JP3854349B2 - 放電バルブを有する車両用灯具 - Google Patents

放電バルブを有する車両用灯具 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の前照灯に用いて好適な車両用灯具に関し、特に放電バルブを光源とした灯具における電磁波の影響を防止した車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年における自動車の前照灯として、発光効率及び演色性が良好で寿命の長い放電バルブを光源とする灯具の適用が検討されている。しかしながら、この種の灯具では、放電バルブでの放電を発生させるため高電圧が必要であり、車載バッテリ電圧を必要とされる高電圧まで昇圧させるための点灯回路を灯具に付属させる必要がある。そして、この点灯回路ではその二次側において高電圧が発生されるため、この高電圧に伴う電磁波が外部に放射され、この電磁波は自動車の各種電子装置にノイズとして影響を与え、これら電子装置の正常動作を妨げることになる。例えば、ラジオに雑音を生じさせたり、或いは自動車に搭載のマイクロコンピュータの信号系にノイズを混入させることになり、いわゆるEMI障害を発生させる。
【0003】
また、このような電磁波は前記した高電圧が印加される放電バルブにおいても発生し、この放電バルブからの電磁波により前記したEMI障害が発生されている。このため、例えば、特開平5−101703号公報では、灯具ボディの内面に沿って放電バルブないしリフレクタの周囲を覆うようにシールド部材を設けたものが提案されている。この技術によれば、シールド部材によって放電バルブの周囲に向けての電磁波の放射を抑制し、前記したEMI対策を図ることが可能となる。特に、近年の車両用灯具ではリフレクタを樹脂で形成し、その内面に金属反射膜を形成して反射面としている構成が多いため、この種の灯具ではこのようなEMI対策が有効となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の技術では、シールド部材がリフレクタの周囲に配置されているため、放電バルブとの間隔が大きく、シールド部材による電磁波の吸収効果が少なく、電磁波の遮蔽効果が少なくなるという問題がある。また、灯具ボディとリフレクタとの間にシールド部材を配設するためのスペースが必要であり、灯具の外形寸法が大きくなるという問題もある。これに対し、リフレクタ自身を所要の剛性と電磁波の吸収機能のある鉄等の金属材で形成し、これを接地電位に保持することでリフレクタ自身で電磁波を遮蔽する構成が考えられる。しかしながら、金属材を放物面状に曲げ加工することは加工が困難であるとともに、加工精度が低くなり、特に放電バルブを用いる灯具ではリフレクタ面の加工精度が低いと高輝度のグレア光が発生して配光特性が劣化されるおそれがある。
【0005】
一方、前記したシールド部材を用いることにより放電バルブの周囲方向に対する電磁波の放射を幾分でも抑制することは可能であるが、放電バルブの前面方向に対する電磁波の放射を防止することは難しい。特に、放電バルブの前面方向にはリフレクタが存在しておらず、光を出射するためのレンズが存在しているのみであるため、放電バルブからの電磁波が灯具の前面から放射され、これが自車側にまで回り込み、あるいは他車に影響を与えることになる。このため、例えば、放電バルブの配光特性を設定するために用いられているシェードを導電部材で構成し、このシェードにより放電バルブの前面方向への電磁波の放射を抑制することが試みられている。この場合、シェードを接地電位に保持する必要があり、そのためにシェードを支持する脚部をシェードと一体の導電部材で構成し、この脚部をリフレクタの背面側にまで延長させ、リフレクタの背面側の位置において接地線に電気接続を行なってシェードを接地する構成が考えられる。しかしながら、この構成を採用すると、前記したシールド部材を接地するための電気接続、あるいはリフレクタを接地するための電気接続、ならびにシェードを接地するための電気接続が必要となり、これらの電気接続構造が極めて複雑化し、その組立工数が多いとともに、灯具の小型化を図る上での障害になるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、放電バルブを光源とする車両用灯具における、放電バルブの周囲方向、前面方向への電磁波の放射を有効に防止することを可能にした車両用灯具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、放電バルブと、この放電バルブから出射される光を反射するリフレクタと、放電バルブから前方に向けて出射される光の一部を遮光するシェードとを備える車両用灯具において、シェードは導電材で形成されてその脚部によって前記リフレクタに支持されており、またリフレクタは樹脂製リフレクタの表面に背面にまで連続して導電膜が形成され、かつその上に保護膜が形成され、当該保護膜はリフレクタの背面の一部には存在せずに導電膜が露呈され、この露呈された部分において導電膜とシェードの脚部とが接触されて電気的に接続されることを特徴とする。この場合、リフレクタにはその導電膜の露呈された部分に接触された状態の電極片が支持されており、シェードの脚部はこの電極片に接触され、この電極片を介してシェードと導電膜とが電気接続される構成とする。なお、いずれの場合でも、シェードの脚部は接地電位となるように電気接続が行われており、リフレクタの導電膜はこの脚部を介して接地電位に保持されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車の4灯式前照灯に適用した実施形態の一部を破断した正面図、図2及び図3はそれぞれ図1のAA線、BB線に沿う断面図である。これらの図において、灯具ボディ1の内部には2つの回転放物面形状のリクレクタ3,4が連設された一体型リフレクタ2が内装されており、自動車に装備したときに車体の外側に位置されるすれ違いビームランプLL側のリフレクタ3には放電バルブ5が、また、自動車車体の内側に位置される走行ビームランプHL側のリフレクタにはハロゲンバルブ6が、それぞれ着脱可能に取着されている。これらのバルブ5,6は各リフレクタ3,4の背面に設けたバルブ取付穴3a,4aにより取着されている。
【0009】
また、これらバルブ5,6に対向する灯具ボディ1の背面にはそれぞれバルブ挿通用の開口部1a,1bが設けられ、この開口部1a,1bを通して前記各バルブ5,6の着脱が可能とされている。そして、放電バルブ5のすれ違いビームランプLL側の開口部1aには着脱可能なバックカバー7がシールリング8を介して装着され、また、走行ビームランプHL側の開口部1bにはゴムカバー9が装着され、これらにより各開口部1a,1bが防水状態で封止されている。なお、すれ違いビームランプLLの放電バルブ5のソケット5aには詳細を後述するコネクタ10が接続され、走行ビームランプHLのハロゲンランプ6のソケットコネクタ6aは前記ゴムカバー9の外側に突出され、これに図外のコネクタが接続される。
【0010】
また、前記一体型リフレクタ2、すなわちリフレクタ3,4の内面には後述するようにアルミニウム膜31(図5参照)が塗布または蒸着されて反射面が形成されている。また、図示は省略するが灯具ボディ1やバックカバー7の各内面にもアルミニウム膜を塗布または蒸着し、この内面を反射面の一部及び擬似リフレクタとして利用する一方で、灯具ボディ1の内部を電磁的にシールドするためのシールド膜としても構成している。前記灯具ボディ1の前面開口にはレンズ10が取着され、灯具ボディ1内に前記各ランプLL,HLの灯室が画成されている。
【0011】
また、図4に一部の部分分解斜視図を、図5に図3の要部の拡大断面図をそれぞれ示すように、前記リフレクタ3,4の内面に形成されたアルミニウム膜31は、その下面にはアンダーコート32が施され、またその表面には、保護膜として透明樹脂等のトップコート33が施されているが、特にリフレクタ3の背面のバルブ取付穴3aの内面においてはトップコート33は除かれており、この部分ではアルミニウム膜31がそのまま露呈された状態とされている。また、この放電バルブ5を取着したリフレクタ3では、背面のバルブ取付穴3aに一対の取付壁3b,3cが一体に形成され、この取付壁3b,3cに金属板を加工したシェード11が固定支持される。このシェード11は前記放電バルブ5の前面側の一部を覆うように傘状に形成された遮光部111と、この遮光部111の両側部においてそれぞれ背面側に延長された一対の脚部112とで構成されており、この脚部112の先端部113が前記バルブ取付穴3aの内面のアルミニウム膜31に接触された状態で前記取付壁3b,3cにネジ12により固定されることでシェード11がリフレクタ3に固定される。
【0012】
また、前記取付壁3b,3cには、略U字型に曲げ形成された挟持部131,141を有する一対の挟持片13,14からなるソケットフィクチャ15が配設され、前記シェード11の各脚部の先端部113と共に前記ネジ12により一体的に取付壁3b,3cに固定される。前記各挟持部131,141にはそれぞれ係合溝132,142が形成されており、かつ一方の挟持片13には略コ字型をしたリテーナスプリング16の中間部が連結支持され、他方の挟持片14にはこのリテーナスプリング16の両端部を掛止可能なフック143が設けられた構成とされる。
【0013】
一方、放電バルブ5は、円柱状をしたソケット5aの前面に放電管51と、これに電気接続された導電性サポート52が立設され、これら放電管51とサポート52はそれぞれソケット5aの電極部55に電気接続される。なお、放電管51には透明な円筒状をしたシュラウド53が被せられており、このシュラウド53の一部に導電性の光遮光塗料54を塗布して放電管51から出射される光の領域を制限している。この放電バルブ5は、リフレクタ3の背面側からバルブ取付穴3a内に挿通させ、放電バルブのソケット5aを取付壁3b,3c間内にまで挿入させ、リフレクタ3の背面に当接させる。しかる上で、リテーナスプリング16の両辺部をソケット5aの背面側に弾接させ、その両端部を前記挟持片14のフック143に掛止させることにより、リテーナスプリング16の弾性押圧力によって放電バルブ5をリフレクタ3に固定支持させる。また、このリテーナスプリング16によって前記挟持片13,14は相互に電気接続された状態とされる。
【0014】
さらに、前記放電バルブ5のソケット5aには、コネクタ18が嵌着される。このコネクタ18には点灯回路20から引き出されているコード17が接続されており、コネクタ18が前記ソケット5aに嵌合されたときに放電バルブ5の電極部55に電気接続され、放電バルブ5に高電圧を印加する。このコード17は二本の導電線で構成されており、金属網を筒状に形成したシールド筒21に挿通されてそのシールドが行われる。このシールド筒21は電源側の箇所において接地電位に接続される。さらに、このコネクタ18を覆うように、金属材を加工した容器状の金属カバー22が設けられる。この金属カバー22の周面には径方向に対向する位置にそれぞれ外径方向に突出された係合突起221が設けられ、また周面の他の一部には前記シールド筒を挿通させる切欠部222が設けられている。前記金属カバー22は前記リフレクタ3の取付壁3b,3cの外側に被せられ、その周面の対向部位が前記ソケットフィクチャ15の各挟持部131,141内に挿入され、かつその際に係合突起221が係合溝132,142に嵌入されることで、ソケットフィクチャ15に固定され、結果としてリフレクタ3に固定支持される。このとき、金属カバー22の切欠部222においてシールド筒21に接触されて電気接続され、シールド筒21の電位である接地電位とされる。
【0015】
なお、前記コード17およびシールド筒21の他端部が接続されて 前記放電バルブ5に高電圧を供給する前記点灯回路20は金属製のケース23内に内装されている。この点灯回路ケース23は、灯具ボディ1の下面、特に放電バルブ5を有するすれ違いビームランプLLの直下位置に図外のブラケットやボルト等により固定支持されている。そして、このケース23から前記放電バルブ5に接続される前記コード17が引き出され、シールド筒21で被覆された状態で灯具ボディ1内において前記コネクタ18に接続されている。このシールド筒21は、この点灯回路20において接地電位に電気接続されている。
【0016】
このような本実施形態の灯具の構成によれば、点灯回路20は金属製ケース23によってシールドされているため、点灯回路20からの電磁波が外部に放射されることはない。また、点灯回路ケース23から引き出されて放電バルブ5にまで延長されるコード17は、シールド筒21によってシールドされているため、このコード17からの電磁放射も防止される。さらに、放電バルブ5においては、コネクタ18およびソケット5aが金属カバー22により覆われ、放電バルブ5はその周囲がリフレクタ3に形成された反射面としてのアルミニウム膜31によって覆われるため、これらによってその背面側及び周囲が包囲されることになる。
【0017】
そして、この状態では、前記ソケットフィクチャ15は金属カバー22を支持することで、金属カバー22と電気接続され、この金属カバー22に接続されているシールド筒21を介して接地電位とされる。また、このソケットフィクチャ15の各挟持片13,14と一体的にネジ12により固定されたシェード11の両脚部の先端部113も各挟持片13,14を介して接地電位とされる。さらに、バルブ取付穴3a内においてこのシェード11の両脚部112と直接に接触された状態にあるリフレクタの内面のアルミニウム膜31も接地電位とされる。これにより、放電バルブ5及びソケット5aは金属カバー22とリフレクタのアルミニウム膜31によってその背面側及び周囲がシールドされ、さらに前側の一部がシェード11の遮光部111によってシールドされることになり、これらからの電磁波が灯具の周囲に向けて放射されることが抑制される。
【0018】
ここで、この実施形態では、リフレクタ3のバルブ取付穴3aの内面においてアルミニウム膜31のトップコート33を除外することでシェード11の両脚部112とアルミニウム膜31との電気接続を行っているが、トップコート33が完全に除去されない場合には、両脚部112とアルミニウム膜31との電気接触が不充分なものとなり、アルミニウム膜31を好適に接地電位にすることができなくなり、電磁波を遮蔽するためのシールド効果が低下されることがある。そこで、図6のように、リフレクタ3の表面にアルミニウム膜31を形成し、その上にトップコート33を形成する前にバルブ取付穴3aの内面に接地電極片34を固定支持させる。この接地電極片34は、その内端部においてアルミニウム膜31に接触され、外端部は略直角に曲げ形成されて前記取付壁3bの表面に沿設される。その上で、前記アルミニウム膜31の表面にトップコート33を形成する。この場合には、バルブ取付穴3aの内面のアルミニウム膜31にもトップコート33を施してもよい。しかる上で、シェード11の両脚部の先端部113とソケットフィクチャ15の挟持片13,14とを前記接地電極片34の上に重ねてネジ12によりリフレクタ3に固定する。このため、トップコート33によってシェード11の両脚部112とアルミニウム膜31とが直接接触されなくとも、アルミニウム膜31は接地電極片34を介してシェード11やソケットフィクチャ15に電気接続され、アルミニウム膜31が接地電位とされ、電磁波の放射を効果的に抑制するシールドとして機能される。
【0019】
あるいは、図7のように、リフレクタ3の表面のみならず背面側にまでわたって連続してアルミニウム膜31を形成し、このアルミニウム膜31が形成された取付壁3bにおいてアルミニウム膜31をシェード11の両脚部112、ないしソケットフィクチャ15の挟持片13,14に接触させるようにしてもよい。通常、アルミニウム膜31上のトップコート33は塗布等により行うため、リフレクタ3の表面側にトップコート33を施した場合でも、その背面側ではトップコートが行われることを確実に防止することができる。したがって、アルミニウム膜31とシェード11の両脚部の先端部113、ないしソケットフィクチャ15の各挟持片13,14との電気接続を確実なものにできる。そして、このアルミニウム膜31は背面側から表面側にまで連続しているため、リフレクタ3の表面と背面のそれぞれにおいて二重のシールド壁が形成された状態となり、電磁波の放射をより効果的に抑制することが可能となる。
【0020】
なお、前記実施形態は自動車の4灯式の前照灯に本発明を適用した例を示しているが、2灯式の前照灯やフォグランプ等の他の車両用灯具においても、放電バルブを光源とするものであれば同様に適用できる。また、放電バルブを光源とするプロジェクション型のランプを用いる灯具においても本発明を同様に適用することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、シェードは導電材で形成されてその脚部によって前記リフレクタに支持されており、またリフレクタは樹脂製リフレクタの表面に背面にまで連続して導電膜が形成され、かつその上に保護膜が形成され、当該保護膜はリフレクタの背面の一部には存在せずに導電膜が露呈され、この露呈された部分において導電膜とシェードの脚部とが接触されて電気的に接続されているので、リフレクタの表面に設けた導電膜を保護するために絶縁性の保護膜を形成した場合においても、シェードを介してリフレクタの導電膜を接地電位に保持することで、この導電膜をシールド膜として放電バルブから周囲方向に放射する電磁波を有効に抑制することができる。特に、導電膜がリフレクタの背面にも存在することでリフレクタの表面と背面で二重のシールド壁が形成された状態となり、電磁波の放射をより効果的に抑制することができる。したがって、従来のようにリフレクタの外側にシールド部材を設ける構成に比較して灯具全体を小型化することができ、またリフレクタを鉄材等で形成する場合に比較してその加工を容易なものとし、かつリフレクタ面の平滑化を高めて配光特性を向上することができる。さらに、リフレクタの導電膜を接地するための電気接続構造を独立した構成として備える必要がないため、灯具の内部構造の簡易化と、その組立作業の容易化も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前照灯の一実施形態の正面図である。
【図2】図1のAA線断面図である。
【図3】図1のBB線断面図である。
【図4】リフレクタ背面開口部の部分分解斜視図である。
【図5】図3の要部の拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の要部の拡大断面図である。
【図7】本発明の更に他の実施形態の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 灯具ボディ
2 レンズ
3,4 リフレクタ
3a バルブ取付穴
3b,3c 取付壁
5 放電バルブ
5a ソケット
11 シェード
13,14 挟持片
15 ソケットフィクチャ
16 リテーナスプリング
17 コード
18 コネクタ
20 点灯回路
22 金属カバー

Claims (3)

  1. 放電バルブと、この放電バルブから出射される光を反射するリフレクタと、放電バルブから前方に向けて出射される光の一部を遮光するシェードとを備える車両用灯具において、前記シェードは導電材で形成されてその脚部によって前記リフレクタに支持されており、前記リフレクタは樹脂製リフレクタの表面に背面にまで連続して導電膜が形成され、かつその上に保護膜が形成され、前記保護膜はリフレクタの背面の一部には存在せずに前記導電膜が露呈され、この露呈された部分において前記導電膜と前記シェードの脚部とが接触されて電気的に接続されることを特徴とする放電バルブを有する車両用灯具。
  2. リフレクタには、前記導電膜の露呈された部分に接触された状態の電極片が支持されており、前記シェードの脚部はこの電極片に接触され、この電極片を介してシェードと前記導電膜とが電気接続されてなる請求項1に記載の放電バルブを有する車両用灯具。
  3. シェードの脚部は接地電位となるように電気接続が行われており、前記リフレクタの導電膜は前記脚部を介して接地電位に保持される請求項1又は2に記載の放電バルブを有する車両用灯具。
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