JP4596144B2 - ウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置 - Google Patents

ウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、ウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置に関するもので、特にウェーハの搬送元から搬送先へ1枚づつウェーハを保持して搬送するウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置に関する。
半導体装置の基材である半導体ウェーハ等の製造工程においては、ウェーハは各製造装置内及び製造装置間を搬送装置によって搬送される。各製造装置間の搬送では、ウェーハはウェーハキャリアに複数枚収納されてウェーハキャリアごと搬送される。また、各製造装置内では、ウェーハは1枚ごとにウェーハ保持部に保持されて1枚づつ搬送される場合が多い。
例えば、ウェーハの外周研削と外周エッジ部の面取り研削を行うウェーハ面取り装置では、供給ステーションに載置されたウェーハキャリアから取り出されたウェーハは、姿勢制御ステーションを経て加工ステーションのワークテーブルまで搬送される。また、ワークテーブル上で面取り加工されたウェーハは洗浄ステーションへ搬送され、洗浄後のウェーハは収納ステーションに載置されたウェーハキャリアまで搬送される。
また、例えばウェーハの厚さを計測し、計測された厚さに応じてウェーハを複数のキャリアに選別するようなウェーハ選別装置の場合も、ウェーハは計測ステーションから選別収納ステーションの対応するウェーハキャリアに搬送され収納される。
このウェーハ面取り装置やウェーハ選別装置で用いられるウェーハキャリアは円筒状のキャリアや、ウェーハの外周をガイドするガイド部材を底板に取り付けたキャリア等が用いられる場合が多く、ウェーハは例えばこの円筒状のキャリア内に厚み方向に積み重ねられて収納される。この場合、搬送されるウェーハはその中心をウェーハキャリアの円筒中心軸上に合わせて搬送される必要がある。
搬送されたウェーハの中心がウェーハキャリアの円筒中心軸上からずれていた場合は、ウェーハの外周部がウェーハキャリアの壁部と接触し、ウェーハの外周部にクラックが生じたり、あるいはウェーハがウェーハキャリア内に収納されない場合も起こり得る。
このような問題を解決するものとして、搬送するウェーハの外周を4個のローラで挟み込んで芯出しをし、芯出しされたウェーハを保持して搬送するウェーハ搬送装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平09−109009号公報
しかし、前述の特許文献1(特開平09−109009号公報)に記載されたウェーハ搬送装置の場合、ウェーハの外周を4個のローラで挟み込むための複雑な機構が必要であり、ウェーハ搬送装置が高価になるという欠点があった。またウェーハの外周を4個のローラで挟み込む接触式芯出し方式であるため、ウェーハ外周部が汚染されたり、ウェーハ外周部に微細なクラックが生じたりする恐れがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ウェーハをウェーハキャリアへ搬送するにあたり、ウェーハの外周部に接触することなく、安価な装置で、ウェーハの中心をウェーハキャリアの中心軸上に合わせて搬送することのできるウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ウェーハを保持するウェーハ保持部と、前記ウェーハ保持部を前記ウェーハの搬送元から搬送先へ移動させる搬送ロボットと、前記搬送元から搬送先までの直角に曲折した経路を有する搬送経路に設けられ搬送中のウェーハの外周を検出するセンサとを有するウェーハ搬送装置を用い、前記ウェーハを搬送元から搬送先まで搬送するウェーハ搬送方法において、予め前記搬送元及び搬送先の位置データを採取する工程であって、前記ウェーハ保持部のウェーハの基準保持位置の中心に位置決め冶具を取り付け、該位置決め冶具を前記搬送先の中心位置に位置付けた時の前記位置決め冶具の位置を前記搬送先の位置データとし、前記位置決め冶具を前記搬送元の中心位置に位置付けた時の前記位置決め冶具の位置を前記搬送元の位置データとする工程と、前記搬送元にて前記ウェーハと同一直径のマスター円盤を前記位置決め冶具を介して前記ウェーハ保持部の前記基準保持位置に保持する工程と、前記保持されたマスター円盤を前記搬送経路に沿って搬送する工程と、前記搬送経路の直角に曲折した経路の曲折前と曲折後の2箇所に夫々1個配置されたセンサによって、搬送中のマスター円盤の外周を前記搬送経路の途中で搬送動作を停止することなしに異なる2方向から検出し、検出データを記憶させる工程と、前記位置決め冶具を前記ウェーハ保持部から取り外し、前記搬送元にて前記ウェーハを前記ウェーハ保持部で保持する工程と、前記ウェーハを前記搬送経路に沿って搬送する工程と、前記搬送経路の直角に曲折した経路の曲折前と曲折後の2箇所に夫々1個配置されたセンサによって、前記搬送経路の途中で搬送中のウェーハの外周を搬送動作を停止することなしに異なる2方向から検出する工程と、検出された前記ウェーハの外周検出データと前記記憶されたマスター円盤の外周検出データとから、前記ウェーハ保持部に保持された前記ウェーハの前記基準保持位置からの偏移量を算出する工程と、前記偏移量を基に搬送先の位置データを修正する工程と、を有し、修正された搬送先の位置データに従って前記ウェーハを搬送先まで搬送することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ウェーハの搬送経路の途中で搬送中のウェーハの外周を検出して基準保持位置からの偏移量を算出し、搬送位置を修正するので、ウェーハの中心を搬送先の中心と合うように修正して搬送することができる。また、ウェーハの外周を検出するセンサは非接触のセンサを用いることができ、ウェーハ外周部が汚染されたり、ウェーハ外周部に微細なクラックが生じたりする恐れがない。また、装置の製造価格を安価に抑えることができる。また、直角に曲折した搬送経路の前後にセンサを設け、この2箇所におけるウェーハの外周検出値を予め求めたウェーハと同一直径のマスター円盤の外周検出値と比較して、ウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出するので、ウェーハの搬送動作を停止することなしに容易に搬送位置修正を行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項の発明において、前記搬送先の位置データを採取する工程では、前記位置決め冶具の先端を前記搬送先の中心位置に形成された位置決め穴に挿入し、その時の前記位置決め冶具の位置を前記搬送先の位置データとすることを特徴とする。請求項の発明によれば、搬送先の位置データを 容易に採取することができる。
請求項に記載の発明は、請求項又は請求項の発明において、前記マスター円盤の中心に前記位置決め冶具と嵌合する孔を形成しておき、両者を嵌合させることによって前記マスター円盤を前記ウェーハ保持部の基準保持位置に保持させることを特徴とする。
請求項の発明によれば、マスター円盤の中心孔と位置決め冶具とを嵌合させてマスター円盤をウェーハ保持部に保持するので、マスター円盤をウェーハ保持部の基準保持位置に容易に保持させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1の発明において、前記ウェーハ保持部が前記ウェーハの基準保持位置の中心を軸として回転可能に構成されたウェーハ搬送装置であり、前記ウェーハの外周を検出する工程は、搬送経路に設けられた前記センサの位置で前記ウェーハを少なくとも1回転させて回転角に対応する前記ウェーハの外周検出データを採取する工程であることを特徴とする。
請求項の発明によれば、搬送経路上のセンサの位置でウェーハを回転させ、回転角に対応するウェーハの外周検出データを採取するので、回転中心とウェーハの基準保持位置中心とを一致させることにより、容易にウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出することができる。
また、請求項の発明によれば、請求項に記載したように、ウェーハの外周検出データからウェーハの直径を算出したり、あるいは請求項に記載のように、ウェーハの回転角度に対応した外周検出データからウェーハの外周に形成されたオリエンテーションフラット又はノッチの位置を算出することを容易に行うことができる。
請求項に記載の発明は、ウェーハを保持するウェーハ保持部と、前記ウェーハ保持部を前記ウェーハの搬送元から搬送先へ移動させる搬送ロボットと、前記搬送元から搬送先までの直角に曲折した経路を有する搬送経路に設けられ、搬送中のウェーハの外周を検出するセンサであって、前記搬送経路の直角に曲折した経路の曲折前と曲折後の2箇所に夫々1個配置され、搬送中のウェーハの外周を搬送動作を停止することなしに異なる2方向から検出するセンサと、前記搬送元及び搬送先の位置データを記憶するとともに、搬送経路の途中で検出された搬送中のウェーハの外周検出データから、ウェーハ保持部に保持された前記ウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出し、該偏移量を基に搬送先の位置データを修正するコントローラとを有し、修正された搬送先の位置データに従って前記ウェーハを搬送先まで搬送するように構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置を提供する。
請求項の発明によれば、ウェーハの搬送経路の途中で搬送中のウェーハの外周を検出して基準保持位置からの偏移量を算出し、搬送位置を修正することができ、ウェーハの中心を搬送先の中心と合うように修正して搬送することができる。また、ウェーハの外周を検出するセンサは非接触のセンサを用いることができ、ウェーハ外周部が汚染されたり、ウェーハ外周部に微細なクラックが生じたりする恐れがない。また、装置の製造価格を安価に抑えることができる。 また、直角に曲折した搬送経路の前後にセンサを有しているので、ウェーハと同一直径のマスター円盤をウェーハの基準保持位置に保持してこの2箇所におけるマス ター円盤の外周検出値を予め求めておくことにより、この2箇所におけるウェーハの外周検出値をマスター円盤の外周検出値と比較して、ウェーハの基準保持位 置からの偏移量を算出することができ、ウェーハの搬送動作を停止することなしに容易に搬送位置修正を行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項の発明において、前記ウェーハ保持部の前記ウェーハの基準保持位置の中心に取り付けられ、前記搬送先の位置データを採取する時に前記搬送先の中心位置に位置付けられるとともに、前記ウェーハと同一直径のマスター円盤を前記ウェーハ保持部の基準保持位置に保持させる時に前記マスター円盤を位置決めする位置決め冶具を有したことを特徴とする。
請求項の発明によれば、ウェーハ保持部の基準保持位置の中心に取り付けられる置決め冶具を有しているので、ウェーハ保持部の基準保持位置の中心と搬送先の中心位置とを容易に位置あわせすることができ、またウェーハと同一直径のマスター円盤をウェーハ保持部の基準保持位置に容易に保持させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項の発明において、前記ウェーハ保持部が前記ウェーハの基準保持位置の中心を軸として回転可能に構成され、前記コントローラは、搬送経路に設けられた前記センサの位置で前記ウェーハを少なくとも1回転させて得られる回転角に対応する前記ウェーハの外周検出データから、前記ウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出し、該偏移量を基に搬送先の位置データを修正するコントローラであることを特徴とする。
請求項の発明によれば、搬送経路上のセンサの位置でウェーハをウェーハの基準保持位置の中心を軸として回転させ、回転角に対応するウェーハの外周検出データを採取するので、容易にウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出することができる。
また、請求項の発明によれば、請求項1に記載したように、ウェーハの外周検出データからウェーハの直径を算出したり、あるいは請求項1に記載のように、ウェーハの回転角度に対応した外周検出データからウェーハの外周に形成されたオリエンテーションフラット又はノッチの位置を算出することを容易に行うことができる。
以上説明したように本発明のウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置によれば、ウェーハをウェーハキャリアへ搬送するにあたり、ウェーハの搬送経路の途中で搬送中のウェーハの外周を検出してウェーハ保持部の基準保持位置からの偏移量を算出し、搬送位置を修正するので、ウェーハの中心を搬送先の中心に合わせて正確に搬送することができる。
以下添付図面に従って本発明に係るウェーハ搬送方法及びウェーハ搬送装置の好ましい実施の形態について詳説する。尚、各図において同一部材には同一の番号または記号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係るウェーハ搬送装置の構成を示す平面図である。また、図2は正面図である。ウェーハ搬送装置10は、図1及び図2に示すように、ベース板19上に設けられた搬送ロボット11、搬送ロボット11の先端に支持されたウェーハ保持部12、ウェーハWの搬送経路R上に設けられたセンサ13A,13B、及び搬送装置全体の動作を制御するコントローラ15からなっている。
搬送ロボット11は、ベース板19に台11Dを介して固定されたロボット本体11A、ロボット本体11Aに対して回転可能に支持された第1アーム11B、第1アーム11Bに対して回転可能に支持された第2アーム11Cとで構成された2関節ロボットである。
ウェーハ保持部12は、垂直軸12A、垂直軸12Aの先端に固定された中心軸12B、図示しない中心孔が中心軸12Bと嵌合して上下に移動可能に支持された保持ベース12C、垂直軸12Aと保持ベース12Cとの間に設けられ、保持ベース12Cを下方に押圧する圧縮コイルバネ12F、パイプ12Dを介して保持ベース12Cに固定された吸着パッド12E、及び垂直軸12Aを上下に移動する図示しない垂直駆動手段とで構成されている。垂直駆動手段は、例えばモータで駆動されるラック・ピニオン機構等が用いられる。
吸着パッド12Eは、垂直軸12Aの中心線C1を中心とした同心円上に等分割で4個設けられ、図示しないバキュームチューブを介して真空源に接続されてウェーハWを吸着する。この着パッド12Eの材質はゴム又は樹脂が好ましい。ウェーハWの中心を垂直軸12Aの中心線C1と一致させて吸着したときの、ウェーハWの保持位置が基準保持位置であり、以後この基準保持位置もC1と称することとする。
図1に示すように、ウェーハWの搬送元51から搬送先14へウェーハWを搬送する場合、図の1点鎖線の矢印で示すように図のX方向からY方向に向けて90°曲折した搬送経路Rをとる。この曲折した搬送経路Rには、曲折前でウェーハWの外周のY方向位置を検出するセンサ13Aが配置されており、また曲折後のウェーハWの外周のX方向位置を検出するセンサ13Bが配置されている。
センサ13A、13Bはどちらも、照明光源とCCDラインセンサからなる受光素子とが組み合わされたもので、ベース板19上に立設する2本の支柱13Cに夫々固定されている。CCDラインセンサは光が遮られる最大位置を検出し、ウェーハの外周位置とする。
搬送先14にはキャリア載置台14Aがあり、搬送先の中心位置であるキャリア載置台14Aの中心C2には後述する位置決め穴である位置検出用穴14aが形成されている。また、キャリア載置台14AにはウェーハWを積載収納するウェーハキャリア30が載置される。
ウェーハキャリア30は、底板31と底板31に取り付けられ、ウェーハWの外周を規制する曲面が形成された4個のガイド板32、32、…とで構成され、ガイド板32、32、…はその曲面が夫々内側に向けて取り付けられて、ウェーハWの直径より僅かに大きい円筒の一部を形成している。また、ガイド板32、32、…の曲面は上方に向けて反っており、ウェーハWの挿入が容易なように形成されている。
また、ウェーハキャリア30は、底板31とキャリア載置台14Aとの間が図示しないキネマチックカップリングで連結され、ウェーハキャリア30をキャリア載置台14A上に上方から置くだけでウェーハキャリア30が位置決めされるようになっており、ウェーハキャリア30の中心がキャリア載置台14Aの中心C2と一致する。
ウェーハ搬送装置10の各部の動作を制御するコントローラ15は、センサ13A、及び13Bからの検出信号を受けて、ウェーハ保持部12に保持されたウェーハWの保持位置の基準保持位置C1からの偏移量を算出し、ウェーハWの中心を搬送先の中心位置であるキャリア載置台14Aの中心C2と一致するように搬送ロボット11を制御する。このウェーハWの保持位置の基準保持位置C1からの偏移量の算出については後述する。
次に、ウェーハ搬送装置10を用いた本発明に係るウェーハ搬送方法について説明する。先ず最初に、図3に示すように、ウェーハ保持部12の基準保持位置C1の線上に位置決め冶具21を取り付ける。位置決め冶具21は、先端21Aの直径が所定の値に形成され、基部には図示しないねじ部が形成されており、このねじ部をウェーハ保持部12の中心軸12Bに形成された図示しないねじ穴に螺合させて取り付ける。
次に、搬送ロボット11を手動操作してウェーハ保持部12を搬送先14の上部に位置させ、次いで下降させ、XY方向位置を微調整して、図3に示すように、位置決め冶具21の先端21Aをキャリア載置台14Aの中心C2に形成されている位置決め穴である位置検出用穴14aに挿入する。この時の搬送ロボット11の第1アーム11B及び第2アーム11Cの回転角度を読み込ませ、キャリア載置台14Aの中心(搬送先の中心位置)C2の位置データとする。この位置データは搬送ロボット11で自動的に読み込まれ、コントローラ15に送信される。コントローラ15はこのデータを搬送先14の中心位置データとして記憶する。
同様にして、位置決め冶具21の先端21Aを搬送元51に形成された図示しない位置検出用穴に挿入し、搬送元51の中心位置C3のデータを採取し、コントローラ15に送信する。コントローラ15はこのデータを搬送元51の中心位置データとして記憶する。
次に、図4に示すように、位置決め冶具21の先端21Aと嵌合する孔である中心孔40Aを有し、ウェーハWの直径と同一直径のマスター円盤40を、その中心孔40Aと位置決め冶具21の先端21Aとを嵌合させた状態でウェーハ保持部12に吸着保持する。このマスター円盤40の保持位置がウェーハ保持部12の基準保持位置C1である。
次に、このウェーハ保持部12の基準保持位置C1に保持されたマスター円盤40を搬送経路Rに沿って搬送する。この時センサ13Aにマスター円盤40の外周のY方向位置Y0 を検出させ、センサ13Bにマスター円盤40の外周のX方向位置X0 を検出させ検出データをコントローラ15に送信させる。コントローラ15はこのデータを基準保持位置C1に保持されたウェーハWの外周位置データとして記憶する。
次に、位置決め冶具21をウェーハ保持部12から取り外す。次いでウェーハ保持部12を搬送元51に移動させ、ウェーハ保持部12の吸着パッド12E、12E、…がウェーハWに接触するまで下降させてウェーハWを吸着する。この時、吸着パッド12E、12E、…が取り付けられた保持ベース12Cは圧縮コイルバネ12Fの押圧力に打ち勝つ力が加わった場合、上方に逃げる構造になっているため、ウェーハ保持部12を下降し過ぎても問題ない。
なお、搬送元51に在るウェーハWは、様々な形態が想定され、必ずしもその中心が搬送元51の中心位置C3と一致しているとは限らない。従って、ここで吸着保持されたウェーハWは、ウェーハ保持部12の基準保持位置C1とは芯ずれした状態で保持されている可能性がある。
次に、ウェーハ保持部12を搬送経路Rに従って搬送先14の上部まで搬送する。この搬送途中でセンサ13AはウェーハWの外周のY方向位置Y1 を検出し、センサ13BはウェーハWの外周のX方向位置X1 を検出し、夫々のデータをコントローラ15に送信する。
コントローラ15は、受信したデータと先に記憶していたデータとから(X0 −X1 )をウェーハWの基準保持位置C1からのX方向偏移量とし、(Y0 −Y1 )をウェーハWの基準保持位置C1からのY方向偏移量として、搬送先14の位置データを修正する。この修正はウェーハ保持部12が搬送先14の上部に達する前に行われ、ウェーハ保持部12が搬送先14の上部に到達した時には既に位置修正が完了した状態となっている。
次に、ウェーハ保持部12を下降させ、搬送先14に載置されたウェーハキャリア30内にウェーハWを挿入し、吸着を解除して上昇する。以上によりウェーハWは搬送元51から搬送先14のウェーハキャリア30内に正確に搬送される。従って、ウェーハWがウェーハキャリア30と干渉することがなく、ウェーハWをなんら損傷させることなくウェーハキャリア30に収納することができる。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。この別の実施形態では、ウェーハ保持部12が垂直に上下動するだけでなく、図示しないステッピングモータによって基準保持位置C1を軸として回転可能に構成されている。また、その回転角度が印加パルス数のカウントによって、あるいは図示しないロータリーエンコーダを組み込むことによって、正確に出力されるようになっている。また、ウェーハWの外周を検出するセンサはセンサ13A又はセンサ13Bのどちらか1個のみが設けられている。
図5は、このように構成されたウェーハ搬送装置においてウェーハWの外周を検出する状態を表したものである。図5に示すように、搬送経路Rに沿って搬送されているウェーハWは、センサ13Aの箇所で一時停止し、基準保持位置C1を軸として1回転プラス余裕度分だけ回転される。このウェーハ保持部12の回転角度データは時系列的にコントローラ15に送信される。このとき回転中のウェーハWの外周位置がセンサ13Aによって時系列的に1回転分検出されコントローラ15に送信される。
コントローラ15では、ウェーハWの回転角度に対応する外周位置のデータからウェーハWの保持位置の基準保持位置C1からの偏移量を算出し、搬送先14の位置データを修正する。これによりこの別の実施形態においても、ウェーハWを搬送元51から搬送先14のウェーハキャリア30内に正確に搬送することができる。従って、ウェーハWがウェーハキャリア30と干渉することがなく、ウェーハWをなんら損傷させることなくウェーハキャリア30に収納することができる。
また、この別の実施形態のウェーハ搬送装置では、ウェーハWの1回転分の外周位置データからウェーハWの直径を算出することができ、ウェーハWをその直径によって良品と不良品に選別して2個のウェーハキャリア30、30に夫々収納したり、あるいはウェーハWをその直径によって数種類に分類し、夫々のウェーハキャリア30、30、…に収納したりすることができる。
また、この別の実施形態のウェーハ搬送装置では、ウェーハWの1回転分の回転角度に対応する外周位置データから図6(a)に示すようなウェーハWの外周に形成されたオリエンテーションフラットの位置や長さを検出することができる。なお、図6(b)はウェーハWの回転角度に対応したセンサ13Aの出力を表したものである。
また、この別の実施形態のウェーハ搬送装置では、同様にして、ウェーハWの1回転分の回転角度に対応する外周位置データから図7(a)に示すようなウェーハWの外周に形成されたノッチの位置や大きさを検出することができる。なお、図7(b)はウェーハWの回転角度に対応したセンサ13Aの出力を表したものである。
なお、前述した実施の形態において、ウェーハ保持部12を移動させる手段として、2関節ロボットを用いたが、搬送ロボット11は2関節に限るものではない。また、ウェーハ保持部12を移動させる手段は回転アーム型のロボットに限らず、2軸以上の直線移動型の移動手段を用いてもよい。
本発明の実施の形態に係るウェーハ搬送装置の構成を表す平面図 本発明の実施の形態に係るウェーハ搬送装置の構成を表す正面図 搬送先位置データの採取を説明するための正面図 マスター円盤の保持方法を説明するための正面図 本発明の別の実施形態を説明するための平面図 オリエンテーションフラットの検出を説明する図 ノッチの検出を説明する図
符号の説明
10…ウェーハ搬送装置、11…搬送ロボット、12…ウェーハ保持部、13A・13B…センサ、14…搬送先、14A…キャリア載置台、14a…位置検出用穴(位置決め穴)、15…コントローラ、21…位置決め冶具、21A…先端、30…ウェーハキャリア、40…マスター円盤、40A…中心孔(孔)、51…搬送元、C1…基準保持位置(垂直軸の中心線)、C2…キャリア載置台の中心(搬送先の中心位置)、R…搬送経路、W…ウェーハ

Claims (11)

  1. ウェーハを保持するウェーハ保持部と、前記ウェーハ保持部を前記ウェーハの搬送元から搬送先へ移動させる搬送ロボットと、前記搬送元から搬送先までの直角に曲折した経路を有する搬送経路に設けられ搬送中のウェーハの外周を検出するセンサとを有するウェーハ搬送装置を用い、前記ウェーハを搬送元から搬送先まで搬送するウェーハ搬送方法において、
    予め前記搬送元及び搬送先の位置データを採取する工程であって、前記ウェーハ保持部のウェーハの基準保持位置の中心に位置決め冶具を取り付け、該位置決め冶具を前記搬送先の中心位置に位置付けた時の前記位置決め冶具の位置を前記搬送先の位置データとし、前記位置決め冶具を前記搬送元の中心位置に位置付けた時の前記位置決め冶具の位置を前記搬送元の位置データとする工程と、
    前記搬送元にて前記ウェーハと同一直径のマスター円盤を前記位置決め冶具を介して前記ウェーハ保持部の前記基準保持位置に保持する工程と、
    前記保持されたマスター円盤を前記搬送経路に沿って搬送する工程と、
    前記搬送経路の直角に曲折した経路の曲折前と曲折後の2箇所に夫々1個配置されたセンサによって、搬送中のマスター円盤の外周を前記搬送経路の途中で搬送動作を停止することなしに異なる2方向から検出し、検出データを記憶させる工程と、
    前記位置決め冶具を前記ウェーハ保持部から取り外し、前記搬送元にて前記ウェーハを前記ウェーハ保持部で保持する工程と、
    前記ウェーハを前記搬送経路に沿って搬送する工程と、
    前記搬送経路の直角に曲折した経路の曲折前と曲折後の2箇所に夫々1個配置されたセンサによって、前記搬送経路の途中で搬送中のウェーハの外周を搬送動作を停止することなしに異なる2方向から検出する工程と、
    検出された前記ウェーハの外周検出データと前記記憶されたマスター円盤の外周検出データとから、前記ウェーハ保持部に保持された前記ウェーハの前記基準保持位置からの偏移量を算出する工程と、
    前記偏移量を基に搬送先の位置データを修正する工程と、
    を有し、修正された搬送先の位置データに従って前記ウェーハを搬送先まで搬送することを特徴とするウェーハ搬送方法。
  2. 前記搬送先の位置データを採取する工程では、前記位置決め冶具の先端を前記搬送先の中心位置に形成された位置決め穴に挿入し、その時の前記位置決め冶具の位置を前記搬送先の位置データとすることを特徴とする請求項に記載のウェーハ搬送方法。
  3. 前記マスター円盤の中心に前記位置決め冶具と嵌合する孔を形成しておき、両者を嵌合させることによって前記マスター円盤を前記ウェーハ保持部の基準保持位置に保持させることを特徴とする請求項又は請求項に記載のウェーハ搬送方法。
  4. 前記ウェーハ保持部が前記ウェーハの基準保持位置の中心を軸として回転可能に構成されたウェーハ搬送装置であり、
    前記ウェーハの外周を検出する工程は、搬送経路に設けられた前記センサの位置で前記ウェーハを少なくとも1回転させて回転角に対応する前記ウェーハの外周検出データを採取する工程であることを特徴とする請求項1に記載のウェーハ搬送方法。
  5. 前記ウェーハの外周検出データから前記ウェーハの直径を算出することを特徴とする請求項に記載のウェーハ搬送方法。
  6. 前記ウェーハの回転角度に対応する外周検出データから、ウェーハ外周に形成されたオリエンテーションフラット又はノッチの位置を算出することを特徴とする請求項又は請求項に記載のウェーハ搬送方法。
  7. ウェーハを保持するウェーハ保持部と、
    前記ウェーハ保持部を前記ウェーハの搬送元から搬送先へ移動させる搬送ロボットと、
    前記搬送元から搬送先までの直角に曲折した経路を有する搬送経路に設けられ、搬送中のウェーハの外周を検出するセンサであって、前記搬送経路の直角に曲折した経路の曲折前と曲折後の2箇所に夫々1個配置され、搬送中のウェーハの外周を搬送動作を停止することなしに異なる2方向から検出するセンサと、
    前記搬送元及び搬送先の位置データを記憶するとともに、搬送経路の途中で検出された搬送中のウェーハの外周検出データから、ウェーハ保持部に保持された前記ウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出し、該偏移量を基に搬送先の位置データを修正するコントローラとを有し、
    修正された搬送先の位置データに従って前記ウェーハを搬送先まで搬送するように構成されたことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  8. 前記ウェーハ保持部の前記ウェーハの基準保持位置の中心に取り付けられ、前記搬送先の位置データを採取する時に前記搬送先の中心位置に位置付けられるとともに、前記ウェーハと同一直径のマスター円盤を前記ウェーハ保持部の基準保持位置に保持させる時に前記マスター円盤を位置決めする位置決め冶具を有したことを特徴とする請求項に記載のウェーハ搬送装置。
  9. 前記ウェーハ保持部が前記ウェーハの基準保持位置の中心を軸として回転可能に構成され、
    前記コントローラは、搬送経路に設けられた前記センサの位置で前記ウェーハを少なくとも1回転させて得られる回転角に対応する前記ウェーハの外周検出データから、前記ウェーハの基準保持位置からの偏移量を算出し、該偏移量を基に搬送先の位置データを修正するコントローラであることを特徴とする請求項に記載のウェーハ搬送装置。
  10. 前記ウェーハの外周検出データから前記ウェーハの直径を算出することを特徴とする請求項に記載のウェーハ搬送装置。
  11. 前記ウェーハの回転角度に対応する外周検出データから、ウェーハ外周に形成されたオリエンテーションフラット又はノッチの位置を算出することを特徴とする請求項又は請求項1に記載のウェーハ搬送装置。
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