JP4591357B2 - 用紙搬送装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置と後処理装置との間に接続される用紙搬送装置及び画像形成システムに関する。
従来、画像形成後の用紙に対して、パンチ処理やステイプル処理等の後処理を行う後処理装置が使用されている。一般に、後処理装置は、接続される画像形成装置専用の装置として設計・開発されているため、同一の処理を行う後処理装置であっても、画像形成装置の排紙線速や通信I/F等が変更される度に、ファームウェアを変更しなければならない。
後処理機能は、パンチ、ステイプル等さまざまであり、また、後処理装置には、数多くの機種が存在する。そのため、画像形成装置の仕様変更に伴って、全ての後処理装置のファームウェアを変更した場合、開発に莫大なコストがかかってしまう。
そこで、オプションソータを複数種類の外部機器に対して接続可能とするために、外部機器から搬出される用紙の速度を検出し、検出した速度に応じてオプションソータの用紙送り速度を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平3−227848号公報
上記従来技術のように、通常は、後処理装置の入り口部分で用紙の搬送速度を調整する場合が多かった。
本発明は、画像形成装置と後処理装置との接続における汎用性を高めることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置と後処理装置との間に接続され、前記画像形成装置から排出された用紙を受け取り、前記後処理装置に対して用紙を排出する用紙搬送装置であって、前記後処理装置から、当該後処理装置が用紙を受け取る際の線速を示す用紙受取線速情報を受信する第1受信部と、前記画像形成装置から、当該画像形成装置が用紙を排出する際の線速を示す排紙線速情報を受信する第2受信部と、前記用紙受取線速情報及び排紙線速情報を記憶する記憶部と、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速が、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速より大きい場合に、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とに基づいて、前記画像形成装置が用紙を排出する際の紙間隔T 2 を算出する算出部と、前記紙間隔T 2 を示す紙間隔情報を前記画像形成装置に送信する送信部と、を備え、前記算出部は、用紙の搬送方向の長さをL p 、当該用紙搬送装置の搬送路の全長をL 2 、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速をV 1 、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速をV 3 、線速をV 3 からV 1 に戻すための所要時間をtとすると、前記紙間隔T 2 について、
2 =(L p /V 1 )+(L 2 /V 3 )+t
により求めることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置において、前記第2受信部は、前記画像形成装置から排出される用紙毎に、前記排紙線速情報を受信することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の用紙搬送装置において、少なくとも2以上の搬送路と、前記搬送路を切り替える切替部と、を備え、前記切替部は、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とが等しい場合に、最も距離が短い搬送路に切り替えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、画像形成装置、後処理装置、及び前記画像形成装置と前記後処理装置との間に接続され前記画像形成装置から排出された用紙を受け取り前記後処理装置に対して用紙を排出する用紙搬送装置を備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、当該画像形成装置が用紙を排出する際の線速を示す排紙線速情報を前記用紙搬送装置に送信する排紙線速情報送信部を備え、前記後処理装置は、当該後処理装置が用紙を受け取る際の線速を示す用紙受取線速情報を前記用紙搬送装置に送信する用紙受取線速情報送信部を備え、前記用紙搬送装置は、前記後処理装置から前記用紙受取線速情報を受信する第1受信部と、前記画像形成装置から前記排紙線速情報を受信する第2受信部と、前記用紙受取線速情報及び排紙線速情報を記憶する記憶部と、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速が、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速より大きい場合に、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とに基づいて、前記画像形成装置が用紙を排出する際の紙間隔T 2 を算出する算出部と、前記紙間隔T 2 を示す紙間隔情報を前記画像形成装置に送信する送信部と、を備え、前記算出部は、用紙の搬送方向の長さをL p 、当該用紙搬送装置の搬送路の全長をL 2 、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速をV 1 、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速をV 3 、線速をV 3 からV 1 に戻すための所要時間をtとすると、前記紙間隔T 2 について、
2 =(L p /V 1 )+(L 2 /V 3 )+t
により求めることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、前記第2受信部は、前記画像形成装置から排出される用紙毎に、前記排紙線速情報を受信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の画像形成システムにおいて、前記用紙搬送装置は、少なくとも2以上の搬送路と、前記搬送路を切り替える切替部と、を備え、前記切替部は、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とが等しい場合に、最も距離が短い搬送路に切り替えることを特徴とする。
請求項1、に記載の発明によれば、画像形成装置が用紙を排出する際の線速が、後処理装置が用紙を受け取る際の線速より大きい場合に、画像形成装置が用紙を排出する際の線速と後処理装置が用紙を受け取る際の線速とに基づいて、画像形成装置が用紙を排出する際の紙間隔T 2 を算出し、紙間隔T 2 を示す紙間隔情報を画像形成装置に送信するので、画像形成装置と後処理装置との接続における汎用性を高めることができる。
請求項2、に記載の発明によれば、各用紙に応じた排紙線速情報を受信することができる。
請求項3、に記載の発明によれば、搬送線速を変更する必要がない場合には、最も距離が短い搬送路で用紙を搬送することができる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。
図1に、第1の実施の形態における画像形成システム1の概略構成を示す。
図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置100、用紙搬送装置200及び後処理装置300から構成される。
画像形成装置100は、用紙収納部121,122、画像形成部130、画像読取部140、自動原稿搬送部141、操作部150、排紙ローラ191、排紙センサ192、排紙口193等を備える。また、画像形成装置100には、用紙の搬送路として、用紙収納部121,122から画像形成部130に給紙を行う給紙路101、画像形成部130から排紙ローラ191を経て排紙口193に至る搬送路102、反転搬送を行う裏面用搬送路103が設けられている。
用紙収納部121,122は、同一の紙種、用紙サイズ毎に、画像形成前の用紙を収納する。
画像形成部130は、画像データに基づいて露光部(図示せず)から発せられるレーザビームにより感光体131を露光走査し、静電潜像を形成する。次いで、現像部(図示せず)によりトナーを感光体131に吸着させ、転写部(図示せず)においてトナーを用紙に転写する。そして、定着部132において用紙にトナーを熱定着させることにより画像を形成する。
画像読取部140は、原稿を画像データとして読み取る機能部である。具体的には、光源から照射され原稿で反射した反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより読み取る。自動原稿搬送部141を使用する場合には、自動原稿搬送部141にセットされた原稿束から原稿が1枚ずつ画像読取部140に搬送され、画像が読み取られる。
操作部150は、数字キーやスタートキー等の各種キーを備える。また、操作部150は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部と一体的に形成されたタッチパネルを備え、ユーザの指先やタッチペン等により当接された位置を検出し、ユーザからの操作指示を受け付ける。
排紙ローラ191は、画像形成が行われた用紙を排紙口193に搬送する。排紙センサ192は、用紙の有無を検知するセンサであって、排紙口193から排出される用紙の先端及び後端位置を検知する。
用紙搬送装置200は、画像形成装置100と後処理装置300との間に接続され、画像形成装置100から排出された用紙を受け取り、後処理装置300に対して用紙を排出する。図1に示すように、用紙搬送装置200は、搬送ローラ241,242,243,244,245,246を備え、2つの搬送路201,202を有する。搬送路202は、画像形成装置100と後処理装置300とを接続する最短経路となっている。
後処理装置300は、受取口341、入り口センサ342、ステイプル処理部351、スタッカ352、固定排紙トレイ371、昇降排紙トレイ372等を備える。また、後処理装置300には、用紙を固定排紙トレイ371に排出するための搬送路301、用紙を昇降排紙トレイ372に排出するための搬送路302が設けられている。
入り口センサ342は、用紙の有無を検知するセンサであって、受取口341から搬入される用紙の先端及び後端位置を検知する。
ステイプル処理部351は、スタッカ352により設定枚数集積された用紙束に対してステイプル処理を行う。ステイプル処理された用紙束は、昇降排紙トレイ372に排出される。
スタッカ352は、搬送路302を搬送されてきた用紙を集積する。シフト排紙を行う際には、スタッカ352に搬送された用紙束に対してシフト処理を行う。シフト処理された用紙束は、昇降排紙トレイ372に排出される。
ステイプル処理やシフト処理等の後処理を行わないモードの場合でも、大量の画像形成を行う場合には、搬送路302を経て昇降排紙トレイ372に用紙が排出される。
固定排紙トレイ371は、少量の画像形成が行われた場合に、用紙が排出されるトレイである。昇降排紙トレイ372は、排出される用紙束の厚さに応じて昇降可能なトレイである。
図2は、画像形成システム1を構成する画像形成装置100、用紙搬送装置200及び後処理装置300の機能的構成を示すブロック図である。なお、図1において説明した構成については説明を省略する。
図2に示すように、画像形成装置100は、制御部110、給紙部120、画像形成部130、画像読取部140、操作部150、受信部160、送信部170、記憶部180及び排紙部190を備える。
制御部110は、操作部150又は受信部160から入力される指示に応じて、画像形成装置100の各部を統括的に制御する。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、CPUは、ROMに格納されたプログラムを読み出し、RAM内のワークエリアに展開し、プログラムとの協働によって各種処理を実行する。
給紙部120は、用紙収納部121,122に収納されている用紙を画像形成部130に供給する。
受信部160は、用紙搬送装置200からデータを受信する。例えば、受信部160は、電源投入時に、後処理装置300において実行可能な後処理の種別を示す後処理種別情報(パンチ処理/折り処理/ステイプル処理等)等を用紙搬送装置200から受信する。
送信部170は、用紙搬送装置200にデータを送信する。例えば、送信部170は、画像形成時に、画像形成装置100の排紙線速V1を示す排紙線速情報、用紙種別情報(用紙サイズ/斤量等)、画像形成情報(カラー/モノクロ等)等を用紙搬送装置200に送信する。画像形成装置100の排紙線速とは、画像形成装置100が用紙を排出する際の線速をいう。
記憶部180は、画像形成装置100が実行する各種処理で使用するデータや、画像形成装置100が実行する各種処理により生成されたデータ等を記憶する。
排紙部190は、排紙ローラ191の制御を行い、画像形成が行われた用紙を排紙口193から排出する。
用紙搬送装置200は、図2に示すように、制御部210、第1送信部220、第2受信部230、搬送線速制御部240、用紙受取部250、第1受信部260、第2送信部270、記憶部280及び排紙部290を備える。
制御部210は、用紙搬送装置200の各部を統括的に制御する。制御部210は、CPU、ROM、RAM等を備えており、CPUは、ROMに格納されたプログラムを読み出し、RAM内のワークエリアに展開し、プログラムとの協働によって各種処理を実行する。
用紙搬送装置200において、通常、用紙は搬送路201を搬送されるように設定されている。制御部210は、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが等しい場合に、用紙の搬送路を搬送路202に切り替える。後処理装置300の用紙受取線速とは、後処理装置300が用紙を受け取る際の線速をいう。
第1送信部220は、画像形成装置100にデータを送信する。例えば、第1送信部220は、電源投入時に、後処理種別情報等を画像形成装置100に送信する。
第2受信部230は、画像形成装置100からデータを受信する。例えば、第2受信部230は、画像形成時に、排紙線速情報(V1)、用紙種別情報、画像形成情報等を画像形成装置100から受信する。なお、第2受信部230は、画像形成装置100から排出される用紙毎に、排紙線速情報を受信する。
第1受信部260は、後処理装置300からデータを受信する。例えば、第1受信部260は、電源投入時に、後処理装置300の用紙受取線速V3を示す用紙受取線速情報、後処理種別情報等を後処理装置300から受信する。
第2送信部270は、後処理装置300にデータを送信する。例えば、第2送信部270は、画像形成時に、用紙種別情報、画像形成情報等を後処理装置300に送信する。
搬送線速制御部240は、搬送ローラ241,242,243,244,245,246の制御を行い、用紙の搬送線速を制御する。具体的には、搬送線速制御部240は、排紙線速情報(V1)に基づいて画像形成装置100から用紙を受け取る際の搬送線速を制御し、用紙受取線速情報(V3)に基づいて後処理装置300に対して用紙を排出する際の搬送線速を制御する。
用紙受取部250は、画像形成装置100から排出された用紙を受け取る。
記憶部280は、用紙搬送装置200が実行する各種処理で使用するデータや、用紙搬送装置200が実行する各種処理により生成されたデータ等を記憶する。記憶部280には、排紙線速情報(V1)、用紙受取線速情報(V3)等が記憶される。
排紙部290は、搬送した用紙を後処理装置300に対して排出する。
後処理装置300は、図2に示すように、制御部310、送信部320、受信部330、用紙受取部340、後処理部350、記憶部360及び排紙部370を備える。
制御部310は、後処理装置300の各部を統括的に制御する。制御部310は、CPU、ROM、RAM等を備えており、CPUは、ROMに格納されたプログラムを読み出し、RAM内のワークエリアに展開し、プログラムとの協働によって各種処理を実行する。
送信部320は、用紙搬送装置200にデータを送信する。例えば、送信部320は、電源投入時に、用紙受取線速情報(V3)、後処理種別情報等を用紙搬送装置200に送信する。
受信部330は、用紙搬送装置200からデータを受信する。例えば、受信部330は、画像形成時に、用紙種別情報、画像形成情報等を用紙搬送装置200から受信する。
用紙受取部340は、用紙搬送装置200から排出された用紙を受け取る。
後処理部350は、パンチ処理部(図示せず)、折り処理部(図示せず)、ステイプル処理部351、スタッカ352等を備え、用紙搬送装置200から受け取った用紙に対してパンチ処理、折り処理、ステイプル処理等の後処理を行う。
記憶部360は、後処理装置300が実行する各種処理で使用するデータや、後処理装置300が実行する各種処理により生成されたデータ等を記憶する。
排紙部370は、固定排紙トレイ371又は昇降排紙トレイ372に用紙を排出する。
次に、第1の実施の形態における動作を説明する。
図3は、用紙搬送装置200により実行される電源投入時処理を示すフローチャートである。
まず、画像形成システム1の電源が投入されると、後処理装置300の送信部320から用紙搬送装置200へ用紙受取線速情報(V3)が送信される。用紙搬送装置200では、第1受信部260により、後処理装置300から用紙受取線速情報(V3)が受信され(ステップS1)、記憶部280に記憶される(ステップS2)。
以上で、電源投入時処理が終了する。
次に、図4を参照して、第1の画像形成時処理を説明する。
まず、画像形成装置100において画像形成が開始されると、用紙搬送装置200は、搬送線速制御部240の制御により、用紙受取線速V3と同じ搬送線速で稼動する(ステップS11)。
画像形成装置100の排紙センサ192により、排出される用紙の先端が検知された場合、すなわち、画像形成装置100から用紙が排出される直前に、画像形成装置100の送信部170から用紙搬送装置200に排紙線速情報(V1)が送信される。用紙搬送装置200では、第2受信部230により、画像形成装置100から排紙線速情報(V1)が受信され(ステップS12)、記憶部280に記憶される。
ここで、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが等しい場合には(ステップS13;Yes)、搬送路が搬送路202に切り替えられ(ステップS14)、ステップS18に移行する。
ステップS13において、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが異なる場合には(ステップS13;No)、搬送線速制御部240により、搬送線速が排紙線速V1と同じ値に変更される(ステップS15)。
そして、画像形成装置100から排紙線速V1で排出された用紙が、用紙搬送装置200の用紙受取部250により受け取られる。画像形成装置100の排紙センサ192により、排出される用紙の後端が検知された場合、すなわち、画像形成装置100からの排紙が完了した場合に(ステップS16;Yes)、搬送線速制御部240により、搬送線速が用紙受取線速V3と同じ値に変更される(ステップS17)。なお、用紙搬送装置200から用紙の先端が排出されるまでに搬送線速の変更を終える必要があるため、
(用紙搬送装置200の搬送路201の長さ)≧(画像形成システム1で処理可能な最大用紙サイズの搬送方向の長さ)+(線速変更に要する距離)
という条件が満たされていなければならない。
ステップS17又はステップS14の後、用紙搬送装置200において後処理装置300に対して排紙が完了したか否かが判断される(ステップS18)。用紙搬送装置200における排紙の完了は、後処理装置300の入り口センサ342により、用紙の後端が検知されたことに基づいて判断される。
用紙搬送装置200において後処理装置300に対して排紙が完了すると(ステップS18;Yes)、次に排出される用紙があるか否かが判断される(ステップS19)。次の用紙がある場合には(ステップS19;Yes)、ステップS12に戻り、次の用紙の排紙線速情報(V1)が受信され、ステップS12〜ステップS19の処理が繰り返される。
ステップS19において、次の用紙がない場合には(ステップS19;No)、第1の画像形成時処理が終了する。
用紙搬送装置200から排出された用紙は、後処理装置300により用紙受取線速V3で受け取られ、後処理が行われて排出される。
第1の実施の形態における画像形成システム1によれば、用紙搬送装置200において、画像形成装置100に適した搬送線速で用紙を受け取り、後処理装置300に適した搬送線速で用紙を排出することができるので、画像形成装置100と後処理装置300との接続における汎用性を高めることができる。したがって、画像形成装置100の仕様が変更された場合にも任意の後処理装置300を接続することが可能である。
また、画像形成装置100から排出される用紙毎に、各用紙に応じた排紙線速情報(V1)に基づいて画像形成装置100から用紙を受け取る際の搬送線速を制御することができる。
また、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが等しい場合、すなわち、搬送線速を変更する必要がない場合には、搬送路201よりも距離が短い搬送路202で用紙を搬送することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成システムは、第1の実施の形態に示した画像形成システム1と同様の構成によってなるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
制御部210は、画像形成装置100の排紙線速V1が後処理装置300の用紙受取線速V3より大きい場合に、排紙線速V1と用紙受取線速V3とに基づいて、画像形成装置100が用紙を排出すべきタイミングとして紙間隔T2を算出する。紙間隔T2は、用紙搬送装置200において、画像形成装置100から後処理装置300への用紙搬送を中継するために最低限必要な用紙の間隔(時間)である。
第1送信部220は、紙間隔T2を示す紙間隔情報を画像形成装置100に送信する。
受信部160は、用紙搬送装置200から紙間隔情報(T2)を受信する。
制御部110は、紙間隔情報(T2)に基づいて、用紙を排出する間隔を制御する。
次に、第2の実施の形態における動作を説明する。
第2の実施の形態の画像形成システムの電源投入時における処理は、第1の実施の形態で説明した電源投入時処理と同様であるため、説明を省略する。
図5は、第2の実施の形態における第2の画像形成時処理を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置100において画像形成が開始されると、用紙搬送装置200は、搬送線速制御部240の制御により、用紙受取線速V3と同じ搬送線速で稼動する(ステップS21)。
画像形成装置100の排紙センサ192により、排出される用紙の先端が検知された場合、すなわち、画像形成装置100から用紙が排出される直前に、画像形成装置100の送信部170から用紙搬送装置200に排紙線速情報(V1)と、用紙サイズLpを示す用紙サイズ情報とが送信される。用紙サイズLpとは、画像形成装置100から排出される用紙の搬送方向の長さをいう。用紙搬送装置200では、第2受信部230により、画像形成装置100から排紙線速情報(V1)及び用紙サイズ情報(Lp)が受信され(ステップS22)、記憶部280に記憶される。
ここで、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが等しい場合には(ステップS23;Yes)、搬送路が搬送路202に切り替えられ(ステップS24)、ステップS31に移行する。
ステップS23において、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが異なる場合には(ステップS23;No)、画像形成装置100の排紙線速V1が後処理装置300の用紙受取線速V3より大きいか否かが判断される(ステップS25)。
画像形成装置100の排紙線速V1が後処理装置300の用紙受取線速V3より大きい場合には(ステップS25;Yes)、排紙線速V1と用紙受取線速V3とに基づいて、紙間隔T2が算出される(ステップS26)。
図6を参照して、紙間隔T2の算出方法を説明する。
用紙搬送装置200は、先行する用紙Aを搬送線速V3で排出した後、搬送線速をV1に変更してから後続の用紙Bを受け入れ可能となる。つまり、用紙Aと用紙Bの間に必要な紙間隔T2(時間)は、図6において、用紙を位置Xから位置Yまで搬送線速V1で搬送するのにかかる時間と、用紙を位置Yから位置Zまで搬送線速V3で搬送するのにかかる時間と、搬送線速をV3からV1に戻すのにかかる時間との合計になる。
したがって、用紙搬送装置200が用紙搬送を中継するために最低限必要な紙間隔T2は、用紙の搬送方向の長さをLp、用紙搬送装置200の搬送路の全長をL2、搬送線速をV3からV1に戻すための所要時間をtとすると、
2=(Lp/V1)+(L2/V3)+t
と表される。
次に、第1送信部220により、紙間隔情報(T2)が画像形成装置100に送信される(ステップS27)。画像形成装置100では、受信部160により、紙間隔情報(T2)が受信され、制御部110により、紙間隔情報(T2)に基づいて用紙を排出する間隔が制御される。具体的には、用紙搬送装置200において算出された紙間隔T2が画像形成装置100における通常の給紙間隔よりも長ければ、給紙部120から画像形成部130への給紙を、給紙間隔がT2になるように遅らせることとする。
ステップS27の後、又は、ステップS25において画像形成装置100の排紙線速V1が後処理装置300の用紙受取線速V3より小さい場合には(ステップS25;No)、搬送線速制御部240により、搬送線速が排紙線速V1と同じ値に変更される(ステップS28)。
そして、画像形成装置100から排紙線速V1で排出された用紙が、用紙搬送装置200の用紙受取部250により受け取られる。画像形成装置100の排紙センサ192により、排出される用紙の後端が検知された場合、すなわち、画像形成装置100からの排紙が完了した場合に(ステップS29;Yes)、搬送線速制御部240により、搬送線速が用紙受取線速V3と同じ値に変更される(ステップS30)。
ステップS30又はステップS24の後、用紙搬送装置200において後処理装置300に対して排紙が完了すると(ステップS31;Yes)、次に排出される用紙があるか否かが判断される(ステップS32)。次の用紙がある場合には(ステップS32;Yes)、ステップS22に戻り、ステップS22〜ステップS32の処理が繰り返される。
ステップS32において、次の用紙がない場合には(ステップS32;No)、第2の画像形成時処理が終了する。
第2の実施の形態における画像形成システムによれば、用紙搬送装置200において、画像形成装置100に適した搬送線速で用紙を受け取り、後処理装置300に適した搬送線速で用紙を排出することができるので、画像形成装置100と後処理装置300との接続における汎用性を高めることができる。
また、画像形成装置100の排紙線速V1が後処理装置300の用紙受取線速V3より大きい場合には、排紙線速V1と用紙受取線速V3とに基づいて、画像形成装置100が用紙を排出すべきタイミング(紙間隔T2)を算出するので、画像形成装置100と後処理装置300との接続における汎用性を高めることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態における画像形成システムは、第1の実施の形態に示した画像形成システム1と同様の構成によってなるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第3の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
送信部170は、画像形成時に、排紙線速情報(V1)、用紙種別情報(用紙サイズ/斤量等)を用紙搬送装置200に送信する際に、同時に、ユーザから指示された実行すべき後処理F(パンチ処理/折り処理/ステイプル処理等)を示す実行後処理種別情報を送信する。
第2受信部230は、画像形成時に、画像形成装置100から排紙線速情報(V1)、用紙種別情報を受信する際に、同時に、実行後処理種別情報(F)を受信する。
第2送信部270は、画像形成装置100から受信した実行後処理種別情報(F)を後処理装置300に送信する。
受信部330は、用紙搬送装置200から実行後処理種別情報(F)を受信する。
後処理装置300の記憶部360には、予め、各後処理を実行する際に必要な後処理所要時間T3が記憶されている。
送信部320は、実行後処理種別情報(F)に対応する後処理所要時間T3を示す後処理所要時間情報を用紙搬送装置200に送信する。
第1受信部260は、実行後処理種別情報(F)に対応する後処理所要時間情報(T3)を後処理装置300から受信する。
制御部210は、後処理所要時間T3、排紙線速V1及び用紙受取線速V3に基づいて、画像形成装置100が用紙を排出すべきタイミングとして紙間隔Tを算出する。紙間隔Tは、画像形成システム全体として最低限必要な用紙の間隔(時間)である。
第1送信部220は、紙間隔Tを示す紙間隔情報を画像形成装置100に送信する。
受信部160は、用紙搬送装置200から紙間隔情報(T)を受信する。
制御部110は、紙間隔情報(T)に基づいて、用紙を排出する間隔を制御する。
次に、第3の実施の形態における動作を説明する。
第3の実施の形態の画像形成システムの電源投入時における処理は、第1の実施の形態で説明した電源投入時処理と同様であるため、説明を省略する。
図7は、第3の実施の形態における第3の画像形成時処理を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置100において画像形成が開始されると、用紙搬送装置200は、搬送線速制御部240の制御により、用紙受取線速V3と同じ搬送線速で稼動する(ステップS41)。
画像形成装置100の排紙センサ192により、排出される用紙の先端が検知された場合、すなわち、画像形成装置100から用紙が排出される直前に、画像形成装置100の送信部170から用紙搬送装置200に排紙線速情報(V1)、用紙サイズ情報(Lp)及び実行後処理種別情報(F)が送信される。用紙搬送装置200では、第2受信部230により、画像形成装置100から排紙線速情報(V1)、用紙サイズ情報(Lp)及び実行後処理種別情報(F)が受信され(ステップS42)、記憶部280に記憶される。そして、実行後処理種別情報(F)が後処理装置300に送信される(ステップS43)。
後処理装置300では、送信部320により、実行後処理種別情報(F)に対応する後処理所要時間情報(T3)が用紙搬送装置200に送信される。用紙搬送装置200では、第1受信部260により、後処理装置300から後処理所要時間情報(T3)が受信され(ステップS44)、記憶部280に記憶される。
次に、後処理所要時間T3、排紙線速V1及び用紙受取線速V3に基づいて、画像形成システム全体として最低限必要な紙間隔Tが算出される(ステップS45)。
まず、第2の実施の形態と同様に、用紙搬送装置200が用紙搬送を中継するために最低限必要な紙間隔T2が算出される。この紙間隔T2と、後処理装置300から受信した後処理所要時間T3とが比較され、大きい方の値を紙間隔Tとする。
次に、第1送信部220により、紙間隔情報(T)が画像形成装置100に送信される(ステップS46)。画像形成装置100では、受信部160により、紙間隔情報(T)が受信され、制御部110により、紙間隔情報(T)に基づいて用紙を排出する間隔が制御される。具体的には、用紙搬送装置200において算出された紙間隔Tが画像形成装置100における通常の給紙間隔よりも長ければ、給紙部120から画像形成部130への給紙を、給紙間隔がTになるように遅らせることとする。
次に、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが等しい場合には(ステップS47;Yes)、搬送路が搬送路202に切り替えられ(ステップS48)、ステップS52に移行する。
ステップS47において、画像形成装置100の排紙線速V1と後処理装置300の用紙受取線速V3とが異なる場合には(ステップS47;No)、搬送線速制御部240により、搬送線速が排紙線速V1と同じ値に変更される(ステップS49)。
そして、画像形成装置100から排紙線速V1で排出された用紙が、用紙搬送装置200の用紙受取部250により受け取られる。画像形成装置100の排紙センサ192により、排出される用紙の後端が検知された場合、すなわち、画像形成装置100からの排紙が完了した場合に(ステップS50;Yes)、搬送線速制御部240により、搬送線速が用紙受取線速V3と同じ値に変更される(ステップS51)。
ステップS51又はステップS48の後、用紙搬送装置200において後処理装置300に対して排紙が完了すると(ステップS52;Yes)、次に排出される用紙があるか否かが判断される(ステップS53)。次の用紙がある場合には(ステップS53;Yes)、ステップS42に戻り、ステップS42〜ステップS53の処理が繰り返される。
ステップS53において、次の用紙がない場合には(ステップS53;No)、第3の画像形成時処理が終了する。
第3の実施の形態における画像形成システムによれば、用紙搬送装置200において、画像形成装置100に適した搬送線速で用紙を受け取り、後処理装置300に適した搬送線速で用紙を排出することができるので、画像形成装置100と後処理装置300との接続における汎用性を高めることができる。
また、排紙線速V1と用紙受取線速V3とに基づいて算出した用紙搬送装置200が用紙搬送を中継するために最低限必要な紙間隔T2、実行後処理種別情報(F)に対応する後処理所要時間T3のいずれか大きい方の値を、画像形成装置100が用紙を排出すべきタイミング(紙間隔T)とするので、画像形成装置100と後処理装置300との接続における汎用性を高めることができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成システムの例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記各実施の形態では、用紙搬送装置200が2つの搬送路201,202を備える場合について説明したが、3以上の搬送路を備えることとしてもよい。
また、用紙搬送装置200において、画像形成装置100から受信した情報のデータ形式と、後処理装置300から受信した情報のデータ形式とを相互に変換可能とし、画像形成装置100から受信した情報を後処理装置300に対して送信し、後処理装置300から受信した情報を画像形成装置100に対して送信することとしてもよい。
本発明の第1の実施の形態における画像形成システム1の概略構成図である。 画像形成システム1を構成する画像形成装置100、用紙搬送装置200及び後処理装置300の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における電源投入時処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における第1の画像形成時処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における第2の画像形成時処理を示すフローチャートである。 紙間隔T2の算出方法を説明するための図である。 第3の実施の形態における第3の画像形成時処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成システム
100 画像形成装置
110 制御部
120 給紙部
130 画像形成部
140 画像読取部
150 操作部
160 受信部
170 送信部
180 記憶部
190 排紙部
200 用紙搬送装置
201,202 搬送路
210 制御部
220 第1送信部
230 第2受信部
240 搬送線速制御部
241,242,243,244,245,246 搬送ローラ
250 用紙受取部
260 第1受信部
270 第2送信部
280 記憶部
290 排紙部
300 後処理装置
310 制御部
320 送信部
330 受信部
340 用紙受取部
350 後処理部
351 ステイプル処理部
352 スタッカ
360 記憶部
370 排紙部

Claims (6)

  1. 画像形成装置と後処理装置との間に接続され、前記画像形成装置から排出された用紙を受け取り、前記後処理装置に対して用紙を排出する用紙搬送装置であって、
    前記後処理装置から、当該後処理装置が用紙を受け取る際の線速を示す用紙受取線速情報を受信する第1受信部と、
    前記画像形成装置から、当該画像形成装置が用紙を排出する際の線速を示す排紙線速情報を受信する第2受信部と、
    前記用紙受取線速情報及び排紙線速情報を記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速が、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速より大きい場合に、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とに基づいて、前記画像形成装置が用紙を排出する際の紙間隔T 2 を算出する算出部と、
    前記紙間隔T 2 を示す紙間隔情報を前記画像形成装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記算出部は、用紙の搬送方向の長さをL p 、当該用紙搬送装置の搬送路の全長をL 2 、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速をV 1 、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速をV 3 、線速をV 3 からV 1 に戻すための所要時間をtとすると、前記紙間隔T 2 について、
    2 =(L p /V 1 )+(L 2 /V 3 )+t
    により求めることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、
    前記第2受信部は、前記画像形成装置から排出される用紙毎に、前記排紙線速情報を受信することを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙搬送装置において、
    少なくとも2以上の搬送路と、
    前記搬送路を切り替える切替部と、
    を備え、
    前記切替部は、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とが等しい場合に、最も距離が短い搬送路に切り替えることを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 画像形成装置、後処理装置、及び前記画像形成装置と前記後処理装置との間に接続され前記画像形成装置から排出された用紙を受け取り前記後処理装置に対して用紙を排出する用紙搬送装置を備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、当該画像形成装置が用紙を排出する際の線速を示す排紙線速情報を前記用紙搬送装置に送信する排紙線速情報送信部を備え、
    前記後処理装置は、当該後処理装置が用紙を受け取る際の線速を示す用紙受取線速情報を前記用紙搬送装置に送信する用紙受取線速情報送信部を備え、
    前記用紙搬送装置は、
    前記後処理装置から前記用紙受取線速情報を受信する第1受信部と、
    前記画像形成装置から前記排紙線速情報を受信する第2受信部と、
    前記用紙受取線速情報及び排紙線速情報を記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速が、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速より大きい場合に、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とに基づいて、前記画像形成装置が用紙を排出する際の紙間隔T 2 を算出する算出部と、
    前記紙間隔T 2 を示す紙間隔情報を前記画像形成装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記算出部は、用紙の搬送方向の長さをL p 、当該用紙搬送装置の搬送路の全長をL 2 、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速をV 1 、前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速をV 3 、線速をV 3 からV 1 に戻すための所要時間をtとすると、前記紙間隔T 2 について、
    2 =(L p /V 1 )+(L 2 /V 3 )+t
    により求めることを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2受信部は、前記画像形成装置から排出される用紙毎に、前記排紙線速情報を受信することを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項4又は5に記載の画像形成システムにおいて、
    前記用紙搬送装置は、少なくとも2以上の搬送路と、前記搬送路を切り替える切替部と、を備え、
    前記切替部は、前記画像形成装置が用紙を排出する際の線速と前記後処理装置が用紙を受け取る際の線速とが等しい場合に、最も距離が短い搬送路に切り替えることを特徴とする画像形成システム。
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