JP4589834B2 - 導電性成形品の製造方法及び導電性成形品 - Google Patents
導電性成形品の製造方法及び導電性成形品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4589834B2 JP4589834B2 JP2005201669A JP2005201669A JP4589834B2 JP 4589834 B2 JP4589834 B2 JP 4589834B2 JP 2005201669 A JP2005201669 A JP 2005201669A JP 2005201669 A JP2005201669 A JP 2005201669A JP 4589834 B2 JP4589834 B2 JP 4589834B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- molded article
- resin composition
- temperature
- conductive molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
熱可塑性樹脂に導電性を付与する方法として、一般的には、熱可塑性樹脂に導電性物質を添加し、複合化する方法が行われている。導電性物質としては、金属粒子や金属繊維、カーボン繊維、カーボンブラック等が一般的に用いられいる。
しかし、CNTは非常に高価であり、また、中空で柔軟性があるため糸まり状に凝集しやすい。そのため、導電性フィラーとして使用するには凝集を防ぐための特別な分散技術が必要である。一方、CNFはCNTよりは安価であり、また、剛直で柔軟性がないために糸まり状の凝集体になりにくい特徴がある。従って、CNFをできるだけ少量添加して、熱可塑性樹脂に導電性を付与する技術の開発が望まれていた。
しかしながら、CNFに関する記載はなく、また、スチレン系以外の樹脂についての技術開示はないため、各樹脂の特異性についての技術開示はない。また、非常に遅い射出速度であるため、実際の製品の製造では対応が難しかった。
(1)射出成形時における樹脂組成物の溶融温度及び金型温度を特定の条件に調整すること、
(2)ポリエチレン系樹脂の配合量を調整することによって、少量のCNFの添加でもCNFが連続した構造を形成でき、高い導電性を発現できること、
を見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、以下の導電性成形品の製造方法及び導電性成形品が提供される。
1.非晶性の熱可塑性樹脂、ポリエチレン系樹脂及びカーボンナノファイバーを含む樹脂組成物からなる導電性成形品の製造方法であって、前記非晶性の熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)よりも70℃以上高い溶融温度で前記樹脂組成物を溶融し、金型温度を(前記Tg+50)℃以上の温度とし、溶融状態の前記樹脂組成物を金型のキャビティ内に充填し、前記樹脂組成物の充填後に、前記金型温度を前記ガラス転移温度以下とし、前記樹脂組成物を冷却する、導電性成形品の製造方法。
2.ポリエチレン系樹脂を除く結晶性の熱可塑性樹脂、ポリエチレン系樹脂及びカーボンナノファイバーを含む樹脂組成物からなる導電性成形品の製造方法であって、前記結晶性の熱可塑性樹脂の融点(Tm)よりも50℃以上高い溶融温度で前記樹脂組成物を溶融し、金型温度を(前記Tm+30)℃以上の温度とし、溶融状態の前記樹脂組成物を金型のキャビティ内に充填し、前記樹脂組成物の充填後に、前記金型温度を前記融点以下とし、前記樹脂組成物を冷却する、導電性成形品の製造方法。
3.前記樹脂組成物が、前記非晶性の熱可塑性樹脂又はポリエチレン系樹脂を除く結晶性の熱可塑性樹脂を70〜98.5wt%、前記ポリエチレン系樹脂を0.5〜20wt%、及び前記カーボンナノファイバーを0.5〜10wt%含む組成物である1又は2に記載の導電性成形品の製造方法。
4.前記樹脂組成物が、前記非晶性の熱可塑性樹脂又はポリエチレン系樹脂を除く結晶性の熱可塑性樹脂を80〜94wt%、高密度ポリエチレン系樹脂を5.5〜15wt%、及び前記カーボンナノファイバーを0.5〜5wt%含む組成物である1又は2に記載の導電性成形品の製造方法。
5.さらに、前記樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラックを0.5〜10重量部含む1〜4のいずれかに記載の導電性成形品の製造方法。
6.上記1〜5のいずれかに記載の導電性成形品の製造方法により得られる導電性成形品。
7.体積固有抵抗が1010〔Ω・cm〕以下である6記載の導電性成形品。
本発明の導電性成形品の製造方法は、熱可塑性樹脂、ポリエチレン系樹脂及びカーボンナノファイバー(CNF)を含む樹脂組成物を、一定以上の溶融温度で溶融し、従来よりも比較的高温に設定した金型内に充填する。そして、キャビティへの充填後、金型温度を樹脂のガラス転移温度又は融点以下に冷却して、樹脂組成物を冷却する。
本発明では金型温度を、樹脂組成物の充填後に変化させたことに特徴がある。即ち、金型内において樹脂の冷却を2段階で行なっている。このように金型温度を制御することにより、CNFの添加量が少量であっても、優れた導電性を有する成形品が得られる。
充填時における金型温度は、(上記Tg+50)℃以上の温度、好ましくは、(Tg+60)℃〜(Tg+200)℃、かつ370℃以下に設定する。370℃を超えると樹脂の分解が起こるおそれがある。
樹脂組成物を金型内に充填した後の金型温度は、非晶性樹脂のガラス転移温度(Tg)以下、好ましくは(Tg−10)℃〜(Tg−50)℃、特に好ましくは(Tg−20)℃〜(Tg−40)℃とする。
充填時における金型温度は、(上記Tm+30)℃以上の温度、好ましくは、(Tm+60)℃〜(Tm+200)℃、かつ370℃以下に設定する。
樹脂組成物を金型内に充填した後の金型温度は、結晶性樹脂の融点(Tm)以下、好ましくは(Tm−30)℃〜(Tm−150)℃、特に好ましくは(Tm−40)℃〜(Tm−100)℃とする。
尚、本明細書において、溶融温度とは、溶融状態の樹脂の温度を意味し、金型温度とは、金型表面の温度を意味する。また、樹脂のガラス転移温度(Tg)及び融点(Tm)は、DSC(示差走査型熱量計)で測定した温度を意味する。
熱可塑性樹脂のうち、非晶性樹脂の例としては、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、アタクチックポリスチレン系樹脂、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリアリレート、塩化ビニル等を挙げることができる。好ましくは、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、アタクチックポリスチレン系樹脂である。
また、結晶性の樹脂の例としては、ポリプロピレン、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール等を挙げることができる。好ましくは、ポリプロピレン、PPS、SPS、PBTである。
カーボンブラックは、工業用に販売されているものが特に制限なく使用できる。
尚、本発明では上記材料の他、必要に応じて、ガラス繊維、タルク等の無機フィラー、着色剤、可塑剤、成形助材、紫外線吸収剤等の各種添加剤を配合してもよい。
尚、体積固有抵抗はJIS K7194に記載の方法で測定した値を意味する。
実施例1−3、比較例1−4
(1)樹脂組成物ペレットの作製
ポリカーボネート樹脂(出光興産株式会社製、出光タフロン:FN2200A、粘度平均分子量が22000、ガラス転移温度152℃)91wt%と、カーボンナノファイバー(CNF、昭和電工製:VGCF)3wt%と、高密度ポリエチレン(出光興産株式会社製、出光PE:110J)6wt%とをドライブレンドした。これを二軸混練機(東芝機械製、TEM−35B)にて280℃で溶融混練し、樹脂組成物ペレットを得た。
上記の樹脂組成物ペレットを120℃で6時間乾燥した後、射出成形を行なった。射出成形機は日精AZ7000−36H(型締め力220t)を使用し、金型は300mm×200mm×2mm厚の平板形状金型を用いた。金型には、加熱用のヒーターを埋め込むと共に、開閉バルブの付いた冷却パイプを設置した。
実施例1−3、及び比較例1−4における成形条件(樹脂組成物の溶融(射出)温度、充填時の金型温度及び充填後の金型温度)と、得られた射出成形品の体積固有抵抗を表1に示す。
尚、実施例1〜3では、溶融樹脂を金型内に射出充填後、約30秒間後に冷却パイプに冷却水を導入して金型温度を120℃まで冷却し、成形品を固化した。また、表1に示した以外の成形条件は、射出速度を5mm/sec、射出圧力を30kg/cm2、金型における冷却時間180秒とした。
体積固有抵抗はJIS K7194に基づいて測定した。
実施例1で作製した成形品のCNFの連結状態を観察した電子顕微鏡写真を図1に示す。
ポリカーボネート樹脂(出光興産株式会社製、出光タフロン:FN1900A、粘度平均分子量が19000、ガラス転移温度151℃)を使用し、カーボンブラック(EC600JD)を添加し、さらに、樹脂組成物の組成を表2に示すように変えた以外は、実施例1と同様にして、樹脂組成物ペレットを作製した。
このペレットを用いて、溶融温度を300℃、充填時の金型温度を250℃、充填後の金型温度を120℃とした他は、実施例1と同様にして射出成形をした。得られた成形品の体積固有抵抗を表2に示す。
PE:ポリエチレン
CNF:カーボンナノファイバー
CB:カーボンブラック
射出成形時の溶融温度を300℃、充填時及び充填後の金型温度を80℃とした他は、実施例5又は6と同様にして射出成形をした。
得られた成形品の体積固有抵抗を表2に示す。
樹脂組成物を表3に示す配合とした他は、実施例4又は比較例5の成形条件にて成形品を作製し、評価した。
得られた成形品の体積固有抵抗を表3に示す。
条件B:溶融温度を300℃、充填時の金型温度を250℃、充填後の金型温度を120℃とした。
(1)樹脂組成物ペレットの作製
ポリメタクリル酸メチル樹脂(三菱レーヨン製、VH:ガラス転移温度97℃)89wt%と、カーボンナノファイバー(CNF、昭和電工製:VGCF)6wt%と、高密度ポリエチレン(出光興産株式会社製、出光PE:110J)5wt%をドライブレンドした。これを二軸混練機(東芝機械製、TEM−35B)にて230℃で溶融混練し、樹脂組成物ペレットを得た。
上記の樹脂組成物ペレットを80℃で3時間乾燥した後、射出成形を行なった。射出成形機及び金型は、上記実施例1等と同じものを用いた。
実施例6,7、及び比較例11−14における成形条件(樹脂組成物の溶融(射出)温度、充填時の金型温度及び充填後の金型温度)と、得られた射出成形品の体積固有抵抗を表4に示す。
尚、実施例6,7では、溶融樹脂を金型内に射出充填後、約40秒間後に冷却パイプに冷却水を導入して金型温度を70℃まで冷却し、成形品を固化した。また、その他の成形条件は、射出速度を20mm/sec、射出圧力を10kg/cm2、金型における冷却時間200秒とした。
樹脂組成物ペレットの作製において、高密度ポリエチレンを添加せずに、カーボンナノファイバーを10wt%添加した他は、実施例7と同様にしてペレットを作製し、射出成形した。結果を表4に示す。
(1)樹脂組成物ペレットの作製
ポリプロピレン(出光興産株式会社製、出光ポリプロ、J−3000GP:融点166℃)81wt%と、カーボンナノファイバー(CNF、昭和電工製:VGCF)4wt%と、高密度ポリエチレン(出光興産株式会社製、出光PE:110J)15wt%をドライブレンドした。これを二軸混練機(東芝機械製、TEM−35B)にて230℃で溶融混練し、樹脂組成物ペレットを得た。
上記の樹脂組成物ペレットを80℃で3時間乾燥した後、射出成形を行なった。射出成形機及び金型は、上記実施例1等と同じものを用いた。
実施例8,9、及び比較例15,16における成形条件(樹脂組成物の溶融(射出)温度、充填時の金型温度及び充填後の金型温度)と、得られた射出成形品の体積固有抵抗を表5に示す。
尚、実施例8,9では、溶融樹脂を金型内に射出充填後、約60秒間後に冷却パイプに冷却水を導入して金型温度を60℃まで冷却し、成形品を固化した。また、その他の成形条件は、射出速度を10mm/sec、射出圧力を15kg/cm2、金型における冷却時間150秒とした。
実施例1,2及び比較例1,2において、高密度ポリエチレンの代わりにポリプロピレン(出光興産株式会社製、出光ポリプロ、J−785H)を使用した。その他は同様にして、樹脂組成物ペレットを作製し、射出成形を行った。結果を表6に示す。
Claims (7)
- 非晶性の熱可塑性樹脂、ポリエチレン系樹脂及びカーボンナノファイバーを含む樹脂組成物からなる導電性成形品の製造方法であって、
前記非晶性の熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)よりも70℃以上高い溶融温度で前記樹脂組成物を溶融し、
金型温度を(前記Tg+50)℃以上の温度とし、溶融状態の前記樹脂組成物を金型のキャビティ内に充填し、
前記樹脂組成物の充填後に、前記金型温度を前記ガラス転移温度以下とし、前記樹脂組成物を冷却する、導電性成形品の製造方法。 - ポリエチレン系樹脂を除く結晶性の熱可塑性樹脂、ポリエチレン系樹脂及びカーボンナノファイバーを含む樹脂組成物からなる導電性成形品の製造方法であって、
前記結晶性の熱可塑性樹脂の融点(Tm)よりも50℃以上高い溶融温度で前記樹脂組成物を溶融し、
金型温度を(前記Tm+30)℃以上の温度とし、溶融状態の前記樹脂組成物を金型のキャビティ内に充填し、
前記樹脂組成物の充填後に、前記金型温度を前記融点以下とし、前記樹脂組成物を冷却する、導電性成形品の製造方法。 - 前記樹脂組成物が、前記非晶性の熱可塑性樹脂又はポリエチレン系樹脂を除く結晶性の熱可塑性樹脂を70〜98.5wt%、前記ポリエチレン系樹脂を0.5〜20wt%、及び前記カーボンナノファイバーを0.5〜10wt%含む組成物である請求項1又は2に記載の導電性成形品の製造方法。
- 前記樹脂組成物が、前記非晶性の熱可塑性樹脂又はポリエチレン系樹脂を除く結晶性の熱可塑性樹脂を80〜94wt%、高密度ポリエチレン系樹脂を5.5〜15wt%、及び前記カーボンナノファイバーを0.5〜5wt%含む組成物である請求項1又は2に記載の導電性成形品の製造方法。
- さらに、前記樹脂組成物100重量部に対し、カーボンブラックを0.5〜10重量部含む請求項1〜4のいずれかに記載の導電性成形品の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の導電性成形品の製造方法により得られる導電性成形品。
- 体積固有抵抗が1010〔Ω・cm〕以下である請求項6記載の導電性成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201669A JP4589834B2 (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | 導電性成形品の製造方法及び導電性成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201669A JP4589834B2 (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | 導電性成形品の製造方法及び導電性成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007015333A JP2007015333A (ja) | 2007-01-25 |
JP4589834B2 true JP4589834B2 (ja) | 2010-12-01 |
Family
ID=37752891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005201669A Expired - Fee Related JP4589834B2 (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | 導電性成形品の製造方法及び導電性成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4589834B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180180A (ja) | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両 |
WO2013058181A1 (ja) * | 2011-10-18 | 2013-04-25 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂複合材料の製造方法及び樹脂複合材料 |
JP2015117253A (ja) * | 2012-04-20 | 2015-06-25 | 昭和電工株式会社 | 導電性樹脂組成物マスターバッチ |
JP6311677B2 (ja) * | 2015-08-21 | 2018-04-18 | マツダ株式会社 | 金属部材と樹脂部材との接合方法およびその方法で使用される樹脂部材 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03155007A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 導電性熱可塑性樹脂組成物 |
JP2002256153A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Toray Ind Inc | 導電性成形体およびその製造方法 |
JP2003342474A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Bridgestone Corp | 導電性樹脂材料 |
JP2003342475A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Bridgestone Corp | 導電性樹脂材料 |
JP2004035826A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Yuka Denshi Co Ltd | 高導電性樹脂成形品 |
JP2004034611A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Yuka Denshi Co Ltd | 高導電性樹脂成形品の成形方法 |
JP2005105015A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Nidec Copal Corp | 光学機器用樹脂材料 |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005201669A patent/JP4589834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03155007A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 導電性熱可塑性樹脂組成物 |
JP2002256153A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Toray Ind Inc | 導電性成形体およびその製造方法 |
JP2003342474A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Bridgestone Corp | 導電性樹脂材料 |
JP2003342475A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Bridgestone Corp | 導電性樹脂材料 |
JP2004035826A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Yuka Denshi Co Ltd | 高導電性樹脂成形品 |
JP2004034611A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Yuka Denshi Co Ltd | 高導電性樹脂成形品の成形方法 |
JP2005105015A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Nidec Copal Corp | 光学機器用樹脂材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007015333A (ja) | 2007-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7019613B2 (ja) | 正温度係数を有する導電性成形体 | |
Abbasi et al. | Properties of microinjection molding of polymer multiwalled carbon nanotube conducting composites | |
Meng et al. | Effect of nanoparticles on the mechanical properties of acrylonitrile–butadiene–styrene specimens fabricated by fused deposition modeling | |
Tiusanen et al. | Review on the effects of injection moulding parameters on the electrical resistivity of carbon nanotube filled polymer parts | |
KR101309738B1 (ko) | 고분자/필러의 전기전도성 복합체 및 이의 제조방법 | |
JP2011515551A (ja) | 相変化材料ポリマー複合物の生成方法 | |
Roudný et al. | Thermal conductive composites for FDM 3D printing: A review, opportunities and obstacles, future directions | |
JP4589834B2 (ja) | 導電性成形品の製造方法及び導電性成形品 | |
JP6705881B2 (ja) | 導電性樹脂組成物およびその製造方法 | |
CN111670220B (zh) | 导电浓缩树脂组合物、导电聚酰胺树脂组合物、其制备方法以及模制品 | |
JP2006097006A (ja) | 導電性樹脂組成物の製造方法及び用途 | |
JP5817518B2 (ja) | 導電性樹脂成形体 | |
Zhang et al. | Investigation on the mechanical performances of ternary nylon 6/SEBS elastomer/nano‐SiO2 hybrid composites with controlled morphology | |
Zhou et al. | Toward multi-functional polymer composites through selectively distributing functional fillers | |
KR102130295B1 (ko) | 전기전도도가 향상된 고분자 블렌드 조성물 및 이의 제조방법 | |
JP2017179369A (ja) | 衝撃強度に優れた電気伝導性樹脂複合体、電気伝導性樹脂組成物、及びその製造方法 | |
CN102449048A (zh) | 聚烯烃组合物 | |
Wang et al. | Thermal behavior and mechanical properties of nanocomposites of polycarbonate reinforced with multiwalled carbon nanotubes | |
Mohsin et al. | Enhanced thermal, mechanical and morphological properties of CNT/HDPE nanocomposite using MMT as secondary filler | |
KR101582590B1 (ko) | 고분자/하이브리드 전도성 필러의 전기 전도성 복합재료 및 이의 제조방법 | |
Costantino et al. | Characterization of PP/TPV/MMT ternary nanocomposites produced by injection molding | |
WO2006095821A1 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物及び熱可塑性樹脂成形品 | |
JP2006316103A (ja) | 射出成形用熱可塑性樹脂組成物、熱可塑性樹脂の射出成形方法、及び射出成形品 | |
JPWO2019181828A1 (ja) | 導電性樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP2008255256A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100907 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100910 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |