JP4592450B2 - ダイヘッド及びスリットギャップ調整方法 - Google Patents

ダイヘッド及びスリットギャップ調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、カラーフィルタ製造工程、有機EL素子製造工程、燃料電池製造工程、フォトマスク製造工程、包装材製造工程などにおいて、ウェブや板材などの被塗工物に対して塗工液を塗布するために用いるダイヘッド及びそのスリットギャップの調整方法に関する。
従来より、走行中のウェブ(被塗工物)に対して、或いは、定盤上に載置された板材又はシート(被塗工物)に対して塗工液を塗布するため、塗工液を膜状に吐出するスリットギャップを備えたダイヘッドが用いられている。一般に、ダイヘッドは、それぞれがスリットギャップの内面を形成する面(スリット面という)を備えた二つのダイブロックを、前記スリット面が向かい合う形態で突き合わせ、ボルト締結により一体化する構造となっている。このダイヘッドを用いた塗工においては、ダイヘッドのスリットギャップの寸法を塗布幅方向に均一としておくことが塗膜品質上必要である。ところが、ダイヘッドの加工精度、或いは組み立て時のボルト締結によるたわみ発生等によって、単にダイヘッドを組み立てた状態では、ボルト締結力を均一としても、スリットギャップ寸法に塗布幅方向にある程度のばらつき(例えば、数ミクロン程度)が発生する。近年、塗膜の膜厚精度に対する要求が厳しくなっており、それに伴い、スリットギャップ寸法の塗布幅方向におけるばらつきも極力小さくすることが望まれ、スリットギャップ寸法のばらつきを補正する手段が用いられている。
スリットギャップ寸法のばらつきを補正する手段として、従来は、ダイヘッドの塗布幅方向に複数設けられた調整ボルトによりスリットギャップを微調整し均一化を図るものや、塗布幅方向に複数設けられた油圧ユニットに圧力を加えることにより、スリット部をたわませ、スリットギャップの均一化を図るもの(特許第3501159号公報参照)などがあった。また、ダイヘッドのスリットギャップをはさむ一方のスリット面に、圧電材料を電極によりはさんだものを多数並べて配置し、その表面の塗工液との接触面に保護膜を設けた構造のダイヘッド(特開2004−33965号公報参照)も提案されている。
しかし、調整ボルトによるスリットギャップの微調整は、調整量が雄ねじ側のねじ山のピッチに依存してしまうため、ミクロンオーダーでの微調整は困難であり、調整に長時間を要した。油圧ユニットによるスリットギャップの微調整は、短時間且つミクロンオーダーでの調整が可能であるが、スリットギャップを狭める方向にしか調整することができなかった。また、油圧ユニットは、組み直しによる完全な圧力再現性がなく、温度変化にも弱いという欠点があった。更に、特開2004−33965号公報に提案のダイヘッドは、塗工液の流れるスリットギャップの一方の面を、多数並べた圧電材料及びその表面を保護するように配置した高分子フィルムなどの薄い保護膜で形成しているが、このような構造では、塗工液を安定して均一厚さに吐出するスリットギャップを実現できるとは考えにくい。例えば、圧電材料を多数並べて配置する際に圧電材料間には隙間が生じているが、保護膜が塗工液の内圧を受けてその隙間に入り、その部分のスリットギャップ寸法が広くなって塗布膜に筋が生じる恐れがあるとか、ダイヘッドのマニホールドから供給された塗工液が保護膜の裏側に漏れて圧電材料を濡らし、故障させる恐れがあるとか、ダイヘッド先端にはスリットギャップに直角な平面状の先端リップ面を形成しておく必要があるが、このような先端リップ面の形成が困難であるといった問題があり、実用可能なダイヘッドを構成できるとは考えにくい。また、特開2004−33965号公報には、圧電材料の伸縮によりスリット厚み分布を調整するとの記載があるが、圧電材料は通電により、伸びる方向の変位を生じるのみで、収縮はしない。このため、スリットギャップを狭める方向にしか調整することができないといった問題もある。
特許第3501159号公報 特開2004−33965号公報
本発明は係る問題点に鑑みてなされたもので、ダイヘッドのスリットギャップを、狭める方向及び拡げる方向の両方に調整可能であり、更に、短時間且つミクロンオーダーでの調整が可能であり、しかも組み立て再現性にも優れたダイヘッドを提供すること、並びに、そのダイヘッドのスリットギャップを調整する方法を提供することを課題とする。
本願請求項1に係る発明は、上記課題を解決するため、ダイヘッドの、塗工液を吐出するスリットギャップを形成するように向かい合って配置された二つのスリット面の少なくとも一方の背後に該スリット面に平行にギャップ調整用溝を形成し、そのギャップ調整用溝の溝幅の拡大縮小により前記スリット面とギャップ調整用溝ではさまれた領域をたわませてスリットギャップの寸法を変更可能な構造とすると共に、そのギャップ調整用溝に、該ギャップ調整用溝の溝幅を拡大させる溝拡大用ギャップ調整具と溝幅を縮小させる溝縮小用ギャップ調整具を塗布幅方向の取付位置を調整可能な形態で取り付ける構成とし、更に、その溝拡大用ギャップ調整具を、電圧印加により伸長する積層型圧電素子と、該積層型圧電素子の両端に取付られ、該積層型圧電素子の伸長方向の先端部に前記ギャップ調整用溝の側面に取り付けるための係止部を備えた拡大用取付け治具を備えた構造とし、前記溝縮小用ギャップ調整具を、電圧印加により伸長する積層型圧電素子と、その両端に取り付けられ、前記積層型圧電素子の伸長方向に直角方向の両側に前記ギャップ調整用溝の側面に取り付けるための係止部を備え、前記積層型圧電素子の伸長により両側の係止部の間隔が縮小する構造の縮小用取付け治具を備えた構造としたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のダイヘッドにおいて、前記ギャップ調整用溝の側面に、開口部よりも奥が広くなった断面形状のガイド溝を、前記ギャップ調整用溝の長手方向に延びるように形成し、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具の係止部を、前記ガイド溝内を移動可能であるが前記開口部を通り抜けることのできない拡大頭部を備えた形状としたものである。
請求項3に係る発明は請求項1又は2記載のダイヘッドにおいて、前記ギャップ調整用溝を、その溝幅方向が前記スリット面に直角となるように形成したものである。
請求項4に係る発明は請求項1又は2記載のダイヘッドにおいて、前記ギャップ調整用溝を、その溝幅方向が前記スリット面に平行となるように形成したものである。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか1項記載のダイヘッドのスリットギャップの寸法を調整する方法であって、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具を作動させない状態でスリットギャップ寸法の塗布幅方向における分布を測定し、前記ギャップ調整用溝内において、スリットギャップ寸法を縮小したい領域には溝拡大用ギャップ調整具を、スリットギャップ寸法を拡大したい領域には溝縮小用ギャップ調整具を位置させ、次いで、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具に設けている積層型圧電素子に電圧を印加して前記ギャップ調整用溝の溝幅を部分的に拡大、縮小させ、スリットギャップ寸法を調整することを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5記載のスリットギャップ調整方法において、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具に設けている積層型圧電素子に対する印加電圧を調整することで、前記ギャップ調整用溝の溝幅の拡大量、縮小量を調整し、スリットギャップ寸法を調整することを特徴とするものである。
本発明のダイヘッドは、ダイヘッドに形成したギャップ調整用溝内の、塗布幅方向の所望位置に溝拡大用ギャップ調整具と溝縮小用ギャップ調整具を取り付け可能としているので、スリットギャップの調整に当たって、スリットギャップ寸法のばらつきを測定し、スリットギャップを小さくしたい領域には溝拡大用ギャップ調整具を取り付け、スリットギャップを大きくしたい領域には溝縮小用ギャップ調整具を取り付け、これらのギャップ調整具によってギャップ調整用溝の溝幅の拡大、縮小を行うことでスリットギャップを調整でき、薄型のダイヘッドで真直度の悪いものであってもスリットギャップを均一に調整できる。しかも、溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具には、積層型圧電素子を用いているので、積層型圧電素子への電圧印加によって溝拡大用ギャップ調整具の拡大及び溝縮小用ギャップ調整具の縮小を行うことができ、短時間且つミクロンオーダーでの調整が可能である。また、積層型圧電素子は電圧再現性に優れているので、組み立て再現性に優れている。このため、ダイヘッドのスリットギャップを一度調整しておくと、そのダイヘッドを洗浄のために分解し、再組み立てした際にも、スリットギャップを短時間に且つ容易に均一に調整できる。また、溝拡大用ギャップ調整具と溝縮小用ギャップ調整具は、必要な個所に配置するのみでよいので、使用個数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができるといった効果も得られる。
図1は本発明の好適な実施の形態に係るダイヘッドを、一部を断面で示す概略斜視図、図2はダイヘッドの概略平面図、図3は図2のA−A矢視概略断面図、図4(a)は第一ダイブロックの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝拡大用ギャップ調整具の概略側面図、図5は図2のB−B矢視概略断面図、図6(a)は第一ダイブロックの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝縮小用ギャップ調整具の概略側面図である。
図1〜図6において、全体を参照符号1で示すダイヘッドは、第一ダイブロック2と第二ダイブロック3を備えており、その第一ダイブロック2と第二ダイブロック3にはそれぞれ、塗工液を吐出するスリットギャップ4を形成するように向かい合って配置されるスリット面2a、3aと、互いに突き合わせて組み立てるための合わせ面2b、3bが形成され、更に一方のダイブロック3にはマニホールド5が形成されている。マニホールド5はコートハンガー型、ストレート型のいずれでもよい。このダイヘッド1は更に、合わせ面2b、3bを突き合わせた状態の第一ダイブロック2及び第二ダイブロック3を、その合わせ面の位置で且つ塗布幅方向(図1、図2のX−X方向)に間隔をあけた複数箇所で互いに締結する複数の締結手段6を備えている。この実施の形態では締結手段6としてボルトが使用されている。また、第一及び第二ダイブロック2、3の両端にはエンドプレート7が取り付けられている。
第一ダイブロック2には、それに形成しているスリット面2aの背後に、スリット面2aに平行にギャップ調整用溝11が形成されている。このギャップ調整用溝11は、上面(スリットギャップ4の先端側の面)が開口し、溝幅方向がスリット面2aに直角となるように形成されており、この構造により、そのギャップ調整用溝11の溝幅を拡大、縮小させることで、スリット面2aとギャップ調整用溝11とではさまれた領域2cを矢印C方向(図3参照)或いは矢印D方向(図5参照)にたわませてスリットギャップ4の寸法dを変更可能である。なお、ギャップ調整用溝11の溝幅を拡大、縮小させた時の領域2cのたわみ量を大きくするため、領域2cの厚さを薄く(例えば3〜10mm程度に)して剛性を低くすると共にギャップ調整用溝11とダイブロック2の外側面とではさまれた領域2dの厚さを領域2cよりも厚く(例えば、1.5〜5倍程度に)して剛性を高めておくことが好ましい。
ギャップ調整用溝11には、塗布幅方向(図1、図2におけるX−X方向)の所望位置に取り付け可能な形態で、ギャップ調整用溝の溝幅を拡大させる溝拡大用ギャップ調整具13とギャップ調整用溝の溝幅を縮小させる溝縮小用ギャップ調整具14が設けられている。図4、図6から良く分かるようにギャップ調整用溝11の向かい合った側面には、溝拡大用ギャップ調整具13と溝縮小用ギャップ調整具14を所望の位置に容易にスライドさせて位置させることができると共に各ギャップ調整具13、14の係止部(詳細は後述)を抜けないように連結可能なよう、開口部よりも奥が広くなった断面形状のガイド溝15がギャップ調整用溝11の長手方向に(従って塗布幅方向に)延びるように形成されている。
溝拡大用ギャップ調整具13は、図3、図4から良く分かるように、電圧印加により伸長する積層型圧電素子16と、その積層型圧電素子16の両端に取り付られ、積層型圧電素子の伸長方向の先端部にギャップ調整用溝11の側面に取り付けるための係止部17aを備えた拡大用取付け治具17を備えた構造であり、この構造により、積層型圧電素子16に電圧を印加することで積層型圧電素子16を印加電圧に応じて矢印E方向に伸ばし、両端の係止部17a、17aを矢印E方向に移動させ、両者の間隔を拡大可能である。係止部17aは、ガイド溝15に嵌合して長手方向には移動可能であるがガイド溝15の開口部を通り抜けることのできない拡大頭部を備えた形状のものである。なお、ガイド溝15及び係止部17aの断面形状として、図面の実施の形態では逆三角形状のもの(あり溝及びありの組み合わせ)を用いているが、この構造に限らず、他の構造、例えばT型断面のもの等を用いても良い。溝拡大用ギャップ調整具13は、積層型圧電素子16がギャップ調整用溝11の溝幅方向に伸長するように(すなわち、スリット面2aに直角方向に伸長するように)取り付けられ、その積層型圧電素子16の伸長により、ギャップ調整用溝11の溝幅を拡大してスリットギャップ4を小さくするように作用する。
溝縮小用ギャップ調整具14は、図5、図6から良く分かるように、電圧印加により伸長する積層型圧電素子19と、その積層型圧電素子19の両端に取り付られ、積層型圧電素子19の伸長方向(矢印F方向)に直角方向の両側に、ギャップ調整用溝11の側面のガイド溝15に取り付けるための係止部20a、20aを備えた縮小用取付け治具20を有している。この縮小用取付け治具20は、積層型圧電素子19の矢印F方向への伸長により両側の係止部20a、20aが矢印F方向に直角な方向である矢印G方向に引き込まれ、両側の係止部20a、20aの間隔が縮小する構造となっている。この構造により、積層型圧電素子19に電圧を印加することで積層型圧電素子19を印加電圧に応じて矢印F方向に伸ばし、それに応じて両側の係止部20a、20aを矢印G方向に移動させ、両者の間隔を縮小可能である。係止部20aも溝拡大用ギャップ調整具13に用いている係止部17aと同様に、ガイド溝15に嵌合して長手方向には移動可能であるがガイド溝15の開口部を通り抜けることのできない拡大頭部を備えた形状のものである。溝縮小用ギャップ調整具14は、積層型圧電素子19がギャップ調整用溝11の溝幅方向に直角方向に伸長するように(すなわち、スリット面2aに平行方向に伸長するように)取り付けられ、その積層型圧電素子19の伸長により、ギャップ調整用溝11の溝幅を縮小してスリットギャップ4を大きくするように作用する。
図1、図2において、ギャップ調整用溝11内に取り付けられた溝拡大用ギャップ調整具13や溝縮小用ギャップ調整具14には制御ユニット25が接続され、各溝拡大用ギャップ調整具13、溝縮小用ギャップ調整具14の積層型圧電素子16、19に対して電圧印加すると共にその印加電圧を調整可能となっている。
次に、上記構造のダイヘッド1の組み立て及びスリットギャップ調整動作を説明する。まず、第一ダイブロック2と第二ダイブロック3を突き合わせ、締結手段(ボルト)6によって両者を組み付け、一体化する。この時、溝拡大用ギャップ調整具13や溝縮小用ギャップ調整具14はギャップ調整用溝11の適当な位置に位置させておいてもよいし、取り外した状態としておいてもよい。また、積層型圧電素子16、19への電圧印加は行わない。次に、スリットギャップ4の寸法dを塗布幅方向の全長に渡って、適当な測定装置(例えば光学顕微鏡)によって測定し、スリットギャップ寸法の塗布幅方向におけるばらつきを求め、そのばらつきを小さくするために、溝拡大用ギャップ調整具13、溝縮小用ギャップ調整具14を配置すべき領域を定め、その領域に溝拡大用ギャップ調整具13、溝縮小用ギャップ調整具14をギャップ調整用溝11内をスライドさせて位置させる。例えば、スリットギャップ寸法dが、塗布幅方向の中央で狭くなり、両端で広くなるような分布の場合には、塗布幅方向の中央領域には、スリットギャップ寸法dを拡大させるために用いる溝縮小用ギャップ調整具14を位置させ、両端領域には、スリットギャップ寸法dを縮小させるために用いる溝拡大用ギャップ調整具13を位置させる。溝拡大用ギャップ調整具13や溝縮小用ギャップ調整具14の使用個数は、各ギャップ調整具13、14によるスリットギャップ調整可能範囲や、スリットギャップ寸法の調整精度等を考慮して適切に定めておく。
次に、スリットギャップ寸法dを測定装置(例えば光学顕微鏡)によって測定しながら、制御ユニット25によって溝拡大用ギャップ調整具13、溝縮小用ギャップ調整具14の積層型圧電素子16、19へ電圧を印加し、且つその電圧を調整し、塗布幅方向に均一なスリットギャップになるように調整する。調整終了後、ダイヘッド1を塗布装置に取り付け、各積層型圧電素子16、19には調整した電圧を印加した状態で塗工液(例えばカラーレジスト)の塗布を行い、膜厚を測定する。ダイヘッド1の塗布幅方向に許容範囲を越えた膜厚のばらつきが見られる場合は、塗布装置に取り付けた状態で、あるいは再度取り外した状態で、再度印加電圧の調整を行う。以上のようにして、スリットギャップ寸法を塗布幅方向にきわめて均一に調整することができ、このダイヘッド1を塗布装置に取り付け、各積層型圧電素子16、19に調整した電圧を印加した状態で塗布動作を行うことで、膜厚精度の高い塗布を行うことができる。
以上のようにスリットギャップ寸法を調整した後は、各溝拡大用ギャップ調整具13、溝縮小用ギャップ調整具14の取り付け位置及び各積層型圧電素子16、19への印加電圧を記憶しておく。そして、ダイヘッド1による塗布を適当な期間継続し、ダイヘッド1の分解、洗浄が必要となった時には、ダイヘッド1を塗布装置から取り外し、分解、洗浄を行う。その後、ダイヘッド1を再度組み立て、各溝拡大用ギャップ調整具13、溝縮小用ギャップ調整具14を先に定めていた位置に取り付け、各積層型圧電素子16、19へは先に調整した値の電圧を印加する。積層型圧電素子16、19は印加電圧に対する伸長力の再現性に優れているので、上記したように各積層型圧電素子16、19へ先に調整した値の電圧を印加することで、再組み立てした後のスリットギャップ寸法をきわめて均一な状態とすることができる。かくして、スリットギャップ寸法の再度の調整は不要である。このように、このダイヘッド1の洗浄に当たって、分解、再組み立てはきわめて簡単であり、短時間で実施できる。
なお、上記した動作説明では、ギャップ調整用溝11に、溝拡大用ギャップ調整具13と溝縮小用ギャップ調整具14の両方を用いているが、必ずしも両方を常に用いる必要はなく、いずれか一方のみの使用でスリットギャップ寸法dを所望の均一さに調整可能な場合には、いずれか一方のみを使用すればよい。また、溝拡大用ギャップ調整具13や溝縮小用ギャップ調整具14の使用個数は、要求される調整精度に応じて適宜増減可能である。
上記した実施の形態では、ギャップ調整用溝11を、上面側が開口し、溝幅方向がスリット面2aに直角となるように形成しているが、ギャップ調整用溝の形状、配置はこれに限らず、溝幅の拡大、縮小により、スリット面とギャップ調整用溝で挟まれた領域をたわませてスリットギャップ寸法を変更可能なものであれば任意である。以下、ギャップ調整用溝の変形例を用いたダイヘッドを説明する。図7は、本発明の他の実施の形態に係るダイヘッド1Aの、溝拡大用ギャップ調整具13を取り付けた部分の概略断面図、図8(a)は第一ダイブロック2Aの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝拡大用ギャップ調整具の概略側面図、図9はダイヘッド1Aの、溝縮小用ギャップ調整具14を取り付けた部分の概略断面図、図10(a)は第一ダイブロック2Aの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝縮小用ギャップ調整具の概略側面図である。
図7〜図10において、このダイヘッド1Aも、第一ダイブロック2Aと第二ダイブロック3Aを備えており、その第一ダイブロック2Aと第二ダイブロック3Aにはそれぞれ、塗工液を吐出するスリットギャップ4を形成するように向かい合って配置されるスリット面2a、3aと、互いに突き合わせて組み立てるための合わせ面2a、3aが形成され、第二ダイブロック3Aにはマニホールド5が形成されている。また第一ダイブロック2Aと第二ダイブロック3Aはボルト等の締結手段6によって一体に組み付けられるようになっている。
第一ダイブロック2Aには、それに形成しているスリット面2aの背後に、スリット面2aに平行にギャップ調整用溝11Aが形成されている。ここで用いているギャップ調整用溝11Aは、開口がダイヘッド1Aの側方を向き、溝幅方向がスリット面2aと平行となるように形成されている。また、ギャップ調整用溝11Aの向かい合った側面には、図4に示すガイド溝15と同様な断面形状のガイド溝15が形成されている。すなわち、ギャップ調整用溝11Aは、図1〜図6に示す実施の形態におけるギャップ調整用溝11と同様な断面形状で且つそれを90度、時計方向に回転させた配置となっている。この構造のギャップ調整用溝11Aにおいても、その溝幅を拡大、縮小させることで、スリット面2aとギャップ調整用溝11Aとではさまれた領域2cを矢印C方向(図7参照)或いは矢印D方向(図9参照)にたわませてスリットギャップ4の寸法dを変更可能である。なお、ギャップ調整用溝11の溝幅を拡大、縮小させた時の領域2cのたわみ量を大きくするため、領域2cの厚さは薄く(例えば3〜10mm程度に)して剛性を低くしておくことが好ましい。
ギャップ調整用溝11Aには、溝拡大用ギャップ調整具13(図7参照)と溝縮小用ギャップ調整具14(図9参照)が、塗布幅方向における取り付け位置を調整可能な形態で取り付け可能となっている。ここで用いる溝拡大用ギャップ調整具13及び溝縮小用ギャップ調整具14も、図1〜図6に示す実施の形態における溝拡大用ギャップ調整具13及び溝縮小用ギャップ調整具14と同様な構造のものであり、取り付け方向のみを90度回転させた状態としている。
このダイヘッド1Aにおいても、スリットギャップ調整に当たって、スリットギャップ寸法dを狭めたい領域には、図7に示すように、スリットギャップ寸法dを縮小させるために用いる溝拡大用ギャップ調整具13を位置させる。また、スリットギャップ寸法dを広くしたい領域には、図9に示すように、スリットギャップ寸法dを拡大させるために用いる溝縮小用ギャップ調整具14を位置させる。そして、各ギャップ調整具13、14の積層型圧電素子16、19に電圧を印加することで、図7に示す溝拡大用ギャップ調整具13は、第一ダイブロック2Aの上端領域2eを押し上げ、スリット面2aとギャップ調整用溝11Aにはさまれた領域2cをスリット面3aに向かって(矢印C方向に)たわませ、スリットギャップ寸法dを縮小させ、また、図9に示す溝縮小用ギャップ調整具14は、第一ダイブロック2Aの上端領域2eを引き下げ、スリット面2aとギャップ調整用溝11Aにはさまれた領域2cをスリット面3aから離れる方向(矢印D方向)にたわませ、スリットギャップ寸法dを拡大させる。かくして、各積層型圧電素子16、19への印加電圧の調整により、スリットギャップ寸法の塗布幅方向における均一化を図ることができる。
なお、以上に説明した実施の形態では、第一ダイブロック2、2Aにギャップ調整用溝11、11Aを設け、スリット面2aの位置を調整することでスリットギャップ寸法のばらつきを調整する構成としているが、本発明はこの構成に限らず、第二ダイブロック3、3Aにギャップ調整用溝11、11Aを設け、スリット面3aの位置を調整する構成としてもよいし、更には、第一ダイブロック2、2A及び第二ダイブロック3、3Aの両方に、ギャップ調整用溝11、11Aを設け、スリット面2a、3aの位置を共に調整する構成としてもよい。両方のスリット面2a、3aの位置を調整可能とすると、一層精密な調整が可能となる利点が得られる。また、上記した実施の形態は本発明の説明用のものであって、本発明を限定するものではなく、本発明は特許請求の範囲の記載範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明のダイヘッドは、走行中のウェブ(被塗工物)に対して塗工液を塗布するため、及び、定盤上に載置された板材又はシート(被塗工物)に対して塗工液を塗布するためのいずれにも使用可能である。また、本発明のダイヘッドは、精密塗工が可能であることから、カラーフィルタ製造工程、有機EL素子製造工程、燃料電池製造工程、フォトマスク製造工程などにおいて、被塗工物に対して厚さむらの少ない塗膜を形成するための塗布装置に用いることが好ましいが、これに限らず、他の任意の用途の塗布に用いても良い。
本発明の好適な実施の形態に係るダイヘッドを、一部を断面で示す概略斜視図 図1に示すダイヘッドの概略平面図 図2のA−A矢視概略断面図 (a)は図3に示すダイヘッドの第一ダイブロックの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝拡大用ギャップ調整具の概略側面図 図2のB−B矢視概略断面図 (a)は図5に示すダイヘッドのダイブロックの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝縮小用ギャップ調整具の概略側面図 本発明の他の実施の形態に係るダイヘッドの、溝拡大用ギャップ調整具を取り付けた部分の概略断面図 (a)は図7に示すダイヘッド1Aの第一ダイブロックの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝拡大用ギャップ調整具の概略側面図 図7と同じダイヘッドの、溝縮小用ギャップ調整具を取り付けた部分の概略断面図 (a)は図9に示すダイヘッドの第一ダイブロックの、ギャップ調整用溝形成領域を示す概略断面図、(b)はギャップ調整用溝に取り付ける前の溝縮小用ギャップ調整具の概略側面図
符号の説明
1、1A ダイヘッド
2、2A 第一ダイブロック
3、3A 第二ダイブロック
2a、3a スリット面
2b、3b 合わせ面
2c スリット面とギャップ調整用溝ではさまれた領域
4 スリットギャップ
5 マニホールド
6 締結手段(ボルト)
7 エンドプレート
11、11A ギャップ調整用溝
13 溝拡大用ギャップ調整具
14 溝縮小用ギャップ調整具
15 ガイド溝
16、19 積層型圧電素子
17 拡大用取付け治具
17a 係止部
20 縮小用取付け治具
20a 係止部
25 制御ユニット

Claims (6)

  1. 塗工液を吐出するスリットギャップを形成するように向かい合って配置された二つのスリット面と、少なくとも一方のスリット面の背後に該スリット面に平行に形成されたギャップ調整用溝であって、溝幅の拡大、縮小により前記スリット面とギャップ調整用溝ではさまれた領域をたわませて前記スリットギャップの寸法を変更可能なギャップ調整用溝と、該ギャップ調整用溝に、塗布幅方向の取付位置を調整可能な形態で取り付けられ、前記ギャップ調整用溝の溝幅を拡大させる溝拡大用ギャップ調整具と、前記該ギャップ調整用溝に、塗布幅方向の取付位置を調整可能な形態で取り付けられ、前記ギャップ調整用溝の溝幅を縮小させる溝縮小用ギャップ調整具を有しており、前記溝拡大用ギャップ調整具が、電圧印加により伸長する積層型圧電素子と、該積層型圧電素子の両端に取付られ、該積層型圧電素子の伸長方向の先端部に前記ギャップ調整用溝の側面に取り付けるための係止部を備えた拡大用取付け治具を備えており、前記溝縮小用ギャップ調整具が、電圧印加により伸長する積層型圧電素子と、その両端に取り付けられ、前記積層型圧電素子の伸長方向に直角方向の両側に前記ギャップ調整用溝の側面に取り付けるための係止部を備えた縮小用取付け治具を備えており、該縮小用取付け治具は前記積層型圧電素子の伸長により両側の係止部の間隔が縮小する構造であることを特徴とするダイヘッド。
  2. 前記ギャップ調整用溝の側面に、開口部よりも奥が広くなった断面形状のガイド溝が、前記ギャップ調整用溝の長手方向に延びるように形成されており、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具の係止部が、前記ガイド溝内を移動可能であるが前記開口部を通り抜けることのできない拡大頭部を備えた形状であることを特徴とする請求項1記載のダイヘッド。
  3. 前記ギャップ調整用溝が、その溝幅方向が前記スリット面に直角となるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のダイヘッド。
  4. 前記ギャップ調整用溝が、その溝幅方向が前記スリット面に平行となるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のダイヘッド。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のダイヘッドのスリットギャップの寸法を調整する方法であって、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具を作動させない状態でスリットギャップ寸法の塗布幅方向における分布を測定し、前記ギャップ調整用溝内において、スリットギャップ寸法を縮小したい領域には溝拡大用ギャップ調整具を、スリットギャップ寸法を拡大したい領域には溝縮小用ギャップ調整具を位置させ、次いで、前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具に設けている積層型圧電素子に電圧を印加して前記ギャップ調整用溝の溝幅を部分的に拡大、縮小させ、スリットギャップ寸法を調整することを特徴とするスリットギャップ調整方法。
  6. 前記溝拡大用ギャップ調整具及び溝縮小用ギャップ調整具に設けている積層型圧電素子に対する印加電圧を調整することで、前記ギャップ調整用溝の溝幅の拡大量、縮小量を調整し、スリットギャップ寸法を調整することを特徴とする請求項5記載のスリットギャップ調整方法。
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