JP4593946B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ホストコンピュータから送信される圧縮済み印刷情報を処理する印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラムに関する。
従来、ホストベースプリンタにおいて、一頁の印刷毎に印刷に係わる全てのシステムをリセットしていたため、ホストコンピュータから印刷要求された用紙サイズに対し給紙された用紙サイズが小さく、プリントエンジンからの水平同期信号の発生数が期待した数より少なかった場合でも印刷データに不整合がおきることはなく、不正な印字データが出力されることはなかった。
しかしながら、近年、ホストコンピュータ性能の向上、またホストインタフェース技術の向上によりホストベースプリンタ技術は、より高速なプリンタエンジンに適用可能となってきている。
また、印刷のパフォーマンスを向上させるため圧縮された印刷画像データを複数頁分切れ目無く転送を行うような転送制御も行われている。
ところが、このような印刷制御システムでホストコンピュータから印刷要求された用紙サイズに対し給紙された用紙サイズが小さい場合、期待する水平同期信号の発生数が少なく印刷データが残ってしまい次頁の印刷に不正な印字データが出力されてしまうという問題があった。
この問題を解決するため、下記特許文献1では、画像データ出力制御回路に入力される水平同期信号をコントローラに搭載されているCPUからも制御できるよう工夫し、プリンタエンジンからの水平同期信号が止まってしまってもCPUで擬似的に水平同期信号を発生させ残った印刷データを出力させる方法が提案されている。
特開2000−296657号公報
しかしながら、特許文献1による回避方法では、印刷を開始する前に次の給紙を実行し、内部に用紙を滞留させるタイプの高速なプリントエンジンには対応できず、不正な印刷結果となって紙資源を浪費してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、本発明の目的は、ホストコンピュータから転送される圧縮されている印刷情報を複数頁分保持可能な場合に、印刷処理中の頁の用紙サイズと給紙される用紙サイズとの不一致な状態が発生しても、当該不一致の頁で未処理となる印刷情報の処理を廃棄して、次の頁の先頭位置から展開済み印刷情報を処理可能となり、正常な印刷結果を得る頁処理を継続して複数の頁の展開済み印刷情報を高速に処理できるホストベースなプリント環境を簡単な構成で得られる仕組みを提供することである。
本発明に係る印刷装置は、以下の特徴的構成を備える。
ホストコンピュータから送信される圧縮済印刷情報を少なくとも2ページ分以上記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段から読み出す圧縮済印刷情報の読み出しアドレスを指示する指示手段と、前記記憶手段から読み出した圧縮済印刷情報を伸長し、伸長済印刷情報を出力する伸長手段と、前記伸長手段が出力した伸長済印刷情報を出力するための出力手段と、前記出力手段と接続し、前記出力手段を介して受信した伸長済印刷情報に基づいて画像形成を行なう画像形成手段と、前記画像形成手段が画像形成を行なっているページの画像のサイズと、当該画像形成のために給送された用紙サイズとの不一致を検知する検知手段と、前記検知手段が前記不一致を検知した時点で前記指示手段が指示する読み出しアドレス以降の領域に記憶されている、当該画像形成中のページのための圧縮済印刷情報を、当該圧縮済印刷情報のページの終了を示す終了コード情報を検出するまで前記伸長手段が伸長した後に廃棄するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る印刷装置の制御方法は、以下の特徴的構成を備える。
ホストコンピュータから送信される圧縮済印刷情報を少なくとも2ページ分以上記憶可能な記憶手段に記憶する記憶工程と、前記記憶手段から読み出す圧縮済印刷情報の読み出しアドレスを指示する指示工程と、前記記憶手段から読み出した圧縮済印刷情報を伸長し、伸長済印刷情報を出力する伸長工程と、前記伸長工程が出力した伸長済印刷情報を出力するための出力工程と、前記出力工程が出力する伸長済印刷情報に基づいて画像形成を行なう画像形成工程と、前記画像形成工程が画像形成を行なっているページの画像のサイズと、当該画像形成のために給送された用紙サイズとの不一致を検知する検知工程と、前記検知工程が前記不一致を検知した時点で前記指示工程が指示する読み出しアドレス以降の領域に記憶されている、当該画像形成中のページのための圧縮済印刷情報を、当該圧縮済印刷情報のページの終了を示す終了コード情報を検出するまで前記伸長工程が伸長した後に廃棄するよう制御する制御工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ホストコンピュータから転送される圧縮されている印刷情報を複数頁分保持可能な場合に、印刷処理中の頁の用紙サイズと給紙される用紙サイズとの不一致な状態が発生しても、当該不一致の頁で未処理となる印刷情報の処理を廃棄して、次の頁の先頭位置から展開済み印刷情報を処理可能となり、正常な印刷結果を得る頁処理を継続して複数の頁の展開済み印刷情報を高速に処理できるホストベースなプリント環境を簡単な構成で得られる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す印刷装置を適用する印刷システムの一例を示すブロック図であり、本発明を適用するのに好適な印刷装置、特にレーザビームプリンタ(以下、単に「プリンタ」と記す)の構成例に対応する。
図1に示すように、プリンタ1000は、パーソナルコンピュータ等、情報処理装置としてのホストコンピュータ2000と通信線3000を介して接続され、印刷システムを構成する。
プリンタ1000において、1001はプリンタコントローラで、本プリンタ全体の動作の制御を行う制御ユニットである。プリンタコントローラ1001において、1101はCPUで、ROM1103に格納された制御プログラムを実行し、この制御ユニット全体を制御する。
1102はRAMで、CPU1101のワークエリアとして用いられる一方、ホストコンピュータ2000からの印刷データの受信エリアとしても機能する。1100はASICで、ホストインタフェース制御部1100a、CPUインタフェース制御部1100b、メモリ制御部1100c、DMA制御部1100d、データ伸長部1100e、印刷部インタフェース制御部1100f等を備える。
ホストインタフェース制御部1100aは、通信線3000を通じホストコンピュータ2000との印刷制御コマンドや印刷画像データなどのデータ送受信を制御する。また、印刷画像データの受信に関してはDMA制御部1100d、メモリ制御部1100cと連動して受信データをRAM1102へ格納する。
CPUインタフェース制御部1100bは、文字通りCPUとのインタフェースを司るもので、ASIC内部の不図示の制御レジスタ、データレジスタへのアクセス制御を行う。
1100cはメモリ制御部で、ROM1103、RAM1102へのアクセス制御を行う。データ伸長部1100eは、ホストコンピュータ2000から受信した圧縮された印刷画像データの伸長を行う。印刷部インタフェース制御部1100fは、印刷部1200との制御信号のやり取りや印刷画像データのシッピングを制御する。なお、1012は操作パネルである。
図2は、図1に示したプリンタ1000の概略構成を説明する断面図であり、ホストベースプリンタを適用するのに好適な印刷装置、特にレーザビームプリンタの構成例に対応する。なお、同一部分には同一の符号を付してある。
図2において、プリンタ1000は、外部に接続されるホストコンピュータ等の情報処理装置から送出される圧縮処理された印刷画像データを受け、該データを伸長し、印刷部に送出することで記録媒体である記録紙等に像を形成する。1012は操作パネルで、操作のためのスイッチ、及びLCD表示器等が配されている。
プリンタコントローラ1001は、プリンタ1000全体の制御を行い、主に画像情報を対応する画像パターンのビデオ信号に変換し、レーザドライバ1002に出力する。レーザドライバ1002は半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004をON/OFF切り換えする。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。
これにより、静電ドラム1006上に画像パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム1006の周囲に配された現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はプリンタ1000に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009、及び搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。そしてこれら一連の動作により印刷がなされる。
このように構成された本発明の印刷システムにおいて、以下に、本発明の特徴である印刷データの強制廃棄を適用した印刷制御を説明する。
図3は、図1に示したRAMのメモリマップを説明する模式図であり、例えばリングメモリ構成されて印刷データの各ページを書き込む場合で、かつ、ホストコンピュータから印刷要求の用紙サイズに対し、給紙された用紙サイズが小さかった場合のRAM上に格納された印刷データの状態である。
図3において、ライトポインタ1、リードポインタ2は、メモリ制御部1100cで生成される。N頁の印刷に用紙サイズの不一致がおき水平同期信号が停止すると、本来出力されるべき印刷データは斜線部分10であるが、斜線部分11を残して、リードポインタ2はメモリ制御部1100cにより停止される。この時に、既に(N+1)頁目のデータはすでに格納され始めているため、そのまま印刷を継続してしまうと、(N+1)頁目の印刷データを読み込み開始位置(リードポインタ2が指示する位置)がずれているため、本来ならば(N+1)頁目の印刷データの線と位置をリードポインタ2が指示しているはずであるが、上記水平同期信号の停止に伴い不正な位置を指示している状態なので、印刷不正となってしまう(印刷された画像がくずれる現象が起こってしまう)。12は次頁エリアを示し、13は空きエリアを示す。
そこで、本実施形態では、後述する図4〜図6に示すフローチャートに従って、BDカウント値を監視して、不正な状態にある場合に、印刷データを破棄するモードを設定して、データ伸長部1100eの伸長処理を頁エンドまで強制実行せることにより、データ伸長部1100e等が強制的にリセットされて、結果として、RAM1102上に確保されるリングメモリ上のリードポインタ2が、次の頁の先頭に位置することとなるので、従来の不正印刷を回避させることを可能としている。
図4,図5、図6は、本発明に係る印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、S300〜S324は各ステップを示し、CPU1101がROM1103に格納された制御プログラムをRAM1102にロードして実行することにより実現される。
図4において、プリンタの電源が投入されると、CPU1101はROM1103に格納された本プログラムを実行する。
まず、ステップS300で、RAM1102上に確保される不図示の内部レジスタの初期化、また通信線3000を介してのホストコンピュータ2000とのコネクションの確立等、プリンタの初期化処理を行い、ホストコンピュータ2000からのデータ受信待機状態となる。
そして、ステップS301ではホストコンピュータ2000からデータを受信したかどうかをCPU1101が判断して、受信データがあると判断した場合には、ステップS302に進み、また受信データが無いと判断した場合は、ステップS301に留まり、受信データの監視を継続する。
このとき、待機時間をCPU1101が管理する内部カウンタによりカウントしておき一定時間を過ぎた場合には、スリープモード等の低電力消費モードに移行するようにしても良い。
一方、ホストコンピュータ2000ではユーザの指示によって印刷の実行が指示されると、プリンタドライバソフトウエアが起動し、アプリケーションソフトのグラフィックデータの解析を行い、印刷イメージの生成を行う。その後、前記印刷イメージはバンドに区分けされ、データ圧縮が施される。そして通信線3000を介してプリンタに対しデータ送信される。
プリンタ側では、ステップS301でホストコンピュータ2000からデータを受信すると、ステップS302に移り、受信データの先頭2バイトの読み込みを行う。通信線3000を介して受信されるデータは、図7に示されるような構成をとるよう取り決められている。
図7は、図1に示したホストコンピュータ2000から受信するデータ構造を説明する図である。
本実施形態では、図7に示されるように受信データは先頭2バイトがコマンドを表し、次に続く2バイトがコマンド長を表し、さらにデータがそれに続く構成となっている。コマンド長は2バイト、16ビットで表されるため、全コマンド長は64KB未満となっている。このコマンド体系は1例であってシステム構成によって変更しても差し支えない。
そして、ステップS303では、ステップS302で読み込んだコマンドの種別を判別する。コマンドはプリンタ制御コマンド、印字データコマンドに大きく分けられ、コマンドの種別(プリンタ制御コマンド、印刷データコマンド(画像データコマンド、転送終了コマンド、他の印刷データコマンド))に応じた動作を行う。
そこで、ステップS304では、コマンド長を判別するためコマンドに続くカウント値2バイトが読み込まれる。次なる動作ステップはコマンドの上記種別によって異なる。
ステップS303で、コマンドが「プリンタ制御コマンド」であると判断された場合、ステップS305に移り、前記コマンド長を表すカウント値からコマンド2バイト、カウント2バイトを差し引いた残りの(カウント−4)バイトのデータを全て受信する。
そして、ステップS306では、前記コマンドに対応した制御を実行する。次に、ステップS307では実行ステータス(「OK」、「NG」等)を取得する。続いて、ステップS308では前記ステータスをホストコンピュータに送信し、送信完了を待ってステップS301に戻り、次なるデータ受信を監視する。
一方、ステップS303の判断で、コマンドが「画像データコマンド(印刷データコマンドに含まれる)」であると判断した場合、ステップS304で、コマンド長を判別するためコマンドに続くカウント値2バイトが読み込まれた後、ステップS309で、(カウント−4)バイトの画像データ数をDMA転送の制御を行うDMA制御部1100dに設定を行う。この設定を行うことでDMAが動作を開始し、画像データはメモリ(RAM1102)の所定領域に格納され(S310)、ステップS301へ戻る。なお、ステップS310は、ハードウエア実行のステップである。
一方、ステップS303の判断で、コマンドが「転送終了コマンド(印字データコマンドに含まれる)」であると判断した場合、ステップS304で、コマンド長を判別するためコマンドに続くカウント値2バイトが読み込まれた後、ステップS311で、ステップS305と同様に(カウント−4)バイトの残りのデータを読み込む。
続いて、ステップS312で、プリンタエンジン(印刷部1200)に対し印刷開始コマンドを送信し、印刷開始を指示する。そして、プリンタエンジンでは前記印刷開始コマンドを受信すると、前述の印刷シーケンスを開始する。
次に、ステップS313では、印刷に係わるデータ伸長部1100e、印刷部インタフェース制御部1100fに動作開始を指示する。この指示により動作を開始すると、ステップS314で、ハードウエア制御によってメモリ(RAM1102)から画像データの読み込みが開始される。
データ伸長部1100eではDMA制御部1100によるDMAにて読み出されたデータを受け、印刷画像データへの伸長動作を行う。そして、伸長された印刷画像データは、印刷部インタフェース制御部1100f内に設けられた不図示のFIFOメモリへ書き込まれる。
続いて、印刷部インタフェース制御部1100f内の画像シッピング回路は、プリンタエンジン(印刷部1200)からの垂直同期信号を受け取り、所定の上マージン、また水平同期信号(以下、「BD信号」と記す)を受け所定の左マージン(プリンタエンジンによっては右マージン)をカウントした後、印刷画像データをプリンタエンジンに送出して、ステップS316以降へ進む。
一方、ステップS303の判断で、コマンドが「その他の印字データコマンド」であると判断した場合は、ステップS311に続く、ステップS315でコマンドに対応した制御を実行して、ステップS301へ戻る。
続いて、図5に示すステップS316で、水平同期信号カウンタ(BDC)のリードを行う。前記水平同期カウンタ(BDC)は、図6で示されるように割り込み処理ルーチンで処理され、図6に示すステップS324で、D信号が入る毎に毎回カウントを「+1」する。なお、初期化は一頁の印刷が終了した後に行われる。
そして、ステップS317では、前回読んだカウンタ値(BDCprevious)と今回読んだ値(BDCcurrent)との比較を行い両値が一致したか否かを判断して、一致しないと判断した場合(「NO」の場合)、まだ画像出力中であると判断され、また、一致すると判断した場合(「YES」の場合)はBD信号が止まったことを意味し、画像出力終了と判断する。
ここで、CPU1101の処理動作がBD割り込み間隔に対して十分に遅いことを想定している。また、CPU1101の処理動作が速い場合には、カウンタ値の読み込みは、印刷開始とともにタイマを動作させ、タイマの割り込みを利用し一定時間毎に行っても良い。
次に、ステップS318では、水平同期信号カウンタが印刷要求を受けた用紙サイズの所定数に達しているかをCPU1101が判断して、所定数に達していると判断された場合(「YES」)、ステップS319に移り、また所定数に達していないと判断した場合(「NO」)、印刷要求の用紙サイズに対し、給紙された用紙が小さかったと判断され、ステップS321に進む。
そして、ステップS319では、印刷要求の全ての頁が出力完了したかをCPU1101が判断して、全頁の印刷を完了した場合(「YES」)には、ステップS320で、印刷処理を終了し、次なる印刷ジョブを待つために、ステップS301へ戻る。
一方、ステップS319で、全頁の印刷を完了してないと判断した場合(「NO」)には、次なる頁の印刷に移行する。
そして、ステップS321は、本発明の特徴である印刷データの強制廃棄モードの設定を行う。
この設定を行うことで、図8に示されるようにデータ伸長部1100eへの伸長要求信号は強制的に「TRUE」となる。データ伸長部1100eは、伸長要求信号が「TRUE」の間はデータ伸長処理を続け、画像データ中に含まれる終了コードをデコードするまで動作する。
図8は、図1に示した印刷部インタフェース制御部1100fからデータ伸長部1100eに対して通知される強制廃棄モード設定回路の一例を示す図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図8において、印刷部インタフェース制御部1100f内のFIFOメモリ1100f−1には、データ伸長部1100eにより伸長されたデータが順次書き込まれて、一定容量のデータが書き込まれると、メモリフル状態を示す信号FULLがデータ伸長部1100eにORゲート100f−2を介して通知され、結果として、伸長要求信号は強制的に「TRUE」状態となる。
一方、ORゲート1100f−2には、強制廃棄モードの設定処理により、伸長要求信号は強制的に「TRUE」状態となる。
従って、本実施形態では、ステップS321で、強制廃棄モードが設定されると、データ伸長部1100eに対して伸長要求信号は強制的に「TRUE」状態となり、データ伸長部1100eは、当該頁のエンドを検出するまで、データ伸長処理を継続し、結果として、リングメモリのリードポインタ2を全頁の途中位置から、強制的に次頁の先頭位置に設定することができる。
続く、ステップS322では、データ伸長部1100eが終了コードをデコードしたかを判断し、終了コードのデコードを完了していると判断した場合(「YES」)、ステップS323に移り、次なる頁の印刷に備えるために、データ伸長部1100e、印刷部インタフェース制御部1100fをリセットして、ステップS319へ進む。
一方、ステップS322で終了コードのデコードを完了していないと判断した場合は、デコード完了まで完了フラグを監視する。これら強制廃棄モードを実行した後のRAM1102上のメモリリードポインタは、次なる頁の先頭に位置することとなるので次なる頁に印字不正が起こらない。
以上説明したように、本実施形態によれば、印刷要求の用紙サイズに対し給紙された用紙サイズが小さい場合でも、印刷データをステップS318でNOと判定されることにより、強制廃棄モードが設定されて強制的に廃棄することで、メモリ内で次頁の印刷データまで破棄されてしまうことがなくなり、正常に次の頁の印刷処理を継続できるホストベースプリンタを構成できる。また、より高速なプリントエンジンに対応することができる。
このように、第1実施形態では頁エンドを検出するまでデータ伸長を行い、伸長したデータを破棄すると、頁エンドを検知して伸長、破棄の動作が終了し、必然的に次に読み出すデータは次ページの先頭になる。従って、次ページの先頭にリードポインタを設定するために積極的に制御することを行なわないのでポインタ制御が簡易に行なえるという効果を奏する。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、後述する図4〜図6に示すフローチャートに従って、BDカウント値を監視して、不正な状態にある場合に、直前頁の印刷データを破棄するモードを強制設定して、データ伸長部1100eの伸長処理を直前頁の頁エンドまで強制実行させることにより、データ伸長部1100e等が強制的にリセットされて、結果として、RAM1102上に確保されるリングメモリ上のリードポインタ2が、次の頁の先頭を指示するように制御させる場合について説明したが、廃棄すべきデータ量をBDカウントが停止している値と、リングメモリのサイズ、停止した直前の頁の先頭アドレス等より算定して、次の頁の先頭アドレスを指示するようにリードポインタ2等を再設定することにより、不正印刷を回避するように構成しても良い。以下、その実施形態について説明する。
図9、図10は、本発明に係る印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、S3300〜S3326は各ステップを示し、CPU1100がROM1103に格納された制御プログラムをRAMにロードして実行することにより実現される。
図9において、プリンタの電源が投入されると、CPU1100はROM1103に格納された本プログラムを実行する。まず、ステップS3300で、RAM1102内に確保される不図示の内部レジスタの初期化、また通信線3000を介してのホストコンピュータ2000とのコネクションの確立等、プリンタの初期化処理を行い、ホストコンピュータ2000からのデータ受信待機状態となる。
そして、ステップS3301で、ホストコンピュータ2000からデータを受信したかどうかを判断して、受信データがあると判断した場合には、ステップS3302に進め、また受信データが無いと判断した場合は、ステップS3301に留め、受信データの監視を継続する。このとき、待機時間を図示しないカウンタによりカウントしておき一定時間を過ぎた場合には、スリープモード等の低電力消費モードに移行するようにしても良い。
一方、ホストコンピュータ2000ではユーザの指示によって印刷の実行が指示されると、ハードディスク等にインストールされて、RAM上のシステムエリアに常駐するプリンタドライバソフトウエアが起動し、アプリケーションソフトのグラフィックデータの解析を行い、印刷イメージの生成を行う。その後、印刷イメージはバンドに区分けされ、データ圧縮が施される。そして、通信線3000を介してプリンタ1000に対しデータ送信される。
プリンタ1000側では、ステップS3301で、ホストコンピュータ2000からデータを受信すると、ステップS3302に進み、受信データの先頭2バイトの読み込みを行う。通信線3000を介して受信されるデータは、図7に示されるような構成をとるよう取り決められている。図7に示されるように受信データは先頭2バイトがコマンドを表し、次に続く2バイトがコマンド長を表し、さらにデータがそれに続く構成となっている。コマンド長は2バイト、16ビットで表されるため、全コマンド長は64KB未満となっている。このコマンド体系は1例であってシステム構成によって変更しても差し支えない。
そして、ステップS3303では読み込んだコマンドの種別を判別する。本実施形態では、コマンドはプリンタ制御コマンド、印刷データコマンドに大きく分けられ、コマンドの種別に応じた動作を行う。
そして、ステップS3304では、コマンド長を判別するためコマンドに続くカウント値2バイトが読み込まれる。次なる動作ステップはコマンドによって異なる。
まず、ステップS3303で、コマンドが「プリンタ制御コマンド」であると判断した場合は、ステップS3304でカウント値を読み込み、ステップS3305に移り、前記コマンド長を表すカウント値からコマンド2バイト、カウント2バイトを差し引いた残りの(カウント−4)バイトのデータを全て受信する。
そして、ステップS3306では、前記コマンドに対応した制御を実行する。次に、ステップS3307では実行ステータス(「OK」、「NG」等)を取得する。続いて、ステップS3308で、前記ステータスをホストコンピュータに送信し、送信完了を待ってステップS3301に戻り、次なるデータ受信を監視する。
一方、ステップS3303で、コマンドが「画像データコマンド(印刷データコマンドに含まれる)」であると判断した場合は、ステップS3304でカウント値を読み込み、ステップS3309に移り、当該画像データが頁の先頭であるかどうか判断して、頁の先頭であると判断した場合(「YES」の場合)、ステップS3310で頁毎に格納アドレスの先頭アドレスを管理する先頭アドレス管理テーブルに先頭アドレスの追加登録を行う。
一方、ステップS3309で、頁の先頭でないと判断した場合(「NO」の場合)、続くステップS3311で、(カウント−4)バイトの画像データ数をDMA転送の制御を行うDMA制御部1100dに設定を行う。この設定を行うことで、DMA制御部1100dによるDMAが動作を開始し、画像データはメモリの所定領域に格納され(S3312)、ステップS3301へ戻る。なお、このステップS3312は、ハードウエア実行のステップである。
一方、ステップS3303で、コマンドが「転送終了コマンド(印刷データコマンドに含まれる)」である場合は、ステップS3304でカウント値を読み込み、ステップS3313で、ステップS3305同様に(カウント−4)バイトの残りのデータを読み込む。続いて、ステップS3314で、プリンタエンジン(印刷部1200)に対し印刷開始コマンドを送信し、印刷開始を指示する。
プリンタエンジンでは前記印刷開始コマンドを受信すると、前述の印刷シーケンスを開始する。ステップS3315では、印刷処理に係わるデータ伸長部1100e、印刷部インタフェース制御部1100fに動作開始を指示する。この動作を開始すると、次のステップS3316で、ハードウエア制御によってメモリ(RAM1102)から画像データの読み込みが開始される。データ伸長部1100eではDMAにて読み出されたデータを受け、印刷画像への伸長動作を行う。伸長された印刷画像は印刷部インタフェース制御部1100f内に設けられたFIFOメモリ(図8参照)へ書き込まれる。
続いて、印刷部インタフェース制御部1100f内の画像シッピング回路(図示しない)は、プリンタエンジン(印刷部1200)からの垂直同期信号を受け、所定の上マージン、また水平同期信号(以下、「BD信号」と記す)を受け所定の左マージン(プリンタエンジンによっては右マージン)をカウントした後、印刷画像データをプリンタエンジンに送出して、ステップS3318以降へ進む。
一方、ステップS3303で、コマンドが「その他の印刷データコマンド」であると判断した場合は、ステップS3313に続く、ステップS3317でコマンドに対応した制御を実行して、ステップS3301へ戻る。
このようにして印刷処理が開始されると、図10に示すステップS3318で水平同期信号カウンタ(BDC)のリードを行う。前記水平同期カウンタ(BDC)は、図6で示されるように割り込み処理ルーチンで処理され、BD信号が入る毎に毎回カウントを「+1」する。なお、初期化は一頁の印刷が終了した後に行われる。
そして、ステップS3319では、前回読んだカウンタ値(BDCprevious)と今回読んだ値(BDCcurrent)とが一致するかどうかを判断して、一致しないと判断した場合(「NO」の場合)、まだ画像出力中であると判断され、また、一致すると判断した場合(「YES」の場合)は、BD信号が止まったことを意味し、画像出力終了と判断する。
ここで、CPU1101の処理動作がBD割り込み間隔に対して十分に遅いことを想定している。また、CPU1101の処理動作が速い場合には、カウンタ値の読み込みは、印刷開始とともにタイマを動作させ、タイマの割り込みを利用し一定時間毎に行っても良い。
次に、ステップS3320では、水平同期信号カウンタが印刷要求を受けた用紙サイズの所定数に達しているかを判断して、所定数に達していると判断した場合(「YES」)は、ステップS3321に移り、また所定数に達していないと判断した場合(「NO」)は、印刷要求の用紙サイズに対し、給紙された用紙が小さかったと判断され、ステップS3323に移る。
そして、ステップS3321では、印刷要求の全ての頁が出力完了したかを判断して、全頁の印刷を完了した場合(「YES」)には、ステップS3322で、印刷処理を終了して、次なる印刷ジョブを待つため、ステップS3301へ戻る。
一方、ステップS3321で全頁の印刷を完了してない場合(「NO」)には、次なる頁の印刷処理に移行するため、ステップS3301へ戻る。
そして、ステップS3323〜S3326までのステップは、本発明の特徴である印刷データの強制廃棄モードの設定処理である。
まず、ステップS3323で、破棄すべき印刷データのデータ量を計数する。計数は、先頭アドレス管理テーブルに登録された当該印刷ページの先頭アドレスをA(n)、次頁の先頭アドレスをA(n+1)とし、またBD信号が停止した時のリングメモリのリードポインタの値を「RP」、リングメモリの最大アドレスを「AMAX」とすれば、以下の第(1)式、第(2)式で容易に算定することができる。
破棄データ量=AMAX+A(n+1)+2−RP ……(1)
(RP≧A(n+1)の場合)
破棄データ量=A(n+1)−RP+1 ……(2)
(RP<A(n+1)の場合)
続いて、ステップS3324で、前記求めた破棄データ量を差し引いた値をリングメモリデータカウンタに再設定する。ステップS3325で、前記次頁の先頭アドレスA(n+1)をリングメモリのリードポインタ2に再設定する。
ステップS3326で、次なる頁の印刷に備えるために、データ伸長回路、印刷制御回路をリセットして、ステップS3321へ進む。
これら強制廃棄モードの一連の処理を行うことで、リングメモリのリードポインタ2は、次なる頁の正常な先頭に位置することとなり、リングメモリのデータカウンタの値もつじつまが合うこととなり、次なる頁に印刷不正がおこらない。
以上説明したように、本実施形態によれば、印刷要求の用紙サイズに対し給紙された用紙サイズが小さい場合でも、印刷データを強制的に廃棄することで、メモリ内に次頁の印刷データまで破棄すること無く印刷を継続できるホストベースプリンタを構成できる。また、より高速なプリンタエンジンに対応することができる。
以下、図11に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図11は、本発明に係る印刷システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図4〜図6、図9,図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態を示す印刷装置を適用する印刷システムの一例を示すブロック図である。 図1に示した印刷装置の概略構成を説明する断面図である。 図1に示したRAMのメモリマップを説明する模式図である。 本発明に係る印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したホストコンピュータから受信するデータ構造を説明する図である。 図1に示した印刷部インタフェース制御部からデータ伸長部に対して通知される強制廃棄モード設定回路の一例を示す図である。 本発明に係る印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
1000 印刷装置
1100b CPUインタフェース制御部
1100c メモリ制御部
1100d DMA制御部
1100e データ伸長部
1100f 印刷部インタフェース制御部
1101 CPU
1102 RAM
1103 ROM

Claims (9)

  1. ホストコンピュータから送信される圧縮済印刷情報を少なくとも2ページ分以上記憶可能な記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出す圧縮済印刷情報の読み出しアドレスを指示する指示手段と、
    前記記憶手段から読み出した圧縮済印刷情報を伸長し、伸長済印刷情報を出力する伸長手段と、
    前記伸長手段が出力した伸長済印刷情報を出力するための出力手段と、
    前記出力手段と接続し、前記出力手段を介して受信した伸長済印刷情報に基づいて画像形成を行なう画像形成手段と、
    前記画像形成手段が画像形成を行なっているページの画像のサイズと、当該画像形成のために給送された用紙サイズとの不一致を検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記不一致を検知した時点で前記指示手段が指示する読み出しアドレス以降の領域に記憶されている、当該画像形成中のページのための圧縮済印刷情報を、当該圧縮済印刷情報のページの終了を示す終了コード情報を検出するまで前記伸長手段が伸長した後に廃棄するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. ホストコンピュータから送信される圧縮済印刷情報を少なくとも2ページ分以上記憶可能な記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出す圧縮済印刷情報の読み出しアドレスを指示する指示手段と、
    前記記憶手段から読み出した圧縮済印刷情報を伸長し、伸長済印刷情報を出力する伸長手段と、
    前記伸長手段が出力した伸長済印刷情報を出力するための出力手段と、
    前記出力手段と接続し、前記出力手段を介して受信した伸長済印刷情報に基づいて画像形成を行なう画像形成手段と、
    前記画像形成手段が画像形成を行なっているページの画像のサイズと、当該画像形成のために給送された用紙サイズとの不一致を検知する検知手段と、
    前記記憶手段が記憶する前記圧縮済印刷情報中の、各ページの先頭に該当するデータのアドレスを管理するページ先頭アドレス管理手段を有し、
    前記検知手段が前記不一致を検知した時点で前記指示手段が指示する読み出しアドレスと、前記ページ先頭アドレス管理手段が管理する前記不一致が発生したページの次のページの圧縮済印刷情報の先頭アドレスとに基づき廃棄すべきデータ量を決定し、前記検知手段が前記不一致を検出した時点で前記指示手段が指示する読み出しアドレスから前記決定されたデータ量に相当する分だけ前記伸長手段が伸長した後に廃棄するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 前記制御手段は前記伸長済印刷情報を前記出力手段へ出力しないことによって前記伸長済印刷情報を廃棄することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記検知手段は、前記画像形成手段が画像形成を行なっているページの画像のサイズよりも当該画像形成のために給送された用紙サイズの方が小さいことを検知することを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記検知手段は、前記画像形成手段が画像形成を行なっているページの画像のサイズよりも当該画像形成のために給送された用紙サイズの方が用紙搬送方向の長さが短いことを検知することを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. ホストコンピュータから送信される圧縮済印刷情報を少なくとも2ページ分以上記憶可能な記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記憶手段から読み出す圧縮済印刷情報の読み出しアドレスを指示する指示工程と、
    前記記憶手段から読み出した圧縮済印刷情報を伸長し、伸長済印刷情報を出力する伸長工程と、
    前記伸長工程が出力した伸長済印刷情報を出力するための出力工程と、
    前記出力工程が出力する伸長済印刷情報に基づいて画像形成を行なう画像形成工程と、
    前記画像形成工程が画像形成を行なっているページの画像のサイズと、当該画像形成のために給送された用紙サイズとの不一致を検知する検知工程と、
    前記検知工程が前記不一致を検知した時点で前記指示工程が指示する読み出しアドレス以降の領域に記憶されている、当該画像形成中のページのための圧縮済印刷情報を、当該圧縮済印刷情報のページの終了を示す終了コード情報を検出するまで前記伸長工程が伸長した後に廃棄するよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. ホストコンピュータから送信される圧縮済印刷情報を少なくとも2ページ分以上記憶可能な記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記憶手段から読み出す圧縮済印刷情報の読み出しアドレスを指示する指示工程と、
    前記記憶手段から読み出した圧縮済印刷情報を伸長し、伸長済印刷情報を出力する伸長工程と、
    前記伸長工程が出力した伸長済印刷情報を出力するための出力工程と、
    前記出力工程が出力する伸長済印刷情報に基づいて画像形成を行なう画像形成工程と、
    前記画像形成工程が画像形成を行なっているページの画像のサイズと、当該画像形成のために給送された用紙サイズとの不一致を検知する検知工程と、
    前記記憶手段が記憶する前記圧縮済印刷情報中の、各ページの先頭に該当するデータのアドレスを管理するページ先頭アドレス管理工程を有し、
    前記検知工程が前記不一致を検知した時点で前記指示工程が指示する読み出しアドレスと、前記ページ先頭アドレス管理工程が管理する前記不一致が発生したページの次のページの圧縮済印刷情報の先頭アドレスとに基づき廃棄すべきデータ量を決定し、前記検知工程が前記不一致を検出した時点で前記指示工程が指示する読み出しアドレスから前記決定されたデータ量に相当する分だけ前記伸長工程が伸長した後に廃棄するよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  8. 請求項6記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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