JP2007156840A - 印刷システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】機密文書を印字することのできる印刷システムにおいて、機密印字データが正常に受信されないか、または正常に消去されない場合、上記機密データを印刷装置の記憶手段から確実に消去することができる印刷システムを提供することを目的とする。
【解決手段】印字データを保存する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている印字データを解析する解析手段と、上記印字データを印刷する印刷手段と、上記印字データを上記印刷手段に送信する送信手段と、上記印字データの先頭に、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケットを付加する機密情報パケット付加手段とを有する印刷システムである。
【選択図】図1
【解決手段】印字データを保存する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている印字データを解析する解析手段と、上記印字データを印刷する印刷手段と、上記印字データを上記印刷手段に送信する送信手段と、上記印字データの先頭に、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケットを付加する機密情報パケット付加手段とを有する印刷システムである。
【選択図】図1
Description
本発明は、機密文書の漏洩を防止する印刷システムおよびその方法に関する。
従来、機密情報を消去する場合、煩雑な過程を経ずに、安全に機密情報を消去可能にする装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この従来例では、漏洩されると困る機密文書の印字データを受信しているときに、突然に電源断等すると、機密の印字データを正常に受信することができない。この場合、上記機密文書がHDD等の記憶手段に残る可能性があり、この結果、機密データが漏洩される危険性がある。
特開2004−128548号公報
本発明は、機密文書を印字することのできる印刷システムにおいて、機密印字データが正常に受信されないか、または正常に消去されない場合、上記機密データを印刷装置の記憶手段から確実に消去することができる印刷システムを提供することを目的とする。
本発明は、
印字データを保存する記憶手段と、
上記記憶手段に記憶されている印字データを解析する解析手段と、
上記印字データを印刷する印刷手段と、
上記印字データを上記印刷手段に送信する送信手段と、
上記印字データの先頭に、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケットを付加する機密情報パケット付加手段とを有する印刷システムである。
印字データを保存する記憶手段と、
上記記憶手段に記憶されている印字データを解析する解析手段と、
上記印字データを印刷する印刷手段と、
上記印字データを上記印刷手段に送信する送信手段と、
上記印字データの先頭に、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケットを付加する機密情報パケット付加手段とを有する印刷システムである。
本発明によれば、機密印字データが正常に受信されないか、または正常に消去されない場合、その機密情報パケットを参照するので、上記機密データを印刷装置の記憶手段から確実に消去することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である印刷システム100を示すブロック図である。
印刷システム100は、コントローラ10と、エンジン21と、パネル装置22と、PC30と、外部ネットワーク2とを有する。
コントローラ10は、内部バス1と、ホストI/F3と、CPU4と、記憶手段5と、エンジンインタフェース(以下、「I/F」という)6と、パネルI/F7とを有する。また、コントローラ10は、外部ネットワーク2を介して、PC(外部サーバ)30から、画像データを受信する。
CPU4は、記憶手段5に予め記憶されているプログラム、パネル装置22からのモード指示、またはPC30からのコマンド(命令)に基づいて、コントローラ10の全体を制御する中央処理装置である。また、CPU4は、記憶手段5に記憶されている印字データを解析し、機密印字データであるかどうかを判断し、印字データの長さを解析する。
記憶手段5は、パネル装置22からのモード指示の内容や、印字データまたは機密印字データを保持する記憶装置である。
エンジンI/F6は、エンジン21との間で、コマンド、ステータス、印字データを通信するインタフェースである。
パネルI/F7は、パネル装置22との間で、コマンドとステータスとを通信するインタフェースである。
エンジン21は、実際に印字するエンジンである。
パネル装置22は、オペレータがモード指示を行い、オペレータに現在の印刷システム100の状態を知らせる操作パネルである。
ホストI/F3は、PC30との間で通信するインタフェースであり、通常は、ネットワーク、USB、1394、セントロニクス仕様のインタフェースである。
コントローラ10は、PC30から文字情報や画像情報を受信すると、受信した情報を解析し、記録紙1ページ分づつのプリントデータを記憶手段5に記憶する。この記録紙1ページ分ずつのプリントデータは、エンジンI/F6からエンジン21に出力され、記録紙に印刷される。
図2は、実施例1において、印字データの先頭に付加され、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケット40と、上記印字データの長さ情報を示す印字データの長さ情報パケット50との例を示す図である。
機密情報パケット、印字データの長さ情報パケットは、ともに、数バイトの情報で構成されている。
図3は、機密情報印字データ受信時に、電源断等で、受信が正常に終了せず、途中までの機密印字データを受信し、この受信された機密印字データが記憶手段5に保存されている状態を示す図である。
このような状態で、記憶手段5に保存し、コントローラ10の電源を再度投入し、再起動すると、コントローラ10が記憶手段5内をチェックし、機密情報パケット40を発見したとする。この発見によって、機密情報パケット40に続く印字データの長さ情報パケット(機密データの長さ情報パケット)50を解析する。そして、この印字データ(機密データ)の長さ分だけ、データを消去し、これによって、機密データの漏洩を防止する。
なお、機密情報印字データ受信時に、電源断等で、受信が正常に終了しなかった場合、記憶手段5は、図3に示すように、受信したデータ領域61と受信できなかったデータ領域62とを有する。
上記消去処理のときに、印字データの長さ情報パケット50分のデータを消去するので、機密データを記憶手段5に保存する場合、上記機密データの長さ分の領域が消されても問題がないように、保証する必要がある。
図4は、実施例1において、機密情報印字データ受信時に、電源断等で、受信が正常に終了せず、途中までの機密印字データを受信し、この受信された機密印字データを記憶手段5に保存する動作を示すフローチャートである。
機器の電源を入れ、まず、前回異常終了したかどうかを判定する(S1)。正常終了であれば、機器の設定が、機密データ消去モードになっているかどうかを判定する(S2)。機器の設定が機密データ消去モードになっていれば、記憶手段5を検索し、機密データを消去し(S3)、機器スタンバイ状態になる(S4)。機密データ消去処理を定期的(数時間毎)に実行するようにすれば、セキュリティのレベルがより高くなる。
なお、機密情報パケット40、または、印字データの長さ情報パケット50に、暗号処理をかけるようにしてもよい。
上記のような機能を、コントローラ10、印刷システム100に備えることによって、コントローラ10内の記憶手段5内に、機密データが残っているかどうかを判別することができる。そして、機密データが記憶手段5に残っていれば、確実に消去することができるので、機密データの漏洩を防止することができる。
つまり、上記実施例によれば、機密情報印字データの受信に失敗しても、コントローラ10の内部の記憶手段5に保存されている機密データを確実に消去することができるので、機密データの漏洩を防止することができる。
HDD等の記憶手段を備えたコントローラ、複写機のシステムに、本発明を適用することができ、これによって、セキュリティレベルの高いシステムを構築することができる。
100…印刷システム、
10…コントローラ、
1…内部バス、
2…外部ネットワーク、
3…ホストI/F、
4…CPU、
5…記憶手段、
6…エンジンI/F、
7…パネルI/F、
21…エンジン、
22…パネル装置、
30…PC、
40…機密情報パケット、
50…印字データの長さ情報パケット。
10…コントローラ、
1…内部バス、
2…外部ネットワーク、
3…ホストI/F、
4…CPU、
5…記憶手段、
6…エンジンI/F、
7…パネルI/F、
21…エンジン、
22…パネル装置、
30…PC、
40…機密情報パケット、
50…印字データの長さ情報パケット。
Claims (5)
- 印字データを保存する記憶手段と;
上記記憶手段に記憶されている印字データを解析する解析手段と;
上記印字データを印刷する印刷手段と;
上記印字データを上記印刷手段に送信する送信手段と;
上記印字データの先頭に、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケットを付加する機密情報パケット付加手段と;
を有することを特徴とする印刷システム。 - 請求項1において、
上記機密情報パケット付加手段は、上記印字データの先頭部分に、上記印字データの長さ情報を付加する手段であることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1において、
上記機密情報パケット付加手段は、上記印字データの先頭に付加されている機密情報パケットの次のデータ部に、上記印字データの長さ情報を付加する手段であることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
上記機密情報パケット、または、上記印字データの長さ情報を示すパケットに、暗号処理をかけることを特徴とする印刷システム。 - 印字データを保存する記憶工程と;
上記記憶工程で記憶された印字データを解析する解析工程と;
上記印字データを印刷する印刷工程と;
上記印字データを印刷手段に送信する送信工程と;
上記印字データの先頭に、上記印字データが機密情報であることを示す機密情報パケットを付加する機密情報パケット付加工程と;
を有することを特徴とする印刷システムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005351266A JP2007156840A (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | 印刷システムおよびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005351266A JP2007156840A (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | 印刷システムおよびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007156840A true JP2007156840A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38241129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005351266A Pending JP2007156840A (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | 印刷システムおよびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007156840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010009223A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Canon Inc | 通信装置、その制御方法およびプログラム |
-
2005
- 2005-12-05 JP JP2005351266A patent/JP2007156840A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010009223A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Canon Inc | 通信装置、その制御方法およびプログラム |
US8797890B2 (en) | 2008-06-25 | 2014-08-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus, control method therefor, and program for implementing the control method |
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