JP6781941B1 - ダイヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】被塗布材に形成する、第1の塗布層と、第1の塗布層の両側にそれぞれ隙間なく隣接する第2の塗布層の、それぞれの幅および高さを変更することができるダイヘッドを提供する。【解決手段】ダイヘッドは、塗布領域において被塗布材に対して最も近接する先端部を有する第1ブロックと、第1ブロックに対向して配置され、塗布領域のうちの第1領域を塗布する第1塗布液を吐出する第1開口部が第1ブロックとの間に形成される第2ブロックと、第2ブロックとは反対側において第1ブロックに対向して配置され、塗布領域のうち第1領域に隣接する第2領域を塗布する第2塗布液を吐出する第2開口部が第1ブロックとの間に形成される少なくとも2つの第3ブロックと、先端部から第1開口部までの距離と第2開口部までの距離とを互いに異ならせる調整機構とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、塗布装置に用いられるダイヘッドに関する。
リチウムイオン電池や燃料電池は、導電性シートを芯材とし、その表面に活物質と呼ばれる集電体形成用の塗布液を塗布して乾燥させた電極シート材を含む。電極シート材は、セパレータを挟んで幾重にも積層され、電解液に浸されて外装フィルムで封止される。ここで、加工工程において正極と負極が短絡することを防ぐために、例えばアルミナ等の無機物である絶縁材を活物質の両脇に隣接させる手法が知られるようになってきた(例えば、特許文献1参照)。
国際公開2013/111624号
導電性シートに活物質層を形成する場合、一般的にはロール・トゥ・ロール方式によるダイコートが採用される。この場合、活物質層を形成するダイヘッドと絶縁層を形成するダイヘッドをそれぞれ用意し、それらをローラーによって搬送される導電性シートに対して一つずつ精度よく位置決めして設置することは、作業効率を著しく損なうものであった。しかし、活物質層を形成するダイヘッドと絶縁層を形成するダイヘッドを単純に一体化してしまうと、形成される活物質層と絶縁層のそれぞれの幅および高さは一定となり、一品種の電極シート材の製造にしか対応できないダイヘッドとなってしまう。すなわち、多品種の電極シート材を製造するためには、それぞれの電極シート材に専用のダイヘッドを用意する必要があった。このような電極シート材に限らず、第1の塗布層と、この第1の塗布層の両側にそれぞれ隙間なく隣接する第2の塗布層とが形成されたシート材は、さまざまな用途で製造されており、それらの製造に用いられるダイヘッドは、やはり同様の課題を抱えている。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、塗布装置に用いられるダイヘッドであって、被塗布材に形成する、第1の塗布層と、第1の塗布層の両側にそれぞれ隙間なく隣接する第2の塗布層の、それぞれの幅および高さを変更することができるダイヘッドを提供するものである。
本発明の一態様におけるダイヘッドは、塗布領域において被塗布材に対して最も近接する先端部を有する第1ブロックと、第1ブロックに対向して配置され、塗布領域のうちの第1領域を塗布する第1塗布液を吐出する第1開口部が第1ブロックとの間に形成される第2ブロックと、第2ブロックとは反対側において第1ブロックに対向して配置され、塗布領域のうち第1領域に隣接する第2領域を塗布する第2塗布液を吐出する第2開口部が第1ブロックとの間に形成される少なくとも2つの第3ブロックと、先端部から第1開口部までの距離と第2開口部までの距離とを互いに異ならせる調整機構とを備える。
このような構成を有するダイヘッドによれば、第1ブロックをベースとして、一側面側に配置される第2ブロック側で第1開口部の幅を調整することができ、また、反対面側に配置される第3ブロック側で第2開口部の幅を調整することができる。第3ブロックは、第2ブロックと反対側に少なくとも2つ配置されるので、第1開口部に対する第2開口部の位置を精確に調整することができる。さらに、調整機構により先端部から第1開口部までの距離と第2開口部までの距離とを互いに異ならせることができるので、第1塗布液によって形成される第1塗布層の高さと、第2塗布液によって形成される第2塗布層の高さを適切に調整することができる。
上記のダイヘッドにおいて第3ブロックは、第2開口部が先端部に位置するように第1ブロックに固定され、調整機構は、先端部から第1開口部までの距離が調整されるように、第2ブロックを先端部とは反対の後端方向へ変位させて第1ブロックに固定する機構としてもよい。このような構成により、第2塗布層より第1塗布層を高くしたいという要請に応えることができ、また、ダイヘッド設置時における先端部と被塗布材のギャップ調整が容易になる。
このとき、第1ブロックの後端面に接触する第1固定面と第2ブロックの後端面に接触する第2固定面との間に設けられた段差が互いに異なる複数の第4ブロックのうちから選択された一つを用いて第1ブロックと第2ブロックを連結することにより、先端部から第1開口部までの距離が調整されるようにしてもよい。このような第4ブロックを利用することにより、先端部からの第1開口部の後退量を安定的かつ容易に調整することができる。
また、上記のダイヘッドにおいて第3ブロックは、第2塗布液を一時的に貯留させる第2マニホールドを有する第1セグメントと、第2マニホールドから第2開口部へ連通する第2流路を形成する段差面を有すると共に第2開口部の開口幅と同じ厚みを有する第2セグメントと、第2セグメントを第1セグメントと共に挟み込む第3セグメントとを含むように構成してもよい。このように構成すれば、第2セグメントを交換することにより第2開口部の幅を容易に調整することができる。また、一般的に第1開口部の幅よりも第2開口部の幅を狭くすることが多いことから、幅の狭い第2開口部において、シムを利用するよりも開口形状をシャープに仕上げることができる。
このとき、第1開口部においてはシムを利用することもできる。すなわち、第1ブロックと第2ブロックに挟まれることにより、第1塗布液を流通させる第1流路と第1開口部を形成するシムを備えるように構成してもよい。第1開口部は第2開口部よりも幅が広いので、加工が容易なシムを利用する方が好ましい。また、開口幅の異なるシムを選択的に用いれば、第1開口部の幅を容易に調整することができる。
また、上記のダイヘッドは、密接して挟まれることにより2つの第3ブロックの間隔を調整する第5ブロックを備えてもよい。第1開口部の幅に対応する適切な長さの第5ブロックを挟んで2つの第3ブロックの位置を調整すれば、個別に位置調整を行うより作業が容易になる。
また、上記のダイヘッドにおいて第1ブロックのうち、第2ブロックと対向する第1対向面と、第3ブロックと対向する第2対向面は、なす角が鋭角であるとよい。このような関係にあると、被塗布材の搬送方向に対して上流側に設置される第2開口部から吐出される第2塗布液と、下流側に配置される第1開口部から吐出される第1塗布液とがほぼ同時に被塗布材に到達するので、境界が安定した塗布を行うことができる。
また、上記のダイヘッドにおいて第1ブロックは、第1塗布液を一時的に貯留させる第1マニホールドと、第1マニホールドへ第1塗布液を供給する第1供給口とを有してもよい。このように構成すると、第1供給口と、第3ブロックに設けられる第2塗布液を供給する第2供給口とが、ダイヘッドの一側方に存在することになるので、配管の取り回しが行いやすくなる。
また、上記のダイヘッドにおいて第1塗布液は電極材料であり、第2塗布液は絶縁材料であってよい。このようなダイヘッドは、電極シート材の製造において特に効果的である。
本発明により、塗布装置に用いられるダイヘッドであって、被塗布材に形成する、第1の塗布層と、第1の塗布層の両側にそれぞれ隙間なく隣接する第2の塗布層の、それぞれの幅および高さを変更することができるダイヘッドを提供することができる。
本実施形態に係るダイヘッドを用いた塗布工程の様子を示す斜視図である。 組み立てられた状態のダイヘッドの斜視図である。 組み立てられた状態のダイヘッドの別視点からの斜視図である。 ダイヘッドの分解斜視図である。 第1流路の構成を説明するための分解斜視図である。 第3ブロックの斜視図である。 第3ブロックの別視点からの斜視図であり、第2流路の構成を説明するための図である。 開口部の構造の違いを説明するための説明図である。 塗布工程中の先端部近傍の断面図である。 第4ブロックの斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。また、各図において、同一又は同様の構成を有する構造物が複数存在する場合には、煩雑となることを回避するため、一部に符号を付し、他に同一符号を付すことを省く場合がある。
図1は、本実施形態に係るダイヘッド100を用いた塗布工程の様子を示す斜視図である。本実施形態においては、リチウムイオン電池の電極シート材を製造する一工程である、電極シート300に電極層と絶縁層を形成する塗布工程を一実施例として説明する。塗布装置は、被塗布材である電極シート300を一方向へ送り出す搬送ローラー410と、搬送ローラー410の近傍において電極シート300の搬送方向に直交するように設置されたダイヘッド100とを含む。
ダイヘッド100は、電極層を形成するためのスラリーである電極材料(第1塗布液)と、絶縁層を形成するためのスラリーである絶縁材料(第2塗布液)とをそれぞれ吐出する吐出工具である。ダイヘッド100には、第1チューブ210と第2チューブ220が接続されている。第1チューブ210は、不図示の第1貯留タンクからポンプによる輸送圧を受けて電極材料をダイヘッド100へ供給する。第2チューブ220は、不図示の第2貯留タンクからポンプによる輸送圧を受けて絶縁材料をダイヘッド100へ供給する。搬送ローラー410の回転速度やポンプによる輸送圧は、意図された電極層および絶縁層が形成されるように、不図示の制御部によって制御される。
ダイヘッド100は、電極シート300の塗布領域のうち、搬送方向に直交する幅方向に対して中央部の領域(第1領域)に電極材料を吐出すると共に、第1領域にそれぞれ隣接する2つの側方領域(第2領域)に絶縁材料を吐出する。吐出された電極材料および絶縁材料は、電極シート300上でそれぞれ一定の高さ(層厚)をもって電極層および絶縁層を形成する。電極層および絶縁層は、その後の乾燥工程を経て固化する。
なお、図示するようにx軸、y軸およびz軸を定める。すなわち、電極シート300の搬送方向がx軸方向であり、電極シート300の幅方向がy軸方向であり、電極シート300の塗布面に垂直な方向がz軸方向である。以後の図面においてもダイヘッド100が図1のように設置された状態を基準とする同様の座標軸を併記することにより、それぞれの図面が表す構造物の向きを示す。
図2は、組み立てられた状態のダイヘッド100の斜視図である。図3は、同じく組み立てられた状態のダイヘッド100の別視点からの斜視図である。ダイヘッド100は、主に、第1ブロック110、第2ブロック120、第3ブロック130、第4ブロック140、第5ブロック150、シム160によって構成されている。
第1ブロック110および第2ブロック120は、電極シート300の塗布領域よりも幅広な長手方向を有する、全体的には直方体に近い金属ブロックである。第1ブロック110と第2ブロック120は、シム160を挟んで、ボルト182によって側面方向から互いに固定されている。また、それぞれの底面で接する第4ブロック140を介して、底面方向からも互いに固定されている。
シム160は、後述するように、第1ブロック110と第2ブロック120に挟まれることによって第1塗布液である電極材料を通過させる第1流路を形成する金属薄板である。第1開口部191は、第1流路の先端に形成される、電極材料を電極シート300へ向かって吐出する吐出口である。第1供給口117は、上述の第1チューブ210が接続される接続口であり、電極材料は、第1供給口117を介してダイヘッド100へ供給される。
第3ブロック130は、第2ブロック120とは反対側において第1ブロック110に対向して配置されている金属ブロックである。第3ブロック130は、第1ブロック110との間に、第2塗布液である絶縁材料を通過させる第2流路を形成する。上述のように、絶縁材料は、電極材料が塗布される第1領域に隣接する2つの第2領域に塗布されるので、本実施形態においては、それぞれの第2領域に対して別個の第3ブロック130が設けられている。本実施形態におけるダイヘッド100は、1つの第1開口部191を有するので、第1開口部191の両側方に1つずつ、合計2つの第3ブロック130が設けられている。
第3ブロック130は、ボルト183によって第1ブロック110へ固定されている。第2開口部192は、第2流路の先端に形成される、絶縁材料を電極シート300へ向かって吐出する吐出口である。第2供給口137は、上述の第2チューブ220が接続される接続口であり、絶縁材料は、第2供給口137を介してダイヘッド100へ供給される。
第5ブロック150は、2つの第3ブロック130の位置調整を容易にするために用いられる金属ブロックである。第5ブロック150は、変更し得る第1開口部191の幅に応じて複数用意されており、組立作業者は、設定された第1開口部191の幅に対応する適切な長さの第5ブロック150を選んで用いる。組立作業者は、第5ブロック150を第1ブロック110へ固定し、その両側面にそれぞれ第3ブロック130を押し当てつつ当該第3ブロック130を第1ブロック110へ固定する。なお、第5ブロック150は、第3ブロック130の固定後に取り外されても構わない。第5ブロック150を固定後に取り外す場合には、簡易な仮固定機構を採用してもよい。例えば、磁石を埋め込み、第1ブロック110へ吸着するようにしてもよい。
図4は、ダイヘッド100の分解斜視図である。第1ブロック110は、塗布装置にダイヘッド100が設置された場合に被塗布材である電極シート300に対して最も近接する先端部115を有する。先端部115は、第1ブロック110において長手方向に沿った稜線を成す。ダイヘッド100は、先端部115が塗布領域に対して平行になるように塗布装置に設置される。
第1ブロック110は、先端部115を境界として、第2ブロック120と対向する第1対向面112と、第3ブロック130と対向する第2対向面113とを有する。第1対向面112には、第2ブロック120を固定するためのボルト182が螺合するねじ穴111が複数設けられている。シム160は、ねじ穴111に対応する位置に、ボルト182を貫通させるための貫通孔161を有する。同様に、第2ブロック120は、ねじ穴111に対応する位置に、ボルト182を貫通させるための貫通孔121を有する。貫通孔121は、ボルト182の頭部を収容する座ぐりが設けられている。ボルト182の頭部が座ぐり面と当接することにより、第2ブロック120は第1ブロック110に固定される。
第1ブロック110および第2ブロック120の底面にも、不図示のねじ穴が設けられている。第4ブロック140は、それらのねじ穴に対応する位置に、ボルトを貫通させるための貫通孔141を有する。貫通孔141は、ボルトの頭部を収容する座ぐりが設けられている。複数のボルトが貫通孔141を貫通して第1ブロック110または第2ブロック120の底面に設けられたねじ穴にそれぞれ螺合することにより、第1ブロック110および第2ブロック120は、底面側においても互いに連結される。
第2対向面113には、第3ブロック130または第5ブロック150を固定するためのボルト183が螺合するねじ穴114が複数設けられている。第1対向面112と第2対向面113は、互いのなす角が鋭角となるように形成されている。本実施形態においては、第1対向面112は、塗布装置にダイヘッド100が設置された場合に塗布面に対して垂直となるように形成されており、第2対向面113は、第1対向面112に対して45度をなすように形成されている。
図5は、第1流路の構成を説明するための分解斜視図である。上述のように、第1流路は、第1ブロック110、第2ブロック120およびこれらのブロックに挟まれるシム160によって形成される。シム160は、先端部115へ向かって開口するU字(コの字)形状を成す。
第1ブロック110は、第1対向面112から半円筒状にくり抜かれた、第1供給口117と連通する第1マニホールド116を有する。すなわち、第1供給口117から供給された電極材料は、一時的に第1マニホールド116に貯留され、シム160のU字で囲まれた第1流路を通過して、第1開口部191から吐出される。
第1流路は、フローに直交する断面において、シム160の厚みF1hが流路高さとなり、シム160のU字開口幅F1wが流路幅となる。本実施形態のようにシム160をU字状に形成する場合、第1開口部191の開口高さはF1hとなり、開口幅はF1wとなる。第1開口部191の開口幅F1wは、電極シート300の第1領域の幅に相当する。したがって、組立作業者は、開口幅が異なる複数のシム160のうちから、これから製造する電極シート300の第1領域の幅に対応する開口幅F1wを有するシム160を選択してダイヘッド100を組み立てればよい。また、電極材料の時間当たりの吐出量を調整したい場合は、組立作業者は、厚みが異なる複数のシム160のうちから、適当な厚みF1hを有するシム160を選択してダイヘッド100を組み立てればよい。
ダイヘッド100は、先端部115から第1開口部191までの距離を調整できるように、第2ブロック120を先端部115とは反対の後端方向(底面方向)へ変位させて第1ブロック110に固定する調整機構を備える。具体的には、第2ブロック120の貫通孔121とシム160の貫通孔161が、調整方向に沿って長い長穴として形成されており、長穴の範囲において第2ブロック120とシム160を第1ブロック110に対して一体的にシフトさせることができる。組立作業者は、先端部115から第1開口部191までの距離が所望の距離となるように第2ブロック120とシム160をシフトさせ、ボルト182をねじ穴111に締結する。
図6は、第3ブロック130の斜視図である。第3ブロック130は、主に、それぞれ別個に形成される3つのセグメント(第1セグメント131、第2セグメント132、第3セグメント133)によって構成されている。第1セグメント131、第2セグメント132、第3セグメント133は、第3セグメント133の側方から第2セグメント132を貫通して第1セグメント131へ挿通されるボルト184によって一体化されている。また、第1セグメント131および第3セグメント133には、第1ブロック110へ固定するためのボルト183を貫通させる貫通孔134が設けられている。第1セグメント131には、さらに、上述の第2供給口137が設けられている。
図7は、第3ブロック130の別視点からの斜視図であり、第2流路の構成を説明するための図である。第1セグメント131、第2セグメント132、第3セグメント133は、互いに連結された場合に、第1ブロック110の第2対向面113に接する共通平面を形成する。
第1セグメント131は、共通平面の一部となる表面から半円筒状にくり抜かれた、第2供給口137と連通する第2マニホールド135を有する。第2セグメント132は、第2マニホールド135の一部を成す凹部と、共通平面の一部となる表面からオフセットされた段差面136とを有する。第2流路は、共通平面を第2対向面113へ接触させて第3ブロック130が第1ブロック110に固定された場合に、幅方向を第1セグメント131と第3セグメント133に、高さ方向を第1ブロック110と第2セグメント132の段差面136に囲まれて形成される。第2流路は、第2マニホールド135と連通している。すなわち、第2供給口137から供給された絶縁材料は、一時的に第2マニホールド135に貯留され、第2流路を通過して、第2流路の先端に形成された第2開口部192から吐出される。
なお、第1マニホールド116は、第1ブロック110に設けられており、したがって、第1マニホールド116と連通する第1供給口117も第1ブロック110の側面に設けられている。第3ブロック130は、第1ブロック110に固定されるので、第1供給口117と第2供給口137は、共に、ダイヘッド100の一側方に配置されていることになる。このような配置により、第1チューブ210と第2チューブ220の取り回しが行いやすくなる。
第2流路は、フローに直交する断面において、段差面136の段差F2hが流路高さとなり、第2セグメント132の厚みF2wが流路幅となる。本実施形態のように第2セグメント132の厚みに亘って段差面136を設ける場合、第2開口部192の開口高さはF2hとなり、開口幅はF2wとなる。第2開口部192の開口幅F2wは、電極シート300の第2領域の幅に相当する。したがって、組立作業者は、厚みの異なる複数の第2セグメント132のうちから、これから製造する電極シート300の第2領域の幅に対応する厚みF2wを有する第2セグメント132を選択して第3ブロック130を組み立てればよい。また、絶縁材料の時間当たりの吐出量を調整したい場合は、組立作業者は、段差が異なる複数の第2セグメント132のうちから、適当な段差F2hを有する第2セグメント132を選択して第3ブロック130を組み立てればよい。
本実施形態においては、第5ブロック150を挟んで2つの第3ブロック130を第1ブロック110へ取り付けるが、2つの第3ブロック130が、同一のブロックでなくても構わない。図2に示すように、本実施形態においては、第5ブロック150と接するセグメントがいずれも第1セグメント131となるように、2つの第3ブロック130は、互いに対称な構造を有する。また、形成したい絶縁層の仕様に応じて、段差F2hや厚みF2wが互いに異なるように、それぞれの第3ブロック130を組み立ててもよい。
また、それぞれの第3ブロック130は、電極シート300において絶縁層が電極層に対して隙間なく隣接して形成されるように、第1ブロック110に対する幅方向の位置を調整できる。具体的には、第3ブロック130の貫通孔134が、調整方向に沿って長い長穴として形成されており、長穴の範囲において第3ブロック130を第1ブロック110に対してシフトさせることができる。組立作業者は、第2開口部192が第1開口部191に対して所望の位置となるように第3ブロック130をシフトさせ、貫通孔134に挿通したボルト183をねじ穴114に締結する。このとき、上述のように、第5ブロック150を利用すれば、より簡易に位置調整を行うことができる。
ここで開口部の構造の違いについて説明する。図8は、開口部の構造の違いを説明するための説明図である。図8(A)は、シムを用いて流路を形成した場合の流路開口部を誇張して示す図である。シム開口911は、シム903を挟み込む2つのブロック(第1ブロック901、第2ブロック902)によって形成される。図8(B)は、ブロックとセグメントを用いて流路を形成した場合の流路開口部を示す図である。セグメント開口912は、第1ブロック901と、第1ブロック901へ押し付けられる3つのセグメント(第1セグメント904、第2セグメント905、第3セグメント906)によって形成される。
第1ブロック901と同様に3つのセグメント(第1セグメント904、第2セグメント905、第3セグメント906)も金属のブロックであるので、エッジをより直角に加工しやすく、図示するように、セグメント開口912を四隅にRのない矩形とすることができる。すなわち、予定された開口幅FW、開口高さFhの矩形を精確に実現することができる。
一方、金属薄板であるシム903は、加工の都合により断面における角部にRが生じてしまい、シム開口911は、図示するように、中央がくびれた矩形になってしまう。すなわち、予定された開口幅FW、開口高さFhの矩形を精確に実現することが難しい。
上述のように、本実施形態において第1流路は、シム160を第1ブロック110と第2ブロック120が挟み込むことにより形成されている。一般的に電極層が形成される第1領域の幅は絶縁層が形成される第2領域の幅よりも相当大きく設定されるので、第1開口部191の開口幅F1wは、第2開口部192の開口幅F2wよりも相当大きい。このような開口幅F1wを変更する場合には、複数のシムの中から所望の開口幅を有するシムを選択して用いることが、組立作業性の観点から都合が良い。また、開口高さF1hに対する開口幅F1wの比が大きいので、開口矩形の中央に生じるくびれは実質的に無視し得る。
一方で、本実施形態において第2流路は、第1ブロック110と3つのセグメント(第1セグメント131、第2セグメント132、第3セグメント133)に取り囲まれて形成されている。上述のように、第2開口部192の開口幅F2wは、第1開口部191の開口幅F1wよりも相当小さいので、開口高さF2hに対する開口幅F2wの比が小さく、もしシムを用いた場合には開口矩形の中央に生じるくびれが実質的に無視し得えなくなる。すなわち、第2開口部192は、3つのセグメントで形成する方が好ましい。このように構成することにより、絶縁材料の吐出量を厳密に制御することができる。また、複数の第2セグメントの中から所望の厚みを有する第2セグメントを選択すれば、第2開口部の開口幅F2wを容易に調整することができる。
図9は、塗布工程中の先端部115近傍の断面図である。具体的には、図3に示すA−A断面の断面図であり、第1流路と第2流路を同時に観察できるように奥行き方向(y軸方向)にずらして切断した断面図である。
第1ブロック110の先端部115は、塗布領域において電極シート300に対して最も近接するように調整される。換言すれば、塗布領域である電極シート300の表面とダイヘッド100のギャップGPは、先端部115を基準として調整される。
第3ブロック130は、第2開口部192が先端部115に位置するように第1ブロック110に固定されている。すなわち第2開口部192と第2領域の距離はGPに調整されている。図示するように、第2流路は、第2開口部192を吐出口として第1ブロック110の第2対向面113と第2セグメント132の段差面136との間に形成され、絶縁材料を第2開口部192へ向かって流通させる。第2開口部192から吐出された絶縁材料は、電極シート300の第2領域に到達して絶縁層を形成する。塗布装置は、搬送ローラー410の回転速度や絶縁材料の輸送圧を制御することにより、絶縁層の高さをGPに応じた一定の高さになるように調整することができる。
第2ブロック120とシム160は、上述の調整機構によって先端部115から後端方向へ向かって変位されて第1ブロック110に固定されている。すなわち、先端部115と第1開口部191の距離SBは、調整機構によって調整される。これにより、第1開口部191と第1領域の距離はGP+SBとなる。図示するように、第1流路は、第1開口部191を吐出口として第1ブロック110の第1対向面112と第2ブロック120との間に形成され、電極材料を第1開口部191へ向かって流通させる。第1開口部191から吐出された電極材料は、電極シート300の第1領域に到達して電極層を形成する。塗布装置は、搬送ローラー410の回転速度や電極材料の輸送圧を制御することにより、電極層の高さをGP+SBに応じた一定の高さになるように調整することができる。
上述のように、第1対向面112と第2対向面113は、互いのなす角が鋭角となるように形成されている。また、第2開口部192は、第1開口部191よりも、電極シート300の搬送方向に対して上流側に位置する。このような関係により、第1開口部191から吐出される電極材料と、第2開口部192から吐出される絶縁材料は、塗布領域の幅方向において同一直線上にほぼ同時に到達する。これにより、一方の層が他方の層へ浸食したり、互いに重なり合ったりすることを抑制することができる。
上述のように、先端部115から第1開口部191までの距離SBは、長穴に形成された貫通孔121の範囲でボルト182の固定位置をシフトさせることにより調整されるが、本実施形態においては、作業効率の観点から第4ブロック140を利用する。図10は、第4ブロック140の斜視図である。
第4ブロック140は、第1ブロック110の後端面に接触する第1固定面143と第2ブロック120の後端面に接触する第2固定面144とを有する。第1固定面143と第2固定面144の間には高さSBの段差が設けられている。
例えば、定盤上に2つの第4ブロック140を並べ、それぞれの第1固定面143上に第1ブロック110の後端面を載せ、同様にそれぞれの第2固定面144上に第2ブロック120の後端面を載せる。そして、ボルト182を第2ブロック120の貫通孔121に貫通させて第1ブロック110のねじ穴111に締結すれば、先端部115から第1開口部191の距離をSBに容易に調整することができる。距離SBを変更したい場合には、変更したい高さの段差を有する第4ブロック140を用いればよい。すなわち、段差が互いに異なる複数の第4ブロック140を用意しておき、そのうちから一つを選択して用いればよい。なお、シム160は、上述のように、第1ブロック110と第2ブロック120に挟まれて固定される。
第1ブロック110と第2ブロック120が互いに固定されたら、本実施形態においては第1ブロック110と第2ブロック120の相対的なずれを防ぐべく、第4ブロック140でも第1ブロック110と第2ブロック120を連結する。なお、第4ブロック140を、組立作業に用いる治具として扱ってもよい。その場合、第1ブロック110と第2ブロック120へは固定されないので、固定のための貫通孔141は省かれる。
以上説明した本実施形態においては、電極シート300に一つの電極層と、電極層にそれぞれ隣接する2つの絶縁層を形成する場合のダイヘッド100について説明したが、形成される層のパターンはこれに限らない。例えば、2つの電極層と、それぞれの電極層にそれぞれ隣接する合計4つの絶縁層を形成するパターンであってもよいし、隣り合う絶縁層をまとめて一つの絶縁層として形成するパターンであってもよい。パターンを変更する場合には、そのパターンに応じた第1開口部および第2開口部が形成されるように、シム160や第3ブロックを適宜選択して組み合わせればよい。
また、本実施形態においては、電極シート300に電極層と絶縁層を形成する場合を説明した。絶縁層の高さは、電極層の高さ以下にすることが多いので、上述のように、第2開口部192の位置を先端部115に固定し、先端部115から第1開口部191の距離SBを調整できる構成とした。しかし、ダイヘッドは、電極シートに電極層と絶縁層を形成する用途に限らず、様々な塗布液を塗布する用途に利用できる。したがって、第1開口部191の位置を先端部115に固定し、先端部115から第2開口部192の距離を調整できるようにしてもよいし、第1開口部191、第2開口部192がそれぞれ独立して先端部115からの距離を調整できるようにしてもよい。また、調整機構は、上述の長穴を利用した固定機構に限らず、さまざまな機構を採用し得る。例えば、ガイド溝に沿って位置を調整したのちにレバーで固定する機構を採用してもよい。
以上説明した本実施形態に係るダイヘッド100は、第1ブロック110をベースとして、一側面側に配置される第2ブロック120側で第1開口部191の幅を調整することができ、また、反対面側に配置される第3ブロック130側で第2開口部192の幅を調整することができる。第3ブロック130は、第2ブロック120と反対側に少なくとも2つ配置されるので、第1開口部191に対する第2開口部192の位置を精確に調整することができる。さらに、調整機構により先端部115から第1開口部191までの距離と第2開口部192までの距離とを互いに異ならせることができるので、第1塗布液によって形成される第1塗布層の高さと、第2塗布液によって形成される第2塗布層の高さを適切に調整することができる。
このような構成のダイヘッド100は、組立作業も容易であるので、例えば定期的に実施される分解洗浄も短時間に行うことができる。また、上述のようにそれぞれの開口部の数や位置を精確かつ容易に組み替えることができるので、多品種のシート材を製造する場合に好適である。
100…ダイヘッド、110…第1ブロック、111…ねじ穴、112…第1対向面、113…第2対向面、114…ねじ穴、115…先端部、116…第1マニホールド、117…第1供給口、120…第2ブロック、121…貫通孔、130…第3ブロック、131…第1セグメント、132…第2セグメント、133…第3セグメント、134…貫通孔、135…第2マニホールド、136…段差面、137…第2供給口、140…第4ブロック、141…貫通孔、143…第1固定面、144…第2固定面、150…第5ブロック、160…シム、161…貫通孔、182、183、184…ボルト、191…第1開口部、192…第2開口部、210…第1チューブ、220…第2チューブ、300…電極シート、410…搬送ローラー、901…第1ブロック、902…第2ブロック、903…シム、904…第1セグメント、905…第2セグメント、906…第3セグメント、911…シム開口、912…セグメント開口

Claims (9)

  1. 塗布装置に用いられるダイヘッドであって、
    前記塗布装置に前記ダイヘッドが設置された場合に前記ダイヘッドにおいて被塗布材の塗布領域に最も近接する先端部を有する第1ブロックと、
    前記第1ブロックに対向して配置され、前記塗布領域のうちの第1領域を塗布する第1塗布液を吐出する第1開口部が前記第1ブロックとの間に形成される第2ブロックと、
    前記第2ブロックとは反対側において前記第1ブロックに対向して配置され、前記塗布領域のうち前記第1領域に隣接する第2領域を塗布する第2塗布液を吐出する第2開口部が前記第1ブロックとの間に形成される少なくとも2つの第3ブロックと、
    前記先端部から前記第1開口部までの距離と前記第2開口部までの距離とを互いに異ならせる調整機構と
    を備えるダイヘッド。
  2. 前記第3ブロックは、前記第2開口部が前記先端部に位置するように前記第1ブロックに固定され、
    前記調整機構は、前記先端部から前記第1開口部までの距離が調整されるように、前記第2ブロックを前記先端部とは反対の後端方向へ変位させて前記第1ブロックに固定する機構である請求項1に記載のダイヘッド。
  3. 前記第1ブロックの後端面に接触する第1固定面と前記第2ブロックの後端面に接触する第2固定面との間に設けられた段差が互いに異なる複数の第4ブロックのうちから選択された一つを用いて前記第1ブロックと前記第2ブロックを連結することにより、前記先端部から前記第1開口部までの距離が調整される請求項2に記載のダイヘッド。
  4. 前記第3ブロックは、
    前記第2塗布液を一時的に貯留させる第2マニホールドを有する第1セグメントと、
    前記第2マニホールドから前記第2開口部へ連通する第2流路を形成する段差面を有すると共に前記第2開口部の開口幅と同じ厚みを有する第2セグメントと、
    前記第2セグメントを前記第1セグメントと共に挟み込む第3セグメントと
    を含む請求項1から3のいずれか1項に記載のダイヘッド。
  5. 前記第1ブロックと前記第2ブロックに挟まれることにより、前記第1塗布液を流通させる第1流路と前記第1開口部を形成するシムを備える請求項4に記載のダイヘッド。
  6. 密接して挟まれることにより2つの前記第3ブロックの間隔を調整する第5ブロックを備える請求項1から5のいずれか1項に記載のダイヘッド。
  7. 前記第1ブロックのうち、前記第2ブロックと対向する第1対向面と、前記第3ブロックと対向する第2対向面は、なす角が鋭角である請求項1から6のいずれか1項に記載のダイヘッド。
  8. 第1ブロックは、前記第1塗布液を一時的に貯留させる第1マニホールドと、前記第1マニホールドへ前記第1塗布液を供給する第1供給口とを有する請求項1から7のいずれか1項に記載のダイヘッド。
  9. 前記第1塗布液は電極材料であり、前記第2塗布液は絶縁材料である請求項1から8のいずれか1項に記載のダイヘッド。
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