JP4612198B2 - 粉体コーティングブース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーティングブース(塗装装置における塗装室)、特に粉体コーティングブースの内部スペースの清掃方法と、コーティングブースの改良、特に新規な設計の清掃装置を備えた粉体コーティングブースに関する。
【0002】
【従来の技術】
WO96/12568は、好ましくはジャケット状の周囲壁、床及び天井により画成される内部スペースを備えた粉体コーティングブースを開示している。このコーティングブースは、垂直方向に移動することにより、粉体コーティングブースの内部スペースを清掃することができる清掃装置を有している。コーティング動作中、この清掃装置は、コーティングブースの外部にて待機し、粉体コーティングブースの内部スペースを清掃するために適宜の方法でコーティングブースの内部スペースに導入可能であり、そして、垂直方向に移動することにより粉体コーティングブースの全体を清掃する。使用時以外は、清掃装置は、粉体コーティングブースを小型に設計するという目的に反して、粉体コーティングブースの付近に保管スペースを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、コーティングブース、特に粉体コーティングブースの内部スペースを清掃する効果的な方法と、コーティングブース、特に粉体コーティングブースであって、小型化された構成でありながらブースの内部スペースを効果的に、しかも、ほぼ完全自動的に清掃することができるコーティングブースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の粉体コーティングブースが手段として構成したところは、垂直方向に延びる周囲壁と、前記周囲壁と共にコーティングブースの内部スペースを画成する床及び天井と、前記コーティングブースの内部スペースを清掃するように垂直方向に移動可能な清掃装置とから成り、前記床及び天井の少なくとも一方は、それぞれ、前記周囲壁から分離された床セクション又は天井セクションを構成しており、前記床セクション又は天井セクションを垂直方向に移動することにより前記ブースの内部スペースを清掃するように構成されて成る点にある
本発明の実施例によれば、コーティングブース、特に粉体コーティングブースの内部スペースを清掃する方法に関して、該コーティングブースにはエアーを使用した清掃装置が設けられ、また、ブースの長手方向に延設される吸引装置及び回収装置が任意選択的に設けられる。同一又は類似の色の粉体が使用される場合は、ブラストエアーが、清掃すべきブースの内部スペースの表面に対して噴射され、その後、回収装置に向けられる。この清掃方法は、「色調の中の色調」(tint-in-tint)の色の変更を伴うコーティング作業(注:コーティングブースに新たに供給される粉体の色と、コーティングブース中に残存する粉体の色との間における色調の差が微小であり、無視できる程度の作業モード)に特に適している。このような作業モードのためには、ブースの内部スペースから除去すべき余分な粉体を大まかに取り除くだけ十分である。色粉体の色合いにおける差異は小さく、また、余分な粉体は再利用のために回収装置に供給されるからである。余分な粉体を回収装置に配給するために、従来のスロット付き吸引装置を使用することができる。これは、普通はコーティングブース中で短時間だけ作動することが意図されており、好ましくはブースの長手方向に延びる。
【0005】
コーティングブース、特に、粉体コーティングブースの内部スペースを清掃する方法の他の実施例によれば、該コーティングブースには、エアーを使用した清掃装置が設けられ、また、ブースの長さ方向に延設される吸引装置及び回収装置が任意選択的に設けられる。初期の清掃において、例えば、色の変更中に、ブラストエアーが、清掃すべきブースの内部スペースの表面に対して噴出された後、再び吸引除去され、そして、任意選択的には、回収装置あるいは二次フィルタに送られる。本発明方法のこのような実施例において、工程は、同時又は前後して実行され、そこでは、ブラストエアーは、清掃すべきブースの内部スペースの表面に向けられて噴射され、任意選択的には、追加的に設けられた吸引装置により吸引除去される。この追加された吸引装置は、ブースの長手方向に延びる吸引装置(注:コーティングブースに設けられている従来の吸引装置)に対して追加して設けることができる。ブラストエアーは、内部スペースの壁面から粉体の粒子を吹き飛ばし、剥離した粉体の粒子は、剥離位置に可及的近い位置でブースの内部スペースから吸引される。エアーの噴射動作と吸引動作との組み合わせにより、清掃処理は、効果的で完全なものとなる。
【0006】
本発明方法の好適な実施例によれば、所定圧力のブラストエアーが清掃すべきブースの内部スペースの表面に対して噴射され、引き続いて、ブラストエアーにより吹き飛ばされた粉体粒子は、ブースの内部スペースに対するブラストエアーの供給が停止されている間に、吸引除去される。これらの順序は、逆でもよい。更に、交互に行う噴射と吸引による清掃は、数回にわたり繰り返しても良い。これらの処理は、特定の分野に最適に利用できる。
【0007】
本発明方法の他の実施例によれば、ブラストエアーは、清掃すべきブースの内部スペースの表面に対して吹き付けられ、同時に吸引除去される。吸引除去はブラストエアーの噴射位置と異なる位置で行うのが好ましい。本発明の清掃方法の変形例によれば、ブラストエアーの供給と吸引除去は、同時に行われる。
【0008】
本発明の上述した全ての清掃方法において、噴射動作及び/又は吸引動作は、周期的に行うことができ、数回にわたり実行しても良い。それぞれの周期での処理は、先に得た実験値から選択され、清掃方法の経済効果を勘案することにより決定される。
【0009】
他の実施例によれば、ブラストエアーは、断続的・間欠的又はパルス的(波動的ないしは脈動的)に導かれ、清掃すべき表面から粉体の粒子が剥離することを促進する。
【0010】
特に、ブラストエアーは、制御可能な高圧のもとに供給される。これにより、ブラストエアーは、清掃すべきブースの内部スペースの表面に比較的短時間だけ向けることが必要である。このことは、本発明の清掃方法を実行するために必要な時間を少なくし、これにより、清掃のために必要なブースの休止時間を大幅に短縮する。
【0011】
好ましくは、本発明の清掃方法は、コーティング動作中、ブラストエアーの供給が中断されており、エアーは、床及び/又はブースの長手方向に延びる側部の開口を介してブースの内部スペースから退避させられている。
【0012】
本発明の他の特徴によれば、協働して内部スペースを画成する周囲壁と、床と、天井とを備えたコーティングブース、特に粉体コーティングブースが設けられている。内部スペースは、垂直方向に移動する清掃装置で清掃される。コーティングブースは、床及び/又は天井が、周囲壁から分離されたセグメントの形態に構成されていると共に、清掃装置を有している点に特徴がある。
【0013】
本発明のコーティングブースの構造において、床及び/又は天井が清掃装置を支持する。本発明の好適な実施例によれば、清掃装置は、床セクション及び/又は天井セクションに一体化されている。本発明のコーティングブースには、清掃装置のための追加的な保管スペースは不要であり、その代わりに、床セクション及び/又は天井セクションのそれ自体が垂直に移動することにより清掃動作を実行する。このような本発明のコーティングブースは、非常にコンパクトなデザインとなり、従って、装備のために利用可能な高さやスペースが制限されているときに適している。
【0014】
更に、清掃装置のための適切な設備と、清掃を実行する清掃装置を移動させるための適切な駆動ユニットを、粉体コーティングブースの適当な場所に設けることができる。ブースの高さや他の制限がある場合でも、床セクションまたは天井セクションにのみ清掃装置を装備すれば十分である。しかし、清掃のために、天井セクションと床セクションの両者を同時にあるいは交互に使用してもよい。床セクションと天井セクションの両者に清掃装置を設ける場合は、一方の清掃装置にエアー噴射及び/又は吸引の方法を実施しても良く、他方の清掃装置は、例えば、スポンジ等で拭うような高精度の清掃装置として設計してもよい。勿論、清掃装置の一方は、前段階の清掃装置として利用することも任意選択的に行うことができる。
【0015】
コーティングブースの内部スペースの清掃を実行するために、床セクション及び/又は天井セクションは垂直方向に移動可能であり、清掃装置が内部スペースの全体を清掃する。床セクション及び天井セクションの両者に清掃装置を備える場合は、これらのセクションによる清掃中の垂直方向の移動距離を減少することができ、清掃動作を高速化し、色の変更を経済的かつ効果的に行うことができ、特に、粉体コーティングブースの休止時間を短縮できる。
【0016】
各清掃装置は、噴射装置と吸引装置を備えることが好ましい。噴射装置及び吸引装置は、軸方向に互いに間隔をあけて離れていることが好ましい。吸引装置及び噴射装置は、互いに近接しているのが有益であり、噴射装置により内壁から剥離した粉体の粒子が、可能な限り近距離の飛跡で吸引装置に達し、その後、フィルタ及びサイクロン装置(遠心分離機)に達する。粒子は、更に、吸引装置の後に連結された回収装置に達するようにしても良い。噴射装置は、内壁に付着した粉体を完全に剥離せしめ、剥離した粉体を吸引装置に移動させるように、粉体コーティングブースの適切な壁の領域に対してエアージェットが向けられるように使用することができる。
【0017】
移動方向から見ると、清掃装置の前方領域を噴射装置として形成し、後尾領域を吸引装置として形成することができる。この逆の構成にすることもできる。噴射装置と吸引装置をできる限り近接して装備することが重要であり、これにより、壁面から剥離した粉体が最短の飛跡で吸引装置に移動する。
【0018】
好ましくは、床セクションに設けた噴射装置及び吸引装置は、それぞれの周囲壁の部分における吸引がブラストエアーの衝撃領域の直ぐ近くで起こるように、ノズルプレートの形態に構成することが好ましい。この構成により、噴射エアーにより壁面から除去された粉体がすでに清掃されたブースの領域に再付着することを防止し、これによりコーティングブースの内部スペースの周囲領域を効果的に清掃することができる。更に、床セクションに設けた清掃装置は、デザインが小型化され、特に高さを低くすることができる。
【0019】
好ましくは、噴射装置は、周囲に沿って配置された数個のノズルを有し、該ノズルは、清掃すべきブースの壁面にブラストエアーを向ける。また、噴射装置は、同様に周囲に沿って配置された数個の吸引口を有することが好ましい。ブラストエアーによりブースの壁面から剥離した粉体は、最短飛跡で吸引装置の吸引口に達することができる。換言すれば、清掃装置は、短時間で、コーティングブースの内部スペースを完全かつ効率よく清掃できる。これにより、物品をコーティング(塗装)する際、特に連続運転に際し、極めて経済的な操業を保証する。
【0020】
床セクション及び/又は天井セクションに加えて、シール要素を設けることが有益であり、コーティング作業中に信頼性のあるシールを提供し、清掃作業中に床セクション及び/又は天井セクションが垂直移動するとき剥離した粉体の粒子が周囲環境に飛散することを防止できる。
【0021】
床セクション及び/又は天井セクションは、相互に相対的に移動できる数個の分割セグメントを有する構成としても良い。この実施例の場合、床セクション及び/又は天井セクションの分割セグメントは、相互に対向方向に移動可能であり、これにより外形の寸法を減少する。この構成において、各セクションは、ブースの内側を所定の垂直方向に清掃することができる。具体的には、ブースの天井セクションの分割セグメントは、コンベヤのサスペンションギヤを通過させる貫通スロットを天井セクションに有しており、自重の結果と、周囲壁の境界に接触させられることにより、コーティング作業中、高い信頼性の下でシールされる。清掃作業中、これらの分割セグメントは、相互に接近する方向に移動されることにより、コーティングブースの内部スペース内で垂直方向に移動可能な大きさとなり、これにより清掃を可能とする。
【0022】
本発明のコーティングブースの有利な実施例において、天井セクションに設けた噴射装置は、コーティングブースの断面形状に適合した噴射リングを構成し、天井セクションの分割セグメントが近接配置されたとき、噴射リングが内部スペースに対向するように構成されている。
【0023】
噴射装置は、周方向に配置されたノズル開口を備えた複数のノズルを有し、該ノズルは、天井セクション及び任意選択的には床セクションを、同時に、安定して、迅速に清掃するブラストエアーを使用できるように構成されている。
【0024】
コーティングブースの内部スペースにおいて床セクションのみを移動可能とした1実施例においては、アクチュエータ装置が上述した実施例の天井セクションに設けられ、清掃のために天井セクションの分割セグメントを互いに移動させ、また、任意選択的には分割セグメントを周囲壁の上端縁を僅かに越えて上昇させる。アクチュエータ装置は、作動レバー機構の形式で構成するのが有益である。この形式のアクチュエータ装置は、天井セクションの二つの分割セグメントを、一方では、清掃位置まで移動し、他方では、従来のコーティング作業を行う動作位置まで移動するために使用することができる。対応する吸引装置は、天井分割セグメントに設けられていることを理解されたい。
【0025】
移動可能な天井セクション及び/又は床セクションの間の領域には、任意選択的に従来のシールを追加的に設けることができ、一般的なコーティング作業中、コーティングブースの内部スペースが床セクション及び/又は天井セクションにより安定的にシールされることを保証する。
【0026】
特に、天井セクションが二つの分割セグメントを有する場合は、各セグメントに噴射装置と吸引装置が設けられる。然しながら、分割セグメントは、近接配置された位置において、噴射装置及び吸引装置の両者が二つの分割セグメントに組み合わせられるように構成することができる。これに対応する供給ライン及び排出ラインは、床セクション及び/又は天井セクションの分割セグメントの一方にのみ偏位して設けられる。
【0027】
清掃装置に対応するホース接続及びパイプ接続は、床セクション及び/又は天井セクションの動作に支障なく追従できるように構成される。例えば、伸縮自在な入れ子式のように次々に内部で移動するチューブ部分を吸引装置その他のために使用することができ、例えばブラストエアーを供給するホース接続は、初期状態でホースリールに巻きつけられ、清掃のための垂直方向の動作時にホースリールから繰り出される。この構成により、供給ラインの垂直方向の前進移動及び後退移動が清掃作業の妨げになることはない。
【0028】
引き続くサイクロン装置、第二フィルタ装置、及び/又は回収装置に接続されるように構成された制御可能なフラップが、吸引装置の領域に設けられている。清掃中、特に「色調の中の色調」の色の変更中に、床セクション及び/又は天井セクションに設けられた吸引装置は、フラップ機構のフラップを閉位置に配置することにより非接続状態にすることができる。このようにして、一般的に主としてブースの長手方向に延設され、コーティング作業中にコーティングブースの内部スペースに現われように設けられた従来の吸引装置が、除去された粉体を回収装置へ戻すために使用される。除去された粉体を適切に振り向ける追加のフラップを吸引装置の領域に設けることができることを理解されたい。
【0029】
更に、本発明によれば、前述した形式のコーティングブースが提供され、別の実施例によれば、少なくとも一つの天井清掃装置が天井セクションに設けられ、該天井清掃装置は、付着した粉体を吹き飛ばすための圧搾空気ノズルと、吹き飛ばされた粉体のために天井清掃装置に配置された少なくとも一つの吸引装置を有する。天井清掃装置は、その端部に位置して、天井セクションと床セクションの間のスペース全体を清掃する。これにより、天井セクションと床セクションとの間のスペース中を長手方向に移動するように構成され、吸引装置等のような別の装置を天井セクションに必要としない自己満足的天井清掃装置が提供される。これにより、コーティングブースの複雑な構成が簡素化されるだけでなく、コーティングブースの設置高さを低くすることができる。
【0030】
好ましくは、天井清掃装置は、一つ以上の吸引ホースを有しており、粉体回収装置の第二フィルタに制御可能に接続され、特にフラップにより制御される。
【0031】
コーティングブースの上記した別の実施例に基づく天井清掃装置は、天井セクションと床セクションの端部位置との間のスペースに配置されるのが好ましい。天井清掃装置は、好ましくは入れ子式のレールの使用により長手方向に移動可能であり、天井セクションと床セクションの全体を清掃できるように該スペース内を移動することができる。天井清掃装置は、圧搾空気ノズルを介して、天井セクション及び床セクションにエアーを吹き付ける。吹き飛ばされた粉体は、天井清掃装置の吸引装置を介して直ちに吸引され、任意選択的には回収装置の第二フィルタに送られる。
【0032】
変形実施例によれば、天井清掃装置は、二つの清掃ユニットを有しており、それぞれのユニットは、天井セクション及び床セクションの間のスペースの半分だけを清掃する圧搾空気ノズル及び吸引装置を有している。その他の構成に関しては、これらの清掃ユニットは天井清掃装置の全ての構成を備えるように形成されている。
【0033】
要約すると、本発明は、コーティングブースの内部スペースを清掃する方法を提供し、少なくとブラストエアーを使用して粉体の粒子を除去する。完全な色の変更に伴う初期清掃作業では、ブラストエアーは、対応する吸引と組み合わせて使用するのが有益であり、利用分野に応じて、噴射と吸引を同時に実行することができる。ブラストエアーは断続的又はパルス的に供給するのが好ましく、噴射及び/又は吸引は、任意選択的には周期的に数回を繰り返して実行することができる。清掃処理は、調整可能な高圧でブラストエアーを供給することにより促進される。
【0034】
本発明のコーティングブース、特に清掃装置を備えた粉体コーティングブースの1実施例において、清掃装置は、コーティング作業中にはブースの床セクション及び/又は天井セクションを形成しており、その一方で、清掃の目的のためには、ブースの内壁面に沿って垂直方向に移動できる点に特徴がある。従って、床セクション及び/又は天井セクションが同時に複数の機能を実行することができ、これにより、清掃装置を設けるための追加の保管スペースをコーティングブースの外部に必要としない。このため、コーティングブースは、小型化でき、ブースの内部スペースを自動的に清掃できるものとなる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施例を図面を参照しながら説明する。
【0036】
図において、参照符号1はコーティングブース、特に、粉体コーティングブースの全体を示す。この粉体コーティングブース1は、粉体スプレー装置(図示せず)と、粉体コーティング作業のための粉体処理及び供給装置(図示せず)を有している。粉体コーティングブース1は、好ましくは、ジャケット形状の周囲壁2と、床セクション3と、天井セクション4を有する。床セクション3及び天井セクション4と共に周囲壁2が、コーティングブース1の内部スペース5を画成する。
【0037】
詳細は図示しないが、コーティングブース1は、周囲壁2から分離可能な単一の床セクション3又は単一の天井セクション4を有することができる。即ち、コーティングブース1の実施例は、従来の方法で床又は天井を形成し、周囲壁2のそれぞれの端部に固定的に連結したものでも良く、本発明を適用できる。
【0038】
図1及び図2に示されるように、天井セクション4は、例えば、少なくとも二つの分割セグメント4a、4bを有しており、これらは周囲壁2に連結されておらず、分離されている。粉体コーティング作業中、天井セクション4の二つの分割セグメント4a、4bは、例えばコンベヤのサスペンションギヤ(図示せず)のための貫通スロット17を画成し、その上にコーティング(塗装)すべき物品が配置され、コーティングブース1の内部スペース5を通じて搬入される。この構成は、コーティングブース1の天井を形成する天井セクション4の二つの分割セグメント4a、4bが互いに接近する方向に移動するように配置され、これにより、例えば清掃作業中、スロット17は閉じられる。天井セクション4の二つの分割セグメント4a、4bの大きさは、内部スペース5の寸法よりも小さく、従って、二つの分割セグメントは、内部スペース5を清掃するために垂直方向に移動できる。更に、清掃装置8’が天井セクション4に装備され又は追加的に付加されている。清掃装置8’が待機状態又は休止状態の時には、天井セクション4の分割セグメント4a、4bは、ブースの内部スペース5をシールするために互いに離して配置され、好ましくは周囲壁2の端縁に配置される。コーティング作業のためには、天井セクション4の二つの分割セグメント4a、4bの間に、貫通スロット17が再び形成される。ブースの天井セクションと内壁との間に付加的なシール手段を任意選択的に設けることができることを理解されたい。
【0039】
図2に具体的に示すように、噴射装置9’及び/又は吸引装置10’が分割セグメント4a、4bの各々に設けられている。分割セグメント4a、4bを適切に設計することにより、天井セクション4の分割セグメント4a、4bに単一の噴射装置及び/又は吸引装置(詳細は図示省略)を設ければ十分である。この場合、二つの分割セグメント4a、4bは、清掃のために相互に組み合わせられて移動される。噴射装置9’及び/又は吸引装置10’は、分割セグメント4a、4bの一方に偏位して連結される。
【0040】
好ましくは、天井に面する側部及び天井セクション4の上方にはカバープレート18が配置され、ブースの内部スペース5を清掃するために分割セグメント4a、4bが相互に密接して移動したとき、周囲壁2の上端縁を囲んで覆い、これにより、清掃作業中、頂部の堅固なシール端部を提供する。分割セグメント4a、4bが分離して貫通スロット17を形成したとき、カバープレート18を好ましくは天井セクション4の垂直移動により駆動し、コーティングブース1の頂部に持ち上げるように構成しても良い。
【0041】
図示実施例におけるコーティングブース1は、円筒状で円形の断面を有するが、本発明は、これに限られるものではなく、多角形、四角形、正方形、長方形、長円形その他の断面形状、あるいはこれらの組み合わせをコーティングブース1に適用してもよい。便宜上、図面には円形断面のコーティングブース1を例示している。好適な断面形状は、例えば、長円形又は偏平長円形である。
【0042】
次に、図1に基づいて床セクション3の詳細を説明する。
床セクション3は、コーティング作業中、コーティングブース1の床を形成し、最下位置に固定されることによりコーティングブース1の内部スペース5を堅固にシールする。任意選択的には、床セクション3の下方にシール要素7を設けることができ、清掃サイクルの間、追加的な床シールとして機能する。
【0043】
図示のように、床セクション3は、好ましくは、噴射装置9と吸引装置10を備えた一体化された清掃装置8を有する。噴射装置9は、清掃作業中に周囲壁2に対してブラストエアーを吹き付けるために周囲に沿って一定の間隔で配置された噴射ノズル11を備えている。吸引装置10は、周囲に沿って一定の間隔で配置された吸引口12を有することが好ましい。図例において、噴射装置9及び吸引装置10は、軸方向に間隔をあけて設けられており、噴射装置9は、床セクション3により構成された清掃装置8の移動方向において前方に位置されており、一方、吸引装置10は、後方に位置する。噴射装置9及び吸引装置10の順序は、図示実施例とは逆にしても良い。伸縮自在な入れ子式の構造とした吸引ライン14は、吸引装置10に接続されている。吸引ラインは、例えば、次のフィルタ及びサイクロン装置(図示せず)に導かれている。ホース15は、ホースリール16に巻き付けられており、ブラストエアーを供給するために噴射装置9に接続されている。床側の吸引装置10に関して図1に概略的に示すように、必要に応じて開閉できるフラップ20が吸引ライン14の領域に設けられている。例えば、色の変更が「色調の中の色調」で実行されるとき、清掃中に除去された余分な粉体を粉体ループにリサイクルすることができ、コーティング設備の回収ユニット(図示せず)に供給することができる。この場合、吸引ライン14のフラップ20が閉じられ、清掃中に除去された余分な粉体は、ブースの内部スペースに配置されておりコーティング作業中に使用されている通例の吸引装置(図示せず)を使用することにより、回収装置へ向けて直接に送られる。このような従来のコーティング作業中に作動する吸引装置は、コーティングブース1の長さないし高さの全体にわたり延びるスロットとして設けられている。このような吸引システムは、普通は回収装置又はそれと関連する回収システムに接続されており、粉体を経済的に消費せしめる。更に、吸引ライン14の領域において、検査窓及び/又は清掃フラップ(図示せず)を吸引ライン14の壁領域に設けることができる。
【0044】
吸引ライン14それ自体を清掃するために、図示のような取外し可能なカバーで閉止されたスロット21を設けることができる。このスロット21を介して、床側の吸引装置10を清掃するための適切な清掃具を挿入することができる。床セクション3に設けた清掃装置8に関する実施例について述べた詳細な構成は、それと同一又は類似の構成を、分割セグメント4a、4bを有する天井セクション4の清掃装置8’にも設けることができる。
【0045】
例えば、粉体を交換するとき、コーティングブース1の内部スペース5を清掃するには、床セクション3及び/又は天井セクション4が図示矢印13で示すように垂直方向で上下方向に移動される。噴射装置9、9’のノズル11を介して放出されるブラストジェットが、内壁から粉体の粒子を剥離させる目的で、周囲壁2の内壁に対して向けられる。清掃作業により内壁5から離脱した粉体の粒子は、矢印に示すように吸引装置10、10’により吸収される。床セクション3及び/又は天井セクション4が矢印13の方向に垂直移動するとき、噴射装置9、9’のホース接続15と、吸引装置10、10’の吸引ライン14が、同じ方向に沿って自動的かつ一様に移動させられる。これにより、清掃サイクルの間、粉体を、効率良く、完全に内部スペース5から除去することができる。この形式の清掃は、例えば、色を変更する間、必要とされる。清掃サイクルの間、シール要素7が、床側における内部スペース5の追加のシールを提供し、これにより、粉体が環境中に漏出することを防止する。同様に、天井側のカバープレート18が、清掃中のシールを提供する。カバープレート18も同様に分割することができ、複数の分割セグメントが共に移動して清掃作業を実行可能とする。
【0046】
清掃装置8、8’により清掃作業を実行した後、床セクション3及び/又は天井セクション4がそのそれぞれの初期位置に退避し、その位置においてロックされる。これにより、床セクション3及び/又は天井セクション4は、周囲壁2から分離され、コーティングブース1の所期の床及び/又は天井を形成する。噴射装置9、9’と、これに組み合わされた供給装置と、吸引装置10、10’と、後続の装置とのそれぞれの間を連絡する接続ラインは、床セクション3及び/又は天井セクション4に一体化するのが有益である。
【0047】
本発明は、上述の実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱しない範囲で多くの変形及び変更が当業者に明らかであることを理解されたい。特に、清掃装置8、8’の噴射装置9、9’及び吸引装置10、10’は、床セクション3及び天井セクション4に格納自在に配置することができる。これにより、清掃装置8、8’それ自体が、コーティング作業中、床セクション3及び/又は天井セクション4により保護され、汚染を防止される。選択的には、清掃装置8、8’は、壁面を横切って掃くことにより、周囲壁2の内壁面から粉体を取り去る追加の除去リップ片を備えることができる。追加的にブラシ等を設けることもできる。更に、水の供給設備を必要とするウェット清掃を行うこともできる。清掃装置8、8’において、これらの追加された装置を組み合わせることも可能である。更に、清掃装置8、8’は、床セクション3及び/又は天井セクション4と共に、その軸回りに制御されながら回転するように設計することもできる。然しながら、この構成の場合、図示の実施例と異なり、噴射装置9、9’及び吸引装置10、10’の接続手段を適当に変更することが必要になろう。
【0048】
更に、床セクション3及び/又は天井セクション4を矢印13で示す方向に垂直移動するように駆動し、清掃装置8、8’の清掃動作を実行するため、適切なアクチュエータ装置を使用することができる。アクチュエータ装置は、機械、油圧、空圧、電気、又はこれらの組み合わせにより作動せしめることができる。床セクション3及び/又は天井セクション4を清掃装置8、8’と共に内部スペース5のなかで垂直方向13に上下移動させる適当な駆動手段を使用することができる。
【0049】
図3及び図4は、コーティングブース1の変形実施例を図示しており、同一又は類似の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、同一又はほぼ同一の構成要素は、詳細に説明しない。図1及び図2に基づいて説明した変形及び変更は、図3及び図4に図示した実施例に対しても同一又は類似の方法で適用される。
【0050】
図3は、コーティングブース1の縦断面を概略的に示している。同図において、コーティングブース1は、コーティング作業中のものとして示されている。清掃装置に組み合わせられる床セクション3’aは、先に示した図面のものと類似の構成である。図示のように、突出するストッパー30がコーティングブース1の内壁面に設けられており、床セクション3’aが従来のコーティング作業位置でストッパー30に当接している。任意選択的には、従来のシールシステム(図示せず)を設けることができ、コーティングブース1の下方領域からブースの内部スペース5を確実にシールする。床セクション3’aに組み合わせられる装置、即ち、清掃装置8a、噴射装置9a、吸引装置10aは、概略的に示しており、部分的にのみ視認されるが、これらは上述した実施例と本質的には類似した構成である。
【0051】
図3及び図4に示す変形実施例は、床セクション3aに組み合わせられてブース5の内部スペースを垂直方向に移動できる清掃装置8aと、天井セクション4に組み合わせられた清掃装置8’aの変形実施例とのコンビネーションを示している。天井セクション4は、二つの分割セグメント4a及び4bを有しており、該セグメントは、コーティングブースの作業位置において相互に引き離され、これにより、例えば、吊持されたギアのための貫通スロット17を形成する。天井セクション4の二つの分割セグメント4a、4bは、周囲壁2の上端縁に堅固に安定して定置される。この位置に適当なシールシステムを設けても良い。天井セクション4に組み合わせられた清掃装置8’aは、例えば、天井セクション4の外部形状に適合する断面を有する環状部材を形成する。休止位置を示す清掃装置8’aは、図3において参照符号31で示している。
【0052】
図4に示すように、アクチュエータ装置32が、分割セグメント4a、4bに組み合わせられ、好ましくは、関節レバー機構の形式で組み合わせられている。このアクチュエータ装置32は、天井セクション4の分割セグメント4a、4bを、図4に示す清掃位置に移動させることができる。即ち、分割セグメント4a、4bを若干上昇させると共に、相互に近接させ、これにより図3に示した貫通スロット17を堅固に閉じる。参照符号10’aは、天井セクション4のための吸引装置を示しており、上述したところと同様に構成することができる。環状の清掃装置31は、コーティングブース1の清掃位置(図4参照)において、若干上昇された分割セグメント4a、4bと周囲壁2の上端縁との間のスペースに配置され、噴射装置9’aとして作動する数個のノズルアセンブリ33を有する。概略的に図示するように、ノズルアセンブリ33から噴射されるブラストエアーは、余分な粉体を吹き飛ばすために内部スペース5に対面している分割セグメント4a、4bの下側に向けて吹き付けられることが好ましい。床側の清掃装置に関して上述したように、余分な粉体は、吸引装置10’aを介して吸引され、後続の装置により回収される。
【0053】
床側の清掃装置8aが垂直方向の上死点に達すると、該清掃装置8aの頂部は、天井セクション4に組み合わせられた清掃装置8’aにより、ほとんど完全かつ自動的に清掃される。従って、図3及び図4に基づく実施例は、床側の清掃装置8aと、天井セクション4の分割セグメント4a、4bとの両方を自動的に清掃することが可能となる。
【0054】
図4に詳細を拡大して概略的に図示するように、床側の清掃装置8aは、床セクション3’aを形成するノズルプレート34を構成する。このノズルプレート34は、噴射装置9aと吸引装置10aのために外周の回りに配置されたノズル開口を有している。流れを矢印で概略的に示すように、清掃装置8aの移動方向に見られるように、清掃装置8aからのブラストエアーは、ブースの内部スペース5の対応する壁面に向けられる。対応する吸引装置10aの吸引ノズルは、ブラストエアーにより壁から剥離させられた粉体の粒子を直ちに吸引する。これにより、ブラストエアーにより剥離した粉体の粒子は、清掃装置8a(図4参照)の下方空間に侵入することが確実に防止される。対応する噴射空気流と吸引空気流を制御するためにバルブ(図示せず)を使用することができる。
【0055】
コーティングブース1の内部スペース5が清掃された後、天井セクション4の分割セグメント4a、4bは、アクチュエータ装置32により、再び引き離され、周囲壁の上端周縁まで若干下降される。環状の清掃装置31は、図3に示す待機位置まで再び外向きに移動される。また、天井セクション4の分割セグメント4a、4bの間に再び貫通スロット17が形成される。
【0056】
環状の清掃装置31は、図3及び図4に図示した実施例から変更できることを理解されたい。ノズル装置33にも変更を適用できる。アクチュエータ装置32も異なる構成にすることができる。
【0057】
図3及び図4に示す好適な実施例は、天井セクション4に組み合わせられる清掃装置8’aが床セクション3’aと天井セクション4の両方を自動的に清掃するために使用される点に意義がある。勿論、図3及び図4に図示した変形実施例において、上述した実施例と同等又は類似の装置を設けることもできる。
【0058】
図5及び図6は、図4の実施例に基づくコーティングブースの別の実施例であるが、天井セクションと床セクションの間のスペースを清掃する方法が相違している。コーティングブースと、床セクション3’aと、二つの分割セグメント4a、4bを有する天井セクション4の基本的なデザイン及び詳細は、図4に示した実施例と本質的には同じである。従って、その詳細は省略する。天井セクション4に連絡される図4の吸引装置10’aは、全て完全に除去されている。
【0059】
図5に示すように、コーティングブースは、天井セクション4に組み合わせられる天井清掃装置50を有する。図5の実施例における天井清掃装置50は、天井セクション及び床セクションの対応する領域に対して圧搾空気を向けるように調整される圧搾空気ノズル51を有する。また、天井清掃装置50は、圧搾空気ノズル51から生じた清掃エアーと、該エアーにのせられた粉体を吸引する吸引装置52を有する。この目的のため、天井清掃装置50には、例えば、一つ又は数個の吸引ホース接続52を設けることができる。天井清掃装置50は、好ましくは、伸縮自在な入れ子式のレール装置から吊持され、これにより、天井セクション4と床セクション3、3’との間のスペースの全体において、該スペースと平行に、即ち、長手方向に移動することができる。この動作を行わしめるために必要な駆動装置は、従来の駆動装置により構成することができるので、図5及び図6には示していない。従って、天井清掃装置50は、圧搾空気ノズル51から噴射される圧搾空気により吹き飛ばされた粉体が天井清掃装置5の吸引装置52を介して直ちに吸引されるように設けられている。圧搾空気ノズル51と、吸引装置52の吸気口との間における通路は、かなり短く、天井清掃装置50の効果的な作動を保証する。吸引装置52は、天井清掃装置50に配置された一つ又は一つ以上の吸引ホース接続53を有し、該吸引ホース接続53は、好ましくはフラップ54の使用により制御自在とされ、粉体回収設備(図示せず)の第二フィルタに接続されている。また、吸引装置52は、サイクロン装置その他の後続の装置に接続することもできる。
【0060】
図5に示す実施例と異なり、図6に基づくコーティングブースの実施例においては、天井清掃装置50は、上述した天井清掃装置50に適合するように構成された二つの清掃ユニット55を有する。清掃ユニット55は、天井セクション4と床セクション3、3’aとの間に形成されたスペースにおいて、伸縮自在な入れ子式のレールに沿って、相互に独立して動くことができる。従って、清掃ユニット55の各々が、天井セクション4と床セクション3、3’aとの間における清掃すべき領域のほぼ半分だけを清掃する。
【0061】
図5及び図6に示す天井清掃装置50の好適な実施例において、それぞれの分割セグメント4a、4bに配置した吸引装置10’aは、省略できることを特に留意すべきである。この構成は、特に、本発明に基づくコーティングブースの天井領域のデザインを簡略化し、これにより、コンパクトな天井清掃装置50と全体高さ寸法の低いコーティングブースを提供する。
【0062】
詳細を上述していないが、コーティングブースは、床セクション及び/又は天井セクションに設けた吸引手段を使用することにより、コーティング作業中の作業を行うことができる。例えば、ブースの長さに沿って延設されたスロット状の吸引装置をコーティング作業のために設けたとき、このようなブースの長さに沿って延設されたスロット状の吸引装置を清掃装置の床セクション及び/又は天井セクションにより同時に清掃できるように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコーティングブースを概略的に示す断面図である。
【図2】 天井セクションの好ましい実施例を概略的に示す詳細の斜視図である。
【図3】 コーティング作業を意図した位置にあるコーティングブースの1実施例を概略的に示す詳細の縦断面図である。
【図4】 図3に示したコーティングブースを概略的に示す縦断面図であり、清掃位置にある清掃装置の詳細を拡大図で示している。
【図5】 図4と同様であるが、天井清掃装置の変形実施例を示す縦断面図である。
【図6】 図5と同様であるが、図5に示した天井清掃装置の変形実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 コーティングブースの全体
2 ジャケット状の周囲壁
3、3’a 床セクション
4 天井セクション
4a 天井セクションの分割セグメント
4b 天井セクションの分割セグメント
5 内部スペース
7 シール要素
8、8a 清掃装置
8’、8’a 清掃装置
9、9a 噴射装置
9’、9’a 噴射装置
10、10a 吸引装置
10’、10’a 吸引装置
11 噴射ノズル
12 吸引口
13 垂直方向における清掃装置の移動方向を示す矢印
14 吸引ライン
15 ホースライン
16 ホースリール
17 貫通スロット
18 カバープレート
20 フラップ
21 スロット
30 清掃装置
32 アクチュエータ装置
33 ノズルアセンブリ
34 ノズルプレート
50 天井清掃装置
51 圧搾空気ノズル
52 吸引装置
53 吸引ホース接続
54 フラップ
55 クリーニングユニット

Claims (4)

  1. 垂直方向に延びる周囲壁と、前記周囲壁と共にコーティングブースの内部スペースを画成する床及び天井と、前記コーティングブースの内部スペースを清掃するように垂直方向に移動可能な清掃装置とから成り、
    前記床及び天井の少なくとも一方は、それぞれ、前記周囲壁から分離された床セクション又は天井セクションを構成しており、
    前記床セクション又は天井セクションを垂直方向に移動することにより前記ブースの内部スペースを清掃するように構成されて成ることを特徴とする粉体コーティングブース
  2. 前記清掃装置は、噴射装置と吸引装置を有することを特徴とする請求項1に記載の粉体コーティングブース
  3. 前記床セクション及び/又は天井セクションは、シール要素を有することを特徴とする請求項1に記載の粉体コーティングブース
  4. 前記天井セクションは、周囲壁に付着する粉体を除去する圧搾空気を放出するノズルを有する少なくとも一つの天井清掃装置と、前記除去された粉体を吸引するように前記天井清掃装置に配置された少なくとも一つの吸引装置を備え、
    前記少なくとも一つの天井清掃装置は、天井セクションと床セクションの間で前記スペースを清掃するように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の粉体コーティングブース
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