JP3159078B2 - 高圧放電灯装置 - Google Patents

高圧放電灯装置

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JP3159078B2 JP23091196A JP23091196A JP3159078B2 JP 3159078 B2 JP3159078 B2 JP 3159078B2 JP 23091196 A JP23091196 A JP 23091196A JP 23091196 A JP23091196 A JP 23091196A JP 3159078 B2 JP3159078 B2 JP 3159078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用前照灯など
として使用される高圧放電バルブを備える高圧放電灯装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高圧放電バルブが車両用前照灯と
して使用され始めた。高圧放電バルブは電極間でアーク
放電を行ない発光するものであり、矩形波の交流点灯方
式の場合、点灯極性の切り替わり毎に、一方、直流点灯
方式の場合、点灯初期に、それぞれ数十MHZ の周波数
帯域の電波ノイズが発生する。この電波ノイズは車両に
搭載されたラジオ、テレビジョンに悪影響を与えるばか
りでなく、車両前方の前走車のラジオ、テレビジョンの
受信性能にも悪影響を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に着目し、特に車両前方への電波ノイズの放射を防止
し、前走車のラジオ、テレビジョンの受信性能を低下さ
せない高圧放電灯装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の高圧放電灯装
置によると、高圧放電バルブ前部側を覆う金属製傘部か
ら延設された金属製支柱部をアース接続したため、高圧
放電バルブから直接前方へ放射される電波ノイズは傘部
によってシールドされるようになる。このため、高圧放
電バルブから車両前方へ直接放射される電波ノイズの量
は十分に減少し、車両前方の前走車のラジオ、テレビジ
ョンの受信性能は確保される。また、請求項1の高圧放
電灯装置によると、支柱部は、第1アース経路を経てア
ース接続されると共に第2アース経路を経てアース接続
される。このため、より一層のノイズ低減効果が期待で
きる。また、第1のアース用金属線状部は支柱部の前後
方向における中間位置から後方へ延設されている。高圧
放電バルブは前後方向に長い形状をしているため、高圧
放電バルブから、このような第1のアース用金属線状部
の配設位置を通過してリフレクタへ入射される光量は極
めて小さい。このため、第1のアース用金属線状部によ
って遮光される光量は極めて小さく、十分な照度を確保
できる。
【0005】請求項2の高圧放電灯装置によると、傘部
は、支柱部を介して第1アース経路を経てアース接続さ
れると共に第2のアース用金属線状部を含む第3アース
経路を経てアース接続される。このため、請求項1の高
圧放電灯装置と比べ、より一層のノイズ低減効果が期待
できる。なお、第2のアース用金属線状部は線状体であ
ることから高圧放電バルブの放射光又はリフレクタの反
射光を遮光する障害物となることは殆どなく、車両前方
へ出射される光量は、第2のアース用金属線状部を設け
ない場合と殆ど変わりがなく、十分な照度を確保でき
る。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1は車両用前照灯として使用される高圧
放電灯装置の断面図、図2は図1に図示したシェードの
斜視図をそれぞれ示している。
【0012】図1において、1は前後方向に長い形状を
した高圧放電バルブを表している。高圧放電バルブ1の
後端部1aはコネクタ2に装着され、高圧放電バルブ1
とコネクタ2との間が電気的に接続されている。コネク
タ2には金属製のシールドスリーブ3で被覆された配線
ワイヤ4の一端部4aが接続されている。配線ワイヤ4
の他端部4bは金属ケース5内に収容された制御回路6
に接続されている。制御回路6は、昇圧用DC/DCコ
ンバータ(図示せず)などを構成要素として構成され、
高圧放電バルブ1を点灯させるための電力制御を行なう
ものである。なお、制御回路6は、矩形波による交流点
灯方式又は直流点灯方式のいずれの点灯方式を採用して
電力制御を行なうものであってもよい。
【0013】高圧放電バルブ1は前面7aが凹面で形成
されたリフレクタ7の凹部7bに配されている。リフレ
クタ7は、いわゆる自由曲線リフレクタで構成され、高
圧放電バルブ1の放射光を凹面7aで前方へ反射させ、
予め定めた車両用配光パターンを得ることができるよう
に構成されている。リフレクタ7は、全体が金属材料で
構成されているか、又は、樹脂材料等の非金属材料と金
属材料との二種以上の材料を組合せて構成されている。
非金属材料と金属材料との組合せからなるリフレクタ7
としては、例えば、樹脂材料の表面にアルミ金属膜を蒸
着させたものを採用することができる。
【0014】リフレクタ7の中心部には雌ねじ7cを有
する貫通孔7dが形成されており、この雌ねじ7cにコ
ネクタ2の雄ねじ2aをねじ込むことでコネクタ2とリ
フレクタ7とが一体化されている。なお、コネクタ2と
リフレクタ7とを一体化させる方法は、上記の方法に限
られるものではなく、なんらかの固定手段によって一体
化させればよい。
【0015】高圧放電バルブ1の前部側は金属製のシェ
ード8Aの傘部8aで覆われている。傘部8aは、高圧
放電バルブ1の放射光のうち直接前方へ出射される成分
を遮光する。これにより、車両前方への出射光はリフレ
クタ7による反射光のみとなり、リフレクタ7により定
められた車両用配光パターンを得ることができる。ま
た、傘部8aは、後述するように高圧放電バルブ1から
直接前方へ放射される電波ノイズをシールドする作用を
発揮する。
【0016】傘部8aの下端部には、後方に向けて支柱
部8bが延設されている。支柱部8bは、前後方向に伸
びた基板部8b1 と、この基板部8b1 の後端から略直
角に折れて下方へ伸びた取付板部8b2 とから構成され
ている。基板部8b1 の左端および右端の各前後方向に
おける中間位置には、一対の第1のアース用金属線状部
8c1 ,8c2 が後方へ延設されている。各第1のアー
ス用金属線状部8c1,8c2 の端部はワイヤ(図示省
略)を介して後述する金属板10に電気的に接続されて
いる。
【0017】シェード8Aは、ビス9を用いて取付板部
8b2 をリフレクタ7の後端面の所定部位に固定させる
ことで、リフレクタ7に取り付けられている。すなわ
ち、取付板部8b2 をリフレクタ7の後端面における貫
通孔7dの下方部位(下側後端面7e)に接触配置し、
ビス9を取付板部8b2 の穴8b3 に通してリフレクタ
7の下側後端面にねじ込むことで、シェード8Aはリフ
レクタ7に取り付けられている。したがって、シェード
8Aの支柱部8bはリフレクタ7と電気的に接続されて
いる。
【0018】取付板部8b2 の後面には環状の金属板1
0の下端部10aが接触配置され、この金属板下端部1
0aに設けられた穴(図示省略)にもビス9が通されて
金属板下端部10aがリフレクタ7に固定されている。
環状の金属板10の上端部10bはリフレクタ7の後端
面における貫通孔7dの上方部位(上側後端面7f)に
接触配置され、この金属板10に設けられた他の穴(図
示省略)に他のビス11を通してリフレクタ7の上側後
端面7fにねじ込むことで、金属板上端部10bがリフ
レクタ7に固定されている。このように、金属板10は
上端部10bと下端部10aの二箇所でビス9,11に
よってリフレクタ7に取り付けられ、リフレクタ7と電
気的に接続されている。
【0019】環状の金属板下端部10aの後面には金属
製のクリップ(連結部材)12の取付板部12aが接触
配置され、この取付板部12aに設けられた穴(図示省
略)にビス9が通されてクリップ12がリフレクタ7に
取り付けられている。したがって、金属板10とクリッ
プ12とは電気的に接続されている。クリップ12の取
付板部12aの端部には略直角に折れて保持部12bが
延設されており、この保持部12bはシールドスリーブ
3を把持している。したがって、クリップ12とシール
ドスリーブ3とは電気的に接続されている。
【0020】また、環状の金属板上端部10bの後面に
は、コネクタ2を覆う金属製のカバー体13の取付板部
13aが接触配置され、この取付板部13aに設けられ
た穴(図示省略)にビス11が通されてカバー体13が
リフレクタ7に取り付けられている。したがって、金属
板10とカバー体13とは電気的に接続されている。
【0021】金属ケース5は図示しないワイヤなど金属
製の連結部材を介して車体などに接続されアース接続さ
れている。シールドスリーブ3はバンド14で金属ケー
ス5に固定されている。したがって、シールドスリーブ
3と金属ケース5とは電気的に接続されている。
【0022】金属ケース5の上面5aには、リフレクタ
7などを覆うように樹脂製のランプハウジング15が配
設され、ランプハウジング15の後面の開口部15aに
は樹脂製のカバー16が着脱可能に配設されている。
【0023】次に、図1図示の高圧放電灯装置の作動を
説明する。
【0024】点灯スイッチ(図示せず)がオンされる
と、制御回路6は作動を開始し、高圧放電バルブ1に始
動用高電圧(約20kVのパルス電圧)が印加される。
この高電圧により高圧放電バルブ1の電極間がブレーク
ダウンし電極間がアーク放電に移行し高圧放電バルブ1
が点灯する。制御回路6は高電圧発生後ブレークダウン
が生じると、高電圧の発生を停止し、アーク放電に必要
なエネルギーを高圧放電バルブ1に供給制御する。点灯
状態では、高圧放電バルブ1に約35Wの電力が印加さ
れ、印加電圧は例えば矩形波の交流電圧(約90V)、
電流は例えば矩形波の交流電流(約0.4A)である。
高圧放電バルブ1の放射光のうち直接前方へ出射される
成分は、シェード8Aの傘部8aにより遮光され、リフ
レクタ7に向かう成分のみがリフレクタ7により反射制
御され、車両用配光パターンに適合する配光制御された
光で車両前方が照らされる。
【0025】高圧放電バルブ1がアーク放電を開始する
と、点灯極性の切り替わり毎に高圧放電バルブ1から数
十MHZ の電波ノイズが放射される。
【0026】この電波ノイズのうち直接前方へ放射され
る成分は、傘部8aによってシールドされる。すなわ
ち、金属製の傘部8aは高圧放電バルブ1の前部側を覆
っており、しかも、上記の説明から明らかなように、傘
部8aが金属製の支柱部8b、金属板10、金属製のク
リップ12、金属製のシールドスリーブ3、金属ケース
5を順に介して、すなわち、支柱部8bおよび第1アー
ス経路を経て、アース接続されており、さらに、傘部8
aが金属製の支柱部8b、第1のアース用金属線状部8
1 ,8c2 、ワイヤ(図示省略)、金属板10、金属
製のクリップ12、金属製のシールドスリーブ3、金属
ケース5を順に介して、すなわち、第1のアース用金属
線状部8c1 ,8c2 を含む第2アース経路を経て、ア
ース接続されているため、電波ノイズのうち直接前方へ
放射される成分は、傘部8aによってシールドされ、傘
部8aを通過して車両前方に放射される電波ノイズ量が
減少する。
【0027】また、高圧放電バルブ1が放射する電波ノ
イズのうちリフレクタ7に向かって放射される成分は、
上記の説明から明らかなように、少なくとも金属材料で
構成されるリフレクタ7が金属製の支柱部8b、金属板
10、金属製のクリップ12、金属製のシールドスリー
ブ3、金属ケース5を順に介してアース接続されている
ため、リフレクタ7によってシールドされ、リフレクタ
7を通過して外部に放射される電波ノイズ量が減少す
る。
【0028】また、点灯極性の切り替わり毎にコネクタ
2および配線ワイヤ4からも電波ノイズが発生するが、
この電波ノイズは、上記の説明から明らかなように、金
属製のカバー体13が金属板10、金属製のクリップ1
2、金属製のシールドスリーブ3、金属ケース5を順に
介してアース接続されており、また、配線ワイヤ4が金
属製のシールドスリーブ3、金属ケース5を順に介して
アース接続されているため、カバー体13およびシール
ドスリーブ3によってシールドされ、カバー体13およ
びシールドスリーブ3を通過して外部に放射される電波
ノイズ量が減少する。
【0029】また、制御回路6の昇圧用DC/DCコン
バータから放射される電波ノイズは、金属ケース5がア
ース接続されているため、金属ケース5を通過して外部
に放射される電波ノイズ量が減少する。
【0030】以上説明したように、本実施例の高圧放電
灯装置によると、高圧放電バルブ1前部側を覆う金属製
傘部8aから延設された金属製支柱部8bを第1アース
経路および第2アース経路を経てアース接続したため、
高圧放電バルブ1から直接前方へ放射される電波ノイズ
は傘部8aによってシールドされる。このため、高圧放
電バルブ1から車両前方へ直接放射される電波ノイズの
量は十分に減少し、車両前方の前走車のラジオ、テレビ
ジョンの受信性能は確保される。
【0031】また、本実施例の高圧放電灯装置による
と、リフレクタ7を少なくとも金属材料で構成し、アー
ス接続したため、高圧放電バルブ1からリフレクタ7に
向かって放射される電波ノイズをシールドすることがで
きる。また、高圧放電バルブ1に接続されたコネクタ2
をアース接続された金属製のカバー体13で覆ったた
め、コネクタ2から放射される電波ノイズをシールドす
ることができる。また、制御回路6をアース接続された
金属ケース5内に収容したため、制御回路6内の昇圧用
DC/DCコンバータから放射される電波ノイズをシー
ルドすることができる。また、制御回路6とコネクタ2
との間を結ぶ配線ワイヤ4は金属ケース5に接続された
シールドスリーブ3で被覆されているため、配線ワイヤ
4から放射される電波ノイズをシールドすることができ
る。
【0032】したがって、本実施例の高圧放電灯装置に
よると、装置全体から放射される電波ノイズ、すなわ
ち、高圧放電バルブ1、コネクタ2、配線ワイヤ4およ
び制御回路6からそれぞれ放射される電波ノイズを十分
にシールドすることができる。
【0033】さらに、本実施例の高圧放電灯装置は、第
1のアース用金属線状部8c1 ,8c2 を支柱部8bの
前後方向における中間位置から後方へ延設した。高圧放
電バルブ1は前後方向に長い形状をしているため、高圧
放電バルブ1から、このような第1のアース用金属線状
部8c1 ,8c2 の配設位置を通過してリフレクタ7へ
入射される光量は極めて小さい。このため、第1のアー
ス用金属線状部8c1,8c2 によって遮光される光量
は極めて小さく、十分な照度を確保できる。なお、上記
実施例では一対の第1のアース用金属線状部8c1 ,8
2 を設けているが、第1のアース用金属線状部8c
1 ,8c2 は1本であっても、3本以上であってもよ
い。実験では、本数が多いほどノイズ低減効果が大き
く、また、傘部8aの円周方向において複数本の第1の
アース用金属線状部8c1 ,8c2 を等間隔で配置した
場合の方が非等間隔で配置した場合と比べノイズ低減効
果が大きかった。
【0034】図3は、シェードの変形例の斜視図を示し
ている。このシェード8Bは、図1の実施例のシェード
8Aから第1のアース用金属線状部8c1 ,8c2 を取
り除き、新たに、傘部8aから後方に3本の第2のアー
ス用金属線状部8d1 ,8d 2 ,8d3 (第2のアース
用金属線状部8d1 ,8d2 ,8d3 は3本に限定され
ず、1本又は複数本でよい。)を延設させ、各第2のア
ース用金属線状部8d 1 ,8d2 の端部をワイヤ(図示
省略)を介して金属板10に電気的に接続したことを特
徴としている。このシェード8Bによると、傘部8a
は、支柱部8bおよび第1アース経路を経てアース接続
されると共に第2のアース用金属線状部8d1 ,8d2
を含む第3アース経路を経てアース接続される。したが
って、このシェード8Bによっても図1のシェード8A
と同様なノイズ低減効果を期待できる。
【0035】図4は、シェードの別の変形例の斜視図を
示している。このシェード8Cは、図3のシェード8B
から第2のアース用金属線状部8d1 ,8d2 ,8d3
を取り除き、新たに、傘部8aの上端部から後方に向か
って他の支柱部8eを延設したことを特徴としている。
他の支柱部8eは、支柱部8bと同様、基板部8e1
取付板部8e2 とから構成され、取付板部8e2 をリフ
レクタ7の上側後端面7fに接触配置し、取付板部8e
2 の穴8e3 にビス11を通してリフレクタ7の上側後
端面7fにねじ込むことによってリフレクタ7に固定さ
れる。したがって、シェード8Cは、リフレクタ7に対
し、上下2つの取付板部8b2 ,8e2がリフレクタ7
の後端面7e,7fに固定されることによって2箇所で
取り付けられている。このシェード8Cによってもノイ
ズ低減効果を期待できる。
【0036】ちなみに、高圧放電バルブ1から30cm
離れた位置にアンテナを置き、FMラジオ周波数帯およ
びテレビ周波数帯で電波ノイズを測定したところ、傘部
8aをアース接続しない場合と比べ、約10〜20dB
mのノイズ低減効果を得ることができ、また、同様の方
法でAMラジオ周波数帯で電波ノイズを測定したとこ
ろ、傘部8aをアース接続しない場合と比べ、約10d
Bmのノイズ低減効果を得ることができた。また、支柱
部8b,8eの本数は2本に限定されるものではなく、
1本以上であればよく、実験では、本数の多い方がノイ
ズ低減効果が大きかった。
【0037】図5は、シェードのさらに別の変形例の斜
視図を示している。このシェード8Dは、図4のシェー
ド8Cから他の支柱部8eを取り除いて構成したことを
特徴とし、リフレクタ7に対し、下側のみの取付板部8
2 がリフレクタ7の下側後端面7eに固定されること
によって一箇所だけで取り付けられている。このシェー
ド8Dによってもノイズ低減効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による高圧放電灯装置の断面図
【図2】図1図示のシェードの斜視図
【図3】シェードの変形例の斜視図
【図4】シェードの別の変形例の斜視図
【図5】シェードのさらに別の変形例の斜視図
【符号の説明】
1 高圧放電バルブ 2 コネクタ 3 シールドスリーブ 4 配線ワイヤ 5 金属ケース 6 制御回路 7 リフレクタ 8A,8B,8C,8D シェード 8a 傘部 8b,8e 支柱部 8c1 ,8c2 第1のアース用金属線状部 8d1 ,8d2 ,8d3 第2のアース用金属線状部 12 クリップ(連結部材) 13 カバー体 10,12,3,5 第1アース経路 8c1 ,10,12,3,5 第2アース経路 8c2 ,10,12,3,5 第2アース経路 8d1 ,10,12,3,5 第3アース経路 8d2 ,10,12,3,5 第3アース経路 8d3 ,10,12,3,5 第3アース経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−204801(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 B60Q 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に長い形状の高圧放電バルブ
    と、 前記高圧放電バルブの放射光を前方へ反射させるリフレ
    クタと、 前記高圧放電バルブを点灯させるための制御回路と、 前記高圧放電バルブの前部側を覆い該高圧放電バルブの
    放射光のうち直接前方へ出射される成分を遮光する傘部
    を有すると共に該傘部から延設され前記リフレクタに固
    定される1本又は複数本の支柱部を有するシェードと、 を備え、 前記傘部及び前記各支柱部はそれぞれ金属材料で構成さ
    れ、前記各支柱部は第1アース経路を経てアース接続さ
    また、前記支柱部の前後方向における中間位置から後方
    へ1本又は複数本の第1のアース用金属線状部が延設さ
    れ、前記支柱部は各第1のアース用金属線状部を含む第
    2アース経路を経てアース接続される ことを特徴とする
    高圧放電灯装置。
  2. 【請求項2】 前記傘部から1本又は複数本の第2のア
    ース用金属線状部が延設され、前記傘部は各第2のアー
    ス用金属線状部を含む第3アース経路を経てアース接続
    されることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電灯装
    置。
  3. 【請求項3】 高圧放電バルブの放射光を前方へ反射さ
    せるリフレクタと、 前記高圧放電バルブを点灯するための制御回路と、 前記高圧放電バルブの前部側を覆い該高圧放電バルブの
    放射光のうち直接前方へ出射される成分を遮光する傘部
    を有するシェードと、 を備え、 前記リフレクタは樹脂材料で構成され、光反射面とは反
    対側の面である裏側表面にアルミ金属膜を蒸着させ、該
    アルミ金属膜は電気的接続手段により前記制御回路の金
    属ケースにアース接続される ことを特徴とする高圧放電
    灯装置。
  4. 【請求項4】 前記高圧放電バルブは前後方向に長い形
    状を有し、 前記シェードは、前記傘部から延設され前記リフレクタ
    に固定される1本又は複数本の支柱部を有し、 前記傘部及び前記各支柱部はそれぞれ金属材料で構成さ
    れ、前記各支柱部は前記リフレクタの裏面側で該リフレ
    クタに固定されるとともに、前記リフレクタ裏面の前記
    アルミ金属膜と電気的に接続される ことを特徴とする請
    求項3に記載の高圧放電灯装置。
  5. 【請求項5】 前記各支柱部は、前後方向における後方
    に向かって延び、前記リフレクタに達するまでの中間位
    置から前記高圧放電バルブを覆うように分岐延設し、さ
    らに前記リフレクタの裏面まで延設されることを特徴と
    する請求項4に記載の高圧放電灯装置。
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