JPH1099808A - 容器の洗浄装置 - Google Patents

容器の洗浄装置

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JPH1099808A
JPH1099808A JP29218996A JP29218996A JPH1099808A JP H1099808 A JPH1099808 A JP H1099808A JP 29218996 A JP29218996 A JP 29218996A JP 29218996 A JP29218996 A JP 29218996A JP H1099808 A JPH1099808 A JP H1099808A
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JP29218996A
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Takayuki Masuda
高幸 増田
Kiyoyuki Okamoto
清幸 岡本
Masumi Yoshida
真澄 吉田
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DAIKO DENKI KK
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DAIKO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラム缶等の容器に内部洗浄を自動的に洗浄
できるようにして、硬化樹脂塗料等の確実な剥離洗浄と
洗浄の作業能率の向上とを図ること。 【解決手段】 容器の内面を洗浄する容器の洗浄装置で
あって、容器1を寝かせて載置する載置架台2、前記容
器1を回動する回転駆動手段3、前記容器1の内側にお
いて洗浄材を噴射する洗浄材噴射手段4、前記洗浄材噴
射手段4を前記容器1の開放口1aから内部へ略水平方
向に出退させる第1噴射駆動手段5、前記洗浄材噴射手
段4に連結された洗浄材圧送手段6とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、容器の内部を洗浄する
ところの容器の洗浄装置に関し、更に詳しくは、各種イ
ンキ、樹脂塗料等を収容した容器の再使用等に際し、容
器の内部を洗浄するのに用いる容器の洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種インキ、樹脂塗料等を収容したドラ
ム缶等の容器は、本来の製品として各種インキ、樹脂塗
料等を封入して搬送する他、再使用或いは適宜のインキ
等を混合、希釈したりする場合に用いることも多々あ
る。こうした場合、当初のインキ等が容器の内面に付着
し、略硬化していたり、場合によっては完全に硬化して
しまっていることが多い。
【0003】この場合、アルコール、トルエン等、収容
物に応じた揮発性の溶剤や適宜の洗浄剤でもって洗浄す
ることになる。 一般には、刷毛を用いて容器の底部や
周壁等の内面(外面の付着もあるが、上述の再使用の目
的達成には殆ど問題ない)を擦って汚れを落とすが、硬
化している樹脂塗料等を剥ぎ落とすには、このような手
作業では非常に時間と労力を必要し、1日に数百本のド
ラム缶等を洗浄処理しなければならないといった要求に
は応えられず、更に、除去に使用する溶剤そのものが人
体に有害な物質であったり、防爆性を配慮しなければな
らないといった問題も含んでいる。
【0004】このような観点から、本発明者は、無害、
且つ安全でありながら、上述した付着硬化塗料等を剥離
除去するのに、一般に剥離除去を行うブラストの技術を
導入できないものかと考えた。 そこで、この種のブラ
スト技術として、ブラストが基本とする衝撃剥離技術と
して、例えば、塗装の塗り変え時等に利用される微粉粒
材を噴射する方式の米国のシュミット社のPMBブラス
ター(商標名)に着目した。
【0005】この技術は、加圧空気で水と粉粒材(ソデ
アムバイカーボネイト〔NaHCO〕の微粉)とを目
的物に噴射し、その際に発生する衝撃を利用して硬化し
た樹脂塗料等を剥離除去するものである。 その水は、
粉粒材の噴射時の飛散を抑制する機能を果たし、同時に
その後のソデアムバイカーボネイトの溶解を行う役目を
果たすのである。 洗浄装置としては、粉粒材を収容し
た加圧タンク、加圧エアー、加圧エアーと粉粒材との混
合バルブ、これらが混合状態で噴射されるノズル位置に
併置された水噴射ノズル等から構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このブラスターは、噴
射ノズルを洗浄目的物(ドラム缶等)に近接させて粉粒
材を吹き付けるだけであるので、従来の刷毛等では剥離
除去が困難であったものを容易に剥離除去できるのみな
らず、そうした完全手作業に比べて作業能率が飛躍的に
向上すると共に洗浄材が無公害の物質(ソデアムバイカ
ーボネイト〔NaHCO〕)であることと合わせ、水
と空気とを使用するだけであるので、人体への影響及び
防爆性を配慮する必要がないという利点があり、上述の
従来技術の問題を解消し、一応初期の目的達成が可能で
あった。
【0007】しかし乍ら、このブラスターの技術では、
次の如き問題点があった。即ち、単にオペレーターが噴
射ノズルを洗浄目的物(ドラム缶等)に接近させ、剥離
面に沿って剥離状況を見ながら目測で移動させて行くこ
とになるので、噴射ノズルを手作業でコントロールする
オペレーターが必要である。
【0008】また、勘によって噴射ノズルを、接近離間
或いは横移動させるので、同じ箇所を洗浄したり、或い
は、未洗浄箇所を飛ばしたりして作業ムラを生じ易く、
能率が上がり難く、特に、ドラム缶等では、1m程度の
長さがあり、ドラム缶の内周壁に付着残留した塗料等
を、その1mの全長に渡って洗浄してやる必要があり、
ノズルの正確で無駄のない移動操作が一層大変となる。
【0009】又、ドラム缶等で、その内部を洗浄する場
合には、通常、立てたドラム缶の開口する上方からノズ
ルを下方に入れて洗浄することになり、水や剥離された
硬化樹脂塗料等が内部に溜まり、何度もドラム缶を倒し
て排水しなければならなかったり、溜まった水や剥離物
等が邪魔になって剥離完了箇所の目視確認が出来難いの
である。 この為にドラム缶をフロアーに寝かせて洗浄
しようとすれば、オペレーターが屈み込む必要があっ
て、作業姿勢が窮屈で能率が上がり難いとともに噴射物
がオペレーターの方に逆流して作業に支障を来し、結果
として、洗浄状況の確認を常時し難いのである。
【0010】本発明の目的は、かかる問題点に鑑み、ド
ラム缶等の容器に内部洗浄を自動的に洗浄できるように
して、硬化樹脂塗料等の確実な剥離洗浄と洗浄の作業能
率の向上とを図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、容器の内面を洗浄する容器の洗浄装置で
あって、容器1の軸心Pが略水平になるように容器1を
寝かせて載置する載置架台2、前記容器1をその軸心P
回りに回動する回転駆動手段3、前記容器1の内側にお
いて洗浄材を噴射する洗浄材噴射手段4、前記洗浄材噴
射手段4を前記容器1の開放口1aから内部へ略水平方
向に出退させる第1噴射駆動手段5、前記洗浄材噴射手
段4に連結された洗浄材圧送手段6、とから構成する、
という手段を講じたのである。
【0012】本発明に於いて、上記容器1がドラム缶で
あり、上記洗浄材噴射手段4を前記容器1の半径方向に
移動させる第2噴射駆動手段7と、前記洗浄材噴射手段
4のノズル角度調節手段10を備えている、のが好まし
い。
【0013】本発明に於いて、上記容器1を寝かせた状
態で洗浄位置へ搬送し、且つ、洗浄位置から移動させる
コンベア搬送手段8を備え、その洗浄位置において、前
記載置架台2をこのコンベア搬送手段8に対して上下に
昇降する昇降手段9を設け、該載置架台2に前記コンベ
ア搬送手段8上の容器1を受け取って洗浄位置に上昇さ
せるように構成する、のが好ましい。
【0014】本発明に於いて、上記容器1を寝かせた状
態で洗浄位置へ略水平方向に搬送し、且つ、洗浄位置か
ら移動させる自走搬送手段8’を備え、前記載置架台2
がこの自走搬送手段8’に設けられている、のが好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によれば、載置架台2に横
架(寝かせた)した容器1を回転駆動手段3によって回
転させておき、洗浄材噴射手段4を、第1噴射駆動手段
5によって、容器1の開放口1aから内部へ略水平方向
に出退させ、洗浄材圧送手段6によって圧送された洗浄
材で容器1の内部(殊に内周壁面)を剥離洗浄するの
で、この内部に付着し、或いは付着硬化したインキ、樹
脂塗料等を、刷毛による手作業でなく自動的に洗浄除去
できるのである。
【0016】そして、上記容器1がドラム缶であり、洗
浄材噴射手段4を前記容器1の半径方向に移動させる第
2噴射駆動手段7とノズル角度調節手段10を備えてい
る場合には、前記容器1の底面に付着、硬化したイン
キ、樹脂塗料等をも奇麗に連続して剥離洗浄することが
できるのである。
【0017】又、上記容器1を寝かせた状態で洗浄位置
へ搬送し、且つ、洗浄位置から移動させるコンベア搬送
手段8を備え、その洗浄位置において、前記載置架台2
をこのコンベア搬送手段8に対して上下に昇降する昇降
手段9を設け、該載置架台2に前記コンベア搬送手段8
上の容器1を受け取って洗浄位置に上昇させるように構
成する場合には、容器1を洗浄位置に自動的に送り込
み、且つ洗浄位置から取り出すことができて、容器の洗
浄能率を一層高めることができる。
【0018】本発明に於いて、上記容器1を寝かせた状
態で洗浄位置へ略水平方向に搬送し、且つ、洗浄位置か
ら移動させる自走搬送手段8’を備え、前記載置架台2
がこの自走搬送手段8’に設けられている場合には、連
続的な洗浄を行おうとすれば複数の自走搬送手段8’を
必要とするが、上記昇降手段9を設ける必要はなく、容
器1の供給系の制御が簡単となる。
【0019】本発明の請求項1に於いて、略水平になる
ように容器1を寝かせるとは、容器1をその開放口1a
が僅かに下向くように傾斜させて寝かせれば排水性が良
くなるため、必ずしも水平である必要がないという意味
である。また、請求項1に於いて、第1噴射駆動手段5
を略水平方向に出退させるとは、容器1の軸心Pに対す
る相対関係となるので、容器1の方を上述のように傾斜
させた場合に、第1噴射駆動手段5を水平移動させる場
合(容器内周壁面との間隔が変化)と、第1噴射駆動手
段5を、傾斜した容器1の軸心Pに平行に移動させる場
合(容器内周壁面と平行)とを含むという意味である。
【0020】本発明に於いて、洗浄材としては、実施例
で説明する無公害とされる物質(ソデアムバイカーボネ
イト〔NaHCO〕)の他に本発明の目的を達成可能
な適宜の公知の均等物質を用いて良い。
【0021】
【実施例】本発明にかかる容器の洗浄装置の好適実施例
について、以下図面を参照して詳述する。図1及び図2
は、全体の概略側面図と平面図であり、図3及び図4
は、要部の一部縦断側面図と正面図である。 ここに示
すように、ここでは、容器1として樹脂塗料を収容する
ドラム缶の内面を洗浄する洗浄装置について詳述する。
2は、この容器1の軸心Pが略水平になるように容器1
を寝かせて載置する載置架台であり、3は、前記容器1
をその軸心P回りに回動する回転駆動手段3を示す。
この回転駆動手段3は、ここでは、防爆を配慮してエア
ーモーター3aが使用され、これによって容器1の軸心
P方向の前後下面を支承するところの載置架台2を構成
する前後左右各一対のローラー3b・・・をチェーン伝
動で駆動するように構成し、前記容器1を、例えば、毎
分2〜3回転させる。
【0022】8は、上記容器1を寝かせた状態で洗浄位
置へ搬送し、且つ、洗浄位置から移動させるコンベア搬
送手段であり、同様に防爆を配慮してエアーモーター8
aが使用されている。 従って、洗浄位置への搬送と洗
浄位置での停止及びこの洗浄位置からの搬出が、適宜の
制御方式で、簡潔駆動によって行われることになる。こ
のコンベア搬送手段8のコンベア自体はエンドレス方式
の公知の技術に属するものであるので、ここでの詳細説
明を省く。尚、図示の如くこのコンベア搬送手段8には
3ケ所に容器1を載置して搬送できる載置台が所定の間
隔をもって設けられており、また、回転する容器1を支
承するホルダー13が備えられている。
【0023】9は、洗浄位置において、前記載置架台2
をこのコンベア搬送手段8に対して上下に昇降する昇降
手段を示し、該載置架台2に前記コンベア搬送手段8上
の容器1を受け取って洗浄位置に上昇させるように構成
されている。 この昇降手段9についても、防爆を配慮
してエアーシリンダー9aが使用され、前記回転駆動手
段3と載置架台2とが一体的に昇降される構成となって
いる。 尚、9bは、前記回転駆動手段3及び載置架台
2を支承し、その昇降動作の安定を図る4本のガイドピ
ンを示す。
【0024】4は、前記容器1の内側において洗浄材を
噴射する洗浄材噴射手段であり、5は、前記洗浄材噴射
手段4を前記容器1の開放口1aから内部へ略水平方向
に出退させる第1噴射駆動手段5である。この洗浄材噴
射手段4は、加圧空気と洗浄材(ソデアムバイカーボネ
イト〔NaHCO〕の微粉)とを混合したものを噴射
するノズル4aと水噴射ノズル4bとを一体化したもの
から構成されており、ここでは、噴射が真下を向くと噴
射済みの排水の溜まりに対して噴射が行われて衝撃剥離
が甘く行き難いので、略水平方向(通常やや斜め下方に
向けるが上側周面へ噴射するようにしても良い)へ噴射
するように配置されている。
【0025】そして、前記第1噴射駆動手段5は、前記
洗浄材噴射手段4を容器1に対して接近離間させるもの
で、ここでは、容器1の開放面1aに対向して配置さ
れ、そのロッドが容器1の軸心P方向に沿って伸縮作動
するエアーシリンダー5aによって構成されている。
この駆動は、前記容器1の1回転につき、洗浄材噴射手
段4が5cm程度のピッチで前進(又は後退)するよう
に調整される。尚、図中5bは、エアーシリンダー5a
の制御用ケーブルである。
【0026】6は、前記洗浄材噴射手段4に連結された
洗浄材圧送手段6であり、この実施例では、図5及び図
6に示す公知の米国のシュミット社のPMBブラスター
(商標名)が用いられており、このブラスターは、加圧
タンク6aに収容された洗浄材(ソデアムバイカーボネ
イト〔NaHCO〕の微粉)を、別途備えられたポン
プ(図外)からの加圧空気と所定の割合で混合させて、
ホース6bを通して洗浄材噴射手段4であるノズル4a
に送り込むように構成されており、このノズル4aが前
記第1噴射駆動手段5であるエアーシリンダー5aの先
端に取りつけられているのである。 尚、図示の洗浄材
圧送手段6は移動可能に車輪を備えているが、定置型と
して用いる構造として良い。
【0027】7は、上記洗浄材噴射手段4を前記容器1
の半径方向に移動させる第2噴射駆動手段7であり、1
0は、枢着されたノズルを回動させるノズル角度調整手
段であり、ここでは、同様にエアーシリンダー10aで
構成されていて上記第1噴射駆動手段5に一体的に設け
られている。 前記第2噴射駆動手段7も、ここでは、
フロアーに固定されたフレームに垂直配置のエアーシリ
ンダー7aによって構成され、前記洗浄材用のノズル4
a、水噴射ノズル4b及びエアーシリンダー5aを含む
洗浄材噴射手段4の全体を垂直方向、即ち、容器1の半
径方向に移動するように構成されている。 このエアー
シリンダー7aの作動に合わせて前記ノズル角度調整手
段10のエアーシリンダー10aも作動させてノズル4
aを回動させ、以て、前記ノズル4a、水噴射ノズル4
bを横向き状態から容器1の軸心Pに沿う向きに方向を
変え、容器1の底面の剥離洗浄を行うことができる。
尚、図中、10bは、エアーシリンダー10aの制御ケ
ーブルである。
【0028】本発明の実施例に於いては、洗浄材の飛散
が予測される洗浄位置に於いて、上記コンベア搬送手段
8及び容器1を、図2に示す如く、ハウスフレームとビ
ニールシートで構成したチャンバー11によって被覆
し、このチャンバー11に吸気ダクト11aを連設して
別途ブロワー(図外)で引くように構成し、以て、剥離
洗浄した水、洗浄材及び剥離物質(塗料等)が周囲に飛
散しないようにすると共にこれら残渣を爾後処理し易い
ようにしてある。又、洗浄位置には、容器1に吹き込ん
でその開放口1aから流れ出た洗浄材、水、剥離物を受
ける樋12が設けられており、該樋12に落下した残渣
は、爾後処理が行い易くなるように別途回収容器(何れ
も図外)に回収される。
【0029】図7及び図8は、本発明の洗浄装置のコン
ベア搬送手段8に代わる一部改変例を示す。この実施例
では、上記容器1を寝かせた状態で洗浄位置へ略水平方
向に搬送し、且つ、洗浄位置から移動させる自走搬送手
段8’を備え、前記載置架台2がこの自走搬送手段8’
に設けられている構成とされている。即ち、フロアーに
軌道14が付設され、これにエアーモーター8a’で駆
動する車輪を備えた台車8b’を往復走行できるように
したもので、容器1の搭載位置、洗浄位置及び洗浄後に
容器1を台車から下ろす位置に自動停止させるように簡
潔駆動制御するように構成される。
【0030】この搬送方式によれば、上記実施例のコン
ベア搬送手段8が不要であることは勿論のこと、このコ
ンベア搬送手段8に対して上下に移動して容器1を洗浄
位置にリフトする昇降手段9が不要である。尚、上記軌
道は環状を成すように付設して複数の台車を一方向に循
環走行させるようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、次の顕著な効果を奏す
る。 使用後のドラム缶等の容器の内面に付着した、或い
は付着硬化した樹脂塗料等の簡単には落ちない汚れを自
動的に容易に且つ、奇麗に洗浄できる。 そして、自動洗浄であるので、オペレターの勘によ
るノズルの移動の如き重複した箇所への噴射或いは洗浄
所要箇所を飛ばす如きノズルの移動を未然に避けること
が出来て洗浄能率を大幅に向上させることが可能とな
り、単位時間当たり多数の容器の洗浄処理が可能となっ
て、低コストの洗浄が行い得て、その後の再使用(液の
混合、希釈目的の使用も含む)を経済的に行うことが出
来る。
【0032】 洗浄に水、洗浄材(例えば、ソデアム
バイカーボネイト〔NaHCO〕)、加圧空気を用い
る衝撃剥離方式であるので、防爆対策となり、所要の現
場(工場等)においても、安全に洗浄できる。4 その
他、実施例に則した上述した諸々の顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる容器の洗浄装置の全体の概略側
面図である。
【図2】本発明にかかる容器の洗浄装置の全体の概略平
面図である。
【図3】本発明にかかる容器の洗浄装置の要部の一部縦
断側面図である。
【図4】本発明にかかる容器の洗浄装置の要部の正面図
である。
【図5】本発明にかかる容器の洗浄装置の要部の正面図
である。
【図6】本発明にかかる容器の洗浄装置の要部の一部切
り欠き拡大側面図である。
【図7】本発明にかかる容器の洗浄装置の一部改変例を
示す全体の概略側面図である。
【図8】本発明にかかる容器の洗浄装置の一部改変例を
示す全体の概略平面図である。
【符号の説明】
1 容器 1a 開放口 2 載置架台 3 回転駆動手段 4 洗浄材噴射手段 5 第1噴射駆動手段 6 洗浄材圧送手段 7 第2噴射駆動手段 8 コンベア搬送手段 8’ 自走搬送手段 9 昇降手段 10 ノズル角度調節手段 P 軸心

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の内面を洗浄する容器の洗浄装置であ
    って、 容器1の軸心Pが略水平になるように容器1を寝かせて
    載置する載置架台2、 前記容器1をその軸心P回りに回動する回転駆動手段
    3、 前記容器1の内側において洗浄材を噴射する洗浄材噴射
    手段4、 前記洗浄材噴射手段4を前記容器1の開放口1aから内
    部へ略水平方向に出退させる第1噴射駆動手段5、 前記洗浄材噴射手段4に連結された洗浄材圧送手段6、
    とから構成された容器の洗浄装置。
  2. 【請求項2】上記容器1がドラム缶であり、上記洗浄材
    噴射手段4を前記容器1の半径方向に移動させる第2噴
    射駆動手段7と、前記洗浄材噴射手段4のノズル角度調
    節手段10とを備えている、請求項1の容器の洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】上記容器1を寝かせた状態で洗浄位置へ搬
    送し、且つ、洗浄位置から移動させるコンベア搬送手段
    8を備え、その洗浄位置において、前記載置架台2をこ
    のコンベア搬送手段8に対して上下に昇降する昇降手段
    9を設け、該載置架台2に前記コンベア搬送手段8上の
    容器1を受け取って洗浄位置に上昇させるように構成し
    た、請求項1又は2の容器の洗浄装置。
  4. 【請求項4】上記容器1を寝かせた状態で洗浄位置へ略
    水平方向に搬送し、且つ、洗浄位置から移動させる自走
    搬送手段8’を備え、前記載置架台2がこの自走搬送手
    段8’に設けられている、請求項1又は2の容器の洗浄
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102114454A (zh) * 2010-12-22 2011-07-06 衡阳鑫山机械设备制造有限公司 试管冲洗涂液机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102114454A (zh) * 2010-12-22 2011-07-06 衡阳鑫山机械设备制造有限公司 试管冲洗涂液机

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