して入出力端子に出力される。データ書き込み時は、入出力端子から供給される書き込みデータがカラム選択されてデータラッチ22に一時記憶され、その後データラッチ21に転送されて、書き込みが行われることになる。
センスアンプ31に用いられるトランジスタは全て、ビット線選択回路32に用いられるHVトランジスタよりゲート絶縁膜が薄く、耐圧の低いトランジスタ(LVトランジスタ)である。
図4は、センスアンプ回路3のなかのビット線選択回路32の部分の模式的なレイアウトを、4対の奇偶ビット線について示している。図5はそのレイアウトを等価回路的に示している。
各偶奇ビット線対についてのビット線選択回路の回路領域(素子形成領域)32a−32dのそれぞれに、4つのトランジスタQ21−Q24がビット線の方向に並べて配置される。また、隣接する2対のビット線に、素子形成領域32aと32bがビット線方向に並べて配置され、これらに隣接する2対のビット線についても同様に、素子形成領域32c,32dがビット線の方向に並んで配置される。
以上のように、ビット線選択回路では、多くのトランジスタがビット線方向に並べて配置される。これは、メモリセルアレイ1のビット線ピッチが小さくなり、その配線ピッチ内に複数の高耐圧トランジスタを配置することが困難であるためである。
各素子形成領域32a−32d内にそれぞれ、ビット線選択トランジスタQ21,Q22及びビット線バイアス用トランジスタQ23,Q24が形成される。ビット線選択信号BLSe,BLSo及びバイアス選択信号BIASe,BIASoが入るゲート配線41は、それぞれビット線と直交する方向に並ぶ複数の素子形成領域で共通になるように、ビット線と直交する方向に長く形成される。
図4に破線で示す第1層メタル配線42は、バイアス用トランジスタQ23,Q24の一端側拡散層44,45に共通に接続され、これがバイアス端子BLCRLに引き出される。実線で示す第2層メタル配線43からなるビット線BLe,BLoは、ビット線選択トランジスタQ21とバイアス用トランジスタQ23との共通拡散層46及び、ビット線選択トランジスタQ22とバイアス用トランジスタQ24との共通拡散層47にそれぞれ接続される。
センスアンプ31とビット線選択回路32との間の接続ノードSABLは、一部ビット線BLe,BLoと並行して走るように第2層メタル配線43により形成される。これは、二つずつの素子形成領域(32a,32b),(32c,32d)がビット線の方向に並んで配置されている結果である。即ち接続ノードSABLとなる配線43は、その一端がビット線選択トランジスタQ21,Q22の共通拡散層48に接続され、他端がセンスアンプ31内のクランプ用トランジスタQ1の拡散層(図示せず)に接続されることになる。
この様に、ノードSABLとビット線とが一部並行する同層メタル配線としてレイアウトされる。このため、データ消去時ノードSABLをフローティングにすると、消去電圧印加によりビット線の電位が上昇し、それとの容量カップリングによりノードSABLが電位上昇するという事態が発生する。もし、ノードSABLが例えば電源電圧より高く、10V程度まで上昇すると、クランプ用トランジスタQ1をはじめとするセンスアンプ本体31のLVトランジスタの破壊や信頼性低下が問題になる。
そこでこの実施の形態では、データ消去時に、センスアンプ31とビット線選択回路32の間に接続ノードSABL、即ちビット線選択トランジスタ(HVトランジスタ)Q21,Q22とクランプ用トランジスタ(LVトランジスタ)Q1との間の接続ノードSABLを、LVトランジスタ破壊が生じることのない所定電圧に固定する。
図6は、この実施の形態でのデータ消去時の動作波形を示しており、図7は比較のため従来の消去方式での動作波形を示している。データ消去は、ブロック単位で行われる。データ消去時、選択ブロック内の全ワード線WLは接地電位(Vss)に、非選択ブロックの全ワード線はフローティング状態に設定される。またメモリセルアレイの全選択ゲート線SGD,SGSはVdd−Vtのフローティングに設定され(タイミングt1)、この状態で、タイミングt2からウェル端子CPWELLに消去電圧Vera(約20V)を与えると、選択ブロックでは、浮遊ゲートの電子がチャネルに放出されて、しきい値電圧の低いデータ“1”状態(消去状態)になる。非選択ブロックでは容量カップリングにより浮遊ゲート及びワード線が電位上昇して、電子放出は生じない。
以上の消去動作は、従来方式もこの実施の形態の方式も同じである。但し、実際のデータ消去動作では、消去状態のしきい値電圧分布を高精度に制御するために、消去電圧印加と消去ベリファイを繰り返す。
以上の消去動作において、従来方式では、センスアンプ回路3は非活性に保持される。即ち図7に示すように、クランプ用トランジスタQ1及びプリチャージ用トランジスタQ2は、それらのゲートBLCLAMP及びBLPREをVssにすることでオフ、またプリチャージ用トランジスタQ2の電圧供給端子VPREもVssを保持する。一方、タイミングングt1で端子BLCRLにVdd、ビット線選択トランジスタQ21,Q22のゲートBLSe,BLSo及びバイアス用トランジスタQ23,Q24のゲートBIASe,BIASoに電源電位(Vdd)より昇圧された電位を与える。これによりノードSABL及びビット線BLe,BLoは、Vdd−Vth2(Vth2はトランジスタQ21−Q24のしきい値電圧)に充電されてフローティングになる。
タイミングt2で消去電圧Veraを与えると、ビット線BLe,BLoは、p型ウェルからの順バイアスにより電位上昇する。従来方式ではこのとき、ノードSABLはビット線との容量カップリングにより電位上昇し、これがクランプ用トランジスタQ1の破壊をもたらす可能性がある。
これに対してこの実施の形態では、図6に示すように、データ消去期間、クランプ用トランジスタQ1のゲートBLCLAMP及びプリチャージ用トランジスタQ2のゲートBLPREに、これらをオンにする電圧Vsg(≧Vdd+Vth1:Vth1はトランジスタQ1,Q2のしきい値電圧)を与え、電圧供給端子PREにVddを与える。これにより、ノードSABLは、トランジスタQ2,Q1により電源電位Vddに固定される。従って、昇圧電圧Veraの印加によりビット線BLe,BLoが上昇しても、ノードSABLは、Vddに固定されてそれ以上上昇しない。従ってクランプ用トランジスタQ1やプリチャージ用トランジスタQ2の破壊は防止される。
但し、プリチャージ用トランジスタQ2或いはクランプ用トランジスタQ1は、必ずしもVddを転送できる状態にゲートバイアスを与えなくてもよい。例えば、ゲートBLPRE,BLCLAMPの一方にVdd、他方にVsgを与えれば、接続ノードSABLは、Vdd−Vth1に固定される。また、プリチャージ電圧端子PREに接地電位Vssを与えてもよい。このとき、ノードSABLは、Vssに固定される。これらの場合も、ノードSABLは、ビット線BLe,BLoの電位上昇の影響を受けず、同様にクランプ用トランジスタQ1やプリチャージ用トランジスタQ2の破壊は防止される。
図8は、この実施の形態でのデータ消去モード(ERASE)とともに、データ書き込みモード(WRITE)及び読み出しモード(READ)でのセンスアンプ回路のトランジスタ動作電圧を示している。図9は比較のため、従来方式でのデータ消去モードとともに、データ書き込み及び読み出しモードでのセンスアンプ回路のトランジスタ動作電圧を示している。
図8と図9では、前述のようにデータ消去時の動作電圧が異なる。書き込みモードと読み出しモードの電圧関係は、図8と図9との間に変わりはない。書き込みと読み出し動作を簡単に説明すれば、次のようになる。
データ書き込み時、ビット線選択トランジスタQ21,Q22のいずれかをオンにし(ゲート電圧VREADH)、選択されたビット線にクランプ用トランジスタQ1(ゲート電圧Vsg)を介して、書き込みデータ“0”,“1”に応じて、Vss,Vddを与える。非選択ビット線には、バイアス用トランジスタQ23,Q24をオン(ゲート電圧VREADH)にすることで、Vddを与える。ビット線の電圧は、その後NANDセルチャネルに転送される。そして、選択ワード線に20V程度の書き込み電圧を印加することにより、“0”書き込みセルでは、浮遊ゲートへの電子注入が生じ、しきい値が正方向に変化する。“1”書き込みセル(書き込み禁止セル)では電子注入が生じない。
実際のデータ書き込みでは、書き込みデータしきい値分布を所定範囲に追い込むために、書き込み電圧印加と書き込みベリファイ読み出しが繰り返される。
データ読み出しは、選択ビット線を所定電圧Vpre(=Vdd−α)にプリチャージする動作と、その後選択セルによりビット線が放電されるか否かを検出する動作により行われる。ビット線プリチャージ動作は、クランプ用トランジスタQ1をオン(ゲート電圧Vpre+Vth1),プリチャージ用トランジスタQ2をオン(ゲート電圧Vsg)にして行われる。ビット線選択トランジスタQ21,Q22のゲートBLSe,BLSoは、一方がVREADH(選択)、他方がVss(非選択)である。
データセンス動作は、選択セルによりビット線を所定時間放電させた後に、その放電状態を検出する動作として行われる。これは、プリチャージ用トランジスタQ2をオフとし、ゲートBLCLAMPにセンス用電圧Vsen+Vth1を与えたクランプ用トランジスタQ1によるビット線とセンスノードTDCとの間の電荷分配動作として行われる。
この発明の実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリコア回路構成を示す。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイの構成を示す。 同フラッシュメモリのセンスアンプ回路のセンスユニット構成を示す。 同フラッシュメモリのビット線選択回路部のレイアウト例を示す。 同ビット線選択回路部のレイアウトを等価回路記号を用いて示す。 同フラッシュメモリのデータ消去の動作波形を示す。 従来のフラッシュメモリのデータ消去の動作波形を示す。 実施の形態のフラッシュメモリのセンスアンプ回路トランジスタの各動作モードでの電圧関係を示す。 従来のフラッシュメモリのセンスアンプ回路トランジスタの各動作モードでの電圧関係を示す。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…ワード線制御回路(ロウデコード回路)、3…ビット線制御回路(センスアンプ回路)、31…センスアンプ、32…ビット線選択回路、Q21,Q22…ビット線選択トランジスタ(HVトランジスタ)、Q23,Q24…ビット線バイアス用トランジスタ(HVトランジスタ)、Q1…クランプ用トランジスタ(LVトランジスタ)、Q2…プリチャージ用トランジスタ(LVトランジスタ)、SABL…接続ノード、TDC…センスノード、21,22…データラッチ、20…データ書き戻し回路。

Claims (4)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのビット線に接続されて動作モードに応じてビット線電圧の制御を行うビット線制御回路とを有し、前記ビット線制御回路は、
    直列に接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを有し、前記第2のトランジスタは、前記第1のトランジスタよりも高耐圧で、前記第1のトランジスタとの接続端とは反対側の端子が前記メモリセルアレイのビット線に接続され、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタの間の接続ノードとなる配線が前記ビット線と並行し、かつ、
    データ消去時に前記第1のトランジスタをオン状態にすると共に前記第1のトランジスタと第2のトランジスタの間の接続ノードの電位が電源電位又は接地電位に固定される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのビット線に接続されて動作モードに応じてビット線電圧の制御を行うビット線制御回路とを有し、前記ビット線制御回路は、
    センスノードと前記メモリセルアレイのビット線との間に配置されて、データ読み出し時ビット線電圧をクランプすると共にセンスする働きをするクランプ用トランジスタを有するセンスアンプと、
    前記センスアンプのクランプ用トランジスタと前記メモリセルアレイのビット線の間に配置されてビット線選択を行うための、前記クランプ用トランジスタより高耐圧のビット線選択トランジスタを有するビット線選択回路とを有し、
    前記クランプ用トランジスタと前記ビット線選択トランジスタの間の接続ノードとなる配線が前記ビット線と並行し、かつ、
    データ消去時に前記クランプ用トランジスタをオン状態にすると共に前記クランプ用トランジスタとビット線選択トランジスタの間の接続ノードの電位が電源電位又は接地電位に固定される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記センスアンプは、ドレインを電圧供給端子として、ソースが前記センスノードに接続された、ビット線をプリチャージするためのプリチャージ用トランジスタを有し、
    データ消去時、前記電圧供給端子に所定電位を与えかつ、前記プリチャージ用トランジスタ及びクランプ用トランジスタをオンにすることにより、前記クランプ用トランジスタとビット線選択トランジスタの間の接続ノードの電位が固定される
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルアレイは、直列接続された複数のメモリセルを有するNANDセルユニットを配列して構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
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