JP4599138B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送路を共有する複数の給紙口を有する記録装置に関するものである。
近年、複写機能、パーソナルコンピュータ(パソコン)から出力された画像データ等のプリンタ機能、ファクシミリ機能を1つの記録装置で行う、いわゆるマルチファンクション機(MFP)の発達が目覚しい。
MFPは、複写モード、プリンタモード、及びファクシミリモード(FAXモード)において記録紙への画像記録が可能である。MFPは通常、記録紙を給紙するための給紙口を複数備えている。一般的に、この複数の給紙口の1つは、画像記録の都度、オペレータが所望の種類の記録紙を選んでセットすることができる給紙口、いわゆる手差し給紙口であり、他の給紙口は、比較的多数量の記録紙を収容可能なカセットタイプの給紙口、いわゆるカセット給紙口である。
一方、MFPは、画像形成部を小型化すべく、例えば各給紙口から給紙される記録紙の搬送路を共通する1つのものにして、給紙のため給紙ローラを1つのローラとし、また排紙のための排紙ローラを1つのローラとするものが知られている。これは、MFPは小スペースの事業所に設置されることが多く、このため、本体の小型化が求められているからである。
従来、MFPでは、例えば、プリンタモードにおいて、パソコンから送信される画像情報を記録している間は、FAXから送信されたFAX画像情報の記録をすることはできない。このような場合には、受信したFAX画像情報が代行受信メモリに蓄えられ、プリンタモードでの記録が終了すると、代行受信メモリから画像情報を読み出して画像を記録紙に記録する。
上述したように、カセット給紙口と手差し給紙口から給紙された記録紙の搬送路が共通になっているMFPにおいては、手差し記録紙が手差し給紙口にセットされて共通搬送路に存在している場合は、カセット給紙口からカセット記録紙を給紙することができない。
また、FAX通信においては、受信側がその記録紙の用紙サイズを予め送信側に伝え、送信側はその用紙サイズに合わせて画像を送信するように通信手順が規定されている。
また、手差し記録紙は、画像記録の都度オペレータが用紙サイズを設定するので、カセット記録紙の用紙サイズと必ずしも一致しない。
手差し記録紙が共通搬送路に存在している場合、上述のように手差し記録紙とカセット記録紙の用紙サイズが一致していないときがあるので、FAX画像情報を受信しても、カセット記録紙をカセット給紙口から搬送することができず、FAX画像情報に対応する受信画像をカセット記録紙に記録することができない。
従来のMFPにおいては、このような場合には、受信したFAX画像情報が代行受信メモリに蓄積され、カセット給紙口からの給紙が可能になるまでFAXモードによる画像記録を待機していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−200686号公報
しかしながら、FAX画像情報は代行受信メモリに蓄積されるが、受信するFAX画像情報の容量が代行受信メモリの蓄積可能容量より大きいときは、手差し記録紙が共通搬送路に存在している状態が続くと、代行受信メモリが、FAX画像情報の全てを蓄積することができなくなる。
従って、送信されてくるFAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されるという問題が発生していた。
本発明の目的は、記録されるファクシミリ画像の受信が中断されることを防止することができる記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の記録装置は、記録紙を保持するためのトレイを有していない手差し給紙口及びカセット給紙口を有する給紙手段と、前記手差し給紙口に記録紙がセットされているか否かを検知する手差し給紙口記録紙検知手段と、前記手差し給紙口にセットされる記録紙が保持されるとともに、前記手差し給紙口から給紙される記録紙と前記カセット給紙口から給紙される記録紙とに共通の搬送路を有し、前記手差し給紙口に記録紙がセットされ、さらに差し込まれた時点で記録紙が前記共通の搬送路に達し、当該達した状態では前記カセット給紙口からの記録紙が給紙できないよう構成され、前記共通の搬送路まで達して保持された記録紙を前記手差し給紙口から取り除くことが可能に構成された搬送手段と、ファクシミリ画像を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したファクシミリ画像と、コンピュータからの画像或いは原稿の読取画像とを記録紙に記録する記録手段と、前記受信手段で受信したファクシミリ画像を前記カセット給紙口の記録紙に記録できない状態の場合に、当該受信したファクシミリ画像を記憶するメモリと、オペレータへ装置の状態を報知する報知手段と、を備え、前記ファクシミリ画像を前記カセット給紙口からの記録紙に記録するよう設定されている記録装置において、前記受信手段がファクシミリ画像を受信し、前記手差し給紙口記録紙検知手段が記録紙を検知している場合、前記報知手段によってオペレータに前記手差し給紙口に保持されている記録紙を取り除くことを指示する手差し給紙口記録紙取り除き指示手段を有することを特徴とする。
本発明の記録装置によれば、記録されるファクシミリ画像の受信が中断されることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の概略構成を示す断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る記録装置としてのMFP1は、筐体としての本体11を有し、本体11の前面(図1において右側)には、手差し給紙口12が設けられ、下部にはカセット給紙口13が設けられている。手差し給紙口12は、本体11に形成されたオペレータが記録紙を差し込むための開口部14を備え、記録紙が載置可能な記録紙トレイを有していない。
また、MFP1は、本体11内部に、感光ドラム15と、感光ドラム15の下方に配置されて感光ドラム15とニップ部を形成する転写ローラ16と、一対の搬送ローラ17とを備える。感光ドラム15、転写ローラ16、及び一対の搬送ローラ17は、感光ドラム15と転写ローラ16との間のニップ部と、搬送ローラ17のニップ部と、開口部14とが、本体11において垂直方向に同じ高さとなるように配設されている。また、MFP1は、搬送ローラ17と開口部14との間であって開口部14寄りに配設された手差し記録紙検知センサ18と、感光ドラム15と搬送ローラ17との間に配設された垂直同期検知センサ(TOPセンサ)19とを備える。
手差し記録紙検知センサ18は、手差し記録紙31がオペレータによって手差し給紙口12に差し込まれると、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれたことを検知する。手差し記録紙検知センサ18が、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれたことを検知すると、搬送ローラ17が、所定時間回転して手差し記録紙31をニップ部に噛み込む。このように、MFP1は、手差し給紙口12が記録紙トレイを有していなくても、手差し記録紙31を保持することができるように構成されている。
搬送ローラ17に噛み込まれた手差し記録紙31は、搬送ローラ17が正回転(図1の矢印の方向に回転)することにより感光ドラム15方向に搬送され、TOPセンサ19が手差し記録紙31の先端を検知すると、この先端検知に基づいて感光ドラム15及び転写ローラ16が回転し、感光ドラム15に形成された現像剤像が転写ローラ16によって手差し記録紙31上に転写され、手差し記録紙31上に画像が記録され、図示しない排紙口から本体11外に排出される。
また、MFP1は、本体11内部で、カセット給紙口13の上部近傍に配設されたカセット給紙ローラ20と、カセット給紙ローラ20に近接して配設された給紙路21と、カセット給紙口13の上部近傍に配設されてカセット給紙口13に収容されているカセット記録紙32の枚数を検出可能な収容カセット記録紙検出センサ23とを備える。
カセット給紙ローラ20は、カセット給紙口13に収容されているカセット記録紙32を1枚ずつ給紙路21に給紙し、給紙路21を介して搬送ローラ17に搬送する。
給紙路21は、搬送ローラ17及び手差し給紙口12の間の通路と、カセット給紙口13との間を連絡する。従って、搬送ローラ17と手差し給紙口12との間の通路の一部は、手差し給紙口12から給紙された手差し記録紙31と、カセット給紙口13から給紙されたカセット記録紙32とが共に搬送される共通搬送路22をなす。
カセット給紙ローラ20によってカセット給紙口13から給紙路21に給紙され、搬送ローラ17に搬送されたカセット記録紙32は、手差し記録紙31と同様に搬送ローラ17によって感光ドラム15,転写ローラ16に搬送されて画像が記録され、図示しない排紙口から本体11外に排出される。
図2は、MFP1の電気的構成の概略を示すブロック図である。
MFP1は、図2に示すように、外部パソコン61にネットワーク回線62を介して通信可能に接続されたパソコン画像記録動作指示装置42と、原稿の画像を読み取る読取装置51を備える複写画像記録動作指示装置43と、外部のFAX63に電話回線64、NCU50、及びモデム49を介して通信可能に接続されたFAX受信画像記録動作指示装置44と、FAX受信画像記録動作指示装置44に接続された代行受信メモリ45と、図1に示す手差し給紙口12、カセット給紙口13、感光ドラム15、転写ローラ16等を備える記録装置47と、オペレーションパネル48と、パソコン画像受信動作指示装置42、複写画像記録動作指示装置43、FAX受信画像記録動作指示装置44、代行受信メモリ45、記録装置47、及びオペレーションパネル48に接続されており、各部を制御するメインコントローラ46とを備える。
また、メインコントローラ46には、手差し記録紙検知センサ18、TOPセンサ19、及び収容カセット記録紙検出センサ23が接続されており、メインコントローラ46は、手差し記録紙検知センサ18、TOPセンサ19、及び収容カセット記録紙検出センサ23の検出結果を検知することができる。
パソコン画像記録動作指示装置42、複写画像記録動作指示装置43、及びFAX受信画像記録動作指示装置44は、メインコントローラ46の制御のもと、プリンタモード、複写モード、及びFAXモードによる画像記録動作を夫々実行し、記録装置47によってパソコン61からネットワーク回線62を介して受信した画像情報(パソコン画像情報)、読取装置51によって読み取った原稿画像の画像情報(原稿画像情報)、及びFAX63から受信した画像(FAX画像情報)に対応する画像を夫々記録紙に記録する。
オペレーションパネル48は、図示しない表示パネルを備え、MFP1における各種動作に関する情報をオペレータに報知すべく各種情報を表示パネルに表示する。また、オペレーションパネル48は、操作パネル等の図示しない操作部を備え、オペレータはこの操作部を介して操作をすることによりMFP1の動作に関する各種設定をすることができる。
メインコントローラ46は、オペレータのオペレーションパネル48での操作や予めなされた設定等に基づいて、プリンタモード、複写モード、及びFAXモードの画像記録モードの切り換えを行い、各モードによって画像記録動作を実行する。例えば、オペレータがオペレーションパネル48によって、FAXモードによる画像記録動作を他のモードによる画像記録動作より優先して実行するように設定している場合は、MFP1がプリンタモード又は複写モードで画像記録動作を実行中にFAX受信画像記録動作指示装置44がFAX63からFAX画像情報を受信したときは、プリンタモード又は複写モードによる実行中の画像記録動作の終了後、動作モードをFAXモードに切り換え、FAXモードにより画像記録動作を実行する。
MFP1は、従来のMFPと同様に、図1に示すようにカセット記録紙32と異なる用紙サイズの手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している状態において、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAX63からFAX画像情報を受信した場合、この受信したFAX画像情報の画像がカセット記録紙32の用紙サイズに合わせて送信されてきたものであったとき、カセット記録紙32をカセット給紙口13から感光ドラム15に搬送することができず、FAX画像情報の画像をカセット記録紙32に記録することができない。
この場合MFP1は、従来のMFPと同様に、メインコントローラ46が手差し記録紙検知センサ18の検出結果に基づいて、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在しているか否かを判別し、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している場合、メインコントローラ46は、FAX受信画像記録動作指示装置44を制御して、受信したFAX画像情報を代行受信メモリ45に送信し、代行受信メモリ45に各画像情報を蓄えて、カセット給紙口13からのカセット記録紙32の給紙が可能になり、記録装置47のカセット記録紙32への画像記録が可能になるまでFAXモードによる画像記録を待機する。
ここで、従来のMFPにおいては、前述したように、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAX63から受信するFAX画像情報の容量が、代行受信メモリ45の蓄積可能容量より大きい場合には、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している状態が長く続いたとき、代行受信メモリ45がFAX画像情報を全て蓄積することができず、FAX受信画像記録動作指示装置44は、FAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されるという問題が発生していた。
そこで、本実施の形態に係るMFP1は、後述する図3〜図12の記録紙排紙処理を実行することにより、上述の従来のMFPの問題を解決している。
尚、本実施の形態に係るMFP1は、FAXモードにおいてカセット記録紙32に画像記録を行うように設定されているものとする。
以下に本発明の実施に係るMFP1において実行される記録紙排紙処理について説明する。尚、本記録紙排紙処理は、メインコントローラ46によって実行される。
図3は、MFP1において実行される第1実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
記録紙排紙処理の第1実施例としての本処理は、まずメインコントローラ46が、パソコン画像記録動作指示装置42、複写画像記録動作指示装置43、又はFAX受信画像記録動作指示装置44から、カセット給紙口13からのカセット記録紙32の給紙の要求があるか否かを判別する(ステップS1)。カセット給紙口13からのカセット記録紙32の給紙要求がない場合は本処理を終了する。一方、カセット記録紙32の給紙要求がある場合は、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS2)。ステップS2における判別は、手差し記録紙検知センサ18がON状態か否かを判別することにより行われる。
手差し記録紙検知センサ18がON状態であって手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、オペレーションパネル48に手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除く旨を示す情報を表示して、オペレータに手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くよう指示する(ステップS3)。
次いで、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれるまで待機し(ステップS4)、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれると、即ち、手差し記録紙検知センサ18がOFF状態となると、カセット給紙ローラ20を駆動してカセット給紙口13からカセット記録紙32を給紙し(ステップS5)、本処理を終了する。
一方、ステップS2において、手差し記録紙検知センサ18がOFF状態であって手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、ステップS5以降の処理を実行する。
本処理によれば、FAX受信画像記録動作指示装置44が、FAXモードによって画像記録動作を実行する場合に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていて、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在していても、オペレータに対して手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くように指示するので(ステップS3)、代行受信メモリ45の容量が足りなくなって受信した画像情報が記憶できなくなる前に手差し記録紙31が共通搬送路22から取り除かれるようにすることができる。
従って、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している状態が長く続き、代行受信メモリ45が受信している画像情報の全てを蓄積することができず、FAX受信画像記録動作指示装置44が、送信されてくるFAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されることを防止することができる。
また、パソコン画像記録動作指示装置42、及び複写画像記録動作指示装置43が、プリンタモード、及び複写モードによって夫々画像記録動作を実行する場合で、画像をカセット記録紙32に記録することが要求されたときに、オペレータに対して手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くように指示するので(ステップS3)、オペレータは、プリンタモード及び複写モードによって画像記録動作ができないことを容易に知ることができる。
図4は、MFP1において実行される第2実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
第2実施例としての本処理は、まず、図3のステップS1,S2と同様に、カセット記録紙32の給紙要求があるか否かを判別し(ステップS11)、カセット記録紙32の給紙要求がない場合は本処理を終了し、給紙要求がある場合は、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS12)。手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、搬送ローラ17を逆回転させて、手差し記録紙31を手差し給紙口12から排紙する(ステップS13)。
次いで、手差し記録紙検知センサ18がOFF状態になり、手差し記録紙31の手差し給紙口12からの排紙が完了すると(ステップS14)、カセット給紙ローラ20を駆動してカセット給紙口13からカセット記録紙32を給紙し(ステップS15)、本処理を終了する。
一方、ステップS12において、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、ステップS15以降の処理を実行する。
本処理によれば、FAX受信画像記録動作指示装置44が、FAXモードによって画像記録動作を実行する場合に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていて、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在していても、手差し記録紙31を手差し給紙口12から像形成することなく強制的に排出するので(ステップS13)、上述の第1実施例と同様に、FAX受信画像記録動作指示装置44が、送信されてくるFAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されることを防止することができる。
図5は、MFP1において実行される第3実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
第3実施例としての本処理は、まずFAX受信画像記録動作指示装置44が、FAX63からFAX画像情報を受信したか否かを判別する(ステップS21)。FAX63からFAX画像情報を受信していない場合は本処理を終了する。一方、FAX画像情報を受信した場合は、図3のステップS2と同様に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS22)。手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、オペレーションパネル48に手差し記録紙31を取り除く旨を示す情報を表示して、オペレータに手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くよう指示し(ステップS23)、本処理を終了する。
一方、ステップS22において、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、本処理を終了する。
本処理によれば、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAXモードによって画像記録動作を実行する場合に、手差し記録紙31が共通搬送路22に差し込まれていて、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在していても、オペレータに対して手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くように指示するので(ステップS22)、代行受信メモリ45の容量が足りなくなって受信した画像情報が記憶できなくなる前に手差し記録紙31が共通搬送路22から取り除かれるようにすることができる。
従って、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している状態が長く続き、代行受信メモリ45が受信しているFAX画像情報の全てを蓄積することができず、FAX受信画像記録動作指示装置44が送信されてくるFAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されることを防止することができる。
図6は、MFP1において実行される第4実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
第4実施例としての本処理は、図5のステップS21,22と同様に、まずFAX受信画像記録動作指示装置44が、FAX63からFAX画像情報を受信したか否かを判別し(ステップS31)、FAX画像情報を受信していない場合は本処理を終了し、FAX画像情報を受信した場合は、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS32)。手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、図4のステップS13と同様に、搬送ローラ17を逆回転させて、手差し記録紙31を手差し給紙口12から排出し(ステップS33)、本処理を終了する。
一方、ステップS31において、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、本処理を終了する。
本処理によれば、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAXモードによって画像記録動作を実行する場合に、手差し記録紙31が共通搬送路22に差し込まれていて、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在していても、手差し記録紙31を手差し給紙口12から強制的に排出するので(ステップS33)、上述の第3実施例と同様に、FAX受信画像記録動作指示装置44が、送信されてくるFAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されることを防止することができる。
図7は、MFP1において実行される第5実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
第5実施例としての本処理は、まずFAX受信画像記録動作指示装置44が、FAX63からFAX画像情報を受信したか否かを判別する(ステップS41)。FAX63からFAX画像情報を受信していない場合は本処理を終了する。一方、FAX画像情報を受信した場合は、図3のステップS2と同様に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS42)。手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、本処理を終了する。一方、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、オペレーションパネル48に手差し記録紙31を取り除く旨を示す情報を表示して、オペレータに手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くよう指示する(ステップS43)。
次いで、メインコントローラ48が備える図示しないタイマを始動させてタイムカウントを開始する(ステップS44)。本実施の形態においては上記タイマはカウントダウンタイマであり、タイマ値は予め設定されているものとする。次いで、タイマが前述のタイマ値をカウントしてゼロとなり、タイムアウトとなったか否かを判別する(ステップS45)。
タイムアウトとなっていない場合は、パソコン61からプリンタモードによる画像記録(PCプリント)の要求が有るか否かを判別する(ステップS46)。ステップS46における判別は、パソコン画像記録動作指示装置42が、パソコン61からプリンタモードによる画像記録の要求を受けたか否かによって行われる。PCプリント要求がある場合は、本処理を終了する。
一方、ステップS46において、PCプリント要求がない場合は、複写モードによる画像記録(コピープリント)の要求が有るか否かを判別する(ステップS47)。ステップS47における判別は、複写画像記録動作指示装置43において読取装置51が原稿の読み取りを行っているか否かによって行われる。コピープリント要求が有る場合は、本処理を終了する。
一方、ステップS47において、コピープリント要求がない場合は、ステップS45に戻り、タイムアウトになるまでステップS46,47の処理を繰り返し実行する。
MFPにおいて、手差し給紙口に手差し記録紙がセットされている場合は、その後しばらくして手差し記録紙へのPCプリント又はコピープリントを行うのが通常の動作である。従って、上述のように、プリンタモードによるPCプリント要求があった場合(ステップS46でYES)、又は複写モードによるコピープリント要求があった場合は(ステップS47でYES)、後述するステップS48以降の処理を実行することなく本処理を終了する。
一方、ステップS45において、タイマが上述のカウント値をカウントしてタイムアウトとなった場合は、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれたか否かを判別し(ステップS48)、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれていて手差し記録紙検知センサ18がOFF状態の場合、本処理を終了する。一方、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれていない場合は、搬送ローラ17を逆回転させて、手差し記録紙31を手差し給紙口12から排紙し(ステップS49)、オペレーションパネル48に手差し記録紙31を手差し給紙口12から排紙した旨を示す情報を表示することにより、オペレータに手差し記録紙31を手差し給紙口12から排出した旨を報知し(ステップS50)、本処理を終了する。
本処理によれば、FAX受信画像記録動作指示装置44が、FAXモードによって画像記録動作を実行する場合に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていて、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在しているときには、オペレータに対して手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くように指示し(ステップS43)、所定時間経過しても(ステップS45でYES)、PCプリント要求及びコピープリント要求がなく(ステップS46,47でNO)、且つ手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれない場合は(ステップS48でYES)、手差し記録紙31を手差し給紙口12から強制的に排出するので(ステップS49)、代行受信メモリ45の容量が足りなくなって受信した画像情報が記憶できなくなる前に、手差し記録紙31が共通搬送路22から確実に取り除かれるようにすることができる。
従って、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している状態が長く続き、代行受信メモリ45が受信している画像情報の全てを蓄積することができず、FAX受信画像記録動作指示装置44が、送信されてくるFAX画像情報を受信することができなくなり、FAX画像情報の受信が中断されることを防止することができる。
また、本処理によれば、PCプリント要求又はコピープリント要求が有る場合は(ステップS46,47でYES)、手差し記録紙31を手差し給紙口12から強制的に排出しないので、オペレータがプリンタモード又は複写モードによる手差し記録紙への画像記録を望んでいる場合に、プリンタモード又は複写モードによる手差し記録紙への画像記録がなされることなく強制的に手差し記録紙31が手差し給紙口12から排出されることを防止することができる。
また、本処理によれば、手差し記録紙31を手差し給紙口12から強制的に排出したときは(ステップS49)、オペレータに手差し記録紙31を排出した旨を報知するので(ステップS50)、オペレータは手差し記録紙31が排出されたことを知ることができ、オペレータが誤った操作をすること等を防止することができる。
図8は、MFP1において実行される第6実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
本処理は、ステップS51〜ステップS59において、上述の図7の記録紙排紙処理におけるステップS41〜ステップS49と同じ処理を実行する。
ステップS60において、オペレータに手差し記録紙31の手差し給紙口12からの排出動作中である旨を報知した後に、手差し記録紙検知センサ18がOFF状態になり、手差し記録紙31の手差し給紙口12からの排紙が完了すると(ステップS61)、ステップS53にて行ったオペレータに対する手差し記録紙31の手差し給紙口12からの取り除き指示を解除して(ステップS62)、本処理を終了する。
本処理によれば、上述の図7の処理と同様の効果を得ることができ、加えて、手差し記録紙31の手差し給紙口12からの排出を確認するので(ステップS61)、確実に手差し記録紙31を手差し給紙口12から排紙することができる。
図9は、MFP1において実行される第7実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
本処理は、ステップS71〜ステップS73において、図7のステップS41〜S43と同じ処理を実行する。次いで、メインコントローラ46の図示しない記憶装置に記憶されているタイマ値Tを読み出し(ステップS74)、この読み出したタイマ値Tを上述のタイマのカウント値にセットし(ステップS75)、タイマを始動させてタイムカウントを開始する(ステップS76)。尚、このタイマ値は、オペレータ等によって予め設定されており、タイマ値Tは複数の値を取り得る。
次いで、図7の処理のステップS44と同様に、タイマがタイマ値Tをカウントしてゼロとなり、タイムアウトとなったか否かを判別する(ステップS77)。以降ステップS77〜ステップS82において、図7のステップS45〜ステップS50と同じ処理を実行する。
本処理によれば、上述の図7の処理と同様の効果を得ることができると共に、タイマのカウント値を任意のタイマ値Tに設定することができるので(ステップS74,S75)、手差し記録紙31を手差し給紙口12から強制的に排出するまでの時間をオペレータが望む値に設定することができ、オペレータが望まない手差し記録紙31の強制排出を抑制することができる。
図10は、MFP1において実行される第8実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
本処理は、ステップS91〜S93において、図7のステップS41〜S43と同じ処理を実行する。次いで、メインコントローラ46の備える図示しない時計を参照して、現在の時刻を読み出し(ステップS94)、現在の時刻が夜間であるか否かを判別する(ステップS95)。現在の時刻が夜間であるか否かの判別は、例えば、現在の時刻が下記(1)式の条件を満たすか否かを判別することにより行い、下記(1)式の条件を満たせば現在時刻を夜間であると判別する。
午後10時≦読み出した時刻≦午前3時 ・・・ (1)
次いで、ステップS95の判別結果に基づいて、メインコントローラ46の図示しない記憶装置に記憶されているタイマ値Tとしてのショートタイマ値T1及びロングタイマ値T2のいずれかのタイマ値を選択して読み出す。ショートタイマ値T1は短い時間に設定されており、ロングタイマ値T2はショートタイマ値T1より長い時間に設定されている(T2>T1)。具体的には、ステップS95で現在時刻が夜間である場合は、ショートタイマ値T1を読み出し(ステップS96)、一方、ステップS95で現在時刻が夜間でない場合は、ロングタイマ値T2を読み出す(ステップS97)。
次いで、ステップS96又はステップS97において読み出したショートタイマ値T1又はロングタイマ値T2を、上述のタイマ(図7のステップS44)のタイマ値に設定し(ステップS98)、タイマを始動させてタイムカウントを開始する(ステップS99)。次いで、ステップS100〜ステップS105において、図9のステップS77〜ステップS82と同様に、図7のステップS45〜ステップS50と同じ処理を実行する。
本処理によれば、上述の図7の処理と同様の効果を得ることができると共に、夜間であるときはタイマ値をショートタイマ値T1に設定し(ステップS95,S96)、夜間でないときはタイマ値をショートタイマ値T1より長いロングタイマ値T2に設定するので(ステップS95,S97)、プリンタモードによるパソコン画像の画像記録や、複写モードによる原稿画像の画像記録が行なわれる確率が低い夜間では、手差し給紙口12から手差し記録紙31を強制排出するまでの猶予時間をより短く設定することにより、FAXモードによる速やかなFAX画像の画像記録を行うことができる。
図11は、MFP1において実行される第9実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
第9実施例としての本処理は、まずFAX受信画像記録動作指示装置44が、FAX63からFAX画像情報を受信したか否かを判別する(ステップS111)。FAX63からFAX画像情報を受信していない場合は本処理を終了する。一方、FAX画像情報を受信した場合は、図3のステップS2と同様に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS112)。手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、後述するステップS118以降の処理を実行する。一方、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、FAX受信画像記録動作指示装置44にFAX受信画像記録動作の指示をする(ステップS113)。
次いで、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAX63から受信したFAX画像情報があるか否かを判別し(ステップS114)、FAX受信画像情報がない場合は、本処理を終了する。一方、FAX受信画像情報がある場合は、図3のステップS2と同様に、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれているか否かを判別する(ステップS115)。手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていない場合は、記録装置47に対してカセット給紙口13からカセット記録紙32の給紙をするよう指示して(ステップS116)、カセット給紙ローラ20を駆動してカセット給紙口13からカセット記録紙32を給紙する。次いで、FAX受信画像情報に対応するFAX受信画像を給紙されたカセット記録紙32に記録するように指示する(ステップS117)。ステップS117の指示により、記録装置47において、感光ドラム15への画像データの書き込み動作等が開始される。
上述の動作によって、1ページ目のFAX受信画像の記録が終了したら、ステップS114に戻り、ステップS114において次のページに対応するFAX受信画像情報があるか否かを判別し、最終ページに対応するFAX受信画像が記録されるまでステップS114〜ステップS117の処理を繰り返し実行する。上述のステップS114〜ステップS117の処理は、後述するようにFAX画像をカセット記録紙32に記録中に手差し記録紙31が手差し給紙口12にセットされた場合の対処のための処理である。
一方、ステップS115において、手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれている場合は、ステップS116,S117に進まず、即ち、FAX受信画像記録を中止して、オペレーションパネル48に手差し記録紙31を取り除く旨を示す情報を表示して、オペレータに手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くよう指示する(ステップS118)。次いで、手差し給紙口12から手差し記録紙31が取り除かれるまでFAX受信画像情報を代行受信メモリ45に蓄え(ステップS119及びステップS120)、手差し給紙口12から手差し記録紙31が取り除かれたら(ステップS119でNO)、ステップS118にて行ったオペレータに対する手差し記録紙31の手差し給紙口12からの取り除き指示を解除して(ステップS121)、ステップS114に戻り、ステップS115において中止されたFAX受信画像情報のFAX受信画像記録を再開する。
上述の処理によって、ステップS117において、最終ページのFAX画像情報のFAX画像を記録すると、ステップS114において受信FAX画像情報がないので、本処理を終了する。
本処理によれば、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAXモードによって画像記録動作を実行する場合に、FAX画像1ページ毎に手差し記録紙31が共通搬送路22に存在しているか否かを判別し(ステップS115)、手差し記録紙31が存在する場合は、オペレータに対して手差し記録紙31を手差し給紙口12から取り除くように指示し、取り除かれるまで次のページのFAX画像を記録しないので、オペレータに手差し記録紙31が手差し給紙口12に差し込まれていることを確実に認識させ、代行受信メモリ45の容量が足りなくなって受信した画像情報が記憶できなくなることを防止することができる。
従って、手差し記録紙31が共通搬送路22に存在している状態が長く続き、代行受信メモリ45が受信している画像情報の全てを蓄積することができず、FAX受信画像記録動作指示装置44がFAX画像情報の受信が中断されることを防止することができる。
図12は、MFP1において実行される第10実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。
本処理は、ステップS131〜ステップS138において、上述の図11の記録紙排紙処理におけるステップS111〜ステップS118と同じ処理を実行する。次いで、ステップS139において、FAX受信画像情報を代行受信メモリ45に蓄え、上述のタイマを始動させてタイムカウントを開始し(ステップS140)、タイマがタイムアウトとなったか否かを判別する(ステップS141)。次いで、タイマがタイムアウトとなるまで、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれたか否かを判別し(ステップS142)、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれるまでステップS141,S142の処理を繰り返す。一方、手差し記録紙31が手差し給紙口12から取り除かれた場合は、ステップS134に戻る。
一方、ステップS141でタイムアウトとなった場合は、搬送ローラ17を逆回転させて、手差し記録紙31を手差し給紙口12から排紙し(ステップS143)、手差し記録紙検知センサ18がOFF状態になり、手差し記録紙31の手差し給紙口12からの排紙が完了すると(ステップS144)、ステップS128にて行ったオペレータに対する手差し記録紙31の手差し給紙口12からの取り除き指示を解除して(ステップS145、ステップS134に戻る。
本処理によれば、上述の第9実施例と同様の効果を得ることができると共に、手差し記録紙31が手差し給紙口12にセットされている場合は、所定時間経過するまで、手差し記録紙31を手差し給紙口12から強制的に排出しないので(ステップS140,S141,S143)、オペレータがプリンタモード又は複写モードによる手差し記録紙への画像記録を望んでいる場合に、プリンタモード又は複写モードによる手差し記録紙への画像記録がなされることなく強制的に手差し記録紙31が手差し給紙口12から排出されることを抑制することができる。
また、本MFP1は、上述の図3〜図12の記録紙排紙処理を有効、無効にすることができる図示しない処理有効・無効スイッチを有しており、この処理有効・無効スイッチがオンになると、図3〜図12の記録紙排紙処理が有効になり、この処理有効・無効スイッチがオフになると、図3〜図12の記録紙排紙処理が無効になる。
即ち、MFP1のメインコントローラ46において、図3〜図12の記録紙排紙処理を有効或いは無効にする、図13に示す記録紙排紙処理有効・無効確認処理が実行され、まず、ステップS151において、上述の処理有効・無効スイッチがオンであるか否かを判別し、オンであるときは、ステップS152〜ステップS161において図3〜図12の記録紙排紙処理を順次実行する。一方、ステップS151において、上述の処理有効・無効スイッチがオフ状態であるときは、図3〜図12の記録紙排紙処理を全て実行しない。
また、本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る記録装置の概略構成を示す断面図である。 図1の記録装置としてのMFPの電気的構成の概略を示すブロック図である。 MFPにおいて実行される第1実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第2実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第3実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第4実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第5実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第6実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第7実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第8実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第9実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される第10実施例としての記録紙排紙処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される記録紙排紙処理有効・無効確認処理のフローチャートである。
符号の説明
11 本体
12 手差し給紙口
13 カセット給紙口
14 開口部
15 感光ドラム
16 転写ローラ
17 搬送ローラ
18 手差し記録紙検知センサ
19 垂直同期検知センサ
20 カセット給紙ローラ
21 給紙路
22 共通搬送路
23 収容カセット記録紙検出センサ
31 手差し記録紙
32 カセット記録紙
42 パソコン画像記録動作指示装置
43 複写受信画像記録動作指示装置
44 FAX受信画像記録動作指示装置
45 代行受信メモリ
46 メインコントローラ
47 記録装置
48 オペレーションパネル
51 読取装置

Claims (6)

  1. 記録紙を保持するためのトレイを有していない手差し給紙口及びカセット給紙口を有する給紙手段と、
    前記手差し給紙口に記録紙がセットされているか否かを検知する手差し給紙口記録紙検知手段と、
    前記手差し給紙口にセットされる記録紙が保持されるとともに、前記手差し給紙口から給紙される記録紙と前記カセット給紙口から給紙される記録紙とに共通の搬送路を有し、前記手差し給紙口に記録紙がセットされ、さらに差し込まれた時点で記録紙が前記共通の搬送路に達し、当該達した状態では前記カセット給紙口からの記録紙が給紙できないよう構成され、前記共通の搬送路まで達して保持された記録紙を前記手差し給紙口から取り除くことが可能に構成された搬送手段と、
    ファクシミリ画像を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したファクシミリ画像と、コンピュータからの画像或いは原稿の読取画像とを記録紙に記録する記録手段と、
    前記受信手段で受信したファクシミリ画像を前記カセット給紙口の記録紙に記録できない状態の場合に、当該受信したファクシミリ画像を記憶するメモリと、
    オペレータへ装置の状態を報知する報知手段と、
    を備え、前記ファクシミリ画像を前記カセット給紙口からの記録紙に記録するよう設定されている記録装置において、
    前記受信手段がファクシミリ画像を受信し、前記手差し給紙口記録紙検知手段が記録紙を検知している場合、前記報知手段によってオペレータに前記手差し給紙口に保持されている記録紙を取り除くことを指示する手差し給紙口記録紙取り除き指示手段を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記手差し給紙口に保持されている記録紙を排出する手差し給紙口記録紙排出手段と、時間経過をカウントするタイマとを備え、
    前記手差し給紙口記録紙取り除き指示手段が前記手差し給紙口の記録紙を取り除くことを指示した後、前記タイマが所定時間をカウントしても前記手差し給紙口記録紙検知手段が記録紙を検知している場合に、前記手差し給紙口記録紙排出手段は、前記所定時間が経過した後に前記手差し給紙口に保持されている記録紙を排出することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記手差し給紙口記録紙排出手段により前記手差し給紙口に保持されている記録紙が排出され、前記手差し給紙口記録紙検知手段により記録紙が検知されなくなると、前記手差し給紙口記録紙取り除き指示手段は、前記報知手段によってオペレータに前記手差し給紙口に保持されている記録紙を排出した旨の報知をすることを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 前記手差し給紙口記録紙取り除き指示手段が前記手差し給紙口記録紙取り除き指示を行った後、又は前記手差し給紙口記録紙排出手段が前記手差し給紙口に保持されている記録紙を排出した後、前記手差し給紙口記録紙検知手段が前記手差し給紙口に記録紙が保持されていないことを検知した場合は、前記手差し給紙口記録紙取り除き指示手段は、前記手差し給紙口記録紙取り除き指示を解除することを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 前記手差し給紙口記録紙取り除き指示手段が前記手差し給紙口の記録紙を取り除くことを指示した時刻が所定の範囲の時刻である場合、前記所定の範囲の時刻でない場合よりも前記タイマがカウントする所定時間を短くすることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  6. 前記記録手段が前記受信手段で受信した1ページのファクシミリ画像を前記カセット給紙口から給紙された記録紙に記録した後に、記録するべき次のページのファクシミリ画像がある場合に、オペレータが前記手差し給紙口に記録紙をセットし、さらに差し込んだことにより前記手差し給紙口記録紙検知手段が記録紙を検知していれば、前記記録手段は前記次のページのファクシミリ画像の記録を開始せず、前記手差し給紙口記録紙取り除き指示手段は、前記報知手段によりオペレータに手差し給紙口記録紙取り除き指示を行い、前記メモリは前記受信手段で受信したファクシミリ画像を記憶することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
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