JP4612213B2 - パン用改質剤 - Google Patents

パン用改質剤 Download PDF

Info

Publication number
JP4612213B2
JP4612213B2 JP2001101731A JP2001101731A JP4612213B2 JP 4612213 B2 JP4612213 B2 JP 4612213B2 JP 2001101731 A JP2001101731 A JP 2001101731A JP 2001101731 A JP2001101731 A JP 2001101731A JP 4612213 B2 JP4612213 B2 JP 4612213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
weight
protein
egg yolk
gum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001101731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002291397A (ja
Inventor
貴志 羽木
隆範 河合
圭一 近藤
圭一 宮本
昭房 川合
長宏 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Kagaku KK
Original Assignee
Taiyo Kagaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Kagaku KK filed Critical Taiyo Kagaku KK
Priority to JP2001101731A priority Critical patent/JP4612213B2/ja
Publication of JP2002291397A publication Critical patent/JP2002291397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4612213B2 publication Critical patent/JP4612213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒子径が1μm以上15μm以下のものを60重量%以上含むグアガム、ペクチン、ローカストガム、キサンタンガム、タマリンドガムなどの多糖類の微粉末を付着させた卵黄粉末と蛋白加水分解物を含有する、パン容積の改善や老化防止効果を有する化学的合成品を含まないパン用改質剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パン容積の改善や老化防止のために、化学的合成品であるステアリン酸モノグリセライドを主体とする乳化剤が用いられてきた。しかしながら、近来の消費者の健康志向が高まり、化学的合成品を含まないパン用の改質剤が望まれてきた。化学的合成品を含まないパン用の改質剤として、卵黄と油脂の乳化物を添加する方法やペクチンを添加する方法が開示されている。しかしいずれも、パン生地工程での加水量を増加させることが必須であり、配合が限定され、使用できるパンの種類が限定された。また、ペクチンなどの多糖類をパン生地に均一添加することは困難でありそのため、添加効果が一定にならず、多量に添加するため、生地調整中に増粘するなどの問題がある。そのため、化学的合成品を用いない添加効果の一定なパン用改質剤が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとく、化学的合成品を使用せず、パン容積の改善効果や老化防止効果を有し、粉末のまま生地に添加しても、凝集せずに均一混合できるパン用改質剤を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、1μm以上15μm以下の粒子径のものを60重量%以上含むグアガム、ペクチン、ローカストガム、キサンタンガム、タマリンドガムなどの多糖類の微粉末を卵黄粉末に付着させることにより、生地形成の初期の段階にグルテンに作用することと蛋白加水分解物との相乗効果によりグルテン層形成を改質し、パン容積を改善し、老化抑制効果が強くなることを見い出し、本発明を完成した。
【0005】
【本発明の実施の形態】
本発明の多糖類粉末の組成は、従来より食品に使用されているもので何ら支障をきたさない。特に限定されるものではないが、グアガム、ペクチン、ローカストガム、キサンタンガム、タマリンドガムよりなる群から選ばれる1種または2種以上のものが好ましい。さらに好ましくは、パンの保水性改善の効果が強いことより、グアガム、ペクチン、キサンタンガムよりなる群から選ばれる1種または2種以上のものがよい。
本発明の1μm以上15μm以下の粒子径のものを60重量%以上含む多糖類微粉末を得る方法は、特に限定されるものではないが、従来よりある一般的な多糖類を篩別する方法、ボールミルやジェットミルなどの乾式磨砕機、または凍結粉砕機など、レーザー回折型粒度分布測定により粒子径が1μm以上15μm以下のものを60重量%以上含む微粉末化ができる性能のものを使用して微粉末化する方法などが挙げられる。中でも、一般的な多糖類をジェットミル、凍結粉砕などにより微粉末化する方法が、生産性の面から好ましい。
【0006】
本発明の多糖類微粉末を付着させる方法は、ブレンダー、ボールミル、高速ミキサーなどの既知の混合機を使用して、上述の多糖類微粉末と卵黄粉末を緊密混合し、卵黄粉末表面全体に多糖類微粉末を均一に付着させる。特に限定されるわけではないが、多糖類微粉末と卵黄粉末の重量比率は、卵黄粉末10重量部に対して、5重量部以上30重量部以下が好ましい。30重量部を超えると多糖類の付着率が不十分となり、パンの改質効果が悪くなるために好ましくない。5重量部未満では、卵黄粉末の添加量が高くなり、卵黄の色調や風味がパンに影響するために好ましくない。
本発明でいう卵黄粉末とは、特に限定されるものではないが、鶏卵から分離された生卵黄液、冷凍卵黄液、殺菌卵黄などの卵黄を噴霧乾燥などで粉末化されたものなど、従来より製造されている卵黄粉末で何ら支障をきたさない。
【0007】
本発明でいう蛋白加水分解物とは、特に限定されるものではないが、卵白蛋白、卵黄蛋白、乳清蛋白、カゼイン蛋白、血漿蛋白、コラーゲンなどの動物性蛋白や、小麦蛋白、大豆蛋白、トウモロコシ蛋白などの植物性蛋白をプロテアーゼ、酸、アルカリにて加水分解したものを噴霧乾燥などで粉末化したもので、従来より製造されているもので何ら支障をきたさない。風味の点からプロテアーゼによって加水分解されたものが好ましく、さらに好ましくは、グルテン層の改質効果の強さより、卵白蛋白を酵素で平均分子量を1万以下に加水分解したものがよい。
本発明のパン用品質改質剤は、必要に応じて他の品質改良剤と併用することができる。他の品質改良剤としては、通常用いられる製菓または製パンの品質改良剤であれば特に限定されるものではないが、卵白、鶏卵、乳蛋白、小麦蛋白、加工澱粉などが挙げられる。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例中の%は特記しない限り重量%を示す。
【0008】
【実施例】
実施例1
殺菌卵黄液を噴霧乾燥して卵黄粉末を得た。
ペクチン(1μm以上15μm以下の粒子径のものが20重量%、太陽化学(株)製)を凍結粉砕機を用い粉砕温度−50℃にて粉砕し、1μm以上15μm以下の粒子径のものを70重量%含む多糖類微粉末Aを得た。
液卵白に3N−クエン酸溶液を添加してpH3.5に調整し、プロテアーゼ(ニューラーゼA:アマノ製薬(株)製)を蛋白質に対して0.3重量%添加し55℃にて10時間反応した。90℃15分加熱して酵素失活し、pHを7.0に調整後、噴霧乾燥して蛋白加水分解物Aを得た。蛋白加水分解物Aの平均分子量はゲルろ過分析により8200であった。
卵黄粉末50重量部に、多糖類微粉末A50重量部をスーパーミキサーを用いて付着させた後、蛋白加水分解物A10重量部と均質混合し、本発明品1を得た。
【0009】
実施例2
グアガム(1μm以上15μm以下の粒子径のものが3重量%、太陽化学(株)製)をジェットミルを用いて、1μm以上15μm以下の粒子径のものを70重量%含む多糖類微粉末B得た。
乳酸発酵カゼインホエーを限外ろ過を用いて乳糖量を乳清蛋白量の1/70量になるまで蛋白質を濃縮した後、1N−塩酸溶液を添加してpH3.3に調整し、酸性プロテアーゼ(ニューラーゼA:アマノ製薬(株)製)を蛋白量に対して0.7重量%添加し65℃にて8時間反応した。90℃10分加熱して酵素失活し、pHを7.2に調製後、噴霧乾燥して本発明の蛋白加水分解物Bを得た。蛋白加水分解物Bの平均分子量はゲルろ過分析により2200であった。
実施例1と同様にして得られた卵黄粉末60重量部に、多糖類微粉末B40重量部をスーパーミキサーを用いて付着させた後、蛋白加水分解物B5重量部と均質混合し、本発明品2を得た。
【0010】
実施例3
表−1の原料配合に基づき、全原料を混捏後、27℃で90分発酵する。型に入れ、37℃で40分間ホイロした後、205℃で45分間焼成して、実施例1及び2で得られた本発明品対粉0.8部添加した食パンA、Bを調製した。また比較のために、ペクチン(1μm以上15μm以下の粒子径のものが20重量%、太陽化学(株)製)を対粉1部添加した食パンCとステアリン酸モノグリセライド製剤(サンソフトNo.437、太陽化学(株)製)を対粉0.5部添加した食パンDを同様に調製した。
【0011】
【表1】
Figure 0004612213
【0012】
本発明品1及び2を用いた食パンA、Bは、従来品を用いた食パンCや化学的合成品を用いたDに対して、焼きあがったパンの高さにおいて106%〜110%高くなり、明らかにパン容積の増大効果が優れていることが認められた。また、得られた食パンの焼成直後及び3日後の食感を評価した結果を表−2に示す。
【0013】
【表2】
Figure 0004612213
【0014】
表2より明らかなように、本発明品1及び2を用いた食パンA、Bは、従来品を用いた食パンCや化学的合成品を用いたDに比べて、柔らかく良好な組織の食パンが得られ、3日後もその食感を維持したことより、パンの食感改善効果や老化防止効果に優れていることが認められた。さらに本発明品は、粉末のままでも凝集せずに均一に生地に混合が可能になったことにより、添加量が従来の多糖類にくらべ、少量でパンの改質効果が認められた。
【0015】
本発明の実施態様ならびに目的生成物を挙げれば以下のとおりである。
(1)1μm以上15μm以下の粒子径のものを60重量%以上含む多糖類の微粉末を付着させた卵黄粉末と蛋白加水分解物を含有することを特徴とするパン用改質剤。
(2)多糖類がグアガム、ペクチン、ローカストガム、キサンタンガム、タマリンドガムよりなる群から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする(1)記載のパン用改質剤。
(3)多糖類がグアガム、ペクチン、キサンタンガムよりなる群から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする(1)記載のパン用改質剤。
(4)蛋白加水分解物が、卵白蛋白加水分解物であること特徴とする(1)〜(3)いずれか記載のパン用改質剤。
(5)蛋白加水分解物が、卵白蛋白をプロテアーゼによって、平均分子量1万以下に加水分解したものであるあること特徴とする(1)〜(4)いずれか記載のパン用改質剤。
(6)粒子径が1μm以上15μm以下のものを60重量%以上含む多糖類微粉末を得る方法がジェットミルまたは凍結粉砕機を使用することを特徴とする(1)〜(5)いずれか記載のパン用改質剤。
(7)パンの改質効果が、パンの容積増大、またはパンの老化防止であることを特徴とする(1)〜(6)いずれか記載のパン用改質剤。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、化学的合成品を用いることなくパン容積の増大や老化防止の効果が大であり、食品産業上におおいに貢献できるものである。

Claims (3)

  1. 1μm以上15μm以下の粒子径のものを60重量%以上含む多糖類の微粉末を付着させた卵黄粉末と、蛋白加水分解物を含有することを特徴とするパン用改質剤。
  2. 多糖類がグアガム、ペクチン、ローカストガム、キサンタンガム、タマリンドガムよりなる群から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1記載のパン用改質剤。
  3. 蛋白加水分解物が、卵白蛋白加水分解物であること特徴とする請求項1及び2記載のパン用改質剤。
JP2001101731A 2001-03-30 2001-03-30 パン用改質剤 Expired - Lifetime JP4612213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101731A JP4612213B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 パン用改質剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101731A JP4612213B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 パン用改質剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002291397A JP2002291397A (ja) 2002-10-08
JP4612213B2 true JP4612213B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=18955005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001101731A Expired - Lifetime JP4612213B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 パン用改質剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4612213B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5765144A (en) * 1980-10-07 1982-04-20 Eisai Co Ltd Preparation of modified breads
JPS60160833A (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 ミヨシ油脂株式会社 乾燥フルーツを含むパンまたはケーキの老化防止剤
JPS626626A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 鐘淵化学工業株式会社 パン類の製造方法
JPS6387934A (ja) * 1986-08-19 1988-04-19 フエレロ オフエネ ハンデルスゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 焼き製品
JPH08266211A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Nisshin Oil Mills Ltd:The パン用品質改良剤、その製法およびパンの製造法
JPH1156217A (ja) * 1997-08-26 1999-03-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 小麦粉製品
JPH11103759A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Taiyo Kagaku Co Ltd プレミックス用品質改良剤及びそれを配合したプレミッ クス
WO2001097619A1 (fr) * 2000-06-21 2001-12-27 Alone World Co., Ltd. Procede de formation du gluten du pain

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5765144A (en) * 1980-10-07 1982-04-20 Eisai Co Ltd Preparation of modified breads
JPS60160833A (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 ミヨシ油脂株式会社 乾燥フルーツを含むパンまたはケーキの老化防止剤
JPS626626A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 鐘淵化学工業株式会社 パン類の製造方法
JPS6387934A (ja) * 1986-08-19 1988-04-19 フエレロ オフエネ ハンデルスゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 焼き製品
JPH08266211A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Nisshin Oil Mills Ltd:The パン用品質改良剤、その製法およびパンの製造法
JPH1156217A (ja) * 1997-08-26 1999-03-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 小麦粉製品
JPH11103759A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Taiyo Kagaku Co Ltd プレミックス用品質改良剤及びそれを配合したプレミッ クス
WO2001097619A1 (fr) * 2000-06-21 2001-12-27 Alone World Co., Ltd. Procede de formation du gluten du pain

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002291397A (ja) 2002-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4089987A (en) Whipping composition of modified whey protein and additives
EP2172114B1 (en) Dispersion improver for gluten and method of producing active gluten
JP5321028B2 (ja) 食品用物性改良剤
US20080138484A1 (en) Starchy Food Material or Starchy Food
JP4575871B2 (ja) 加圧後粉砕した穀物粉
US20110151055A1 (en) Processed food and method of producing the same
JPH10262541A (ja) ドウ組成物
JP3830112B2 (ja) セルロース含有複合体
JP2022545379A (ja) タンパク質粉末
JP4612213B2 (ja) パン用改質剤
JP2021153427A (ja) バッター生地加熱食品用組成物、及びバッター生地加熱食品の製造方法
JP2000004768A (ja) 製パン用改良剤およびパン類の製造方法
JP3683834B2 (ja) 製菓、製パン用品質改良剤及び製造法
JP2002291445A (ja) 鶏卵粉末
JPH10304828A (ja) 加工食品用の品質改良剤
JP3456451B2 (ja) ケーキ用起泡剤及びその利用食品
CN103997911A (zh) 春卷皮的制造方法
US20130280402A1 (en) Agent for imparting viscosity to liquid batter
JPS6274255A (ja) フライ食品用パン粉およびその利用
JP6893368B2 (ja) ほぐれの改良された穀類加工食品、その製造方法およびほぐれ改良剤
JPH10191873A (ja) パン用ミックス粉及びこれを用いたパン類の製造方法
JP2688525B2 (ja) 製パン改良剤およびパン類の製造法
JPH0731359A (ja) ケーキミックス
JP3426557B2 (ja) 粒状バター及びその製造方法
JPH0951754A (ja) パンの製造方法及び冷凍パン並びに冷凍パン生地

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4612213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term