JPH10223003A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JPH10223003A JPH10223003A JP9027760A JP2776097A JPH10223003A JP H10223003 A JPH10223003 A JP H10223003A JP 9027760 A JP9027760 A JP 9027760A JP 2776097 A JP2776097 A JP 2776097A JP H10223003 A JPH10223003 A JP H10223003A
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- Japan
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- reflector
- lamp
- discharge lamp
- electromagnetic wave
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品の軽量化。コストの低減化。
【解決手段】 リフレクタとして、電磁波シールド材が
含有された樹脂材料から構成されているリフレクタ２を
使用する。この結果、上述のリフレクタ２により、重量
が重くかつコストが高いアルミダイキャスト製のリフレ
クタを使用せずに、放電灯１から発生する電磁波のシー
ルド能力を保持することができ、しかも、リフレクタ２
の軽量化及びコストの低減化が図れる。ランプハウジン
グとして、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から
構成されているランプハウジング６を使用する。この結
果、上述のランプハウジング６により、アルミダイキャ
スト製のリフレクタを使用せずに通常の樹脂材料のリフ
レクタを使用しても、放電灯１から発生する電磁波のシ
ールド能力を保持することができ、しかも、リフレクタ
の軽量化及びコストの低減化が図れる。
含有された樹脂材料から構成されているリフレクタ２を
使用する。この結果、上述のリフレクタ２により、重量
が重くかつコストが高いアルミダイキャスト製のリフレ
クタを使用せずに、放電灯１から発生する電磁波のシー
ルド能力を保持することができ、しかも、リフレクタ２
の軽量化及びコストの低減化が図れる。ランプハウジン
グとして、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から
構成されているランプハウジング６を使用する。この結
果、上述のランプハウジング６により、アルミダイキャ
スト製のリフレクタを使用せずに通常の樹脂材料のリフ
レクタを使用しても、放電灯１から発生する電磁波のシ
ールド能力を保持することができ、しかも、リフレクタ
の軽量化及びコストの低減化が図れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用前
照灯、鉄道車両用前部標識灯、リニアモーターカーの前
部標識灯等の光源として放電灯が使用されている車両用
灯具に係り、特に放電灯から発生する電磁波のシールド
能力を保持しつつ、部品の軽量化及びコストの低減化が
図れる車両用灯具に関するものである。
照灯、鉄道車両用前部標識灯、リニアモーターカーの前
部標識灯等の光源として放電灯が使用されている車両用
灯具に係り、特に放電灯から発生する電磁波のシールド
能力を保持しつつ、部品の軽量化及びコストの低減化が
図れる車両用灯具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の車両用灯具は、一般に、灯室を
画成するランプハウジング及びレンズと、前記灯室内に
配設された光源としての放電灯（例えば、ＨＩＤ、若し
くは、メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯）
と、前記放電灯からの光を前記レンズ側に反射させるリ
フレクタと、を備える。前記放電灯を点灯させると、こ
の放電灯が放電作用で発光し、その放電灯からの光がリ
フレクタで反射され、その反射光がレンズを経て外部に
所定の配光パターンで照射される。この放電灯を使用し
た車両用灯具は、ハロゲンランプ等の白熱灯を使用した
車両用灯具と比較して、輝度が大で、耐久性が大で、小
電力で済む等の優れた作用を有する。
画成するランプハウジング及びレンズと、前記灯室内に
配設された光源としての放電灯（例えば、ＨＩＤ、若し
くは、メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯）
と、前記放電灯からの光を前記レンズ側に反射させるリ
フレクタと、を備える。前記放電灯を点灯させると、こ
の放電灯が放電作用で発光し、その放電灯からの光がリ
フレクタで反射され、その反射光がレンズを経て外部に
所定の配光パターンで照射される。この放電灯を使用し
た車両用灯具は、ハロゲンランプ等の白熱灯を使用した
車両用灯具と比較して、輝度が大で、耐久性が大で、小
電力で済む等の優れた作用を有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具においては、光源として放電灯を使用する
ため、放電灯の点灯時、この放電灯から電磁波が発生す
る。この電磁波は、周辺の電子機器（車両に搭載したマ
イクロコンピュータ、携帯電話、ＰＨＳ、テレビ、ラジ
オ等）に対してノイズとなって悪影響を与える。そこ
で、上述の車両用灯具においては、放電灯からの電磁波
をシールドするために、アルミダイキャスト製のリフレ
クタを使用している。しかしながら、アルミダイキャス
ト製のリフレクタは、重量が重く、かつコストが高い課
題がある。
の車両用灯具においては、光源として放電灯を使用する
ため、放電灯の点灯時、この放電灯から電磁波が発生す
る。この電磁波は、周辺の電子機器（車両に搭載したマ
イクロコンピュータ、携帯電話、ＰＨＳ、テレビ、ラジ
オ等）に対してノイズとなって悪影響を与える。そこ
で、上述の車両用灯具においては、放電灯からの電磁波
をシールドするために、アルミダイキャスト製のリフレ
クタを使用している。しかしながら、アルミダイキャス
ト製のリフレクタは、重量が重く、かつコストが高い課
題がある。
【０００４】本発明の目的は、放電灯から発生する電磁
波のシールド能力を保持しつつ、部品の軽量化及びコス
トの低減化が図れる車両用灯具を提供することにある。
波のシールド能力を保持しつつ、部品の軽量化及びコス
トの低減化が図れる車両用灯具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、リフレクタとして、電磁波シールド材
が含有された樹脂材料から構成されているリフレクタを
使用したことを特徴とする。
達成するために、リフレクタとして、電磁波シールド材
が含有された樹脂材料から構成されているリフレクタを
使用したことを特徴とする。
【０００６】この結果、本発明の車両用灯具において
は、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構成さ
れているリフレクタにより、重量が重くかつコストが高
いアルミダイキャスト製のリフレクタを使用せずに、放
電灯から発生する電磁波のシールド能力を保持すること
ができ、しかも、アルミダイキャスト製のリフレクタと
比較して、部品の軽量化及びコストの低減化が図れる。
は、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構成さ
れているリフレクタにより、重量が重くかつコストが高
いアルミダイキャスト製のリフレクタを使用せずに、放
電灯から発生する電磁波のシールド能力を保持すること
ができ、しかも、アルミダイキャスト製のリフレクタと
比較して、部品の軽量化及びコストの低減化が図れる。
【０００７】また、本発明は、上述の目的を達成するた
めに、ランプハウジングとして、電磁波シールド材が含
有された樹脂材料から構成されているランプハウジング
を使用したことを特徴とする。
めに、ランプハウジングとして、電磁波シールド材が含
有された樹脂材料から構成されているランプハウジング
を使用したことを特徴とする。
【０００８】この結果、本発明の車両用灯具において
は、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構成さ
れているランプハウジングにより、重量が重くかつコス
トが高いアルミダイキャスト製のリフレクタを使用せず
に通常の樹脂材料のリフレクタを使用しても、放電灯か
ら発生する電磁波のシールド能力を保持することがで
き、しかも、アルミダイキャスト製のリフレクタと比較
して、通常の樹脂材料のリフレクタの軽量化及びコスト
の低減化が図れる。
は、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構成さ
れているランプハウジングにより、重量が重くかつコス
トが高いアルミダイキャスト製のリフレクタを使用せず
に通常の樹脂材料のリフレクタを使用しても、放電灯か
ら発生する電磁波のシールド能力を保持することがで
き、しかも、アルミダイキャスト製のリフレクタと比較
して、通常の樹脂材料のリフレクタの軽量化及びコスト
の低減化が図れる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実
施の形態を添付図面を参照して説明する。この例は、自
動車用前照灯としてのプロジェクタ型ヘッドランプにつ
いて説明する。なお、図面中、図面の読解上ハッチング
を省略してある部分がある。また、反射層の肉厚が誇張
して図示されている。
施の形態を添付図面を参照して説明する。この例は、自
動車用前照灯としてのプロジェクタ型ヘッドランプにつ
いて説明する。なお、図面中、図面の読解上ハッチング
を省略してある部分がある。また、反射層の肉厚が誇張
して図示されている。
【００１０】図において、１は光源としての放電灯（例
えば、ＨＩＤ、若しくは、メタルハライドランプ等の高
圧金属蒸気放電灯）である。この放電灯１は、ソケット
１０に着脱可能に取り付けられており、このソケット１
０は後述するリフレクタ２に固定されたソケットホルダ
１１に着脱可能に取り付けられている。この結果、放電
灯１はリフレクタ２内の所定位置に、すなわち、放電灯
１の発光部がリフレクタ２の第１焦点Ｆ１近傍に位置す
るように、配置されている。
えば、ＨＩＤ、若しくは、メタルハライドランプ等の高
圧金属蒸気放電灯）である。この放電灯１は、ソケット
１０に着脱可能に取り付けられており、このソケット１
０は後述するリフレクタ２に固定されたソケットホルダ
１１に着脱可能に取り付けられている。この結果、放電
灯１はリフレクタ２内の所定位置に、すなわち、放電灯
１の発光部がリフレクタ２の第１焦点Ｆ１近傍に位置す
るように、配置されている。
【００１１】図において、２は上述の放電灯１からの光
を反射させるリフレクタである。このリフレクタ２は、
凹面鏡（例えば、図１及び２の垂直断面が楕円面をな
し、図示しない水平断面が放物面乃至変形放物面をな
す）からなる。この結果、リフレクタ２には上述の第１
焦点Ｆ１と第２焦点Ｆ２（水平断面上の焦線）とを有す
る。このリフレクタ２の前部は開口されており、かつこ
のリフレクタ２の後部には上述の放電灯１を入れ出しす
るための透孔が開口されており、この透孔の周縁に上述
のソケットホルダ１１が固定されている。このリフレク
タ２は、後述する集光レンズ３と共にフレーム４に固定
保持されている。
を反射させるリフレクタである。このリフレクタ２は、
凹面鏡（例えば、図１及び２の垂直断面が楕円面をな
し、図示しない水平断面が放物面乃至変形放物面をな
す）からなる。この結果、リフレクタ２には上述の第１
焦点Ｆ１と第２焦点Ｆ２（水平断面上の焦線）とを有す
る。このリフレクタ２の前部は開口されており、かつこ
のリフレクタ２の後部には上述の放電灯１を入れ出しす
るための透孔が開口されており、この透孔の周縁に上述
のソケットホルダ１１が固定されている。このリフレク
タ２は、後述する集光レンズ３と共にフレーム４に固定
保持されている。
【００１２】そして、このリフレクタ２は、図２に示す
ように、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構
成されている本体２０と、この本体２０の内面に施され
たアルミ蒸着等の反射層２１（表面処理層）とからな
る。なお、上述の電磁波シールド材としては、電波吸収
性能を有する導電性フィラー、所謂導電物、特に、黄
銅、アルミニウム、鉄等の短繊維状の金属ファイバーや
カーボンファイバーからなるもの。また、磁性損失効果
を持たせるために、さらにフェライトを含有させたもの
等である。このフェライトは、一般式ＭＦｅＯ3 （Ｍは
Ｆｅ、Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ等の二価金属）で表される亜鉄
酸塩の粉末で一般には鉄フェライトＦｅ3 Ｃ4 を主成分
とするものである。例えば、東洋インキ製造株式会社の
商品名「リオコンダクトＥＭＩ／ＥＳＤ」を使用する。
また、樹脂材料としては、ＢＭＣ等を使用する。
ように、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構
成されている本体２０と、この本体２０の内面に施され
たアルミ蒸着等の反射層２１（表面処理層）とからな
る。なお、上述の電磁波シールド材としては、電波吸収
性能を有する導電性フィラー、所謂導電物、特に、黄
銅、アルミニウム、鉄等の短繊維状の金属ファイバーや
カーボンファイバーからなるもの。また、磁性損失効果
を持たせるために、さらにフェライトを含有させたもの
等である。このフェライトは、一般式ＭＦｅＯ3 （Ｍは
Ｆｅ、Ｍｎ、Ｎｉ、Ｃｏ等の二価金属）で表される亜鉄
酸塩の粉末で一般には鉄フェライトＦｅ3 Ｃ4 を主成分
とするものである。例えば、東洋インキ製造株式会社の
商品名「リオコンダクトＥＭＩ／ＥＳＤ」を使用する。
また、樹脂材料としては、ＢＭＣ等を使用する。
【００１３】図において、３は上述リフレクタ２からの
反射光を所定の配光パターンで前方に照射させる集光レ
ンズである。この集光レンズ３は、上述のリフレクタ２
の第２焦点の近傍であって、この第２焦点よりも前方側
（集光レンズ３側）に物空間側の焦点面、すなわちメリ
ジオナル像面（図示せず）を有する。この集光レンズ３
は、上述のリフレクタ２と共にフレーム４に固定保持さ
れている。
反射光を所定の配光パターンで前方に照射させる集光レ
ンズである。この集光レンズ３は、上述のリフレクタ２
の第２焦点の近傍であって、この第２焦点よりも前方側
（集光レンズ３側）に物空間側の焦点面、すなわちメリ
ジオナル像面（図示せず）を有する。この集光レンズ３
は、上述のリフレクタ２と共にフレーム４に固定保持さ
れている。
【００１４】図において、５は上述の集光レンズ３から
の照射光を、すれ違い時に対向車両への眩惑を防止する
ロービームの配光パターンに、形成するシェードであ
る。このシェード５の上縁には、ロービームの配光パタ
ーンのカットラインを決定するカットエッジが設けられ
ている。このシェード５を傾倒すると、集光レンズ３か
らの照射光を、上述のロービームから走行時用のハイビ
ームに切り替えることができる。なお、上述のシェード
５のカットエッジは、集光レンズ３の焦点面よりも放電
灯１側であって、集光レンズ３の焦点面とリフレクタ２
の第２焦点Ｆ２との間に位置する。
の照射光を、すれ違い時に対向車両への眩惑を防止する
ロービームの配光パターンに、形成するシェードであ
る。このシェード５の上縁には、ロービームの配光パタ
ーンのカットラインを決定するカットエッジが設けられ
ている。このシェード５を傾倒すると、集光レンズ３か
らの照射光を、上述のロービームから走行時用のハイビ
ームに切り替えることができる。なお、上述のシェード
５のカットエッジは、集光レンズ３の焦点面よりも放電
灯１側であって、集光レンズ３の焦点面とリフレクタ２
の第２焦点Ｆ２との間に位置する。
【００１５】図において、６及び６０は、灯室６１を画
成するランプハウジング及びレンズ（アウターカバー若
しくはアウターレンズ）である。このランプハウジング
６及びレンズ６０に画成された灯室６１内には、上述の
放電灯１、リフレクタ２、集光レンズ３、フレーム４及
びシェード５が収納されている。なお、図中、Ｚ−Ｚは
光軸である。この実施の形態における本発明の車両用灯
具は、以上の如き構成からなり、以下その作用について
説明する。まず、放電灯１を点灯する。すると、放電灯
１からの光はリフレクタ２の反射層２１で反射され、そ
の反射光はリフレクタ２の第２焦点Ｆ２に集光され、か
つ第２焦点Ｆ２を通って拡散され、さらにシェード５及
び集光レンズ３を経て前方に照射され、その照射光が所
定の配光パターンのロービーム又はハイビームとして前
方に照射される。
成するランプハウジング及びレンズ（アウターカバー若
しくはアウターレンズ）である。このランプハウジング
６及びレンズ６０に画成された灯室６１内には、上述の
放電灯１、リフレクタ２、集光レンズ３、フレーム４及
びシェード５が収納されている。なお、図中、Ｚ−Ｚは
光軸である。この実施の形態における本発明の車両用灯
具は、以上の如き構成からなり、以下その作用について
説明する。まず、放電灯１を点灯する。すると、放電灯
１からの光はリフレクタ２の反射層２１で反射され、そ
の反射光はリフレクタ２の第２焦点Ｆ２に集光され、か
つ第２焦点Ｆ２を通って拡散され、さらにシェード５及
び集光レンズ３を経て前方に照射され、その照射光が所
定の配光パターンのロービーム又はハイビームとして前
方に照射される。
【００１６】そして、この実施の形態における本発明の
車両用灯具は、リフレクタとして、電磁波シールド材が
含有された樹脂材料から構成されている本体２０と、反
射層２１とからなるリフレクタ２を使用しているもので
あるら、重量が重くかつコストが高いアルミダイキャス
ト製のリフレクタを使用せずに、放電灯１から発生する
電磁波のシールド能力を保持することができ、しかも、
アルミダイキャスト製のリフレクタと比較して、部品の
軽量化及びコストの低減化が図れる。すなわち、アルミ
ダイキャスト製のリフレクタは、専用成形機、反射層の
表面処理設備、ノウハウ等が必要とするために、コスト
が高くなるが、本発明の電磁波シールド材が含有された
樹脂材料から構成されているリフレクタ２は、従前の成
形機、反射層の表面処理設備、ノウハウ等がそのまま転
用できるので、コストの低減化が図れる。
車両用灯具は、リフレクタとして、電磁波シールド材が
含有された樹脂材料から構成されている本体２０と、反
射層２１とからなるリフレクタ２を使用しているもので
あるら、重量が重くかつコストが高いアルミダイキャス
ト製のリフレクタを使用せずに、放電灯１から発生する
電磁波のシールド能力を保持することができ、しかも、
アルミダイキャスト製のリフレクタと比較して、部品の
軽量化及びコストの低減化が図れる。すなわち、アルミ
ダイキャスト製のリフレクタは、専用成形機、反射層の
表面処理設備、ノウハウ等が必要とするために、コスト
が高くなるが、本発明の電磁波シールド材が含有された
樹脂材料から構成されているリフレクタ２は、従前の成
形機、反射層の表面処理設備、ノウハウ等がそのまま転
用できるので、コストの低減化が図れる。
【００１７】特に、この実施の形態における本発明の車
両用灯具は、放電灯１に近い位置に位置するリフレクタ
２が電磁波シールド能力を有するので、放電灯１からの
電磁波を確実にシールドできる。なお、上述の実施の形
態においては、自動車用前照灯としてのプロジェクタ型
ヘッドランプの例について説明したが、本発明の車両用
灯具は、その他の車両用灯具、例えば鉄道車両用前部標
識灯、リニアモーターカーの前部標識灯等の光源として
放電灯が使用されている車両用灯具にも適用できる。
両用灯具は、放電灯１に近い位置に位置するリフレクタ
２が電磁波シールド能力を有するので、放電灯１からの
電磁波を確実にシールドできる。なお、上述の実施の形
態においては、自動車用前照灯としてのプロジェクタ型
ヘッドランプの例について説明したが、本発明の車両用
灯具は、その他の車両用灯具、例えば鉄道車両用前部標
識灯、リニアモーターカーの前部標識灯等の光源として
放電灯が使用されている車両用灯具にも適用できる。
【００１８】また、本発明の車両用灯具は、上述の実施
の形態の電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構
成されている本体２０と、反射層２１とからなるリフレ
クタ２を使用しているものの他に、ランプハウジング６
として、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構
成されているランプハウジングを使用する場合もある。
の形態の電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構
成されている本体２０と、反射層２１とからなるリフレ
クタ２を使用しているものの他に、ランプハウジング６
として、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から構
成されているランプハウジングを使用する場合もある。
【００１９】この場合、上述の実施の形態と同様な作用
効果を達成できる。すなわち、電磁波シールド材が含有
された樹脂材料から構成されているランプハウジング６
により、重量が重くかつコストが高いアルミダイキャス
ト製のリフレクタを使用せずに通常の樹脂材料のリフレ
クタを使用しても、放電灯１から発生する電磁波のシー
ルド能力を保持することができ、しかも、アルミダイキ
ャスト製のリフレクタと比較して、通常の樹脂材料のリ
フレクタの軽量化及びコストの低減化が図れる。
効果を達成できる。すなわち、電磁波シールド材が含有
された樹脂材料から構成されているランプハウジング６
により、重量が重くかつコストが高いアルミダイキャス
ト製のリフレクタを使用せずに通常の樹脂材料のリフレ
クタを使用しても、放電灯１から発生する電磁波のシー
ルド能力を保持することができ、しかも、アルミダイキ
ャスト製のリフレクタと比較して、通常の樹脂材料のリ
フレクタの軽量化及びコストの低減化が図れる。
【００２０】特に、この実施の形態における本発明の車
両用灯具は、放電灯１の周囲を包囲するランプハウジン
グ６が電磁波シールド能力を有するので、放電灯１から
の電磁波を確実にシールドできる。
両用灯具は、放電灯１の周囲を包囲するランプハウジン
グ６が電磁波シールド能力を有するので、放電灯１から
の電磁波を確実にシールドできる。
【００２１】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、リフレクタとして、電磁波シールド材が含有
された樹脂材料から構成されているリフレクタを使用し
たものであるから、この電磁波シールド材が含有された
樹脂材料から構成されているリフレクタにより、重量が
重くかつコストが高いアルミダイキャスト製のリフレク
タを使用せずに、放電灯から発生する電磁波のシールド
能力を保持することができ、しかも、アルミダイキャス
ト製のリフレクタと比較して、部品の軽量化及びコスト
の低減化が図れる。
用灯具は、リフレクタとして、電磁波シールド材が含有
された樹脂材料から構成されているリフレクタを使用し
たものであるから、この電磁波シールド材が含有された
樹脂材料から構成されているリフレクタにより、重量が
重くかつコストが高いアルミダイキャスト製のリフレク
タを使用せずに、放電灯から発生する電磁波のシールド
能力を保持することができ、しかも、アルミダイキャス
ト製のリフレクタと比較して、部品の軽量化及びコスト
の低減化が図れる。
【００２２】また、本発明の車両用灯具は、ランプハウ
ジングとして、電磁波シールド材が含有された樹脂材料
から構成されているランプハウジングを使用したもので
あるから、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から
構成されているランプハウジングにより、重量が重くか
つコストが高いアルミダイキャスト製のリフレクタを使
用せずに通常の樹脂材料のリフレクタを使用しても、放
電灯から発生する電磁波のシールド能力を保持すること
ができ、しかも、アルミダイキャスト製のリフレクタと
比較して、通常の樹脂材料のリフレクタの軽量化及びコ
ストの低減化が図れる。
ジングとして、電磁波シールド材が含有された樹脂材料
から構成されているランプハウジングを使用したもので
あるから、電磁波シールド材が含有された樹脂材料から
構成されているランプハウジングにより、重量が重くか
つコストが高いアルミダイキャスト製のリフレクタを使
用せずに通常の樹脂材料のリフレクタを使用しても、放
電灯から発生する電磁波のシールド能力を保持すること
ができ、しかも、アルミダイキャスト製のリフレクタと
比較して、通常の樹脂材料のリフレクタの軽量化及びコ
ストの低減化が図れる。
【図１】本発明の車両用灯具の一実施の形態を示した概
略縦断面図である。
略縦断面図である。
【図２】リフレクタの拡大断面図である。
１…放電灯、２…リフレクタ、２０…本体、２１…反射
層、３…集光レンズ、４…フレーム、５…シェード、６
…ランプハウジング、６０…レンズ、６１…灯室、Ｚ−
Ｚ…光軸。
層、３…集光レンズ、４…フレーム、５…シェード、６
…ランプハウジング、６０…レンズ、６１…灯室、Ｚ−
Ｚ…光軸。
Claims (2)
- 【請求項１】 光源としての放電灯と、前記放電灯から
の光を反射させるリフレクタと、を備えた車両用灯具に
おいて、 前記リフレクタは、電磁波シールド材が含有された樹脂
材料から構成されている、ことを特徴とする車両用灯
具。 - 【請求項２】 灯室を画成するランプハウジング及びレ
ンズと、前記灯室内に配設された光源としての放電灯
と、前記放電灯からの光を前記レンズ側に反射させるリ
フレクタと、を備えた車両用灯具において、 前記ランプハウジングは、電磁波シールド材が含有され
た樹脂材料から構成されている、ことを特徴とする車両
用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027760A JPH10223003A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9027760A JPH10223003A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 車両用灯具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10223003A true JPH10223003A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12229974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9027760A Pending JPH10223003A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10223003A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023803A1 (fr) * | 1999-09-30 | 2001-04-05 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Dispositif d'eclairage |
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