JP4008250B2 - 車輌用前照灯 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な車輌用前照灯に関する。詳しくは、放電バルブを光源として使用した車輌用前照灯にあって、放電バルブの点灯時に発生するノイズを効果的に遮蔽する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
放電バルブは従来のバルブに比較して比較的低い電力消費量で高い光度を得ることが出来るという大きな利点があるため、車輌、特に自動車用の前照灯の光源として使用されてきている。
【0003】
ところが、放電バルブは電磁ノイズを発生するという問題がある。近年の自動車は安全性の確保や操作性の向上のため種々の電子回路が備えられており、放電バルブが発生する電磁ノイズがこれら電子回路の動作に影響を与えるという問題がある。
【0004】
放電バルブが発生する電磁ノイズから電子回路を保護する目的で提案された電磁ノイズ遮蔽手段に、次のようなものがある。
【0005】
すなわち、放電バルブの取付孔を有するリフレクタの内面に導電膜を形成して、該導電膜を上記取付孔の内面又は外面まで延在させ、放電バルブの口金部に取り付けられて放電バルブと点灯回路との間を接続するためのソケットに導電性の金属カバーを被着し、ソケットと点灯回路との間を接続しているコードを導電性金属メッシュで被覆して、該被覆の一端を上記金属カバーと接続すると共に他端を接地し、上記取付孔の開口縁に導電性の金属から成り上記導電膜と接続されると共に受け凹部を有する接続金具を配設し、上記金属カバーに接続用突起を設け、ソケットが回転されて放電バルブの口金部に結合されたときにソケットに被着されている金属カバーの接続用突起が上記接続金具の受け凹部に係合して、これによって、上記導電膜が金属カバー及びコード被覆を介して接地され、上記導電膜、金属カバーによって放電バルブが発生する電磁ノイズを車体の内部に対して遮蔽するようにしたものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の電磁ノイズ遮蔽手段にあっては、ソケットが回転して行って一点においてソケットに被着された金属カバーの接続用突起とリフレクタの内面に設けられた導電膜と接続された接続金属の受け凹部とが接続されるので、ソケットの回転が僅かでも足らなかったり、回転しすぎたりすると、上記接続突起と受け凹部との結合がうまく行われず、リフレクタに形成した導電膜を接地させることが出来ず、その結果、放電バルブが発生する電磁ノイズを遮蔽することが出来なくなってしまう。また、上記接続箇所は一点のみであるので、接続箇所以外の放電バルブとソケットとの隙間から電磁ノイズが漏れてしまう。すなわち、放電バルブが発生する電磁ノイズの遮蔽の確実性に乏しいという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、放電バルブを光源とする車輌用前照灯において、放電バルブが発生する電磁ノイズの量を低減することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、リフレクタに固定された放電バルブと、該放電バルブに結合されて放電バルブに電力を供給するためのソケットとを有する車輌用前照灯であって、上記リフレクタは放電バルブを取り付けるための取付孔の周辺から後方へ向かって環状をした取付壁が突設され、該取付壁の内周面まで延在された導電材料から成るシールド部を有し、上記ソケットはその周囲を覆う導電材料から成るシールド部である金属カバーを有し、上記取付壁の内周面に位置するリフレクタのシールド部と上記ソケットのシールド部である上記金属カバーの外周面との間に、弾性を有する導電材料によって環状に形成された接続部材を弾性変形させた状態で介在させ、これによって、リフレクタのシールド部とソケット側シールド部とを電気的に接続させるようにしたものである。
【0009】
従って、本発明車輌用前照灯にあっては、リフレクタの取付壁の内周面に位置するリフレクタのシールド部とソケットのシールド部である金属カバーの外周面とが両者の間に弾性変形した状態で介在される接続部材を介して接続されるので、リフレクタのシールド部をソケット側シールド部を介して確実に接地させることが出来、依って、放電バルブから発生する電磁ノイズの量を確実に低減することが出来る。
【0010】
また、弾性を有する接続部材が弾性変形した状態でリフレクタの取付壁の内周面とソケットの金属カバーの外周面との間に介在されるため、ソケットがリフレクタに強固に固定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明車輌用前照灯の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1乃至図4は本発明車輌用前照灯の第1の実施の形態を、また、図5及び図6は第1の実施の形態の各別の変形例を示すものである。
【0013】
図1を参照して車輌用前照灯の全体構成の概略を説明する。
【0014】
車輌用前照灯1は前方に向かって開口したランプボディ2を備え、該ランプボディ2にその前面開口部を覆うようにレンズ3が取り付けられて灯室4が形成される。上記灯室4内にリフレクタ5が傾動可能に配設され該リフレクタ5の後部中央に放電バルブ6が着脱可能に取り付けられる。
【0015】
リフレクタ5は前方に向かって凹の形状をした主部7の後部中心部に取付孔8を有し、該取付孔8の後側開口縁からやや離間した位置から後方へ向かって環状をした取付壁9が突設され、この結果取付壁9の前端に内側へ突出した内フランジ10が形成されて成る基体11と該基体11の内面、すなわち、主部7の前面から取付壁9の内周面まで延在された反射膜12とによって形成されている。反射膜12は導電性を有する金属を蒸着することによって形成されている。該反射膜12は導電性を有するので、これを電気的に接地することによって電磁的なシールド部とすることができる。
【0016】
なお、上記反射膜12は、金属の蒸着によって形成されることは必須ではなく、基体11に金属板を張り合わせて形成することもできるし、また、基体11そのもを導電性を有する金属で形成し、その内面を研磨することによっても形成することができる。また、リフレクタ側のシールド部は必ずしも反射膜12と同一のものである必要はなく、基体11の背面から取付壁9の内周面に亘って導電性の金属を蒸着したり、あるいは、導電性の金属板を張り合わせる等により、反射膜12とは別個に形成しても良い。ただ、反射膜12がシールド部を兼ねる構成とする方が、構造が簡単で製造コストも低く抑えることができる。
【0017】
放電バルブ6の口金部13の前端には外方へ張り出したフランジ14が形成されており、放電バルブ6はリフレクタ5の取付孔8に後方から挿通され、フランジ14が取付壁9の前端に形成された内フランジ10に当接した状態で、取付壁9に設けられた押さえバネ15でフランジ14の後面を押さえられ、これによって放電バルブ6がリフレクタ5に取り付けられる。
【0018】
ランプボディ2の後部中央のリフレクタ5の取付壁9に対向した位置には開口部16が形成され、該開口部16を介して放電バルブ6のリフレクタ5への着脱や放電バルブ6への後述する給電ソケットの着脱を行うようになっている。そして、該開口部16は着脱可能なカバー17によって閉塞される。
【0019】
上記灯室4の下部には点灯回路ユニット18が配設されており、該点灯回路ユニット18の点灯回路(図示しない)と給電ソケット19とがコード20によって接続されている。そして、給電ソケット19は放電バルブ6の口金部13に着脱可能に取り付けられ、給電ソケット10が放電バルブ6の口金部13に取り付けられることによって、上記点灯回路ユニット18から放電バルブ6への電力供給が可能になる。
【0020】
図4に示すように、給電ソケット19は外側が導電性の金属カバー21で覆われており、該金属カバー21がソケット側のシールド部となる。また、上記コード20は外側が導電性を有する金属網等の導電材料で被覆された被覆コードであり、該コードの被覆20aと給電ソケット19の金属カバー21とが電気的に接続されると共に、コード20の被覆20aは上記点灯回路ユニット18の導電性の金属ケース18a又は点灯回路ユニット18内のアース端子(図示しない)と接続されている。すなわち、ソケット側シールド部である金属カバー21は電気的に接地されている。
【0021】
上記したような給電ソケット19はその前部に放電バルブ6の口金部13を嵌合させた状態で図2中矢印Aの方向に所定の角度回転されることによって放電バルブ6の口金部13に結合され、これによって、上記点灯回路ユニット18から放電バルブへの電力供給が可能になるようになっている。
【0022】
放電バルブ6の口金部13に結合された状態で反射膜12のうち取付壁9の内周面に位置する部分12aと給電ソケット19の金属カバー21との間に接続部材として導電パッキン22が弾性変形した状態で介在される。導電パッキン22は導電性を有する弾性材料、例えば、導電ゴムでリング状に形成されている。上記導電パッキン22を給電ソケット19の金属カバー21とランプボディ2の取付壁9の内周面との間に位置させた状態で給電ソケット19を放電バルブ6の口金部13に結合すると、導電パッキン22が弾性変形した状態で金属カバー21と反射膜12の取付壁9内周面に位置する部分12aとの間に介在され、金属カバー21と反射膜12との間を電気的に導通させる。従って、反射膜12、金属カバー21、導電パッキン22が全て電気的に結合されると共にコード20の被覆20aを介して接地される。
【0023】
従って、反射膜12及び金属カバー21によって放電バルブ6が発生する電磁ノイズが遮蔽され、放電バルブ6が発生する電磁ノイズが車輌内の電子回路に悪い影響を与えることが防止される。
【0024】
また、反射膜12と金属カバー21との間を電気的に接続する導電パッキン22は弾性変形した状態で反射膜12の部分12aと金属カバー21との間に介在されるので、反射膜12と金属カバー21との間が確実に導通される。従って、反射膜12と金属カバー21との間の導通不良により電磁ノイズの遮蔽が不十分になってしまうことがない。
【0025】
さらに、上記導電パッキング22はリング状をしていて、反射膜12の部分12aと金属カバー21との間の全周に亘って位置するため、反射膜12の部分12aと金属カバー21との間の隙間を通って漏れる電磁ノイズを遮蔽することが出来る。
【0026】
さらにまた、導電パッキング22が弾性変形した状態でリフレクタ5の取付壁9と給電ソケット19との間に介在されるので、給電ソケット19がリフレクタ5に強固に固定される。
【0027】
図5及び図6はそれぞれ第1の実施の形態の各別の変形例を示すものである。
【0028】
これら変形例にあっては、リフレクタ5の取付壁9の内面(図5の場合)又は金属カバー21の取付壁9内に嵌合される部分の外面(図6の場合)にそれぞれ全周に亘って支持溝23又は24を形成し、これら支持溝23又は24に導電パッキン22が嵌合して支持されるようにしたものである。
【0029】
従って、図5及び図6に示す変形例にあっては、導電パッキン22の位置が安定していて、給電ソケット19の着脱操作によって、導電パッキン22が所定の位置からずれたり外れてしまうことが無く、常に安定した電磁ノイズの遮蔽効果が期待できる。
【0030】
図7乃至図9は本発明車輌用前照灯の第2の実施の形態を示すものであり、また、図10はその変形例を示すものである。
【0031】
この第2の実施の形態にあっては、反射膜12と給電ソケット19の金属カバー21との間を電気的に接続する接続部材が第1の実施の形態におけるものと異なり、その他の部分は第1の実施の形態におけると同様であるので、上記異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0032】
この第2の実施の形態において接続部材は金属製の導電リングとして表れる。導電リング25はバネ弾性を有する導電性の金属板で形成され、リング状を為す主部25aと該主部25aの外側縁から前方へ突出した外壁部25bと主部25aの内側縁の周方向に適当に間隔を置いた部分からほぼ前方へ向けて突出した複数の弾接片25c、25c、・・・とが一体に形成されて成る。上記弾接片25cはほぼく字状に折り曲げられて、中央部25dが中心方向へ突出した形状をしている。
【0033】
上記導電リング25はその外壁部25bと弾接片25c、25c、・・・とによって取付壁9の後端部の内外両面を挟み込むようにして取付壁9の後端部に取り付けられる。
【0034】
そこで、放電バルブの口金部13に給電ソケット19が結合されると、給電ソケット19の金属カバー21の外周面によって導電リング25の弾接片25c、25c、・・・の中央部25d、25d、・・・が押圧されて、該弾接片25c、25c、・・・のく字の屈曲角度が浅くなるように変形され、これによって、弾接片25c、25c、・・・の中央部25d、25d、・・・が金属カバー21の外周面に弾接し、また、弾接片25c、25c、・・・の先端部25e、25e、・・・及び主部25aが取付壁9の内周面及び後端面に位置している反射膜12aに弾接する。
【0035】
なお、導電リング25は取付壁9に固定しておくようにしても良い。かかる場合、導電リング25の主部25a又は外壁部25bを溶接等の手段によって取付壁9に固定しても良い。そして、導電リング25を取付壁9に固定しておくと、給電ソケット19を放電バルブに結合していないときでも、導電リング25は取付壁9に固定されており、導電リング25の紛失が防止される。
【0036】
従って、この第2の実施の形態にあっては、リフレクタ5の反射膜12と給電ソケット19の金属カバー21とが導電リング25を介して確実に電気的に接続されると共に、反射膜12及び金属カバー21が接地され、これらによって、放電バルブが発生する電磁ノイズが遮蔽される。
【0037】
また、導電リング25の弾接片25c、25c、・・・が弾性変形した状態でリフレクタ5の取付壁9と給電ソケット19との間に介在されるので、給電ソケット19はリフレクタ5に強固に固定される。
【0038】
図10に示す第2の実施の形態の変形例においては、金属製の導電リングは給電ソケット19の金属カバー21に固定される。
【0039】
導電リング26はバネ弾性を有する導電性の金属板で形成され、面方向が前後方向に沿うリング状を為す主部26aと該主部26aの前端縁の周方向に適宜に間隔を置いた位置から前方へ向けて突出された複数の弾接片26b、26b、・・・とが一体に形成されて成る。そして、上記弾接片26bは中央部26cが中心から遠い側に位置するく字状に形成されている。そして、導電リング26の主部26aが給電ソケット19の金属カバー21のうちリフレクタ5の取付壁9内に嵌合される部分の外周面に溶接等の適宜手段により固定される。
【0040】
そして、放電バルブの口金部13に給電ソケット19が結合されると、取付壁9の内周面によって導電リング26の弾接片26b、26b、・・・の中央部26c、26c、・・・が押圧されて、該弾接片26b、26b、・・・のく字の屈曲角度が浅くなるように変形され、これによって、弾接片26b、26b、・・・の中央部26c、26c、・・・が取付壁9の内周面に位置している反射膜12aに弾接し、また、弾接片26b、26b、・・・の先端部26d、26d、・・・が金属カバー21の外周面に弾接する。
【0041】
従って、この第2の実施の形態の変形例にあっても、リフレクタ5の反射膜12と給電ソケット19の金属カバー21とが導電リング26を介して確実に電気的に接続されると共に、反射膜12及び金属カバー21が接地され、これらによって、放電バルブが発生する電磁ノイズが遮蔽される。
【0042】
また、導電リング26は金属カバー21に固定されているので、給電ソケット19を放電バルブに結合していないときでも、導電リング26は給電ソケット19と共にあり、導電リング26の紛失が防止される。
【0043】
さらに、給電ソケット19に固定された導電リング26の弾接片26b、26b、・・・がリフレクタ5の取付壁9の内面に弾接するので、給電ソケット19がリフレクタ5に強固に固定される。
【0044】
なお、上記した各実施の形態及び変形例に示した各部の具体的な形状乃至構造は、いずれも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるようなことがあってはならないものである。
【0045】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌用前照灯は、リフレクタに固定された放電バルブと、該放電バルブに結合されて放電バルブに電力を供給するためのソケットとを有する車輌用前照灯であって、上記リフレクタは放電バルブを取り付けるための取付孔の周辺から後方へ向かって環状をした取付壁が突設され、該取付壁の内周面まで延在された導電材料から成るシールド部を有し、上記ソケットはその周囲を覆う導電材料から成るシールド部である金属カバーを有し、上記取付壁の内周面に位置するリフレクタのシールド部と上記ソケットのシールド部である上記金属カバーの外周面との間に、弾性を有する導電材料によって環状に形成された接続部材を弾性変形させた状態で介在させ、これによって、リフレクタのシールド部とソケット側シールド部とを電気的に接続させることを特徴とする。
【0046】
従って、本発明車輌用前照灯にあっては、リフレクタの取付壁の内周面に位置するリフレクタのシールド部とソケットのシールド部である金属カバーの外周面とが両者の間に弾性変形した状態で介在される接続部材を介して接続されるので、リフレクタのシールド部をソケット側シールド部を介して確実に接地させることが出来、依って、放電バルブから発生する電磁ノイズの量を確実に低減することが出来る。
【0047】
また、弾性を有する接続部材が弾性変形した状態でリフレクタの取付壁の内周面とソケットの金属カバーの外周面との間に介在されるため、ソケットがリフレクタに強固に固定される。
【0048】
さらに、上記接続部材は環状を為しており、該接続部材がリフレクタの上記取付壁の内周面まで延在されたリフレクタのシールド部と上記ソケットのシールド部である金属カバーとの間に弾性変形させた状態で介在されるので、ソケットの弛みを防止すると共にリフレクタのシールド部とソケット側シールド部との間を隙間無く遮蔽して電磁ノイズの漏れをより確実に防止することが出来る。
【0049】
請求項2に記載した発明にあっては、上記接続部材は弾性を有する導電性金属から成り、リフレクタ又はソケットの一方に固定されているので、ソケットが放電バルブに結合されていないときでも、接続部材はリフレクタ又はソケットのいずれかと共にあり、接続部材の紛失が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明車輌用前照灯の第1の実施の形態を示すものであり、本図は車輌用前照灯の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】要部の背面図である。
【図3】要部の縦断面図である。
【図4】金属カバーを分離して示すソケットの斜視図である。
【図5】第1の変形例を示す要部の縦断面図である。
【図6】第2の変形例を示す要部の縦断面図である。
【図7】図8乃至図10と共に本発明車輌用前照灯の第2の実施の形態を示すものであり、本図は要部の背面図である。
【図8】要部の縦断面図である。
【図9】接続部材の斜視図である。
【図10】変形例を示す要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1…車輌用前照灯、5…リフレクタ、6…放電バルブ、8…取付孔、9…取付壁、12…反射膜(リフレクタのシールド部)、19…給電ソケット(ソケット)、21…金属カバー(ソケット側シールド部)、22…導電パッキン(接続部材)、25…導電リング(接続部材)、26…導電リング(接続部材)
Claims (2)
- リフレクタに固定された放電バルブと、該放電バルブに結合されて放電バルブに電力を供給するためのソケットとを有する車輌用前照灯であって、
上記リフレクタは放電バルブを取り付けるための取付孔の周辺から後方へ向かって環状をした取付壁が突設され、該取付壁の内周面まで延在された導電材料から成るシールド部を有し、
上記ソケットはその周囲を覆う導電材料から成るシールド部である金属カバーを有し、
上記取付壁の内周面に位置するリフレクタのシールド部と上記ソケットのシールド部である上記金属カバーの外周面との間に、弾性を有する導電材料によって環状に形成された接続部材を弾性変形させた状態で介在させ、
これによって、上記リフレクタのシールド部と上記ソケット側シールド部とを電気的に接続させる
ことを特徴とする車輌用前照灯。 - 上記接続部材は弾性を有する導電性金属から成り、リフレクタ又はソケットの一方に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
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