JP4604429B2 - 放電灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧放電灯を点灯する放電灯装置に関し、特に車両における放電灯を用いた前照灯装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】
放電灯装置としては、外部の電源から供給される電圧を昇圧するDC/DCコンバータと、その昇圧電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、放電灯の始動時に高電圧を発生させる始動回路とを備える車載用放電灯装置がある。
【0003】
この始動回路には、点灯始動時に、放電灯の電極間で絶縁破壊を生じさせるように、火花放電を発生させる高電圧用トランスが設けられており、一次巻線と二次巻線からなる高電圧用トランスは、二次巻線が放電灯とインバータ回路の間に接続されている。
【0004】
また、放電灯をインバータ回路により交流駆動するに当たり、放電灯に流れる電流の向きが反転する際に発生する再点弧ノイズによる放射ノイズや、放電灯に至る配線に流れる交番電流による放射ノイズを防止する目的で、高電圧用トランスから放電灯に至る間の配線が、シールドシースで覆われている。
【0005】
なお、放射ノイズ防止のため、一般に、高電圧用トランスおよび高電圧用トランスに接続されているインバータ回路等の電子回路は、金属製の電子回路ケースに収容され、シールドシースとともに接地されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来構成では、このシールドシース構造によって、放電灯、高電圧用トランスの間の配線のみならず、高電圧用トランスにも、対接地の浮遊容量が形成される。
【0007】
このため、点灯始動時に、高電圧用トランスで高電圧が発生すると、この対接地浮遊容量を充電しながら、放電灯に印加する電圧が昇圧される。その後、高電圧に達した電圧が放電灯に印加されて絶縁破壊が生じると、それまで充電されていた対接地浮遊容量の電荷が、サージパルス電流として流れる。場合によっては、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路の半導体スイッチング素子等を破壊せしめる可能性がある。
【0008】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、したがってその目的は、放射ノイズを低減しつつ、シールドシースに起因するサージパルス電流の低減が可能な放電灯装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によると、直流電源からの直流電圧を昇圧する第1のトランスを有するDC/DC変換回路と、DC/DC変換回路によって昇圧された電圧を交流電圧に変換する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と、放電灯の始動時に放電灯の電極間に絶縁破壊を生じせしめる電圧に昇圧させる第2のトランスを有する始動回路と、DC/DC変換回路、インバータ回路、および始動回路を収容する電子回路ケースとからなる点灯制御回路を備え、始動回路の第2のトランスの二次巻線は、放電灯に接続するインバータ回路と放電灯との間に接続されており、第2のトランスと電子回路ケースとの間には、第2のトランスの二次巻線の低圧側に接続された電極部材が挟み込まれている。
【0010】
このため、第2のトランスと電子回路ケースとの間に電極部材を挟み込むので、第2のトランスと電子回路ケースとの間を対接地する従来構成に比して、その対接地浮遊容量より小さい浮遊容量に抑えることができる。
【0011】
したがって、始動時に第2のトランスで高電圧を発生させる際、充電される浮遊容量を低減できるので、放電灯の電極間で絶縁破壊を生じた後、それまで充電された浮遊容量の電荷の放出量が低減でき、従ってサージパルス電流が低減できる。
【0013】
さらに、始動時に第2のトランスによって放電灯の電極間に絶縁破壊を生じせしめる高電圧が発生しても、第2のトランスの二次巻線の低圧側に電極部材が接続しているので、第2のトランスに生じる浮遊容量を確実に低減できる。
【0014】
本発明の請求項2によると、電極部材は、少なくとも第2のトランスの二次巻線と電子回路ケースの間に挟み込まれている。
【0015】
すなわち、第2のトランスに生じる浮遊容量を低減させるために、電極部材は、高電圧を発生する二次巻線と電子回路ケースの間にのみ挟み込めばよいので、浮遊容量の低減に用いる電極部材の無駄な使用量が低減可能である。
【0016】
本発明の請求項3によると、電極部材は、絶縁フィルムに金属層が蒸着されて形成されている。
【0017】
これにより、第2のトランスと電子回路ケースとの間に挟み込まれる電極部材は、放電灯装置、特に電子回路ケース周りの体格を大きくすることなく、安価に製造できる。
【0018】
本発明の請求項4によると、電極部材は、2つ折り形状として、電子回路ケースに収容される第2のトランスの両端面を覆う。
【0019】
電子回路ケースに収容される第2のトランスの両端面を、2つ折り形状にした電極部材でそれぞれ覆うので、第2のトランスの対接地浮遊容量を除去できる。
【0020】
本発明の請求項5によると、点灯制御回路が放電灯に直接接続されている。
【0021】
これにより、点灯制御回路を構成する始動回路の第2のトランスから、放電灯に至る間の配線の取り回し、つまりシールドシースが不要となるので、シールドシースに起因したサージパルス電流の低減ができるとともに、放電灯装置の簡素化ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
本発明の放電灯装置を、車両用放電灯装置に適用し、具体化した実施形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、本実施形態に係わる放電灯装置の回路構成を表す構成図である。図2は、図1中に示す点灯制御回路の構成を表わす部分的斜視分解図である。図3は、図2中のIII−IIIからみた断面図である。
【0023】
放電灯装置は、図1に示すように、直流電源としてのバッテリ10と、点灯スイッチ20と、点灯スイッチ20がオン状態のとき、バテッリ10からの直流電圧を昇圧した電圧に基づいて、ランプ30を交流点灯する点灯制御回路(以下、バラストと呼ぶ)100とから構成されている。
【0024】
このバラスト100は、DC/DC変換回路120、インバータ回路130、始動回路140、制御回路160、および電子回路ケース170を含んで構成されている。なお、ランプ30は、車両用前照灯であるメタルハライドランプ等の放電灯であって、始動時には、始動回路140によって絶縁破壊を生じさせる高電圧がランプ30の電極間に印加され、絶縁破壊後は、不安定なグロー放電からアーク放電状態に転移することで安定点灯状態に移行する。
【0025】
DC/DC変換回路120は、バッテリ10側に配置された一次巻線(図示せず)とランプ30側に配された二次巻線(図示せず)とを有する第1のトランス(図示せず)とを備え、一次巻線に接続されたMOSトランジスタ等の半導体スイッチング素子(図示せず)のオン、オフ動作を制御回路160によって行なうことによって、バッテリ10からの直流電圧を昇圧させて高電圧を出力する。
【0026】
インバータ回路130は、Hブリッジ状に配置された半導体スイッチング素子をなすMOSトランジスタ131〜134を有し、ドライブ回路130aによってMOSトランジスタ131〜134が対角線の関係で交互にオン、オフされることで、ランプ30を交流にて点灯駆動させる。
【0027】
始動回路140は、インバータ回路130とランプ30との中点に接続され、一次巻線141aと二次巻線141bを有する第2のトランス141と、コンデンサ(図示せず)と、一方向性半導体素子をなすサイリスタ(図示せず)から構成され、ランプ30を点灯始動させる。すなわち、点灯スイッチ20がオンすると、コンデンサが充電され、この後、サイリスタがオンすると、コンデンサが放電し、第2のトランス141を通じて、ランプ30に高電圧(例えば25kV)を印加する。その結果、ランプ30が電極間で絶縁破壊し火花点火を生じる。
【0028】
上述の構成を有するバラスト100は、点灯スイッチ20がオンされると、第1のトランスを有するDC/DC変換回路120からバッテリ電圧を昇圧した電圧を出力する。このDC/DC変換回路120から出力された高電圧(点灯準備中は300〜500V程度、点灯開始後は100V程度)は、インバータ回路130を介して始動回路140の第2のトランス141で、絶縁破壊を生じさせるように、高電圧(例えば25kV)に昇圧され、ランプ30に印加される。その結果、ランプ30が点灯開始する。
【0029】
一方、バラスト100の組付け構造を、以下図2、図3に従って説明する。バラスト100は、図2に示すように、金属製の電子回路ケース(以下、金属ケースと呼ぶ)170内に、始動回路140等の各回路が収容されており、この金属ケース170の外周部には、ランプ30と始動回路140のトランス141を接続する高圧コード40を覆うシールドシース50と電気的に接続されるとともに接地されている。これにより、ランプ30をインバータ回路130により交流駆動するに当たり、ランプ30に流れる電流の向きが反転する際に発生する再点弧ノイズによる放射ノイズや、ランプ30に至る配線(詳しくは、高圧コード40)に流れる交番電流による放射ノイズを防止できる。
【0030】
また、この金属ケース170内には、樹脂ケース171が収容されており、この樹脂ケース171は、ターミナル171aがインサート成形されている。これにより、制御回路160、MOSトランジスタ等の半導体装置として形成可能な部分は、ハイブリットICとしてIC化されて一体に形成されるとともに、ターミナル171aを介してトランス141と電気的に接続されている。
【0031】
また、始動回路140の第2のトランス141、特に二次巻線141b側の出力電圧が高電圧(例えば25kV)であるため、第2のトランス141は、図2に示すように、樹脂ケース171とともに樹脂カバー172によって周囲を囲まれていることで、この高電圧を絶縁している。
【0032】
ここで、上述の構成を有する放電灯装置は、このシールドシース構造によって高電圧コード40のみならず、高電圧コード40に接続する始動回路140(詳しくは第2のトランス141)に対接地浮遊容量Cf1、Cf2が形成される(図1)。なお、この対接地浮遊容量Cf1は、高圧コード40とシールドシース50とにより形成され、対接地浮遊容量Cf2は、第2のトランス141の二次巻線141bと金属ケース170とにより形成されるものである。すなわち、点灯始動時に、第2のトランス141で高電圧が発生すると、この対接地浮遊容量Cf1、Cf2を充電しながら、ランプ30に印加する電圧が昇圧される。その後、例えば対角関係のMOSトランジスタ131、134がオン状態のとき、高電圧に達した電圧によってランプ30の電極間で絶縁破壊が生じると、それまで対接地浮遊容量Cf1、Cf2として蓄えられていた電荷が、サージパルス電流として図1に示す矢印方向のように流れる。このサージパルス電流が流れると、最悪の場合にインバータ回路130のHブリッジ状のMOSトランジスタ131〜134に流れ、特にMOSトランジスタ133、134が破壊せしめられる可能性がある。このため、一般に、このサージパルス電流をバイパスさせる保護コンデンサC6、C7がランプ30の電極とMOSトランジスタ133,134を接続する中点に接続されている。また、同様な理由から、MOSトランジスタ131〜134のそれぞれのドレイン−ソース間にも、保護コンデンサC1〜C4、C5を設けている。
【0033】
これに対して、本発明の実施形態では、図2に示す電極部材180が第2のトランス141と金属ケース170との間に挟み込まれている。この電極部材180は、銅箔等の薄導体が絶縁フィルムによりラミネートされている。なお、ラミネート180aの片面に銅等の導電体の金属層180bを蒸着してもよい。すなわち、樹脂ケース171と樹脂カバー172に囲まれた第2のトランス141において、図3に示すように、樹脂カバー172と金属ケース170との間に、電極部材180のラミネート部分を金属ケース170側に配置すれば、電極部材180は、金属ケースとの絶縁性を確保しつつ、第2のトランス141と電極部材180とに浮遊容量Cf3を形成することができる(図1)。
【0034】
このため、第2のトランス141と金属ケース170との間に電極部材180を挟み込むので、第2のトランス141と、金属ケース170を接地する場合における対接地浮遊容量Cf2に換えて、その対接地浮遊容量Cf2より小さい浮遊容量Cf3に抑えることができる。
【0035】
なお、この浮遊容量Cf3は、図1に示すように、電極部材180の金属層180bが接続部180bcおよびターミナル171aを介して第2のトランス141の二次巻線141bの低圧側に接続されて形成されていることが望ましい。これにより、従来の対接地浮遊容量Cf2に比べ、対接地浮遊容量を確実に低減できる。
【0036】
したがって、本実施形態の放電灯装置、特にバラスト100の構成にすることによって、始動時に第2のトランス141で高電圧を発生する際、浮遊容量を低減できるので、ランプ30の電極間で絶縁破壊を生じた後、それまで浮遊容量に充電された電荷の放出量が低減でき、従ってサージパルス電流が低減できる。
【0037】
さらに、サージパルス電流を低減できるので、MOSトランジスタ131〜134等のスイッチング素子が破壊されるのを防止するため、サージパルス電流が発生した際にバイパスさせる保護コンデンサの部品点数を減らすことができる(例えば、安価なコンデンサを組合わせて必要な容量を確保している場合、図1の保護コンデンサC7の削減)。
【0038】
また、第2のトランス141の発生する高電圧を絶縁するように、樹脂カバー172等によって囲われている場合、電極部材180を絶縁フィルム180aに金属層180bを蒸着することで形成するので、放電灯装置、特にバラスト100周りの体格を大きくすることなく、安価に製造できる。
【0039】
(変形例)
第2のトランス141の上側、下側にそれぞれ電極部材180を配置する構成にする場合、図2に示すように、電極部材180を二つ折り形状として、第2のトランス141の上側、下側へ挟み込むように、金属ケース170に収容される第2のトランス141の両端面を覆うことが望ましい(図2、図3参照)。これにより、第2のトランス141の両端面(詳しくは、第2のトランス141を囲う樹脂カバー172を介して)を覆う組付け作業の際、図2に示すように、電極部材180を一方方向から容易に組付けできる。
【0040】
(第2の実施形態)
第2の実施形態としては、第2の実施形態で説明したバラスト100とランプ30とを高圧コード40に接続する構成に換えて、バラスト100をランプ30に直接接続される構成とする(図4(a)参照)。なお、図4(a)において、車両用放電灯装置は、透過性を有するレンズ3とハウジング4とによって形成される灯具室内に、ランプ30や表面側が反射鏡となったリフレクタ6を収容するようになっている。本実施形態では、この灯具室内にバラスト100が内蔵され、リフレクタ6の裏面側にバラスト100が配置された状態となっている。
【0041】
図5の回路構成を示す構成図のように、高圧コード40を覆うシールドシース50をなくせるので、シールドシース構造による対接地浮遊容量Cf1を除去できる。また、図4(a)に示すように、高圧コード40が露出しないので、高圧コード40に起因する放射ノイズは発生しない。
【0042】
しかも、本実施形態のバラスト100は、図4(b)に示すように、第2のトランス141と金属ケース170との間に電極部材180を挟み込むので、第2のトランス141に生じる浮遊容量を低減できる(詳しくは、浮遊容量Cf3)。
【0043】
このため、シールドシース構造による対接地浮遊容量Cf1の除去と、電極部材180を挟み込む配置による浮遊容量Cf3とによる浮遊容量の大幅低減によって、例えばHブリッジ状に配置されたMOSトランジスタ131〜134の各ドレイン−ソース間に設けられていた保護コンデンサC1〜C4を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる放電灯装置の回路構成を表す構成図である。
【図2】図1中に示す点灯制御回路の構成を表わす部分的斜視分解図である。
【図3】図2中のIII−IIIからみた断面図である。
【図4】第2の実施形態に係わる放電灯装置の概略構成を示す断面図であって、図4(a)は、放電灯装置の断面図、図4(b)は、図4(a)中の点灯制御回路の部分的断面図である。
【図5】第2の実施形態に係わる放電灯装置の回路構成を表す構成図である。
【符号の説明】
10 バッテリ(直流電源)
20 点灯スイッチ
30 ランプ(放電灯)
40 高圧コード
50 シールドシース
100 バラスト(点灯制御回路)
120 DC/DC変換回路
130 インバータ回路
131〜134 Hブリッジ状に配置された半導体スイッチング素子としてのMOSトランジスタ
140 始動回路
141 第2のトランス
141a、141b (第2のトランスの)一次巻線、二次巻線
160 制御回路
170 金属ケース(電子回路ケース)
171 樹脂ケース
180 電極部材
180a、180b ラミネート(絶縁フィルム)、金属層
Cf1、Cf2 対接地浮遊容量
Cf3 浮遊容量
C1〜C7 保護コンデンサ
Claims (5)
- 直流電源からの直流電圧を昇圧する第1のトランスを有するDC/DC変換回路と、
該DC/DC変換回路によって昇圧された電圧を交流電圧に変換する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と、
放電灯の始動時に前記放電灯の電極間に絶縁破壊を生じせしめる電圧に昇圧させる第2のトランスを有する始動回路と、
前記DC/DC変換回路、前記インバータ回路、および前記始動回路を収容する電子回路ケースとからなる点灯制御回路を備え、
前記始動回路の前記第2のトランスの二次巻線は、前記放電灯に接続する前記インバータ回路と前記放電灯との間に接続されており、
前記第2のトランスと前記電子回路ケースとの間には、前記第2のトランスの二次巻線の低圧側に接続された電極部材が挟み込まれていることを特徴とする放電灯装置。 - 前記電極部材は、少なくとも前記第2のトランスの前記二次巻線と前記電子回路ケースの間に挟み込まれていることを特徴とする請求項1に記載の放電灯装置。
- 前記電極部材は、絶縁フィルムに金属層が蒸着されて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放電灯装置。
- 前記電極部材は、2つ折り形状として、前記電子回路ケースに収容される前記第2のトランスの両端面を覆うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放電灯装置。
- 前記点灯制御回路が前記放電灯に直接接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放電灯装置。
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