JP2004314053A - 塗布液吐出用ダイヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 加工精度の要求される部品点数を減らし,吐出口の隙間をより高精度に維持できる塗布液吐出用ダイヘッドを提供する。
【解決手段】 第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材とを接合することによって本体が形成されるダイヘッドにおいて,本体構成部材11の接合面11aに,外部から導入された塗布液を貯留する第1のマニホルド21と,第1のマニホルド21から第2のマニホルド23に連通する複数の溝22が設けられる。第2のマニホルド21は下端部のスリット状の吐出口26に連通する。溝22は,長手方向に沿って所定間隔で形成され,各溝22間には,平坦部25が形成される。平坦部25は,接合時に第2の本体構成部材との接触面になるように形成される。第1と第2の本体構成部材を接合した際,平坦部25により吐出口26の隙間の精度が長手方向に渡って維持される。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材とを接合することによって本体が形成されるダイヘッドにおいて,本体構成部材11の接合面11aに,外部から導入された塗布液を貯留する第1のマニホルド21と,第1のマニホルド21から第2のマニホルド23に連通する複数の溝22が設けられる。第2のマニホルド21は下端部のスリット状の吐出口26に連通する。溝22は,長手方向に沿って所定間隔で形成され,各溝22間には,平坦部25が形成される。平坦部25は,接合時に第2の本体構成部材との接触面になるように形成される。第1と第2の本体構成部材を接合した際,平坦部25により吐出口26の隙間の精度が長手方向に渡って維持される。
【選択図】 図3
Description
本発明は,被塗布基材に塗布液を吐出する塗布液吐出用ダイヘッドに関する。
例えば液晶ディスプレイのカラーフィルタの製造工程において,矩形のガラス基板(以下,「基板」という。)の表面上にブラックマトリクスやR,G,Bの着色パターンなどを形成する際に,基板上に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する塗布処理が行われている。
上述の塗布処理は,通常塗布装置で行われ,塗布装置は,基板の一辺程度の細長形状を有し,その下面に長手方向に沿ったスリット状の吐出口が開口した塗布液吐出用ダイヘッドを備えている。そして,上記塗布処理は,塗布液吐出用ダイヘッドから塗布液を吐出した状態で,当該塗布液吐出用ダイヘッドを基板表面上を一端部から他端部まで移動させて,基板の表面の全面に塗布液を塗布することによって行われている。
塗布液吐出用ダイヘッドの本体は,従来より,図9に示すように第1のブロック100と第2のブロック101とをスペーサ102を挟んで接合する積層構造を有している。第1のブロック100は,上部に塗布液の導入口103を備え,第2のブロック101との接合面には,前記導入口103から導入された塗布液が貯留される空洞部104が長手方向に沿って開口している。スペーサ102は,吐出口の隙間と同じ厚みに設定され,接合面の上縁部と側縁部に沿った略「コ」の字型に形成されている。スペーサ102を介在して第1のブロック100と第2のブロック101とを接合させることによって,第1のブロック100と第2のブロック101との間に,空洞部104から本体の下面に通じる隙間が形成され,その下面には,スペーサ102と同じ隙間のスリット状の吐出口105が形成される。したがって,塗布液吐出用ダイヘッドに導入された塗布液は,空洞部104で圧力が均一にされた後,スペーサ102によって形成される隙間を通って,本体の下面のスリット状の吐出口105から吐出されていた。
ところで,基板上に上述のブラックマトリックス,着色パターンなどを形成する際には,基板上に所望の膜厚,例えば5〜20μm程度の薄い塗布膜を斑なく形成する必要がある。このような薄膜を斑なく形成するためには,塗布液吐出用ダイヘッドの狭小な吐出口の隙間を厳格に形成し,維持する必要がある。しかしながら,上述の塗布液吐出ダイヘッドは,第1のブロック100と第2のブロック101との接合が接合面の周縁部のみで行われていたので,塗布液吐出ダイヘッドの吐出口105付近に,長手方向又は鉛直方向に撓みが生じていた。この結果,例えば吐出口105の隙間が所望の間隔に維持されず,長手方向に沿ってもばらつきが生じていた。
そこで,塗布液吐出用ダイヘッドのスペーサに,スペーサの基部から吐出口に向けた複数の突起部を形成し,前記突起部に貫通口を設け,さらに第1のブロックと第2のブロックにおいて前記貫通口に適合するボルト孔及びネジ部を形成していた。そして,吐出口に近い突起部をボルトで固定し,ネジで調整することで,吐出口の長手方向に沿う間隙を一定に維持するようにしていた。(例えば,特許文献1参照。)。
特開平11−188301号公報
しかしながら,上述の塗布液吐出用ダイヘッドには,スペーサが必要になる。スペーサは,その厚みが吐出口の隙間になるので,例えば50〜100μm程度に極めて薄く成形される。このため,加工が難しく,スペーサの表面粗さや平坦度を十分に確保することは困難だった。また,スペーサが薄く再加工し難いので,例えば一度組み立てた後にスペーサを部分的に加工してスペーサの厚みを調整し吐出口の隙間を微調整することは困難だった。このように,第1のブロックと第2のブロックとの間にスペーサを介在した場合,スペーサ自体の加工の難しさが原因で,スリット状の吐出口の隙間を厳密に維持することはできなかった。
また,上述の塗布液吐出用ダイヘッドは,第1のブロック,第2のブロック及びスペーサの3つの部品で吐出口を形成するので,高度な加工精度の要求される部品点数が多くなっていた。このように加工精度の要求される部品が多いと,加工に要する時間やコストが増大する。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,加工精度の要求される部品点数を減らし,かつ吐出口の隙間をより高精度に設定できる塗布液吐出用ダイヘッドを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,細長形状の本体を有し,当該本体の下面に本体の長手方向に沿ったスリット状の吐出口を備えており,当該吐出口から被塗布基材に対し塗布液を吐出した状態で当該被塗布基材上を前記長手方向に直交する直交方向に被塗布基材に対して相対的に移動することによって,被塗布基材に塗布液を塗布する塗布液吐出用ダイヘッドであって,前記本体は,前記直交方向に並べられた第1の本体構成部材と第2の本体構成部材を有し,当該第1の本体構成部材と第2の本体構成部材は,互いに向き合う接合面で接合されており,前記本体の下面の吐出口は,前記第1の本体構成部材と前記第2の本体構成部材との互いの接合面の下端部間に隙間を設けることによって形成されており,第1の本体構成部材側の接合面には,前記本体内に導入された塗布液を貯留する,前記長手方向に沿って設けられた貯留部と,前記貯留部と前記吐出口との間に設けられ,前記貯留部の下部から下方に向けて形成された複数の溝と,が形成され,前記複数の溝は,前記長手方向に沿って並べられて形成されており,当該複数の溝の隣り合う溝同士の間にできる部分は,接合時に前記第2の本体構成部材と接触する接触面になっていることを特徴とする。
本発明によれば,前記第1の本体構成部材と第2の本体構成部材との接合により,溝は,例えば貯留部から吐出口に連通する塗布液の流通路を形成する。また当該接合により,本体の下端部にスリット状の吐出口が形成される。それ故,本発明の塗布液吐出用ダイヘッドには,従来のようにスペーサを備える必要がない。したがって,塗布液吐出用ダイヘッドの加工精度の必要な部品点数を減らすことができ,加工に要する時間やコストを低減できる。また,本発明によれば,第1の本体構成部材の接合面において,貯留部と吐出口との間に位置する複数の溝同士の間にできる部分に,第2の本体構成部材との接触面が形成される。このように,比較的吐出口に近い位置で第1の本体構成部材と第2の本体構成部材が接触するので,吐出口の高い隙間精度を維持できる。また,前記溝同士の間の部分は,本体の長手方向に沿って複数形成されるので,本体が長手方向に沿って複数点で接合されるので,吐出口の長手方向の隙間のばらつきも抑制できる。また,吐出口の隙間の微調整は,前記溝同士の間の部分の高さを調整することによって容易に行うことができる。
前記第1の本体構成部材の接合面における前記貯留部よりも上側の上端部には,接合時に前記第2の本体構成部材と接触する接触面が形成されていてもよい。かかる場合,第1の本体構成部材の接合面の上端部と,吐出口に近い前記溝同士の間にできる部分とで,第2の本体構成部材の接合面に接触するので,本体構成部材の上下方向の接触箇所が2箇所になり,接合時の本体構成部材の上下方向の撓みが抑制される。この結果,本体の下面の吐出口の隙間精度も厳格に維持される。
前記第2の本体構成部材側の接合面には,接合時に前記接触面と接触する平面部が形成され,前記第2の本体構成部材側の接合面における下端部には,前記吐出口を形成するために前記平面部から前記接合面と反対の外側面側に後退した段部が形成されていてもよい。かかる場合,第2の本体構成部材の接合面の形状が単純であるため,第2の本体構成部材の加工が容易になる。例えば,第2の本体構成部材の加工を,予め加工面と同形状に形成された総形砥石で行うことができる。この結果,段部の加工精度が飛躍的に向上し,段部によって形成される吐出口の寸法精度も向上できる。なお,前記第1の本体構成部材の接合面における前記吐出口を形成する下端部は,前記接触面と同一平面上に形成されていてもよい。かかる場合,吐出口の隙間が第2の本体構成部材の前記段部の深さのみで規定される。したがって,段部を精度よく加工することによって,吐出口の隙間精度が向上される。
前記第1の本体構成部材の接合面には,総ての前記溝が連通する他の貯留部が形成されており,前記他の貯留部は,前記吐出口に連通していてもよい。かかる場合,第1の本体構成部材と第2の本体構成部材が接合されたときに,貯留部から複数の溝流を通って分流された塗布液を他の貯留部で再び集め,当該塗布液の流量を均一化した後に,スリット状の吐出口に塗布液を送ることができる。それ故,吐出口からは,長手方向に均一な流量の塗布液を吐出することができ,被塗布基材には,均一な塗布膜を形成できる。
前記第1の本体構成部材と第2の本体構成部材のうちのいずれか一方の本体構成部材は,他方の本体構成部材よりも可撓性に優れていてもよい。かかる場合,本体構成部材を互いに接合し,締め付けた場合,前記一方側の本体構成部材は,他方側の本体構成部材の形状に追従する。それ故,締め付け時に,各本体構成部材の加工誤差により本体構成部材間の隙間が長手方向に沿って変動することが防止される。したがって,本体構成部材間にできる吐出口の隙間精度が確保される。なお,可撓性の優劣を付けるために,前記一方の本体構成部材の前記直交方向の厚みを前記他方の本体構成部材のものよりも薄く形成してもよい。
前記本体には,前記第1の本体構成部材と第2の本体構成部材とを圧着させるために,少なくとも前記第1の本体構成部材又は第2の本体構成部材のいずれか一方の前記直交方向の外側面を押圧する押圧部材が設けられていてもよい。かかる場合,本体構成部材の外側面が押圧されることによって,第1の本体構成部材と第2の本体構成部材が圧着されるので,その押圧力が接合面に均等にかかり,本体構成部材の撓みを最小限に押さえることができる。したがって,本体構成部材によって形成される吐出口の隙間を高い精度で維持できる。
また,前記押圧部材は,気体若しくは液体の注入により膨らむ部材であり,押圧する前記本体構成部材の外側面の長手方向に沿って当該外側面の一端部から他端部に渡って設けられていてもよい。また,前記本体には,当該本体の外形に沿って,前記押圧される本体構成部材の外側面からもう一方の本体構成部材の外側面に渡って形成された囲み部材が設けられ,前記押圧部材は,前記囲み部材と前記押圧される本体構成部材の外側面との間に配置されていてもよい。かかる場合,囲み部材の内側に,押圧部材と本体構成部材が並べて配置される。そして,押圧部材の膨出により,押圧部材に近い本体構成部材は押圧部材自体に押され,遠い側の本体構成部材は,囲み部材に押しつけられる。このようにして第1の本体構成部材と第2の本体構成部材とが圧着される。
一方、前記本体に、前記第1の本体構成部材と第2の本体構成部材とを貫通する複数の軸穴を設け、前記軸穴を貫通する軸を第1の本体構成部材および第2の本体構成部材の前記直交方向の外側面で締め付けることにより、第1の本体構成部材とを圧着してもよい。また、前記軸穴は貯留部に設けられてもよい。かかる場合、前記押圧部材および前記囲み部材がなくても第1の本体構成部材と第2の本体構成部材を圧着することができ、押圧機構の構造が簡単になるとともに、本体の重量を軽量化することが可能である。
本発明によれば,加工精度の必要な部品点数が減少するので,塗布液吐出用ダイヘッドの加工時間,加工コストを減らすことができる。また,吐出口の隙間も高い精度で維持できるので,被塗布基材に均一な塗布膜を形成できる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明にかかる塗布液吐出用ダイヘッド(以下,「ダイヘッド」という。)1は,例えば図1に示すような塗布装置2で用いられる。塗布装置2は,例えば矩形の基板Gを載置する載置台3を備えており,塗布液を吐出したダイヘッド1を基板Gの長辺方向(図1のX方向)に移動させることによって,基板G上に塗布液を塗布できる。
ダイヘッド1は,例えば基板Gの短辺程度の細長形状の本体10を有している。ダイヘッド1は,載置台3上において,本体10の長手方向が基板Gの短辺方向(図1中のY方向)に向くように配置される。
ダイヘッド1の本体10は,例えば本体10の長手方向(Y方向)に沿って長い略直方体形状の2つの本体構成部材11,12を有し,図2に示すように当該本体構成部材11,12を,前記長手方向の直交方向(X方向)に並べて接合することよって形成されている。本実施の形態においては,例えば第1の本体構成部材11はX方向正方向(図2の左方向)側に配置され,第2の本体構成部材12はX方向負方向(図2の右方向)側に配置されている。第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12の材質には,例えばステンレス鋼が用いられている。第2の本体構成部材12のX方向の厚みは,第1の本体構成部材11よりも薄く形成されている。例えば第1の本体構成部材11のX方向の厚みが15mmの場合,第2の本体構成部材12の厚みは,その1/3程度の5mm程度に設定されている,このように,第2の本体構成部材12は,第1の本体構成部材11に比べて可撓性が高くなるように形成されている。
第1の本体構成部材11における第2の本体構成部材12との接合面11aには,図3に示すように上端部に長手方向に沿った上端平面部20が形成されている。この上端平面部20は,第2の本体構成部材12と接合する時の接触面になっている。上端平面部20の下方には,貯留部としての第1のマニホルド21と,複数の溝22と,他の貯留部としての第2のマニホルド23及び下端平面部24が,上から順に形成されている。
第1のマニホルド21は,例えば本体10の長手方向に沿って長い溝状に形成しており,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が接合した際に,本体10内に導入された塗布液を貯留し,当該塗布液の圧力を均一化することができる。複数の溝22は,その上端部側が第1のマニホルド21の下面に連通し,そこから下方に向かって鉛直方向に形成され,下端部側が第2のマニホルド23に連通している。したがって,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が接合した際に,溝22によって流通路が形成され,第1のマニホルド21の塗布液を第2のマニホルド23に流すことができる。複数の溝22は,本体10の長手方向に沿って一定間隔で平行に設けられている。複数の溝22同士の間には,例えば方形状の複数の平坦部25が長手方向に並列されて形成されている。これらの平坦部25は,前記上端平面部20と同一平面上に形成されている。したがって,平坦部25は,第2の本体構成部材12との接合時の接触面になっている。
第2のマニホルド23は,前記第1のマニホルド21と平行に本体10の長手方向に沿って長い溝状に形成しており,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が接合した際に,各溝22から流入する塗布液を貯留できる。このように複数の溝22を通過する塗布液を再度一箇所に集めることによって,塗布液の液圧を均一化することができる。第2のマニホルド23の下方側に位置する下端平面部24は,本体10の長手方向の一端部側から他端部側に沿って形成されている。下端平面部24は,例えば前記上端平面部20及び平坦部25と同一平面上に形成され,後述する第2の本体構成部材12の接合面12aとの間で,本体10の下面に開口するスリット状の吐出口26と,図2に示すような前記第2のマニホルド23から吐出口26に通じるスリット27を形成する。
図2に示すように第1の本体構成部材11には,第1の本体構成部材11の外側面から第1の本体構成部材11の内部を通って,第1のマニホルド21の外側面に通じる導入路28が開口している。導入路28には,例えば本体10の外部に設置された塗布液供給源30に連通する供給管31が接続されており,本体10には,この導入路28を通じて塗布液が導入される。
一方,図4に示すように第2の本体構成部材12側の接合面12aには,上側に平面部40が形成され,下方に当該平面部40より凹んだ段部41が形成されている。段部41は,接合面12aの下端部に長手方向に沿って所定の幅で形成され,上述した接合面11aの第2のマニホルド23と下端平面部24に対向する位置に形成されている。第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12との接合時には,図2に示すように段部41と下端平面部24との間に隙間が生じ,この隙間がスリット27と吐出口26を形成する。なお,上述したように接合面11a側の下端平面部24は,接合面11aと接合面12aとの接触面と同一平面上にあるので,吐出口26の隙間は,段部41の深さによって定められる。
そして,以上の構成を有する第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が接合面11a,12aで接合されると,第1の本体構成部材11の上端平面部20と平坦部25が第2の本体構成部材12の平面部40と接触し,本体10内には,図2に示すように本体10の外側面から第1のマニホルド21に通じ,そこから本体10の下面に通じる塗布液の流路が形成される。したがって,導入路28を通じて本体10内に導入された塗布液は,第1のマニホルド21で貯留され,圧力が均一化された後,各溝22を通り,再度第2のマニホルド23で貯留されて,圧力が均一化される。そして塗布液は,スリット27を通って吐出口26に流れ,スリット状の吐出口26からカーテン状に吐出される。
図5に示すように,本体10の長手方向の両側端部には,当て板50が取り付けられている。図3,図4に示すようにこの当て板50によって,第1のマニホルド21,第2のマニホルド23及びスリット27の両端部の開口部が塞がれている。また,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12の下面(本体10の下面)10aには,吐出口26に平行な平行溝51が形成されている。平行溝51は,吐出口26と同程度の長さで吐出口26に近接されて形成されている。この平行溝51によって,移動している吐出口26から吐出される塗布液がダイヘッド1の下面10aを伝って流れることが規制され,塗布液は,平行溝51の位置から一様に下面10aから離脱し,基板Gに向けて落下する。
次に,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12との接合時に,両本体構成部材11,12を圧着させるための圧着機構の構成を説明する。図6は,圧着機構が取り付けられたダイヘッド1の構成の概略を示す斜視図であり,図7は,図6のダイヘッド1をY方向側から見たときの縦断面の説明図であり,図8は,図6のダイヘッド1をX方向側から見たときの縦断面の説明図である。
例えば図7に示すように第2の本体構成部材12のX方向の外側面12bには,押圧部材としてのチューブ60が設けられている。チューブ60は,例えば図8に示すように外側面12bの長手方向に沿って外側面12bの一端部から他端部に渡って設けられている。チューブ60は,本体10の外部に設置されたエア供給装置61に接続されており,当該エア供給装置61からのエアの供給によって膨出できる。
例えばチューブ60と外側面12bとの間には,本体10の長手方向の全長に渡って図7に示すように略「コ」の字型形状の介在部材62が設けられている。介在部材62は,「コ」の字型の開口部を外側面12b側に向け,外側面12bとの接触部が第1の本体構成部材11の平坦部25と上端平面部20に対向する位置になるように設けられている。したがって,チューブ60は,膨出により介在部材62を介して,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12との2箇所の接触面を押圧できる。この結果,押圧力のモーメントにより第1の本体構成部材11又は第2の本体構成部材12が変位し吐出口26の間隔が変わることを防止できる。
図6,図7に示すように,本体10には,本体10の外形に沿って,外側面12bから反対側の第1の本体構成部材11の外側面11bに渡って形成された囲み部材63が設けられている。囲み部材63は,本体10の長手方向に沿って本体10のほぼ全長に渡って形成されている。囲み部材63は,例えば図7に示すように外側面11b,12bにそれぞれ配置された垂直板63a,63bと,本体10の上部に配置され,垂直板63aと63bの上端部を連結する水平板63cにより構成されている。前記チューブ60と介在部材62は,囲み部材63の垂直板63bと外側面11bとの間に配置されている。そして,エアの注入によりチューブ60が膨出すると,チューブ60は,介在部材62を介して外側面12bの平坦部25と上端平面部20に対応する部分を長手方向の全長に渡って第1の本体構成部材11側に押圧する。また,チューブ60は,直接囲み部材63の垂直板63bを外方に押圧し,これに伴い反対側の垂直板63aが外側面11bを第2の本体構成部材12側に押圧する。この結果,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が,長手方向に渡って均等に,鉛直方向の2箇所で互い押しつけられ,圧着される。したがって,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12は,長手方向と鉛直方向に沿って撓むことなく圧着される。なお,チューブ60に注入される流体は,気体に限られず液体であってもよい。
本実施の形態にかかるダイヘッド1は,以上のように構成されている。そして,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が組み立てられる際には,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12は,互いの接合面11a,12aで接合される。このとき,図7に示したように接合面11aの上端平面部20及び平坦部25と,接合面12aの平面部40とが接触し,接合面11aの下端平面部24と接合面12bの段部41との間にスリット状の吐出口26が形成される。
そして,本体10の外側面12bのチューブ60が膨出され,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12は,長手方向に沿って均等な力で圧着される。このとき,接合面11a,12aにおける接触は,上述したように上端平面部20と,長手方向に並設された平坦部25で行われているので,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12は,接合面11a,12aにおいて長手方向と鉛直方向に渡って均等に締め付けられる。この結果,吐出口26の隙間が所定間隔に維持され,長手方向に渡っても均等に揃えられる。
以上の実施の形態によれば,ダイヘッド1の本体10を,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12とを接合して形成したので,従来のように吐出口を設けるためのスペーサが必要なく,部品点数を減らすことができる。第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12を接合する際に,本体10の長手方向に沿って設けられた平坦部25を接触させるようにしたので,本体10の長手方向の撓みが抑制され,長手方向に渡って高い精度の吐出口26の隙間が得られる。また,接合面11aの上部平面部20と平坦部25の上下方向の2箇所で接触するので,本体10が鉛直方向にも歪むことがなく,吐出口26の隙間を厳密に制御できる。
第1の本体構成部材11の接合面11aの下端平面部24を,上端平面部20や平坦部25と同一平面とし,第2の本体構成部材12の接合面12bの下端部に段部41を設けたので,吐出口26の隙間が段部41の深さで定められる。したがって,例えば例えば第2の本体構成部材12の接合面12aを総形砥石で切削加工し,段部41を高精度で加工することによって,吐出口26の隙間精度が本体10の長手方向に沿って厳格に維持される。なお,吐出口26の隙間精度をさらに向上するために,第1の本体構成部材11の接合面11aも総形砥石で加工することが望ましい。
第1の本体構成部材11の接合面11aにおいて,溝22の下部に第2のマニホルド23を設けるようにしたので,複数の溝22を通過した塗布液を第2のマニホルド23で一旦貯留し,そこで塗布液の流量を均等にした後に当該塗布液を吐出口26から吐出することができる。それ故,スリット状の吐出口26から長手方向に渡って均一な流量で塗布液が吐出され,基板G上に均一な塗布膜を形成できる。
第2の本体構成部材12の外側面12bに長手方向に渡ってチューブ60を設け,当該チューブ60の膨出により第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12を圧着させるようにしたので,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12が長手方向に渡って均等に締め付けられ,固定される。この結果,第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12との間の吐出口26の隙間が長手方向に渡って高い精度に維持される。
第2の本体構成部材12のX方向の厚みを第1の本体構成部材11の厚みよりも薄くし,可撓性を持たせるようにしたので,接合した際に第2の本体構成部材12の形状が第1の本体構成部材11の形状に追従する。この結果,接合面11aと接合面12aとの間に形成される吐出口26の隙間の長手方向のばらつきが抑えられ,吐出口26から長手方向に沿って均一な塗布液が吐出される。
以上の実施の形態は,本発明の一例を示すものであり,本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば,以上の実施の形態では,第2の本体構成部材12は,第1の本体構成部材11よりも薄く形成されていたが,逆に第1の本体構成部材11の方が薄く形成され,第1の本体構成部材11の方に可撓性を持たせるようにしてもよい。また,第2のマニホルド23は,必ずしも設ける必要はなく,例えば溝22を直接スリット27に連通させてもよい。また,スリット27,吐出口26のために設けられていた接合面12aの段部41は,第1の本体構成部材11側の接合面11a側に設けてもよいし,両方に設けてもよい。さらに,前記実施の形態は,基板に塗布液を塗布するダイヘッドであったが,本発明は,基板以外の例えば長尺のシートに塗布液を塗布するダイヘッドにも適用できる。
次に、第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12との接合時に,両本体構成部材11,12を圧着させるための圧着機構の他の構成方法の実施の形態を説明する。図10は,圧着機構が取り付けられたダイヘッド1の構成の概略を示す斜視図であり,図11は,図10のダイヘッド1をY方向側から見たときの縦断面の説明図であり,図12は,図10のダイヘッド1をX方向側から見たときの各部分の縦断面の説明図である。
図10、図11に示すように、第2の本体構成部材のX方向の外側面12bには、略「コ」の字型形状の複数個の介在部材107が設けられる。前述した第1の圧着機構では、長手方向に長さを持つ略「コ」の字型形状の介在部材62とダイヘッド本体10の外側に設けた囲み部材63間のチューブ60にエア等を供給することにより、第1の本体部材11と第2の本体部材12を圧着したが、本実施の形態では、第1の本体構成部材11、第2の本体構成部材12、および介在部材107を貫通する貫通軸109をナット115で締め付けることにより、第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12を圧着する。介在部材107は、貫通軸109の数に対応して設けてある。
図11、図12に示すように、第1の本体構成部材11のマニホルド21部に水平な軸穴121を設け(図12(a))、第2の本体構成部材12には、接合時に軸穴121が接する位置に貫通軸109が貫通するように水平の軸穴123(図12(b))を設ける。また介在部材107にも軸穴125を設ける(図12(c))。第1の本体構成部材11の軸穴121は、マニホルド21の垂直方向中央部、第1、第2の本体構成部材11、12が接合する平坦部25の水平方向中央部に設けてある。軸穴121はダイヘッド1の長手方向約5cm間隔に複数個設ける。
第1の本体構成部材11の軸穴121と、第2の本体構成部材12の対応する軸穴123、介在部材107の対応する軸穴125を貫通するように、例えばボルト等による貫通軸109を通し、ナット115で締め付ける。尚、軸穴121のマニホルド21側の部分、および、軸穴123のマニホルド21に面する側にはOリング等のシールド部材119を挿入し、マニホルド21に注入される塗布液が軸穴121および123に漏れ出さないようにする。
第1の本体構成部材11、第2の本体部材12、および介在部材107は、ダイヘッド1の長手方向に複数個設けられた貫通軸109とナット115により締め付けられ、介在部材107の上部接合面107aおよび下部接合面107bと、第1の本体構成部材11の上端平坦部20および平坦部25を介して、ダイヘッドの長手方向の全長に渡って押圧され、圧着される。したがって、第1の本体構成部材11と第2の本体構成部材12は、長手方向と鉛直方向に沿って撓むことなく圧着される。
以上のように貫通軸109とナット115による圧着により組み立てられたダイヘッド1は、接合面11aと接合面12aで接合され、塗布液を貯留するマニホルド21が形成される。塗布液は、図示されていない塗布液供給源と供給管を介してマニホルド21に供給され、圧力が均一化される。また、マニホルド21に貯留された塗布液は平坦部25間の複数の溝22を通り、下部のスリット27を介して吐出口26からカーテン状に吐出される。
本実施の形態の圧着機構は、チューブ60やエア供給装置等が必要なく押圧機構を簡易化することが可能である。また、ダイヘッド本体10の外側に囲み部材63を設ける必要がなく、軽量化が図れる。尚、図10では、各貫通軸109と介在部材107の数を1対1に対応して設けてあるが、数個の貫通軸109に対して1つの介在部材107を設けてもよい。
本実施の形態のダイヘッド1は、図11に示すように、第1の実施の形態とは異なり、マニホルドの数が1つであり、第2のマニホルド23は存在しない。また、第1の実施の形態では第2の本体構造部材12に設けられた段部41が、本実施の形態では、第2の本体構造部11に設けられているが(段部113)、本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば、第1の実施例と同様に第2のマニホルドを設けてもよいし、段部113を第2の本体構造12に設けてもよいし、第1、第2の本体構造11、12の両方に設けてもよい。さらに,本発明は,基板以外の例えば長尺のシートに塗布液を塗布するダイヘッドにも適用できる。
本発明によれば,加工精度の必要な部品点数が減らしたにもかかわらず,吐出口の隙間の精度でを高く維持し,被塗布基材に均一な塗布膜を形成できる。また、押圧機構の構造を簡単にして軽量化が図れる。よって、大型の液晶カラーフィルタ等の製造ラインに用いることが可能である。
1………ダイヘッド
10………本体
11………第1の本体構成部材
12………第2の本体構成部材
21………第1のマニホルド
22………溝
23………第2のマニホルド
25………平坦部
26………吐出口
G………基板
10………本体
11………第1の本体構成部材
12………第2の本体構成部材
21………第1のマニホルド
22………溝
23………第2のマニホルド
25………平坦部
26………吐出口
G………基板
Claims (12)
- 細長形状の本体を有し,当該本体の下面に本体の長手方向に沿ったスリット状の吐出口を備えており,当該吐出口から被塗布基材に対し塗布液を吐出した状態で当該被塗布基材上を前記長手方向に直交する直交方向に被塗布基材に対して相対的に移動することによって,被塗布基材に塗布液を塗布する塗布液吐出用ダイヘッドであって,
前記本体は,前記直交方向に並べられた第1の本体構成部材と第2の本体構成部材を有し,当該第1の本体構成部材と第2の本体構成部材は,互いに向き合う接合面で接合されており,
前記本体の下面の吐出口は,前記第1の本体構成部材と前記第2の本体構成部材との互いの接合面の下端部間に隙間を設けることによって形成されており,
第1の本体構成部材側の接合面には,
前記本体内に導入された塗布液を貯留する,前記長手方向に沿って設けられた貯留部と,
前記貯留部と前記吐出口との間に設けられ,前記貯留部の下部から下方に向けて形成された複数の溝と,が形成され,
前記複数の溝は,前記長手方向に沿って並べられて形成されており,
当該複数の溝の隣り合う溝同士の間にできる部分は,接合時に前記第2の本体構成部材と接触する接触面になっていることを特徴とする,塗布液吐出用ダイヘッド。 - 前記第1の本体構成部材の接合面における前記貯留部よりも上側の上端部には,接合時に前記第2の本体構成部材と接触する接触面が形成されていることを特徴とする,請求項1に記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
- 前記第2の本体構成部材側の接合面には,接合時に前記接触面と接触する平面部が形成され,
前記第2の本体構成部材側の接合面における下端部には,前記吐出口を形成するために前記平面部から前記接合面と反対の外側面側に後退した段部が形成されていることを特徴とする,請求項2に記載の塗布液吐出用ダイヘッド。 - 前記第1の本体構成部材の接合面における前記吐出口を形成する下端部は,前記接触面と同一平面上に形成されていることを特徴とする,請求項3に記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
- 前記第1の本体構成部材の接合面には,総ての前記溝が連通する他の貯留部が形成されており,
前記他の貯留部は,前記吐出口に連通していることを特徴とする,請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の塗布液吐出用ダイヘッド。 - 前記第2の本体構成部材は,第1の本体構成部材よりも可撓性に優れていることを特徴とする,請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
- 前記第2の本体構成部材は,前記直交方向の厚みが第1の本体構成部材よりも薄く形成されていることを特徴とする,請求項6に記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
- 前記本体には,前記第1の本体構成部材と第2の本体構成部材とを圧着させるために,少なくとも前記第1の本体構成部材又は第2の本体構成部材のいずれか一方の前記直交方向の外側面を押圧する押圧部材が設けられていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6又は7のいずれかに記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
- 前記押圧部材は,気体若しくは液体の注入により膨らむ部材であり,押圧する前記本体構成部材の外側面の長手方向に沿って当該外側面の一端部から他端部に渡って設けられていることを特徴とする,請求項8に記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
- 前記本体には,当該本体の外形に沿って,前記押圧される本体構成部材の外側面からもう一方の本体構成部材の外側面に渡って形成された囲み部材が設けられ,
前記押圧部材は,前記囲み部材と前記押圧される本体構成部材の外側面との間に配置されていることを特徴とする,請求項9に記載の塗布液吐出用ダイヘッド。 - 前記本体には、前記第1の本体構成部材と第2の本体構成部材とを貫通する複数の軸穴が設けられ、
前記軸穴を貫通する軸を第1の本体構成部材および第2の構成部材の前記直交方向の外側面で締め付けることにより、第1の本体構成部材と第2の本体構成部材とを圧着することを特徴とする、請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載の塗布液吐出用ダイヘッド。 - 前記軸穴は、前記貯留部に設けられることを特徴とする、請求項11記載の塗布液吐出用ダイヘッド。
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2004
- 2004-02-13 JP JP2004036921A patent/JP2004314053A/ja active Pending
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