JP3867448B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メタルハライドランプ等の放電灯を点灯させるための放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(従来例1)
従来例1の回路構成を図9に示す。まず、点灯回路1の構成について説明する。図中、Eは直流電源、T1はトランス、Q0はスイッチング素子(FET)、D1は整流用ダイオード、C1は平滑用コンデンサであり、以上はDC−DCコンバータを構成している。このDC−DCコンバータは直流電源Eを電圧変換してコンデンサC1にランプ電圧に相当する電圧を得るものである。Q1〜Q4はスイッチング素子(FET)であり、低周波インバータを構成している。この低周波インバータは、コンデンサC1の電圧を低周波で極性反転させながら、負荷に印加するものである。R1は負荷電流検出用抵抗であり、負荷電流に相当する電流I1を検出している。制御回路2は、負荷電圧に相当するコンデンサC1の電圧Vc1と、負荷電流に相当する抵抗R1の両端電圧の検出値等に基づき、負荷に適切な出力が印加されるように、スイッチング素子Q0及びQ1〜Q4をオン・オフさせる。
【0003】
次に、起動回路3の構成を説明する。図中、C2は高圧パルスバイパス用コンデンサ、D2,D3は充電用ダイオード、R2,R3は充電用抵抗、C3,C4は充電用コンデンサである。これらは充電回路を形成しており、コンデンサC1よりも高い電圧がコンデンサC3,C4の直列回路に充電される。R4,R5は分圧用抵抗、Q6はトリガー用スイッチング素子(SBS,SSS等)であり、これらはトリガー回路を形成している。Q5は高圧パルス発生用スイッチング素子(SCR)、T2は昇圧用トランスである。Lpは放電灯負荷であり、a,b,cは回路と負荷を接続する放電灯接続用ソケットの接点である。接点aは放電灯Lpの第1電極と、また、接点b,cは放電灯Lpの第2電極と接する。
【0004】
図9の回路の動作概要を図10に示す。電源Eの投入後、DC−DCコンバータのスイッチング素子Q0は高周波(数10kHz〜数100kHz)でスイッチング動作を行い、コンデンサC1に所定の電圧(例えば380V)を発生する。また、低周波インバータを構成するスイッチング素子Q1〜Q4は低周波(数10Hz〜数100Hz)で交番動作を行う。スイッチング素子Q2,Q3がオン、スイッチング素子Q1,Q4がオフのとき、放電灯Lpの第2電極(接点b,c間)を介して形成された電流経路によりコンデンサC4を充電する。すなわち、コンデンサC1→スイッチング素子Q2→接点c→放電灯Lpの第2電極→接点b→コンデンサC4→抵抗R3→ダイオードD3→スイッチング素子Q3→抵抗R1→コンデンサC1の経路で電流が流れて、コンデンサC4が充電される。また、スイッチング素子Q1,Q4がオン、スイッチング素子Q2,Q3がオフのときには、同じく放電灯Lpの第2電極(接点b,c間)を介して形成された電流経路によりコンデンサC3を充電する。すなわち、コンデンサC1→スイッチング素子Q1→ダイオードD2→抵抗R2→コンデンサC3→接点b→放電灯Lpの第2電極→接点c→スイッチング素子Q4→抵抗R1→コンデンサC1の経路で電流が流れて、コンデンサC3が充電される。
【0005】
コンデンサC3の電圧Vc3とコンデンサC4の電圧Vc4を加算した電圧(Vc3+Vc4)が所定の電圧(例えば700V)に至った時点t2でトリガー用スイッチング素子Q6がオンとなり、高圧パルス発生用スイッチング素子Q5がオンする。スイッチング素子Q5がオンすることにより、コンデンサC3,C4の電圧が昇圧用トランスT2の1次側に印加され、昇圧用トランスT2の巻数比により昇圧された高電圧が昇圧用トランスT2の2次側に発生し、高圧パルスバイパス用コンデンサC2を介して放電灯Lpに加わり、放電灯Lpが絶縁破壊し、点灯する。その後、スイッチング素子Q1〜Q4が低周波で交番し、スイッチング素子Q0が高周波でスイッチング動作することにより、適切な出力が放電灯Lpに印加されるように、制御回路2により制御される。
【0006】
放電灯Lpがソケットに非装着のときは、接点b,c間が非接続状態となるため、コンデンサC3,C4への充電回路ループが形成されない。このため、コンデンサC3,C4への充電は行われず、高圧パルスは発生しない構成としてある。すなわち、放電灯点灯動作はソケットに放電灯が装着された場合にのみなされる。
【0007】
(従来例2)
第2の従来例の起動回路以降の構成を図11に示す。高圧パルスバイパス用コンデンサC2と昇圧用トランスT2の間のパルス発生回路5の構成は、図9の従来例と同様であり、充電回路とトリガー回路と高圧パルス発生用スイッチング素子を含んでいる。図中、Lf1,Lf2はインダクタ、Cfはコンデンサであり、これらはノイズフィルタ4を形成する。このように、ノイズフィルタ4を起動回路(点灯回路)と、放電灯Lpの間に設けることにより、点灯時において放電灯Lpより発生するノイズを効果的に抑制することが可能となる。
【0008】
ところで、図11の従来例は、ノイズは効果的に抑制可能であるが、放電灯Lpをソケットに装着しない状態においても、放電灯点灯動作がなされ、起動回路3の動作により高圧パルス(例えば20kV)が出力される。これは不安全である。また、ソケットの高耐圧設計を必要とする等の点で好ましくない。
【0009】
(従来例3)
しかしながら、図11の従来例を図9の従来例に適用すると、図12のようになるが、この場合、起動回路3の動作時に、昇圧用トランスT2の2次側に発生した高電圧(例えば20kV)は、コンデンサCf(放電灯Lpの両電極間)及びインダクタLf1,Lf2に印加されることになり、その結果、インダクタLf1,Lf2にはそれぞれ数kVが発生する。ここで、インダクタLf2に発生した数kVの電圧はそのまま接点bを介して起動回路3の一部である充電回路等に加わる。その結果、本構成では、数kVの高圧に耐える充電回路等の設計が必要となる。また、実装上の耐圧確保が必要となる。例えば、リード線等でソケットを接続する構成においては、リード線の耐圧確保が必要となる等の問題が発生し、装置の大型化、コストアップ等を招く要因となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置の大型化、コストアップ等を招くことなく、効果的にノイズ抑制が可能で、しかも放電灯の非装着時には放電灯点灯動作を停止させる安全機能付きの放電灯点灯装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、例えば図1に示すように、電源に接続されて負荷である放電灯Lpを点灯させる点灯回路の出力部に、放電灯Lpを絶縁破壊させるための起動回路3を有し、前記起動回路3と負荷である放電灯Lpの間に挿入されるノイズフィルタ4を備え、前記ノイズフィルタ4は少なくとも前記点灯回路の出力である2線各々にインダクタンス要素Lf1,Lf2を接続した構成を有し、前記放電灯Lpは前記ノイズフィルタ4の後段に放電灯接続用ソケット(接点a,b,c)を介して接続され、前記放電灯Lpを前記ソケットに装着することで回路が閉となる電流経路を備え、前記電流経路の回路が閉となることにより前記点灯回路による放電灯点灯動作が可能となる構成の放電灯点灯装置において、前記放電灯Lpの装着時に閉となる電流経路は、前記ノイズフィルタ4の一方のインダクタンス要素Lf2を含んで形成し、該インダクタンス要素Lf2の値を前記ノイズフィルタ4の他方のインダクタンス要素Lf1の値より小さく設定したことを特徴とするものである。なお、ノイズフィルタ4はソケットに内蔵とされても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の回路図である。本実施例は起動回路3の入力が放電灯の非接続時に開となる構成のもので、放電灯Lpをソケットに装着することにより、起動回路3への電源の供給が可能となる。起動回路3の充電部はダイオードD2,抵抗R2,コンデンサC3で構成されており、スイッチング手段Q5は放電ギャップを使用した例を挙げている。起動回路3に電源が供給されると、ダイオードD2,抵抗R2を介してコンデンサC3は充電され、コンデンサC3の充電電圧が所定の電圧(例えば300V)になると、スイッチング手段Q5がオンし、昇圧用トランスT2の2次側に高圧パルスを発生する。インダクタLf1,Lf2のインダクタンス値をLf1>Lf2とすることにより、発生した高電圧はコンデンサCf(放電灯Lpの両電極間)及びインダクタLf1に、その殆どが印加されることになり、インダクタLf2には高い電圧(例えば数kV)が発生しないため、起動回路3の前段に接続される回路に高電圧が加わることはなく、高耐圧設計等をすることなく、ノイズ対策が可能となる。なお、インダクタLf3は起動回路前段へのノイズの混入を防ぐために設けている。
【0013】
また、本実施例における起動回路3の構成は、前段の出力(起動回路3への入力)が低周波で交番する必要の無いことを示しており、例えば、図9の従来例の構成とした場合も、常にもしくは放電灯Lpの点灯前はスイッチング素子Q1,Q4がオン、スイッチング素子Q2,Q3がオフの直流出力状態であっても構わない。また、直流点灯方式の回路(例えば、図9の従来例の低周波インバータ部(スイッチング素子Q1〜Q4)が無い構成のもの)にも適用可能である。
【0014】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2の要部回路図であり、起動回路以降の構成を示している。基本的動作は従来例1で説明した通りである。本実施例においても、ノイズフィルタ4のインダクタLf1,Lf2のインダクタンス値をLf1>Lf2とすることにより、高圧パルス発生時に、コンデンサCf及びインダクタLf1に殆どの電圧が印加されることになり、インダクタLf2には高い電圧(例えば数kV)が発生しないため、先に述べた課題(回路の高耐圧設計の必要性等)が発生することなく、効果的なノイズ抑制が可能となる。
【0015】
本実施例においては、接点bのラインにフィルタ(実施例1のインダクタLf3に相当)を設けていない。これは充電回路を構成する抵抗R2,R3等のインピーダンス要素により実質的にインダクタを設けたのと同等の働きが得られるためである。したがって、本実施例では、実施例1に比べてインダクタLf3を減らして、少ない部品点数でフィルタを構成できる利点がある。また、接点bのラインにインダクタを設けるとしたならば、よりフィルタ効果を上げることが可能となる。
【0016】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3の要部回路図であり、起動回路以降の構成を示している。本実施例は、高圧パルス発生用スイッチング素子Q5のループが放電灯Lpの非装着時には開となる構成のものである。放電灯Lpの非装着時にはスイッチング素子Q5がオンしない、もしくは、スイッチング素子Q5がオンする他の構成であってもスイッチング素子Q5に主電流が流れ得ないため、放電灯点灯動作は放電灯Lpの装着により可能となる。本実施例においても、ノイズフィルタ4のインダクタLf1,Lf2のインダクタンス値をLf1>Lf2とすることにより、高圧パルスの発生時に、コンデンサCf,インダクタLf1に高電圧の殆どが印加されることになり、インダクタLf2には高い電圧が発生しない。
【0017】
本実施例の構成においては、インダクタLf2がスイッチング素子Q5と直列に接続される構成となるため、スイッチング素子Q5のオン直後の電流の立ち上がり速度を抑えることができ、スイッチング素子Q5のdi/dt耐量の抑制にも効果を得ることができる。
【0018】
本実施例において、コンデンサC2は高圧パルスバイパス用のみでなく、起動回路3の電荷充電用のコンデンサを兼ねている。すなわち、コンデンサC2の電圧が所定値まで上がると、トリガー用のスイッチング素子Q6がオンし、高圧パルス発生用のスイッチング素子Q5がオンすることにより、高圧パルスが発生するように構成されている。
【0019】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4の要部回路図であり、起動回路以降の構成を示している。本実施例は、高圧パルス発生用スイッチング素子Q5をオンさせるためのトリガー回路が放電灯Lpの非装着時には開となる構成のもので、放電灯Lpの装着によりトリガー回路の動作が可能となり、放電灯点灯動作が可能となる。本実施例においても、ノイズフィルタ4のインダクタLf1,Lf2のインダクタンス値をLf1>Lf2とすることで、高圧パルス発生時に、コンデンサCf,インダクタLf1に高電圧の殆どが印加されることになり、インダクタLf2には高い電圧が発生しない。
【0020】
本実施例では、実施例3に比べると、パルス発生時に高圧パルス発生用のスイッチング素子Q5を介して流れる大電流を放電灯電極部まで引き回すことなく、トリガー回路を開とすることで放電灯Lpの非装着時の放電灯点灯動作を停止可能としているので、パルス電圧の安定性の点で優れている。
【0021】
本実施例において、起動回路3に電圧が印加されたとき、例えば、従来例1と同構成の回路が起動回路3の入力に接続されている場合には、スイッチング素子Q2,Q3がオン、スイッチング素子Q1,Q4がオフのとき、ダイオードD3,抵抗R3を介してコンデンサC4が充電され、コンデンサC4の充電電圧が所定の電圧に上がると、トリガー用スイッチング素子Q6がオンし、高圧パルス発生用スイッチング素子Q5がオンとなり、高圧パルスが発生する。
【0022】
以上、実施例1〜4の構成及び動作を説明したが、ここで説明上用いた電源Eは直流電源以外のものでも構わないし、点灯回路方式は昇降圧方式以外のものでも構わない。また、起動回路3の高圧パルスバイパス用のコンデンサC2は、実質的に高圧パルスバイパス用として機能するならば無くても良く、例えば前段部のコンデンサC1等で兼用しても良い。さらに、パルス発生用のスイッチ手段はサイリスタ、放電ギャップ以外のものでも良く、例えば、IGBTやSSSを用いても良い。
【0023】
ノイズフィルタ4のコンデンサCfは、例えば放電灯Lpの寄生容量等が実質的にコンデンサとして機能するならば無くても良い。また、ノイズフィルタ4を設置するのは放電灯接続用ソケットの内部、もしくはその直近が望ましいが、その限りでない。例えば、起動回路3の実装基板等に設けてもフィルタ効果はあり、インダクタLf1,コンデンサCfはソケット内部に設けて、インダクタLf2は実装基板上に設ける等の構成でも良い。
【0024】
本発明の課題を解決する別の手段として、例えば、以下の4つがある。しかしながら、簡単な構成で容易に課題を解決できるのは、本発明による解決手段である。
(比較例1)
本発明に対する比較例1を図5に示す。回路を閉とするループを放電灯Lpの電極を介してではなく、別途、設けたスイッチSWにより行う構成としたものである。この比較例では、例えば、放電灯接続用ソケットに、放電灯Lpの装着時にオン、非装着時にオフとなる機構スイッチSWを別途設ける必要がある。
【0025】
(比較例2)
本発明に対する比較例2を図6に示す。図中、a,b,cはランプソケットの接点である。この比較例2では、ノイズフィルタ(インダクタLf1,Lf2及びコンデンサCf)を放電灯Lpに内蔵したものであるが、別途、放電灯の開発が必要となる。
【0026】
(比較例3)
本発明に対する比較例3を図7に示す。この比較例3では、ノイズフィルタ部品を別途用意し、点灯回路に接続される放電灯接続用ソケットに直接放電灯Lpを接続せず、間にノイズフィルタ部品(例えばアタッチメントフィルタ)を接続した後、放電灯Lpを装着するものである。この場合、起動回路3の閉ループは、ノイズフィルタ部品の第2電極(接点B,C間)を介して形成される。しかしながら、この比較例3では、別途、ノイズフィルタ部品を単独で準備する必要がある。
【0027】
(比較例4)
本発明に対する比較例4を図8に示す。この比較例4では、新規に3つの電極を有する放電灯を準備する。図中、aは第1電極の接点、cは第2電極の接点、X,Yは新たに閉回路形成用に放電灯に設けた第3電極上の接点である。放電灯装着時には第3電極の接点X,Yを用いて閉回路を形成し、第3電極を第1、第2電極より独立させたものである。この比較例4では、別途、放電灯の開発等が必要となる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、電源に接続されて負荷である放電灯を点灯させる点灯回路と、前記点灯回路と負荷である放電灯の間に挿入されるノイズフィルタとを備え、前記ノイズフィルタは少なくとも前記点灯回路の出力である2線各々にインダクタンス要素を接続した構成を有し、前記放電灯は前記ノイズフィルタの後段に放電灯接続用ソケットを介して接続され、前記放電灯を前記ソケットに装着することで回路が閉となる電流経路を備え、前記電流経路の回路が閉となることにより前記点灯回路による放電灯点灯動作が可能となる構成の放電灯点灯装置において、前記放電灯装着時に閉となる電流経路は、前記ノイズフィルタの一方のインダクタンス要素を含んで形成し、該インダクタンス要素の値を前記ノイズフィルタの他方のインダクタンス要素の値より小さく設定したものであるから、放電灯装着時に閉となる電流経路内に含まれる一方のインダクタンス要素には高電圧が印加されず、したがって、大型化やコストアップを招くことなく、効果的にノイズ抑制が可能であり、しかも、放電灯の非装着時には点灯動作を停止させる安全機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部回路構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例2の要部回路構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例3の要部回路構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施例4の要部回路構成を示す回路図である。
【図5】本発明の比較例1の要部回路構成を示す回路図である。
【図6】本発明の比較例2の要部回路構成を示す回路図である。
【図7】本発明の比較例3の要部回路構成を示す回路図である。
【図8】本発明の比較例4の要部回路構成を示す回路図である。
【図9】従来例1の全体回路構成を示す回路図である。
【図10】従来例1の動作説明のための波形図である。
【図11】従来例2の要部回路構成を示す回路図である。
【図12】従来例3の要部回路構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 点灯回路
2 制御回路
3 起動回路
4 ノイズフィルタ
5 パルス発生回路
Lp 放電灯
Cf コンデンサ
Lf1,Lf2 インダクタ
a,b,c ランプソケットの接点

Claims (6)

  1. 電源に接続されて負荷である放電灯を点灯させる点灯回路と、
    前記点灯回路と負荷である放電灯の間に挿入されるノイズフィルタとを備え、
    前記ノイズフィルタは少なくとも前記点灯回路の出力である2線各々にインダクタンス要素を接続した構成を有し、
    前記放電灯は前記ノイズフィルタの後段に放電灯接続用ソケットを介して接続され、前記放電灯を前記ソケットに装着することで回路が閉となる電流経路を備え、前記電流経路の回路が閉となることにより前記点灯回路による放電灯点灯動作が可能となる構成の放電灯点灯装置において、
    前記放電灯装着時に閉となる電流経路は、前記ノイズフィルタの一方のインダクタンス要素を含んで形成し、該インダクタンス要素の値を前記ノイズフィルタの他方のインダクタンス要素の値よりも小さく設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記点灯回路は、前記放電灯を絶縁破壊させるための放電灯起動回路を有し、前記起動回路の出力に前記ノイズフィルタが接続される構成を有することを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記放電灯を前記ソケットに装着することにより、前記起動回路への電源の供給が可能となる構成を有することを特徴とする請求項2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記起動回路は高圧パルス電圧を発生させるための電荷を蓄積するための充電部を有し、前記放電灯を前記ソケットに装着することにより前記充電部への電源の供給が可能となる構成を有することを特徴とする請求項2に記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記起動回路は高圧パルス電圧を発生して前記放電灯に印加させるためのスイッチ手段を有し、前記放電灯を前記ソケットに装着することにより前記スイッチ手段が接続される電流経路が閉となる構成を有することを特徴とする請求項2に記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記起動回路は高圧パルス電圧を発生して前記放電灯に印加させるためのスイッチ手段と、前記スイッチ手段をオンさせるためのトリガー回路を有し、前記放電灯を前記ソケットに装着することにより前記トリガー回路が動作可能となる構成を有することを特徴とする請求項2に記載の放電灯点灯装置。
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